JP2018116783A - 電子部品用基板および電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】透明基板に入射した光源からの光の一部が、視認側に透過せずに透明基板内を面方向に伝搬する迷光となる。【解決手段】第1の側の第1表面3aと、第1の側と反対の第2の側の第2表面3bと、第1表面3aの外周端と第2表面3bの外周端との間の外周面3cとを有し、第2の側に光源部2が位置した状態で光源部2から発せられた光を第2表面3bおよび第1表面3aを通して第1の側に透過する基板3と、外周面3cの少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、光源部2から発せられた光を吸収する樹脂膜4と、を備える電子部品用基板。【選択図】図1
Description
本開示は、電子部品用基板および電子部品に関する。
従来から、有機発光ダイオードや発光ダイオードを光源とした表示装置が採用されている。表示装置では、光源から発せられた光を透明基板を通して視認側に透過させることで、視認側に所望の画像を表示する。
しかしながら、従来の表示装置では、透明基板に入射した光源からの光の一部が、視認側に透過せずに透明基板内を面方向に伝搬する迷光となることがあった。そして、迷光が透明基板の外周面に到達し、外周面から外部に出射されることで、暗室コントラストが低下してしまう虞があった。
本開示の実施形態が解決しようとする課題は、迷光を低減することにより表示品位の優れた電子部品用基板および電子部品を提供することである。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様では、
第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記第2の側に光源部が位置した状態で前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、を備える電子部品用基板が提供される。
第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記第2の側に光源部が位置した状態で前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、を備える電子部品用基板が提供される。
前記顔料は、銅フタロシアニンを含んでもよい。
前記顔料は、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含んでもよい。
前記顔料は、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含み、
前記銅フタロシアニンは、前記カーボンブラックよりも前記外周面に近い位置において前記樹脂膜に含有されていてもよい。
前記銅フタロシアニンは、前記カーボンブラックよりも前記外周面に近い位置において前記樹脂膜に含有されていてもよい。
前記銅フタロシアニンの粒子径は、前記カーボンブラックの粒子径より小さくてもよい。
前記顔料の粒子径は、500nm以下であってもよい。
前記樹脂膜の厚みは、0.1μm以上5.0μm以下であってもよい。
前記樹脂膜は、光硬化性を有してもよい。
前記基板は、無アルカリガラスを含有してもよい。
前記基板は、樹脂を含有してもよい。
前記光源部は、有機発光ダイオードを有してもよい。
本開示の他の一態様では、
光を発する光源部と、
前記光源部に対して第1の側に位置し、前記第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する第1基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、
前記光源部に対して前記第2の側に位置する第2基板と、を備える電子部品が提供される。
光を発する光源部と、
前記光源部に対して第1の側に位置し、前記第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する第1基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、
前記光源部に対して前記第2の側に位置する第2基板と、を備える電子部品が提供される。
本開示によれば、迷光を低減することができる。
