JPH0988341A - 塗装工事の見積管理システム - Google Patents

塗装工事の見積管理システム

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JPH0988341A
JPH0988341A JP27345795A JP27345795A JPH0988341A JP H0988341 A JPH0988341 A JP H0988341A JP 27345795 A JP27345795 A JP 27345795A JP 27345795 A JP27345795 A JP 27345795A JP H0988341 A JPH0988341 A JP H0988341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】見積から請求までを一貫システムとして事務の
煩わしさを解消すると共に、従来にない詳細かつ見やす
い見積を作成する。 【解決手段】表示装置と、入力装置と、商品名等のマス
タファイルと、見積表紙と、見積表紙毎に見積デ−タを
格納する見積一覧ファイルと、見積一覧ファイルより所
望の見積を選択することにより表示される親明細表と親
明細表に対して階層的に作成される子明細表および孫明
細表とからなり、前記明細表に見積管理に必要な事項を
入力して作成される見積明細と、入力された数量、単価
より見積金額を演算する手段と、見積デ−タを見積一覧
ファイルから読出して出力させる手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装工事の見積管
理システムに係り、詳しくは、見積から請求までを一貫
システムとして事務の煩わしさを解消することができる
塗装工事の見積管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗装工事は建築仕上げ工事の最終段階に
当たる工程であり、塗装の目的は耐湿、耐水等の性能を
与えることにより素地を保護すること、そして、色彩、
光沢、平滑性、柄模様等を与えることにより素地を美装
することにある。塗装工事は、一般に素地ごしらえ、下
塗、中塗、上塗の順序で行われ、各工程では該工程に合
った様々な商品が使用される。したがって、見積も本来
それぞれの工程に対応して詳細に作成されるべきもので
ある。
【0003】ところが、各都道府県毎に設定されている
地方標準価格(上塗、下塗等に分かれていない)に基づ
いて見積が作成されているのが実状であり、また、「O
OO工事一式」、例えば、「屋根工事一式」、「床工事
一式」で見積を作成するような大ざっぱな場合も多い。
一般に、取引においては見積金額から値引きするのが通
常であり、「OOO工事一式」というような見積を行う
と、例えば見積全体金額の10%というようなかたち
で、値引き幅を多くとられやすい。塗装工事を依頼する
側においても、詳細な見積が提示されないと、実際にど
れにどのくらい費用がかかるのかがわからず、気持ちの
悪いこととなっている。また、具体的にどのようなタイ
プの塗料を用いるかを顧客に示すことが必要となる場合
も多く、かかる場合には見積に塗料の商品カタログを添
付することが行われ、煩雑なものとなっていた。
【0004】一方、従来、見積は各塗装業者毎に独自の
フォ−ムに従って手作業で行われる場合が多かった。塗
装工事は、工事の種類、用いられる商品の種類等が多種
多様であることから、これらを一貫システムとして管理
するものは存在しなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の見積手法を一新するべく創案されたものであって、見
積から請求までを一貫システムとして事務の煩わしさを
解消すると共に、従来にない詳細な見積を作成すること
ができる塗装工事の見積管理システムを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するべ
く本発明が採用した技術手段は、表示装置と、入力装置
と、見積管理に必要な工事名、工事種、商品名等のマス
タファイルと、表示装置に表示され提出先名、工事現場
