JP2018132710A - 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化が図られFナンバーが小さく縮小側がテレセントリックで高ズーム比および高い周辺光量比が確保された高性能の投写用ズームレンズ、およびこの投写用ズームレンズを備えた投写型表示装置を提供する。【解決手段】投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の第1レンズ群G1、正の第2レンズ群G2、負の第3レンズ群G3、正の第4レンズ群G4、絞り、第5レンズ群G5、正の第6レンズ群G6からなる。変倍時に、第1レンズ群G1と第6レンズ群G6は固定され、その他のレンズ群は移動する。最も拡大側の面から第2レンズ群G2の最も縮小側の面までの範囲で最も縮小側に配置された接合レンズは、拡大側から順に両凹レンズと両凸レンズが接合され正の屈折力を有する。所定の条件式を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、投写用ズームレンズおよび投写型表示装置に関し、例えば、ライトバルブからの映像情報を担持した光束をスクリーン上に拡大投写するのに好適な投写用ズームレンズ、およびこれを用いた投写型表示装置に関するものである。
従来、液晶表示素子またはDMD(Digital Micromirror Device:登録商標)等のライトバルブに表示した画像をスクリーン等に拡大投写する投写型表示装置が広く用いられている。例えば、このライトバルブを3つ用いて赤・緑・青の3原色の照明光に各々対応させ、個々のライトバルブで変調された光を色合成用プリズム等で合成し、投写用レンズを介して画像を投写する構成をとるものが用いられている。
近年では、ライトバルブの性能向上を受けて、ライトバルブと併用される投写用レンズにはライトバルブの解像度に見合った良好な収差補正がなされていることが求められている。また、小型に構成され、より広角化されたレンズ系が求められる傾向にある。さらに、設置性の観点から変倍機能を有するレンズ系が好まれている。
投写型表示装置に適用可能で変倍機能を有するレンズ系としては、例えば下記特許文献1、2に記載されたものが提案されている。特許文献1、2には、最も拡大側のレンズ群と最も縮小側のレンズ群が変倍時に固定され、これらの間に変倍時に移動する3つまたは4つのレンズ群が配されたズームレンズが記載されている。
特開2010−282147号公報 特開2010−261976号公報
色合成プリズムは入射光の角度によって分光特性が変化するため、色合成プリズムと組み合わせて使用される投写用レンズは縮小側がテレセントリックに構成されていることが望まれる。また、スクリーンまでの距離設定の自由度の向上、室内空間での設置性、および汎用性の点から、小型に構成され、かつ高ズーム比を有する投写用レンズに対する要望も高い。さらに、投写用レンズには小さなFナンバーを有することも望まれる。
その一方で、投写型表示装置には、スクリーン上に投写された像の中心部と周辺部との照度差が軽減されていることが望まれている。像の光軸上の点での光量に対する像の光軸外の点での光量の比は周辺光量比と呼ばれており、高い周辺光量比を確保可能な投写用レンズが要望されている。
しかしながら、特許文献1に記載のレンズ系は、近年の要望に十分応えるためにはさらにズーム比を高くすることが好ましい。特許文献2に記載のレンズ系は、小さなFナンバーと縮小側のテレセントリック性を保ちながら、高ズーム比と高い周辺光量比を確保しようとすると、絞りの位置をより縮小側に設定する必要があるが、そうすると拡大側に位置するレンズの径が大きくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、小型化を図りつつ、Fナンバーが小さく縮小側がテレセントリックに構成され、高ズーム比および高い周辺光量比が確保されて、良好な光学性能を有する投写用ズームレンズ、およびこのような投写用ズームレンズを備えた投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、絞りと、第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群とからなり、変倍時に、第1レンズ群と第6レンズ群とは縮小側結像面に対して固定されており、第2レンズ群と第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群とは隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて移動し、縮小側がテレセントリックに構成されており、最も拡大側のレンズ面から第2レンズ群の最も縮小側のレンズ面までに少なくとも1つの接合レンズを含み、最も拡大側のレンズ面から第2レンズ群の最も縮小側のレンズ面までに含まれる少なくとも1つの接合レンズのうち最も縮小側の接合レンズは、拡大側から順に両凹レンズと両凸レンズが接合されてなり全体として正の屈折力を有する凹凸接合レンズであり、広角端での上記凹凸接合レンズより拡大側の全レンズの合成焦点距離をffc、広角端での全系の焦点距離をfwとしたとき、
1<|ffc/fw|<2 (1)
で表される条件式(1)を満足し、
第4レンズ群の最も縮小側のレンズ面を基点として拡大側を負、縮小側を正とした場合の第5レンズ群および第6レンズ群を合成したレンズ群の拡大側焦点位置の基点からの光軸上の距離をdd56、全系の縮小側の有効像円直径をImΦとしたとき、広角端から望遠端までの変倍域のうち少なくとも一部の変倍域で
−0.7<dd56/ImΦ<3 (2)
で表される条件式(2)を満足し、
条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最大値をfdmax、条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最小値をfdminとしたとき、
1.35<fdmax/fdmin<2 (3)
で表される条件式(3)を満足し、
第5レンズ群は最も縮小側に正の屈折力を有するレンズ成分を有し、このレンズ成分の焦点距離をfg5eとしたとき、
3.6<fg5e/fw<6 (4)
で表される条件式(4)を満足することを特徴とする。
本発明の投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(1−1)〜(4−1)の少なくとも1つを満足することが好ましい。
