JP2018088623A - 複合機 - Google Patents

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俊介 山本
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Abstract

【課題】ログアウト忘れを抑制でき、かつ、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから第1モードに切り替わることを抑制できる、複合機を提供する。
【解決手段】選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合(S11:YES)、ログイン処理の実行後(S12)、ログアウト操作が行われたことに応じてログアウト処理が実行される(S14,S16))。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。一方、選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合(S22:YES)、ログイン処理の実行後(S25)、ジョブが終了したことに応じてログアウト処理が実行される(S20,S21,S16)。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合機に関する。
従来、画像形成機能および画像読取機能などを有する複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)として、各種の機能を使用するジョブを実行可能なユーザを制限するため、ユーザのログインに応じてジョブを受付可能になり、ユーザのログアウトに応じてジョブを受付不能になるものが知られている。
特開2007−228209号公報
ログイン中のユーザのログアウトの方法には、次の3通りの方法が考えられ、それぞれメリットおよびデメリットがある。
(1)ユーザによるログアウト操作
ICカードを複合機に設けられているICカードリーダにかざすなどのログイン操作によるユーザのログインの後、ICカードをICカードリーダに再びかざす、または複合機の表示部に表示されたログアウトボタンを押下するなどのログアウト操作により、ログイン中のユーザをログアウトさせる方法がある。この方法では、1回のログイン操作で複数のジョブを連続して実行できるメリットがある。一方、ログイン中のユーザがジョブの実行後にログアウト操作を行うことを忘れることがあり、このログアウト忘れが生じた場合、他者がログイン中のユーザに成りすましてジョブを実行できてしまうというデメリットがある。
(2)ジョブ実行後の自動ログアウト
ジョブの実行が完了するとログイン中のユーザを自動的にログアウトさせる方法がある。この方法では、ログアウト操作が不要であるので、ログアウト忘れを防止できるというメリットがある。一方、複数のジョブを連続して実行する場合に、1つのジョブの実行が完了する度にログイン操作が必要になるというデメリットがある。
(3)無操作タイムアウトによるログアウト
ログイン操作によるユーザのログインの後、ログアウト操作が行われるか、または複合機に対する何らの操作も行われない無操作状態の継続時間が一定時間に達するとユーザをログアウトさせる方法がある。この方法では、1回のログイン操作で複数のジョブを連続して実行でき、また、ログアウト忘れを防止できるというメリットがある。しかしながら、一定時間(ログアウトまでの無操作状態の継続時間)を適切に設定することが難しいというデメリットがある。一定時間が長すぎると、無操作状態の継続時間が一定時間に達することによるログアウトまでの間に、他者がログイン中のユーザに成りすましてジョブを実行できてしまう。一方、一定時間が短すぎると、ログイン中のユーザの意図に合わないタイミングでログアウトしてしまい、ユーザが新たなジョブを実行したい場合に再度のログイン操作が必要となる。
特許文献1に記載の先行技術では、複合機にログインしたユーザのログアウト忘れを防止するため、ジョブを登録する際に、そのジョブの実行が完了したことを契機にログアウトするか否かを予約する。しかしながら、ユーザがジョブを登録する度にログアウトを予約する操作を行うことは、ユーザにとって煩わしい。それゆえ、ユーザがログアウトの予約を忘れたり、敢えてログアウトの予約をスキップしたりする場合が考えられ、十分な効果を期待することができない。
本発明の目的は、ログアウト操作のし忘れ(ログアウト忘れ)を抑制でき、かつ、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから第1モードに切り替わること(ログアウト)を抑制できる、複合機を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る複合機は、シートに画像を形成する画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、操作を受け付ける受付部と、表示部と、制御部とを備える複合機であって、操作には、ログイン操作、ログアウト操作、画像形成部または画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、および複数種類のジョブ実行機能のうち選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、制御部は、複合機の動作モードを、受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードと、受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードとに切り替え可能であり、制御部は、受付部に選択操作を受け付ける前において、第1画面を表示部に表示させる第1表示処理と、第1画面の表示中に受付部に選択操作を受け付けたことに応じて、第1画面と異なる第2画面を表示部に表示させる第2表示処理と、ログイン操作により動作モードを第1モードから第2モードに切り替えるログイン処理と、動作モードを第2モードから第1モードに切り替えるログアウト処理とを実行し、制御部は、さらに、第1画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理を実行し、その後、受付部にログアウト操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行し、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理を実行し、その後、第1画面の表示中に受付部に受け付けた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、ログアウト処理を実行する。
また、言い換えれば、本発明の一の局面に係る複合機は、シートに画像を形成する画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、操作を受け付ける受付部と、表示部と、制御部とを備える複合機であって、操作には、ログイン操作、ログアウト操作、画像形成部または画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、および複数種類のジョブ実行機能のうち選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、制御部は、複合機の動作モードを、受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードと、受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードとに切り替え可能であり、制御部は、第1画面を表示部に表示させる第1表示処理と、第1画面と異なる第2画面を表示部に表示させる第2表示処理と、ログイン操作により動作モードを第1モードから第2モードに切り替えるログイン処理と、動作モードを第2モードから第1モードに切り替えるログアウト処理とを実行可能であり、制御部は、さらに、第1画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合は、ログイン処理を実行し、第1画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けてログイン処理を実行した場合は、受付部にログアウト操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行し、第1画面の表示中に受付部に選択操作を受け付けた場合は、第2表示処理を実行して表示部に第2画面を表示し、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合は、ログイン処理を実行し、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けてログイン処理を実行した場合は、第1画面の表示中に受付部に受け付けた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、ログアウト処理を実行する。
この構成によれば、複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作が受付部に受け付けられる前は、第1画面が表示部に表示されている。第1画面の表示中に選択操作が受付部に受け付けられると、第1画面と異なる第2画面が表示部に表示される。
第1画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が受付部に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるまで、ログアウト処理が実行されず、複合機の動作モードが受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
第2画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、第1画面の表示中に受付部に受け付けられた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われるのは、ユーザが単一のジョブを実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合には、ジョブの実行が終了したことに応じてログアウト処理が実行されて、複合機の動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。よって、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。その結果、ログイン操作を行ったユーザ以外の他者によるジョブの実行を抑制することができる。
