JP2018076003A - 電力供給制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制する。【解決手段】電力供給制御装置は、エンジンが停止されたときに(S101及びS102)、イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまでの間のバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行による充放電量を推定し、推定した充放電量に基づいて第1の閾値を設定する(S104又はS109)。そして、電力供給制御装置は、SOCが第1の閾値以下になったとき又はSOHが所定の閾値以下になったときに(S105又はS110)、作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する(S108又はS112)。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載された電気負荷に対する電力供給を制御する電力供給制御装置に関する。
特許文献1(特開平04−096632号公報)には、エンジンを停止した停車中に、バッテリの残量が設定値よりも低下した際に、作動中の電気負荷に対する電力供給を停止することで、エンジンを始動するのに必要なバッテリの残量を確保することが記載されている。ここで、エンジンを停止した停車中に作動している電気負荷としては、例えば、ヘッドライトなどの灯火類、カーオーディオ及びカーナビゲーションシステムなどのアクセサリ機器類が挙げられる。
特開平04−096632号公報
ところで、比較的走行時間が短く、オルタネータの作動時間が短い場合など、エンジン始動後のバッテリの放電量が充電量を上回ってしまうような走行パターンでの走行頻度が高い場合、毎回の走行後のバッテリの残量は徐々に減少していく傾向にある。このため、エンジン始動後の走行によるバッテリの充放電量を考慮せずに上記電気負荷に対する電力供給を停止した場合、次回のエンジン始動は保証できても、その後のエンジンが始動できなくなってしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制できる電力供給制御装置を提供することを目的とする。
そのため、電力供給制御装置は、エンジンが停止されたときに、イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまでのバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリの充放電量を推定する第1の推定手段と、前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第1の電力供給停止手段と、を含む。
また、電力供給制御装置は、イグニッションスイッチがアクセサリON状態になったときに、イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまでのバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリの充放電量を推定する第2の推定手段と、前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第2の電力供給停止手段と、を含む。
前記電力供給制御装置によれば、将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制できる。
電力供給制御装置を含む車載電気回路の一例を示す回路図である。 電力供給制御装置の電子制御装置の一例を示す内部構造図である。 電子制御装置が実行する電力供給制御処理の一例を示すフローチャートである。 電子制御装置が実行する電力供給制御処理の一例を示すフローチャートである。 電子制御装置が実行する閾値設定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、車載電気回路1の一例を示す。
車載電気回路1は、図示省略のエンジンを動力源とする車両に設けられるものであって、バッテリ2と、イグニッションスイッチ(以下、「IGNSW」とする)4と、電気負荷6と、電力供給制御装置10と、を含む。
バッテリ2は、電気負荷6に対し、所定の電圧(例えば12ボルト)を印加することで電力を供給する。また、バッテリ2は、エンジンの出力によって駆動されるオルタネータ(図示省略)が生成する電力によって充電される。
IGNSW4は、運転者によって操作されるものであって、OFF状態と、アクセサリON状態と、イグニッションON状態と、始動状態とに切り替え可能に構成されている。
電気負荷6は、バッテリ2から電力が供給されることで作動可能な電気機器類であって、IGNSW4がいずれの状態であっても作動可能な灯火類と、アクセサリON状態及びイグニッションON状態のときに作動可能なアクセサリ機器類と、イグニッションON状態のときに作動可能な走行時用機器類と、イグニッションON状態においてアイドリングストップが解除されたとき及び始動状態のときに作動可能なスタータモータと、を含む。
