JP2018105284A - 送風機 - Google Patents

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真悟 杉本
Shingo Sugimoto
真悟 杉本
藤田 太一
Taichi Fujita
太一 藤田
真俊 川埼
Masatoshi Kawasaki
真俊 川埼
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Abstract

【課題】部品点数及び作業工数の増加や空気の流通抵抗の増加を抑制し、ケーシングに対してファンモータユニットの着脱を容易に行うことのできる送風機を提供する。
【解決手段】第2ケーシング32に対して第1ケーシング31が着脱可能であり、ファンモータユニット20は、第2ケーシング32に対して第1ケーシング31を取り外した状態において、上方からの取り付け操作または取り外し操作によってケーシング30に対する固定と固定の解除が可能であり、ケーシング30に対する固定の解除後の上方への移動によって第2ケーシング32に対する取り外しが可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、建設機械等、作業装置のオペレータが搭乗するキャブに設置される空気調和装置に用いられる送風機に関するものである。
従来、この種の送風機としては、回転軸の径方向中央側から径方向外側に向かって空気を流通させる羽根車と羽根車の軸方向一端側に連結されたモータとを有するファンモータユニットと、羽根車の軸方向一端側に位置する第1端面板と羽根車の軸方向他端側に位置する第2端面板と第1端面板と第2端面板との間において羽根車の外周側を囲む側面板とを有するケーシングと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ケーシングの第1端面板には、ファンモータユニットを取り付けるための開口部が設けられている。また、ケーシングの第2端面板には、空気をケーシング内に吸入するための吸入口が設けられている。
ファンモータユニットのモータの外周部には、フランジが設けられている。ファンモータユニットは、フランジをケーシングの外側から第1端面板の開口部の縁部に当接させた状態で、ねじ状の締結部材によってフランジを第1端面板に締結することで、ケーシングに対して固定される。
前記送風機では、ファンモータユニットの点検や交換等の作業が発生した場合に、ケーシングの外側から締結部材を取り外し、ケーシングからファンモータユニットを取り外している。
一方、油圧ショベルや移動式クレーン等の建設機械において、作業装置のオペレータが搭乗するキャブ内の暖房や冷房を行うための空気調和装置は、キャブ内の床面に設置されているものがある。
床面に設置される空気調和装置では、第1端面板を床面に向けると共に第2端面板を上方に向けた姿勢で送風機が床面の近傍に設置され、送風機によって送られた空気を冷却または加熱してキャブ内に供給するための空調ユニットが送風機に隣接して配置している。
床面に設置される空気調和装置に用いられる送風機では、ファンモータユニットを着脱する作業を行う場合に、締結部材の着脱やファンモータユニットの挿抜等の着脱作業を下方から行うことになる。
このため、床面に設置された空気調和装置では、ファンモータユニットの着脱作業のスペースが確保できない場合に、ファンモータユニットの着脱の作業のために空気調和装置全体をキャブから取り外す必要が生じる。
また、床面に設置された空気調和装置では、ファンモータユニットの着脱作業のスペースを確保するために、送風機を床面から上方に離間した位置に配置することが考えられる。この場合には、送風機の空気の吐出口の高さ位置と、空調ユニットにおける空気の流入口の高さ位置と、が異なることになるため、送風機から吐出されて空調ユニットに流入する空気の流通抵抗が大きくなり、風量の低下や騒音の増大が生じるおそれがある。
そこで、前記送風機において、第2端面板の吸入口の縁部を、ケーシングに対して着脱可能な部材によって構成し、ファンモータユニットを第2端面板側から着脱するものが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
実開平02−082613号公報 特許第4858090号公報
しかし、ファンモータユニットを第2端面板から着脱自在とした送風機では、吸入口の縁部を形成する部材が別部材となるため、部品点数が増加して製造コストが高くなるおそれがある。また、ファンモータユニットを第2端面板側から着脱自在とした送風機では、吸入口の縁部を形成する部材とケーシングとの間で段差が生じるため、段差がケーシング内における空気の流通抵抗となり、風量の低下や騒音の増大の原因となるおそれがある。