1<|ffc/fw|<1.6 (1−1)
−0.5<dd56/ImΦ<2 (2−1)
1.45<fdmax/fdmin<2 (3−1)
4<fg5e/fw<6 (4−1)
本発明の投写用ズームレンズにおいては、広角端での第5レンズ群と第6レンズ群との合成焦点距離をfG56、広角端での全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(5)を満足することが好ましく、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
2<fG56/fw<5 (5)
2<fG56/fw<4 (5−1)
本発明の投写用ズームレンズにおいては、絞り位置での最大画角の光束の最大直径をΦy、絞り位置での軸上光束の最大直径をΦc、全変倍域におけるΦy/Φcの最小値を(Φy/Φc)minとしたとき、下記条件式(6)を満足することが好ましく、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.8<(Φy/Φc)min≦1 (6)
0.85<(Φy/Φc)min≦1 (6−1)
本発明の投写用ズームレンズにおいては、全系の縮小側の有効像円直径をImΦ、最も拡大側のレンズ面から最も縮小側のレンズ面までの光軸上の距離をLとしたとき、下記条件式(7)を満足することが好ましく、下記条件式(7−1)を満足することがより好ましい。
0.08<ImΦ/L<0.15 (7)
0.1<ImΦ/L<0.15 (7−1)
本発明の投写用ズームレンズにおいては、投写用ズームレンズの全変倍域における最大FナンバーをFNomaxとしたとき、下記条件式(8)を満足することが好ましく、下記条件式(8−1)を満足することがより好ましい。
1.2<FNomax<3 (8)
1.5<FNomax<3 (8−1)
本発明の投写用ズームレンズにおいては、絞りの開口径が可変であることが好ましい。
本発明の投写型表示装置は、光源と、この光源からの光が入射するライトバルブと、このライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用ズームレンズとして上述した本発明の投写用ズームレンズとを備えたものである。
なお、上記「拡大側」は、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。一方、上記「縮小側」は、原画像表示領域側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
なお、上記「〜からなり」は、実質的なことを意味するものであり、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞り、マスク、カバーガラス、および/またはフィルタ等のレンズ以外の光学要素等が含まれていてもよい。
なお、上記「縮小側がテレセントリック」とは、縮小側結像面の任意の点に集光する光束の断面において上側の最大光線と下側の最大光線との二等分角線が光軸と平行に近い状態を指すものであり、完全にテレセントリックな場合、すなわち上記二等分角線が光軸に対して完全に平行な場合に限るものではなく、多少の誤差がある場合をも含むものを意味する。ここで多少の誤差がある場合とは、光軸に対する上記二等分角線の傾きが−3°〜+3°の範囲内の場合である。
なお、上記「〜レンズ群」は、必ずしも複数のレンズから構成されるものだけでなく、1枚のレンズのみで構成されるものも含まれる。また、「レンズ成分」とは、光軸上での空気接触面が拡大側の面と縮小側の面の2つのみのレンズであり、1つのレンズ成分とは1つの単レンズあるいは1つの接合レンズを意味する。「Φy」および「Φc」は光軸に垂直な方向の径とする。
上記の各レンズ群の屈折力の符号は、対応するレンズ群全体としての屈折力の符号をそれぞれ表すものである。上記レンズ群の屈折力の符号、上記レンズの屈折力の符号、および上記レンズの面形状は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。上記条件式は全て投写距離が無限遠のときのd線(波長587.6nm(ナノメートル))に関するものである。
本発明によれば、6群構成のズームレンズにおいて、パワー配列および絞り位置等を好適に設定し、所定の条件式を満足することにより、小型化を図りつつ、Fナンバーが小さく縮小側がテレセントリックに構成され、高ズーム比および高い周辺光量比が確保されて、良好な光学性能を有する投写用ズームレンズ、およびこの投写用ズームレンズを備えた投写型表示装置を提供することができる。
本発明の実施例1の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例2の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例3の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例4の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例5の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例6の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例7の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例8の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例9の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例10の投写用ズームレンズの構成と光束を示す断面図である。 