JP2018090133A - 車両の車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】アッパーフレームから排出される水がアッパーフレームの前方へ飛散するのを抑制することができる車両の車体前部構造を提供する。
【解決手段】車幅方向に設けられてフェンダーパネル4とフレーム部材とを連結するブラケット部材16を、内部に排水経路が形成されるアッパーフレーム11の先端部の前方まで延設すると共に、その上端側がアッパーフレーム11に達する高さとなるように形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の車体前部構造に関し、特に、フロントガラスを流れ落ちる雨水等の水を車外に適切に排出させるための構造に関する。
一般的に、自動車等の車両は、フロントウィンドウを流れ落ちた雨水等の水を車外に排出するための構造を備えている。例えば、フロントウィンドウの下縁部に車幅方向に亘ってカウルが設けられ、このカウルは、その両端部において車体を構成するアッパーフレームに固定されている。そしてフロントウィンドウを流れ落ちる水は、カウルを伝って車両の側部に流れ、アッパーフレームの内部を通過して車外へ排水されるようになっている。
具体的には、エプロンアッパメンバ(アッパーフレーム)と車幅方向に延びるカウルとの結合部に、エプロンアッパメンバの内壁を貫通してカウル内とエプロンアッパメンバ内とを連通する開口部を設け、カウル内に進入した水を、開口部によりエプロンアッパ内へ排出すると共に、エプロンアッパメンバの底壁に設けた水抜き穴から下方へ排出し、フェンダーライナーに沿って流下せしめて車外へ排水するものがある(特許文献1参照)。
特許3965957号公報
ところで、アッパーフレームに設けられる排水用の水抜き穴の位置は、車両によって様々である。ただし、アッパーフレーム前方の車両前端部近傍には、ヘッドランプ等の車載機器が配置されているため、水抜き穴は、これら車載機器、特に電装部品に排水がかからない位置に設置されている。しかしながら、車両の構造やレイアウトの都合上、例えば、アッパーフレームの車両前方側の端部付近に水抜き穴が設けられる場合がある。
また、車両製造時の塗装工程において、アッパーフレーム内に入った電着液等を排出するために水抜き穴とは別にアッパーフレームの車両前方側の端部は開口されていることが多く、端部が閉じられている場合でも排出用の隙間が形成されている。
何れの構成としても、アッパーフレーム内を介して車外に雨水等の水を排出させる排水経路を構成している車両の場合には、車両が傾斜したときなどにアッパーフレームの車両前方側の端部の開口(隙間)から内部の水が排出されることが想定される。そしてアッパーフレームの車両前方側の端部から内部の水が排出されると、アッパーフレームよりも前方側に飛散し、そこに配置されている車載機器が被水してしまう虞がある。特にヘッドランプ等の電装品の場合、配線部分などが被水すると故障が生じてしまう虞がある。
近年は、車両デザインの多様化に伴い、ヘッドランプがアッパーフレームより低い位置、具体的には、ホイールハウス(スプラッシュシールド)の前方あたりの高さに配置されているものがある。このようなデザインの車両では、アッパーフレームから排出された水によって、ヘッドランプがより被水し易いレイアウトとなっているため改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、アッパーフレームから排出される水がアッパーフレームの前方へ飛散するのを抑制することができる車両の車体前部構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一つの態様は、車両の後方側の基端部がフロントピラーに固定されて車両前方側へ延びるアッパーフレームを含む、車体を形成するフレーム部材と、前記アッパーフレームの外側に配されるフェンダーパネルと、車幅方向に設けられて前記フェンダーパネルと前記フレーム部材とを連結するブラケット部材と、を備え、前記アッパーフレームは、その内部に排水経路が形成され、前記ブラケット部材は、前記アッパーフレームの先端部の前方まで延設されると共に、その上端側が前記アッパーフレームに達する高さに位置するよう形成されていることを特徴とする車両の車体前部構造にある。
ここで、前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドを備えている場合、前記ブラケット部材は、その下端側が前記スプラッシュシールドに固定されていることが好ましい。
また前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドを備えている場合、前記スプラッシュシールドには、前記ブラケット部材よりも車両前方側に、上方に突出するビード部が、前記ブラケット部材に沿って車幅方向に延設されていることが好ましい。
また前記アッパーフレームの先端部の前方には、ヘッドランプが設けられ、前記ブラケット部材は、前記アッパーフレームと前記ヘッドランプとの間に設けられていることが好ましい。
また前記フェンダーパネル、前記ヘッドランプ及び前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドが、前記ブラケット部材に対して位置決めされて固定されていることが好ましい。
またフロントバンパーが前記フェンダーパネルに対して位置決めされて固定されている
ことが好ましい。