本発明の目的とするところは、部品点数及び作業工数の増加や空気の流通抵抗の増加を抑制し、ケーシングに対してファンモータユニットを着脱する作業を容易に行うことのできる送風機を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、作業装置のオペレータが搭乗するキャブの床面に設置される空気調和装置に用いられる送風機であって、回転軸の径方向中央側から径方向外側に向かって空気を流通させる羽根車と羽根車の軸方向一端側に連結されるモータとを有し、羽根車が上側に位置すると共にモータが下側に位置するように配置されるファンモータユニットと、羽根車の上側に位置する上面板と、羽根車の下側に位置する下面板と、上面板と下面板との間において羽根車の外周側を囲む側面板と、を有するケーシングと、を備え、ケーシングは、上面板を含む第1ケーシングと下面板を含む第2ケーシングとを有し、第2ケーシングに対して第1ケーシングが着脱可能であり、ファンモータユニットは、第2ケーシングに対して第1ケーシングを取り外した状態において、上方からの取り付け操作または取り外し操作によってケーシングに対する固定と固定の解除が可能であり、ケーシングに対する固定の解除後の上方への移動によって第2ケーシングに対する取り外しが可能である。
これにより、第2ケーシングに対して第1ケーシングを取り外し、第1ケーシングが取り外された状態の第2ケーシングの上方からの操作によってファンモータユニットのケーシングに対する固定が解除されることから、部品点数を増加させることなく上方からの作業のみによってケーシングに対してファンモータユニットを着脱する作業が行われる。
本発明によれば、部品点数を増加させることなく上方からの作業のみによってケーシングに対してファンモータユニットを着脱する作業が行われるので、製造コストの低減及びファンモータユニットの着脱作用に係る作業工数の低減を図ることができる。
また、ケーシングを構成する部品点数が多くなることよる空気の流通抵抗の増加を抑制することができる。さらに、ファンモータユニットの着脱作業のスペースを床面側に確保する必要がなく、送風機を床面または床面の近傍に設置することができるので、送風機の空気の吐出口の高さ位置と空調ユニットにおける空気の吸入口の高さ位置とを略同一とすることができ、送風機から吐出されて空調ユニットに流入する空気の流通抵抗の増加を抑制することができる。これにより、流通抵抗の増加を原因とする風量の低下や騒音の発生を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態を示す空気調和装置の設置状態を示す建設機械のキャブの側面断面図である。 空気調和装置の概略構成図である。 送風機の側面断面図である。 送風機の分解断面図である。
図1乃至図4は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の送風機は、図1に示すように、作業装置としての油圧ショベルに設けられ、オペレータが搭乗するキャブ1内の暖房または冷房を行うための空気調和装置2に適用されるものである。
キャブ1は、前面パネル1a、後面パネル1b、一対の側面パネル1c、上面パネル1d及び底面パネル1eによって囲むことで箱状に形成されている。前面パネル1a、後面パネル1b、一対の側面パネル1c及び上面パネル1dは、それぞれ一部が透明板によって形成されており、キャブ1の内部から外側が視認可能である。キャブ1内の床面1fにおける前後方向及び幅方向の中央部には、オペレータが着座するシート3が設けられている。キャブ1内の床面1fにおけるシート3と前面パネル1aとの間や、シート3と側面パネル1cとの間には、シート3に着座したオペレータが建設機械の操作に関する入力を行うためのレバー等の操作入力装置4が設けられている。キャブ1内の床面1fにおけるシート3と後面パネル1bとの間には、前述の空気調和装置2が配置されている。
空気調和装置2は、図2に示すように、本発明の送風機10と、送風機10に吸入させる空気をキャブ1外及びキャブ1内の一方または両方とする切り換えを行うための外内気吸入切換機構5と、送風機10から吐出されてキャブ1内に供給される空気を加熱または冷却してキャブ1内に供給するための空調ユニット6と、を有している。送風機10及び空調ユニット6は、互いにキャブ1の幅方向に並ぶように配置され、外内気吸入切換機構5は、送風機10の上方に配置されている。
この送風機10は、図3及び図4に示すように、後述する羽根車と電動モータが一体に形成されたファンモータユニット20と、ファンモータユニット20が着脱自在に取り付けられるケーシング30と、を有している。