以下、本開示の実施形態に係る貫通電極基板の構成ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本開示の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本明細書において、「基板」、「基材」、「シート」や「フィルム」など用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「基板」や「基材」は、シートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
先ず、図1を参照しながら、本開示の電子部品用基板および電子部品の一例として、有機EL表示装置用基板および有機EL表示装置の実施形態について説明する。図1は、本実施形態による有機EL表示装置1を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態の有機EL表示装置1は、光源部2と、第1基板3と、樹脂膜4と、第2基板5と、封止部6とを備える。第1基板3と樹脂膜4とは、有機EL表示装置用基板10を構成している。
(光源部2)
光源部2は、下界がおおよそ360〜400nm、上界がおおよそ760〜830nmである可視光を発するように構成されている。具体的には、光源部2は、赤色の光RLを発する第1発光層21と、緑色の光GLを発する第2発光層22と、青色の光BLを発する第3発光層23と、各発光層21〜23を第1の側の一例である上方D1および第2の側の一例である下方D2の双方から挟む電極24、25とを有する。各発光層21〜23のそれぞれは、有機材料によって構成されている。光源部2は、封止部6によって第1基板3と第2基板5との間において封止されている。封止部6は、例えば、熱硬化性樹脂等の樹脂を含有している。
光源部2は、下界がおおよそ360〜400nm、上界がおおよそ760〜830nmである可視光を発するように構成されている。具体的には、光源部2は、赤色の光RLを発する第1発光層21と、緑色の光GLを発する第2発光層22と、青色の光BLを発する第3発光層23と、各発光層21〜23を第1の側の一例である上方D1および第2の側の一例である下方D2の双方から挟む電極24、25とを有する。各発光層21〜23のそれぞれは、有機材料によって構成されている。光源部2は、封止部6によって第1基板3と第2基板5との間において封止されている。封止部6は、例えば、熱硬化性樹脂等の樹脂を含有している。
電極24、25のうち、一方は、発光層21〜23に正孔を注入する陽極であり、他方は、発光層21〜23に電子を注入する陰極である。視認側となる一方の電極24は、酸化インジウムスズなどの透明電極である。図示はしないが、陽極と発光層21〜23との間には、陽極から注入される正孔を発光層21〜23に輸送する正孔輸送層が設けられている。また、陰極と発光層21〜23との間には、陰極から注入される電子を発光層21〜23に輸送する電子輸送層が設けられている。
各発光層21〜23は、電極24、25間の電圧が印加されることで、各発光層21に応じた色の光を発する。具体的には、電極24、25間に電圧が印加されることで、発光層21〜23には、正孔輸送層を経由して陽極から正孔が注入され、電子輸送層を経由して陰極から電子が注入される。発光層21〜23に注入された正孔と電子は、発光層21〜23において結合する。結合のエネルギーによって、各発光層21〜23を構成する有機材料は、基底状態から励起状態へと変化する。励起状態は不安定であるので、有機材料は、再び基底状態に戻る。そして、基底状態に戻るときに失われるエネルギーに応じた光が発光層21〜23から発せられる。
各発光層21〜23は、それ自体で各発光層21〜23に応じた色の光を発するものであってもよく、または、カラーフィルタとの組合せで各発光層21〜23に応じた色の光を発する白色発光層であってもよい。
(第1基板3)
第1基板3は、光源部2に対して上方D1に位置する。第1基板3は、第1の側の第1表面の一例である上面3aと、第1の側と反対の第2の側の第2表面の一例である下面3bと、上面3aの外周端と下面3bの外周端との間の外周面3cとを有する。
第1基板3は、光源部2に対して上方D1に位置する。第1基板3は、第1の側の第1表面の一例である上面3aと、第1の側と反対の第2の側の第2表面の一例である下面3bと、上面3aの外周端と下面3bの外周端との間の外周面3cとを有する。
第1基板3は、光源部2から発せられた光を、下面3bおよび上面3aを通して視認側となる第1基板3の上方D1に透過する。
第1基板3は、無アルカリガラスを含有してもよい。無アルカリガラスは、アルカリ成分を含むガラスと比較して、薬品や水で浸食され難く、加熱または冷却による寸法変化が小さく、また、電気絶縁性に優れている。したがって、無アルカリガラスを含有することで、信頼性を確保することができる。第1基板3は、樹脂を含有してもよい。樹脂を含有することで、第1基板3の材料コストを抑えることができる。