灯火類としては、ヘッドライト及び室内灯などが挙げられる。アクセサリ機器類としては、カーオーディオ、カーナビゲーションシステム及びシガーソケット(アクセサリソケット)を介して電力供給される電気製品(例えば、FMトランスミッタ)などが挙げられる。走行時用機器類としては、車両の走行に直接関与するエンジンコントロールモジュール(ECM)などが挙げられる。
電力供給制御装置10は、電子制御装置(ECU:Electric Control Unit)20と、バッテリ状態検出部22と、モバイル通信回路24と、車両外部の気温を検出する外気温センサ30と、乗員の在席状況を検知するシートセンサ及びシートベルトセンサなどの着座センサ32と、エンジン回転数を検出可能な回転センサ34と、を含む。
ECU20は、IGNSW4がON状態、すなわち、アクセサリON状態、イグニッションON状態及び始動状態のいずれにおいても、バッテリ2から電力が供給されることにより作動可能なように構成されており、バッテリ状態検出部22及び各種センサ30、32、34の検出値、及びIGNSW4からの信号に基づいて所定の制御処理を実行する。また、ECU20は、IGNSW4がOFF状態になってから所定時間経過するまでの間に所定の制御処理を実行し、その後停止するセルフシャットオフ処理を実行するようになっている。
バッテリ状態検出部22は、電流センサ、電圧センサ及び温度センサなどを含み、これら各種センサによってバッテリ2の放電電流及び充電電流、端子電圧、及びバッテリ2内部の液体温度などを検出する。
モバイル通信回路24は、携帯電話やタブレット端末などの携帯端末40と無線通信可能なように構成されている。例えば、モバイル通信回路24は、ECU20に運転者が所有する携帯端末40の連絡先(メールアドレス)などの通知先が登録されていれば、ECU20からの指令信号に基づいて、携帯端末40に対して所定の情報をメールなどによって送信することができる。ただし、これに限るものではなく、モバイル通信回路24はECU20内に内蔵されていてもよい。
また、ECU20は、図2に示すように、各種制御プログラムを実行する処理装置であるCPU(Central Processing Unit)20Aと、各種制御プログラムなどが格納されると共に各種データを保存可能なフラッシュROM(Read Only Memory)20Bと、一時的な記憶領域となるRAM(Random Access Memory)20Cと、入出力回路20Dと、これらを相互に接続するバス20Eと、を内蔵する。
CPU20Aには、入出力回路20Dを介して、バッテリ状態検出部22及び各種センサ30、32、34の検出値、及びIGNSW4の信号が入力される。
また、CPU20Aは、制御プログラムを読み出してこれを実行することで、バッテリ状態検出部22の検出値に基づいて、バッテリ2の残量(SOC:State of Charge)及びバッテリ2の劣化状態(SOH:State Of Health)を算出する。これらSOC及びSOHは、IGNSW4がOFF状態になったときに、フラッシュROM20Bに保存される。
SOCは、例えば、初期SOC、バッテリ2の放電電流量(又は充電電流量)の積算値、及びバッテリ2内部の液体温度に応じた補正値に基づいて算出されるなど、公知の算出方法を用いて算出される。SOHは、例えば、設計時のバッテリ2の内部抵抗値及び現在のバッテリ2の内部抵抗値と相関があることから、これら内部抵抗値に基づいて算出されるなど、公知の算出方法を用いて算出される。例えば、バッテリ2の内部抵抗値は、エンジンを始動する際、エンジン始動前の開回路電圧(OCV)と、エンジン始動時などの最大負荷時の電流及び電圧とに基づいて算出される(直流内部抵抗法(I−V法))。また、内部抵抗値はバッテリ2内部の液体温度によっても変化することから、液体温度による補正値を加えることでSOHが算出される。ただし、これに限るものではなく、SOHの算出方法としては、内部抵抗値がバッテリ2のインピーダンスやコンダクタンスと相関していることから、これらを求めることでSOHを算出するインピーダンス法及びコンダクタンス法などが挙げられる。
また、CPU20Aは、バッテリ2の充電電流量の積算値及び放電電流量の積算値に基づいて、IGNSW4が始動状態になってからOFF状態になるまでの間(以下、「1サイクル走行」とする)の充電量と放電量の収支(SOCの増減)、すなわち、1サイクル走行の充放電量を算出する。ただし、充電量については、充電電流量の積算値に基づいて算出することに限るものではなく、走行時間及び走行距離などに基づいてオルタネータの作動時間(発電量)を算出することによって推定するようにしてもよい。なお、充電量及び放電量がバッテリ2の充電電流量の積算値及び放電電流量の積算値に基づいて算出される場合は、灯火類、アクセサリ機器類、走行時用機器類又は車内空調器などの走行中の使用状況も考慮されることになる。
充放電量は、例えば、1サイクル走行後にSOCが2%増加(又は減少)した場合、+2%(又は−2%)として保存される。そして、CPU20Aは、1サイクル走行後、すなわち、IGNSW4がOFF状態になったときに、1サイクル走行の充放電量と少なくともその1サイクル走行が行われた曜日とを関連付けて保存することで、1サイクル走行の充放電量の履歴情報(以下、「履歴情報」とする)を作成する。なお、履歴情報は、例えば、日曜日から土曜日までの曜日毎に、1日の総充放電量についての所定期間(例えば、直近の5日間)の単純移動平均として作成され、1サイクル走行毎に更新される。
