JP2018072228A - 電流検出装置 - Google Patents

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Kazumasa Makita
和政 牧田
賢史 森
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賢史 森
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Abstract

【課題】外部導体を流れる電流から、漏電電流の直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能な電流検出装置を提供すること。【解決手段】電流検出装置10は、第1検出部20と、第2検出部30とを備えている。第1検出部20は、第1磁気コア22と、第1磁気コア22に巻回された第1巻線24と、励磁/検出部26と、ローパスフィルタ28とを備えている。励磁/検出部26は、第1巻線24に励磁電流CEを供給すると共に、漏電電流CLの直流成分及び交流成分を検出して、カットオフ周波数が第1所定周波数に設定されたローパスフィルタ28に出力する。第2検出部30は、第2磁気コア32と、第2磁気コア32に巻回された第2巻線34とを備えている。第2検出部30は、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである。第2所定周波数は、第1所定周波数よりも低い。【選択図】図1

Description

本発明は、2以上の導線からなる外部導体を流れる漏電電流を検出可能な電流検出装置に関する。
特許文献1には、このタイプの電流検出装置が開示されている。
特許文献1の図8に開示された漏電遮断器(電流検出装置)は、第1の遮断機能と第2の遮断機能とを有している。第1の遮断機能は、2以上の導線からなる外部導体を流れる漏電電流の直流成分のみを検出し、検出した直流成分を直流電圧感度(直流閾値)と比較して漏電有無を判定する。第2の遮断機能は、漏電電流の交流成分のうち所定周波数以下の成分のみを検出し、検出した交流成分を交流電圧感度(交流閾値)と比較して漏電有無を判定する。このように漏電電流の直流成分及び所定周波数以下の交流成分を夫々別に検出し、且つ、互いに異なる直流閾値及び交流閾値と夫々比較することにより、電流検出装置の不要動作を抑えつつ、人体を保護できる。
特開2013−38047号公報
電気自動車や再生エネルギー発電システム等の新たな技術分野の進展に伴い、電流検出装置の検出可能な周波数帯域を広げたいという要望がある。
そこで、本発明は、外部導体を流れる電流から、漏電電流の直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能な電流検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の電流検出装置として、
2以上の導線からなる外部導体を流れる電流から漏電電流を検出可能な電流検出装置であって、
前記電流検出装置は、第1検出部と、第2検出部とを備えており、
前記第1検出部は、第1磁気コアと、第1巻線と、励磁/検出部と、ローパスフィルタとを備えており、
前記第1磁気コアは、前記外部導体を囲むように配置可能であり、
前記第1巻線は、前記第1磁気コアに巻回されており、
前記励磁/検出部は、前記第1巻線と前記ローパスフィルタとの間に接続されており、
前記励磁/検出部は、前記第1巻線に励磁電流を供給すると共に、前記漏電電流の直流成分及び交流成分を検出して前記ローパスフィルタに出力し、
前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、第1所定周波数に設定されており、
前記第2検出部は、第2磁気コアと、第2巻線とを備えており、
前記第2磁気コアは、前記外部導体を囲むように配置可能であり、
前記第2巻線は、前記第2磁気コアに巻回されており、
前記第2検出部は、前記漏電電流の前記交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものであり、
前記第2所定周波数は、前記第1所定周波数よりも低い
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第2の電流検出装置として、第1の電流検出装置であって、
前記第2所定周波数は、50Hzよりも高い
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第3の電流検出装置として、第1の電流検出装置であって、