(樹脂膜4)
樹脂膜4は、第1基板3の外周面3cの少なくとも一部に位置している。図1の例において、樹脂膜4は、外周面3cの全領域に位置し、外周面3cの全領域を覆っている。
樹脂膜4は、第1基板3の外周面3cの少なくとも一部に位置している。図1の例において、樹脂膜4は、外周面3cの全領域に位置し、外周面3cの全領域を覆っている。
樹脂膜4は、顔料を含有し、光源部2から発せられた光を吸収する。
光源部2から発せられた光の一部は、第1基板3の上方D1に透過せず、下面3bまたは上面3aにおける散乱等によって迷光となることがある。迷光は、例えば、上面3aと下面3bとの間での全反射を繰り返しながら第1基板3の内部を面方向に伝搬し、外周面3cに到達する。もし、外周面3cに到達した迷光が外周面3cから第1基板3の外部に出射された場合、出射された迷光は、暗室コントラストを低下させる原因となる。
これに対して、本実施形態では、外周面3cに位置する樹脂膜4が、外周面3cに到達した迷光を吸収することができる。迷光を吸収することで、外周面3cから第1基板3の外部に迷光が出射されることを抑制することができる、これにより、迷光を低減し、暗室コントラストの低下を抑制することができる。
光源部2から発せられた光を吸収するため、樹脂膜4に含有される顔料は、光源部2から発せられた光の吸収率が高い顔料である。このような顔料としては、例えば、黒色顔料、黒色顔料と非黒色顔料との組合せ、または複数の非黒色顔料の混合物が挙げられる。黒色顔料と非黒色顔料との組合せは、黒色顔料と非黒色顔料とが混合された態様であってもよく、または、黒色顔料と非黒色顔料とが樹脂膜4の異なる位置に偏在した態様であってもよい。複数の非黒色顔料の混合物は、黒色またはこれに近い色の顔料である。複数の非黒色顔料は、互いに補色の関係にある顔料であることが望ましい。
樹脂膜4に含有される顔料は、非黒色顔料の1つとして、青色顔料の1つである銅フタロシアニンを含んでもよい。短波長側の光が、暗室コントラスト低下に大きく影響するからである。短波長側の透過率が大きい銅フタロシアニンを含有する樹脂膜4が外周面3cに位置することで、第1基板3の内部から外周面3cに到達した迷光が、樹脂膜4によって第1基板3の内部側に反射されることを抑制することができる。すなわち、銅フタロシアニンによって短波長の迷光を樹脂膜4の内部に引き込むことができる。そして、樹脂膜4の内部に引き込まれた短波長の迷光を、銅フタロシアニンと他の非黒色顔料との組合せによる黒色の混合顔料または銅フタロシアニンから独立した黒色顔料によって効果的に吸収できる。短波長側の光を効果的に吸収できることで、暗室コントラストの低下を更に効果的に抑制することができる。
樹脂膜4に含有される顔料は、銅フタロシアニンに加えて、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含んでもよい。カーボンブラック単体は反射率が高いため、樹脂膜4にそのまま含有させた場合には、第1基板3の内部から外周面3cに到達した迷光が、カーボンブラックによって第1基板3の内部側に反射される虞がある。第1基板3の内部側に反射された迷光は、樹脂膜4が存在しない第1基板3の位置から外部に出射されて暗室コントラストを低下させる新たな要因となり得る。これに対して、絶縁層で覆われたカーボンブラックは、カーボンブラック単体と比較して反射率が低減されているので、迷光の反射を抑制し、暗室コントラストの低下を更に効果的に抑制することができる。
樹脂膜4に含有される顔料の粒子径は、500nm以下であることが好ましく、0μmより大きく200nm以下であることがより好ましい。顔料の粒子径が500nmより大きいと、第1基板3の内部から外周面3cに到達した迷光が、顔料によって拡散反射される虞がある。顔料によって拡散反射された迷光は、暗室コントラストを低下させる新たな要因となり得る。これに対して、顔料の粒子径を500nm以下にすることで、顔料による迷光の拡散反射を抑制し、暗室コントラストの低下を更に効果的に抑制することができる。なお、顔料の粒子径は、例えば、粒度分布測定装置で測定できる。
ここで、迷光の拡散反射の抑制のために顔料の粒子径を小さくするためには、多種多様の顔料の中でも、光の吸収性に優れ、なおかつ、微細化に適した顔料を選択することが望ましい。そのような顔料として、以下の顔料Aおよび顔料Bの少なくとも一方を含む顔料を挙げることができる。
顔料A:
PR(ピグメントレッド)254、PR177およびPR242の少なくとも1つを含有する赤色顔料と、
PY(ピグメントイエロー)150、PY139およびPY138の少なくとも1つを含有する黄色顔料と、
