JP2018055351A - 屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム - Google Patents

屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム Download PDF

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Tadataka Masako
忠孝 眞子
真知子 秋吉
Machiko Akiyoshi
真知子 秋吉
晴紀 柄澤
Harunori Karasawa
晴紀 柄澤
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【課題】正確かつ安価に屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成することができる屋根又は防水工事塗装見積もり作成システムを提供する。【解決手段】屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成する屋根又は防水工事塗装見積もり作成システムであって、ドローン2にカメラユニット11が搭載さている。カメラユニット11が撮影した画像は、インターネット通信網を介してホストコンピュータ16に送信される。ホストコンピュータ16は、送信された屋根の画像から塗装又は防水工事面積を算出し、算出された塗装又は防水工事面積に基づいて屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムに関する。
従来、屋根の塗装見積もりを作成するには、図面がない場合には、足場を組んで塗装面積を実測又は目視により算出していた。また、足場から作業者が屋根の写真を、角度を変えながらかなりの枚数を撮影し、撮影画像を会社に持ち帰り、塗装状況を判定して、この塗装状況を見積もりに反映させていた。
上述したように従来は、塗装面積を実測又は目視により算出しているため、誤差が大きく正確な見積もりができない、という問題があった。また、見積もりを作成するためだけに足場を設置する必要があり、コストが大きい、という問題があった。
また、従来より、飛行体にカメラを搭載して建物の屋根を撮影し、撮影した画像から劣化度を判定する方法が知られている(特許文献1、2)。しかしながら、劣化度だけでは見積もりを作成することはできない。
特開2008−292263号公報 特開平07−318510号公報
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、正確かつ安価に屋根の塗装見積もり又は防水工事見積もりを作成することができる屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様である屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムは、屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成する屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムであって、飛行体に搭載された撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記屋根の画像から塗装又は防水工事面積を算出する塗装又は防水工事面積算出手段と、前記塗装又は防水工事面積算出手段により算出された塗装面積に基づいて前記屋根の塗装見積もりを作成する、又は、前記塗装又は防水工事面積算出手段により算出された防水工事面積に基づいて前記屋根の防水工事見積もりを作成する見積もり作成手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の態様においては、前記塗装又は防水工事面積の加算値又は減算値を入力する入力手段を備え、前記塗装又は防水工事面積算出手段は、前記算出した塗装又は防水工事面積から前記入力手段により入力された加算値を加算又は減算値を減算するようにしてもよい。
上記の態様においては、前記撮像手段により撮影された前記屋根の画像から塗装状態又は漏水状態を判別する塗装状態又は漏水状態判別手段をさらに備え、前記見積もり作成手段は、前記塗装状態に応じた前記屋根の塗装見積もり、又は、前記漏水状態に応じた前記屋根の防水工事見積もりを作成するようにしてもよい。
上記の態様においては、前記撮像手段は、前記飛行体に複数搭載され、前記塗装又は防水工事面積算出手段は、前記複数の撮像手段により撮像された前記屋根の画像から前記屋根の3D寸法を測定し、測定した3D寸法に基づいて塗装又は防水工事面積を算出するようにしてもよい。
上記の態様においては、前記飛行体を操作するための操作手段と、前記飛行体と通信して前記操作手段の操作情報を送信する操作情報送信部と、前記撮像手段からの画像を受信する画像受信部と、前記画像受信部が受信した画像を表示する表示部と、をさらに備えるようにしてもよい。
