JP2018123904A - 樹脂成型用の型 - Google Patents

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文也 小野寺
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文也 小野寺
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一人 中島
杉山 雄一
Yuichi Sugiyama
雄一 杉山
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Abstract

【課題】管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を、容易に樹脂封止することができる樹脂封止工法に使用する樹脂成型用の型を提供する。
【解決手段】管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止するための樹脂成型用の型であって、
一方の端部から、前記一方の端部と反対側の位置にある他方の端部まで連通した空洞部と、
前記一方の端部に設けられ、前記管部の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第1の開口部と、
前記他方の端部に設けられ、前記管接続部材の前記管部側の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第2の開口部と、
前記一方の端部から、前記他方の端部まで連続しており、外表面と、前記空洞部とが連通するように形成された切り込み線と、
外表面と、前記空洞部とを接続する少なくとも1以上の孔と、を有する樹脂成型用の型を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂成型用の型に関する。
都市ガスや、水等の各種媒体は通常、供給元と消費場所との間に配管を設置し、該配管を通して供給されている。
配管としては、例えば金属製の管や、金属管を樹脂で被覆した管が用いられている。そして、配管の設置場所や、配管に用いる管の長さ等に応じて、管接続部材を用い、管同士を接続することで配管は形成されている。
ところで、管部を管接続部材に接続する場合、管部の管接続部材と接続する部分、及び管接続部材の管部と接続する部分にそれぞれかみ合うようにねじを切り、該ねじにより管部を管接続部材に固定する方法が一般的に用いられている。しかしながら、管部を管接続部材に接続した際に、管部に切ったねじ部は管接続部材に完全には覆われておらず、露出したねじ部、すなわち余ねじ部が生じていた。このように余ねじ部が生じると、配管の設置場所等の環境によっては、該余ねじ部から腐食が進行し易くなる。このため、余ねじ部の腐食を抑制する方法について従来から検討がなされていた。
例えば特許文献1には、金属管の外周面を樹脂層で被覆してある樹脂被覆管と管接続部材とを、前記樹脂被覆管の管端部における金属管部分を前記管接続部材に螺合して接続してある配管接続部の防食方法であって、
前記樹脂層の外面と前記管接続部材の外面とに亘って、自己接着型ゴム製テープを弾性
的に伸張させながら互いに重なるように巻き付けて、前記樹脂層の外周面と前記管接続部
材の外周面とに亘って一連に連続している防食被覆層を形成する配管接続部の防食方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された防食方法によれば、自己接着型ゴム製テープを複雑な形状をした樹脂被覆層と、管接続部材との接続部周辺に巻き付ける必要がある。このため、巻き付けた自己接着型ゴム製テープ間に隙間を生じる場合があり、該隙間から水等の腐食要因が侵入し、防食効果を十分に発揮できない場合があった。また、長期間に渡って防食効果を維持することは困難であった。
さらに、防錆塗料を余ねじ部に塗布する方法も知られているが、防錆塗料に剥がれ等が生じ、防錆塗料に生じた隙間等から同様に水等の腐食要因が侵入し、防食効果を十分に発揮できない場合があった。また、長期間に渡って防食効果を維持することは困難であった。
特開2006−275177号公報
そこで上記従来技術が有する問題に鑑み、本発明の一側面では、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を、容易に樹脂封止することができる樹脂封止工法に使用する樹脂成型用の型を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止するための樹脂成型用の型であって、
一方の端部から、前記一方の端部と反対側の位置にある他方の端部まで連通した空洞部と、
前記一方の端部に設けられ、前記管部の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第1の開口部と、
前記他方の端部に設けられ、前記管接続部材の前記管部側の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第2の開口部と、
前記一方の端部から、前記他方の端部まで連続しており、外表面と、前記空洞部とが連通するように形成された切り込み線と、
外表面と、前記空洞部とを接続する少なくとも1以上の孔と、を有する樹脂成型用の型を提供する。