PG(ピグメントグリーン)36、PG58およびPG7の少なくとも1つを含有する緑色顔料と、
PB(ピグメントブルー)15:6、PB15:3およびPB15:4の少なくとも1つを含有する青色顔料と、
少なくともPO(ピグメントオレンジ)36を含有する橙色顔料と、
少なくともPV(ピグメントバイオレット)23を含有する紫色顔料と、
からなる群から選択される2色以上の顔料。
PR(ピグメントレッド)254、PR177およびPR242の少なくとも1つを含有する赤色顔料と、
PY(ピグメントイエロー)150、PY139およびPY138の少なくとも1つを含有する黄色顔料と、
PG(ピグメントグリーン)36、PG58およびPG7の少なくとも1つを含有する緑色顔料と、
PB(ピグメントブルー)15:6、PB15:3およびPB15:4の少なくとも1つを含有する青色顔料と、
少なくともPO(ピグメントオレンジ)36を含有する橙色顔料と、
少なくともPV(ピグメントバイオレット)23を含有する紫色顔料と、
からなる群から選択される2色以上の顔料。
顔料B:
カーボンブラックおよびチタンブラックの少なくとも1つを含有する黒色顔料。
カーボンブラックおよびチタンブラックの少なくとも1つを含有する黒色顔料。
顔料Aは、これを構成する2色以上の非黒色顔料が混合されることで、光の吸収率が増加すなわち透過率が減少された顔料である。顔料Bすなわち黒色顔料と組み合わせずに顔料Aのみを単独で用いる場合、顔料Aは、それ自体で黒色またはこれに近い顔料であることが好ましい。言い換えれば、顔料Aを構成する2色以上の非黒色顔料は、互いに補色の関係にあることが好ましい。
顔料Aおよび顔料Bは、光の吸収に適した暗色を有するうえに、多種多様の顔料の中でも、微細化すなわち粒子径を縮小する加工に適している。
なお、上記顔料Aのうち、PB15:6は、銅フタロシアニンのε結晶である。
樹脂膜4の厚みは、0.1μm以上であることが好ましい。樹脂膜4の厚みを0.1μm以上とすることで、樹脂膜4が効果的に迷光を吸収できる。樹脂膜4の厚みは、1.0μm以上であることよりが好ましい。また、樹脂膜4の厚みは、5.0μm以下であることが好ましい。樹脂膜4の厚みを5.0μm以下とすることで、複数の有機EL表示装置1をタイリングして大画面の有機EL表示装置1を構成する場合に、隣接する有機EL表示装置1同士の繋ぎ目を目立ち難くすることができる。
樹脂膜4は、光硬化性を有していてもよい。樹脂膜4が光硬化性を有することで、光の照射によって樹脂膜4を簡便に硬化できる。
樹脂膜4は、エン化合物およびチオール化合物を含むポリエン−ポリチオール系樹脂を含有していてもよい。ポリエン−ポリチオール系樹脂を含有することで、第1基板3の外周面3cに容易に樹脂膜4を塗布することができる。
第1基板3がガラス基板である場合、樹脂膜4は、Si共重合体を含有することが好ましい。Si共重合体を含有することで、樹脂膜4を第1基板3の外周面3cに確実に付着させることができる。
(第2基板5)
第2基板5は、光源部2に対して下方D2に位置する。第2基板5は、上面5aと、下面5bと、上面5aの外周端と下面5bの外周端との間の外周面5cとを有する。
第2基板5は、光源部2に対して下方D2に位置する。第2基板5は、上面5aと、下面5bと、上面5aの外周端と下面5bの外周端との間の外周面5cとを有する。
第2基板5は、無アルカリガラスを含有してもよい。無アルカリガラスを含有することで、信頼性を確保することができる。第2基板5は、樹脂を含有してもよい。樹脂を含有することで、コストを抑えることができる。
(製造方法)
図1の有機EL表示装置用基板10は、例えば、以下に説明する製造方法で製造することができる。
図1の有機EL表示装置用基板10は、例えば、以下に説明する製造方法で製造することができる。
図2Aは、本実施形態による有機EL表示装置用基板10の製造方法を示す図である。有機EL表示装置用基板10の製造においては、先ず、図2Aに示すように、第1基板3を準備する。第1基板3は、例えば、大判のガラス基板を第1基板3に応じた大きさおよび形状に切断することで準備してもよい。
図2Bは、図2Aに続く本実施形態による有機EL表示装置用基板10の製造方法を示す図である。第1基板3を準備した後、図2Bに示すように、第1基板3の上面3aに、上面3aの外周端から面方向D3にはみ出す大きさおよび形状を有する第1保護膜7を設ける。また、第1基板3の下面3bに、下面3bの外周端から面方向D3にはみだす大きさおよび形状を有する第2保護膜8を設ける。保護膜7、8は、第1基板3の表面3a、3bに、保護膜7、8の材料を含有する溶液を塗布し乾燥させることで形成してもよい。