本発明の一態様である屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムは、塗装又は防水工事面積算出手段が、飛行体に搭載された撮像手段により撮像された屋根の画像から塗装又は防水工事面積を算出し、見積もり作成手段が、塗装又は防水工事面積算出手段により算出された塗装又は防水工事面積に基づいて屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成する。これにより、足場を組まなくても飛行体に搭載された撮像手段が撮像した画像から正確に塗装又は防水工事面積を算出することができ、正確かつ安価に屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成することができる。
本発明の屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムとしての見積もり作成システムの一例を示すブロック図である。 図1に示すドローンによって建物の屋根を撮影している様子を示す図である。 図1に示す見積もり作成システムを用いた見積もり作成手順を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。同図に示すように、見積もり作成システム1は、カメラユニット11と、レーザ距離計12と、遠隔操作装置13と、受信装置14と、画像表示・送信用のタブレット15と、見積もりを作成するホストコンピュータ16と、見積もり表示用のタブレット17と、を備えている。
カメラユニット11及びレーザ距離計12は、ドローン2(飛行体)に搭載されている。ドローン2は、図示しないプロペラ、バッテリ、受信機、フライトコントローラ及びESC(エレクトリックスピードコントローラ)からなる周知の無人飛行体である。本実施形態では、ドローン2は、3つ以上のプロペラを持つヘキサコプターであり、5000mA/h以上のバッテリを4つ以上に分散して搭載する機種を採用しているが、機種は限定しない。
ドローン2は、風によるカメラの揺らぎを減衰できる機種を採用している。また、ドローン2は、空中で静止するホバリングが可能であると共に、ホバリング状態から垂直・水平への移動も可能な機種を採用している。さらに、上記ドローン2の機体及びモータは防水・防塵仕様であることが望ましい。
ドローン2の受信機は、後述する遠隔操作装置13から無線送信される上昇下降、前進後退等のドローン2の操作命令(操作情報)を受信して、フライトコントローラに出力する。フライトコントローラは、各種センサや演算処理をして、上記操作命令に応じたプロペラのモータの制御信号をESCに出力する。ESCは、制御信号に応じてモータを回転させる。また、ドローン2の受信機は、後述する遠隔操作装置13から無線送信されるカメラユニット11の操作命令を受信して、カメラユニット11に出力する。カメラユニット11は、この操作命令に応じて静止画像を記録する。
カメラユニット11は、建物の屋根や建物全体の3D寸法を測定できるように複数のカメラ(撮像手段)を有するステレオカメラから構成されている。レーザ距離計12は、レーザ光を用いてドローン2から屋根までの距離を測定する周知の距離計である。
遠隔操作装置13は、ドローン2及びカメラユニット11を遠隔操作するための装置である。操作手段及び操作情報送信部としての遠隔操作装置13は、作業員によるドローン2及びカメラユニット11の操作が行われる操作部と、作業員が行った操作命令をドローン2の受信機に無線送信する操作命令送信部と、を備えている(何れも図示せず)。
画像受信部としての受信装置14は、後述する画像表示・送信用のタブレット15に接続されていて、カメラユニット11が撮影した画像を無線受信する。画像表示・送信用のタブレット15は、タブレット全体を制御するCPUと、表示部と、3G/4Gなどの無線インターネット通信網と接続可能な通信モジュールと、を有している(何れも図示せず)。
タブレット15には、カメラユニット11の撮影した画像を表示、送信するためのアプリケーションがインストールされている。タブレット15のCPUは、このアプリケーションのプログラムに従って動作を実行し、カメラユニット11が撮影した画像の表示部への表示、及び、後述するホストコンピュータ16への送信を行う。
作業員は、タブレット15に表示されたカメラユニット11からの画像やレーザ距離計12の測定値を見ながら遠隔操作装置13を操作して、ドローン2及びカメラユニット11を制御する。本実施形態では、作業者は、図2に示すように、ドローン2と屋根との距離を一定に保ちつつ屋根を走査するようにドローン2を動かし、屋根を複数に分割して撮影する(例えば1000m程度の屋根であれば、100枚程度に分割して撮影する)。
また、作業員は、タブレット15に表示されたカメラユニット11からの画像を目視して、不具合箇所(錆、ひび割れ、フクレ、はがれ等)を見つけたら、不具合箇所にフォーカスを合わせた拡大画像を撮像する。このとき、カメラユニット11は、GPSや基準点に対するドローン2の相対位置などによって得た位置情報を、屋根を分割して撮影した画像や、不具合箇所の拡大画像に記録するようにしてもよい。さらに、作業員は、建物全体の撮影も行う。その後、作業者は、タブレット15を操作して撮影した画像をインターネット通信網経由で後述するホストコンピュータ16に送信する。