本発明の他の局面に係る複合機は、シートに画像を形成する画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、操作を受け付ける受付部と、表示部と、制御部とを備える複合機であって、操作には、ログイン操作、ログアウト操作、画像形成部または画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、選択操作によりジョブ実行機能が選択された状態の終了を指示する選択終了操作、および選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、制御部は、複合機の動作モードを、受付部に実行指示操作を受付不可能な第1モードと、受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードとに切り替え可能であり、制御部は、受付部に選択操作を受け付ける前において、第1画面を表示部に表示させる第1表示処理と、第1画面の表示中に受付部に選択操作を受け付けたことに応じて、第1画面と異なる第2画面を表示部に表示させる第2表示処理と、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けたことに応じて、第1画面および第2画面の両方と異なる第3画面を表示部に表示させる第3表示処理と、ログイン操作により動作モードを第1モードから第2モードに切り替えるログイン処理と、動作モードを第2モードから第1モードに切り替えるログアウト処理とを実行し、制御部は、さらに、第1画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理を実行し、その後、受付部にログアウト操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行し、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理と第3表示処理を実行し、その後、第1画面の表示中に受付部に受け付けた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了した後、動作モードを第2モードのまま待機させ、第3画面の表示中に受付部に選択終了操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行する。
この構成によれば、複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作が受付部に受け付けられる前は、第1画面が表示部に表示されている。第1画面の表示中に選択操作が受付部に受け付けられると、第1画面と異なる第2画面が表示部に表示される。
第1画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が受付部に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるまで、ログアウト処理が実行されず、複合機の動作モードが受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
第2画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、第1画面の表示中に受付部に受け付けられた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了しても、動作モードが第2モードに維持され、第3画面の表示中に選択終了操作が受付部に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われる場合にも、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合がある。そのため、第3画面の表示中に選択終了操作が行われることにより、ユーザのジョブを実行しない意図が示されるまで、ログアウト処理が実行されず、複合機の動作モードが第2モードに維持される。よって、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能でありながら、ユーザのジョブを実行しない意図が示された場合には、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。
本発明のさらに他の局面に係る複合機は、シートに画像を形成する画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、操作を受け付ける受付部と、表示部と、制御部とを備える複合機であって、受付部が受け付ける操作には、ログイン操作、ログアウト操作、画像形成部または画像読取部の少なくとも一方を使用するジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、選択操作によりジョブ実行機能が選択された状態の終了を指示する選択終了操作、選択操作により選択されたジョブ実行機能に関する設定の完了を指示する設定完了操作、および選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、制御部は、複合機の動作モードを、受付部に実行指示操作を受付不可能な第1モードと、受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードとに切り替え可能であり、制御部は、受付部に選択操作を受け付ける前において、第1画面を表示部に表示させる第1表示処理と、第1画面の表示中に受付部に選択操作を受け付けたことに応じて、第1画面と異なる第2画面を表示部に表示させる第2表示処理と、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けたことに応じて、第1画面および第2画面の両方と異なる第3画面を表示部に表示させる第3表示処理と、第2画面の表示中に受付部に設定完了操作を受け付けたことに応じて、第1画面、第2画面および第3画面のいずれとも異なる第4画面を表示部に表示させる第4表示処理と、動作モードを第1モードから第2モードに切り替えるログイン処理と、動作モードを第2モードから第1モードに切り替えるログアウト処理とを実行し、制御部は、さらに、第1画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理を実行し、その後、受付部にログアウト操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行し、第2画面の表示中に受付部にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理と第3表示処理を実行し、その後、第1画面の表示中に受付部に受け付けた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了した後、動作モードを第2モードのまま待機させ、第3画面の表示中に受付部に選択終了操作を受け付けたことに応じて、ログアウト処理を実行し、第4画面の表示中にログイン操作を受け付けた場合、ログイン処理を実行し、その後、第1画面の表示中に受付部に受け付けた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、ログアウト処理を実行する。
この構成によれば、複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作が受付部に受け付けられる前は、第1画面が表示部に表示されている。第1画面の表示中に選択操作が受付部に受け付けられると、第1画面と異なる第2画面が表示部に表示される。
第1画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が受付部に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるまで、ログアウト処理が実行されず、複合機の動作モードが受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
第2画面の表示中にログイン操作が受付部に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われた後であって設定完了操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、第1画面の表示中に受付部に受け付けられた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了しても、動作モードが第2モードに維持され、第3画面の表示中に選択終了操作が受付部に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われる場合にも、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合がある。そのため、第3画面の表示中に選択終了操作が行われることにより、ユーザのジョブを実行しない意図が示されるまで、ログアウト処理が実行されず、複合機の動作モードが第2モードに維持される。よって、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能でありながら、ユーザのジョブを実行しない意図が示された場合には、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。
第2画面の表示中に設定完了操作が受付部に受け付けられた場合、つまり、選択操作後であってログイン操作前に設定完了操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、第1画面の表示中に受付部に受け付けられた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われ、さらに設定完了操作までが行われた後にログイン操作が行われるのは、ユーザが単一のジョブを実行する意図を有している可能性が高いと考えられる。そのため、選択操作および設定完了操作が行われた後にログイン操作が行われた場合には、ジョブの実行が終了したことに応じてログアウト処理が実行されて、複合機の動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。よって、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。その結果、ログイン操作を行ったユーザ以外の他者によるジョブの実行を抑制することができる。
本発明によれば、ログアウト忘れを抑制でき、かつ、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから第1モードに切り替わることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るMFPの電気的構成を示すブロック図である。 電源投入中処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示される電源投入中処理の実行時にMFPの表示部に表示される画面の遷移の一例を示す図である。 図2に示される電源投入中処理の実行時にMFPの表示部に表示される画面の遷移の他の例を示す図である。 第2実施形態に係る電源投入中処理の流れを示すフローチャートである。 図5に示される電源投入中処理の実行時にMFPの表示部に表示される画面の遷移の一例を示す図である。 第3実施形態に係る電源投入中処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 第3実施形態に係る電源投入中処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 図5に示される電源投入中処理の実行時にMFPの表示部に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<MFPの電気的構成>
図1に示されるMFP(Multi-Function Peripheral)1は、画像形成機能および画像読取機能を有する複合機である。MFP1(複合機の一例)は、画像形成機能のための画像形成部11および画像読取機能のための画像読取部12を備えている。また、MFP1は、表示部13、操作部14(受付部の一例)、NFC通信部15(無線通信部、受付部の一例)、ファクシミリ通信部16、ネットワーク通信部17および制御部18を備えている。