図2Cは、図2Bに続く本実施形態による有機EL表示装置用基板10の製造方法をc示す図である。第1保護膜7および第2保護膜8を設けた後、図2Cに示すように、第1基板3の外周面3cに、顔料を混合および撹拌した樹脂膜4の溶液を塗布する。樹脂膜4の溶液は、例えば、ディップコート法で塗布してもよい。
図2Dは、図2Cに続く本実施形態による有機EL表示装置用基板10の製造方法を示す図である。樹脂膜4の溶液を塗布した後、図2Dに示すように、光Lの照射によって溶液を硬化することで樹脂膜4を得る。樹脂膜4がUV硬化樹脂を含有する場合、光Lは紫外線でよい。
図2Eは、図2Dに続く本実施形態による有機EL表示装置用基板の製造方法を示す図である。樹脂膜4を得た後、図2Eに示すように、上面3aから第1保護膜7を剥離し、下面3bから第2保護膜8を剥離することで、有機EL表示装置用基板10を得る。
図3は、本実施形態による有機EL表示装置用基板10の作用を説明するための説明図である。本実施形態の有機EL表示装置用基板10は、第1基板3の外周面3cに、顔料を含有する樹脂膜4を有する。これにより、光源部2から発せられた光の一部が迷光SLとなって上面3aおよび下面3bにおける全反射を繰り返しながら外周面3cに到達した場合に、外周面3cに位置する樹脂膜4で迷光SLを吸収できる。これにより、迷光SLを低減でき、暗室コントラストの低下を効果的に抑制することができる。
(実施例)
次に、有機EL表示装置用基板10の実施例について説明する。図4は、本実施形態による有機EL表示装置用基板10の実施例を説明するための説明図である。
次に、有機EL表示装置用基板10の実施例について説明する。図4は、本実施形態による有機EL表示装置用基板10の実施例を説明するための説明図である。
以下では、有機EL表示装置用基板10に対して実施した光吸収性の評価方法について説明する。評価にあたっては、図4に示すように、樹脂膜4の一部に外周面3cを部分的に露出させる開口4aを設定し、開口4aを通して第1基板3の内部に可視光L1を照射した。そして、開口4aと反対の外周面3cから外部に漏洩する可視光L2の光量を測定した。評価方法では、有機EL表示装置用基板10に対応する試料として、実験例1の試料を用いた。また、比較例として、顔料の粒径が500nmを超える比較例1の試料と、樹脂膜4を有しない比較例2の試料とを用いた。各試料の条件は以下の通りである。
実施例1は、図1に示した有機EL表示装置用基板10の一例であり、以下の条件を満足する。
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
樹脂膜4の樹脂材料:エンチオール系樹脂含有
樹脂膜4の厚さ:0.5um
顔料:PB15:6、PY150、PR242
顔料の平均粒径:10−30nm
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
樹脂膜4の樹脂材料:エンチオール系樹脂含有
樹脂膜4の厚さ:0.5um
顔料:PB15:6、PY150、PR242
顔料の平均粒径:10−30nm
比較例1は、以下の条件を満足する。
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
樹脂膜4の樹脂材料:エンチオール系樹脂含有
樹脂膜4の厚さ:1.0um
顔料:PB15:6、PY150、PR242
顔料の平均粒径:600nm
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
樹脂膜4の樹脂材料:エンチオール系樹脂含有
樹脂膜4の厚さ:1.0um
顔料:PB15:6、PY150、PR242
顔料の平均粒径:600nm
比較例2は、以下の条件を満足する。
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
第1基板3の材料:厚さ0.7mmのガラス基板(旭硝子株式会社製 AN材)
表1の評価結果によれば、3つの試料のうち、実施例1の可視光L2の光量が最も小さくなり、比較例2の可視光L2の光量が最も大きくなった。実施例1の試料は、樹脂膜4中にパワーが強い短波長の青色光の吸収に適した銅フタロシアニンを含有し、かつ、顔料の粒径が拡散反射を生じさせない500nm以下であるため、良好な光吸収性を有すると推定される。比較例1の試料は、樹脂膜4中に銅フタロシアニンを含有するが、顔料の粒径が500nmを超えるため、拡散反射によって光吸収率が落ちていると推定される。比較例2の試料は、樹脂膜4を有しないため、殆ど光吸収性を有しない。
(第1の変形例)
