JP2018132824A - 操作装置 - Google Patents

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勝之 今西
Katsuyuki Imanishi
勝之 今西
真二 畑中
Shinji Hatanaka
真二 畑中
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Abstract

【課題】室内に設けられる各種入力スイッチの全体を対象として、入力スイッチの実形状を基に、直感的に分かり易い入力操作を可能とする操作装置を提供する。【解決手段】操作者の手のジェスチャによって、室内11に設けられた所定機器に対する入力操作を行う操作装置において、表示部120にスイッチ画像110を表示させ、センサ部130からの検出信号を受けて、ジェスチャに基づく動きを示すジェスチャ画像111を、スイッチ画像110に対して合成すると共に、スイッチ画像110のうち操作者が希望する希望スイッチ画像112に対して、ジェスチャ画像111による所定の操作ジェスチャがあると、希望スイッチ画像112に対応するスイッチ信号を所定機器へ出力する制御部140を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、操作者のジェスチャ操作による入力を可能とする操作装置に関するものである。
従来の操作装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。即ち、特許文献1の操作装置(車載用ジェスチャースイッチ装置)は、車両に搭載され、画像表示装置、カメラ、センサ、およびコンピュータを備えている。
画像表示装置は、車両のインストルメントパネルの中央上部に配置されて、車載機器に対する操作用のスイッチとして、予め決められたスイッチ操作部(アイコン)を表示するようになっている。また、カメラは、画像表示装置の下部に設けられて、画像表示装置と運転席との間に設定された指定領域(仮想の操作空間)における運転者の手の動き(ジェスチャ操作)を撮影するようになっている。また、センサは、運転者の指定領域におけるジェスチャ操作のスタート動作、および終了動作を検出するようになっている。
そして、コンピュータは、センサによる動作検出信号に基づいて画像表示装置のスイッチ操作部に対応するジェスチャ操作が開始されたと判断すると、スイッチ操作部が操作されたことを示す応答表示を画像表示装置に行うと共に、ジェスチャ操作されたスイッチ操作部に対応する入力指示を車載機器に対して行うようになっている。
このように、特許文献1の操作装置では、画像表示装置のスイッチ操作部に直接触れずとも、空中でのジェスチャ操作によって、車載機器への入力操作が可能となっている。
特開2010−184600号公報
しかしながら、上記特許文献1では、画像表示装置に予め決められたスイッチ操作部の操作しかできず、入力操作の対象は、画像表示装置におけるスイッチ操作部に限定される。また、上記特許文献1では、スイッチ操作部は、画像表示装置で表示されるアイコンとなっており、車室内に搭載される実際のスイッチの形状を表示するものにはなっておらず、直感的な操作感覚が得られにくい。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、室内に設けられる各種入力スイッチの全体を対象として、入力スイッチの実形状を基に、直感的に分かり易い入力操作を可能とする操作装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
本発明では、操作者の手のジェスチャによって、室内(11)に設けられた所定機器に対する入力操作を行う操作装置において、
所定機器用の各種入力スイッチ(20)の全体を対象として、実体を反映したスイッチ画像(110)と、
スイッチ画像を表示する表示部(120)と、
予め定めた領域で、ジェスチャを検出するセンサ部(130)と、
表示部にスイッチ画像を表示させ、センサ部からの検出信号を受けて、ジェスチャに基づく動きを示すジェスチャ画像(111)を、スイッチ画像に対して合成すると共に、スイッチ画像のうち操作者が希望する希望スイッチ画像(112)に対して、ジェスチャ画像による所定の操作ジェスチャがあると、希望スイッチ画像に対応するスイッチ信号を所定機器へ出力する制御部(140)と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、室内(11)に設定された所定機器用の各種入力スイッチ(20)の全体を対象としたスイッチ画像(110)が表示部(120)に表示される。また、センサ部(130)によって、予め定めた領域で行われる操作者の手のジェスチャが検出される。そして、制御部(140)によって、表示部(120)には、ジェスチャに基づくジェスチャ画像(111)がスイッチ画像(110)に対して合成表示される。