画像形成部11は、MFP1内の搬送路を1枚ずつ搬送されるシートに対して画像データに係る画像(カラー画像またはモノクロ画像)を形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12は、イメージセンサ及びAFE(Analog Front End)などを備えている。画像読取部12では、イメージセンサにより原稿の画像が読み取られて、イメージセンサからアナログ画像信号が出力され、AFEによりそのアナログ画像信号がデジタル画像データに変換される。
表示部13は、たとえば、液晶表示器からなる。表示部13には、各種の情報が表示される。
操作部14は、操作キー(たとえば、スタートキー、テンキー、カーソルキー、戻るキー)を備えている。操作キーの操作により、各種の指示などを操作部14に入力することが可能である。なお、操作部14は、表示部13に一体的に設けられるタッチキーであってもよい。
NFC通信部15は、非接触型のICカード2(非接触記憶媒体の一例)との間でのNFC(Near Field Communication)による無線通信のためのアンテナおよびICチップモジュールなどを備えている。NFCは、国際規格であるISO/IEC14443、ISO/IEC18092などに対応する無線通信技術であり、13.56MHz帯の通信周波数を利用する。NFC通信部15にICカード2がかざされる(近づけられる)と、電磁誘導によりICカード2に動作電力が供給されて、NFC通信部15とICカード2との間でキャリアの変調による通信が行われる。
ファクシミリ通信部16は、電話回線網を介したファクシミリ通信のために、NCU(Network Control Unit)を内蔵したモデムなどを備えている。
ネットワーク通信部17は、LAN(Local Area Network)を経由したネットワーク通信のための回路などを備えている。LANは、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。また、LANは、有線LANおよび無線LANの両方を含んでいてもよい。
制御部18は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)21、ROM22およびRAM23などを備えている。
ASIC21は、CPU24(制御部の一例)を内蔵している。ASIC21には、画像読取部12により取得された画像データ、操作部14の操作内容を表す操作信号などが入力される。CPU24は、ASIC21に入力される信号などに基づいて、ROM22に記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成部11、画像読取部12および表示部13を制御し、NFC通信部15、ファクシミリ通信部16およびネットワーク通信部17を通信のために制御する。CPU24による制御(プログラム)の実行時、RAM23がワークエリアとして使用される。また、RAM23には、NVRAM(Non Volatile RAM)などの不揮発性メモリ25が含まれる。
<MFPのジョブ実行機能>
MFP1では、画像形成機能および画像読取機能の各単独の機能、それらの機能の組合せ、ならびにそれらの機能と通信機能との組合せにより、ファクシミリ(Fax)機能、スキャン(Scan)機能およびコピー(Copy)機能のジョブ実行機能を有している。
ファクシミリ機能は、画像データを公衆電話回線を介して送受信する機能である。具体的には、ファクシミリ機能は、画像読取部12による画像読取機能により得られる画像データをファクシミリ通信部16からファクシミリ通信の相手先に送信する送信機能と、ファクシミリ通信の相手先からファクシミリ通信部16が受信する画像データを画像形成部11による画像形成機能によりシートに形成する受信機能とを含む。
スキャン機能は、画像読取部12による画像読取機能により原稿の画像を読み取って、その画像の画像データを取得する機能である。スキャン機能により取得される画像データは、ネットワーク通信部17からLAN経由でPC(Personal Computer)に送信されてもよいし、MFP1がUSBポートを有している場合には、そのUSBポートに接続されたUSBメモリに格納されてもよい。
コピー機能は、画像読取部12による画像読取機能により原稿の画像を読み取って、その画像の画像データを取得し、その取得した画像データに係る画像を画像形成部11による画像形成機能によりシートに形成する機能である。すなわち、コピー機能は、画像形成機能および画像読取機能の組合せにより、原稿の画像と同一の画像をシートに形成する機能である。
<ログイン/ログアウト操作>
各種のジョブ実行機能によるジョブの実行には、ユーザがMFP1にログインする必要がある。
ユーザがMFP1にログインしていない状態では、MFP1の動作モードが第1モードに設定されている。第1モードでは、MFP1の使用権限を有するユーザは、MFP1にログインすることができる。MFP1へのログインおよびMFP1からのログアウトには、ICカード2が使用される。ICカード2には、CPUや各種のメモリを含む構成のICチップモジュールが内蔵されており、ICチップモジュールのメモリには、ICカード2に固有のカードIDが記憶されている。ユーザがICカード2をNFC通信部15にかざすことにより、NFC通信部15の交信エリア内にICカード2が入ると、ICカード2とNFC通信部15との間でNFCによる無線通信(NFC通信)が行われて、NFC通信部15により、ICカード2からカードIDが読み取られる。
RAM23に含まれる不揮発性メモリ25には、ユーザ識別用データベースが構築(記憶)されている。このユーザ識別用データベースには、たとえば、MFP1の使用権限を有するユーザのユーザIDが記憶(登録)されている。また、ユーザ識別用データベースには、各ユーザIDに対応づけて、ユーザが所有するICカード2のカードIDと、ユーザが実行可能なジョブ実行機能とが登録されている。
ICカード2とNFC通信部15との間で無線通信が行われると、CPU24は、ICカード2に記憶されているカードIDをNFC通信部15を介して受信する。そして、その受信したカードID(NFC通信部15によりICカード2から読み取られたカードID)に対応するユーザIDが不揮発性メモリ25に記憶されているユーザ識別用データベースに登録されているか否かを判別する。
カードIDに対応するユーザIDがユーザ識別用データベースに登録されている場合、ユーザ識別が成功となり、CPU24は、カードIDに対応するユーザIDをユーザ識別用データベースから読み出し、そのユーザIDをRAM23に記憶させる。また、CPU24は、MFP1の動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。これにより、ICカード2をNFC通信部15にかざしたユーザが識別され、そのユーザがMFP1にログインした状態となる。第2モードでは、MFP1において、RAM23に記憶されているユーザIDに対応づけて不揮発性メモリ25に記憶されているジョブ実行機能が実行可能である。一方、カードIDに対応するユーザIDがユーザ識別用データベースに登録されていない場合、ユーザ識別が失敗となり、CPU24は、カードIDに対応するユーザIDをRAM23に記憶させない。
機能選択画面41の表示中に、ログイン中のユーザが自己のICカード2をNFC通信部15にかざすと、ユーザがMFP1からログアウトとなる。すなわち、ICカード2がNFC通信部15にかざされて、ICカード2とNFC通信部15との間で無線通信が行われると、CPU24は、ICカード2に記憶されているカードIDをNFC通信部15を介して受信する。そして、その受信したカードIDに対応するユーザIDがRAM23に記憶されているか否かを判別する。カードIDに対応するユーザIDがRAM23に記憶されている場合、CPU24は、RAM23に記憶されているユーザIDを消去し、MFP1の動作モードを第2モードから第1モードに切り替える。これにより、ユーザがMFP1からログアウトとなる。
<電源投入中処理>
MFP1の電源が投入されている間、CPU24は、図2に示される電源投入中処理を実行する。
電源投入中処理では、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを判別する(S11)。
ユーザがMFP1にログインしていない状態、言い換えれば、MFP1の動作モードが第1モードである状態では、CPU24は、図3および図4に示されるログイン受付画面31(第1画面の一例)を表示部13に表示させる。ログイン受付画面31では、メッセージ表示領域32に「Login:」と表示され、その右側が空白になっている(ユーザIDが表示されていない)。メッセージ表示領域32は、ログイン受付画面31の上部に設定されている。ログイン受付画面31の下部には、ファクシミリ機能、スキャン機能およびコピー機能をそれぞれ選択するためのファクシミリ選択ボタン33、コピー選択ボタン34およびスキャン選択ボタン35が表示されている。ファクシミリ選択ボタン33、コピー選択ボタン34およびスキャン選択ボタン35には、たとえば、それぞれ「Fax」、「Copy」および「Scan」の文字が表示されている。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態では、ユーザは、ログイン操作により、MFP1にログインすることができる。ログイン操作、つまりユーザが所有するICカード2をNFC通信部15にかざす操作が行われると(S11:YES)、CPU24は、ログイン処理を実行する(S12)。ログイン処理では、CPU24は、前述したように、ICカード2からNFC通信部15を介してカードIDを受信し、そのカードIDに対応するユーザIDをRAM23に記憶させ、MFP1の動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。
このジョブ実行機能の選択前のログイン処理の実行に応じて(第1モードから第2モードへの切り替わりに応じて)、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31から機能選択画面41に切り替える。機能選択画面41では、メッセージ表示領域32に「Login:」と表示され、その右側にログイン中のユーザのユーザID(たとえば、「UserA」)が表示される。また、機能選択画面41では、ログイン受付画面31から引き続いて、ファクシミリ選択ボタン33、コピー選択ボタン34およびスキャン選択ボタン35が表示されている。機能選択画面41の表示中に、ユーザは、操作部14を操作して、ファクシミリ選択ボタン33、コピー選択ボタン34またはスキャン選択ボタン35を押すこと(選択操作)により、ジョブ実行機能を選択することができる。
なお、機能選択画面41では、ユーザが実行可能な機能と実行不可能な機能とが区別して表示されてもよい。たとえば、スキャン機能およびコピー機能を実行可能なユーザAがログインした場合、コピー機能を選択するためのコピー選択ボタン34およびスキャン機能を選択するためのスキャン選択ボタン35の表示色が背景色と反転して表示され、ユーザAが実行不可能なファクシミリ機能を選択するためのファクシミリ選択ボタン33の表示色が背景色と同色で表示されてもよい。
ログイン処理の実行後、CPU24は、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S13)。すなわち、CPU24は、ジョブ実行機能を選択する選択操作が操作部14に受け付けられたか否かを判別する。
また、ジョブ実行機能が選択されていなければ(S13:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S14)。