前記第2所定周波数は、60Hzよりも高い
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第4の電流検出装置として、第1から第3までのいずれかの電流検出装置であって、
前記第2磁気コア及び前記第2巻線からなる第2コア部は、前記漏電電流の前記交流成分のうち前記第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第5の電流検出装置として、第1から第4までのいずれかの電流検出装置であって、
前記第2検出部は、ハイパスフィルタを更に備えており、
前記ハイパスフィルタは、前記第2巻線に接続されており、
前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数は、前記第2所定周波数に設定されている
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第6の電流検出装置として、第5の電流検出装置であって、
前記第2検出部は、増幅回路を更に備えており、
前記ハイパスフィルタは、前記増幅回路を経由して前記第2巻線に間接的に接続されている
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第7の電流検出装置として、第5又は第6の電流検出装置であって、
前記電流検出装置は、加算回路を更に備えており、
前記加算回路は、前記ローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタの夫々に接続されており、前記ローパスフィルタの出力電圧と、前記ハイパスフィルタの出力電圧とを合成する
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第8の電流検出装置として、第1から第4までのいずれかの電流検出装置であって、
前記電流検出装置は、判定部を更に備えており、
前記判定部は、DC/AC判別部と、DC判定部と、AC判定部とを備えており、
前記DC/AC判別部は、前記ローパスフィルタに接続されており、
前記DC判定部は、前記DC/AC判別部に接続されており、
前記AC判定部は、前記DC/AC判別部に接続されていると共に、前記第2検出部に接続されており、
前記DC/AC判別部は、前記ローパスフィルタの出力電流のうちの直流成分を直流検出電流として前記DC判定部に出力すると共に、前記ローパスフィルタの前記出力電流のうちの交流成分を交流検出電流として前記AC判定部に出力し、
前記DC判定部は、前記直流検出電流を所定の直流閾値と比較し、
前記AC判定部は、前記交流検出電流と前記第2検出部の出力電流との合成電流を所定の交流閾値と比較する
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第9の電流検出装置として、第8の電流検出装置であって、
前記直流閾値及び前記交流閾値の夫々は、500mA以下である
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第10の電流検出装置として、第9の電流検出装置であって、
前記直流閾値は、前記交流閾値よりも小さい
電流検出装置を提供する。
また、本発明は、第11の電流検出装置として、第10の電流検出装置であって、
前記直流閾値は、300mA以下である
電流検出装置を提供する。
本発明によれば、電流検出装置の第1検出部は、漏電電流の直流成分に加えて第1所定周波数以下の交流成分を検出できる。一方、第2検出部は、漏電電流の交流成分のうち、第1所定周波数よりも低い第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである。より具体的には、第2検出部は、実質的に、漏電電流の交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出できる。電流検出装置は、上述のように構成された第1検出部及び第2検出部を備えているため、直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能である。
例えば、本発明によれば、第2磁気コア及び第2巻線からなる第2コア部は、実質的に、漏電電流の交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出できる。このような第2コア部は、例えば、第2磁気コアの厚さを薄くする又は/及び第2巻線の巻回数を減らすといった調整によって得られる。換言すれば、本発明によれば、第2磁気コアの厚さを薄くしたり、第2巻線の巻回数を減らしたりすることができる。但し、第2コア部の調整に代えて、又は、第2コア部の調整に加えて、例えば、第2検出部にハイパスフィルタを設けてもよい。