本発明の実施例1の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例2の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例3の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例4の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例5の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例6の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例7の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例8の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例9の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の実施例10の投写用ズームレンズの各収差図であり、上段が広角端状態のものであり、中段が中間焦点距離状態のものであり、下段が望遠端状態のものであり、各状態の収差図はいずれも左から順に、球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図である。 本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に本発明の一実施形態に係る投写用ズームレンズの構成と光束の断面図を示す。図1に示す例は後述の実施例1のズームレンズに対応している。図1では紙面左側が拡大側、紙面右側が縮小側であり、無限遠物体に合焦した状態を示している。
図1では、「WIDE」と付した上段に広角端状態を示し、光束として軸上光束wa、中間画角の光束wb、および最大画角の光束wcを記入しており、「MIDDLE」と付した中段に中間焦点距離状態を示し、光束として軸上光束ma、中間画角の光束mb、および最大画角の光束mcを記入しており、「TELE」と付した下段に望遠端状態を示し、光束として軸上光束ta、中間画角の光束tb、および最大画角の光束tcを記入している。上段と中段の間に広角端から中間焦点距離状態へ変倍する際に移動する各レンズ群の概略的な移動方向を示す矢印を示し、中段と下段の間に中間焦点距離状態から望遠端へ変倍する際に移動する各レンズ群の概略的な移動方向を示す矢印を示している。
この投写用ズームレンズは、例えば投写型表示装置に搭載されて、ライトバルブに表示された画像情報をスクリーンへ投写する投写用ズームレンズとして使用可能である。図1では、投写型表示装置に搭載される場合を想定して、フィルタおよびプリズム等を想定した光学部材PPと、光学部材PPの縮小側の面に位置するライトバルブの画像表示面Simも合わせて図示している。図1の例では、画像表示面Simが縮小側結像面に対応する。
なお、図1では、光学部材PPの縮小側の面の位置と画像表示面Simの位置とが一致した例を示しているが、必ずしもこれに限定されない。また、図1では図の簡略化のために1枚の画像表示面Simのみを示しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色に分離し、各原色用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示できるように構成してもよい。
この投写用ズームレンズは、光軸Zに沿って拡大側から縮小側へ向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、正または負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とからなる。変倍時に、第1レンズ群G1と第6レンズ群G6とは縮小側結像面に対して固定されており、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とは隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて移動する。
上記のように6群構成とすることによって、変倍の際の収差変動の抑制に有利となる。最も拡大側の第1レンズ群G1を負レンズ群とすることによって、広角化に有利となる。また、変倍時に、正の第2レンズ群G2と負の第3レンズ群G3と正の第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とを移動させることによって、投写用のレンズ系に必要とされる小さなFナンバーを実現しながら、拡大側のレンズ外径を小さく保ちつつ、高ズーム比を達成することが可能となる。第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間に開口絞りStを配置することによって、周辺光量比を確保することが容易となる。
図1に示す例では、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL14の4枚のレンズからなり、第2レンズ群G2は拡大側から順にレンズL21〜レンズL23の3枚のレンズからなり、第3レンズ群G3はレンズL31の1枚のレンズのみからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL42の2枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL56の6枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズのみからなる。ただし、本発明の投写用ズームレンズの各レンズ群は図1に示す例と異なる枚数のレンズで構成することも可能である。
なお、この投写用ズームレンズは、色合成プリズムと組み合わせて使用される投写用レンズの要求仕様に適合するように縮小側がテレセントリックに構成されている。
この投写用ズームレンズは最も拡大側のレンズ面から第2レンズ群G2の最も縮小側のレンズ面までに少なくとも1つの接合レンズを含むように構成される。そして、最も拡大側のレンズ面から第2レンズ群G2の最も縮小側のレンズ面までに含まれる少なくとも1つの接合レンズのうち最も縮小側に配置される接合レンズは、拡大側から順に両凹レンズと両凸レンズが接合されてなり全体として正の屈折力を有するように構成される。以下の説明では、上記位置に配置され上記構成を有するこの接合レンズを凹凸接合レンズCEと呼ぶ。図1の例では、凹凸接合レンズCEはレンズL21とレンズL22が接合されて構成されている。最も拡大側のレンズ面から第2レンズ群G2の最も縮小側のレンズ面までにこの凹凸接合レンズCEを配置することによって、倍率色収差を補正するとともに像面湾曲を補正しながら広角化を図ることが容易となる。