操作者は、表示部(120)を見ながら、スイッチ画像(110)のうち、希望する希望スイッチ画像(112)に対して、予め定めた領域で所定の操作ジェスチャをすると、制御部(140)は、希望スイッチ画像(112)に対応するスイッチ信号を所定機器に出力する。
つまり、操作者は、実際の各種入力スイッチ(20)に対して、手を延ばすことなく、あるいは実際には手の届かない領域のスイッチに対しても、各種入力スイッチ(20)の全体を対象として、表示部(120)の画面上で、希望するスイッチの入力操作が可能となる。そして、スイッチ画像(110)は、各種入力スイッチ(20)の実体を反映した画像となっているので、見慣れた実際の各種入力スイッチ(20)を操作するような対応が可能となり、直感的に分かり易い入力操作が可能となる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示すものである。
第1実施形態における操作装置の全体構成を示す構成図である。 車両における各種入力スイッチを示す説明図である。 操作装置の構成を示すブロック図である。 制御部が行う制御内容を示すフローチャートである。 運転者のジェスチャと表示部に表示される画像とを示す説明図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の操作装置100について図1〜図5を用いて説明する。本実施形態の操作装置100は、車両10に搭載されており(車両10に適用されており)、操作者である運転者(ドライバ)、あるいは同乗者の手のジェスチャによって、各種車載機器(所定機器)に対する入力操作を行うものとなっている。以下、操作者は、主に運転者を例にして説明する。
図1〜図3に示すように、車両10には、各種車載機器を作動させるための各種入力スイッチ(各種スイッチ群)20が設けられている。各種車載機器としては、例えば、エアコン装置、オーディオ装置、電動シート装置、走行モード設定装置、パーキングブレーキ装置、ドアロック装置、各席のドアにおけるウインドウ開閉装置、および、後席におけるサンシェード装置等がある。
そして、各種入力スイッチ20としては、エアコン用スイッチ21、オーディオ用スイッチ22、電動シート用スイッチ23、走行モード設定用スイッチ24、パーキングブレーキ用スイッチ25、ドアロック用スイッチ26a、各席ウインドウ用スイッチ26b、ウインドウ用スイッチ27a、28a、29a、およびサンシェード用スイッチ28b、29b等がある。
尚、エアコン用スイッチ21、オーディオ用スイッチ22等は、更に、個々の作動設定を行うためのスイッチに分かれている。例えば、エアコン用スイッチ21には、内外モード切替えスイッチ21a、吹出しモード切替えスイッチ21b、風量切替えスイッチ21c、温度設定スイッチ21d等が設けられている。
各種入力スイッチ20が、運転者、あるいは同乗者によって直接的に操作されると、コントローラ20A(図3)によって、各種車載機器は、作動されるようになっている。
各種入力スイッチ20のうち、エアコン用スイッチ21、オーディオ用スイッチ22、電動シート用スイッチ23、走行モード設定用スイッチ24、およびパーキングブレーキ用スイッチ25は、インストルメントパネル12の中央部で、運転者と向かい合う面に設けられている。また、ドアロック用スイッチ26a、各席ウインドウ用スイッチ26bは、運転席側ドア14に設けられている。また、ウインドウ用スイッチ27aは、助手席側ドア15に設けられている。また、ウインドウ用スイッチ28a、サンシェード用スイッチ28bは、右後席側ドア16に設けられている。また、ウインドウ用スイッチ29a、サンシェード用スイッチ29bは、左後席側ドア17に設けられている。
エアコン用スイッチ21、オーディオ用スイッチ22、電動シート用スイッチ23、ドアロック用スイッチ26a、各席ウインドウ用スイッチ26b、ウインドウ用スイッチ27a、28a、29a、サンシェード用スイッチ28b、29bは、例えば、プッシュ式のスイッチとなっている。また、走行モード設定用スイッチ24は、例えば、ダイヤル式のスイッチとなっている。
