JP2018135870A - 内燃機関の冷却水系統の構造 - Google Patents

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【課題】内燃機関の冷間始動時の触媒の早期の活性化と熱害の防止との両立を図る。【解決手段】内燃機関0の冷却水系統を、内燃機関0の内部を流通する冷却水を複数の流れL1、L2に分流した上で、その一方の流れL1を気筒から排出され排気浄化用の触媒へと向かう排気を冷却するための熱交換器3に供給し、他方の流れL2を当該熱交換器3を経由せずに内燃機関0外へと導く構造とし、前記熱交換器3を経由せずに内燃機関0外に導かれる冷却水L2が流れる流路上に、熱交換器3に供給される冷却水L1が流れる流路のうちその断面積が最小となる部位よりも断面積が小さい絞り73を設けることとした。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の冷却水が循環する冷却水系統の構造に関する。
一般に、内燃機関の排気通路には、気筒から排出される排気中に含まれる有害物質を酸化/還元して浄化するための三元触媒が装着されている。
内燃機関が高回転域で運転されるとき、高温の排気が多量に触媒に流入することとなり、排気浄化用の触媒が過剰に昇温して熱害を受ける(溶損する)おそれが生じる。そのような熱害を防止するための手段の一つとして、気筒の排気ポートまたは排気マニホルドを取り巻くように熱交換器(排気冷却用アダプタ)を付設し、この熱交換器に内燃機関の冷却水を流通させることで、気筒から排出される排気と冷却水との間で熱交換を行わせ、排気を冷却した上で触媒に流入させることが行われている(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2011−236850号公報
一方で、三元触媒は、ある程度以上高温にならないと活性化せず十分な浄化性能を発揮できない。常に内燃機関の冷却水の全量を排気冷却用の熱交換器に流入させると、冷間始動後において触媒の温度上昇が遅れ、エミッションの悪化を招く懸念がある。
本発明は、内燃機関の冷間始動時の触媒の早期の活性化と熱害の防止との両立を図ることを所期の目的としている。
本発明に係る内燃機関の冷却水系統は、内燃機関の内部を流通する冷却水を複数の流れに分流した上で、その一方の流れを気筒から排出され排気浄化用の触媒へと向かう排気を冷却するための熱交換器に供給し、他方の流れを当該熱交換器を経由せずに内燃機関外へと導く構造とし、前記熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水が流れる流路上に、熱交換器に供給される冷却水が流れる流路のうちその断面積が最小となる部位よりも断面積が小さい絞りを設けることとした。
内燃機関の冷却水を、排気冷却用の熱交換器とは異なる別の熱交換器でも利用する場合には、前記熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水の一部または全部と、熱交換器に供給される冷却水の一部または全部とを合流させた後、当該冷却水と熱交換する別の熱交換器へと流入させるようにすることが好ましい。
本発明によれば、内燃機関の冷間始動時の触媒の早期の活性化と熱害の防止との両立を図ることができる。
本発明の一実施形態の冷却水系統の回路構成を模式的に示す図。 同実施形態の内燃機関の冷却水系統の要部の構造を示す斜視図。 同実施形態の冷却水系統における、熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水が流れる流路と、熱交換器に供給される冷却水が流れる流路との合流部の形状を示す斜視図及び断面図。 エンジン回転数及び冷却水ポンプの回転数と冷却水の流量との関係を示す図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1ないし図3に示すように、本実施形態の内燃機関0の冷却水系統は、内燃機関0の内部を流通し内燃機関0の各所を冷却する冷却水を同内燃機関0の内部で複数の流れL1、L2に分岐させ、かつその冷却水L1、L2を内燃機関0の外部へと流出させる流出口21、22を複数開設して、一方の流れL1を第一の流出口21から排気冷却用の熱交換器である水冷アダプタ3に流入させつつ、他方の流れL2を第二の流出口22から内燃機関0外へと導いて水冷アダプタ3を迂回させるように構成したものである。なお、図中、冷却水の流れを矢印で表している。
