JP2018041802A - 電子部品の実装方法及び実装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実装基板を加熱しながら実装する場合において、非常に高い精度で、短時間で位置補正し、実装基板に実装可能な電子部品の実装方法及び装置を提供する。【解決手段】 電子部品7を保持し実装基板32の実装位置に実装する実装ヘッド3と、実装ヘッドに対向し実装基板及びキャリブレーション基板をそれぞれ吸着可能なステージ2と、実装ヘッド又はステージを相対的に上下方向と交差する横方向に移動する駆動機構8と、ステージに吸着されたキャリブレーション基板の少なくとも同一の実装位置対応箇所Giを含む領域43の画像が同時に撮像可能な複数のカメラ4a,4bとを備える。複数のカメラから同時に撮像された複数の画像の実装位置対応箇所の情報から、電子部品の実装位置の補正量を算出する画像処理装置5を備え、補正量を基に電子部品を実装基板の実装位置に実装する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品の実装位置を補正しながら電子部品を実装する電子部品の実装方法及び実装装置に関する。
近年、スマートフォン又はタブレット端末に代表される電子機器の小型化及び高性能化の進展に伴い、これらの端末に使用される半導体素子に代表される電子部品の高密度化、電極端子の多ピン化、及び、狭ピッチ化の流れが加速している。そのため、基板に電子部品を実装する実装装置においては、基板に高精度で実装することが求められている。
通常、基板に電子部品を高精度で実装するために、電子部品の実装装置は基板認識用のカメラを備えており、基板認識用のカメラによって基板を撮像することにより基板の位置を検出し、位置検出結果に基づいて部品搭載時の位置合わせが行われる。しかし、基板認識用カメラの光学系座標の位置は、必ずしも、制御データ上で示される位置にあるとは限らない。例えば、カメラを移動させるボールねじなどの移動機構の誤差が生じること、又は実装エリア内の各位置で温度差があるため熱膨張量に差が生じることにより、位置ずれを生じる。そのため、電子部品実装の対象となる実装エリア内の各位置での固有の位置ずれ量を求める、いわゆるキャリブレーションを行う機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7A及び図7Bは、特許文献1で提案されている電子部品の実装方法におけるキャリブレーションの説明図である。図7A及び図7Bを用いて、実装位置のキャリブレーション方法において説明する。
図7Aはキャリブレーション機能を備えた電子部品の実装装置の平面図である。特許文献1の電子部品の実装装置は、部品供給部105と、基板搬送部102と、基板搬送部102の上方には、実装ヘッド103と、実装ヘッド103と一体化し隣接して設けられたカメラ104とが配置され、実装ヘッド103とカメラ104とは一体となってX駆動軸106及びY駆動軸107によって、キャリブレーション基板101の上方に移動する。キャリブレーション基板101には、予め格子状に一定間隔のピッチで計測点Piの位置に認識マークが形成されており、基板搬送部102上の任意の位置に固定させる。
次に、X駆動軸106及びY駆動軸107を駆動させ、カメラ104をキャリブレーション基板101の計測点Piが認識される位置に1個ずつ移動させて、各計測点Piの認識マークを1個ずつ撮像及び認識する。
図7Bは、計測点Piにおける制御データとカメラ104とでの認識との位置ずれ量を示す説明図である。カメラ104が計測点Piの位置に移動された時、制御データ上では光学座標系の原点Oの位置に移動するように制御されるが、カメラ104による認識結果では、計測点Piは座標(Δxi、Δyi)の位置になる。この位置ズレ量(Δxi、Δyi)を計測点Piごとの固有の位置誤差とし、全計測点での位置誤差を取得することにより、キャリブレーション基板101全体のキャリブレーションデータを得ることができる。
特許文献1に記載の方法によれば、基板全体のキャリブレーションデータに基づき位置補正し実装することにより、基板に電子部品を高精度で実装できるとされている。
特開2002−9495号公報