次に、第2基板5の外周面5cにも樹脂膜4が位置する第1の変形例について説明する。図5は、本実施形態の第1の変形例による有機EL表示装置10を示す断面図である。図1では、第1基板3の外周面3cのみに樹脂膜4が位置する有機EL表示装置用基板10の例について説明した。
次に、第2基板5の外周面5cにも樹脂膜4が位置する第1の変形例について説明する。図5は、本実施形態の第1の変形例による有機EL表示装置10を示す断面図である。図1では、第1基板3の外周面3cのみに樹脂膜4が位置する有機EL表示装置用基板10の例について説明した。
これに対して、第1の変形例の有機EL表示装置用基板10においては、図5に示すように、第1基板3の外周面3cに加えて、更に、第2基板5の外周面5cにも、顔料を含有する樹脂膜4が位置している。第2基板5の樹脂膜4の構造および製法は、第1基板3の樹脂膜4と同様であってもよい。
第1の変形例によれば、光源部2から発生された光の一部が迷光となって第2基板5内を伝搬して外周面5cに入射した場合に、外周面5cに位置する樹脂膜4で迷光を吸収できる。これにより、迷光を更に有効に低減でき、暗室コントラストの低下を更に効果的に抑制することができる。
(第2の変形例)
次に、封止部6の外周面6aにも樹脂膜4が位置する第2の変形例について説明する。図6は、本実施形態の第2の変形例による有機EL表示装置10を示す断面図である。図5では、第1基板3の外周面3cおよび第2基板5の外周面5cの双方に樹脂膜4が位置する有機EL表示装置用基板10の例について説明した。
次に、封止部6の外周面6aにも樹脂膜4が位置する第2の変形例について説明する。図6は、本実施形態の第2の変形例による有機EL表示装置10を示す断面図である。図5では、第1基板3の外周面3cおよび第2基板5の外周面5cの双方に樹脂膜4が位置する有機EL表示装置用基板10の例について説明した。
これに対して、第2の変形例の有機EL表示装置用基板10においては、図5に示すように、第1基板3の外周面3cおよび第2基板5の外周面5cに加えて、更に、封止部6の外周面6aにも、顔料を含有する樹脂膜4が位置している。樹脂膜4は、第1基板3の外周面3a、封止部6の外周面6aおよび第2基板5の外周目5cに連続して設けられている。
第2の変形例の樹脂膜4は、光源部2を挟んで第1基板3と第2基板5とを接合した後に、第1基板3、封止部6、および第2基板5のそれぞれの外周面3c、6c、5cにわたって樹脂膜4の溶液を塗布および硬化させることで一度に形成してもよい。
第2の変形例によれば、光源部2から発せられた光の一部が迷光となって封止部6の外周面6cに入射した場合に、外周面6cに位置する樹脂膜4で迷光を吸収できる。これにより、迷光を更に有効に低減でき、暗室コントラストの低下を更に効果的に抑制することができる。
(第3の変形例)
次に、樹脂膜4の厚みが下方D2に向かって漸次増加する部位を有する第3の変形例について説明する。図7は、本実施形態の第3の変形例による有機EL表示装置用基板10を示す断面図である。
次に、樹脂膜4の厚みが下方D2に向かって漸次増加する部位を有する第3の変形例について説明する。図7は、本実施形態の第3の変形例による有機EL表示装置用基板10を示す断面図である。
これまでは、樹脂膜4の厚みが一定の有機EL表示装置用基板10の例について説明した。これに対して、第3の変形例の有機EL表示装置用基板10は、樹脂膜4の厚みが下方D2に向かって漸次増加する部位を有する。具体的には、図7に示すように、第3の変形例の有機EL表示装置用基板10は、上半部の樹脂膜4の厚みが下方D2に向かって漸増し、下半部の樹脂膜4の厚みが下方D2に向かって漸減している。なお、図7の破線に示すように、樹脂膜4の厚みは、樹脂膜4の上端から下端に至るまで、下方D2に向かって漸増していてもよい。
第3の変形例の有機EL表示装置用基板10は、図1の例等において説明した樹脂膜4の角部を面取りすることで製造することができる。
図8は、本実施形態の第3の変形例による有機EL表示装置用基板10の適用例を示す断面図である。第3の変形例によれば、図8に示すように、大画面表示に対応するため複数の有機EL表示装置用基板10すなわち有機EL表示装置1を面方向D3において繋ぎ合わせるタイリングを行う場合に、隣り合う有機EL表示装置用基板10の間に接着剤9を容易に入り込ませることができる。これにより大画面の有機EL表示装置用基板の製造効率を向上させることができる。
(第4の変形例)
次に、銅フタロシアニンを含有する樹脂膜4とカーボンブラックを含有する樹脂膜4との二層構造を有する第4の変形例について説明する。図9は、本実施形態の第4の変形例による有機EL表示装置用基板10を示す断面図である。