ホストコンピュータ16は、例えば塗装対象の会社の敷地内などに設置され、インターネット通信網を介してタブレット15と通信可能に接続されている。ホストコンピュータ16には、屋根塗装及び防水工事見積もりを行うためのアプリケーションがインストールされている。ホストコンピュータ16は、このアプリケーションのプログラムに従って動作を実行して、送信された複数の画像から屋根の塗装及び防水面積を算出し、見積もりを作成する。
詳しく説明すると、ホストコンピュータ16は、屋根を複数に分割して撮影した画像を1枚の画像に合成し、周知の3D化技術を用いて屋根の3D寸法を求めて、3Dモデルを構築する。
そして、ホストコンピュータ16は、3Dモデルを用いて屋根の表面積(塗装及び防水面積)を算出する。3Dモデルとしては、精度3cm以下の高精度のものを採用することが望ましい。このように3Dモデルを構築することにより、例えば、折板屋根や瓦棒屋根など屋根に凹凸があった場合でも正確に塗装面積(表面積)を求めることができる。また、ホストコンピュータ16は、塗装面積算出精度の向上を図るために、撮影時のレーザ距離計12の測定値に基づいて塗装面積の補正を行う。
また、ホストコンピュータ16には、マウスやキーボードなどの入力手段としての操作部(図示せず)を有し、オペレータが操作部を操作することにより、塗装及び防水面積の加算値又は減算値を入力することができる。オペレータは、撮影した画像を見て、屋根にエアコン室外機や配管などの設置物あるなどして塗装除外部分があると判断すると、その面積を減算値として入力する。また、オペレータは、樹木などで撮影が遮断された面積や、庇などの重なりで屋根として認識されなかった部分の面積を加算値として入力する。ホストコンピュータ16は、上記算出した塗装面積からオペレータによって入力された加算値を加算、又は、減算値を減算する。
また、ホストコンピュータ16は、不具合箇所の拡大画像を周知の画像鮮明化技術を用いて逆光や環境光等の影響を除外した画像に変換する。また、ホストコンピュータ16は、塗装状態又は漏水状態判別手段として働き、鮮明化した不具合箇所の画像を周知の色成分の分析などを用いて解析し、塗装面の下地や屋根部材の種類や塗装の劣化状態や不具合の種類(亀裂、浮き、はがれ)などの塗装状態の判別を行う。防水工事の場合、サーモグラフィーカメラを併用した漏水診断も可能である。
上記塗装状態及び漏水状態の判別の一例について説明する。まず、ホストコンピュータ16のデータベースに複数種類の塗装面の下地や屋根及び防水部材の画像が記録されている。また、データベースに各種不具合の画像も記録されている。ホストコンピュータ16は、これらデータベースに格納した画像と鮮明化した画像とを比較して塗装状態及び漏水状態の判別を行う。
そして、ホストコンピュータ16は、算出した塗装面積及び塗装状態に基づいて塗装にかかる見積もりを作成する。見積もり作成の一例について説明する。まず、ホストコンピュータ16のデータベースに、塗装面の下地や屋根部品の種類、塗装状態に対応した再塗装に必要な下地処理、塗装及び防水工事工法の種類のテーブルが記録されている。ホストコンピュータ16は、テーブルから判別した塗装面の下地や屋根部材の種類、塗装状態に応じた再塗装に必要な下地処理や塗料の種類を選択する。そして、ホストコンピュータ16は、選択した下地処理や塗料の種類に応じた単位面積辺りにかかる費用と、算出した塗装面積と、に基づいて見積もり金額を作成して保存する。
また、ホストコンピュータ16は、選択した下地処理や塗料の種類及び算出した塗装及び防水工事面積に基づいて見積もり工程、見積もり工期を作成して保存する。このとき、ホストコンピュータ16は、例えば塗料のグレードや価格、短工期・通常工期等ついての複数種類の仕様に対応した見積もり金額、見積もり工程、見積もり工期を作成して保存するようにしてもよい。
上述したホストコンピュータ16が作成した見積もりは、上述した見積もり表示用タブレット17によってインターネット通信網経由で取得することができる。
次に、上述した構成の屋根塗装及び防水工事見積もり作成システム1を用いた見積もり作成手順の詳細について図3を参照して以下説明する。まず、作業員がドローン2やタブレット15を持って現場に行く。次に、作業員が、基準点(ターゲット)を設置する。その後、作業員がドローン2を操作して屋根の撮影を行い、タブレット15を用いて撮影した画像をホストコンピュータ16に送信する。
ホストコンピュータ16では、撮影した画像の画像合成を行い、屋根の3Dモデルを構築するとともに、画像鮮明化処理を施したデータに変換する。ホストコンピュータ16は、3Dモデルから屋根の塗装及び防水工事面積などを記載した測定報告書を作成する。また、ホストコンピュータ16は、画像鮮明化処理を施したデータから塗装面の下地、屋根及び防水部材の種類や塗装状態、防水工事の場合は漏水状態を判別し、調査診断報告書を作成する。