名等の見積の基礎的事項を入力して作成される見積表紙
と、見積表紙毎に見積デ−タを格納する見積一覧ファイ
ルと、見積一覧ファイルより所望の見積を選択すること
により表示される親明細表と親明細表に対して階層的に
作成される子明細表および孫明細表とからなり、前記明
細表に見積管理に必要な事項を入力して作成される見積
明細と、入力された数量、単価より見積金額を演算する
手段と、入力装置からの指令により、見積デ−タを見積
一覧ファイルから読出して所定のフォ−マットに従って
出力させる手段とからなる。
【0007】
【発明の実施の形態】塗装工事の見積管理システムのハ
−ド構成は、主として、パ−ソナルコンピュ−タ等の中
央処理装置、マウス、キ−ボ−ドからなる入力装置、デ
ィスプレイからなる表示装置およびプリンタを有する出
力手段とからなる。ハ−ドディスクには各種マスタファ
イルおよびその他のファイルが管理に必要なデ−タとし
て格納される。処理操作の大部分はマウスを用いて行う
ようになっており、入力処理もまたマウスを利用して種
々のマスタファイルを呼び出して転写して行うようにな
っている。マウスは通常のものであり、マウスを上下左
右に動かすことでマウスポインタを上下左右に動かすこ
とができ、右のクリックは主に処理を中止させたり処理
をキャンセルさせるのに用い、左のクリックは主に処理
を実行させたり、選択するのに使用する。マウスを用い
ることにより、コンピュ−タにあまり馴染みのない者で
も比較的容易に操作ができるようになっている。
【0008】メインメニュ−について説明する。メイン
メニュ−は見積処理、構成処理、導入処理、印刷処理、
その他の処理及び業務終了からなる(図1)。見積処理
は見積書の作成、管理、削除をするものである。構成処
理は構成項目の登録、修正、削除をするものである。導
入処理は単位、品名、項目等の基礎デ−タを作成するも
のである。見積印刷は見積書、見積一覧等を印刷するも
のである。その他処理とは破損したデ−タの修理、保守
及び情報表示を行うものである。
【0009】見積処理:メインメニュ−から見積処理を
選択すると、図2に示すような画面が現れるので、まず
見積表紙を選択する。見積表紙は図3に示すようなフォ
−マットであり、タイトル、提出先名、工事名称、見積
有効期限、支払条件、指定工事期限等の基礎的事項、税
抜合計、値引金額、消費税、合計金額の欄を有する表で
ある。画面最上部の番号と日付は自動的に入力されてい
る。また、画面下部の金額等は明細と連動しているの
で、「指定工事期限」まで作成すればよい。先ず「提出
先名」を入力するには、参照を選択し、項目からの参照
をクリックし、マスタ−ファイルより目的の項目を探し
て決定をクリックする(図4)。マウスカ−ソルを提出
先名の右の空欄に合わせてクリックすることで、選択し
た項目が入力される(図5)。同様にして「工事名
称」、「見積有効期限」、「支払条件」、「指定工事期
限」まで入力する。この段階では、「工事の具体的名称
(OO邸)」、「期限に関する日付」は入力されていな
い。手入力をクリックすると日本語変換が連動して立上
り、マウスキ−を入力したい位置に持っていき、左クリ
ックすると図示しない文字入力用カ−ソル(四角い点
滅)が画面に現れる。ここでキ−ボ−ドを利用して入力
する(図6)。「指定工事期限」まで完了したら、キ−
ボ−ドのESCキ−を押して、登録をクリックする。画
面下に確認のメッセ−ジが出てくるので、ここでYes
なら1、Noなら0のキ−を押す。1を選択した時点で
表紙が登録される。修正が必要な場合は、同様の手入力
の手順で、あとから修正可能であり、具体的な内容が不
明な場合は空欄しておいてもよい。
【0010】次に、図2におけるメニュ−から見積明細
を選択する。見積明細の処理を選ぶと、画面には見積一
覧選択画面が表示される(図7)。見積一覧選択画面
は、見積表紙毎に見積デ−タを格納する見積一覧ファイ
ルを表示したものである。ここで、見積を作成する表紙
を選ぶ。マウスカ−ソルを目的の表紙名に合わせて左ク
リックすると番号の欄に二重丸が表示され、決定を左ク
リックすると画面最上部に選んだ表紙の提出先名が表示