ファンモータユニット20は、空気の流れを発生させるための羽根車21と、羽根車21を回転させるための電動モータ22と、ファンモータユニット20をケーシング30に連結するための連結部材23と、を有している。
羽根車21は、ファンモータユニット20がケーシング30に取り付けられている状態において、回転軸が上下方向に延びる円筒状の部材である。羽根車21は、それぞれ回転軸方向に延びるとともに、互いに周方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の翼21aを有している。羽根車21は、回転することによって回転軸の延びる方向の一端側から空気を流入させて複数の翼21aの隙間から径方向外側に向かって放射状に空気を流出させる。
電動モータ22は、円柱状のモータ本体22aの一端面から回転軸22bが突出しており、ファンモータユニット20がケーシング30に取り付けられている状態において、回転軸22bの先端部を上方に向けた姿勢で、羽根車21の下面側に回転軸22bが連結されている。
連結部材23は、径方向中央部に電動モータ22のモータ本体22aが嵌合する筒状部23aと、筒状部23aの軸方向一端部から周方向にわたって径方向外側に延びるフランジ23bと、を有している。連結部材23は、ファンモータユニット20がケーシング30に取り付けられている状態において、筒状部23aの中心軸が上下方向に延びるとともに、フランジ23bが水平方向に延びている。
フランジ23bの径方向外側には、ねじ状の締結部材24によってケーシング30に対してフランジ23bを締結するための複数の締結部23cが互いに周方向に間隔をおいて設けられている。ここで、各締結部23cは、フランジ23bにおける径方向の位置が、羽根車21の外周部よりも径方向外側に配置されている。
また、各締結部23cは、所定の径寸法及び深さ寸法の凹形状に形成されている。凹形状の径寸法及び深さ寸法は、ファンモータユニット20がケーシング30に取り付けられている状態において、締結部材24のねじの頭部が収まる径寸法及び深さ寸法を有する。
ケーシング30は、図3及び図4に示すように、羽根車21の上側を覆う第1ケーシング31と、羽根車21の下側を覆う第2ケーシング32と、を有している。
第1ケーシング31は、羽根車21の上側を覆う上面板31aと、上面板31aの外周部から下方に延びる上部側面板31bと、を有している。上面板31aの径方向中央部には、ケーシング30外の空気をケーシング30内に吸入するための吸入口31cが設けられている。第1ケーシング31の上部側面板31bの外周部には、互いに周方向に間隔をおいて、それぞれ径方向外側に突出する第1締結片31dが設けられている。
第2ケーシング32は、空調ユニット6に固定されている。第2ケーシング32は、羽根車21の下側を覆う下面板32aと、下面板32aの外周部から上方に延びる下部側面板32bと、を有している。第2ケーシング32は、第1ケーシング31の上部側面板31bの下端部に対して、下部側面板32bの上端が係合することにより、第1ケーシング31に対して組み付けられる。また、下面板32aの径方向中央部には、ファンモータユニット20の連結部材23によって閉鎖される開口32cが設けられている。第2ケーシング32の下部側面板32bの外周部には、互いに周方向に間隔をおいて、それぞれ径方向外側に突出する第2締結片32dが設けられている。
第2ケーシング32の開口32cには、上方からファンモータユニット20の連結部材23が係合する。ファンモータユニット20は、フランジ23bの各締結部23cと下面板32aとを締結部材24によって締結することで、第2ケーシング32に対して固定される。締結部材24は、ファンモータユニット20及び第2ケーシング32に対して上方から挿入される。第2ケーシング32に対してファンモータユニット20が固定された状態において、第2ケーシング32の下面板32aの上面とファンモータユニット20の連結部材23のフランジ23bの上面とは、互いに略面一となる。
また、第2ケーシング32に対して第1ケーシング31を組み付けると、複数の第1締結片31dと複数の第2締結片32dとがそれぞれ上下方向に並ぶようになっている。上下に並ぶ第1締結片31dと第2締結片32dは、ねじ状の締結部材25によって互いに締結される。上下に並ぶ第1締結片31dと第2締結片32dとを互いに締結すると、第1ケーシング31が、第2ケーシング32に対して固定される。締結部材25は、第1ケーシング31及び第2ケーシング32に対して上方から挿入される。
