JP2018071457A - エンジンカバー - Google Patents

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英樹 長田
Hideki Osada
英樹 長田
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Abstract

【課題】シリンダヘッドとエンジンカバーとの間の空間に容易且つ適切に配線を配策できるようにする。
【解決手段】エンジン1のシリンダヘッドの上方を覆うためのエンジンカバー20であって、外側に配置されるカバー本体21と、カバー本体21のシリンダヘッド側に配置され、遮音するための遮音部22とを備え、遮音部22のシリンダヘッド側に、配線を収容可能な切込みが形成された切込み部23(23A,23B)を設けるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッドの上方を覆うためのエンジンカバーに関し、特に、シリンダヘッドの上方における配線の配索技術に関する。
従来、車両に設けられるエンジンには、シリンダヘッドの上部に配置される各構成を保護したり、外部への油の飛散を防止したり、遮音を行ったりするためにシリンダヘッドの上方に樹脂製のエンジンカバーが設けられているものがある。
シリンダヘッドとエンジンカバーとの間の空間には、点火プラグ、インジェクタ、各種バルブ等の電装部品用の配線(例えば、ワイヤハーネス)が配索されている。配線は、一般的には、コルゲートチューブに収容されて外周が保護された状態で配索されている。
例えば、シリンダヘッドの近傍において、吸気マニホールドとの間に配置されるインシュレータに凹溝を設け、ワイヤハーネスを固定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−176543号公報
エンジンのサイズを抑えるために、シリンダヘッドとエンジンカバーとの間の空間の広さは限られており、この空間において、配線を配策することは容易ではない。特に、配線をコルゲートチューブに収容するようにすると、非常に困難である。また、コルゲートチューブを用いると、部品点数が多くなり、部品コストや、部品管理コストが上昇する。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、シリンダヘッドとエンジンカバーとの間の空間に容易且つ適切に配線を配策することのできる技術を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の一観点に係るエンジンカバーは、エンジンのシリンダヘッドの上方を覆うためのエンジンカバーであって、外側に配置されるカバー本体と、カバー本体のシリンダヘッド側に配置され、遮音するための遮音部とを備え、遮音部のシリンダヘッド側には、配線を収容可能な切込みが形成された切込み部が設けられている。
上記エンジンカバーにおいて、遮音部には、切込み部に隣接する位置に、切込み部に収容された配線と接続可能な所定の回路が形成されたブロックが取付可能なブロック取付部が形成されていてもよい。
また、上記エンジンカバーにおいて、切込み部は、第1方向に延びる第1切込み部と、第1方向と交差する第2方向に延びる第2切込み部と、を有し、ブロック取付部は、第1切込み部と第2切込み部とが交差する部分に形成されていてもよい。
また、上記エンジンカバーにおいて、切込み部は、第1方向に延びる第1切込み部と、第1方向に交差する第2方向に延びる第2切込み部と、を有していてもよい。
本発明によれば、シリンダヘッドとエンジンカバーとの間の空間に容易且つ適切に配線を配策することができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの一部を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンカバーの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンカバーの下方側からの斜視図である。 本発明の変形例に係るエンジンカバーの下方側からの斜視図である。 本発明の変形例に係るエンジンカバーの一部を拡大した分解斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るエンジンカバーを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジンの一部を示す模式的な断面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るエンジンカバーの斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係るエンジンカバーの下方側からの斜視図である。
エンジン1は、図示しないピストンを収容するシリンダブロックの上部に配置されるシリンダヘッドの上部を覆うシリンダヘッドカバー10と、シリンダヘッドカバー10の上方を覆うように配置されるエンジンカバー20とを備える。シリンダヘッドカバー10とエンジンカバー20との間には、エンジン1の動作に必要な図示しない電装部品(例えば、点火プラグ、インジェクタ、バルブ等)が配置されている。
エンジンカバー20は、例えば、樹脂製の部材で構成され、エンジン1の最上部(外部)に配置されるカバー本体21と、カバー本体21のシリンダヘッドカバー10側に形成され、エンジン1で発生する音を遮音するための遮音部22とを有する。本実施形態では、遮音部22は、カバー本体21とシリンダヘッドカバー10との間を埋めるような形状に形成され、配置されている。遮音部22は、ゴム状部材、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)で形成されている。
遮音部22には、配線の一例であるワイヤハーネス30を収容するための切込みが形成された切込み部23が設けられている。本実施形態では、遮音部22には、切込み部23として、図3に示すように、エンジンカバー20の長手方向(第1方向)に延びる切込みが形成された複数の第1切込み部23Aと、長手方向に垂直な短手方向(第2方向)に延びる切込みが形成された複数の第2切込み部23Bとが設けられている。