また、凹凸接合レンズCEを拡大側から順に両凹レンズと両凸レンズを接合して構成することによって、この接合レンズ全体は拡大側に凹面を向けたメニスカス形状のレンズとなる。ここで、凹凸接合レンズCEと同じ屈折力を有し拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズを拡大側から順に接合した接合レンズ、すなわち全体として両凸形状の接合レンズと、凹凸接合レンズCEとを比較してみる。縮小側から入射して拡大側へ射出する光線の拡大側のレンズ面での高さは、凹凸接合レンズCEのような形状の接合レンズのものの方が、全体として両凸形状の接合レンズのものより低くなる。よって、これら接合レンズよりも拡大側に位置するレンズの径を考えたとき、凹凸接合レンズCEのような形状の接合レンズの方が、全体として両凸形状の接合レンズより、拡大側に位置するレンズの径をより抑えることができ、より小型化が可能になる。さらに、凹凸接合レンズCEが全体として正の屈折力を持つことによって、拡大側へ射出する光束は光軸側に収束するように作用を受けるため、拡大側に位置するレンズの径を更に小さくすることが容易となる。
この投写用ズームレンズは、広角端での全系の焦点距離をfw、広角端での凹凸接合レンズCEより拡大側の全レンズの合成焦点距離をffcとしたとき、下記条件式(1)を満足するように構成されている。条件式(1)の下限以下とならないようにすることによって、拡大側のレンズ径を抑えながら広角端の画角を確保しつつ高ズーム比を達成することが容易となる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることによって、像面湾曲および倍率色収差をバランスよく補正することが容易となる。条件式(1)に関する効果を高めるためには下記条件式(1−1)を満足することが好ましく、下記条件式(1−2)を満足することがより好ましい。
1<|ffc/fw|<2 (1)
1<|ffc/fw|<1.6 (1−1)
1<|ffc/fw|<1.4 (1−2)
また、第4レンズ群G4の最も縮小側のレンズ面を基点として拡大側を負、縮小側を正とした場合の第5レンズ群G5および第6レンズ群G6を合成したレンズ群の拡大側焦点位置の上記基点からの光軸上の距離をdd56、全系の縮小側の有効像円直径をImΦとしたとき、この投写用ズームレンズは広角端から望遠端までの変倍域のうち少なくとも一部の変倍域で下記条件式(2)を満足するように構成されている。条件式(2)の下限以下とならないようにすることによって、周辺光量比を確保することが容易となる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることによって、レンズ系の全長を抑えることが容易となる。条件式(2)に関する効果を高めるためには広角端から望遠端までの変倍域のうち少なくとも一部の変倍域で下記条件式(2−1)を満足することが好ましく、下記条件式(2−2)を満足することがより好ましい。
−0.7<dd56/ImΦ<3 (2)
−0.5<dd56/ImΦ<2 (2−1)
−0.4<dd56/ImΦ<2 (2−2)
なお、図1では広角端状態にのみdd56とImΦ/2を図示しており、中間焦点距離状態と望遠端状態でのこれらの図示は省略している。
また、条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最小値をfdmin、条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最大値をfdmaxとしたとき、この投写用ズームレンズは下記条件式(3)を満足するように構成されている。条件式(3)の下限以下とならないようにすることによって、周辺光量比を確保しながら、投写用ズームレンズに必要なズーム比を得ることが容易となる。条件式(3)の上限以上とならないようにすることによって、レンズ系全長の長大化およびレンズ枚数の増加を抑えることができる。条件式(3)に関する効果を高めるためには下記条件式(3−1)を満足することが好ましい。
1.35<fdmax/fdmin<2 (3)
1.45<fdmax/fdmin<2 (3−1)
さらにまた、この投写用ズームレンズは、第5レンズ群G5の最も縮小側に正の屈折力を有するレンズ成分を有し、このレンズ成分の焦点距離をfg5e、広角端での全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(4)を満足するように構成されている。条件式(4)の下限以下とならないようにすることによって、軸外光線に対する屈折力が強くなりすぎないようにすることができ、開口絞りStより拡大側の変倍時に移動するレンズ群のレンズ径が大きくなるのを抑えることができる。条件式(4)の上限以上とならないようにすることによって、変倍における像面湾曲および倍率色収差の変動をバランスよく補正することが容易となる。条件式(4)に関する効果を高めるためには下記条件式(4−1)を満足することが好ましく、下記条件式(4−2)を満足することがより好ましい。
3.6<fg5e/fw<6 (4)
4<fg5e/fw<6 (4−1)
4<fg5e/fw<5 (4−2)
この投写用ズームレンズは、広角端での第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との合成焦点距離をfG56、広角端での全系の焦点距離をfwとしたとき、下記条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)の下限以下とならないようにすることによって、軸外光線に対する屈折力が強くなりすぎないようにすることができ、開口絞りStより拡大側の変倍時に移動するレンズ群のレンズ径が大きくなるのを抑えることができる。条件式(5)の上限以上とならないようにすることによって、レンズ系の全長を抑えることが容易となる。条件式(5)に関する効果を高めるためには下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
2<fG56/fw<5 (5)
2<fG56/fw<4 (5−1)
