JP2018048557A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁及び内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
〔本実施形態の作動〕
以下、本実施形態のバルブタイミング制御装置の具体的な作動を説明する。
前記油圧制御弁は、
前記進角作動室に連通する第1ポートと、前記遅角作動室に連通する第2ポートと、機関によって駆動されるポンプの吐出通路に連通する第3ポートと、ドレン通路に連通する第4ポートと、を有するバルブボディと、前記各ポートの連通状態を制御するスプール弁と、該スプール弁の内部に設けられた接続通路と、該接続通路の内部に設けられ、該接続通路の一方側から他方側への作動油の流れを許容し、他方側から一方側への作動油の流れを規制する逆止弁と、を備え、
前記スプール弁は、軸方向の移動ポジションを切り換え可能とし、
前記第3ポートと前記第2ポートを連通し、前記第1ポートと前記第4ポートを連通する第1ポジションと、前記第2ポートと前記第1ポートをそれぞれ塞ぐ第2ポジションと、前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートを連通する第3ポジションと、前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートとの連通を規制し、かつ前記接続通路及び前記逆止弁を介して前記第2ポートから前記第1ポートへの前記作動油の流れを許容し、前記第1ポートから前記第2ポートへの前記作動油の流れを規制する第4ポジションと、を有する。
さらに好ましい態様としては、前記第3ポジションは、前記スプール弁が前記第2ポジションから軸方向の他方側へ所定量移動した位置であり、第1外周溝を介して前記第2ポートと第4ポートを連通すると共に、第2外周溝を介して第3ポートと第1ポートを連通する。
前記油圧制御弁は、前記進角作動室と前記遅角作動室の一方に連通する第1ポートと、前記進角作動室と前記遅角作動室の他方に連通する第2ポートと、機関によって駆動されるポンプの吐出通路に連通する第3ポートと、ドレン通路に連通する第4ポートと、を有する筒状のバルブボディと、
前記バルブボディの軸方向に移動可能であって、前記移動ポジションによって前記各ポートの連通状態を制御するスプール弁と、
該スプール弁の内部に設けられた接続通路と、
該接続通路の内部に設けられ、該接続通路の一方側から他方側への作動油の流れを許容し、他方側から一方側への作動油の流れを規制する逆止弁と、
を備え、
前記スプール弁は、
前記第3ポートと前記第2ポートを連通する共に、前記第1ポートと前記第4ポートを連通する第1ポジションと、
前記第2ポートと前記第1ポートをそれぞれ塞ぐ第2ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートを連通する第3ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートとの連通を規制し、かつ前記接続通路及び前記逆止弁を介して前記第2ポートから前記第1ポートへの前記作動油の流れを許容し、前記第1ポートから前記第2ポートへの前記作動油の流れを規制する第4ポジションと、を有している。
さらに好ましい態様としては、前記油圧制御弁は、前記スプール弁を一方向へ付勢する付勢部材を有すると共に、前記スプール弁を前記付勢部材の付勢力に抗して他方向へ移動させるアクチュエータを有する。
31…電磁アクチュエータ(アクチュエータ)、 32…進角ポート(第1ポート)、 33…遅角ポート(第2ポート)、 34…供給ポート(第3ポート)、 35…ドレンポート(第4ポート)、 36…ドレン通路、 39…第1外周溝、 40…第2外周溝、 41…第1通孔、 42…第2通孔、 43…バルブシート、 44…ボール弁体、 45…コイルスプリング、 48…ケーシング、 50…ソレノイド、 52…固定鉄心、 53…駆動部材、 54…押圧部、 61…チェック弁、 63…コントロールユニット
Claims (15)
- クランクシャフトからの回転力が伝達され、内部に作動室を有するハウジングと、
カムシャフトに固定され、前記ハウジング内に相対回転可能に収容されて前記作動室を進角作動室と遅角作動室に分けるベーンを有するベーンロータと、
を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記油圧制御弁は、
前記進角作動室に連通する第1ポートと、前記遅角作動室に連通する第2ポートと、機関によって駆動されるポンプの吐出通路に連通する第3ポートと、ドレン通路に連通する第4ポートと、を有するバルブボディと、
前記各ポートの連通状態を制御するスプール弁と、
該スプール弁の内部に設けられた接続通路と、
該接続通路の内部に設けられ、該接続通路の一方側から他方側への作動油の流れを許容し、他方側から一方側への作動油の流れを規制する逆止弁と、
を備え、
前記スプール弁は、軸方向の移動ポジションを切り換え可能とし、
前記第3ポートと前記第2ポートを連通し、前記第1ポートと前記第4ポートを連通する第1ポジションと、
前記第2ポートと前記第1ポートをそれぞれ塞ぐ第2ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートを連通する第3ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートとの連通を規制し、かつ前記接続通路及び前記逆止弁を介して前記第2ポートから前記第1ポートへの前記作動油の流れを許容し、前記第1ポートから前記第2ポートへの前記作動油の流れを規制する第4ポジションと、
を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記第4ポジションは、前記第1ポジションから第3ポジションに対して前記スプール弁の軸方向の最端部の移動位置であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記油圧制御弁は、前記スプール弁を一方向へ付勢する付勢部材を有すると共に、前記スプール弁を前記付勢部材の付勢力に抗して他方向へ移動させるアクチュエータを有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記第4ポジションは、アクチュエータが前記スプール弁を前記付勢部材の付勢力に抗して他方向へ最大に移動させた位置であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁 - 請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記バルブボディは、前記ベーンロータの内部の回転軸方向に挿入して設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項5に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記バルブボディは、前記ベーンロータをカムシャフトに固定するカムボルトによって形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記内燃機関のバルブタイミング制御装置は、内燃機関の吸気側カムシャフトに設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記スプール弁は、