本発明の実施の形態による電流検出装置を示すブロック図である。第1磁気コア及び第2磁気コアを模式的な斜視図で描画している。外部導体の一部を破線で描画している。 図1の電流検出装置の第2検出部の一例を示す回路図である。外部導体の一部を破線で描画している。 図1の第1磁気コアを含む第1コア部及び第2磁気コアを含む第2コア部を模式的に示す斜視図である。外部導体の一部を破線で描画している。 図3の第1コア部及び第2コア部を含む磁気コア部品を模式的に示す斜視図である。第1コア部の第1巻線及び第2コア部の第2巻線は描画していない。中間シールド部材の隔壁の隠れた輪郭を破線で描画している。 図1の電流検出装置の第1変形例を示すブロック図である。第1磁気コア及び第2磁気コアを模式的な斜視図で描画している。外部導体の一部を破線で描画している。 図1の電流検出装置の第2変形例を示すブロック図である。第1磁気コア及び第2磁気コアを模式的な斜視図で描画している。外部導体の一部を破線で描画している。
図1を参照すると、本発明の実施の形態による電流検出装置10は、電力線である外部導体80からの地絡や漏電(以下、纏めて「漏電」という。)を検出するための装置である。電流検出装置10の検出結果は、例えば、遮断器(図示せず)に通知される。遮断器は、漏電の通知を受けたとき、外部導体80の通電を停止する。
本実施の形態の外部導体80は、2つの導線82から構成されている。漏電が生じていないとき、2つの導線82には、位相が180°ずれた交流(電流)CAが流れている。従って、漏電が生じていないとき(通常時)、2つの導線82を流れる電流CAのベクトル和はゼロである。一方、漏電が生じると(漏電時)、一方の導線82から、直流成分及び交流成分を含む漏電電流CLが外部に漏れる。この結果、2つの導線82を流れる電流CAのベクトル和は、ゼロにならず、漏電電流CLに対応して変動する。換言すれば、漏電時には、外部導体80に、直流成分及び交流成分を含む漏電電流CLが流れる。電流検出装置10は、この漏電電流CLを検出するための装置である。
以上の説明から理解されるように、複数の導線82を流れる電流CAのベクトル和が通常時にゼロである限り、外部導体80の導線82の数は2に限られず3以上であってもよい。例えば、外部導体80は、三相交流用の3つの導線82から構成されていてもよい。即ち、電流検出装置10は、2以上の導線82からなる外部導体80を流れる電流CAから漏電電流CLを検出可能である。
電流検出装置10は、検出部12と、判定部14とを備えている。検出部12は、第1検出部20と、第2検出部30とから構成されている。判定部14は、第1判定部40と、第2判定部50とから構成されている。即ち、電流検出装置10は、第1検出部20と、第2検出部30と、第1判定部40と、第2判定部50とを備えている。
第1検出部20は、漏電電流CLから、第1検出電流(検出電流)CD1を検出して、第1出力信号(出力信号)SO1を出力する。第2検出部30は、検出電流CD1と異なる第2検出電流CD2(検出電流)を検出して、出力信号SO1と異なる第2出力信号(出力信号)SO2を出力する。第1判定部40は、出力信号SO1のみを使用して、漏電が生じているか否かを判定する。第2判定部50は、出力信号SO2のみを使用して、漏電が生じているか否かを判定する。第1判定部40及び第2判定部50の夫々は、例えば、遮断器(図示せず)に判定結果を通知する。この結果、第1判定部40及び第2判定部50のうちの少なくとも一方が漏電が生じていると判定したときに、外部導体80の通電が停止される。
第1検出部20は、磁性体からなる第1磁気コア22と、第1巻線24と、励磁/検出部26と、LPF(ローパスフィルタ)28とを備えている。
本実施の形態の第1磁気コア22は、トロイダル形状を有している。外部導体80は、電流検出装置10の使用時に、第1磁気コア22の中心孔を通過している。但し、本発明は、これに限られず、第1磁気コア22は、外部導体80が延びる方向と直交する平面において外部導体80を囲むように配置可能である限り、様々な形状に形成可能である。
図1及び図3を参照すると、第1巻線24は、例えば絶縁体によって被覆された導電線である。第1巻線24は、2つの励磁用コイルからなり、第1磁気コア22にトロイダル状に巻回されている。第1巻線24は、第1磁気コア22と共に第1コア部20Xを形成している。即ち、電流検出装置10は、第1磁気コア22及び第1巻線24からなる第1コア部20Xを備えている。