電子部品の高精度実装を実装以降の工程でも維持するためには、例えばダイアタッチフィルム、ダイアタッチペースト、異方性導電性接着剤、又は、非導電接着剤などの熱硬化型材料を用いて、基板を加熱しながら実装することにより、十分な接着強度を確保することが必要になる。しかし、基板を加熱する場合、基板を固定する吸着ステージ内の温度分布が不均一なため、ステージ及びステージ近傍の機構部品には、それぞれ不均一な熱膨張が生じる。また、吸着ステージの吸着溝のレイアウトにより、吸着溝近傍の基板は収縮し、吸着溝が無い部分の基板は膨張する、といったように、基板の変形量が不均一になる。特に、大型の基板を用いて高温に加熱する場合、これらの傾向は顕著に見られる。
そのために、常温で特許文献1の方法でキャリブレーションを行い、基板の熱膨張係数に実装時の温度差を掛けて求めた熱膨張量を加味して位置補正し、加熱しながら実装した場合でも、常温に冷却すると、所定の実装位置からの位置ずれ量が大きくなる問題があった。また、ステージを加熱しながら特許文献1の方法でキャリブレーションを行うと、カメラ又はステージを駆動するボールねじの軸方向の隙間が熱膨張で不均一になるために、カメラ又はステージの停止位置が安定せず、各計測点の位置誤差が大きくなる問題があった。さらに、測定の精度を上げるためには、X駆動軸106及びY駆動軸107のそれぞれの動作速度を遅くし、それぞれの駆動軸の振動が収まった状態で測定しなければならず、基板全体のキャリブレーションに時間がかかり、生産現場に適用しにくい問題もあった。
さらに、カメラ又はステージの駆動による誤差を無くすために、キャリブレーション基板101の画像が視野全体に入るような1個の高画素及び高解像度のカメラ104を用い、キャリブレーション基板101の画像全体が映る位置にカメラ104を移動させ、画像を撮像して画像から計測点の座標を算出する場合においても、カメラ104の光軸に対しキャリブレーション基板101を完全な垂直方向に配置するのは困難である。カメラ104の光軸に対してキャリブレーション基板101は任意の角度で傾き、その傾きは、ステージの加熱によりさらに大きくなる。しかし、1個のカメラ104でキャリブレーション基板101の画像を常温時及び加熱時にそれぞれ撮像した場合、各計測点Piでの変位がカメラ104の光軸と加熱されたキャリブレーション基板101の傾きとによって生じるのか、あるいはキャリブレーション基板101自体の熱変形によって生じるものかを区別することができない。そのため、画像における各計測点Piの変位に基づき常温時と加熱時との差分で位置補正した場合、各計測点Piでの位置誤差が極めて大きくなる問題がある。
よって、前記したような様々な要因により、基板を加熱しながら電子部品を実装する場合に、位置ずれ誤差が大きくなり、高い精度での実装ができず、かつキャリブレーションを短時間で行うこともできなかった。
本発明は、前記課題を鑑み、基板を加熱しながら電子部品を実装する場合においても、位置ずれ誤差を大きく低減して非常に高い精度で実装でき、かつキャリブレーションを短時間で行うことが可能な電子部品の実装方法及び実装装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかる電子部品の実装方法は、キャリブレーション基板を用いて電子部品の実装位置の補正データを算出し、
前記補正データに基づく前記実装位置に、前記電子部品を実装温度まで加熱された実装基板に実装し、
前記電子部品が実装された前記実装基板を保証温度に加熱又は冷却する実装方法であって、
前記実装位置の補正データは、
前記キャリブレーション基板をステージに吸着し、
複数のカメラによって前記キャリブレーション基板の少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像を同時に撮像し、
前記複数のカメラで同時に撮像された複数の画像から、前記領域のうちの前記実装位置対応箇所の情報を基に、前記実装位置の補正量を算出することによって取得される。
さらに、本発明の別の態様にかかる電子部品の実装装置は、電子部品を保持して実装基板の実装位置に実装する機能を備えた実装ヘッドと、
前記実装ヘッドに対向するように設けられて前記実装基板及びキャリブレーション基板をそれぞれ吸着可能なステージと、
前記実装ヘッド又は前記ステージを相対的に上下方向と交差する横方向に移動する駆動機構と、