操作装置100は、スイッチ画像110、表示部120、センサ部130、および制御部140等を備えている。
スイッチ画像110は、室内11に設定された各種入力スイッチ20の全体を対象として、実体を反映した画像となっており、例えば、後述する制御部140の記憶部(ROM)に記憶されている。スイッチ画像110は、ここでは、例えば、実形状のまま予め撮影された撮影画像となっており、運転者にとっては見慣れた画像となっている。尚、スイッチ画像110としては、上記のような撮影画像に代えて、実体に準ずるように作成されたCG(コンピュータグラフィックス)の画像等としてもよい。そして、スイッチ画像110は、後述するように運転者のジェスチャが行われている間、後述する表示部120に表示されるようになっている。
表示部120は、例えば、液晶ディスプレイ、あるいは有機ELディスプレイ等によって形成されており、運転者の見やすい位置、例えば、インストルメントパネル12の中央上部に設けられている。表示部120は、通常は、例えば、ナビゲーション装置用の表示部として、地図情報、自車位置情報、および目的地案内情報等を表示するようになっているが、運転者によるジェスチャが行われている間、後述する制御部140により表示制御されて、スイッチ画像110、および手の画像111等を表示するようになっている。
センサ部130は、ステアリング13の周囲の領域(予め定めた領域)で、運転者の手のジェスチャを検出するものとなっており、例えば、運転者側のAピラーの上部に設けられている。センサ部130は、例えば、カメラ(2D)、ステレオカメラ(3D)、あるいはTOF(Time Of Flight)方式を用いたTOFカメラが使用されて、運転者の手(指)の位置、動き(ジェスチャ)を検出するものとなっている。センサ部130は、検出した検出信号を後述する制御部140に出力するようになっている。
制御部140は、中央演算処理装置としてのCPU、演算を行うRAM、演算用プログラム、各種データ等を記憶するROM等を有するコンピュータから形成されている。制御部140は、センサ部130からの検出信号に基づいて、表示部120にスイッチ画像110を表示させ、また、運転者のジェスチャに基づく動きを示すジェスチャ画像(手の画像111)を形成して、スイッチ画像110に対して合成するようになっている。
更に、制御部140は、スイッチ画像110のうち運転者が操作対象として希望する希望スイッチ画像112に対して、ジェスチャ画像による所定の操作ジェスチャがあると、希望スイッチ画像112に対応するスイッチ信号を車載機器へ出力するようになっている(詳細後述)。
尚、運転者が行うジェスチャは、以下のものが予め設定され、制御部140に記憶されており、制御部140は、ジェスチャの種類に応じて、入力操作のための制御を行うようになっている。
運転者が行うジェスチャとしては、開始ジェスチャ、領域選択ジェスチャ、拡大表示ジェスチャ、所定の操作ジェスチャ、および終了ジェスチャ等がある。
開始ジェスチャは、運転者によるジェスチャ操作を開始することを示すジェスチャであり、例えば、親指を除く4本の指を上に向けて立てるようにしたジェスチャとして設定されている。
領域選択ジェスチャは、各種入力スイッチ20の全体が撮影されたスイッチ画像110のうち、運転者が希望するスイッチ群の領域(インストルメントパネル中央領域なのか、右後席側あるいは左後席側の領域なのか等)を選択することを示すジェスチャであり、例えば、スイッチ画像110に対して選択したい領域を人差し指で円を描くようにしたジェスチャとして設定されている。
拡大表示ジェスチャは、希望するスイッチ群の中で、運転者が操作対象として希望するスイッチ周りを拡大表示することを示すジェスチャであり、例えば、スイッチ画像110に対して希望するスイッチを狙うように、手を少し前に移動させるようにしたジェスチャとして設定されている。
所定の操作ジェスチャは、希望するスイッチに対して、実際のスイッチ操作と同様の入力動作を行うことを示すジェスチャであり、例えば、プッシュ式のスイッチであれば、人差し指で押すようにしたジェスチャ、また、ダイヤル式のスイッチであれば、2本の指で摘まんで回転させるようなジェスチャとして設定されている。
終了ジェスチャは、運転者によるジェスチャ操作を終了することを示すジェスチャであり、例えば、親指を除く4本の指を車両前方側に向けて倒すようにしたジェスチャとして設定されている。
本実施形態の操作装置100は、以上のように構成されており、次に、制御部140が実行する入力操作制御の内容について、図4、図5を加えて説明する。