される。この段階で、明細表はすべて空欄である(図
8)。画面最下部には「表紙」から「終了」が表示され
る。ここで「参照」をクリックで選び、目的の参照名を
ウィンドウの中から選ぶ。「OO一覧選択画面」等(工
事名マスタファイルが表示されている)のマスタ−ファ
イルの中から目的の項目を左クリックで選び(図9)、
決定ボタンをクリックして明細画面に戻り、入力したい
位置を左クリックすると選択した項目が自動的に転写さ
れる(図10)。複数選択が可能であり、複数選択した
場合にはクリックした順に左の線の欄に番号が振られ、
その順番で転写される。手入力を選んで、文字入力をす
ることも可能である(図11)。
【0011】見積明細は親明細表、子明細表、孫明細表
とから階層的に作成される。明細表の明細指定の欄の
「(0)無」の数字部分(0)をクリックすると子明細
表が現れる(図12、図13)。子明細表のフォ−マッ
トは親明細表と同じであるが、左下に親明細の項目が表
示されている。例えば、親明細の単位を「一式」として
おいて、子明細で詳細なデ−タを入力することができ
る。親明細同様、各種マスタ−ファイルから必要事項を
転写しながら明細表を作成していく。尚、具体的な名称
を入力するのに際し、名称に検索キ−を指定してある場
合は「OO一覧選択画面」の上に「分類一覧」のウィン
ドウが開き、分類名を指定することによって名称一覧が
絞りこまれ、目的の項目を探しやすいようになっている
(図14、図15)。同様にして孫明細を作成すること
もできる。前述したように、顧客に対して塗料に関する
情報を提供することが必要な場合があり、従来は見積書
に商品のカタログあるいはパンフレットを添付するよう
なことが行われていた。孫明細を利用して、商品に関す
る情報、例えば、性質、使い途、特徴、効用等を見積に
盛り込むことができる。具体的には、「内外部共通のシ
−ラ−、くたいとの密着性がよく、中塗と仲がよい」、
「艶があり耐候性がよい、品質良好」、「ロ−ラ−適性
に優れ、仕上り鮮やか、肉持ち抜群」、「2種ケレンに
塗れないものという常識をくつがえした」等の文言を入
力することにより、商品に関する情報を見積デ−タの一
部として顧客に提供することができる。また、塗装工事
は極めて細かいものであり、詳細な明細を作成しようと
すると、作成が煩雑であるのみならず、冗長で見にくい
ものとなってしまい、あるいは画面に入りきらなくなっ
てしまう怖れがある。本発明では階層的に構成した明細
表からなる見積明細を提供することにより、明細作成の
際の作業性もよく、見積明細そのものも見やすく、利用
しやすいものとなっている。尚、階層的な明細表は選択
的に用いられるので、必要ない場合には親明細表のみで
見積明細を作成してもよい。
【0012】子明細表を基に、数量、見積単価の入力に
ついて説明する(図16)。明細表の画面で「数値」を
クリックし、マウスカ−ソルを入力対象の行に合わせて
クリックする。金額の欄は数量と見積単価を入力すると
自動的に計算される。見積単価はマスタ−ファイルにあ
らかじめ記憶させておいてもよいが、塗装業者毎に異な
る単価を用いるのが通常であり、業者毎に手入力できる
ようにするのがよい。項目一つ分の入力が済むとマウス
カ−ソルが現れるので、同様の手順を繰返して明細表を
作成する。尚、登録件数が10件を超える場合には、画
面下部の矢印をクリックして画面を切り替えて操作を行
う。もちろん、行挿入、行削除も可能である。階層のあ
る明細表を作成した場合には下の階層から(孫、子、
親)の順に入力する。例えば、子明細において数量、見
積単価を入力すると、積算された合計見積額は親明細の
画面にも表示されるようになっている。終了ボタンをク
リックすると確認ウィンドウが現れるので、マウスカ−
ソルを「はい」に合わせてクリックすると、指定した表
紙と関連して見積デ−タが登録され見積処理選択画面に
戻る。
【0013】見積複写:新規に作成した表紙に過去に入
力してある明細から全部あるいは一部を複写、引用する
ことができる。塗装工事にはある程度のパタ−ンがある
ので、他の案件の見積明細の内容の全部あるいは一部を
複写できるとすると便利である。図2におけるメニュ−