前記ステージに吸着された前記キャリブレーション基板の少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像が同時に撮像できるように前記ステージに対し同じ高さに配置された、解像度、倍率、及び、焦点距離が同一の複数のカメラと、
を備えた電子部品の実装装置であって、
前記複数のカメラから同時に撮像された複数の画像の前記実装位置対応箇所の情報から、前記実装位置対応箇所に対応する前記電子部品の前記実装位置の補正量を算出する画像処理装置を備えて、
算出された前記実装位置の補正量を基に、前記実装ヘッドで保持した前記電子部品を、前記ステージに吸着された前記実装基板の前記実装位置に実装する。
本発明の前記態様によれば、基板を加熱しながら実装する場合であっても、毎回実装基板の認識マークを認識することなく、位置ずれ誤差を大きく低減して非常に高い精度で実装でき、かつ短時間で位置補正することが可能になる。
本発明の実施の形態における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図 本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法を示す説明図 本発明の実施の形態におけるキャリブレーション基板のパターンの例を示す平面図 図3Aにおいて保証温度Tで第1カメラによって観察されたキャリブレーション基板のパターンを示す拡大平面図 図3Aにおいて保証温度Tで第2カメラによって観察されたキャリブレーション基板のパターンを示す拡大平面図 図3Aにおいて実装温度Tで第1カメラによって観察されたキャリブレーション基板のパターンを示す拡大平面図 図3Aにおいて実装温度Tで第2カメラによって観察されたキャリブレーション基板のパターンを示す拡大平面図 本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法の流れを示す工程フロー図 本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図 本発明の実施の形態の変形例における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図 従来の電子部品の実装方法におけるキャリブレーションの説明図 図7Aのキャリブレーションのより詳細な説明図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図である。図1に示す本発明の電子部品の実装装置は、実装ヘッド3と、ステージ2と、駆動機構8と、カメラ4と、画像処理装置5とを少なくとも備えている。さらに、図1では、実装装置は、電子部品7の供給部31を備えている。
この実装装置では、キャリブレーション基板1を用いて電子部品7の実装位置の補正データを算出し、補正データに基づく実装位置に、電子部品7を実装温度Tまで加熱された実装基板32に実装し、電子部品7が実装された実装基板32を保証温度Tに加熱又は冷却するものである。
実装ヘッド3は、電子部品7の供給部31から電子部品7を保持(例えば吸着)し加熱及び加圧して実装基板32(図6A参照)に実装する機能を備えている。一例として、実装ヘッド3はX方向及びZ方向に移動可能であり、ステージ2はX方向及びY方向に移動可能としている。
ステージ2は、実装ヘッド3に対向可能に設けられて、キャリブレーション基板1及び実装基板32をそれぞれ個別に載置及び吸着可能としている。
ここで、キャリブレーション基板1の表面にはパターンが予め設けられており、パターンを有するキャリブレーション基板1が、ステージ2上に載置されて吸着される。ステージ2には、真空吸着、又は、メカ式固定又は静電吸着のいずれかの方法による基板固定機能が設けられている。パターンは、例えば、めっき、スパッタリング、蒸着、インク、又は、スプレーによって形成され、規則的なパターン又は不規則的なパターンが使用できる。
駆動機構8は、ステージ2の平面の表面に対して表面沿いの方向及び表面と直交する垂直方向に実装ヘッド3をそれぞれ独立して移動させる。一例として、駆動機構8は、実装ヘッド3をX方向及びZ方向に移動可能としているが、これに限られるものではなく、実装ヘッド3をY方向及びZ方向に移動可能としてもよいし、実装ヘッド3をX方向及びY方向及びZ方向に移動可能としてもよい。また、駆動機構8は、実装ヘッド3を駆動する代わりに、ステージ2を表面沿いの方向、言い換えれば、上下方向と交差する横方向に移動させるようにしてもよい。