ジョブ実行機能の選択およびログアウト操作の両方が行われないままログイン処理の実行から所定時間が経過した場合(S15:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S16)。ログアウト処理では、CPU24は、前述したように、CPU24は、RAM23に記憶されているユーザIDを消去し、MFP1の動作モードを第2モードから第1モードに切り替える。そして、第2モードから第1モードへの切り替えに応じて、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン受付画面31に戻す。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S11)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われた場合にも(S14:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S16)。その後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S11)。
一方、無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行機能が選択された場合(S13:YES)、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S17)。
具体的には、ジョブ実行機能を選択する選択操作が行われると、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン中設定画面51に切り替える。ログイン中設定画面51は、ユーザが選択したジョブ実行機能に関する設定を行う画面である。ログイン中設定画面51では、メッセージ表示領域32に「Login:」の文字とログイン中のユーザのユーザIDが引き続き表示される。また、ログイン中設定画面51では、メッセージ表示領域32の下側の設定内容表示領域52に設定内容が表示され、設定内容表示領域52の右側に機能の実行を指示するスタートボタン53が表示される。たとえば、機能選択画面41でコピー選択ボタン34が押されて、コピー機能が選択された場合、表示部13の表示が機能選択画面41からコピー機能用のログイン中設定画面51Cに切り替えられる。また、機能選択画面41でスキャン選択ボタン35が押されて、スキャン機能が選択された場合、表示部13の表示が機能選択画面41からスキャン機能用のログイン中設定画面51Sに切り替えられる。表示部13にログイン中設定画面51が表示されている状態で、ユーザは、操作部14を操作して、スタートボタン53を押すこと(実行指示操作)により、ジョブ実行指示を入力することができる。CPU24は、表示部13にログイン中設定画面51が表示されている状態で、実行指示操作が操作部14に受け付けられたか否かを判別する。
なお、ログイン中設定画面51の表示中に、ログイン中のユーザのICカード2がNFC通信部15にかざされても、ログイン中のユーザはMFP1からログアウトされない。ログイン中設定画面51の表示中にログイン中のユーザがログアウトを所望する場合、ユーザは、たとえば、操作部14に設けられている戻るボタンを押して、表示部13の表示をログイン中設定画面51から機能選択画面41に戻した後、ICカード2をNFC通信部15にかざすことにより、MFP1からログアウトすることができる。
ジョブ実行指示が入力されないままジョブ実行機能を選択する選択操作から所定時間が経過した場合(S18:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S16)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S11)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S17:YES)、CPU24は、機能選択画面41で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S19)。
そして、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。ジョブ実行中画面61では、ジョブ実行中である旨のメッセージが表示される。具体的には、コピー機能用のログイン中設定画面51Cでジョブ実行指示が入力された場合、表示部13の表示がコピー機能用のログイン中設定画面51Cからジョブ実行中画面61Cに切り替えられる。コピー機能用のジョブ実行中画面61Cでは、その中央に「Copying」の文字が表示される。また、スキャン機能用のログイン中設定画面51Sでジョブ実行指示が入力された場合、表示部13の表示がスキャン機能用のログイン中設定画面51Sからジョブ実行中画面61Sに切り替えられる。スキャン機能用のジョブ実行中画面61Sでは、その中央部に「Scanning」の文字が表示される。
ジョブが終了すると(S20:YES)、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面61から機能選択画面41に切り替える。
また、ジョブが終了すると、CPU24は、自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S21)。自動ログアウトは、ジョブが終了したことに応じてログアウト処理を実行する機能である。
自動ログアウトがオンに設定されていない場合(S21:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S14)。
ログアウト操作が行われていなければ(S14:NO)、CPU24は、ジョブ実行機能の選択およびログアウト操作の両方が行われないままジョブの終了から所定時間が経過することによる無操作タイムアウトか否かを判別する(S15)。
無操作タイムアウトではない場合(S15:NO)、CPU24は、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S13)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われるか(S14:YES)、または、無操作タイムアウトとなった場合(S15:YES)、CPU24は、前述したように、ログアウト処理を実行する(S16)。無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行機能が選択された場合(S13:YES)、CPU24は、前述したように、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S17)。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態では、ログイン操作より先にジョブ実行機能を選択することも可能である。ログイン操作より先に選択操作が操作部14に受け付けられて、ジョブ実行機能が選択された場合(S22:YES)、その選択に応じて、CPU24は、図4に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31からログイン前設定画面71(第2画面の一例)に切り替える。ログイン前設定画面71は、ユーザが選択したジョブ実行機能に関する設定を行う画面である。ログイン前設定画面71では、メッセージ表示領域32に「Login:」の文字が引き続き表示される。また、ログイン前設定画面71では、メッセージ表示領域32の下側の設定内容表示領域72に設定内容が表示され、設定内容表示領域52の右側に機能の実行を指示するスタートボタン73が表示される。
表示部13にログイン前設定画面71が表示されている状態で、操作部14の操作によりスタートボタン73が押された場合、CPU24は、図4に示されるように、表示部13の表示をログイン前設定画面71からエラー画面81に切り替える。エラー画面81では、ユーザのログインを促すメッセージが表示される。
ログイン操作よりも先にジョブ実行機能が選択された後、ログイン操作が行われると(S23:YES)、CPU24は、自動ログアウトをオンに設定する(S24)。
そして、CPU24は、ログイン処理を実行する(S25)。また、ログイン処理の実行に応じて、CPU24は、図4に示されるように、表示部13の表示をログイン前設定画面71またはエラー画面81からログイン中設定画面51に切り替える。
その後、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S17)。
ジョブ実行指示が入力されないままログイン操作から所定時間が経過した場合(S18:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S16)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S11)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S17:YES)、CPU24は、ログイン受付画面31で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S19)。そして、CPU24は、図4に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S20:YES)、CPU24は、自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S21)。
自動ログアウトがオンに設定されている場合(S21:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S16)。そして、CPU24は、図4に示されるように、表示部13の表示をジョブ実行中画面61からログイン受付画面31に切り替える。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S11)。
<作用効果>
以上のように、複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作が操作部14に受け付けられる前は、ログイン受付画面31が表示部13に表示されている。ログイン受付画面31の表示中に選択操作が操作部14に受け付けられると、ログイン受付画面31と異なるログイン前設定画面71が表示部13に表示される。
ログイン受付画面31の表示中にログイン操作が行われた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が行われたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるか、または、無操作タイムアウトとなるまで、ログアウト処理が実行されず、MFP1の動作モードが操作部14に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから操作部14に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
ログイン前設定画面71の表示中にログイン操作が行われた場合、つまり選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログイン受付画面31の表示中に操作部14に受け付けられた選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われるのは、ユーザが単一のジョブを実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合には、ジョブの実行が終了したことに応じてログアウト処理が実行されて、MFP1の動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。よって、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。その結果、ログイン操作を行ったユーザ以外の他者によるジョブの実行を抑制することができる。