次に、銅フタロシアニンを含有する樹脂膜4とカーボンブラックを含有する樹脂膜4との二層構造を有する第4の変形例について説明する。図9は、本実施形態の第4の変形例による有機EL表示装置用基板10を示す断面図である。
これまでは、単層構造の樹脂膜4を有する有機EL表示装置用基板10の例について説明した。これに対して、第4の変形例の有機EL表示装置用基板10において、樹脂膜4は、銅フタロシアニンを含有する第1樹脂層41と、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含有する第2樹脂層42とを有する。第1樹脂層41は、第1基板3の外周面3cに接している。第2樹脂層42は、第1樹脂層41の外周面に接している。すなわち、銅フタロシアニンは、カーボンブラックよりも第1基板3の外周面3cに近い位置において樹脂膜4に含有されている。
第4の変形例によれば、外周面3cに接する第1樹脂層41に含有された銅フタロシアニンによって、第1基板3の内部から外周面3cに到達した短波長の迷光を、第1基板3の内部側への反射を抑制しつつ第2樹脂層42側に導光することができる。そして、第2樹脂層42側に導光された短波長の迷光を、第2樹脂層42に含有されたカーボンブラックによって吸収することができる。
また、第4の変形例においては、銅フタロシアニンでの拡散反射を抑制するため、銅フタロシアニンの粒子径を、カーボンブラックの粒子径より小さくすることが好ましい。
本開示の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本開示の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本開示の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 有機EL表示装置
2 光源部
3 第1基板
3a 上面
3b 下面
3c 外周面
4 樹脂膜
2 光源部
3 第1基板
3a 上面
3b 下面
3c 外周面
4 樹脂膜
Claims (12)
- 第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記第2の側に光源部が位置した状態で前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、を備える電子部品用基板。 - 前記顔料は、銅フタロシアニンを含む請求項1に記載の電子部品用基板。
- 前記顔料は、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含む請求項1又は2に記載の電子部品用基板。
- 前記顔料は、絶縁層で覆われたカーボンブラックを含み、
前記銅フタロシアニンは、前記カーボンブラックよりも前記外周面に近い位置において前記樹脂膜に含有されている請求項2に記載の電子部品用基板。 - 前記銅フタロシアニンの粒子径は、前記カーボンブラックの粒子径より小さい請求項3又は4に記載の電子部品用基板。
- 前記顔料の粒子径は、500nm以下である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 前記樹脂膜の厚みは、0.1μm以上5.0μm以下である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 前記樹脂膜は、光硬化性を有する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 前記基板は、無アルカリガラスを含有する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 前記基板は、樹脂を含有する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 前記光源部は、有機発光ダイオードを有する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の電子部品用基板。
- 光を発する光源部と、
前記光源部に対して第1の側に位置し、前記第1の側の第1表面と、前記第1の側と反対の第2の側の第2表面と、前記第1表面の外周端と前記第2表面の外周端との間の外周面とを有し、前記光源部から発せられた光を前記第2表面および前記第1表面を通して前記第1の側に透過する第1基板と、
前記外周面の少なくとも一部に位置し、顔料を含有し、前記光源部から発せられた光を吸収する樹脂膜と、
前記光源部に対して前記第2の側に位置する第2基板と、を備える電子部品。
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