図4に示すフローチャートにおいて、まず、ステップS100で、制御部140は、センサ部130からの検出信号(以下、カメラ画像)に基づき、運転者による開始ジェスチャ(4本指を立てる)を認識すると、システムを起動させる。このとき、制御部140は、表示部120にスイッチ画像110(図2の室内11における全体のスイッチイメージの画像)を表示させる(図5(1))。
次に、ステップS110で、制御部140は、センサ部130からのカメラ画像を基に、運転者の手の位置、姿勢を認識し、スイッチ画像110内の所定位置、例えば、中央部に手の画像111を合成表示させる(図5(1))。手の画像111は、運転者の実際の手の動きに応じた画像となって表示されるものであり、主に手首から指先側が実画像となっており、手首から腕側においては、透けて見えるような画像となっている。手の画像111は、本発明におけるジェスチャ画像に対応する。
次に、ステップS120で、制御部140は、カメラ画像から運転者の上下左右の手振り動作を検出したら、手の画像111を同様に上下左右に移動させるように表示する。制御部140は、最初に運転者の手を検出した時点で、その時の手の位置座標を、スイッチ画像110の中央部に設定し、あとは、その中央部位置を基準として、手振り動作に伴う手の位置を相対的に定義して、スイッチ画像110上で手の画像111を移動表示するようになっている。
次に、ステップS130で、制御部140は、カメラ画像から運転者による領域選択ジェスチャ(指で円を描く)を認識すると、室内11における全体のスイッチ画像110から選択された領域のスイッチ画像110を表示させる。図5(2)では、例えば、インストルメントパネル12の中央部におけるスイッチ群(各スイッチ21〜25)の領域が選択されて、表示された状態を示している。
次に、ステップS140で、制御部140は、カメラ画像から運転者による拡大表示ジェスチャ(希望スイッチに向けて手を前に移動)を認識すると、希望対象として選択されたスイッチ(およびその周り)を所定のサイズで拡大して、希望スイッチ画像112として表示させる(図5(3))。
次に、ステップS150で、制御部140は、カメラ画像から運転者による希望スイッチ画像112に対する所定の操作ジェスチャ(プッシュあるいは回転等の入力動作)を認識すると、希望スイッチ画像112に対してオン判定する。
そして、ステップS160で、制御部140は、希望スイッチ画像112に対応する実際のスイッチにオン指令信号を出力する。即ち、希望スイッチ画像112に対応する実際のスイッチのスイッチ信号をコントローラ20Aに出力させて、対応する車載機器に出力して、作動させる(図5(5))。併せて、制御部140は、所定のスピーカ等から、スイッチが操作されたことを示す反応音(例えば、ピッという音)を出力させると共に、希望スイッチ画像112の周囲を発光させる(図5(4))。つまり、スイッチ画像110上において仮想操作されたものではあるものの、実際のスイッチが操作されたかのごとく運転者に実感できるような反応(音と光)を示すのである。
そして、ステップS170で、カメラ画像から運転者による終了ジェスチャ(4本の指を倒す)を認識すると、一連の入力操作制御を終了する。終了ジェスチャがないと認識すると、ステップS100〜ステップS170を繰り返す。
以上のように本実施形態によれば、室内11に設定された車載機器用の各種入力スイッチ20の全体を対象としたスイッチ画像110が表示部120に表示される。また、センサ部130によって、車両10のステアリング13の周囲で行われる運転者の手のジェスチャが検出される。そして、制御部140によって、表示部120には、ジェスチャに基づく手の画像111(ジェスチャ画像)がスイッチ画像110に対して合成表示される。
運転者は、表示部120を見ながら、スイッチ画像110のうち、希望する希望スイッチ画像112に対して、ステアリング13の周囲で所定の操作ジェスチャをすると、制御部140は、希望スイッチ画像112に対応するスイッチ信号を車載機器に出力する。
つまり、車両10においては、図2で説明したように、各種入力スイッチ20は、インストルメントパネル12に限らず、各ドア14〜17等にも設けられており、運転者の手の届くものや、手の届かないものがある。よって、本実施形態では、運転者は、実際の各種入力スイッチ20に対して、手を延ばすことなく、あるいは実際には手の届かない領域のスイッチに対しても、各種入力スイッチ20の全体を対象として、表示部120の画面上で、希望するスイッチの入力操作が可能となる。例えば、運転席に居ながら後席のサンシェード用スイッチ28b、29bの操作が可能となる。そして、スイッチ画像110は、各種入力スイッチ20の実体を反映した画像となっているので、見慣れた実際の各種入力スイッチ20を操作するような対応が可能となり、直感的に分かり易い入力操作が可能となる。