内燃機関0の冷却水は、冷却水ポンプ11により圧送され、内燃機関0の複数の気筒を内包するシリンダブロック1の内部から、それら気筒の燃焼室の天井部及び吸排気ポートを形成するシリンダヘッド2の内部に向かって上昇する。冷却水ポンプ11は、内燃機関0のクランクシャフトから回転駆動力の伝達を受ける機械式のポンプであることもあれば、電動機により駆動される電動式のポンプであることもあるが、基本的にはエンジン回転数が高くなるほど冷却水の吐出量及び吐出圧力を増大させる。機械式の冷却水ポンプ11は内燃機関0のクランクシャフトに従動し、その回転数はエンジン回転数に比例する。
シリンダヘッド2の内部に至った冷却水は当該シリンダヘッド2内で分流し、その一方の流れL1が、シリンダヘッド2の前方の側面に開口する第一の流出口21から流出して水冷アダプタ3へと流入する。水冷アダプタ3は、シリンダヘッド2の外部にあって、各気筒の排気ポートから排出される排気が流れる排気通路(排気マニホルドであることがある)4を取り囲む形状をなす。水冷アダプタ3に流入した冷却水L1は、当該排気通路4を流通する排気との間で熱交換し、排気浄化用の三元触媒(図示せず)へと向かう排気の温度を低下させる。しかる後、水冷アダプタ3から流出した冷却水L1は、水冷アダプタ3の出口に接続した流通管5に流入し、この流通管5を通じて内燃機関0外にある別の熱交換器9へと向かう。熱交換器9は、車室内の空気と熱交換して空気を暖めるエアコンディショナのヒータコアであったり、内燃機関0に付随するEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置により排気通路4から吸気通路へと還流するEGRガスと熱交換してEGRガスを冷却するEGRクーラであったり、あるいは、車両に搭載された自動変速機の作動流体(トランスミッションフルード)と熱交換して作動流体を暖めるATFウォーマ若しくはCVTウォーマであったりする。
シリンダヘッド2内で分流した他方の流れL2は、シリンダヘッド2の側方の側面に開口する第二の流出口22から流出し、この第二の流出口22に接続したバイパス管6に流入する。バイパス管6は、第二の流出口22から真っ直ぐに伸びる。そして、バイパス管6は、第一の流出口21から引き回された流通管5における真っ直ぐに伸びる部位と略直交し、これに接続して連通する。つまり、シリンダヘッド2内で分岐した二つの冷却水の流れL1、L2が、流通管5とバイパス管6との接続部7において合流することとなる。合流した冷却水L1、L2は、既に述べた別の熱交換器9に流入し、その熱交換器9において他の流体、具体的には車室内の空気、EGRガス、または変速機の作動流体と熱交換を行う。しかる後、冷却水L1、L2は再び冷却水ポンプ11に吸い込まれる。
内燃機関0の内部で高温となった冷却水は、ラジエータ8において強制空冷する。図示例では、ラジエータ8の入口と接続する導入管81をシリンダヘッド2に、ラジエータ8の出口と接続する導出管82をシリンダブロック1に、それぞれ接続している。冷却水の温度が所定の閾値以上に高まったとき、ラジエータ8に連なる流通経路(特に、導出管82)を開閉するサーモスタット12が開弁する。結果、シリンダヘッド2内を流れる冷却水が、導入管81を通じてラジエータ8に流入するようになる。ラジエータ8により空冷された冷却水は、導出管82を通じてシリンダブロック1内へと還流する。
しかして、本実施形態では、図1及び図3に示しているように、水冷アダプタ3を経由せずに迂回する冷却水L2が流れる流路上(即ち、シリンダヘッド2に開設した第二の流出口22から、バイパス管6と流通管5とが連通する箇所までの間)の所要の位置に絞り73を設けることで、シリンダヘッド2から流出し水冷アダプタ3に至る一方の流れL1の流量と、シリンダヘッド2から流出するが水冷アダプタ3を迂回する他方の流れL2の流量との比を調整している。
バイパス管6の冷却水L2を流通させ得る流路断面積(換言すれば、バイパス管6の内径または内寸)は、水冷アダプタ3に供給される冷却水L1が流れる流路(即ち、第一の流出口21から、水冷アダプタ3を経て流通管5に至りこの流通管5とバイパス管6とが連通する箇所までの間)における、冷却水L1を流通させ得る流路断面積(換言すれば、当該流路の内径または内寸)が最小となる部位の流路断面積に略等しい。その上で、絞り73の冷却水L2を通過させ得る断面積(換言すれば、絞り73の内径または内寸)の大きさを、それらの流路断面積よりも小さく設定する。