また、この投写用ズームレンズは、開口絞りSt位置での最大画角の光束の最大直径をΦy、開口絞りSt位置での軸上光束の最大直径をΦc、全変倍域におけるΦy/Φcの最小値を(Φy/Φc)minとしたとき、下記条件式(6)を満足することが好ましい。なお、軸上光束とは、画角が0°の光束である。光学的にΦy/Φcの最大値は1であるため、条件式(6)の上限は1となる。条件式(6)の下限以下とならないようにすることによって、高い周辺光量比を確保することができる。条件式(6)に関する効果を高めるためには下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.8<(Φy/Φc)min≦1 (6)
0.85<(Φy/Φc)min≦1 (6−1)
また、この投写用ズームレンズは、全系の縮小側の有効像円直径をImΦ、最も拡大側のレンズ面から最も縮小側のレンズ面までの光軸上の距離をLとしたとき、下記条件式(7)を満足することが好ましい。条件式(7)の下限以下とならないようにすることによって、レンズ系の全長を抑えることが容易となる。条件式(7)の上限以上とならないようにすることによって、レンズ系全長の長大化およびレンズ枚数の増加を抑えることができる。条件式(7)に関する効果を高めるためには下記条件式(7−1)を満足することがより好ましく、下記条件式(7−2)を満足することがさらにより好ましい。
0.08<ImΦ/L<0.15 (7)
0.1<ImΦ/L<0.15 (7−1)
0.1<ImΦ/L<0.13 (7−2)
また、この投写用ズームレンズの全変倍域における最大FナンバーをFNomaxとしたとき、下記条件式(8)を満足することが好ましい。条件式(8)の下限以下とならないようにすることによって、レンズ系全長の長大化およびレンズ枚数の増加を抑えることができる。条件式(8)の上限以上とならないようにすることによって、投写型表示装置に搭載される投写用レンズとして必要な小さなFナンバーを確保することができる。条件式(8)に関する効果を高めるためには下記条件式(8−1)を満足することがより好ましく、下記条件式(8−2)を満足することがさらにより好ましい。
1.2<FNomax<3 (8)
1.5<FNomax<3 (8−1)
1.6<FNomax<3 (8−2)
なお、条件式(6)および条件式(8)を同時に満足することが好ましい。Fナンバーの大きなレンズ系で条件式(6)を満足するように構成することは容易であるが、そのようなレンズ系では明るい像が得られない。条件式(6)および条件式(8)を同時に満足することによって、投写用レンズとして必要な小さなFナンバーを確保した上で高い周辺光量比を確保することができ、画面中心から周辺部まで明るい投写像を得ることが容易になる。
また、この投写用ズームレンズの開口絞りStの開口径は可変であるように構成することが好ましい。このようにした場合は、変倍においてFナンバーを一定にすることが容易となる。なお、開口絞りStは、変倍時に隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて移動するようにしてもよく、変倍時に第4レンズ群G4および第5レンズ群G5のいずれか一方と一体的に移動するようにしてもよい。
また、この投写用ズームレンズにおいては、第1レンズ群G1全体、もしくは第1レンズ群G1の一部のレンズを光軸方向に移動させることにより合焦を行うように構成してもよい。
なお、上述した好ましい構成および可能な構成は、任意の組合せが可能であり、要求される仕様に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。本実施形態によれば、小型化を図りつつ、Fナンバーが小さく縮小側がテレセントリックに構成され、高ズーム比および高い周辺光量比が確保されて、良好な光学性能を有する投写用ズームレンズを実現することが可能である。なお、ここでいう「Fナンバーが小さく」とはFナンバーが3未満であることを意味し、「高ズーム比」とは1.35より高いズーム比を意味する。
次に、本発明の投写用ズームレンズの数値実施例について説明する。なお、以下に示す実施例の数値データは全て、投写距離が無限遠の場合の広角端における全系の焦点距離が10.00となるように規格化されたものであり、所定の桁でまるめたものである。
[実施例1]
実施例1の投写用ズームレンズのレンズ構成は図1に示したものであり、その図示方法と構成は図1に示す例として上述したとおりであるので、ここでは重複説明を一部省略する。実施例1の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。変倍時に、第1レンズ群G1と第6レンズ群G6は固定されており、第2レンズ群G2〜第5レンズ群G5が隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて移動している。合焦はレンズL14のみを光軸方向に移動することにより行われる。
実施例1の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表1に、諸元と可変面間隔を表2に示す。表1のSiの欄には最も拡大側の構成要素の拡大側の面を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するように構成要素の面に面番号を付した場合のi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示す。表1のNdjの欄には最も拡大側の構成要素を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))に対する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線基準のアッベ数を示す。表1の硝材名(メーカー)の欄には構成要素の硝種名を括弧の外に示し、メーカー名を括弧内に示している。メーカー名については、株式会社オハラをOHARAと表記し、HOYA株式会社をHOYAと表記している。
ここで、曲率半径の符号は、拡大側に凸面を向けた面形状のものを正とし、縮小側に凸面を向けた面形状のものを負としている。表1には開口絞りStおよび光学部材PPも合わせて示している。表1では開口絞りStに相当する面の面番号の欄には(St)という語句も記入している。Diの最下欄の値は表中の最も縮小側の面と画像表示面Simとの間隔である。表1では可変面間隔についてはDD[ ]という記号を用い、[ ]の中にこの間隔の拡大側の面番号を付してDiの欄に記入している。
