JP2018039467A - キャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造 - Google Patents

キャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造 Download PDF

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栄治 西澤
Eiji Nishizawa
栄治 西澤
拓哉 菱沼
Takuya Hishinuma
拓哉 菱沼
梅原 努
Tsutomu Umehara
努 梅原
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Abstract

【課題】結合後の歪発生を防止して後工程としての曲り修正を不要とし得、且つガタつき発生を防止してトーションバーの大径化並びに別部品の装備を不要とし得、コスト削減を図り得るキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造を提供する。【解決手段】車両の幅方向へ所要間隔をあけてシャシフレーム上に配設され且つ車両の前後方向へ延びる一対のリンクレバー4と、リンクレバー4間に掛け渡すよう配設されるトーションバー5とを備え、リンクレバー4のボス部4aとボス部4aに嵌入されたトーションバー5の端部とを貫通するよう、ボス部4aとトーションバー5とに貫通孔7を穿設し、貫通孔7に結合ピン8を圧入する。【選択図】図1

Description

本発明は、キャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造に関するものである。
一般に、図6に示される如く、キャブ1を支持するキャブサスペンション2は、四隅部にエアスプリング3(図6には前側の二個のみを図示)を備えており、前記キャブサスペンション2の前端部には、リンクレバー4とトーションバー5とが配設されている。
前記リンクレバー4は、車両の幅方向へ所要間隔をあけてシャシフレーム6上に配設されており、車両の前後方向へ延びるよう一対設けられている。
前記トーションバー5は、前記リンクレバー4間に掛け渡すよう配設されている。
前記リンクレバー4の先端部にはボス部4aが形成され、該ボス部4aに前記トーションバー5の端部が嵌入されており、該トーションバー5の端部全周を溶接することにより、両者を結合する形式のものが知られている。
又、前記ボス部4aの孔の内周面と前記トーションバー5の端部の外周面とに、互いに噛み合う鋸歯状の溝を刻設することにより、両者をスプラインセレーション結合する形式のものも公知となっている。
そして、前記リンクレバー4の先端部に結合されたトーションバー5によって、前記シャシフレーム6又はキャブ1に生じる左右方向の捩れが吸収されるようになっている。
尚、前記キャブサスペンション2のリンクレバー4におけるトーションバー5の結合構造と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平7−315246号公報
しかしながら、前記リンクレバー4とトーションバー5とを溶接結合する形式のものでは、前記リンクレバー4とトーションバー5との結合部に溶接施工による熱が加わることで歪が生じやすく、後工程として曲り修正を行う必要がある上に、溶接可能な材料に制限があり、工程上のコスト増加だけでなく、材料費の増加にもつながり、コスト削減が困難となっていた。
又、前記リンクレバー4とトーションバー5とをスプラインセレーション結合する形式のものの場合、嵌合部に鋸歯状の溝を形成する加工コストが掛かる上に、嵌合部にガタつきが発生するため、繰り返し発生する捩り入力に対して疲労強度の低下、並びにフレッティングによる摩耗発生に伴うガタつき量の増加が生じる。このため、疲労強度の低下を補うべく前記トーションバー5の大径化が必要となったり、或いはガタつきの発生を防止すべく別部品が必要となったりする不具合があり、これに付随してコスト増加が避けられず、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、結合後の歪発生を防止して後工程としての曲り修正を不要とし得、且つガタつき発生を防止してトーションバーの大径化並びに別部品の装備を不要とし得、コスト削減を図り得るキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造は、車両の幅方向へ所要間隔をあけてシャシフレーム上に配設され且つ車両の前後方向へ延びる一対のリンクレバーと、
該リンクレバー間に掛け渡すよう配設されるトーションバーと
を備えたキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造において、
前記リンクレバーの先端部に形成され且つ前記トーションバーの端部が嵌入されるボス部と、
該ボス部と前記ボス部に嵌入されたトーションバーの端部とを貫通するよう、ボス部とトーションバーとに穿設された貫通孔と、
該貫通孔に圧入される結合ピンと
を備えることができる。
前記キャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造において、前記結合ピンはスプリングピンとすることができる。
又、前記キャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造において、前記結合ピンは中実ピンとすることもできる。