カメラ4は、第1カメラ4aと第2カメラ4bとで構成する一対の画像撮像装置として機能する。第1カメラ4aと第2カメラ4bは、ステージ2に吸着されたキャリブレーション基板1の少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像を同時に撮像する。実装装置の第1カメラ4a及び第2カメラ4bは、それぞれ、キャリブレーション基板1全体が同時に撮像できる位置に、キャリブレーション基板1に対して、キャリブレーション基板1の上方で互いに同じ高さでかつステージ表面に対して異なる角度で配置される。ここで、第1カメラ4aと第2カメラ4bには、同一倍率及び同一焦点距離のレンズを用いかつ同一解像度の例えばCCD又はCMOSなどの撮像素子を用いる。一対のカメラ4によって、キャリブレーション基板1のパターンの画像であって、少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像を同時に一括でそれぞれ撮像する。
画像処理装置5は、カメラ4で撮像された画像の情報から、実装位置対応箇所の位置座標に換算する機能を有している。
画像処理装置5は、一対のカメラ4により同時に撮像された2枚の画像を画像処理して、キャリブレーション基板1上の任意の点(例えば、実装位置対応箇所)GiをX,Y,Z座標に換算して、最終的に、実装位置の補正量を取得する。ここで、キャリブレーション基板1上の任意の点Giに対して、2個の第1カメラ4aと第2カメラ4bとで同時に撮像するため、第1カメラ4a及び第2カメラ4b(の撮像素子)から任意の点(例えば、実装位置対応箇所)Giへ向かう直線とステージ表面との間でなす角度と、第1カメラ4a及び第2カメラ4bの距離(ステージ表面と平行な面での距離)とから、任意の点Giの位置座標を算出できる。ここで、任意の点Giのiは、1以上の整数であり、キャリブレーション基板1の任意の点の総数以下の整数である。
この方法によれば、第1カメラ4aと第2カメラ4bとがキャリブレーション基板1に対して撮像した画像情報を基に、画像処理装置5で高い精度で位置座標を算出することが可能になる。また、撮像のタイミングが、同時ではなく、2つの第1及び第2カメラ4a,4bで時間的にずれると、キャリブレーション基板1の振動又は揺れ又は温度変化などによって、算出された位置のばらつきが大きくなる。これに対して、2つの第1及び第2カメラ4a,4bで同時に撮像することにより、前記ばらつきを無くして、高い精度で位置を算出することが可能になる。
本実施の形態によれば、キャリブレーション基板1に対して第1及び第2カメラ4a,4bを傾けて設置できるようになり、実装装置の限られた空間の中に2つの第1及び第2カメラ4a,4bを配置する自由度が増え、実装装置の設計が容易になるといった効果もある。
本発明の実施の形態における実装方法において使用する実装位置の補正データは、
キャリブレーション基板1をステージ2に吸着し、
複数のカメラ4a,4bによってキャリブレーション基板1の少なくとも同一の実装位置対応箇所Gを含む領域43の画像を同時に撮像し、
複数のカメラ4a,4bで同時に撮像された複数の画像から、領域43のうちの実装位置対応箇所Gの情報を基に、実装位置の補正量を算出するものである。以下、詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法を示す説明図である。実装温度Tよりも低い保証温度Tで電子部品7間の距離が一定間隔になるように、実装温度Tで実装位置を補正しながら電子部品7を実装基板32に実装する方法について説明する。以下に、保証温度Tでの電子部品7間の間隔が、X方向及びY方向でそれぞれPx及びPyになる場合について述べる。
まず、保証温度Tで第1カメラ4a及び第2カメラ4bによってキャリブレーション基板1全体の画像を同時に撮像した後、画像処理装置5において、第1カメラ4aで撮像されたキャリブレーション基板1の画像を、X方向及びY方向でそれぞれPx及びPyの間隔で格子状に区切る。