ここで、例えば、エンジン始動後において比較的短い時間で走行した場合には、オルタネータの発電によるバッテリ2の充電時間が十分に確保されない。したがって、当該走行後において、バッテリ2の放電量が充電量を上回ってしまう。このような走行パターンでの走行頻度が高い場合には、毎回の走行後にバッテリ2のSOCが徐々に減少していく傾向にある。このため、エンジンが停止されたとき又はエンジン停止中にアクセサリON状態になったときに、エンジン始動後の走行によるバッテリ2の充放電量を考慮せずに作動中の灯火類やアクセサリ機器類に対する電力供給を停止した場合、次回のエンジン始動は保証できても、その後のエンジンが始動できなくなるおそれがあった。
そこで、以下に説明するように、エンジンが停止されたとき又はエンジン停止中にIGNSW4がアクセサリON状態になったときに、IGNSW4が始動状態になってからOFF状態になるまでの間のバッテリ2の充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリ2の充放電量を推定し、推定した充放電量及びバッテリ2の残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止することで、将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制できるようにする。
図3、4は、ECU20(CPU20A)が実行する電力供給制御処理の一例を示す。図3は、イグニッションON状態になったことを契機として所定時間毎に実行される電力供給制御処理の一例を示す。
ステップS101では、CPU20Aは、回転センサ34の検出値に基づいて、エンジンが停止したか否かを判定する。そして、CPU20Aは、エンジンが停止したと判定すると、処理をステップS102に進める。一方、CPU20Aは、エンジンが停止していないと判定すると、処理を終了させる。
ステップS102では、CPU20Aは、例えば、アイドリングストップ制御装置の作動状態に基づいて、エンジン停止がアイドリングストップによるものか否かを判定する。そして、CPU20Aは、アイドリングストップでないと判定すると、処理をステップS103に進める(NO)。一方、CPU20Aは、アイドリングストップであると判定すると、処理をステップS109に進める。
ステップS102においてアイドリングストップでないと判定された場合、すなわち、IGNSW4がOFF状態になった場合、電気負荷6のうち灯火類がスイッチの消し忘れにより作動している可能性がある。したがって、ステップS103以降の処理は、IGNSW4がOFF状態になったときに作動している灯火類に対する電力供給を停止するか否かを判定するために、セルフシャットオフ処理を実行する所定時間内に実行される。
ステップS103では、CPU20Aは、IGNSW4がOFF状態になるまでに行われた1サイクル走行の充放電量を算出し、履歴情報を更新する。
ステップS104では、CPU20Aは、SOCと比較するための第1の閾値を設定する閾値設定処理を実行する。図5は、ECU20(CPU20A)が実行する閾値設定処理の一例を示す。
ステップS301では、CPU20Aは、履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリ2の充放電量を推定する。CPU20Aは、現在の曜日に該当する曜日についての履歴情報を読み出す。そして、CPU20Aは、読み出した曜日についての充放電量が、例えば、+3%であるとすると、エンジン始動後の走行によってSOCが3%増加する可能性が高いと判定し、エンジン始動後の走行による充放電量を+3%として推定する。ここで、ECU20が、エンジンが停止されたときに、IGNSW4が始動状態になってからOFF状態になるまでの間のバッテリ2の充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリ2の充放電量を推定する第1の推定手段の一例として挙げられる。
ステップS302では、CPU20Aは、ステップS301で推定した充放電量に応じて第1の閾値を設定する。この第1の閾値は、SOCと比較するためのものであって、推定した充放電量が、例えば、0%以上+10%未満である場合(以下、「通常充電モード」とする)を基準として設定される(例えば、SOC=約70%)。また、例えば、推定した充放電量が+10%以上である場合(以下、「高充電モード」とする)、エンジン始動後の走行によってバッテリ2の充電量が通常充電モードよりも多くなる可能性が高い。そのため、CPU20Aは、通常充電モードよりも低いSOCを第1の閾値として設定する。ここで、高充電モードにおいて設定される第1の閾値は、スタータモータを起動するために必要なSOCに若干のマージンを加えた値として設定される。一方、推定した充放電量が0%未満である場合(以下、「放電モード」とする)、エンジン始動後の走行でSOCが減少する可能性が高い。そのため、CPU20Aは、エンジン始動後の走行による充電量が放電量を下回ったと推定したときに、SOCを多めに確保するために、通常充電モードよりも高いSOCを第1の閾値として設定する。すなわち、CPU20Aは、推定された充放電量が少なくなるほど第1の閾値を増大させる。なお、履歴情報が保存されておらず、エンジン始動後の走行による充放電量を推定できない場合には、第1の閾値は通常充電モードと同じ値に設定される。