本実施形態では、シリンダヘッドカバー10とエンジンカバー20との間に配置された電装部品に対して電力や信号を伝達するためのワイヤハーネス30は、図2及び図3に示すように、エンジン1の外部に、図示しない配線等と接続するためのコネクタ31が配置され、エンジンカバー20の下方においては、図3に示すような第1切込み部23Aや第2切込み部23Bの切込み部分の奥側に押し入れられて、遮音部22の内部に収容され、所定の位置に到達するように配索されている。遮音部22の内部に収容されたワイヤハーネス30は、周囲を遮音部22により保護された状態となる。このため、ワイヤハーネス30をコルゲートチューブに収容しておく必要がない。
以上説明したように、本実施形態に係るエンジンカバー20によると、遮音部22のシリンダヘッド側に、ワイヤハーネス30を収容可能な切込みが形成された切込み部23を設けるようにしているので、ワイヤハーネス30を切込み部23に押し入れて収容させて、容易に配索を行うことができ、コルゲートチューブを用いずに、ワイヤハーネス30の周囲を適切に保護することができる。
また、本実施形態に係るエンジンカバー20によると、切込み部23として、複数の第1切込み部23A及び第2切込み部23Bを備えるようにしたので、エンジン1の外部の所望の位置から、エンジンカバー20の直下の所定の位置までワイヤハーネス30を容易に配索することができる。このため、同一の構成のエンジンカバー20を、構成の異なる種々のエンジンに対して利用することができる。
次に、実施形態に係るエンジンカバー20の変形例について説明する。
図4は、本発明の変形例に係るエンジンカバーの下方側からの斜視図である。図5は、本発明の変形例に係るエンジンカバーの一部を拡大した分解斜視図である。
変形例に係るエンジンカバー20の遮音部22には、複数の切込み部25が形成されている。切込み部25としては、長手方向に延びる複数の第1切込み部25Aと、短手方向に延びる複数の第2切込み部25Bとがある。第1切込み部25Aと第2切込み部25Bとの交差する箇所には、所定の形状のブロック40を外部から取り付け可能なブロック取付部26が形成されている。ブロック取付部26は、例えば、六面体の一面が開放された形状となっており、切込み部25側の面には、その切込み部25に配策されるワイヤハーネスと接続される接点26Aが設けられている。なお、図5では、便宜的に一つの接点を示しているが、ワイヤハーネスに複数の配線が含まれている場合には、接点26Aは複数であってもよい。
ブロック40は、内部に回路を備え、ブロック取付部26の切込み部25側の面に対向する側面にブロック取付部26の接点26Aと接続される接点40Aが設けられる。なお、図5では、便宜的に一つの接点を示しているが、ワイヤハーネスの複数の配線と接続する必要がある場合には、接点40Aは複数であってもよい。本実施形態では、ブロック40は、例えば、六面体となっている。ブロック40内の回路としては、周囲の複数の切込み部25に配策されている複数のワイヤハーネスについて所望の接続関係にするための配線や、所定の処理を実行するIC等を含んでいてもよい。なお、ブロック40の下面に、ブロック40の内部の回路とエンジン1の電装部品とを接続するための配線及びコネクタを接続するようにしてもよい。
以上説明したように、本変形例に係るエンジンカバー20では、第1切込み部25Aと第2切込み部25Bとの交差する箇所にブロック取付部26を備えるようにしたので、上記実施形態と同様な効果に加えて、ブロック取付部26に取り付けるブロック40の回路を所望の回路とすることにより、任意のエンジンに適した配線を容易に形成(配索)することができるようになる。
なお、本発明は、上述の実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、遮音部22に複数の第1切込み部23Aと、第2切込み部23Bとを備えるようにしていたが、本発明はこれに限られず、使用するエンジン1の電装部品への経路となる部分のみに切込み部を設けるようにしてもよい。
また、上記変形例では、第1切込み部25Aと第2切込み部25Bとの交差する箇所にブロック取付部26を設けるようにしていたが、本発明はこれに限られず、第1切込み部25A又は第2切込み部25Bの一方のみに隣接する位置にブロック取付部26を設けるようにしてもよい。
また、上記変形例では、第1切込み部25Aと第2切込み部25Bとの交差する箇所のすべてにブロック取付部26を設けるようにしていたが、本発明はこれに限られず、第1切込み部25Aと第2切込み部25Bとの交差する箇所の一部のみにブロック取付部を設けるようにしてもよい。
また、上記変形例では、ブロック取付部26に対して下側(シリンダヘッド側)からブロック40を取り付けるようにしていたが、本発明はこれに限られず、上側からブロックを取り付けるようにブロック取付部を形成するようにしてもよい。
1 エンジン
10 シリンダヘッドカバー
20 エンジンカバー
21 カバー本体
22 遮音部
23 切込み部
23A 第1切込み部
23B 第2切込み部
25 切込み部
25A 第1切込み部
25B 第2切込み部
26 ブロック取付部
26A 接点
30 ワイヤハーネス
31 コネクタ
40 ブロック
40A 接点

Claims (4)

  1. エンジンのシリンダヘッドの上方を覆うためのエンジンカバーであって、
    外側に配置されるカバー本体と、
    前記カバー本体の前記シリンダヘッド側に配置され、遮音するための遮音部とを備え、
    前記遮音部の前記シリンダヘッド側には、配線を収容可能な切込みが形成された切込み部が設けられている
    エンジンカバー。
  2. 前記遮音部には、前記切込み部に隣接する位置に、前記切込み部に収容された配線と接続可能な所定の回路が形成されたブロックが取付可能なブロック取付部が形成されている
    請求項1に記載のエンジンカバー。
  3. 前記切込み部は、
    第1方向に延びる第1切込み部と、
    前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2切込み部と、を有し、
    前記ブロック取付部は、前記第1切込み部と前記第2切込み部とが交差する部分に形成されている
    請求項2に記載のエンジンカバー。
  4. 前記切込み部は、
    第1方向に延びる第1切込み部と、
    前記第1方向に交差する第2方向に延びる第2切込み部と、を有する
    請求項1に記載のエンジンカバー。
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