ログイン操作が行われた後、選択操作が行われないままログイン操作から所定時間が経過した場合、または、ログイン操作および選択操作が行われた後、実行指示操作が行われないまま選択操作から所定時間が経過した場合、無操作タイムアウトとなり、ログアウト処理が実行される。また、ジョブ終了後、選択操作または実行指示操作が行われないまま所定時間が経過した場合、無操作タイムアウトとなり、ログアウト処理が実行される。これにより、ユーザがログイン操作の後に実行指示操作を行わずにMFP1から離れた場合やジョブ終了後にログアウト操作を忘れてMFP1から離れた場合などに、ユーザがログインした状態、つまりMFP1の動作モードが第2モードである状態が無駄に続くことを抑制でき、ログイン操作を行ったユーザ以外の他者によるジョブの実行を抑制することができる。
<第2実施形態>
MFP1の電源が投入されている間、CPU24により、図2に示される電源投入中処理に代えて、図5に示される電源投入中処理が実行されてもよい。
なお、以下では、表示部13に表示される画面の構成につき、前述した構成についての説明を省略する。
図5に示される電源投入中処理では、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを判別する(S31)。
ユーザがMFP1にログインしていない状態、言い換えれば、MFP1の動作モードが第1モードである状態では、CPU24は、図3および図6に示されるように、ログイン受付画面31(第1画面の一例)を表示部13に表示させる。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態では、ユーザは、ログイン操作により、MFP1にログインすることができる。ログイン操作、つまりユーザが所有するICカード2をNFC通信部15にかざす操作が行われると(S31:YES)、CPU24は、ログイン処理を実行する(S32)。
このジョブ実行機能の選択前のログイン処理の実行に応じて(第1モードから第2モードへの切り替わりに応じて)、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31から機能選択画面41に切り替える。
ログイン処理の実行後、CPU24は、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S33)。すなわち、CPU24は、ジョブ実行機能を選択する選択操作が操作部14に受け付けられたか否かを判別する。
また、ジョブ実行機能が選択されていなければ(S33:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S34)。
ジョブ実行機能の選択およびログアウト操作の両方が行われないまま、ログイン処理の実行から所定時間が経過した場合(S35:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。そして、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン受付画面31に戻す。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S31)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われた場合にも(S34:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。その後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S31)。
一方、無操作タイムアウトとなる前に選択操作が行われて、ジョブ実行機能が選択された場合(S33:YES)、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン中設定画面51に切り替える。そして、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S37)。
ジョブ実行指示が入力されていなければ(S37:NO)、CPU24は、選択終了操作が行われたか否かを判別する(S46)。選択終了操作については、後述する。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままジョブ実行機能を選択する選択操作から所定時間が経過した場合(S38:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S31)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S37:YES)、CPU24は、機能選択画面41で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S39)。そして、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S40:YES)、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面61から機能選択画面41に切り替える。
また、ジョブが終了すると、CPU24は、自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S41)。
自動ログアウトがオンに設定されていない場合(S41:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S34)。
ログアウト操作が行われていなければ(S34:NO)、CPU24は、ジョブ実行機能の選択およびログアウト操作の両方が行われないまま、ジョブの終了から所定時間が経過することによる無操作タイムアウトか否かを判別する(S35)。
無操作タイムアウトではない場合(S35:NO)、CPU24は、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S33)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われるか(S34:YES)、または、無操作タイムアウトとなった場合(S35:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行機能が新たに選択された場合(S33:YES)、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S37)。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態において、ログイン操作より先に選択操作が操作部14に受け付けられて、ジョブ実行機能が選択された場合(S42:YES)、その選択に応じて、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31から第2ログイン前設定画面91(第2画面の一例)に切り替える。第2ログイン前設定画面91は、ユーザが選択したジョブ実行機能に関する設定を行う画面である。第2ログイン前設定画面91では、メッセージ表示領域32に「Login:」の文字が引き続き表示される。また、第2ログイン前設定画面91では、メッセージ表示領域32の下側の設定内容表示領域92に設定内容が表示され、設定内容表示領域52の右側に設定内容の確定を入力するOKボタン93が表示される。
第2ログイン前設定画面91が表示部13に表示されている状態において、つまりログイン操作よりも先にジョブ実行機能が選択された後、ログイン操作が行われると(S43:YES)、CPU24は、自動ログアウトをオンに設定する(S44)。
そして、CPU24は、ログイン処理を実行する(S45)。また、ログイン処理の実行に応じて、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示を第2ログイン前設定画面91から第2ログイン中設定画面101(第3画面の一例)に切り替える。第2ログイン中設定画面101では、メッセージ表示領域32に「Login:」と表示され、その右側にログイン中のユーザのユーザID(たとえば、「UserA」)が表示される。また、第2ログイン中設定画面101では、第2ログイン前設定画面91から引き続いて、設定内容表示領域92に設定内容が表示され、設定内容表示領域92の右側にOKボタン93が表示されている。さらに、第2ログイン中設定画面101では、メッセージ表示領域32の右側かつOKボタン93の上側に、キャンセルボタン102が表示される。ユーザは、操作部14を操作して、キャンセルボタン102を押すこと(選択終了操作)により、第2ログイン中設定画面101の表示の終了を指示することができる。
その後、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S37)。ジョブ実行指示は、図6に示されるように、操作部14が操作されて、表示部13に表示される実行指示画面111のスタートボタン112が押されること(実行指示操作)により入力される。操作部14が操作されて、第2ログイン中設定画面101のOKボタン93が押されると、CPU24は、表示部13の表示を第2ログイン中設定画面101から実行指示画面111に切り替える。実行指示画面111では、メッセージ表示領域32に「Login:」の文字とログイン中のユーザのユーザIDが引き続き表示される。また、実行指示画面111では、メッセージ表示領域32の下側に機能の実行を指示するスタートボタン112が表示される。
ジョブ実行指示が入力されていなければ(S37:NO)、CPU24は、選択終了操作が行われたか否かを判別する(S46)。選択終了操作については、後述する。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままログイン操作から所定時間が経過した場合(S38:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S31)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S37:YES)、CPU24は、ログイン受付画面31で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S39)。そして、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S40:YES)、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面から第2ログイン中設定画面101に切り替える。そして、CPU24は、自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S41)。
自動ログアウトがオンに設定されている場合(S41:YES)、CPU24は、選択終了操作が行われたか否かを判別する(S46)。選択終了操作は、操作部14の操作によりキャンセルボタン102を押す操作である。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままジョブ終了から所定時間が経過した場合(S38:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。