本発明の一態様によれば、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を、容易に樹脂封止することができる樹脂封止工法に使用する樹脂成型用の型を提供することができる。
本実施形態の樹脂成型用の型により樹脂封止を行うことができる、配管の構成説明図。 本実施形態の樹脂成型用の型の説明図。 本実施形態の樹脂成型用の型の他の構成例の説明図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、本発明は、下記の実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、下記の実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
本実施形態の樹脂成型用の型は、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止するための樹脂成型用の型である。そして、本実施形態の樹脂成型用の型は空洞部と、空洞部を構成する第1の開口部と、空洞部を構成する第2の開口部と、切り込み線と、少なくとも1以上の孔とを有することができる。
ここで、上記空洞部は、一方の端部から、一方の端部と反対側の位置にある他方の端部まで連通した形状を有することができる。また、第1の開口部は、上記一方の端部に設けられ、管部の外形に対応した形状を有し、空洞部を構成することができる。第2の開口部は、他方の端部に設けられ、管接続部材の管部側の外形に対応した形状を有し、空洞部を構成することができる。
切り込み線は、一方の端部から、他方の端部まで連続しており、外表面と、空洞部とが連通するように形成できる。また、孔は、外表面と、空洞部とを接続することができる。
ここでまず、本実施形態の樹脂成型用の型により樹脂封止を行う配管の構成について、図1を用いて説明する。
図1に示す様に、本実施形態の樹脂成型用の型により樹脂封止を行う余ねじ部を有する配管10は、管部11と、管接続部材12とを有することができ、管部11を管接続部材12に接続した構造を有することができる。
なお、管部11、及び管接続部材12の構成は特に限定されるものではないが、本実施形態の樹脂成型用の型により、樹脂封止することで、余ねじ部等の腐食を防止することができることから、少なくとも管部11は腐食しやすい材料により構成されている部分を有していることが好ましい。管部11は具体的には例えば金属管や、樹脂被覆金属管等の金属管を含む構成であることが好ましい。管接続部材12についても同様に例えば金属製の管接続部材や、樹脂被覆された金属製の管接続部材等が挙げられる。なお、管接続部材として、図1ではエルボーを用いた例を示しているが、エルボーに限定されるものではなく、エルボー以外にもチーズ、ソケット等の各種管継ぎ手を用いることができる。
管部11は、管接続部材12に接続し、配管10を形成する際に、管接続部材12と接続する側の端部の表面にねじを切る。そして、管接続部材12の管部11を接続する側の一方の端部12Aの内表面に予め形成された図示しない雌ねじ部に、管部11のねじを切った部分をねじ込むことで、両者を接続し、配管10を形成できる。そして、管部11に形成したねじは完全には管接続部材12内にねじ込まれず、一部が残ることから、余ねじ部111が残り、露出した状態となる。
そこで、本実施形態の樹脂成型用の型を用いることで、係る余ねじ部111を含む領域、例えば図1中に点線で示した領域13を覆う様に樹脂封止を行うことができる。このように余ねじ部111を含む領域を樹脂封止することで、余ねじ部111が露出し、周囲の雰囲気により腐食等が進行することを確実に防止することが可能になる。
なお、図1では管接続部材12の一方の端部12Aにのみ管部11を接続した例を示しているが、他方の端部12Bについても他の管部を接続することができる。この場合には、管接続部材12の他方の端部12Bに接続された管部の余ねじ部についても樹脂により同様に樹脂封止することができる。
次に、本実施形態の樹脂成型用の型の構成例について、図2(A)、図2(B)、図3を用いて説明する。図2(A)、図3は、本実施形態の樹脂成型用の型の斜視図を模式的に示したものである。図2(A)、図3中、樹脂成型用の型の内部の空洞の形状が分かる様に点線で示している。また、図2(B)は、図2(A)に示した本実施形態の樹脂成型用の型の中心軸と平行であり、中心軸を通る面における断面図を示している。図2(B)では、説明のため、配管に装着した状態の図を示しており、図1と同じ部材には同じ番号を付している。なお、図2(A)、図2(B)に示した樹脂成型用の型20と、図3に示した樹脂成型用の型20´とは、後述する孔24A、24Bと、孔24A´、24B´との位置等の構成が異なる点以外は同じ構成を有している。このため、同じ部材には同じ番号を付しており、共通する部分については以下、図2(A)、図2(B)を用いて説明を行う。
図2(A)、図2(B)に示した本実施形態の樹脂成型用の型20は、内部に、既述の配管10の管部11と、管接続部材12との一部を収容できる空洞部21を有することができる。空洞部21は、本実施形態の樹脂成型用の型20の一方の端部20Aから、他方の端部20Bまで連通した形状を有することができる。
そして、一方の端部20Aには、第1の開口部22Aを、他方の端部20Bには第2の開口部22Bをそれぞれ設けておくことができ、第1の開口部22A、及び第2の開口部22Bは空洞部21を構成することができる。