次に、画像処理装置5において、第1カメラ4aにおける格子42の全頂点において頂点近傍の領域の画像と同等の画像(例えば、図3A等について後述するように、パターンが互いに類似する領域の画像)を、第2カメラ4bで同時に撮像された画像から例えばパターンマッチングなどの処理により検出し、第2カメラ4bで撮像された画像において、第1カメラ4aで撮像された画像をX方向及びY方向でそれぞれPx及びPyの間隔で区切った格子42の頂点に相当する座標を算出する。格子の全頂点において、第1カメラ4a及び第2カメラ4bで算出された座標を基に、絶対座標を画像処理装置5で算出する。ここで、格子の頂点A1、1、1、で囲まれた四角形Aの重心位置を点Gi1とする。ここで、一例として、各重心位置は、実装基板32の実装位置に対応する実装位置対応箇所である。
次に、実装温度Tにおいても、保証温度Tと同様に、キャリブレーション基板1全体の画像を第1カメラ4a及び第2カメラ4bで1枚ずつ同時に撮像した後、画像処理装置5で画像処理を行い、格子の頂点を絶対座標に画像処理装置5で変換する。画像処理装置5において、輝度分布解析などの画像処理手法により、保証温度Tにおける四角形Aが、実装温度Tにおいて四角形Aへ変形することを捉えた後、四角形Aの重心位置Gi2を算出する。画像処理装置5において、実装温度Tにおける重心位置Gi2と保証温度Tにおける重心位置Gi1との差が、実装位置対応箇所の補正量、言い換えれば、実装基板32での実装位置の補正量になる。
このようにして、位置補正量を画像処理装置5で算出することができる。
よって、半導体素子などの電子部品7を、円形又は矩形等の実装基板32に、X方向及びY方向でそれぞれPx及びPyの間隔で格子状に配列されるように、実装温度Tで実装する場合、格子状の四角形の重心位置に、上述の位置補正量を加えた位置を実装位置として実装すればよい。実装後に、実装温度Tから保証温度Tに実装基板32を戻した場合、電子部品7の中心間の距離は、X方向及びY方向でそれぞれPx及びPyで等間隔になる。
この実装方法によれば、実装温度Tでのキャリブレーション基板1の変形量を全実装位置において算出するため、実装基板32に電子部品7を等間隔で実装することが可能になる。
この図2の補正量の算出を、より具体的に、キャリブレーション基板1に適用する例について説明する。図3Aは、本発明の実施の形態におけるキャリブレーション基板1のパターンの例を示す平面図である。キャリブレーション基板1上の四角形Aの1つの頂点A近傍には、不規則パターンの一例として斑点模様のパターン40が形成されている。
まず、保証温度Tにおいて、第1カメラ4a及び第2カメラ4bによって同時に撮像されて、それぞれ、頂点A近傍の画像としては、図3B及び図3Cのように観察される。この図3Bにおいて、図3Bの実線の枠41で囲まれた領域43のパターンの重心位置をA1aとして画像処理装置5で算出する。ここで、この枠41で囲まれた領域43とは、実装位置対応箇所の例である重心位置A1aを含む領域である。
次に、図3Cにおいて、図3Bの実線の枠41で囲まれた領域43の斑点模様のパターンと同等の斑点模様のパターンを画像処理装置5でパターンマッチングなどにより検出し、その重心位置をA1bとして画像処理装置5で算出する。これらのパターンは、実装温度Tにおいて、加熱又は吸着固定によりキャリブレーション基板1自体が変形すると、その表面のパターンも、キャリブレーション基板1自体の変形に追従して変形する。
次に、実装温度Tにおいて、第1カメラ4a及び第2カメラ4bによって同時に撮像されて、それぞれ、頂点A近傍の画像としては、図3D及び図3Eのように観察される。ここで、図3B及び図3Cにて実線の枠41で囲まれた領域43のパターンは、それぞれ、図3D及び図3Eの実線の枠41で囲まれた領域43に移動する。重心位置は、それぞれ、A1a、A1bからA2a、A2bになる。2つの第1及び第2カメラ4a,4bではそれぞれ異なった方向に変位したように見えるが、重心位置A1a、1b、2a、A2bの座標と、第1カメラ4a及び第2カメラ4b間の距離と、第1カメラ4a及び第2カメラ4bからキャリブレーション基板1に向けてステージ2の表面との間でなすそれぞれの角度とから、頂点A、Aの絶対座標を画像処理装置5で算出し、その差分を頂点Aの変位量(ΔX、ΔY)として画像処理装置5で導出するため、高い精度で変位量(位置座標の補正量)を画像処理装置5で算出することができる。頂点Aと同様に、キャリブレーション基板1上の格子の全頂点を画像処理装置5で解析することにより、各頂点の座標の変位量(位置座標の補正量)を画像処理装置5で導出することができる。なお、デジタル画像相関法を画像処理装置5で用いた場合について説明したが、この手法に限られない。一般的な画像解析法を画像処理装置5で用いてもよい。