また前記フレーム部材が、前記アッパーフレームの内側に固定されるフェンダーシールドを含む場合、前記ブラケット部材は、例えば、前記フェンダーパネルと前記フェンダーシールドとを連結することが好ましい。
かかる本発明の車両の車体前部構造では、アッパーフレームを通過して車外に排出される雨水等の水の流れを適切に制御することができる。したがって、アッパーフレームの前方に搭載される機器(例えば、ヘッドランプ)に対する雨水等の付着を抑え、搭載機器の被水に起因する故障の発生を防止することができる。
本発明に係る車体前部構造を備える車両の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の側面図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の上面図である。 本発明に係る車体前部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の側面図である。 本発明に係る車体前部構造を示す断面図である。 本発明に係る車体前部構造を示す断面図である。 雨水等の流れを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両の車体前部構造について、図面を参照して詳細に説明する。
なお図1は、本発明に係る車体前部構造を備える車両の一例を示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の側面図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の上面図である。また図4は、本発明に係る車体前部構造を示す断面図であり、図3のA−A′線に相当する断面図である。また図5は本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体の側面図であり、フェンダーパネルを取付けた状態を示す図である。さらに図6及び図7は、本発明に係る車体前部構造を示す断面図であり、図6は図3のB−B′線に相当する断面図であり、図7は図6のC−C′線に相当する断面図である。
図1に示すように、車両1は、フード2によって開閉可能なエンジンルーム3を前部に備えている。車両1の側部(エンジンルーム3の側部)には車両前部の外装を形成するフェンダーパネル4が装着されている。フェンダーパネル4の下側には前輪5が収容されるホイールハウス6が形成されている。
またエンジンルーム3内には、車両1の駆動源となるエンジン(図示なし)等が収容されている。また、エンジンルーム3の前方、すなわち車両1の前端には、車幅方向左右両側に左右一対で配置されるヘッドランプユニット7が設けられ、また車両1の前面には、フロントバンパー8が装着されている。これらヘッドランプユニット7及びフロントバンパー8等の各パーツ(いわゆる艤装品)は、それぞれ所望の位置に位置決めされた状態で車体を構成するフレーム部材に取り付けられている。
図2〜図7に示すように、車両1は、車室Sの前部の左右両側部に車両の上下方向に延びる一対のフロントピラー10を備えている。フロントピラー10には、車両1の前方に延びる左右一対のアッパーフレーム11の基端部(一端部)が固定されている。左右のアッパーフレーム11同士は、車幅方向に延びるカウルトップパネル12で連結されている。なおアッパーフレーム11のカウルトップパネル12との連結部分には、図示は省略するが、開口が形成されている。そして、カウルトップパネル12に流れ込んだ雨水等の水は、この開口からアッパーフレーム11の内部に流れ込むようになっており、アッパーフレーム11の内部を通って車外に排出される。つまり、アッパーフレーム11は、その内部に雨水等を車外に排出するための排水経路を形成している。
本実施形態では、アッパーフレーム11の底面は車両後方側へ下がるよう傾斜している。このため、アッパーフレーム11内に流れ込んだ雨水等の水は、通常、アッパーフレーム11の底面に沿って車両後方側へ流されて車外へ排出される。しかしながら、本実施形態では、車両製造時の塗装工程において電着液等がスムーズに排出されるようアッパーフレーム11の前端部は、開口されている(図6参照)。このため車両の傾きによっては、アッパーフレーム11の前端部から雨水等の水が排出される場合がある。
また、フロントピラー10より車幅方向内側でかつアッパーフレーム11より下方の位置には、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドメンバ13が配置されている。このフロントサイドメンバ13とアッパーフレーム11の先端側(他端側)とは、エンジンルーム3の内側に設けられる金属製のフェンダーシールド14によって連結されている。フェンダーシールド14の車両前方側の端部には、車幅方向外側に向かって延びる延設部14aが設けられている。この延設部14aは、アッパーフレーム11の先端部(他端部)の前方に所定の隙間を空けて配置され、アッパーフレーム11と車両の前後方向で重なるように延設されている(図7参照)。この延設部14aには、後述するブラケット部材16が固定されている。なおフェンダーシールド14の後方には、筒型のスプリングハウスを形成するスプリングハウスパネル15が設けられ、このスプリングハウスパネル15もアッパーフレーム11に固定されている。
ところで、アッパーフレーム11の外側には、図5に示すように、フェンダーパネル4が装着されるが、このフェンダーパネル4は、アッパーフレーム11に連結されると共に、金属製のプレートで形成されたブラケット部材16を介してフェンダーシールド14にも連結されている。本実施形態では、フェンダーパネル4は、車両前方側の端部に設けられたブラケット取付け孔4aでブラケット部材16に固定されている。そしてフェンダーパネル4は、このブラケット部材16を基準として、アッパーフレーム11等のフレーム部材に位置決めされて固定されている。