また、ホストコンピュータ16は、ドローン2により撮影して得た画像を合成した建物全体の画像を表示する。そして、オペレータが建物全体の画像上に表示されたカーソルを操作すると、ホストコンピュータ16が、そのカーソルで指定された範囲の寸法を算出して表示するようにしてもよい。これにより、オペレータは、建物の高さ、幅、屋根の立ち上がりの高さ、既存のシートのジョイント長さ、折板屋根のジョイント長さ、瓦棒屋根のかしめ長さを得て、測定報告書に添付できる。
オペレータがマウスなどを用いて手動で画像上の範囲を示すと、ホストコンピュータ16がその範囲の拡大画像を表示するようにしてもよい。これにより、オペレータは、排水ドレインやフックボトル、錆面や旧塗膜、クラックなどの指定部分の拡大画像を得て、調査診断報告書に添付できる。
ホストコンピュータ16は、上記作成した見積書に測定報告書や調査診断報告書を添付して、保存する。
上述した実施形態によれば、ホストコンピュータ16が、ドローン2に搭載されたカメラユニット11により撮像された屋根の画像から塗装及び防水工事面積を算出し、算出した塗装及び防水工事面積に基づいて屋根の塗装及び防水工事見積もりを作成する。これにより、足場を組まなくてもドローン2に搭載されたカメラユニット11が撮像した画像から正確に塗装及び防水工事面積を算出することができ、正確、かつ安価に屋根の塗装及び防水工事見積もりを作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、ホストコンピュータ16は、算出した塗装及び防水工事面積からオペレータにより入力された塗装及び防水工事面積の加算値を加算又は塗装及び防水工事面積の減算値を減算している。これにより、より一層正確に屋根の塗装及び防水工事見積もりを作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、ホストコンピュータ16は、カメラユニット11により撮影された屋根の画像から塗装状態を判別し、防水工事の場合はサーモグラフィーカメラを併用することで漏水状態を判別し、判別した塗装状態及び漏水状態に応じて屋根の塗装及び防水工事見積もりを作成している。これにより、より一層正確に屋根の塗装見積もりを作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、カメラユニット11は、ドローン2に搭載された複数のカメラから構成されている。そして、ホストコンピュータ16は、複数のカメラから撮像された屋根の画像から屋根の3D寸法を測定し、測定した3D寸法に基づいて塗装面積を算出している。これにより、屋根に凹凸があっても正確な塗装及び防水工事面積を算出することができ、より一層正確に屋根の塗装及び防水工事見積もりを作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、遠隔操作装置13が、作業者の操作により入力された操作命令をドローン2に送信し、受信装置14が、カメラユニット11からの画像を受信し、表示する。これにより、カメラユニット11により撮影された画像を見ながらドローン2を操作することができる。
なお、上述した実施形態では、見積もり作成システム1は、塗装見積もりと防水工事見積もりの双方を作成していたいが、これに限ったものではない。見積もり作成システム1としては、塗装見積もりと防水工事見積もりのうち少なくとも一方を作成するものであればよい。
また、上述した実施形態では、飛行体としてドローン2を用いていたが、これに限ったものではない。飛行体であればよく、ラジコン飛行機などであってもよい。
また、上述した実施形態では、遠隔操作装置13とタブレット15とを別に設けていたが、これに限ったものではない。タブレット15を遠隔操作装置13として機能させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、屋根の現場に作業員が赴いてドローン2を操作していたが、これに限ったものではない。ドローン2自体にインターネット通信網と接続可能な通信モジュールを搭載し、ホストコンピュータ16に接続された遠隔操作装置13や表示装置を用いて作業員が現場に赴くことなくドローン2を操作できるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ドローン2にはカメラユニット11とレーザ距離計12しか搭載していなかったがこれに限ったものではない。ドローン2にサーモグラフィーカメラを搭載して屋根の表面温度を測定することもできる。また、ホストコンピュータ16には、選択した下地処理及び塗料の種類に応じた遮熱シミュレーションソフトをインストールしておく。そして、ホストコンピュータ16は、サーモグラフィーカメラにより撮影した屋根の表面温度に基づいて遮熱シミュレーションソフトに従って再塗装後の屋根の表面温度を求める遮熱シミュレーションを実行し、その結果を見積もりに添付できるようにしてもよい。