図4は、本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法の流れを示す工程フロー図である。図5は、本発明の実施の形態における実装位置の補正量の算出方法を示すタイミングチャートである。図6Aは、実施の形態における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図である。図1及び図4及び図5及び図6Aに基づき、実装補正量の算出方法を説明する。
まず、ステップS1では、基板収納ユニット(図示せず)に収納されたキャリブレーション基板1を基板収納ユニットから搬送ジグ(図示せず)を用いて取り出し、ステージ2上に載置する。ここで、ステージ2によるキャリブレーション基板1の真空吸着は行わない。キャリブレーション基板1は、例えば、シリコン、ガラス、ステンレス、又は銅から成る。キャリブレーション基板1の外形寸法は、例えば200mm×200mm〜600mm×600mmであり、キャリブレーション基板1の表面には例えば斑点状のパターンが形成されている。
次に、ステップS2では、キャリブレーション基板1の温度が保証温度Tになった時間t11において、第1カメラ4a及び第2カメラ4bを用いてキャリブレーション基板1全体の画像C11A、C11Bを同時に撮像する。ここで、保証温度Tは例えば25℃である。
その後、ステップS3では、ステージ2を少なくとも実装温度Tまで加熱した後、ステージ2の多数の吸着溝2aに連結された真空吸着装置10をONしてキャリブレーション基板1をステージ2に吸着させて、キャリブレーション基板1をステージ2に固定する。
次いで、ステップS4では、キャリブレーション基板温度が実装温度Tになった時間t21において、第1カメラ4a及び第2カメラ4bを用いてキャリブレーション基板1全体の画像C21A、C21Bを同時に撮像する。ステップS2及びステップS4でそれぞれ撮像された画像のデータを画像処理装置5に取り込む。第1カメラ4a及び第2カメラ4bにより同時に撮像されたそれぞれの画像には、少なくとも、同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像を含んでおればよい。
その後、ステップS5では、キャリブレーション基板1をステージ2から取り外して基板収納ユニットに収納する。
その後、ステップS3及びステップS4と同様の工程を繰り返す場合には、ステップS8で、ステップS1と同様に、基板収納ユニットに収納されたキャリブレーション基板1を基板収納ユニットから搬送ジグを用いて取り出し、ステージ2上に搭載した後、ステップS3〜ステップS5を行う。例えば、ステップS3及びステップS4を2回行うときには、時間t22、23において、第1カメラ4a及び第2カメラ4bを用いてキャリブレーション基板1全体の画像C22A、C22B、画像C23A、C23Bをそれぞれ同時に撮像したのち、それらを画像処理装置5に取り込む。ここで、実装温度Tは例えば150℃である。
次に、ステップS6では、画像処理装置5を用い、画像C11AとC11B、画像C21AとC21Bl、画像C22AとC22B、画像C23AとC23Bを格子42の頂点座標に変換した後、上述の重心位置の算出方法に基づき、保証温度Tかつ時間t11における実装位置対応箇所の位置座標(X1Gi,Y1Gi)及び、実装温度Tかつ時間t21、22、23における実装位置対応箇所の位置座標(X2Gi1,Y2Gi1)、(X2Gi2,Y2Gi2)、(X2Gi3,Y2Gi3)を画像処理装置5で導出する。さらに、画像処理装置5において、実装位置対応箇所の位置座標(X2Gi1,Y2Gi1)、(X2Gi2,Y2Gi2)、(X2Gi3,Y2Gi3)を平均化して実装温度Tでの実装位置対応箇所の位置座標(X2Gi,Y2Gi)とする。
さらに、ステップS7では、実装温度Tにおける実装位置対応箇所の位置座標(X2Gi,Y2Gi)から、保証温度Tにおける実装位置対応箇所の位置座標(X1Gi,Y1Gi)を引き、実装位置対応箇所ごとの位置補正量(Δxi,Δyi)を画像処理装置5で算出する。
以上が、画像処理装置5による位置補正量の導出方法である。