本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造によれば、結合後の歪発生を防止して後工程としての曲り修正を不要とし得、且つガタつき発生を防止してトーションバーの大径化並びに別部品の装備を不要とし得、コスト削減を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例を示す斜視図である。 本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例を示す側面図である。 本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例を示す平面図である。 本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例における結合ピン(スプリングピン)を示す側面図である。 本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例における結合ピン(中実ピン)を示す側面図である。 キャブサスペンションのキャブ前端部の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造の実施例であって、図中、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本実施例の場合、リンクレバー4のボス部4aと該ボス部4aに嵌入されたトーションバー5の端部とを貫通するよう、前記ボス部4aとトーションバー5とに貫通孔7を穿設し、該貫通孔7に結合ピン8を圧入するようにしてある。尚、図1及び図3には貫通孔7を片側に二個穿設して、各貫通孔7に結合ピン8を圧入した例を示しているが、貫通孔7の個数と結合ピン8の本数に関しては、必要となる強度に応じて、単数でも複数でも良いことは言うまでもない。
前記結合ピン8は、図4に示す如く、スプリングピン8Aとしてある。該スプリングピン8Aは、薄板を円筒状に巻いて形成されるものであり、図4には円筒の軸線方向へ延びる開口部が直線状のものを示しているが、開口部が波形のものを使用しても良い。又、前記結合ピン8は、必要に応じて、図5に示すような中実ピン8Bを用いることもできる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前記リンクレバー4のボス部4aにトーションバー5を嵌入して、貫通孔7に結合ピン8を圧入すると、前記リンクレバー4の先端部にトーションバー5が結合される。
因みに、前記リンクレバー4と、該リンクレバー4のボス部4aに嵌入されるトーションバー5とに貫通孔7を穿設する機械加工を要するが、この機械加工は、複雑なものではなく、前記結合ピン8としてのスプリングピン8Aの適合孔公差の範囲内に貫通孔7の内径を収めるだけで済み、高い精度は要求されない。又、前記スプリングピン8Aは、ハンマリングによる軽打込みを行えば、前記貫通孔7に嵌入されるため、特殊な工具や工程は一切不要で、組付けが極めて容易に行える。
しかも、前記スプリングピン8Aの外径より僅かに小さい孔径の貫通孔7にスプリングピン8Aを圧入することによって、貫通孔7の内周面に内圧(スプリングピン8Aが広がろうとする力)が作用し、該スプリングピン8Aが抜ける心配はない。更に、前記スプリングピン8Aは中空であるため、重量軽減を図ることができる。
このように、前記リンクレバー4のボス部4aに対し結合ピン8で結合されたトーションバー5によって、前記シャシフレーム6又はキャブ1に生じる左右方向の捩れが確実に吸収される。
本実施例の場合、前記リンクレバー4とトーションバー5とを溶接結合する形式のものに比べて、前記リンクレバー4とトーションバー5との結合部に溶接施工による熱が加わらないため、歪が生じず、後工程として曲り修正を行う必要がなく、材料が制限されず、工程上のコスト削減だけでなく、材料費の削減も可能となる。
又、前記リンクレバー4とトーションバー5とをスプラインセレーション結合する形式のものと比較した場合、嵌合部に鋸歯状の溝を形成する必要がないため、加工コストが安く済む。その上、嵌合部にガタつきが発生しないため、繰り返し発生する捩り入力に対しても疲労強度が低下せず、フレッティングによる摩耗発生に伴ってガタつき量が増加することもない。このため、疲労強度の低下を補うべく前記トーションバー5を大径化しなくて済むと共に、ガタつきの発生を防止するための別部品も必要とせず、コスト増加が避けられる。
こうして、結合後の歪発生を防止して後工程としての曲り修正を不要とし得、且つガタつき発生を防止してトーションバー5の大径化並びに別部品の装備を不要とし得、コスト削減を図り得る。
そして、前記結合ピン8はスプリングピン8A(図4参照)とすることができる。このように構成すると、貫通孔7の加工に高い精度が要求されず、スプリングピン8Aの組付けが極めて容易で脱落の心配もなく、重量軽減をも図り得る。
又、前記結合ピン8は中実ピン8B(図5参照)とすることもできる。このように構成すると、前記シャシフレーム6又はキャブ1に生じる左右方向の捩れに対して、前記リンクレバー4とトーションバー5との結合部の強度をより高めることができる。
尚、本発明のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 キャブ
2 キャブサスペンション
4 リンクレバー
4a ボス部
5 トーションバー
6 シャシフレーム
7 貫通孔
8 結合ピン
8A スプリングピン
8B 中実ピン

Claims (3)

  1. 車両の幅方向へ所要間隔をあけてシャシフレーム上に配設され且つ車両の前後方向へ延びる一対のリンクレバーと、
    該リンクレバー間に掛け渡すよう配設されるトーションバーと
    を備えたキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造において、
    前記リンクレバーの先端部に形成され且つ前記トーションバーの端部が嵌入されるボス部と、
    該ボス部と前記ボス部に嵌入されたトーションバーの端部とを貫通するよう、ボス部とトーションバーとに穿設された貫通孔と、
    該貫通孔に圧入される結合ピンと
    を備えたことを特徴とするキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造。
  2. 前記結合ピンはスプリングピンである請求項1記載のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造。
  3. 前記結合ピンは中実ピンである請求項1記載のキャブサスペンションのリンクレバーにおけるトーションバー結合構造。
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