第1ケーシング31と第2ケーシング32との間には、図2に破線で示すように、羽根車21の外周側を渦巻状に延びる渦巻通風路30aと、渦巻通風路30aの終端部から空調ユニット6に向かって延びる直線通風路30bが形成される。直線通風路30bは、渦巻通風路30aの終端部から空調ユニット6の空気流入口に向かって同一高さ寸法で延びている。
以上のように構成された送風機10では、ファンモータユニット20の修理や交換のために、図4に示すように、ケーシング30からファンモータユニット20を取り外す場合がある。
ケーシング30からファンモータユニット20を取り外す場合には、まず、送風機10の上方から締結部材25を取り外すことで、第1ケーシング31が第2ケーシング32に対して固定された状態を解除し、第1ケーシング31を上方に移動させて取り外す。
次に、第2ケーシング32に対して第1ケーシング31が取り外された状態において、送風機10の上方から締結部材24を取り外すことで、ファンモータユニット20が第2ケーシング32に対して固定された状態を解除し、ファンモータユニット20を上方に移動させて取り外す。
また、ケーシング30から取り外されたファンモータユニット20を、再び、ケーシング30に組み付ける場合には、まず、第2ケーシング32の下面板32aに対してファンモータユニット20のフランジ23bを係合させた後、締結部材24によってファンモータユニット20のフランジ23bと第2ケーシング32の下面板32aとを締結する。これにより、ファンモータユニット20が、第2ケーシング32に対して固定される。
次に、ファンモータユニット20が固定された第2ケーシング32に対して第1ケーシング31を組み付けた後、締結部材25によって第2ケーシング32の第2締結片32dに対して第1ケーシング31の第1締結片31dを締結する。これにより、第1ケーシング31が、第2ケーシング32に対して固定される。
このように、本実施形態の送風機によれば、第2ケーシング32に対して第1ケーシング31が着脱可能であり、ファンモータユニット20は、第2ケーシング32に対して第1ケーシング31を取り外した状態において、上方からの取り付け操作または取り外し操作によってケーシング30に対する固定と固定の解除が可能であり、ケーシング30に対する固定の解除後の上方への移動によって第2ケーシング32に対する取り外しが可能である。
これにより、部品点数を増加させることなく上方からの作業のみによってケーシング30に対してファンモータユニット20を着脱する作業が行われるので、製造コストの低減及びファンモータユニット20の着脱作用に係る作業工数の低減を図ることができる。
また、ケーシング30を構成する部品点数が多くなることよる空気の流通抵抗の増加を抑制することができる。さらに、ファンモータユニット20の着脱作業のスペースを床面1f側に確保する必要がなく、送風機を床面1fまたは床面1fの近傍に設置することができるので、送風機10の空気の吐出口の高さ位置と空調ユニット6における空気の吸入口の高さ位置とを略同一とすることができ、直線通風路30bを流通する空気の流通抵抗の増加を抑制することができる。これにより、流通抵抗の増加を原因とする風量の低下や騒音の発生を抑制することが可能となる。
また、ファンモータユニット20は、ねじ状の締結部材24によってフランジ23bを第2ケーシング32に対して締結することで、第2ケーシング32に固定され、締結部材24は、上方からの操作でファンモータユニット20及び第2ケーシング32に対して着脱自在である。
また、締結部材24は、ファンモータユニット20及び第2ケーシング32に対して上方から挿入することで、第2ケーシング32に対してファンモータユニット20を締結する。
これにより、第2ケーシング32に対するファンモータユニット20を着脱する作業が容易となるので、ファンモータユニット20の保守管理や交換の作業をより効率的に行うことが可能となる。
また、締結部材24によって第2ケーシング32に締結されたフランジ23bの上面は、第2ケーシング32の上面と面一に形成されている。
これにより、ケーシング30内を流通する空気は、第2ケーシング32とフランジ23bとの間で大きく乱されることなく流れるため、風量の低下や騒音の増加を一層抑制することが可能となる。
また、フランジ23bにおける締結部材24が位置する締結部23cは、締結部材24の頭部が収まる凹形状を有している。
これにより、ケーシング30内を流通する空気は、締結部材24の頭部によって乱されることなく流れるため、風量の低下や騒音の増加を一層抑制することが可能となる。