本実施形態の樹脂成型用の型20は、例えば既述の配管10の余ねじ部111を覆うように設置することができる。このため、第1の開口部22Aは、管部11の外形に対応した形状を有することができる。例えば、第1の開口部22Aは、円形形状を有しており、その直径D22Aは、管部11の外形の直径D11(図1を参照)に対応したサイズであることが好ましい。具体的には、D22Aは、D11と同一、もしくは多少のクリアランスを有するサイズであることが好ましい。
第2の開口部22Bは、管接続部材12の外形に対応した形状を有することができる。具体的には例えば、第2の開口部22Bは、円形形状を有しており、その直径D22Bは、管接続部材12の一方の端部12Aの外形の直径D12(図1を参照)に対応したサイズであることが好ましい。具体的には、D22Bは、D12と同一、もしくは多少のクリアランスを有するサイズであることが好ましい。
空洞部21は、図2(B)に示した様に、管部11、及び管接続部材12から構成される配管10に装着した際に、配管10の外壁との間に樹脂を注入するための空間を確保できる様に構成されていることが好ましい。このため、第1の開口部22A、及び第2の開口部22Bの近傍以外の部分では、管部11、及び管接続部材12の外形の直径D11、D12よりも空洞部21の直径D21の方が長いことが好ましい。
また、例えば第1の開口部22A、及び第2の開口部22Bの近傍以外の部分の空洞部21の直径D21は、第1の開口部22Aの直径D22A、第2の開口部22Bの直径D22Bよりも長いことが好ましい。
なお、ここでは空洞部21の形状として略円柱形状の場合を例に説明したが、係る形状に限定されるものではなく、余ねじ部111を含む、管部11、及び管接続部材12の一部の領域を収容できる形状であれば良い。ただし、本実施形態の樹脂成型用の型の製造が容易であることや、配管の周方向において均一な厚さに樹脂を形成できることから、上述の様な円柱形状を有することが好ましい。
そして、本実施形態の樹脂成型用の型20は、さらに切り込み線23を有することができる。切り込み線23は、一方の端部20Aから、他方の端部20Bまで連続しており、外表面201(図2(B)を参照)と、空洞部21とが連通するように形成できる。このような切り込み線23を設けておくことで、該切り込み線23から樹脂成型用の型20を左右に容易に拡げることが可能になり、配管10に装着しやすくなり、好ましい。
本実施形態の樹脂成型用の型20は、さらに少なくとも1以上の孔24A、24Bを有することができる。例えば図2(B)に示したように孔24A、24Bは、外表面201と、空洞部21とを接続するように形成することができ、本実施形態の樹脂成型用の型20を、配管10に装着後、係る孔24Aおよび/または孔24Bから封止用の樹脂を注入することで、配管10の余ねじ部を含む領域を樹脂封止できる。
なお、孔24A、24Bの2つの孔を設けた例を示しているが係る形態に限定されるものではない。樹脂を空洞部21に注入できる様に構成されていればよく、いずれか一方の孔のみであっても良く、3つ以上の孔を設けておくこともできる。ただし、樹脂を注入する際に、空洞部21内の空気を抜くための孔と、樹脂注入用の孔との2つの孔を設けておくことが好ましい。
孔24A、24Bを設ける場所は特に限定されないが、注入した樹脂が、空洞部21から流出しない様に、配管10に装着した際に、上面、または側面となる場所に設けておくことが好ましい。このため、例えば一方の端部20A、他方の端部20B、側面から選択された1以上の場所に設けておくことが好ましい。
例えば、縦配管、すなわち地面と鉛直方向に延びる管部11と、該管部11に接続した管接続部材12との間に生じる余ねじ部を樹脂封止する場合に用いる樹脂成型用の型は、図2(A)、図2(B)に示した樹脂成型用の型20のように、上面に孔24A、24Bを設けることが好ましい。このように上面に孔24A、24Bを設けておくことで、配管10に樹脂成型用の型20を装着した際に、孔24A、24Bが上方に位置するため、容易に樹脂を注入することができ、また注入した樹脂の流出を防ぐことができ、好ましい。
また、横配管、すなわち水平方向に延びる管部と、該管部に接続した管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止する場合に用いる樹脂成型用の型は、図3に示した樹脂成型用の型20´のように、側面に孔24A´、24B´を設けることが好ましい。このように側面に孔24A´、24B´を設けておくことで、配管に樹脂成型用の型20´を装着した際に、孔24A´、24B´を容易に上方に配置させることができる。このため、容易に樹脂を注入することができ、また注入した樹脂の流出を防ぐことができ、好ましい。
本実施形態の樹脂成型用の型20の空洞部21を画する壁部分の肉厚t(図2(B)を参照)は特に限定されるものではなく、樹脂成型用の型に用いる材料の硬度等に応じて選択することができる。例えば樹脂成型用の型の空洞部21に樹脂を充填した場合に、充填した樹脂を支持できるように肉厚tを選択することが好ましい。また、樹脂成型用の型20の壁部分の肉厚tは均一である必要はなく、例えば一方の端部20A、他方の端部20Bの壁部の肉厚t、t(図2(B)を参照)について、他の部分の肉厚tと異なるように構成することもできる。