から見積複写を選ぶと、画面には複写用の表、画面下部
には「検索」から「終了」までのボタンが表示される
(図17)。見積複写の画面にG1、G2、G3とある
が、これらはそれぞれ親明細表、子明細表、孫明細表に
対応し、入力される数字は頁を表す。マウスカ−ソルを
検索ボタンに合わせてクリックすると、登録済みの表紙
の名前が見積一覧選択画面として表示される。頁上、頁
下ボタンで画面を切り替え、マウスカ−ソルを目的の表
紙名に合わせ左クリックすると番号の欄に二重丸が表示
されるので、決定を左クリックする(図18)。「選
択」ボタンをクリックし、マウスカ−ソルを目的の項目
に合わせて左クリックで選択する。選択終了後、「戻
る」ボタンをクリックする。選択された項目の左横に〉
印が付く(図19)。「全指定」ボタンをクリックする
と、すべての項目が選択される。複写先ボタンをクリッ
クすると見積一覧選択画面が表示される。複写したい見
積表紙名を左クリックで選び、決定ボタンをクリックす
ると確認ウィンドウが表示されるので「はい」を選ぶと
複写が実行され、見積複写の画面(図17)に戻る(図
20)。終了ボタンをクリックすると確認ウィンドウが
表示されるので「はい」を選べば見積複写処理が終了す
る。尚、複写先を指定するに際しては、複数選択するこ
とも可能である。
【0014】見積修正:以前作成した見積書の明細を全
部あるいは一部を修正することができる。図2のメニュ
−から見積修正を選ぶと画面には修正用の表、画面下部
には「検索」から「終了」までのボタンが表示される
(図21)。マウスカ−ソルを「検索」ボタンに合わせ
てクリックすると、登録済の表紙の名前が見積一覧選択
画面として表示される。「頁下」「頁上」ボタンで画面
を切り替え、マウスカ−ソルを目的の表紙名に合わせて
左クリックすると番号の欄に二重丸が表示される(図2
2)ので、「決定」を左クリックする。「修正」ボタン
をクリックし、マウスカ−ソルを目的の項目に合わせて
左クリックで選択すると、以前作成した明細表の部分が
表示される(図23、図24)。ここで、見積明細のと
ころで作成したように、目的の項目を修正したり、削除
するようになっている。修正を終了後、終了ボタンをク
リックすると、確認ウィンドウが表示され、「はい」を
選ぶと、画面は元の状態(図21)に戻る。終了ボタン
をクリックすると確認ウィンドウが表示されるので「は
い」を選ぶと見積修正処理が終了する。実際の請求金額
は見積金額から若干値引きしたものであるのが通常であ
り、元見積において値引き分を修正することにより、見
積デ−タを利用して請求書を発行することができる。
【0015】見積削除:不要になった見積表のデ−タを
削除することができる。見積削除を選択すると登録され
ている見積表紙名が見積一覧選択画面に表示される。頁
上、頁下ボタンを画面を切り替え、マウスカ−ソルを目
的の表紙名に合わせて左クリックすると選ばれた項目が
反転する。削除ボタンをクリックすると選択された項目
が削除され、見積処理メニュ−画面(図2)に戻る(図
25、図26)。
【0016】総合メニュ−(図1)における構成処理に
ついて説明する(図27)。 構成表作成:基本的な構成、頻度の高い部材の組合せ等
をマスタファイルとして登録しておくことで、見積作成
を簡単に行うことができる。基本的な操作は見積処理に
おいて見積明細を作成するのと同様である。図28から
図31に示すように、明細表を用いて、所望の見積明細
をマスタファイル(構成一覧ファイル)として登録する
ようになっている。
【0017】導入処理:明細作成その他の作業の時「参
照」で表示されるマスタ−ファイルの項目の追加、修正
等を行う(図32)。
【0018】ここで、主なマスタファイルについて説明
する。 単位マスタファイル:「一式」、「坪」等の各種単位が
コ−ド番号に対応して格納されている(図33)。 工事名マスタファイル:具体的な工事名をデ−タとして
コ−ド番号に対応して格納するものであって、「建築工
事」、「仮設工事」、「鉄骨工事」、「木工事」、「防
水工事」、「屋根工事」、「金属工事」等がある(図3
4)。 工事種マスタファイル:具体的な工事種名をデ−タとし
