JP2018113237A - 圧接コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧接コネクタの他方の接続端子とバネとの接続部分との間における撓みが少なく、他方の基板の電極端子との電気的な接続を確実にとることのできる圧接コネクタを提供する。【解決手段】一方の側に形成された一方の接続端子部と、他方の側に形成された他方の接続端子部と、前記一方の接続端子部と前記他方の接続端子部との間に形成された弾性を有する螺旋形状の弾性部と、を有し、前記一方の接続端子部、前記他方の接続端子部及び前記弾性部は、導電性を有する材料により形成されており、前記弾性部には、前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記他方の接続端子部の裏面に当接する受け部が設けられていることを特徴とする圧接コネクタにより上記課題を解決する。【選択図】 図4

Description

本発明は、圧接コネクタに関するものである。
近年、電子機器の小型化の傾向が進んでおり、このような電子機器に内蔵される異なる基板同士を電気的に接続する方法として、圧接コネクタが用いられている。この圧接コネクタは、例えば、金属板を折り曲げることにより形成されており、一方の接続端子と他方の接続端子とを有しており、一方の接続端子と他方の接続端子との間は弾性を有しバネとして機能する。
圧接コネクタは、一方の基板の電極端子に圧接コネクタの一方の接続端子をハンダ等により電気的に接続し、圧接コネクタの他方の接続端子に他方の基板の電極端子を接触させる。これにより、一方の基板の電極端子と他方の基板の電極端子とを圧接コネクタを介し電気的に接続することができる。この際、圧接コネクタの他方の接続端子が他方の基板の電極端子により押され、圧接コネクタの一方の接続端子と他方の接続端子との間が縮むことによりバネの復元力が生じる。この復元力により、圧接コネクタの他方の接続端子が、他方の基板の電極端子を押すことにより、圧接コネクタの他方の接続端子と他方の基板の電極端子との接触を確実にすることができる。
特開2016−1583号公報
ところで、上記のような圧接コネクタは1〜2mm程度と小さいため、圧接コネクタの他方の接続端子が、他方の基板の電極端子により押されると、圧接コネクタの他方の接続端子とバネとの接続部分が撓む場合がある。このように、圧接コネクタにおいて、意に反した力が加わると、他方の接続端子とバネとの接続部分が撓む場合があり、この場合には他方の接続端子の位置が不安定となり、安定した電気的な接続が得られなくなる。
このため、圧接コネクタの他方の接続端子とバネとの接続部分との間における撓みが少なく、他方の基板の電極端子との電気的な接続を確実に得ることのできる圧接コネクタが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、一方の側に形成された一方の接続端子部と、他方の側に形成された他方の接続端子部と、前記一方の接続端子部と前記他方の接続端子部との間に形成された弾性を有する螺旋形状の弾性部と、を有し、前記一方の接続端子部、前記他方の接続端子部及び前記弾性部は、導電性を有する材料により形成されており、前記弾性部には、前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記他方の接続端子部の裏面に当接する受け部が設けられていることを特徴とする。
開示の圧接コネクタによれば、圧接コネクタの他方の接続端子とバネとの接続部分との間における撓みが少なく、他方の基板の電極端子との電気的な接続を確実に得ることができる。
従来の圧接コネクタの斜視図 従来の圧接コネクタの側面図 圧接コネクタの説明図 本実施の形態における圧接コネクタの斜視図(1) 本実施の形態における圧接コネクタの斜視図(2) 本実施の形態における圧接コネクタの構造図(1) 本実施の形態における圧接コネクタの構造図(2) 本実施の形態における圧接コネクタの構造図(3) 本実施の形態における圧接コネクタの構造の説明図(1) 本実施の形態における圧接コネクタの構造の説明図(2) 本実施の形態における圧接コネクタによる接続の説明図(1) 本実施の形態における圧接コネクタによる接続の説明図(2) 本実施の形態における圧接コネクタによる接続の説明図(3)
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。尚、本願においては、X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1−Y2方向及びZ1−Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1−Z2方向及びX1−X2方向を含む面をZX面と記載する。