図1及び図2を参照すると、励磁/検出部26は、導電線によって第1巻線24の2つの励磁用コイルに接続されており、第1コア部20Xと共にフラックスゲート型のセンサを構成している。また、励磁/検出部26は、導電線によってローパスフィルタ28に接続されている。換言すれば、励磁/検出部26は、第1巻線24とローパスフィルタ28との間に接続されている。励磁/検出部26は、漏電電流CLの直流成分及び交流成分を検出してローパスフィルタ28に出力する。
詳しくは、図2を参照すると、励磁/検出部26は、励磁部262と、検出部264とを備えている。励磁部262は、1対の(2つの)トランジスタTRを使用した磁気マルチバイブレータ回路によって構成されている。検出部264は、励磁部262に接続されている。
励磁部262(励磁/検出部26)は、第1巻線24(2つの励磁用コイル)に、第1磁気コア22の極性が反転する程度の大きさの励磁電流CEを供給する。外部導体80に漏電電流CLが流れていないとき、各トランジスタTRにおいて、ON−OFF周期に対するON時間の比率(デューティー比)は、0.5である。一方、外部導体80に漏電電流CLが流れると、第1磁気コア22が偏磁する。この結果、トランジスタTRが転流するまでの時間が変化し、トランジスタTRのON−OFF時間が変化する。即ち、デューティー比が、0.5から0.5よりも大きな値又は小さな値に変化する。検出部264は、このデューティー比の変化を検出して、変化量に応じた検出電圧VD(検出信号)をローパスフィルタ28に出力する。
図2に示された励磁/検出部26は、上述のように構成されているため、漏電電流CLの直流成分を検出可能であり、且つ、漏電電流CLの交流成分のうちの励磁電流CEの周波数以下の成分を検出可能である。即ち、第1コア部20Xは、低周波検出用の部品である。但し、励磁/検出部26は、漏電電流CLの直流成分及び交流成分を検出できる限り、図2に示された構成に限られず、様々な回路によって構成可能である。また、第1コア部20Xの第1巻線24を2つの励磁用コイルに代えて1つのコイルから構成することも可能である。
図1を参照すると、ローパスフィルタ28のカットオフ周波数は、第1所定周波数に設定されている。第1所定周波数は、例えば、励磁電流CEの周波数である。ローパスフィルタ28は、導電線によって第1判定部40に接続されている。ローパスフィルタ28は、励磁/検出部26が出力した検出信号の直流成分及び第1所定周波数以下の交流成分を殆ど減衰させずに通過させ、出力信号SO1として第1判定部40に出力する。
図1に示されるように、第2検出部30は、磁性体からなる第2磁気コア32と、第2巻線34とを備えている。
本実施の形態の第2磁気コア32は、トロイダル形状を有している。外部導体80は、電流検出装置10の使用時に、第2磁気コア32の中心孔を通過している。但し、本発明は、これに限られず、第2磁気コア32は、外部導体80が延びる方向と直交する平面において外部導体80を囲むように配置可能である限り、様々な形状に形成可能である。
図1及び図3を参照すると、第2巻線34は、例えば絶縁体によって被覆された導電線である。第2巻線34は、第2磁気コア32にトロイダル状に巻回されている。第2巻線34は、第2磁気コア32と共に第2コア部30Xを形成している。即ち、電流検出装置10は、第2磁気コア32及び第2巻線34からなる第2コア部30Xを備えている。
図1に示されるように、第2巻線34は、導電線によって第2判定部50に接続されている。第2検出部30は、零相変流器であり、外部導体80に漏電電流CLが流れると、第2巻線34に第2検出電流CD2が流れる。第2検出電流CD2は、出力信号SO2として、第2判定部50に出力される。第2巻線34に生じる第2検出電流CD2は、漏電電流CLの交流成分の周波数が低くなると減衰する。第2検出電流CD2が、十分に高い周波数(例えば、1kHz)における電流値と比べて3dBを超えて減衰すると、第2検出電流CD2を使用した漏電の検出が実質的に不可能になる。従って、第2コア部30Xは、実質的には、漏電電流CLの交流成分のうち減衰量が3dB以内である周波数(第2所定周波数)以上の成分のみを検出できる。
上述した第2所定周波数は、様々な方法によって様々な値に設定可能である。後述するように、本実施の形態における第2所定周波数は、第2コア部30Xを調節することによって、第1所定周波数よりも低くなるように設定されている。