なおフレーム部材とは車体の骨格を形成する部材であり、例えば、フロントピラー10、アッパーフレーム11、フロントサイドメンバ13、フェンダーシールド14の各部材は、フレーム部材に含まれるものとする。
また車両1の前面に装着されるフロントバンパー8の左右の両端部は、フェンダーパネル4に対して位置決めされて連結されている。本実施形態では、図5に示すように、フェンダーパネル4には、車両前方側の端部にバンパー取付け孔4bが形成されており、フロントバンパー8の左右の両端部はこのバンパー取付け孔4bでフェンダーパネル4に位置決めされて連結されている。上述のようにフェンダーパネル4は、ブラケット部材16を基準として位置決めされているため、フロントバンパー8も、フェンダーパネル4を介してブラケット部材16を基準として位置決めされている。
ここで、ブラケット部材16は、図6及び図7に示すように、アッパーフレーム11の先端部の前方において、車幅方向に延設されてフェンダーパネル4とフェンダーシールド14とを連結する。具体的には、ブラケット部材16の車幅方向内側の端部がフェンダーシールド14の延設部14aの下部に、車両の前後方向で重ねられた状態で固定され、ブラケット部材16の車幅方向外側の端部にフェンダーパネル4の車両前方側の端部が固定されている。またブラケット部材16は、その上端側がアッパーフレーム11の先端部(開口11a)の前方で、同先端部の高さに達する位置まで延設された形状とされている。換言すれば、ブラケット部材16の上端は、アッパーフレーム11の先端部の下端、より具体的には先端部の開口11aの下端縁の前方で、かつ先端部の下端と同程度の高さに位置されている。そして、ブラケット部材16の上端がアッパーフレーム11の先端部の下端よりも上方に位置するよう、すなわちアッパーフレーム11の先端部の開口11aの前方に位置するよう形成されることが望ましい。なお本実施形態では、ブラケット部材16の上端は、アッパーフレーム11の先端部の下端と同程度の高さであるが、ブラケット部材16が固定され一体化されているフェンダーシールド14の延設部14aの上端が、アッパーフレーム11の先端部の下端よりも上方に位置している。すなわち本実施形態の構成も、実質的に、ブラケット部材16の上端は、アッパーフレーム11の先端部(開口11a)の下端よりも上方に位置するよう構成されている。また、ブラケット部材16は、フェンダーシールド14の延設部14aと重ねられているため、アッパーフレーム11の先端部(開口11a)に対して所定の隙間を有して配置されている。
一方、ブラケット部材16の下端側は、下方へ延設されており、本実施形態では、アッパーフレーム11の下側に設けられるスプラッシュシールド17に固定されている。このスプラッシュシールド17は、前輪5が配置されるホイールハウス6を形成する部材である。このスプラッシュシールド17は、例えば、樹脂材料で形成され、フレーム部材であるアッパーフレーム11やフェンダーパネル4等に取付けられているが、さらにブラケット部材16にも固定されており、このブラケット部材16を基準として位置決めされている。
またスプラッシュシールド17には、ブラケット部材16が固定された部位よりも車両前方側に、上方に突出するビード部18が設けられている(図6参照)。このビード部18は、ブラケット部材16に沿ってスプラッシュシールド17の幅方向(車幅方向)に延設されている。このビード部18の長さ(車幅方向の長さ)は、特に限定されないが、極力長く形成されていることが好ましい。
またブラケット部材16には、ブラケット部材16の前方側(車両1の前方側)に配置されているヘッドランプユニット7の支持部7aが、ランプ固定板19を介して固定されている(図2等参照)。なおブラケット部材16は、ランプ固定板19を予め位置決め固定した状態でフェンダーシールド14等に連結される。そしてこのように固定されたランプ固定板19に、ヘッドランプユニット7の支持部7aが取付けられて位置決めされて、フレーム部材に固定される。つまりヘッドランプユニット7も、スプラッシュシールド17等と同様にブラケット部材16を基準として位置決めされている。
以上説明したように、本実施形態の車体前部構造では、フェンダーパネル4とフェンダーシールド(フレーム部材)14とを連結するブラケット部材16を、アッパーフレーム11の先端部の前方まで延設し、その上端をアッパーフレーム11に達する高さとするとともに、その下端側を延設してスプラッシュシールド17に固定するようにした。
このような構成とすることで、スプラッシュシールド17からアッパーフレーム11の先端部の前方にわたってブラケット部材16による縦壁が形成されるので、図8に矢印で示すように、雨水等の水が、カウルトップパネル12からアッパーフレーム11内を流れ、アッパーフレーム11の先端部(開口11a)付近から流れ出る場合でも、ブラケット部材16によって車両前方側への流れが規制され、ブラケット部材16の表面に沿って下方のスプラッシュシールド17の上面に確実に流された後、車幅方向に流れて車外に排出される。したがって、アッパーフレーム11の前方への水の飛散が抑制されるので、スプラッシュシールド17の前方に配置されている各種車載機器への雨水等の付着を抑えることができ、被水に起因する各種車載機器の故障を抑制することができる。特に、比較的低い位置にヘッドランプユニット7が配置されたレイアウトの車両などにおいてはヘッドランプユニット7の配線部分への被水を抑制することができるので、非常に有効である。