また、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が行われると(S46:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S36)。ログアウト処理の実行に応じて、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示をジョブ実行中画面61からログイン受付画面31に切り替える。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S31)。
<第2実施形態の作用効果>
以上のように、複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作が操作部14に受け付けられる前は、ログイン受付画面31が表示部13に表示されている。ログイン受付画面31の表示中に選択操作が操作部14に受け付けられると、ログイン受付画面31と異なる第2ログイン前設定画面91が表示部13に表示される。
ログイン受付画面31の表示中にログイン操作が行われた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が行われたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるまで、ログアウト処理が実行されず、MFP1の動作モードが操作部14に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから操作部14に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
第2ログイン前設定画面91の表示中にログイン操作が行われた場合、つまり選択操作が行われた後にログイン操作が行われた場合、表示部13の表示が第2ログイン前設定画面91から第2ログイン中設定画面101に切り替わる。そして、ログイン処理の実行後、実行指示操作に応じてジョブが実行され、そのジョブが終了しても、動作モードが第2モードに維持され、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が操作部14に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われる場合にも、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合がある。そのため、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が行われることにより、ユーザのジョブを実行しない意図が示されるまで、ログアウト処理が実行されず、MFP1の動作モードが第2モードに維持される。よって、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能でありながら、ユーザのジョブを実行しない意図が示された場合には、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。
<第3実施形態>
MFP1の電源が投入されている間、CPU24により、図2に示される電源投入中処理に代えて、図7Aおよび図7Bに示される電源投入中処理が実行されてもよい。
図7Aおよび図7Bに示される電源投入中処理では、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを判別する(S51)。
ユーザがMFP1にログインしていない状態、言い換えれば、MFP1の動作モードが第1モードである状態では、CPU24は、図3、図6および図8に示されるように、ログイン受付画面31(第1画面の一例)を表示部13に表示させる。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態では、ユーザは、ログイン操作により、MFP1にログインすることができる。ログイン操作、つまりユーザが所有するICカード2をNFC通信部15にかざす操作が行われると(S51:YES)、CPU24は、ログイン処理を実行する(S52)。
このジョブ実行機能の選択前のログイン処理の実行に応じて(第1モードから第2モードへの切り替わりに応じて)、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31から機能選択画面41に切り替える。
ログイン処理の実行後、CPU24は、図7Bに示されるように、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S53)。すなわち、CPU24は、ジョブ実行機能を選択する選択操作が操作部14に受け付けられたか否かを判別する。
また、ジョブ実行機能が選択されていなければ(S53:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S54)。
ジョブ実行機能の選択およびログアウト操作の両方が行われないまま、ログイン処理の実行から所定時間が経過した場合(S55:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。そして、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン受付画面31に戻す。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われた場合にも(S54:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。その後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
一方、無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行機能が選択された場合(S53:YES)、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示を機能選択画面41からログイン中設定画面51に切り替える。そして、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S57)。
ジョブ実行指示が入力されていなければ(S57:NO)、CPU24は、選択終了操作が行われたか否かを判別する(S66)。選択終了操作は、第2実施形態で説明したように、第2ログイン中設定画面101のキャンセルボタン102を押す操作である。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままジョブ実行機能を選択する選択操作から所定時間が経過した場合(S67:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S57:YES)、CPU24は、機能選択画面41で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S58)。そして、CPU24は、図3に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S59:YES)、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面61から機能選択画面41に切り替える。
また、ジョブが終了すると、CPU24は、実行終了後自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S60)。実行終了後自動ログアウトは、ジョブが終了したことに応じてログアウト処理を実行する機能である。
実行終了後自動ログアウトがオンに設定されていない場合(S60:NO)、CPU24は、選択終了後自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S61)。選択終了後自動ログアウトは、選択終了操作が行われたことに応じてログアウト処理を実行する機能である。
選択終了後自動ログアウトがオンに設定されていない場合(S61:NO)、CPU24は、ログアウト操作が行われたか否かを判別する(S54)。
ログアウト操作が行われていなければ(S54:NO)、CPU24は、選択操作およびログアウト操作の両方が行われないままジョブの終了から所定時間が経過することによる無操作タイムアウトか否かを判別する(S55)。
無操作タイムアウトではない場合(S55:NO)、CPU24は、ジョブ実行機能が選択されたか否かを判別する(S53)。
無操作タイムアウトとなる前にログアウト操作が行われるか(S54:YES)、または、無操作タイムアウトとなった場合(S55:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行機能が選択された場合(S53:YES)、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S57)。
ログイン受付画面31が表示部13に表示されている状態において、ログイン操作より先に選択操作が操作部14に受け付けられて、ジョブ実行機能が選択された場合(S62:YES)、その選択に応じて、CPU24は、図6および図8に示されるように、表示部13の表示をログイン受付画面31から第2ログイン前設定画面91(第2画面の一例)に切り替える。
第2ログイン前設定画面91が表示部13に表示されている状態において、つまりログイン操作よりも先にジョブ実行機能が選択された後、ログイン操作が行われると(S63:YES)、CPU24は、選択終了後自動ログアウトをオンに設定する(S64)。
そして、CPU24は、ログイン処理を実行する(S65)。また、ログイン処理の実行に応じて、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示を第2ログイン前設定画面91から第2ログイン中設定画面101(第3画面の一例)に切り替える。
その後、CPU24は、図7Bに示されるように、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S57)。ジョブ実行指示は、図6に示されるように、操作部14が操作されて、表示部13に表示される実行指示画面111のスタートボタン112が押されること(実行指示操作)により入力される。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままログイン操作から所定時間が経過した場合(S67:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S57:YES)、CPU24は、ログイン受付画面31で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S59)。そして、CPU24は、図6に示されるように、表示部13の表示をログイン中設定画面51からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S59:YES)、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面61から第2ログイン中設定画面101に切り替える。そして、CPU24は、実行終了後自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S60)。
実行終了後自動ログアウトがオンに設定されていない場合(S60:NO)、CPU24は、選択終了後自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S61)。
選択終了後自動ログアウトがオンに設定されている場合(S61:YES)、CPU24は、選択終了操作が行われたか否か、つまりキャンセルボタン102が押されたか否かを判別する(S66)。