また、運転者は、ステアリング13の周囲で行うジェスチャによって入力操作が可能なことから、ステアリング13から離れた位置でジェスチャを行う必要がないため、運転に支障をきたすことがなく、安全運転を継続することができる。
また、本実施形態では、制御部140は、スイッチ画像110中の各種入力スイッチ20のうち、予め定めた運転者の行う領域選択ジェスチャに基づいて、選択された領域の入力スイッチを表示部120に表示させるようにしている。これにより、運転者が選択した領域の入力スイッチの入力操作を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、制御部140は、予め定めた運転者の行う拡大表示ジェスチャに基づき、表示部120における希望スイッチ画像112を拡大して表示させるようにしている。これにより、希望するスイッチに対して、確実に且つ容易に入力操作することが可能になる。
また、本実施形態では、制御部140は、予め定めた運転者の行う開始ジェスチャから終了ジェスチャの間、センサ部130からの検出信号(カメラ画像)を受付けるようにしている。これにより、この間においては、運転者のジェスチャを確実に反映した入力操作が可能となる。換言すると、開始ジェスチャから終了ジェスチャの間以外のときは、運転者の手の動きをジェスチャとして受付けないので、運転者の意に反するような入力操作制御をしてしまうことがなくなる。
また、本実施形態では、制御部140は、所定の操作ジェスチャがあると、入力操作が成されたことを示す反応音を発生させると共に、希望スイッチ画像112を発光表示させるようにしている。これにより、スイッチ画像110上における仮想操作であっても、あたかも実際のスイッチが操作されたかのごとく運転者は実感(認識)することができる。
また、本実施形態では、制御部140は、ジェスチャ画像を、運転者の実際の手の画像111として形成するようにしている。これにより、運転者は、リアリティのある画像として認識することができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、ジェスチャに基づく入力操作制御を開始する際に、室内11の全体にわたる各種入力スイッチ20のスイッチ画像110(図2に準ずる画像)を表示するようにしたが、これに限定されることなく、以下のようにしてもよい。
例えば、運転者の操作に基づいて、表示部120におけるスイッチ画像110の初期表示として、各種入力スイッチ20の全体のうち、所定の領域のスイッチに切替え可能とする初期表示切替え部を設けるものとする。初期表示切替え部は、例えば、表示部120において、入力操作制御時にかかる初期画像設定アイコン(ボタン)を設けて、このアイコン操作によって、所定の領域のスイッチ画像の表示からスタートする設定を行うものとすることができる。
このような初期表示切替え部によって、初期表示として、例えば、運転者の使用頻度の高いインストルメントパネル12の中央部に配置される各種スイッチ21〜25等を初期のスイッチ画像110として設定することが可能となる。この場合は、図4で説明したステップS130を省略できる。
また、運転者の行うジェスチャとして、表示されている現在のスイッチ画像110(所定の領域のスイッチの表示)を、希望する方向にスクロールさせるスクロールジェスチャを予め定めておき、このスクロールジェスチャによって、スクロール表示させるようにしてもよい。スクロールジェスチャは、例えば、スクロールしたい方向に人差し指を移動させるジェスチャとすることができる。これにより所定の領域のスイッチ表示から他の所定領域のスイッチの表示に簡単に変更させることができる。
また、本発明の最小限の構成は、所定の操作ジェスチャに対して、入力操作制御するものであり、開始ジェスチャ、領域選択ジェスチャ、拡大表示ジェスチャ、終了ジェスチャ、スクロールジェスチャの少なくとの1つに基づく処理は、必要に応じて付加したものとしてもよい。
また、上記第1実施形態では、開始ジェスチャと終了ジェスチャの間で入力操作制御を行うものとしたが、開始ジェスチャの後に、予め定めた所定時間の間、所定のジェスチャに伴う入力操作制御を行う(受付ける)ものとしてもよい。