てコ−ド番号に対応して格納するものであって、工事種
名としては、「ビデ足場」、「ブラシ洗浄」、「電動工
具ケレン」、「サンドペ−パ−」、「布・耐水・紙」、
「養生」、「塗装養生」等がある(図35)。 項目マスタファイル:コ−ド番号に対応して「提出先
名」、「OO邸 新築工事」等、主に見積明細表紙を作
成する際に必要となる項目が格納されている(図3
6)。 表紙項目マスタファイル:「見積有効期限」、「支払条
件」、「指定工事期限」等の表紙項目が格納されている
(図37)。 名称マスタファイル:コ−ド番号に対応して、詳細な品
名の仕様が格納されている。その一部をプリントアウト
したものが図39である。商品に関するデ−タは、「名
称」、「仕様」、「検索1」、「検索2」、「単位」、
「標準価格」、「見積単価」、「備考」からなり、商品
マスタ−登録(図38)に従って登録される。尚、必ず
しもすべてのデ−タについて入力する必要はない。 地方価格マスタファイル:各都道府県における組合毎に
地方標準単価が設定されているので、それを登録したも
のである。図40は栃木県のものを例示したものであ
る。もちろん、各業者が営業を行っている地域について
登録してあればよい。このマスタファイルは必ずしも用
いる必要はないが、従来は地方標準単価を用いて見積を
行う場合が多かったので、地方標準単価を用いて見積を
作成したい業者の便宜を図ったものである。 マスタ−ファイルは図示したものに限定されるものでは
なく、その他、名称分類マスタファイル、工事種分類マ
スタファイル等がある。分類マスタファイルには、「水
性」、「OP」、「外装」、「内外」、「屋根」、「木
部」、「防火」、「サビ」、「下塗」、「エンゴム」等
が格納されており、名称マスタファイルの「検索」の内
容に対応している。
【0019】印刷処理:見積書印刷、見積一覧表印刷、
各種マスタ−ファイル印刷等様々な印刷を行うことがで
きる(図41)。見積書印刷を行うには、見積一覧選択
画面より、目的の見積表を選びクリックで二樹丸のマ−
クを付ける。「決定」ボタンをクリックすることにより
「見積内容印刷」のウィンドウが開く。「見積書」、
「納品書」、「請求書」のいずれかをクリックして反転
させ、「全部」、「表紙」、「明細」のいずれかをクリ
ックすることで印刷を開始させ、準備したプリンタより
出力する。図42、図43、図44はそれぞれ、「見積
書」、「納品書」、「請求書」の表紙のフォ−マットを
示すものである。図45は「明細」のフォ−マットを示
すものである。「明細」の詳細については省略したが、
原則として親明細表、子明細表、孫明細表がそれぞれ別
個の頁で印刷されるようになっている。図46は「見積
一覧表」を印刷したものである。
【0020】
【発明の効果】本発明にかかる塗装工事の見積管理シス
テムは叙上のように構成されており、以下に述べるよう
な効果を有する。 (1)詳細な見積を提供することが可能になるので、塗
装業者においては顧客に値引きされにくくなり、一方、
手抜き工事等が防止され、顧客にとっても工事の正確か
つ詳細な内容を知ることができる。 (2)見積明細を階層的に作成するようにしたので、詳
細な見積を行うものでありながら、見積明細が冗長にな
ることを防止し、見積明細を整理された見やすいものと
することができる。 (3)孫明細表において商品の情報を入力することがで
きるので、従来のように見積書に商品カタログを添付す
る必要もなく、手続が簡素化される。 (4)各種マスタ−ファイルを登録したことにより、煩
雑な塗装工事の見積作成を容易に行うことができ、見積
デ−タを修正すことにより見積デ−タを利用して請求書
を作成することができ、見積書から請求書までの一貫し
たシステムを提供することにより事務の煩わしさが解消
される。また、過去の見積を瞬時に検索することができ
るので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗装工事の見積管理システムのメインメニュ−
を示す。
【図2】見積処理画面であり、見積処理のメニュ−を示
す。
【図3】見積表紙のフォ−マットを示す。