第1ランド部と、第2ランド部及び第3ランド部を有し、前記第1ランド部と第2ランド部の間に形成され、前記接続通路の一方側と連通する第1外周溝と、前記第2ランド部と第3ランド部との間に形成され、前記接続通路の他方側と連通する第2外周溝と、を有し、
前記第4ポジションでは、前記第2外周溝及び前記接続通路を介して前記第3ポートと前記第1ポートを連通すると共に、前記第1外周溝と接続通路および逆止弁を介して前記第2ポートと第1ポートを連通することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項8の記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記第1ポジションは、前記スプール弁が軸方向の一方向側へ最大移動した位置であり、前記第1外周溝と接続通路を介して前記第3ポートと第2ポートが連通した状態になっていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項8に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記第2ポジションは、前記スプール弁が軸方向の最大一方向側の位置から他方側へ所定量移動した位置であり、前記第2ランド部によって第2ポートが閉止されると共に、前記第3ランド部によって前記第1ポートが閉止されて、前記遅角作動室と進角作動室内に油圧を保持することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - 請求項8に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁であって、
前記第3ポジションは、前記スプール弁が前記第2ポジションから軸方向の他方側へ所定量移動した位置であり、第1外周溝を介して前記第2ポートと第4ポートを連通すると共に、第2外周溝を介して第3ポートと第1ポートを連通することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁。 - クランクシャフトからの回転力が伝達され、内部に作動室を有するハウジングと、
カムシャフトに固定され、前記ハウジング内に相対回転可能に収容されて前記作動室を進角作動室と遅角作動室に分けるベーンを有するベーンロータと、
前記遅角作動室と進角作動室に対して油圧を給排制御する油圧制御弁と、
を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記油圧制御弁は、
前記進角作動室と前記遅角作動室の一方に連通する第1ポートと、前記進角作動室と前記遅角作動室の他方に連通する第2ポートと、機関によって駆動されるポンプの吐出通路に連通する第3ポートと、ドレン通路に連通する第4ポートと、を有する筒状のバルブボディと、
前記バルブボディの軸方向に移動可能であって、前記移動ポジションによって前記各ポートの連通状態を制御するスプール弁と、
該スプール弁の内部に設けられた接続通路と、
該接続通路の内部に設けられ、該接続通路の一方側から他方側への作動油の流れを許容し、他方側から一方側への作動油の流れを規制する逆止弁と、
を備え、
前記スプール弁は、
前記第3ポートと前記第2ポートを連通する共に、前記第1ポートと前記第4ポートを連通する第1ポジションと、
前記第2ポートと前記第1ポートをそれぞれ塞ぐ第2ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートを連通する第3ポジションと、
前記第1ポートと前記第3ポートを連通すると共に、前記第2ポートと前記第4ポートとの連通を規制し、かつ前記接続通路及び前記逆止弁を介して前記第2ポートから前記第1ポートへの前記作動油の流れを許容し、前記第1ポートから前記第2ポートへの前記作動油の流れを規制する第4ポジションと、
を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項12に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記第4ポジションは、前記第1ポジションから第3ポジションに対して前記スプール弁の軸方向の最端部の移動位置であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項12に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記油圧制御弁は、前記スプール弁を一方向へ付勢する付勢部材を有すると共に、前記スプール弁を前記付勢部材の付勢力に抗して他方向へ移動させるアクチュエータを有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項14に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記第4ポジションは、アクチュエータが前記スプール弁を前記付勢部材の付勢力に抗して他方向へ最大に移動させた位置であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016182552A JP6704823B2 (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁及び内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
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JP2016182552A JP6704823B2 (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置の油圧制御弁及び内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11391187B2 (en) | 2019-01-21 | 2022-07-19 | Hitachi Astemo, Ltd. | Control valve used in valve timing control device for internal combustion engine and valve timing control system for internal combustion engine |
-
2016
- 2016-09-20 JP JP2016182552A patent/JP6704823B2/ja active Active
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US11391187B2 (en) | 2019-01-21 | 2022-07-19 | Hitachi Astemo, Ltd. | Control valve used in valve timing control device for internal combustion engine and valve timing control system for internal combustion engine |
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