選択終了操作が行われないまま、ジョブ終了から所定時間が経過した場合(S67:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。
また、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が行われると(S66:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。ログアウト処理の実行に応じて、CPU24は、図8に示されるように、表示部13の表示をジョブ実行中画面61からログイン受付画面31に切り替える。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
第2ログイン前設定画面91が表示部13に表示されている状態では、ユーザは、ログイン操作の前に、操作部14を操作して、OKボタン93を押すこと(設定完了操作)により、ジョブ実行機能に関する設定の完了を入力することができる。
選択操作後、ログイン操作より前に設定完了操作が行われると(S68:YES)、CPU24は、図8に示されるように、表示部13の表示を第2ログイン前設定画面91からログイン前実行指示画面121(第4画面の一例)に切り替える。ログイン前実行指示画面121では、メッセージ表示領域32に「Login:」の文字とログイン中のユーザのユーザIDが引き続き表示される。また、ログイン前実行指示画面121では、メッセージ表示領域32の下側に機能の実行を指示するスタートボタン122が表示される。
表示部13にログイン前実行指示画面121が表示されている状態で、操作部14の操作によりスタートボタン122が押された場合、CPU24は、図8に示されるように、表示部13の表示をログイン前実行指示画面121からエラー画面81に切り替える。エラー画面81では、ユーザのログインを促すメッセージが表示される。
設定完了操作後、ログイン操作が行われると(S69:YES)、CPU24は、実行終了後自動ログアウトをオンに設定する(S70)。
そして、CPU24は、ログイン処理を実行する(S65)。また、ログイン処理の実行に応じて、CPU24は、図8に示されるように、表示部13の表示をログイン前実行指示画面121またはエラー画面81から実行指示画面111に切り替える。
その後、CPU24は、ジョブ実行指示が入力されたか否かを判別する(S57)。
ジョブ実行指示の入力および選択終了操作が行われないままログイン操作から所定時間が経過した場合(S67:YES)、無操作タイムアウトとなり、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
無操作タイムアウトとなる前にジョブ実行指示が入力された場合(S57:YES)、CPU24は、ログイン受付画面31で選択されたジョブ実行機能によるジョブを実行する(S59)。そして、CPU24は、図8に示されるように、表示部13の表示を実行指示画面111からジョブ実行中画面61に切り替える。
ジョブが終了すると(S59:YES)、CPU24は、実行終了後自動ログアウトがオンに設定されているか否かを判別する(S60)。
実行終了後自動ログアウトがオンに設定されている場合(S60:YES)、CPU24は、ログアウト処理を実行する(S56)。そして、CPU24は、表示部13の表示をジョブ実行中画面61からログイン受付画面31に切り替える。ログアウト処理の実行後、CPU24は、ログイン操作が行われたか否かを再び判別する(S51)。
<第3実施形態の作用効果>
以上のように、複数種類のジョブのうちの一の種類のジョブを選択する選択操作が受付部に受け付けられる前は、ログイン受付画面31が表示部13に表示されている。ログイン受付画面31の表示中に選択操作が操作部14に受け付けられると、ログイン受付画面31と異なる第2ログイン前設定画面91が表示部13に表示される。
ログイン受付画面31の表示中にログイン操作が行われた場合、つまり選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、ログイン処理の実行後、ログアウト操作が行われたことに応じてログアウト処理が実行される。ログイン処理では、動作モードが第1モードから第2モードに切り替えられる。ログアウト処理では、動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。
選択操作が行われる前にログイン操作が行われるのは、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合が多いと考えられる。そのため、選択操作が行われる前にログイン操作が行われた場合には、ログアウト操作が行われるまで、ログアウト処理が実行されず、MFP1の動作モードが受付部に実行指示操作を受付可能な第2モードに維持される。よって、ユーザの意図に合わないタイミングで動作モードが第2モードから受付部に実行指示操作を受付不能な第1モードに切り替わることを抑制でき、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能となる。
第2ログイン前設定画面91の表示中にログイン操作が操作部14に受け付けられた場合、つまり選択操作が行われた後であって設定完了操作が行われる前にログイン操作が行われた場合、表示部13の表示が第2ログイン前設定画面91から第2ログイン中設定画面101に切り替わる。そして、ログイン処理の実行後、実行指示操作に応じてジョブが実行され、そのジョブが終了しても、動作モードが第2モードに維持され、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が操作部14に受け付けられたことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われた後にログイン操作が行われる場合にも、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行する意図を有している場合がある。そのため、第2ログイン中設定画面101の表示中に選択終了操作が行われることにより、ユーザのジョブを実行しない意図が示されるまで、ログアウト処理が実行されず、MFP1の動作モードが第2モードに維持される。よって、ユーザが複数種類のジョブを連続して実行することが可能でありながら、ユーザのジョブを実行しない意図が示された場合には、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。
第2ログイン中設定画面101の表示中に設定完了操作が操作部14に受け付けられた場合、つまり、選択操作および設定完了操作が行われた後にログイン操作が行われた場合、表示部13の表示が第2ログイン中設定画面101からログイン前実行指示画面121に切り替わる。そして、ログイン処理の実行後、実行指示操作に応じてジョブが実行され、そのジョブが終了したことに応じてログアウト処理が実行される。
選択操作が行われ、さらに設定完了操作までが行われた後にログイン操作が行われるのは、ユーザが単一のジョブを実行する意図を有している可能性が高いと考えられる。そのため、選択操作および設定完了操作が行われた後にログイン操作が行われた場合には、ジョブの実行が終了したことに応じてログアウト処理が実行されて、MFP1の動作モードが第2モードから第1モードに切り替えられる。よって、ログアウト操作なくログアウト処理が実行されるので、ログアウト忘れを防止することができる。その結果、ログイン操作を行ったユーザ以外の他者によるジョブの実行を抑制することができる。
<変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、ログイン操作では、ICカード2が使用されて、ICカード2がNFC通信部15にかざされることにより、ICカード2からカードIDが読み取られて、カードIDに対応するユーザIDがCPU24に取得されるとしたが、操作部14の操作によりユーザIDが入力されてもよい。
また、ログアウト操作において、ICカード2が使用されずに、操作部14の操作によりログアウト指示が入力されてもよい。
また、前述の実施形態では、CPU24が各処理を実行する場合について説明した。しかしながら、ASIC21が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:MFP
11:画像形成部
12:画像読取部
13:表示部
14:操作部(受付部)
15:NFC通信部(受付部、無線通信部)
24:CPU(制御部)
31:ログイン受付画面
71:ログイン前設定画面
91:第2ログイン前設定画面
101:第2ログイン中設定画面
121:ログイン前実行指示画面

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    操作を受け付ける受付部と、
    表示部と、
    制御部と
    を備える複合機であって、
    前記操作には、ログイン操作、ログアウト操作、前記画像形成部または前記画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、および前記複数種類のジョブ実行機能のうち前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、
    前記制御部は、前記複合機の動作モードを、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付不能な第1モードと、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付可能な第2モードと
    に切り替え可能であり、
    前記制御部は、
    前記受付部に前記選択操作を受け付ける前において、第1画面を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記選択操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面と異なる第2画面を前記表示部に表示させる第2表示処理と、
    前記ログイン操作により前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えるログイン処理と、
    前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替えるログアウト処理と
    を実行し、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理を実行し、その後、前記受付部に前記ログアウト操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行し、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理を実行し、その後、前記第1画面の表示中に前記受付部に受け付けた前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、複合機。
  2. シートに画像を形成する画像形成部と、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    操作を受け付ける受付部と、
    表示部と、
    制御部と
    を備える複合機であって、
    前記操作には、ログイン操作、ログアウト操作、前記画像形成部または前記画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、前記選択操作により前記ジョブ実行機能が選択された状態の終了を指示する選択終了操作、および前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、