上述のように、第2検出部30は、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである。換言すれば、第2検出部30は、実質的に、漏電電流CLの交流成分のうち、第2所定周波数以上の成分のみを検出できる。一方、第1検出部20は、漏電電流CLの直流成分に加えて、漏電電流CLの交流成分のうち、第2所定周波数よりも高い第1所定周波数以下の交流成分を検出できる。従って、漏電電流CLの直流成分及び全ての周波数の交流成分が、第1検出部20及び第2検出部30のうちの少なくとも一方によって検出される。電流検出装置10は、上述のように構成された第1検出部20及び第2検出部30を備えているため、漏電電流CLの直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能である。
図3を参照すると、本実施の形態の第2コア部30Xは、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである。即ち、第2コア部30Xは、高周波検出用の部品であり、実質的に、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出できる。このような第2コア部30Xは、「第2磁気コア32の断面積×第2巻線34の巻回数」を小さくするといった第2コア部30Xの調整によって得られる。換言すれば、本実施の形態によれば、第2磁気コア32の厚さt2を薄くしたり、第2巻線34の巻回数を減らすことができる。例えば、従来は3層に巻回されていた第2巻線34を1層に巻回できる。
第2磁気コア32の厚さt2を薄くすることで、第2コア部30Xによって検出可能な第2所定周波数が高くなる。前述したように、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分を検出するためには、十分に高い周波数(例えば、1kHz)に対する第2検出電流CD2に比べて、第2所定周波数に対する第2検出電流CD2の減衰量を3dB以内とする必要がある。第2磁気コア32の厚さt2を薄くすることで、減衰量が3dB以内となる第2所定周波数が高くなる。例えば、第2所定周波数が商用交流電流の周波数(50Hz又は60Hz)よりも高い場合、第2検出部30は、商用交流電流の漏電を検出できない。
しかしながら、本実施形態によれば、第1検出部20が設けられているため、第2検出部30は、商用交流電流の漏電を検出できなくてもよい。更に、本実施形態によれば、第1コア部20Xと第2コア部30Xとを組み合わせた際のサイズ(厚さt1+厚さt2)を小さくできる。これにより、漏電電流CLの高周波数帯域を含む交流成分を検出可能にしつつ、電流検出装置10を小型化できる。
本実施形態によれば、第1検出部20の第1所定周波数を、より高く設定することにより、第2検出部30の第2所定周波数を、より高く設定できる。例えば、第2所定周波数を、50Hzよりも高く設定したり、60Hzよりも高く設定したりすることにより、第2磁気コア32の厚さt2を、より薄くできる。
例えば、第1所定周波数は、100Hz程度としてもよい。更に、第1所定周波数は、1kHz程度としてもよい。この場合、例えば、第1磁気コア22として、パーマロイコア、ナノ結晶コア、アモルファスコア等の軟磁性コアを使用してもよいし、第1磁気コア22を、巻きコアや積層コアとしてもよい。巻きコアを使用する場合、巻かれる板の厚さ(板厚)を薄くしてもよい。積層コアを使用する場合、積層される各板の厚さ(板厚)を薄くしてもよい。例えば、巻きコアや積層コアの板厚を、0.35mm以下としてもよいし、0.1mm以下としてもよい。巻きコアや積層コアの板厚を薄くすることで、第1検出部20(図1参照)によって検出可能な周波数範囲が高周波側に広くなる。この結果、第2磁気コア32の厚さt2を薄くでき、これにより第1コア部20Xと第2コア部30Xとを組み合わせた際のサイズ(厚さt1+厚さt2)を更に小さくできる。
本実施の形態による電流検出装置10は、既に説明した変形例に加えて、以下に説明するように、更に様々に変形可能である。
図1を参照すると、検出部12及び判定部14の夫々は、図示した構成要素に加えて他の構成要素を含んでいてもよい。例えば、第2巻線34と第2判定部50との間に抵抗器が設けられていてもよい。
図3を参照すると、本実施の形態において、第1磁気コア22と第2磁気コア32とは、互いに同じ外径D及び内径dを有している。例えば、外部導体80が、電気自動車(図示せず)における充電ケーブルである場合、外径Dが40mm以下であり且つ内径dが5mm以上であることが好ましく、外径Dが35mm以下であり且つ内径dが8mm以上であることが更に好ましい。但し、電流検出装置10(図1参照)の用途は、電気自動車における充電ケーブルの漏電検出に限定されず、第1磁気コア22及び第2磁気コア32のサイズは、上述した値に限定されない。