最初に、従来の圧接コネクタについて図1及び図2に基づきより詳細に説明する。この圧接コネクタは、図1及び図2に示されるように、一方の接続端子部910、他方の接続端子部920、一方の接続端子部910と他方の接続端子部920との間に設けられた第1のバネ部930とを有している。また、他方の接続端子部920の裏側には、平坦支持部940が設けられており、一方の接続端子部910と平坦支持部940との間には第2のバネ部950が設けられている。圧接コネクタの一方の接続端子部910は一方の基板の電極端子にハンダ等により接続されており、他方の基板の電極端子が、圧接コネクタの他方の接続端子部920に接触することにより、一方の基板の電極端子と他方の基板の電極端子とが電気的に接続される。
従って、他方の接続端子部920には、凸状の接触部921が設けられている。この圧接コネクタは、金属板を打ち抜き加工した後、折り曲げることにより形成されており、他方の接続端子部920の接触部921は、金属板を裏から押し出すことにより形成されているため、他方の接続端子部920の接触部921の表面は曲面となっている。ところで、このような圧接コンタクトは、一方の接続端子部910の大きさが、約1.4mm×1.4mmと極めて小さく、金属板の厚さも約0.1mmと薄い。
このため、他方の基板の電極端子と圧接コネクタの他方の接続端子部920とが接触する際等において、圧接コネクタの他方の接続端子部920に意に反した力が加わると、圧接コネクタの他方の接続端子部920と第1のバネ部930との接続部分で撓む場合がある。このように、圧接コネクタの他方の接続端子部920と第1のバネ部930との接続部分が撓むと、圧接コネクタの他方の接続端子部920の位置が不安定となり、圧接コネクタの他方の接続端子部920と他方の基板の電極端子との間において、安定した電気的な接続が得られない。
このことは、特に圧接コネクタの高さの低い低背タイプの場合に特に顕著となる。具体的には、図3(a)に示される圧接コネクタの他方の接続端子部920を他方の基板の電極端子が形成されている部分を接触させて押した場合、図3(b)に示されるように第2のバネ部950の一部が一方の接続端子部910に接触する。このため、これ以上奥には押し込むことができず、通常と同じストローク量を得ようとすると、低背化に対応することができない。これを解決する方法としては、図3(c)に示されるように、第2のバネ部950aの幅を一部細くして、第2のバネ部950aと一方の接続端子部910との接触を防ぐ方法が考えられる。この場合、第2のバネ部950aの幅を細くした分、奥に押し込むことができるため、低背化に対応することができる。
しかしながら、第2のバネ部950aの幅を細くすると、その分強度が下がり、第2のバネ部950aの幅の細い部分等において曲がりやすくなり、他方の接続端子部920の位置が更に不安定となり、第2のバネ部950aにおける復元力も低下する。このため、圧接コネクタの他方の接続端子部920と他方の基板の電極端子との間において、安定した電気的な接続を得ることが困難になる。
(圧接コネクタ)
次に、本実施の形態における圧接コネクタについて、図4から図8に基づき説明する。尚、図4は、本実施の形態における圧接コネクタを正面側から見た斜視図であり、図5は、背面側から見た斜視図である。図6(a)は、本実施の形態における圧接コネクタの上面図、図6(b)は底面図、図7(a)は正面図、図7(b)は背面図、図8(a)は右側面図、図8(b)は左側面図である。
本実施の形態における圧接コネクタは、一方の側に設けられた一方の接続端子部10、他方の側に設けられた他方の接続端子部20、一方の接続端子部10と他方の接続端子部20とを接続する第1のバネ部30を有している。また、他方の接続端子部20の裏側には、平坦支持部40が設けられており、平坦支持部40と一方の接続端子部10とは第2のバネ部50により接続されている。この圧接コネクタは、導電性を有する材料により形成されている。具体的には、金属板を打ち抜き加工した後、折り曲げることにより形成されており、この金属板の厚さは、例えば、約100μmである。
一方の接続端子部10は、不図示の一方の基板の電極端子にハンダ等により接続される面が、略平坦となるように形成されており、一辺が約1.4mmの略正方形の形状で形成されている。図面に示されるように、一方の接続端子部10は、不図示の一方の基板の電極端子に接続される面が、XY面と平行となるように略平坦に形成されている。
第1のバネ部30は、一方の接続端子部10より他方の接続端子部20まで矩形の螺旋形状により形成されている。具体的には、第1のバネ部30には、XY面と平行な一方の接続端子部10に対し、下側折り曲げ部11においてZ1方向に略直角に折り曲げることにより、ZX面に平行な第1の側面部31が形成されている。また、第1の側面部31に対し第1の折り曲げ部32においてY2方向に略直角に折り曲げることにより第2の側面部33が形成されている。また、第2の側面部33に対し第2の折り曲げ部34においてX2方向に略直角に折り曲げることにより第3の側面部35が形成されている。また、第3の側面部35に対し第3の折り曲げ部36においてY1方向に略直角に折り曲げることにより第4の側面部37が形成されている。
従って、第1のバネ部30は、第1の側面部31、第1の折り曲げ部32、第2の側面部33、第2の折り曲げ部34、第3の側面部35、第3の折り曲げ部36、第4の側面部37により形成されており、Z1−Z2方向に伸縮するバネ性を有している。尚、第1のバネ部30における第1の側面部31、第2の側面部33、第3の側面部35、第4の側面部37の金属板の面は、Z1−Z2方向と略平行である。