また、ホストコンピュータ16は、カラーシュミレーション機能を有し、上述した見積もりにカラーシミュレーションによる仕上がりイメージ写真を添付するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ホストコンピュータ16で見積もりを作成していたが、これに限ったものではない。タブレット15で見積もりを作成できるようにしてもよい。
また、ホストコンピュータ16は、同じ屋根について時系列の異なる見積もりを作成した場合、前の見積もりを削除せずに、履歴データとして残すようにしてもよい。
また、作業員が、遠隔操作装置13を操作してドローン2を制御していたが、これに限ったものではない。予めドローンの飛行経路をマッピングすることで、自律飛行システムで飛行することも可能である。
また、ユーザが目視により不具合箇所を判断して拡大写真を撮影していたが、これに限ったものではない。自動で判断して拡大写真を撮影するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、カメラユニット11はステレオカメラから構成されていたが、これに限ったものではない。カメラユニット11としては、1台のカメラから構成されていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ホストコンピュータ16は、レーザ距離計12の測定値によって塗装面積を補正していたいが、これに限ったものではない。レーザ距離計12は、必須の構成ではなく、なくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ホストコンピュータ16はカメラユニット11により撮影した画像を画像鮮明化したデータに変換した後、塗装状態の判別を行っていたがこれに限ったものではない。カメラユニット11により撮影した画像がすでに鮮明なものであれば、変換することなく塗装状態の判別を行うようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 見積もり作成システム
2 ドローン(飛行体)
11 カメラユニット(撮像手段)
13 遠隔操作装置(操作手段、操作情報送信部)
14 受信装置(画像受信部)
15 タブレット(表示部)
16 ホストコンピュータ(塗装面積算出手段、見積もり作成手段、入力手段、塗装状態判別手段)

Claims (5)

  1. 屋根の塗装又は防水工事見積もりを作成する屋根塗装又は防水工事見積もり作成システムであって、
    飛行体に搭載された撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記屋根の画像から塗装又は防水工事面積を算出する塗装又は防水工事面積算出手段と、
    前記塗装又は防水工事面積算出手段により算出された塗装面積に基づいて前記屋根の塗装見積もりを作成する、又は、前記塗装又は防水工事面積算出手段により算出された防水工事面積に基づいて前記屋根の防水工事見積もりを作成する見積もり作成手段と、を備えたことを特徴とする屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム。
  2. 前記塗装又は防水工事面積の加算値又は減算値を入力する入力手段を備え、
    前記塗装又は防水工事面積算出手段は、前記算出した塗装又は防水工事面積から前記入力手段により入力された加算値を加算又は減算値を減算することを特徴とする請求項1に記載の屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム。
  3. 前記撮像手段により撮影された前記屋根の画像から塗装状態又は漏水状態を判別する塗装状態又は漏水状態判別手段をさらに備え、
    前記見積もり作成手段は、前記塗装状態に応じた前記屋根の塗装見積もり、又は、前記漏水状態に応じた前記屋根の防水工事見積もりを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム。
  4. 前記撮像手段は、前記飛行体に複数搭載され、
    前記塗装又は防水工事面積算出手段は、前記複数の撮像手段により撮像された前記屋根の画像から前記屋根の3D寸法を測定し、測定した3D寸法に基づいて塗装又は防水工事面積を算出することを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載の屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム。
  5. 前記飛行体を操作するための操作手段と、
    前記飛行体と通信して前記操作手段の操作情報を送信する操作情報送信部と、
    前記撮像手段からの画像を受信する画像受信部と、
    前記画像受信部が受信した画像を表示する表示部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム。
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