表2に、ズーム比Zr、全系の焦点距離f、FナンバーFNo.、最大全画角2ω、および可変面間隔の値をd線基準で示す。2ωの欄の(°)は単位が度であることを意味する。表2では、広角端状態、中間焦点距離状態、および望遠端状態の各値をそれぞれWIDE、MIDDLE、およびTELEと表記した欄に示している。表1と表2の値は投写距離が無限遠の場合のものである。
図11に投写距離が956.6の場合の実施例1の投写用ズームレンズの各収差図を示す。図11では左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、および倍率色収差を示す。図11ではWIDEと付した上段に広角端状態のものを示し、MIDDLEと付した中段に中間焦点距離状態のものを示し、TELEと付した下段に望遠端状態のものを示す。球面収差図では、d線(波長587.6nm(ナノメートル))、C線(波長656.3nm(ナノメートル))、およびF線(波長486.1nm(ナノメートル))における収差をそれぞれ黒の実線、長破線、および短破線で示す。非点収差図では、サジタル方向のd線における収差を実線で示し、タンジェンシャル方向のd線における収差を短破線で示す。歪曲収差図ではd線における収差を実線で示す。倍率色収差図では、C線、およびF線における収差をそれぞれ長破線、および短破線で示す。球面収差図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法、および収差図は投写距離が956.6のときの収差を示す点は以下の実施例2〜10のものも基本的に同様である。また、投写用ズームレンズが6群構成である点、および変倍時に移動するレンズ群は以下の実施例2〜10についても同様である。
[実施例2]
実施例2の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図2に示す。実施例2の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例2の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL14の4枚のレンズからなり、第2レンズ群G2は拡大側から順にレンズL21〜レンズL23の3枚のレンズからなり、第3レンズ群G3はレンズL31の1枚のレンズのみからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL42の2枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL54の4枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズのみからなる。レンズL21とレンズL22は接合レンズを構成しており、この接合レンズが上述した凹凸接合レンズCEに対応する。第1レンズ群G1全体が一体的に光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例2の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表3に、諸元と可変面間隔を表4に、各収差図を図12に示す。
[実施例3]
実施例3の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図3に示す。実施例3の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例3の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズのみからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例3の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表5に、諸元と可変面間隔を表6に、各収差図を図13に示す。
[実施例4]
実施例4の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図4に示す。実施例4の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例4の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズのみからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例4の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表7に、諸元と可変面間隔を表8に、各収差図を図14に示す。
[実施例5]
実施例5の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図5に示す。実施例5の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例5の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6は拡大側から順にレンズL61〜レンズL62の2枚のレンズからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例5の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表9に、諸元と可変面間隔を表10に、各収差図を図15に示す。
[実施例6]
実施例6の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図6に示す。実施例6の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例6の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6は拡大側から順にレンズL61〜レンズL62の2枚のレンズからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例6の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表11に、諸元と可変面間隔を表12に、各収差図を図16に示す。
[実施例7]