本実施形態の樹脂成型用の型の材料は特に限定されるものではない。ただし、注入する樹脂と反応しない材料であることが好ましい。また、切り込み線23から、拡げて配管10に装着するため、一定程度の柔軟性を有する材料であることが好ましい。
次に、本実施形態の樹脂成型用の型を用いた樹脂封止工法(樹脂封止方法)について説明する。
本実施形態の樹脂成型用の型を用いた、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止する樹脂封止工法は、例えば以下の工程を有することができる。
既述の樹脂成型用の型を、余ねじ部が空洞部内に位置するように装着する型装着工程。
樹脂成型用の型の孔から樹脂を注入する樹脂注入工程。
図2(B)を用いながら説明する。
型装着工程では、図2(B)に示す様に配管10に既述の樹脂成型用の型20を装着することができる。装着の具体的な方法は特に限定されないが、既述のように例えば切り込み線23から、図2(A)中、左右の方向に樹脂成型用の型20を拡げながら、配管10に装着することができる。
この際、余ねじ部111部分を樹脂封止できるように、樹脂成型用の型20の空洞部21内に余ねじ部111が位置するように、すなわち、樹脂成型用の型20で余ねじ部111を覆うように樹脂成型用の型20を装着することが好ましい。特に、図2(B)に示すように、余ねじ部111と、管部11の余ねじ部111側の一部の領域と、管接続部材12の余ねじ部111側の一部の領域とが空洞部21内に位置するように、樹脂成型用の型20を装着することが好ましい。
なお、後述する離型工程を実施する場合において、樹脂成型用の型20を容易に離型できるように、樹脂成型用の型20の空洞部21の表面に離型剤等を塗布しておくこともできる。
装着後、樹脂成型用の型20が外れないように、例えば切り込み線23を跨ぐように、テープ等を貼り付け、樹脂成型用の型20を固定することができる。この際、樹脂成型用の型20に設けた孔24A、孔24Bを塞がないように、テープ等を貼り付けることが好ましい。
そして、樹脂を注入する樹脂注入工程では、樹脂成型用の型20の空洞部21に、樹脂成型用の型20に設けられた孔24A、および/または孔24Bから樹脂を注入することができる。
樹脂注入工程で用いる樹脂の種類は特に限定されるものではなく、例えば管部の材料等に応じて任意に選択することができる。例えば二液混合型の樹脂を好ましく用いることができる。これは、二液混合型の樹脂の場合、例えば専用冶具により樹脂を注入する際に二液を混合し、硬化反応を開始することができるため、保存安定性、取扱い性に優れるからである。二液混合型の樹脂としては、二液混合性エポキシ樹脂等を好ましく用いることができる。
その他に紫外線硬化性樹脂等の簡単な操作により、硬化反応を開始する樹脂も好ましく用いることができる。
樹脂を注入後、例えば孔24Aや、孔24Bから注入した樹脂が流出しないようにテープ等で孔24Aや孔24Bを塞ぐことができる。
そして、樹脂が重合した後、すなわち樹脂が十分に硬化した後、樹脂成型用の型20を離型する離型工程を実施することもできる。離型を行う際の具体的な操作は特に限定されないが、型装着工程の場合と同様に、切り込み線23から、図2(A)中、左右の方向に樹脂成型用の型20を拡げながら離型を行うことができる。
なお、樹脂成型用の型に注入した樹脂が硬化した後、樹脂成型用の型を離型しなくても良い。このため、本実施形態の樹脂封止工法においては、例えば上述した離型工程を実施することなく、樹脂注入工程までで操作を終了することもできる。
このように、離型工程を実施せず、樹脂成型用の型を残しておくことで、樹脂成型用の型により、硬化した樹脂を保護することもできる。
以上に本実施形態の樹脂成型用の型の構成例について説明したが、本実施形態の樹脂成型用の型を用いることで、管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を、容易に樹脂封止することができる。このため、例えば従来の自己接着型ゴム製テープを用いた方法や、樹脂や、防錆塗料を塗布する方法と比較して、より確実に余ねじ部を封止することができ、より長期間にわたって、防食効果を発揮することができる。
10 配管
11 管部
111 余ねじ部
12 管接続部材
20、20´ 樹脂成型用の型
20A 一方の端部
20B 他方の端部
21 空洞部
22A 第1の開口部
22B 第2の開口部
23 切り込み線
24A、24B、24A´、24B´ 孔

Claims (1)

  1. 管部と、管接続部材との間に生じる余ねじ部を樹脂封止するための樹脂成型用の型であって、
    一方の端部から、前記一方の端部と反対側の位置にある他方の端部まで連通した空洞部と、
    前記一方の端部に設けられ、前記管部の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第1の開口部と、
    前記他方の端部に設けられ、前記管接続部材の前記管部側の外形に対応した形状を有し、前記空洞部を構成する第2の開口部と、
    前記一方の端部から、前記他方の端部まで連続しており、外表面と、前記空洞部とが連通するように形成された切り込み線と、
    外表面と、前記空洞部とを接続する少なくとも1以上の孔と、を有する樹脂成型用の型。
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