ステップS303では、CPU20Aは、第1の閾値を補正する必要があるか否かを判定する。例えば、外気温が低い場合には、エンジンオイルの粘度が増加してしまうおそれがあった。そのため、粘性抵抗の増加によりエンジンがかかりにくく、エンジンの始動に多くの電力を要するおそれがあった。
したがって、CPU20Aは、外気温センサ30の検出値に基づいて外気温が所定値以下(例えば、−10℃以下)であると判定すると、SOCを多めに確保するために、第1の閾値を補正する必要があるとみなして処理をステップS304に進める(「YES」)。そして、ステップS304では、CPU20Aは、ステップS302で設定した第1の閾値をさらに増大させるように補正して、処理をステップS105に進める。すなわち、CPU20Aは、外気温が所定値以下のときに、第1の閾値を、設定された第1の閾値よりも増大させるように補正する。一方、CPU20Aは、外気温が所定値以下でないと判定すると、第1の閾値を補正する必要がないとみなし、ステップS302で設定した第1の閾値を維持して(「NO」)、処理をステップS105に進める。ここで、ECU20及びこれと協働する外気温センサ30が、外気温に基づいて第1の閾値を補正する補正手段の一例として挙げられる。
ステップS105では、CPU20Aは、現在のSOCが第1の閾値以下であるか否か又は直近のエンジン始動時に算出したSOHが第2の閾値以下であるか否かを判定する。第2の閾値は、SOHと比較することによりバッテリ2がどの程度劣化したかを示すものであって、例えば、約30%に設定される。そして、CPU20Aは、SOCが第1の閾値以下であるか又はSOHが第2の閾値以下であると判定すると、処理をステップS106に進める(「YES」)。一方、CPU20Aは、SOCが第1の閾値以下でなく且つSOHが第2の閾値以下でないと判定すると、処理を終了させる(「NO」)。
ステップS106では、CPU20Aは、ECU20に乗員が所有する携帯端末40の通知先が登録されているか否かを判定する。そして、CPU20Aは、通知先が登録されていると判定すると、処理をステップS107に進める(「YES」)。一方、CPU20Aは、通知先が登録されていないと判定すると、処理をステップS108に進める(「NO」)。
ステップS107では、CPU20Aは、モバイル通信回路24を介して、携帯端末40に対し、SOC又はSOHの低下によりバッテリ2から灯火類への電力供給を停止することを通知して、処理をステップS108に進める。
ステップS108では、CPU20Aは、灯火類のリレー回路をOFF状態に制御するなどの処理を実行することにより、バッテリ2から灯火類への電力供給を停止する。その後、CPU20Aは、処理を終了させる。
一方、ステップS102において、アイドリングストップであると判定された場合、運転者は、アイドリングストップ前に電気負荷6のうちアクセサリ機器類を使用しながら走行している可能性がある。したがって、ステップS109以降の処理は、アイドリングストップ中に作動しているアクセサリ機器類に対する電力供給を停止するか否かを判定する。ただし、ステップS109及びS110は、ステップS104及びS105と同様であり説明を省略する。
ステップS110において、CPU20Aは、「YES」と判定すると、処理をステップS111に進める。ステップS111では、CPU20Aは、例えば、カーナビゲーションシステムの表示画面又は車室内に設けられ所定の情報を表示可能なマルチファンクションディスプレイの表示画面にアクセサリ機器類に対する電力供給を停止することを所定時間表示する。その後、CPU20Aは、処理をステップS112に進め、アクセサリ機器類のリレー回路をOFF状態に制御するなどの処理を実行することにより、バッテリ2からアクセサリ機器類への電力供給を停止する。ここで、ECU20及びこれと協働するバッテリ状態検出部22が、推定された充放電量及びバッテリ2の残量に応じてバッテリ2からの作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第1の電力供給停止手段の一例として挙げられる。
図4は、IGNSW4がアクセサリON状態になったことを契機として所定時間毎に実行される電力供給制御処理の一例を示す。ここで、IGNSW4がアクセサリON状態になった場合には電気負荷6のうち灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方が運転者の意志により作動している可能性がある。したがって、この電力供給制御処理は、アクセサリON状態になったときに作動している灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方(以下、「作動負荷」とする)に対する電力供給を停止するか否かを判定する。