他方の接続端子部20は、第4の側面部37に対し上部折り曲げ部38においてX1方向に略直角に折り曲げることにより形成されており、全体が、XY面に略平行に形成されている。このため、第1のバネ部30は、一方の接続端子部10と他方の接続端子部20との間が伸縮する方向においてバネ性を有している。本願においては、第1のバネ部30を第1の弾性部と記載する場合がある。
本実施の形態においては、第1のバネ部30の第3の側面部35には、他方の接続端子部20の側となるZ1方向側に出っ張った第1の垂直支持部61が形成されている。第1の垂直支持部61は、他方の接続端子部20が押された場合に、他方の接続端子部20を支持する。よって、圧接コネクタの上面視では、第1の垂直支持部61の一部は、他方の接続端子部20により覆われており、打ち抜き加工により形成された第1の垂直支持部61の金属板の板厚方向の面が、他方の接続端子部20の裏面側と対向している。また、第1の垂直支持部61が形成されている第3の側面部35と上部折り曲げ部38との間の第3の折り曲げ部36等の幅は、第1のバネ部30の他の部分、即ち、第1の側面部31、第1の折り曲げ部32、第2の側面部33、第2の折り曲げ部34、第3の側面部35よりも細く形成されている。このように、第1のバネ部30の第3の折り曲げ部36等の幅を細くすることにより、低背化に対応している。
他方の接続端子部20は、不図示の他方の基板の電極端子と接触し電気的に接続されるものであり、円形の形状の一部となる平坦部21と平坦部21の周囲に設けられた第1の突起部22、第2の突起部23、第3の突起部24を有している。平坦部21は、一方の接続端子部10と略平行となるように形成されている。また、第1の突起部22の先端22a、第2の突起部23の先端23a、第3の突起部24の先端24aは尖っている。このように、第1の突起部22の先端22a、第2の突起部23の先端23a、第3の突起部24の先端24aを尖らせることにより、先端22a、23a及び24aにより、他方の基板の電極端子がアルミニウム等により形成されている場合であっても、表面の酸化被膜を破ることができ、他方の基板の電極端子と電気的に接続することができる。
また、図9及び図10にも示されるように、第2のバネ部50は、一方の接続端子部10より平坦支持部40まで、矩形の螺旋形状により形成されている。尚、図9は、図8(b)において、一点鎖線8A−8Bにおいて切断し、他方の接続端子部20を取り除いた状態の上面図であり、図10は、この状態の斜視図である。
具体的には、第2のバネ部50には、XY面と平行な一方の接続端子部10に対し、下側折り曲げ部12においてZ1方向に略直角に折り曲げることにより、ZX面に平行な第1の側面部51が形成されている。また、第1の側面部51に対し第1の折り曲げ部52においてY1方向に略直角に折り曲げることにより第2の側面部53が形成されている。また、第2の側面部53に対し第2の折り曲げ部54においてX1方向に略直角に折り曲げることにより第3の側面部55が形成されている。また、第3の側面部55に対し第3の折り曲げ部56においてY2方向に略直角に折り曲げることにより第4の側面部57が形成されている。また、第4の側面部57に対し第4の折り曲げ部58においてX2方向に略直角に折り曲げることにより第5の側面部59が形成されている。
従って、第2のバネ部50は、第1の側面部51、第1の折り曲げ部52、第2の側面部53、第2の折り曲げ部54、第3の側面部55、第3の折り曲げ部56、第4の側面部57、第4の折り曲げ部58、第5の側面部59により形成されており、Z1−Z2方向に伸縮するバネ性を有している。尚、第2のバネ部50における第1の側面部51、第2の側面部53、第3の側面部55、第4の側面部57、第5の側面部59の金属板の面は、Z1−Z2方向と平行となっている。
平坦支持部40は、第5の側面部59に対し上部折り曲げ部41においてY1方向に略直角に折り曲げることにより形成されており、全体がXY面に略平行に形成されている。平坦支持部40は、他方の接続端子部20の裏側、即ち、一方の接続端子部10の側となるZ2方向の側に形成されており、平坦支持部40と他方の接続端子部20の平坦部21とは略平行となるように形成されている。従って、第2のバネ部50は、一方の接続端子部10と平坦支持部40との間が伸縮する方向、即ち、一方の接続端子部10と他方の接続端子部20との間が伸縮する方向にバネ性を有している。本願においては、第2のバネ部50を第2の弾性部と記載する場合がある。
また、本実施の形態においては、第2のバネ部50の第4の側面部57には、平坦支持部40が押された場合に、平坦支持部40を支持する第2の垂直支持部62が形成されている。図9に示されるように、第2の垂直支持部62の一部は、平坦支持部40により覆われており、打ち抜き加工により形成された第2の垂直支持部62の金属板の板厚方向の面が、平坦支持部40の裏面側と対向するように形成されている。また、第2の垂直支持部62が形成されている第4の側面部57と上部折り曲げ部41との間の第4の折り曲げ部58等の幅は、第2のバネ部50の他の部分、即ち、第1の側面部51、第1の折り曲げ部52、第2の側面部53、第2の折り曲げ部54、第3の側面部55、第3の折り曲げ部56、第4の側面部57よりも細く形成されている。このように、第2のバネ部50の第4の折り曲げ部58等の幅を細くすることにより、低背化に対応している。