図3に示すように、本実施形態にあっては、流通管5とバイパス管6とを、平面視T字形をなすジョイント7を介して接続している。ジョイント7は、流通管5の延伸方向に沿って伸長する筒状の主管部71に、バイパス管6の延伸方向に沿って伸長する筒状の副管部72を突き当てた形状をなす。副管部72の周壁の先端は、主管部71の周壁に側方から接合しており、その周壁に囲まれた副管部72の内部が主管部の周壁に面している。そして、副管部72の内部と向かい合う主管部71の周壁に、副管部72の内径よりも径の小さい貫通孔70を穿つことにより、副管部72の内部を主管部71の内部に連通させ、ひいてはバイパス管6を流通管5に連通させている。なおかつ、貫通孔70の周縁に残存する主管部71の周壁を、水冷アダプタ3を経由せずに迂回する冷却水の流れL2に対する絞り73としている。この絞り73はバイパス管6の終端に位置し、貫通孔70の面積(内径または内寸)が絞り73の開口断面積(内径または内寸)となる。そして、絞り73の開口断面積は、副管部72の冷却水L2を流通させ得る流路断面積(換言すれば、副管部72の内径または内寸)よりも小さく、またバイパス管6の流路断面積よりも小さくなる。
シリンダヘッド2の第一の流出口21から流出し水冷アダプタ3及び流通管5を流れる冷却水L1の流量、及び第二の流出口22から流出しバイパス管6を流れる冷却水L2の流量に関して補足する。ハーゲン・ポアズイユの流れの式によると、断面積が一定で水平に置かれた、流路断面が円形状をなす直管の非圧縮性定常流れの体積流量Qは、
Q=−(πa4/8η)・(ΔP/l)
と与えられる。ここで、aは管路断面の半径、ηは流体の粘性係数、ΔPは長さlの管の両端の差圧である。管内の平均流速vは、
v=Q/πa2=(a2/8η)・(ΔP/l)
となる。即ち、直管を流れる非圧縮粘性流体の平均流速vは、差圧ΔPに比例する。
一方で、流路断面積がステップ的に急縮小する急縮小管や、流路断面積がステップ的に急拡大する急拡大管では、流れのエネルギに損失が発生する。急縮小部位または急拡大部位の上流側の圧力P1と下流側の圧力P2との差圧(P1−P2)、つまりは縮小損失または拡大損失による圧力降下は、
(P1−P2)=ζ・(ρw2/2)
となる。ここで、ζは実験的に求められる損失係数、ρは流体密度である。wは、急縮小部位または急拡大部位の上流における平均流速であって、
w=√{(2/ζρ)・(P1−P2)}
となる。即ち、急縮小管や急拡大管を流れる非圧縮粘性流体の平均流速wは、差圧(P1−P2)の1/2乗に比例する。
エンジン回転数が低く、冷却水ポンプ11の回転数及び吐出圧力が低い領域では、水冷アダプタ3を経由せずに迂回する冷却水L2が流れる流路上の絞り73の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧は小さい。だが、エンジン回転数が高まり、冷却水ポンプ11の回転数及び吐出圧力が高くなると、同流路上の絞り73の上流側と下流側との差圧が大きくなる。絞り73は急縮小管及び急拡大管と見ることができるので、水冷アダプタ3を経由せずに迂回する冷却水L2の流量、即ちバイパス管6を流れる冷却水L2の流量は、大まかに言えば上記の流速wに近い、絞り73の上流側と下流側との差圧の1/2乗に比例して増大する傾向を有することとなる。
これに対し、水冷アダプタ3を経由した冷却水L1が流れる流通管5には絞りを設けておらず、流通管5を流れる冷却水には絞りによる損失が生じない。よって、流通管5を流れる冷却水L1の流量は、大まかに言えば上記の流速vに近い、冷却水ポンプ11の吐出圧力の上昇に追従して増大する傾向を有する。よって、図4に示すように、エンジン回転数が低いときには、流通管5を流れる冷却水L1の流量に対する、バイパス管6を流れる冷却水L2の流量の比率がある程度以上に大きいが、エンジン回転数が高まるほど、その比率が小さくなってゆく。なお、図中、流通管5を流れる冷却水L1の流量をハッチングで表し、バイパス管6を流れる冷却水L2の流量を網点で表している。
つまり、低回転域では冷却水L2がバイパス管6を相対的に多く流れ、その分水冷アダプタ3に流入する冷却水L1の量が抑制されるが、高回転域ではバイパス管6を流れる冷却水L2の流量が相対的に小さくなり、水冷アダプタ3に流入する冷却水L1の流量が顕著に増加する。従って、内燃機関0の冷間始動直後の暖機運転中には、水冷アダプタ3による排気の冷却性能が抑制され、より高い温度の排気を三元触媒に流入させることが可能となって、触媒の速やかな温度上昇が促進される。翻って、気筒から多量の排気が排出される高回転域での運転中には、水冷アダプタ3による排気の水冷性能が高まり、触媒が熱害を受けることを適切に防止できるのである。