実施例7の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図7に示す。実施例7の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例7の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6は拡大側から順にレンズL61〜レンズL62の2枚のレンズからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例7の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表13に、諸元と可変面間隔を表14に、各収差図を図17に示す。
[実施例8]
実施例8の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図8に示す。実施例8の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例8の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6は拡大側から順にレンズL61〜レンズL62の2枚のレンズからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例8の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表15に、諸元と可変面間隔を表16に、各収差図を図18に示す。
[実施例9]
実施例9の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図9に示す。実施例9の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例9の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL55の5枚のレンズからなり、第6レンズ群G6は拡大側から順にレンズL61〜レンズL62の2枚のレンズからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例9の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表17に、諸元と可変面間隔を表18に、各収差図を図19に示す。
[実施例10]
実施例10の投写用ズームレンズのレンズ構成と光束を図10に示す。実施例10の投写用ズームレンズは拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成である。実施例10の投写用ズームレンズでは、第1レンズ群G1は拡大側から順にレンズL11〜レンズL17の7枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21の1枚のレンズのみからなり、第3レンズ群G3は拡大側から順にレンズL31〜レンズL32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4は拡大側から順にレンズL41〜レンズL43の3枚のレンズからなり、第5レンズ群G5は拡大側から順にレンズL51〜レンズL54の4枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズのみからなる。レンズL16とレンズL17は上述した凹凸接合レンズCEに対応する接合レンズを構成しており、また、この接合レンズが光軸方向に移動することにより合焦が行われる。
実施例10の投写用ズームレンズの基本レンズデータを表19に、諸元と可変面間隔を表20に、各収差図を図20に示す。
表21に、実施例1〜10の投写用ズームレンズの条件式(1)〜(8)の対応値と条件式に関係する値を示す。表21に示す値はd線を基準とするものである。表21では、dd56/ImΦの対応値は全変倍域における最大値と最小値を示しており、dd56とΦy/Φcの値は広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態での各値をそれぞれWIDE、MIDDLE、TELEと表記した欄に示している。
以上のデータからわかるように、実施例1〜10の投写用ズームレンズは、縮小側がテレセントリックであり、コンパクトに構成され、変倍時にFナンバーがほぼ一定となるように構成されており、しかも全変倍域においてFナンバーが2.48〜2.50という小さな値であり、ズーム比が1.52であり投写用レンズとして高いズーム比を有し、高い周辺光量比を確保可能であり、諸収差が良好に補正されて高性能な投写用ズームレンズであることがわかる。
次に、本発明の実施形態に係る投写型表示装置について説明する。図21は、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。図21に示す投写型表示装置100は、本発明の実施形態に係る投写用ズームレンズ10と、光源15と、各色光に対応したライトバルブとしての透過型表示素子11a〜11cと、色分解のためのダイクロイックミラー12、13と、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14と、コンデンサレンズ16a〜16cと、光路を偏向するための全反射ミラー18a〜18cとを有する。なお、図21では、投写用ズームレンズ10は概略的に図示している。また、光源15とダイクロイックミラー12の間にはインテグレーターが配されているが、図21ではその図示を省略している。
光源15からの白色光は、ダイクロイックミラー12、13で3つの色光光束(G光、B光、R光)に分解された後、それぞれコンデンサレンズ16a〜16cを経て各色光光束にそれぞれ対応する透過型表示素子11a〜11cに入射して光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成された後、投写用ズームレンズ10に入射する。投写用ズームレンズ10は、透過型表示素子11a〜11cにより光変調された光による光学像をスクリーン105上に投写する。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、およびアッベ数は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、本発明の投写型表示装置も、上記構成のものに限られるものではなく、例えば、用いられるライトバルブおよび光束分離または光束合成に用いられる光学部材は、上記構成に限定されず、種々の態様の変更が可能である。