【図4】見積表紙作成の手順を示す。
【図5】見積表紙作成の手順を示す。
【図6】見積表紙作成の手順を示す。
【図7】見積明細の画面を示す。
【図8】見積明細表のフォ−マットであり、明細表作成
の手順を示す。
【図9】明細表作成の手順を示す。
【図10】明細表作成の手順を示す。
【図11】明細表作成の手順を示す。
【図12】子見積明細の作成の手順を示す。
【図13】子明細表のフォ−マットである。
【図14】明細表作成の一例を示す。
【図15】明細表作成の一例を示す。
【図16】数量、見積単価の入力を説明する。
【図17】見積複写の画面を示す。
【図18】見積複写の手順を示す。
【図19】見積複写の手順を示す。
【図20】見積複写の手順を示す。
【図21】見積修正の画面を示す。
【図22】見積修正の手順を示す。
【図23】見積修正の手順を示す。
【図24】見積修正の手順を示す。
【図25】見積削除の手順を示す。
【図26】見積削除の手順を示す。
【図27】構成処理のメニュ−画面である。
【図28】構成表作成の手順を示す。
【図29】構成表作成の手順を示す。
【図30】構成表作成の手順を示す。
【図31】構成表作成の手順を示す。
【図32】導入処理のメニュ−画面である。
【図33】単位マスタファイルを示す。
【図34】工事名マスタファイルを示す。
【図35】工事種マスタファイルを示す。
【図36】項目マスタファイルを示す。
【図37】表紙項目マスタファイルを示す。
【図38】商品マスタ−登録のフォ−マットを示す。
【図39】名称マスタ−ファイルを示す。
【図40】地方価格マスタファイルを示す。
【図41】印刷処理のメニュ−画面である。
【図42】見積書のフォ−マットを示す。
【図43】納品書のフォ−マットを示す。
【図44】請求書のフォ−マットを示す。
【図45】明細のフォ−マットを示す。
【図46】見積一覧表を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と、入力装置と、見積管理に必要
    な工事名、工事種、商品名等のマスタファイルと、表示
    装置に表示され提出先名、工事現場名等の見積の基礎的
    事項を入力して作成される見積表紙と、見積表紙毎に見
    積デ−タを格納する見積一覧ファイルと、見積一覧ファ
    イルより所望の見積を選択することにより表示される親
    明細表と親明細表に対して階層的に作成される子明細表
    および孫明細表とからなり、前記明細表に見積管理に必
    要な事項を入力して作成される見積明細と、入力された
    数量、単価より見積金額を演算する手段と、入力装置か
    らの指令により、見積デ−タを見積一覧ファイルから読
    出して所定のフォ−マットに従って出力させる手段とか
    らなる塗装工事の見積管理システム。
  2. 【請求項2】所望の見積明細を予め登録してなる構成マ
    スタファイルと、見積一覧ファイルに格納されている見
    積明細デ−タの明細の一部あるいは全部を新規作成の見
    積明細デ−タとして複写する手段とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の塗装工事の見積管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272755A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Sekisui House Ltd 外構工事用顧客管理システム
JP2002259524A (ja) * 2001-02-22 2002-09-13 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 見積方法および装置並びにプログラム
JP2018055351A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 アトミクス株式会社 屋根塗装又は防水工事見積もり作成システム

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