図4を参照すると、第1コア部20Xと第2コア部30Xとを磁気コア部品70に一体化してもよい。換言すれば、電流検出装置10は、第1コア部20Xと第2コア部30Xとを含む磁気コア部品70を備えていてもよい。
図4に示した磁気コア部品70は、第1コア部20X及び第2コア部30Xに加えて、磁性材料からなる第1シールド部材72と、磁性材料からなる中間シールド部材74と、磁性材料からなる第2シールド部材76とを備えている。中間シールド部材74は、隔壁742を有している。第1コア部20Xは、第1シールド部材72及び中間シールド部材74の上部からなる上部ケースに収容されており、第2コア部30Xは、第2シールド部材76及び中間シールド部材74の下部からなる下部ケースに収容されている。
第1コア部20X及び第2コア部30Xは、微弱な漏電電流CL(図1参照)を検出するためのものであり、外部磁界の影響を受けやすい。第1コア部20X及び第2コア部30Xを磁気シールドすることにより、外部磁界の影響を防ぐことができる。更に、第1コア部20Xと第2コア部30Xとの間を1枚の隔壁742のみによって隔てることで、磁気コア部品70のサイズを小さくできる。
磁気コア部品70は、図4に示した構造に限定されず、様々に変形可能である。例えば、第1コア部20Xを収容する上部ケースは、第2コア部30Xを収容する下部ケースと別体の部材であってもよい。この場合、上部ケースは、磁気シールド機能に優れたパーマロイから形成して、外部磁界の影響を受けやすい低周波検出用の部品(第1コア部20X)を、より確実に確実に磁気シールドしてもよい。一方、第1コア部20Xと比較して外部磁界の影響を受け難い高周波検出用の部品(第2コア部30X)を収容する下部ケースは、珪素鋼板等の比較的安価な材料から形成してもよい。
以下、本実施の形態による電流検出装置10(図1参照)の第1の変形例及び第2の変形例について、電流検出装置10との相違点を中心に説明する。
図5を図1と比較すると、第1の変形例による電流検出装置10Aは、電流検出装置10と同じ検出部12と、電流検出装置10の判定部14と異なる判定部14Aとを備えている。
図5を参照すると、判定部14Aは、DC/AC判別部62と、DC判定部64と、AC判定部66とを備えている。DC/AC判別部62は、導電線によってローパスフィルタ28に接続されている。DC判定部64は、導電線によってDC/AC判別部62に接続されている。AC判定部66は、導電線によって第2検出部30に接続されていると共に、導電線によってDC/AC判別部62に接続されている。
第1検出部20の出力信号SO1は、DC/AC判別部62に出力され、第2検出部30の出力信号SO2は、AC判定部66に出力される。DC/AC判別部62は、出力信号SO1(出力電流)のうちの直流成分を直流検出電流DCとしてDC判定部64に出力すると共に、ローパスフィルタ28の出力信号SO1(出力電流)のうちの交流成分を交流検出電流ACとしてAC判定部66に出力する。
DC判定部64は、直流検出電流DCを所定の直流閾値と比較し、直流検出電流DCが直流閾値以上である場合に、漏電が生じていると判定する。AC判定部66は、交流検出電流ACと第2検出部30の出力信号SO2(出力電流)との合成電流を所定の交流閾値と比較し、合成電流が交流閾値以上である場合に、漏電が生じていると判定する。DC判定部64及びAC判定部66の夫々は、例えば、遮断器(図示せず)に判定結果を通知する。この結果、DC判定部64及びAC判定部66のうちの少なくとも一方が漏電が生じていると判定したときに、外部導体80の通電が停止される。
電流検出装置10Aによっても、電流検出装置10(図1参照)と同様に、漏電電流CLの直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能である。また、電流検出装置10と同様に、第2磁気コア32の厚さを薄くしたり、第2巻線34の巻回数を減らすことができる。
電流検出装置10Aにおいて、直流閾値及び交流閾値の夫々は、例えば、500mA以下に設定すればよい。直流閾値は交流閾値と同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、直流閾値は、交流閾値よりも小さくてもよい。より具体的には、直流閾値は、300mA以下であってもよい。
図6を図1と比較すると、第2の変形例による電流検出装置10Bは、電流検出装置10の検出部12と異なる検出部12Bと、電流検出装置10の判定部14と異なる判定部14Bと、電流検出装置10に設けられていない加算回路18とを備えている。検出部12Bは、電流検出装置10と同じ第1検出部20と、電流検出装置10の第2検出部30と異なる第2検出部30Bとを備えている。