10 投写用ズームレンズ
11a〜11c 透過型表示素子
12、13 ダイクロイックミラー
14 クロスダイクロイックプリズム
15 光源
16a〜16c コンデンサレンズ
18a〜18c 全反射ミラー
100 投写型表示装置
105 スクリーン
CE 凹凸接合レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
L11〜L17、L21〜L23、L31、L32、L41〜L43、L51〜L56、L61、L62 レンズ
PP 光学部材
Sim 画像表示面
St 開口絞り
ma、ta、wa 軸上光束
mb、tb、wb 中間画角の光束
mc、tc、wc 最大画角の光束
Z 光軸

Claims (15)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、絞りと、第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群とからなり、
    変倍時に、前記第1レンズ群と前記第6レンズ群とは縮小側結像面に対して固定されており、前記第2レンズ群と第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群とは隣り合うレンズ群との光軸方向の間隔を変化させて移動し、
    縮小側がテレセントリックに構成されており、
    最も拡大側のレンズ面から前記第2レンズ群の最も縮小側のレンズ面までに少なくとも1つの接合レンズを含み、最も拡大側のレンズ面から前記第2レンズ群の最も縮小側のレンズ面までに含まれる前記少なくとも1つの接合レンズのうち最も縮小側の接合レンズは、拡大側から順に両凹レンズと両凸レンズが接合されてなり全体として正の屈折力を有する凹凸接合レンズであり、
    広角端での前記凹凸接合レンズより拡大側の全レンズの合成焦点距離をffc、広角端での全系の焦点距離をfwとしたとき、
    1<|ffc/fw|<2 (1)
    で表される条件式(1)を満足し、
    前記第4レンズ群の最も縮小側のレンズ面を基点として拡大側を負、縮小側を正とした場合の前記第5レンズ群および前記第6レンズ群を合成したレンズ群の拡大側焦点位置の該基点からの光軸上の距離をdd56、全系の縮小側の有効像円直径をImΦとしたとき、広角端から望遠端までの変倍域のうち少なくとも一部の変倍域で
    −0.7<dd56/ImΦ<3 (2)
    で表される条件式(2)を満足し、
    前記条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最大値をfdmax、前記条件式(2)を満足する変倍域における全系の焦点距離の最小値をfdminとしたとき、
    1.35<fdmax/fdmin<2 (3)
    で表される条件式(3)を満足し、
    前記第5レンズ群は最も縮小側に正の屈折力を有するレンズ成分を有し、該レンズ成分の焦点距離をfg5eとしたとき、
    3.6<fg5e/fw<6 (4)
    で表される条件式(4)を満足することを特徴とする投写用ズームレンズ。
  2. 広角端での前記第5レンズ群と前記第6レンズ群との合成焦点距離をfG56としたとき、
    2<fG56/fw<5 (5)
    で表される条件式(5)を満足する請求項1記載の投写用ズームレンズ。
  3. 前記絞り位置での最大画角の光束の最大直径をΦy、前記絞り位置での軸上光束の最大直径をΦc、全変倍域におけるΦy/Φcの最小値を(Φy/Φc)minとしたとき、
    0.8<(Φy/Φc)min≦1 (6)
    で表される条件式(6)を満足する請求項1または2記載の投写用ズームレンズ。
  4. 最も拡大側のレンズ面から最も縮小側のレンズ面までの光軸上の距離をLとしたとき、
    0.08<ImΦ/L<0.15 (7)
    で表される条件式(7)を満足する請求項1から3のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  5. 前記投写用ズームレンズの全変倍域における最大FナンバーをFNomaxとしたとき、
    1.2<FNomax<3 (8)
    で表される条件式(8)を満足する請求項1から4のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  6. 前記絞りの開口径が可変である請求項1から5のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  7. 1<|ffc/fw|<1.6 (1−1)
    で表される条件式(1−1)を満足する請求項1記載の投写用ズームレンズ。
  8. 広角端から望遠端までの変倍域のうち少なくとも一部の変倍域で
    −0.5<dd56/ImΦ<2 (2−1)
    で表される条件式(2−1)を満足する請求項1記載の投写用ズームレンズ。
  9. 1.45<fdmax/fdmin<2 (3−1)
    で表される条件式(3−1)を満足する請求項1記載の投写用ズームレンズ。
  10. 4<fg5e/fw<6 (4−1)
    で表される条件式(4−1)を満足する請求項1記載の投写用ズームレンズ。
  11. 2<fG56/fw<4 (5−1)
    で表される条件式(5−1)を満足する請求項2記載の投写用ズームレンズ。
  12. 0.85<(Φy/Φc)min≦1 (6−1)
    で表される条件式(6−1)を満足する請求項3記載の投写用ズームレンズ。
  13. 0.1<ImΦ/L<0.15 (7−1)
    で表される条件式(7−1)を満足する請求項4記載の投写用ズームレンズ。
  14. 1.5<FNomax<3 (8−1)
    で表される条件式(8−1)を満足する請求項5記載の投写用ズームレンズ。
  15. 光源と、
    該光源からの光が入射するライトバルブと、
    該ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写するズームレンズとしての請求項1から14のいずれか1項記載のズームレンズとを備えた投写型表示装置。
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