また、上記第1実施形態では、ジェスチャ画像として、運転者の実際の手の画像111としたが、これに限らず、実際の手を模したロボットハンドのような画像としてもよい。あるいは、入力操作の対象となるスイッチがすべてプッシュ式のスイッチであれば、矢印のようなアイコンやポインタ等の画像としてもよい。
また、上記第1実施形態では、操作者を主に運転者として説明したが、車載用において、これに限定されることなく、操作者は、同乗者(助手席者等)としてもよい。
また、上記第1実施形態では、本操作装置を車載用として説明したが、これに限定されることなく、一般家庭、あるいは店舗等における所定機器(室内の照明器、テレビ、空調装置、オーディオ機器等)を操作するものに適用してもよい。この場合は、室内において予め定めた領域を設定しておいて、センサ部は、この領域における操作者のジェスチャを検出するようにする。また、表示部も室内の予め定めた領域で操作者がよく見える位置に設定するのがよい。
10 車両
11 室内
13 ステアリング
20 各種入力スイッチ
100 操作装置
110 スイッチ画像
111 手の画像(ジェスチャ画像)
112 希望スイッチ画像
120 表示部
130 センサ部
140 制御部

Claims (9)

  1. 操作者の手のジェスチャによって、室内(11)に設けられた所定機器に対する入力操作を行う操作装置において、
    前記所定機器用の各種入力スイッチ(20)の全体を対象として、実体を反映したスイッチ画像(110)と、
    前記スイッチ画像を表示する表示部(120)と、
    予め定めた領域で、前記ジェスチャを検出するセンサ部(130)と、
    前記表示部に前記スイッチ画像を表示させ、前記センサ部からの検出信号を受けて、前記ジェスチャに基づく動きを示すジェスチャ画像(111)を、前記スイッチ画像に対して合成すると共に、前記スイッチ画像のうち前記操作者が希望する希望スイッチ画像(112)に対して、前記ジェスチャ画像による所定の操作ジェスチャがあると、前記希望スイッチ画像に対応するスイッチ信号を前記所定機器へ出力する制御部(140)と、を備える操作装置。
  2. 前記制御部は、前記スイッチ画像中の前記各種入力スイッチのうち、予め定めた前記操作者の行う領域選択ジェスチャに基づいて、選択された領域の入力スイッチを前記表示部に表示させる請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記制御部は、予め定めた前記操作者の行う拡大表示ジェスチャに基づき、前記表示部における前記希望スイッチ画像を拡大して表示させる請求項1または請求項2に記載の操作装置。
  4. 前記制御部は、予め定めた前記操作者の行う開始ジェスチャから所定時間、あるいは前記開始ジェスチャから、予め定めた前記操作者の行う終了ジェスチャの間、前記センサ部からの前記検出信号を受付ける請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の操作装置。
  5. 前記制御部は、前記所定の操作ジェスチャがあると、入力操作が成されたことを示す反応音を発生させると共に、前記希望スイッチ画像を発光表示させる請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の操作装置。
  6. 前記制御部は、前記ジェスチャ画像を、前記操作者の実際の手の画像として形成する請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の操作装置。
  7. 前記操作者の操作に基づいて、前記表示部における前記スイッチ画像の初期表示として、前記各種入力スイッチの全体のうち、所定の領域のスイッチの表示に切替え可能とする初期表示切替え部を有する請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の操作装置。
  8. 前記制御部は、予め定めた前記操作者の行うスクロールジェスチャに基づいて、前記所定の領域のスイッチの表示をスクロール表示させる請求項7に記載の操作装置。
  9. 車両(10)に搭載され、
    前記所定機器は、車載機器であり、
    前記予め定めた領域は、前記車両のステアリング(13)周囲の領域である請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の操作装置。
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