(圧接コネクタによる接続)
次に、本実施の形態における圧接コネクタによる基板と基板の接続について、図11から図13に基づき説明する。尚、図11から図13における圧接コネクタの断面は、図6における一点鎖線6A−6Bにおいて切断した断面に対応している。
最初に、図11に示すように、一方の基板110の電極端子111に、本実施の形態における圧接コネクタの一方の接続端子部10をハンダ等により接続する。
次に、図12に示すように、本実施の形態における圧接コネクタの他方の接続端子部20の第1の突起部22等に他方の基板120の電極端子121を接触させて、他方の基板120を他方の接続端子部20の側に押す。このように他方の基板120により他方の接続端子部20が押されると、最初に、第1のバネ部30が変形し、他方の接続端子部20は一方の接続端子部10の側に動き、他方の接続端子部20と一方の接続端子部10との間が狭くなる。これにより、他方の接続端子部20は他方の接続端子部20の裏面に設けられている平坦支持部40と接触し、他方の接続端子部20により平坦支持部40は一方の接続端子部10の側に押されるため、第2のバネ部50も変形する。
この際、他方の接続端子部20の裏面20aと第1のバネ部30の第3の側面部35に設けられている第1の垂直支持部61とが接触し、他方の接続端子部20は第1のバネ部30の第1の垂直支持部61により支持される。このため、他方の接続端子部20は、上部折り曲げ部38において、これ以上曲がることはなく、他方の接続端子部20の位置は動くことはない。尚、第1の垂直支持部61は、打ち抜き加工により形成された第1の垂直支持部61の金属板の板厚方向の面により、他方の接続端子部20の裏面20aを支持している。
また、平坦支持部40の裏面40aと第2のバネ部50の第4の側面部57に設けられている第2の垂直支持部62とが接触し、平坦支持部40は第2のバネ部50の第2の垂直支持部62により支持される。平坦支持部40は、上部折り曲げ部41において、これ以上曲がることはなく、平坦支持部40の位置は動くことはない。尚、第2の垂直支持部62は、打ち抜き加工により形成された第2の垂直支持部62の金属板の板厚方向の面により、平坦支持部40の裏面40aを支持している。
このように、他方の接続端子部20は、他方の基板120の電極端子121により押されても、他方の接続端子部20の裏面20aにおいて、平坦支持部40と第1のバネ部30に設けられている第1の垂直支持部61により支持されている。また、平坦支持部40の裏面40aは、第2のバネ部50に設けられている第2の垂直支持部62により支持されている。従って、他方の接続端子部20は、平坦支持部40、第1のバネ部30に設けられている第1の垂直支持部61、第2のバネ部50に設けられている第2の垂直支持部62により支持されている。このため、他方の接続端子部20が、他方の基板120の電極端子121により押されても、他方の接続端子部20は、上部折り曲げ部38において、曲がることはなく、他方の接続端子部20の位置は安定しており、他方の基板120の電極端子121との電気的な接続を確実に得ることができる。
尚、本実施の形態においては、低背化のため、第1のバネ部30及び第2のバネ部50の一部が細く形成されている部分があるが、他方の接続端子部20が押された際には、他方の接続端子部20は、平坦支持部40、第1のバネ部30に設けられている第1の垂直支持部61、第2のバネ部50に設けられている第2の垂直支持部62により支持される。このため、他方の接続端子部20が、他方の基板120の電極端子121により押されても、他方の接続端子部20は、上部折り曲げ部38において、曲がることはない。
更に、図13に示すように、他方の基板120を圧接コネクタの他方の接続端子部20の側に押す。これにより、第1のバネ部30及び第2のバネ部50が、更に変形し、他方の接続端子部20は裏面が平坦支持部40と接触している状態のまま一方の接続端子部10の側に動き、他方の接続端子部20と一方の接続端子部10との間が狭くなる。この際、低背化している場合には、一方の接続端子部10と第1のバネ部30との間、一方の接続端子部10と第2のバネ部50との間は隙間が形成されており、各々の隙間の幅は略等しい。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
10 一方の接続端子部
20 他方の接続端子部
20a 裏面
21 平坦部
22 第1の突起部
23 第2の突起部
24 第3の突起部
25 周囲補強部
30 第1のバネ部
31 第1の側面部
32 第1の折り曲げ部
33 第2の側面部
34 第2の折り曲げ部
35 第3の側面部
36 第3の折り曲げ部
37 第4の側面部
38 上部折り曲げ部
40 平坦支持部
40a 裏面