第2検出部30Bは、増幅回路36と、HPF(ハイパスフィルタ)38とを備えている。増幅回路36は、導電線によって第2巻線34に接続されており、且つ、導電線によってハイパスフィルタ38に接続されている。換言すれば、増幅回路36は、第2巻線34とハイパスフィルタ38との間に接続されている。増幅回路36は、第2巻線34に生じた第2検出電流CD2の電圧を増幅してハイパスフィルタ38に出力する。
ローパスフィルタ28のカットオフ周波数は、上述した実施の形態及び第1変形例と同様に、第1所定周波数に設定されている。ハイパスフィルタ38のカットオフ周波数は、第1所定周波数よりも小さな第2所定周波数に設定されている。ハイパスフィルタ38は、増幅回路36が出力した検出信号のうち、第2所定周波数以上の交流成分を殆ど減衰させずに通過させ、出力信号SO2として出力する。
加算回路18は、ローパスフィルタ28及びハイパスフィルタ38に導電線によって接続されている。ローパスフィルタ28は、加算回路18に出力信号SO1を出力し、ハイパスフィルタ38は、加算回路18に出力信号SO2を出力する。加算回路18は、ローパスフィルタ28の出力信号SO1(出力電圧)と、ハイパスフィルタ38の出力信号SO2(出力電圧)とを合成して、合成信号SCを判定部14Bに出力する。
判定部14Bは、合成信号SCの電圧を所定の閾値と比較し、合成信号SCの電圧が閾値以上である場合に、漏電が生じていると判定する。電流検出装置10Bは、判定部14Bが漏電が生じていると判定したときに、漏電が生じていると判定する。判定部14Bは、例えば、遮断器(図示せず)に判定結果を通知し、この通知に応じて外部導体80の通電が停止される。
電流検出装置10Bによっても、電流検出装置10(図1参照)や電流検出装置10A(図5参照)と同様に、漏電電流CLの直流成分を検出可能であると共に、高周波数帯域を含む交流成分を検出可能である。また、電流検出装置10Bの第2検出部30Bは、カットオフ周波数が第2所定周波数に設定されたハイパスフィルタ38を備えているため、第2磁気コア32の厚さを薄くしたり、第2巻線34の巻回数を減らすことなく、漏電電流CLの交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出できる。但し、電流検出装置10Bにおいても、第2磁気コア32の厚さを薄くしたり、第2巻線34の巻回数を減らすことができる。
電流検出装置10Bは、様々に変形可能である。例えば、電流検出装置10Bのハイパスフィルタ38は、増幅回路36を経由して第2巻線34に間接的に接続されているが、ハイパスフィルタ38は、増幅回路36を設けずに第2巻線34に直接的に接続されていてもよい。但し、漏電電流CLが微弱であることを考慮すると、増幅回路36を設けることが好ましい。
上述した実施の形態及び変形例は、様々に組み合わせることができる。例えば、図1の電流検出装置10は、第2検出部30に代えて、図6の電流検出装置10Bの第2検出部30Bを備えていてもよい。
10,10A,10B 電流検出装置
12,12B 検出部
14,14A,14B 判定部
18 加算回路
20 第1検出部
20X 第1コア部
22 第1磁気コア
24 第1巻線
26 励磁/検出部
262 励磁部
264 検出部
28 LPF(ローパスフィルタ)
30,30B 第2検出部
30X 第2コア部
32 第2磁気コア
34 第2巻線
36 増幅回路
38 HPF(ハイパスフィルタ)
40 第1判定部
50 第2判定部
62 DC/AC判別部
64 DC判定部
66 AC判定部
70 磁気コア部品
72 第1シールド部材
74 中間シールド部材
742 隔壁
76 第2シールド部材
80 外部導体
82 導線
TR トランジスタ
VD 検出電圧
CA 交流(電流)
CE 励磁電流
CL 漏電電流
CD1 第1検出電流(検出電流)
CD2 第2検出電流(検出電流)
SO1 第1出力信号(出力信号)
SO2 第2出力信号(出力信号)
SC 合成信号
DC 直流検出電流
AC 交流検出電流

Claims (11)

  1. 2以上の導線からなる外部導体を流れる電流から漏電電流を検出可能な電流検出装置であって、
    前記電流検出装置は、第1検出部と、第2検出部とを備えており、
    前記第1検出部は、第1磁気コアと、第1巻線と、励磁/検出部と、ローパスフィルタとを備えており、
    前記第1磁気コアは、前記外部導体を囲むように配置可能であり、
    前記第1巻線は、前記第1磁気コアに巻回されており、
    前記励磁/検出部は、前記第1巻線と前記ローパスフィルタとの間に接続されており、