ステップS201は、ステップS104、すなわち、ステップS301からS304と同様に、SOCと比較するための第1の閾値を設定する閾値設定処理を実行する。ここで、ECU20が、第2の推定手段の一例として挙げられる。
ステップS202は、ステップS105と同様である。ステップS202において、CPU20Aは、「YES」と判定すると、処理をステップS203に進める。ステップS203では、CPU20Aは、車両内に乗員が在席しているか否かを判定する。CPU20Aは、例えば、着座センサ32の検出値に基づいて乗員が在席しているか否かを判定する。そして、CPU20Aは、乗員が在席していないと判定すると、処理をステップS204に進める(「NO」)。一方、CPU20Aは、乗員が在席していると判定すると、処理をステップS207に進める(「YES」)。
ステップS204では、CPU20Aは、ステップS106と同様、ECU20に乗員が所有する携帯端末40の通知先が登録されているか否かを判定する。そして、CPU20Aは、通知先が登録されていると判定すると、処理をステップS205に進める(「YES」)。一方、CPU20Aは、通知先が登録されていないと判定すると、処理をステップS206に進める(「NO」)。
ステップS205では、CPU20Aは、モバイル通信回路24を介して、携帯端末40に対し、SOC又はSOHの低下によりバッテリ2から作動負荷への電力供給を停止することを通知して、処理をステップS206に進める。
ステップS206では、CPU20Aは、ステップS108及びS112と同様に、作動負荷のリレー回路をOFF状態に制御するなどの処理を実行することにより、バッテリ2から作動負荷への電力供給を停止する。その後、CPU20Aは、処理を終了させる。ここで、ECU20及びこれと協働するバッテリ状態検出部22が、第2の電力供給停止手段の一例として挙げられる。
ステップS207では、CPU20Aは、ステップS111と同様に、カーナビゲーションシステムの表示画面又はマルチファンクションディスプレイの表示画面にSOC又はSOHの低下によりバッテリ2から作動負荷への電力供給を停止することを所定時間表示し、処理をステップS206に進める。ここで、ECU20又はECU20及びこれと協働するモバイル通信回路24が、作動負荷に対する電力供給を停止するときに、車両の乗員に対して電力供給を停止することを報知する報知手段の一例として挙げられる。
また、ステップS106又はS204において通知先が登録されていないと判定され、作動負荷に対する電力供給が停止された場合において、次回のエンジン始動時など、IGNSW4がON状態になったときに、カーナビゲーションシステムの表示画面又はマルチファンクションディスプレイの表示画面にSOC又はSOHの低下により電力供給を停止したことを所定時間表示するようにしてもよい。
かかる電力供給制御処理によれば、IGNSW4がOFF状態になったことにより若しくはアイドリングストップによりエンジンが停止されたとき、又はIGNSW4がアクセサリON状態になったときに、1サイクル走行の充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行によるバッテリ2の充放電量が推定される。そして、SOCが、推定された充放電量に応じて設定される第1の閾値以下になったときに、作動負荷に対する電力供給が停止される。具体的には、第1の閾値は、推定された充放電量が少なくなるほど増大するように設定される。このように設定される第1の閾値に基づいて、運転者の意志により又はスイッチの消し忘れにより作動している作動負荷に対する電力供給が停止されることにより、例えば、エンジン始動後の走行により充電量が放電量を下回ると推定される場合であってもSOCが比較的多めに確保されるので、次回のエンジン始動が保証されるだけでなく、将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制できる。
また、第1の閾値は、外気温に基づいて補正される。具体的には、外気温が所定値以下のときに、第1の閾値が、推定された充放電量に基づいて設定された第1の閾値よりも増大するように補正される。このように補正される第1の閾値に基づいて、作動負荷に対する電力供給が停止されることにより、例えば、外気温が低くエンジンの始動に多くの電力を要する場合であってもSOCが比較的多めに確保されるので、次回のエンジン始動が保証されるだけでなく、将来的にエンジンが始動できなくなることを抑制できる。
また、電力供給制御処理によれば、SOCが第1の閾値以下になったとき又はSOHが第2の閾値以下になったときに、作動負荷に対する電力供給が停止される。これにより、SOCが十分に確保されている場合であっても(SOC>第1の閾値)、バッテリ2が劣化していると判定することができる(SOH≦第2の閾値)。その後、運転者又は乗員に対してSOHの低下により電力供給を停止することが報知され、電力供給が停止されるので、灯火類やアクセサリ機器類の作動によるバッテリ2のさらなる劣化を抑制できると共に、運転者に対してバッテリ2の交換を促すことができる。