41 上部折り曲げ部
50 第2のバネ部
51 第1の側面部
52 第1の折り曲げ部
53 第2の側面部
54 第2の折り曲げ部
55 第3の側面部
56 第3の折り曲げ部
57 第4の側面部
58 第4の折り曲げ部
59 第5の側面部
61 第1の垂直支持部
62 第2の垂直支持部
110 一方の基板
111 電極端子
120 他方の基板
121 電極端子

Claims (11)

  1. 一方の側に形成された一方の接続端子部と、
    他方の側に形成された他方の接続端子部と、
    前記一方の接続端子部と前記他方の接続端子部との間に形成された弾性を有する螺旋形状の弾性部と、
    を有し、
    前記一方の接続端子部、前記他方の接続端子部及び前記弾性部は、導電性を有する材料により形成されており、
    前記弾性部には、前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記他方の接続端子部の裏面に当接する受け部が設けられていることを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 前記受け部は、前記一方の接続端子部により覆われていることを特徴とする請求項1に記載の圧接コネクタ。
  3. 前記弾性部は、矩形の螺旋形状により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧接コネクタ。
  4. 前記弾性部における前記他方の接続端子部と前記受け部との間の幅は、前記一方の接続端子部と前記受け部との間の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の圧接コネクタ。
  5. 前記弾性部は、折り曲げられた金属板により形成されており、前記他方の接続端子部の裏面と、前記弾性部において前記受け部を形成している金属板の板厚方向の面とは対向していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の圧接コネクタ。
  6. 一方の側に形成された一方の接続端子部と、
    他方の側に形成された他方の接続端子部と、
    前記一方の接続端子部と前記他方の接続端子部との間に形成された弾性を有する螺旋形状の第1の弾性部と、
    前記他方の接続端子部の裏面側に設けられた支持部と、
    前記支持部と前記一方の接続端子部との間に形成された弾性を有する螺旋形状の第2の弾性部と、
    を有し、
    前記一方の接続端子部、前記他方の接続端子部、前記第1の弾性部、前記支持部、前記第2の弾性部は、導電性を有する材料により形成されており、
    前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記他方の接続端子部の裏面は前記支持部と接触するものであり、
    前記第2の弾性部には、前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記支持部の裏面に当接する受け部が設けられていることを特徴とする圧接コネクタ。
  7. 前記第1の弾性部には、前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記他方の接続端子部の裏面に当接する受け部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の圧接コネクタ。
  8. 前記第1の弾性部及び前記第2の弾性部は、矩形の螺旋形状により形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の圧接コネクタ。
  9. 前記第2の弾性部は、折り曲げられた金属板により形成されており、
    前記支持部の裏面と、前記第2の弾性部において前記受け部を形成している金属板の板厚方向の面とは対向していることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の圧接コネクタ。
  10. 前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記弾性部の前記受け部に当接された状態で押下されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の圧接コネクタ。
  11. 前記他方の接続端子部が前記一方の接続端子部の側に押された際に、前記第1の弾性部の前記受け部及び前記第2の弾性部の前記受け部に当接された状態で押下されることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の圧接コネクタ。
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JP2016115571A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 アルプス電気株式会社 圧接コネクタ

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