なお、前記の実施の形態では、保証温度Tでは1回、実装温度Tでは3回の事例を示したがこれに限られない。実装温度Tにおいても1回の場合、短時間で位置補正量を導出することができる。
また、キャリブレーション基板1の吸着、取り外しを繰り返し、画像を取り込む回数を増やすことにより、さらに位置補正精度が向上する効果がある。また、キャリブレーション基板1は、基板収納ユニットを用い、搬送ジグでキャリブレーション基板1を吸着する方法を述べたがこれに限られない。手作業でキャリブレーション基板1をステージ2から取り外し、ステージ2に載置吸着しても同じ効果が得られる。
実装基板32を加熱する場合、実装基板32が反るだけでなく、実装工程において実装基板32をステージ2に吸着する時、吸着位置にばらつきがあるため、載置及び吸着ごとに実装基板32の変形にばらつきがある。キャリブレーション基板1の吸着、取り外しを繰り返し、画像を複数回取り込むことにより、実装位置対応箇所の位置のばらつきを考慮に入れた平均値が算出でき、位置補正精度が一層向上する効果がある。
また、保証温度T又は実装温度Tの温度が高温の場合、輻射熱によりキャリブレーション基板近傍の空気が加熱され空気の温度ばらつきが生じ、カメラ4で画像を取り込む際に陽炎のように空気がゆらぎ画像が歪む。このような場合、複数回画像を取り込んで平均化してもよい。このように構成すれば、キャリブレーション基板1が高温であっても、高い位置補正精度を確保することができる。


次に、前記位置補正量の導出方法を用いて、電子部品を実装基板32に実装する方法について説明する。実装時に、実装温度Tで各実装位置の設計座標(x,y)に、上述の方法で画像処理装置5で求めた位置補正量(Δx,Δy)を加えた座標(x+Δx,y+Δy)の位置に実装することにより、保証温度Tに戻した時に、各実装位置の座標は(x,y)になる。
一例として、具体的な実施例に基づいて説明する。外形寸法が直径300mm、厚みが0.7mm、線膨張係数が8ppm/℃[すなわち、μm/℃/m]でありガラスから成る円形の実装基板32に、電子部品7たる半導体素子を実装する場合について説明する。半導体素子は10mm×10mmで厚みが0.3mmであり、設計上の半導体素子間の実装ピッチ間隔は15mmである。それぞれ画素数500万画素の第1カメラ4a及び第2カメラ4bを用いて、キャリブレーション基板1上のパターンの変化を、30℃でステージ2での吸着OFFの状態及び150℃でステージ2での吸着ONの状態でそれぞれ同時に撮像した。画像処理装置5での画像解析により、30℃と150℃とでは最大130〜160μmの位置ズレが発生することがわかった。15mmピッチの実装位置における位置補正量を画像処理により画像処理装置5で求め、位置補正量を加算した位置である実装位置に、加熱又は冷却により150℃に維持した実装基板32へ、図6Aの実装装置で実装を行った。
その後、実装基板32をステージ2から取り外して、電子部品の実装位置の設計値に対する位置ズレ量を、30℃で、測定顕微鏡を用いて測定した。その結果、実装位置200点に対し、実装位置ズレ量が、x、y方向において、共に±3μm以内に収まることを確認した。また、画像は30℃で1枚、150℃で3枚、2つの第1及び第2カメラ4a,4bで同時に撮像したが、1枚当たり10ms以内と短時間で撮像できた。
以上の実施の形態では、カメラ4が2個のカメラ4a、4bで構成される場合について説明したが、これに限られない。3個以上のカメラ4を用いても構わない。例えば、図6Bは、本発明の実施の形態の変形例における電子部品の実装装置の構成を示す概略構成図である。カメラ4がカメラ第1〜第3カメラ4a、4b、4cの3個のカメラで構成される点で図1の実装装置とは異なっている。障害物6は、例えば柱、又は、間仕切りなどから成る。キャリブレーション基板1上の実装位置対応箇所の1つの例である点Giaは、第1カメラ4a及び第2カメラ4bで同時に撮像する。キャリブレーション基板1上の実装位置対応箇所の別の例である点Gibは障害物6によって遮られて第1カメラ4aからは撮像できないが、第2カメラ4bと第3カメラ4cとの位置からは同時に撮像できる。第1カメラ4aと第2カメラ4bとによって撮像できない領域を、第3カメラ4cで補うことによって、キャリブレーション基板1全体の実装位置の補正量を算出することができ、キャリブレーション基板1全体において高精度に実装することが可能になる。