    前記励磁/検出部は、前記第1巻線に励磁電流を供給すると共に、前記漏電電流の直流成分及び交流成分を検出して前記ローパスフィルタに出力し、
    前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、第1所定周波数に設定されており、
    前記第2検出部は、第2磁気コアと、第2巻線とを備えており、
    前記第2磁気コアは、前記外部導体を囲むように配置可能であり、
    前記第2巻線は、前記第2磁気コアに巻回されており、
    前記第2検出部は、前記漏電電流の前記交流成分のうち第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものであり、
    前記第2所定周波数は、前記第1所定周波数よりも低い
    電流検出装置。
  2. 請求項1記載の電流検出装置であって、
    前記第2所定周波数は、50Hzよりも高い
    電流検出装置。
  3. 請求項1記載の電流検出装置であって、
    前記第2所定周波数は、60Hzよりも高い
    電流検出装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の電流検出装置であって、
    前記第2磁気コア及び前記第2巻線からなる第2コア部は、前記漏電電流の前記交流成分のうち前記第2所定周波数以上の成分のみを検出するためのものである
    電流検出装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電流検出装置であって、
    前記第2検出部は、ハイパスフィルタを更に備えており、
    前記ハイパスフィルタは、前記第2巻線に接続されており、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数は、前記第2所定周波数に設定されている
    電流検出装置。
  6. 請求項5記載の電流検出装置であって、
    前記第2検出部は、増幅回路を更に備えており、
    前記ハイパスフィルタは、前記増幅回路を経由して前記第2巻線に間接的に接続されている
    電流検出装置。
  7. 請求項5又は請求項6記載の電流検出装置であって、
    前記電流検出装置は、加算回路を更に備えており、
    前記加算回路は、前記ローパスフィルタ及び前記ハイパスフィルタの夫々に接続されており、前記ローパスフィルタの出力電圧と、前記ハイパスフィルタの出力電圧とを合成する
    電流検出装置。
  8. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電流検出装置であって、
    前記電流検出装置は、判定部を更に備えており、
    前記判定部は、DC/AC判別部と、DC判定部と、AC判定部とを備えており、
    前記DC/AC判別部は、前記ローパスフィルタに接続されており、
    前記DC判定部は、前記DC/AC判別部に接続されており、
    前記AC判定部は、前記DC/AC判別部に接続されていると共に、前記第2検出部に接続されており、
    前記DC/AC判別部は、前記ローパスフィルタの出力電流のうちの直流成分を直流検出電流として前記DC判定部に出力すると共に、前記ローパスフィルタの前記出力電流のうちの交流成分を交流検出電流として前記AC判定部に出力し、
    前記DC判定部は、前記直流検出電流を所定の直流閾値と比較し、
    前記AC判定部は、前記交流検出電流と前記第2検出部の出力電流との合成電流を所定の交流閾値と比較する
    電流検出装置。
  9. 請求項8記載の電流検出装置であって、
    前記直流閾値及び前記交流閾値の夫々は、500mA以下である
    電流検出装置。
  10. 請求項9記載の電流検出装置であって、
    前記直流閾値は、前記交流閾値よりも小さい
    電流検出装置。
  11. 請求項10記載の電流検出装置であって、
    前記直流閾値は、300mA以下である
    電流検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102039271B1 (ko) * 2018-08-23 2019-10-31 주식회사 에프램 누설 전류 감지 회로
KR102039270B1 (ko) * 2018-08-23 2019-10-31 주식회사 에프램 지락 전류 감지 회로
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