また、第1ケーシング31及び第2ケーシング32のそれぞれの外周部には、径方向外側に突出する第1及び第2締結片31d,32dが設けられ、第1ケーシング31は、ねじ状の締結部材25によって第1締結片31dを第2締結片32dに対して締結することで、第2ケーシング32に対して固定され、締結部材25は、上方からの操作によって第1ケーシング31及び第2ケーシング32に対して着脱自在である。
これにより、第2ケーシング32に対する第1ケーシング31を着脱する作業が容易となるので、ファンモータユニット20の保守管理や交換の作業をより効率的に行うことが可能となる。
尚、前記実施形態では、作業装置としての油圧ショベルのキャブに対して本発明を適用したものを示したが、キャブの床面に空気調和装置が設置されるものであれば、油圧ショベルに限られない。作業装置としては、例えば、固定式または移動式のクレーン装置のオペレータが搭乗するキャブの床面に空気調和装置が設置される場合にも本発明が適用可能である。
また、前記実施形態では、羽根車21の回転軸及び電動モータ22の回転軸22bを上下方向に向けたものを示したが、羽根車21の回転軸及び電動モータ22の回転軸22bを鉛直方向に向けるものに限られず、鉛直方向に対して例えば5度程度の傾けられている状態も含まれるものとする。
また、前記実施形態では、フランジ23bを介してファンモータユニット20をケーシング30に取り付けるようにしたものを示したが、フランジ23bを介することなく、第2ケーシング32に電動モータ22を直接取り付けるようにしてもよい。
1…キャブ、1f…床面、2…空気調和装置、10…送風機、20…ファンモータユニット、21…羽根車、22…電動モータ、23…連結部材、23b…フランジ、23c…締結部、24…締結部材、25…締結部材、30…ケーシング、31…第1ケーシング、31d…第1締結片、32…第2ケーシング、32d…第2締結片。

Claims (6)

  1. 作業装置のオペレータが搭乗するキャブの床面に設置される空気調和装置に用いられる送風機であって、
    回転軸の径方向中央側から径方向外側に向かって空気を流通させる羽根車と羽根車の軸方向一端側に連結されるモータとを有し、羽根車が上側に位置すると共にモータが下側に位置するように配置されるファンモータユニットと、
    羽根車の上側に位置する上面板と、羽根車の下側に位置する下面板と、上面板と下面板との間において羽根車の外周側を囲む側面板と、を有するケーシングと、を備え、
    ケーシングは、上面板を含む第1ケーシングと下面板を含む第2ケーシングとを有し、第2ケーシングに対して第1ケーシングが着脱可能であり、
    ファンモータユニットは、第2ケーシングに対して第1ケーシングを取り外した状態において、上方からの取り付け操作または取り外し操作によってケーシングに対する固定と固定の解除が可能であり、ケーシングに対する固定の解除後の上方への移動によって第2ケーシングに対する取り外しが可能である
    送風機。
  2. ファンモータユニットのモータの外周部には、周方向にわたって径方向外側に延びるフランジが設けられ、
    ファンモータユニットは、ねじ状の締結部材によってフランジを第2ケーシングに対して締結することで、第2ケーシングに固定され、
    締結部材は、上方からの操作でファンモータユニット及び第2ケーシングに対して着脱自在である
    請求項1に記載の送風機。
  3. 締結部材は、ファンモータユニット及び第2ケーシングに対して上方から挿入することで、第2ケーシングに対してファンモータユニットを締結する
    請求項2に記載の送風機。
  4. 締結部材によって第2ケーシングに締結されたフランジの上面は、第2ケーシングの上面と面一に形成されている
    請求項2または3に記載の送風機。
  5. フランジにおける締結部材が位置する締結部は、締結部材の頭部が収まる凹形状を有している
    請求項4に記載の送風機。
  6. 第1ケーシング及び第2ケーシングのそれぞれの外周部には、径方向外側に突出する締結片が設けられ、
    第1ケーシングは、ねじ状の締結部材によって第1ケーシングの締結片を第2ケーシングの締結片に対して締結することで、第2ケーシングに対して固定され、
    締結部材は、上方からの操作によって第1ケーシング及び第2ケーシングに対して着脱自在である
    請求項1乃至5のいずれかに記載の送風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114007878A (zh) * 2019-06-19 2022-02-01 株式会社电装 空调单元

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