本実施形態における内燃機関0の冷却水系統は、内燃機関0の内部を流通する冷却水を複数の流れL1、L2に分流した上で、その一方の流れL1を気筒から排出され排気浄化用の触媒へと向かう排気を冷却するための熱交換器(水冷アダプタ)3に供給し、他方の流れL2を当該熱交換器3を経由せずに内燃機関0外へと導く構造を有し、前記熱交換器3を経由せずに内燃機関0外に導かれる冷却水L2が流れる流路上に、熱交換器3に供給される冷却水L1が流れる流路のうちその断面積が最小となる部位よりも断面積の小さい絞り73を設けたものである。
本実施形態によれば、低回転域において排気冷却用の熱交換器3に冷却水をあまり流さないようにして触媒の温度を高く保つとともに、高回転域においては当該熱交換器3に多量の冷却水を供給して触媒に流入する排気の温度を抑制することが可能となる。このような熱交換器3への冷却水の流入量の制御を実現するために、必ずしも電磁ソレノイド弁等を流路上に設置する必要はなく、コストの増大を招かない。尤も、熱交換器3への冷却水の流入量を調節する目的で電磁ソレノイド弁等を設置することを妨げるものではない。
製造後市場に出荷される内燃機関0に冷却水を注水する際には、内燃機関0及び冷却水ポンプ11を運転して冷却水を循環させ、シリンダヘッド2の内部の冷却水通路から空気を追い出す必要がある。本実施形態によれば、シリンダヘッド2内部の空気をバイパス管6を介して直接取り出すことが可能であり、流通管5とバイパス管6との接続部7またはこれよりも下流に設けた空気抜き用の孔91から空気を容易に排出させることができる。
排気冷却用の熱交換器3を経由せずに内燃機関0外に導かれる冷却水L2と、同熱交換器3に供給される冷却水L1とは、合流の後、当該冷却水L1、L2と熱交換する別の熱交換器9に流入する。これにより、当該熱交換器(特に、ヒータコア)9に必要十分な量の冷却水を供給することができ、同熱交換器9が十分な性能を発揮できる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、排気冷却用の熱交換器3に向かう冷却水の流れL1と、同熱交換器3を迂回する冷却水の流れL2とを、内燃機関0のシリンダヘッド2の内部で分岐させていたが、内燃機関の外部で流れを分岐させるようにしても構わない。
また、上記実施形態では、排気冷却用の熱交換器3をシリンダヘッド2の外部にアダプタの形で取り付けていたが、シリンダヘッドの内部に熱交換器を(シリンダヘッド内に形成された排気ポートまたは排気マニホルドを取り巻くように)造り込んでもよい。
上記実施形態では、排気冷却用の熱交換器3に供給された冷却水L1の全部と、同熱交換器3を迂回した冷却水L2の全部とを合流させた上で別の熱交換器9に流入させていたが、排気冷却用の熱交換器に供給された冷却水の一部、及び/または、同熱交換器を迂回した冷却水の一部を、別の熱交換器に流入させないということもあり得る。
その他、各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両等に搭載される内燃機関に適用することができる。
0…内燃機関
3…排気冷却用の熱交換器
73…絞り
9…別の熱交換器
L1…熱交換器に供給される冷却水の流れ
L2…熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水の流れ

Claims (2)

  1. 内燃機関の内部を流通する冷却水を複数の流れに分流した上で、その一方の流れを気筒から排出され排気浄化用の触媒へと向かう排気を冷却するための熱交換器に供給し、他方の流れを当該熱交換器を経由せずに内燃機関外へと導く構造であって、
    前記熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水が流れる流路上に、熱交換器に供給される冷却水が流れる流路のうちその断面積が最小となる部位よりも断面積が小さい絞りを設けた内燃機関の冷却水系統の構造。
  2. 前記熱交換器を経由せずに内燃機関外に導かれる冷却水の一部または全部と、熱交換器に供給される冷却水の一部または全部とを合流させた後、当該冷却水と熱交換する別の熱交換器へと流入させる請求項1記載の内燃機関の冷却水系統の構造。
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