特に、図1の実装装置の場合よりも、一層大きな実装基板32に適用できる効果がある。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、実装基板32を加熱しながら電子部品7を実装する場合において、実装基板32に認識マークを設けなくても、位置ずれ誤差を大きく低減して非常に高い精度で、かつ、短時間で位置補正(キャリブレーション)して実装基板32に高精度で実装することが可能になる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、不規則パターンとしては、例えば、斑点に限らず、任意の形状、模様、又は図柄などの不規則パターンであってもよい。任意の不規則パターンの場合には、いずれの箇所からでも、実装位置対応箇所を算出することができる利点がある。また、不規則パターンの代わりに、任意の形状、模様、又は図柄などの規則パターンなどとしてもよい。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様に係る電子部品の実装方法及び実装装置は、基板を加熱しながら電子部品を非常に高い精度で実装でき、かつキャリブレーションを短時間で行うことができる効果を有し、高速大容量メモリ、アプリケーションプロセッサ、CPU、又は、高周波通信モジュールなどの半導体素子の実装方法及び実装装置において特に有用である。
1、101 キャリブレーション基板
2 ステージ
2a 吸着溝
3、103 実装ヘッド
4、4a、4b、4c、104 カメラ
5 画像処理装置
6 障害物
7 電子部品
8 駆動機構
10 真空吸着装置
31 電子部品の供給部
32 実装基板
40 斑点パターン
41 枠
42 格子
43 領域
102 基板搬送部
105 部品供給部
106 X駆動軸
107 Y駆動軸

Claims (3)

  1. キャリブレーション基板を用いて電子部品の実装位置の補正データを算出し、
    前記補正データに基づく前記実装位置に、前記電子部品を実装温度まで加熱された実装基板に実装し、
    前記電子部品が実装された前記実装基板を保証温度に加熱又は冷却する実装方法であって、
    前記実装位置の補正データは、
    前記キャリブレーション基板をステージに吸着し、
    複数のカメラによって前記キャリブレーション基板の少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像を同時に撮像し、
    前記複数のカメラで同時に撮像された複数の画像から、前記領域のうちの前記実装位置対応箇所の情報を基に、前記実装位置の補正量を算出することによって取得される、電子部品の実装方法。
  2. 前記キャリブレーション基板を吸着した後、前記複数のカメラで前記画像を同時に撮像し、前記キャリブレーション基板の吸着を解除したのち再び吸着した後、前記複数のカメラで前記画像を同時に撮像することを行い、前記複数のカメラで前記複数回撮像された画像を基に前記実装位置の補正量を算出する請求項1に記載の電子部品の実装方法。
  3. 電子部品を保持して実装基板の実装位置に実装する機能を備えた実装ヘッドと、
    前記実装ヘッドに対向するように設けられて前記実装基板及びキャリブレーション基板をそれぞれ吸着可能なステージと、
    前記実装ヘッド又は前記ステージを相対的に上下方向と交差する横方向に移動する駆動機構と、
    前記ステージに吸着された前記キャリブレーション基板の少なくとも同一の実装位置対応箇所を含む領域の画像が同時に撮像できるように前記ステージに対し同じ高さに配置された、解像度、倍率、及び、焦点距離が同一の複数のカメラと、
    を備えた電子部品の実装装置であって、
    前記複数のカメラから同時に撮像された複数の画像の前記実装位置対応箇所の情報から、前記実装位置対応箇所に対応する前記電子部品の前記実装位置の補正量を算出する画像処理装置を備えて、
    算出された前記実装位置の補正量を基に、前記実装ヘッドで保持した前記電子部品を、前記ステージに吸着された前記実装基板の前記実装位置に実装する電子部品の実装装置。
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