    前記制御部は、前記複合機の動作モードを、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付不可能な第1モードと、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付可能な第2モードと
    に切り替え可能であり、
    前記制御部は、
    前記受付部に前記選択操作を受け付ける前において、第1画面を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記選択操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面と異なる第2画面を前記表示部に表示させる第2表示処理と、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面および前記第2画面の両方と異なる第3画面を前記表示部に表示させる第3表示処理と、
    前記ログイン操作により前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えるログイン処理と、
    前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替えるログアウト処理と
    を実行し、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理を実行し、その後、前記受付部に前記ログアウト操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行し、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理と前記第3表示処理を実行し、その後、前記第1画面の表示中に前記受付部に受け付けた前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了した後、前記動作モードを前記第2モードのまま待機させ、前記第3画面の表示中に前記受付部に前記選択終了操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、複合機。
  3. 請求項2に記載の複合機であって、
    前記制御部は、
    前記ジョブの実行中、前記第1画面、前記第2画面および前記第3画面のいずれとも異なる第5画面を前記表示部に表示させる第5表示処理と、
    前記ジョブの実行が終了したことに応じて、前記表示部の表示を前記第5画面から前記第3画面に切り替える第5表示処理と
    を実行する、複合機。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    操作を受け付ける受付部と、
    表示部と、
    制御部と
    を備える複合機であって、
    前記受付部が受け付ける操作には、ログイン操作、ログアウト操作、前記画像形成部または前記画像読取部の少なくとも一方を使用するジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類の前記ジョブ実行機能を選択する選択操作、前記選択操作により前記ジョブ実行機能が選択された状態の終了を指示する選択終了操作、前記選択操作により選択された前記ジョブ実行機能に関する設定の完了を指示する設定完了操作、および前記選択操作により選択された前記ジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、
    前記制御部は、前記複合機の動作モードを、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付不可能な第1モードと、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付可能な第2モードと
    に切り替え可能であり、
    前記制御部は、
    前記受付部に前記選択操作を受け付ける前において、第1画面を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記選択操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面と異なる第2画面を前記表示部に表示させる第2表示処理と、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面および前記第2画面の両方と異なる第3画面を前記表示部に表示させる第3表示処理と、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記設定完了操作を受け付けたことに応じて、前記第1画面、前記第2画面および前記第3画面のいずれとも異なる第4画面を前記表示部に表示させる第4表示処理と、
    前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えるログイン処理と、
    前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替えるログアウト処理と
    を実行し、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理を実行し、その後、前記受付部に前記ログアウト操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行し、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理と前記第3表示処理を実行し、その後、前記第1画面の表示中に前記受付部に受け付けた前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了した後、前記動作モードを前記第2モードのまま待機させ、前記第3画面の表示中に前記受付部に前記選択終了操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行し、
    前記第4画面の表示中に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理を実行し、その後、前記第1画面の表示中に前記受付部に受け付けた前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、複合機。
  5. 請求項4に記載の複合機であって、
    前記制御部は、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ジョブの実行中、前記第1画面、前記第2画面、前記第3画面および前記第4画面のいずれとも異なる第5画面を前記表示部に表示させる第5表示処理と、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ジョブの実行が終了したことに応じて、前記表示部の表示を前記第5画面から前記第3画面に切り替える第6表示処理と
    を実行する、複合機。
  6. 請求項3または5に記載の複合機であって、
    前記制御部は、
    前記受付部に何らの操作を受け付けずに前記第3画面が前記表示部に表示されている状態が所定時間継続したことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、複合機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の複合機であって、
    前記制御部は、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合、前記ログイン処理の実行後、前記受付部に何らの操作を受け付けていない状態が所定時間継続したことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、複合機。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の複合機であって、
    前記受付部は、所定距離内に存在する非接触記憶媒体と無線通信を行い、前記非接触記憶媒体から識別情報を読み取る無線通信部を含み、
    前記ログイン操作は、前記無線通信部に前記非接触記憶媒体から前記識別情報を読み取らせる操作である、複合機。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の複合機であって、
    前記受付部は、押操作される操作部を含み、
    前記ログイン操作は、前記操作部の押操作により識別情報を入力する操作である、複合機。
  10. シートに画像を形成する画像形成部と、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    操作を受け付ける受付部と、
    表示部と、
    制御部と
    を備える複合機であって、
    前記操作には、ログイン操作、ログアウト操作、前記画像形成部または前記画像読取部の少なくとも一方を使用してジョブを実行する複数種類のジョブ実行機能のうちの一の種類のジョブ実行機能を選択する選択操作、および前記複数種類のジョブ実行機能のうち前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブの実行を指示する実行指示操作が含まれ、
    前記制御部は、前記複合機の動作モードを、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付不能な第1モードと、
    前記受付部に前記実行指示操作を受付可能な第2モードと
    に切り替え可能であり、
    前記制御部は、
    第1画面を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1画面と異なる第2画面を前記表示部に表示させる第2表示処理と、
    前記ログイン操作により前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えるログイン処理と、
    前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替えるログアウト処理と
    を実行可能であり、
    前記制御部は、さらに、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合は、前記ログイン処理を実行し、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けて前記ログイン処理を実行した場合は、前記受付部に前記ログアウト操作を受け付けたことに応じて、前記ログアウト処理を実行し、
    前記第1画面の表示中に前記受付部に前記選択操作を受け付けた場合は、前記第2表示処理を実行して前記表示部に前記第2画面を表示し、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けた場合は、前記ログイン処理を実行し、
    前記第2画面の表示中に前記受付部に前記ログイン操作を受け付けて前記ログイン処理を実行した場合は、前記第1画面の表示中に前記受付部に受け付けた前記選択操作により選択されたジョブ実行機能によるジョブが終了したことに応じて、前記ログアウト処理を実行する、
    複合機。
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