さらに本実施形態では、スプラッシュシールド17のブラケット部材16よりも車両前方側にビード部18を設けるようにしたので、アッパーフレーム11から流れ出した水(雨水等)がより確実に車幅方向に流れるようにすることができる。例えば、アッパーフレーム11から流れ出した水がブラケット部材16とスプラッシュシールド17との間から車両前方側に流れ出した場合でも、ブラケット部材16とビード部18との間に形成される溝部20(図6参照)に沿って水は車幅方向に流れて排出されることになる。従って、より確実にアッパーフレーム11の前方の各種車載機器への雨水等の付着を抑制することができる。
また本実施形態では、上述のようにフェンダーパネル4、ヘッドランプユニット7及びフロントバンパー8等の各パーツ(いわゆる艤装品)のそれぞれがブラケット部材16を基準として位置決めされているため、各パーツの相対位置を比較的容易且つ高精度に決定することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、ブラケット部材の下端側がスプラッシュシールドに固定された構成を例示したが、ブラケット部材は必ずしもスプラッシュシールドに固定されていなくてもよい。例えば、スプラッシュシールドにビード部が形成されている場合には、ブラケット部材とスプラッシュシールドとの間に隙間があったとしても、ビード部に沿って雨水等が車幅方向に流れるようにすることはできる。
またスプラッシュシールドのビード部も必ずしも設けられていなくてもよい。ブラケット部材とスプラッシュシールドとがほぼ隙間なく固定されていれば、ビード部がなくても、ブラケット部材によって、アッパーフレームの先端部から流出する雨水等の車両前方への飛散を十分に抑制することができる。
また上述の実施形態では、ブラケット部材を基準として位置決めするパーツとして、フェンダーパネル、ヘッドランプユニット及びフロントバンパーを例示したが、勿論、これらのパーツに限定されるものではない。
1 車両
2 フード
3 エンジンルーム
4 フェンダーパネル
5 前輪
6 ホイールハウス
7 ヘッドランプユニット
8 フロントバンパー
10 フロントピラー
11 アッパーフレーム
11a 開口
12 カウルトップパネル
13 フロントサイドメンバ
14 フェンダーシールド
15 スプリングハウスパネル
16 ブラケット部材
17 スプラッシュシールド
18 ビード部
19 ランプ固定板
20 溝部

Claims (7)

  1. 車両の後方側の基端部がフロントピラーに固定されて車両前方へ延びるアッパーフレームを含む、車体を形成するフレーム部材と、
    前記アッパーフレームの外側に配されるフェンダーパネルと、
    車幅方向に設けられて前記フェンダーパネルと前記フレーム部材とを連結するブラケット部材と、を備え、
    前記アッパーフレームは、その内部に排水経路が形成され、
    前記ブラケット部材は、前記アッパーフレームの先端部の前方まで延設されると共に、その上端側が前記アッパーフレームに達する高さに位置するよう形成されている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  2. 請求項1に記載の車両の車体前部構造において、
    前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドを備え、
    前記ブラケット部材は、その下端側が前記スプラッシュシールドに固定されている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の車体前部構造において、
    前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドを備え、
    前記スプラッシュシールドには、前記ブラケット部材よりも車両前方側に、上方に突出するビード部が、前記ブラケット部材に沿って車幅方向に延設されている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両の車体前部構造において、
    前記アッパーフレームの先端部の前方には、ヘッドランプが設けられ、前記ブラケット部材は、前記アッパーフレームと前記ヘッドランプとの間に設けられている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  5. 請求項4に記載の車両の車体前部構造において、
    前記フェンダーパネル、前記ヘッドランプ及び前記アッパーフレームの下側に配されるスプラッシュシールドが、前記ブラケット部材に対して位置決めされて固定されている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  6. 請求項5に記載の車両の車体前部構造において、
    フロントバンパーが前記フェンダーパネルに対して位置決めされて固定されている
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の車両の車体前部構造において、
    前記フレーム部材が、前記アッパーフレームの内側に固定されるフェンダーシールドを含み、
    前記ブラケット部材が、前記フェンダーパネルと前記フェンダーシールドとを連結する
    ことを特徴とする車両の車体前部構造。
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