さらに、電力供給を停止するときに、運転者を含む乗員に対し、SOCの低下により電力供給を停止する(又は停止した)ことが報知されるので、運転者を含む乗員は、バッテリ2の状態が電力供給を停止すべき状態になったことを知ることができる。
なお、電力供給を停止すること(又は停止したこと)を報知することに加え、携帯端末40、カーナビゲーションシステムの表示画面又はマルチファンクションディスプレイの表示画面に現在のSOC及びSOHの値を表示するようにしてもよい。
ここで、上述した実施形態から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
(1)電力供給制御装置は、エンジンが停止されたときに、イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまで間のバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行による前記バッテリの充放電量を推定する第1の推定手段と、前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第1の電力供給停止手段と、を含む。
(2)電力供給制御装置は、イグニッションスイッチがアクセサリON状態になったときに、前記イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまで間のバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行による前記バッテリの充放電量を推定する第2の推定手段と、前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第2の電力供給停止手段と、を含む。
(3)前記第1の電力供給停止手段又は前記第2の電力供給停止手段は、前記バッテリの残量が前記推定された充放電量に基づいて設定される第1の閾値以下になったときに、前記灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する。
(4)前記第1の電力供給停止手段又は前記第2の電力供給停止手段は、前記推定された充放電量が少なくなるほど前記第1の閾値を増大させる。
(5)前記電力供給制御装置は、外気温に基づいて前記閾値を補正する補正手段をさらに含む。
(6)前記補正手段は、外気温が所定値以下のときに、前記第1の閾値を前記設定された第1の閾値よりも増大させるように補正する。
(7)前記第1の電力供給停止手段又は前記第2の電力供給停止手段は、前記残量が前記第1の閾値以下あるとき又は前記バッテリの劣化状態を示す値が第2の閾値以下であるときに、前記灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する。
(8)前記電力供給制御装置は、前記電力供給を停止するときに車両の乗員に対して電力供給を停止することを報知する報知手段をさらに含む。
2 バッテリ
4 イグニッションスイッチ(IGNSW)
6 電気負荷
10 電力供給制御装置
20 電子制御装置(ECU)
20A CPU
20B フラッシュROM
20C RAM
20D 入出力回路
20E バス
22 バッテリ状態検出部
30 外気温センサ

Claims (5)

  1. エンジンが停止されたときに、イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまで間のバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行による前記バッテリの充放電量を推定する第1の推定手段と、
    前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第1の電力供給停止手段と、を含む電力供給制御装置。
  2. イグニッションスイッチがアクセサリON状態になったときに、前記イグニッションスイッチが始動状態になってからOFF状態になるまで間のバッテリの充放電量の履歴情報に基づいてエンジン始動後の走行による前記バッテリの充放電量を推定する第2の推定手段と、
    前記推定された充放電量及び前記バッテリの残量に応じて作動中の灯火類及びアクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する第2の電力供給停止手段と、を含む電力供給制御装置。
  3. 前記第1の電力供給停止手段又は前記第2の電力供給停止手段は、前記バッテリの残量が前記推定された充放電量に基づいて設定される閾値以下になったときに前記灯火類及び前記アクセサリ機器類の少なくとも一方に対する電力供給を停止する、請求項1又は請求項2に記載の電力供給制御装置。
  4. 前記第1の電力供給停止手段又は前記第2の電力供給停止手段は、前記推定された充放電量が少なくなるほど前記閾値を増大させる、請求項3に記載の電力供給制御装置。
  5. 外気温に基づいて前記閾値を補正する補正手段をさらに含む、請求項3又は請求項4に記載の電力供給制御装置。
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