JP2018036777A - 広告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが自動車を借りるサービスにおいて、自動車の利用料金を安くする広告システムを提供する。【解決手段】自動車に搭載される車載機を備えた広告システムであって、自動車は、利用料金を支払うユーザに貸し出されるものであり、車載機は、自動車の外に対して広告する広告部を備え、広告システムは、広告主である店舗の位置を基準とする店舗周辺エリアに自動車が位置していることに基づいて、店舗の店舗広告を広告部に広告させる広告制御部と、広告部が広告した旨を、外部に出力可能に記憶する広告記憶部303をさらに備え、広告記憶部が記憶した広告実績に基づいて求められる広告手数料を利用して自動車の利用料金を割り引きする。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車で用いられ、広告を行う車載機を備える広告システムに関する。
特許文献1には、店舗に設置され、店舗の広告を配信する情報配信装置と、車両に搭載され、情報配信装置と無線通信を行う情報受信装置とを備える広告配信システムが開示されている。店舗の広告を受信した情報受信装置は、車両のユーザに対して店舗の広告を表示する。
特開2016−25448号公報
一方、レンタカーやカーシェアリングなど、利用料金を支払ったユーザに対して自動車を貸し出しするサービスが存在する。こうしたサービスにおいても、特許文献1に記載の広告配信システムを用いることが考えられる。しかし、こうしたサービスに特許文献1に記載の広告配信システムを用いても、ユーザが自動車を利用する際の料金は、広告を受信することによって安くならないという問題がある。
本発明は、この事情を鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、ユーザが自動車を借りるサービスにおいて、自動車の利用料金を安くすることができる広告システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、自動車(10)に搭載される車載機(100、100a、100b、100c)を備えた広告システム(1)であって、自動車は、利用料金を支払うユーザに貸し出されるものであり、車載機は、自動車の外に対して広告する広告部(103)を備え、広告システムは、広告主である店舗(20)の位置を基準とする店舗周辺エリアに自動車が位置していることに基づいて、店舗の店舗広告を広告部に広告させる広告制御部(102、102a、102b、302c)と、広告部が広告した広告実績を記憶する広告記憶部(109、303、303c)とをさらに備える。これにより、広告記憶部が記憶した広告実績に基づいて求められる広告手数料を利用して自動車の利用料金の割り引きが可能となる。たとえば、広告手数料を店舗に対して請求可能か否かを判断し、広告手数料を請求可能である場合には、請求した広告手数料を利用して自動車の利用料金から割り引きを行うことによって、ユーザが支払う自動車の利用料金を安くすることが可能となる。
第1の実施形態に係る広告システム1の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る車載機100の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る配信装置200の構成を示す図である。 第1の実施形態に係るセンタ装置300の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る配信装置200の作動を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る車載機100の作動を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る広告システム1の作動例を示す図である。 第1の実施形態に係る車載機100を用いる自動車10の利用状況の例を示す図である。 第2の実施形態に係る車載機100aの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る車載機100aの作動を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る車載機100bの構成を示す図である。 第3の実施形態に係る車載機100bの作動を示すフローチャートである。 図12におけるサブルーチンの作動を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る車載機100cの構成を示す図である。 第4の実施形態に係るセンタ装置300cの構成を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態としての広告システム1を図面に基づいて説明する。広告システム1の構成及び詳細な説明に入る前に、広告システム1の作動概略を図1に沿って説明する。広告システム1は、カーシェアリングサービスで用いられる自動車10に搭載された車載機100と、店舗20で用いられる配信装置200と、センタ装置300とを備える。
なお、カーシェアリングサービスとは、あらかじめサービスに登録したユーザが、自動車10を15分や30分といった時間単位で利用可能な車両の貸し出しサービスである。また、配信装置200が店舗20で用いられるとは、自動車10に搭載された車載機100が、店舗20周辺の道路上において、配信装置200と無線通信が可能となるように配信装置200が設置されていることを示す。例えば、店舗20の外壁に配信装置200を取り付けてもよいし、店舗20の内部に設けてもよい。なお、配信装置200から配信される店舗広告に関する内容は、例えば、店舗20に設置されているパソコンなどにより指定、変更できるように構成されている。
車載機100は、配信装置200との間で無線通信を行い、配信装置200が送信する、店舗20の店舗広告を受信する。車載機100は店舗広告を受信すると、自動車10の車外に対して受信した店舗広告を広告する。
配信装置200は、車載機100との間で無線通信を行い、店舗広告を送信する。より詳しくは、配信装置200は、車載機100に対して店舗広告を送信し、車載機100が送信する、店舗広告を受信した旨の信号を受信すると、車載機100に対して店舗広告の送信が完了した旨をセンタ装置300に通知する。
センタ装置300は、カーシェアリングサービスを管理するサーバ装置であり、ユーザが自動車10を利用した時間帯を記憶している。本実施形態では、ユーザが自動車10を利用した時間帯と、配信装置200が店舗広告の送信を完了したことを示す送信完了情報とに基づいて、車載機100が店舗広告を広告したことによる広告手数料と、ユーザが自動車10を利用することに対して支払う、広告手数料に基づいて割り引きされた利用料金との算出を行う。さらに、店舗20およびユーザに対して、広告手数料および割り引きされた利用料金の請求を行う。具体的には、銀行40が備えるサーバに対して、銀行40に開設された店舗20およびユーザの口座から、銀行40に開設された広告システム1の口座に広告手数料および割り引きされた利用料金を口座振替するよう要求する。銀行40が備えるサーバは、口座ごとに、預金額の管理などをするサーバである。なお、以下、説明の便宜上、銀行40が備えるサーバを、単に銀行40とする。
また、センタ装置300は、ユーザがインターネット回線などの公衆回線を通じて送信する自動車10の利用の予約を受け付ける処理を行う。さらに、予約したユーザが所持する、ユーザを特定するICカードを、自動車10に設けられた読取装置が読み取った場合に自動車10のドアロックを開錠し、予約したユーザが自動車10を利用可能な状態にする処理を行う。予約を受け付ける処理、およびドアロックを開錠し自動車10を利用可能な状態にする処理は周知の技術であるため、これ以上の説明を省略する。
[車載機100の構成]
図2を用いて車載機100の構成を説明する。車載機100は、車載機側通信部101と、車載機制御部102と、広告部103と、GNSS受信機107とを備える。車載機側通信部101は、配信装置200と近距離無線通信を行う無線通信機であり、例えばWiFi(登録商標)などの通信規格に基づく通信を行うものである。
GNSS受信機107は、GNSS(Global Navigation Satellite System)を構成する測位衛星から送信された測位信号を受信し、当該GNSS受信機107の位置を測位するために用いられる受信機である。
車載機制御部102は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体(non-transitory tangible storage medium)に記憶されているプログラムを実行することで、広告受信部104、広告内容記憶部105、優先順決定部106、位置取得部108としての作動を行う。なお、車載機制御部102が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、車載機制御部102が備えるROMには、あらかじめ自動車10を特定する車両IDが記憶されている。
広告受信部104は、車載機側通信部101と配信装置200との通信により配信装置200が送信する店舗広告を受信し、その受信した店舗広告を広告することを決定すると、車載機側通信部101に、広告することを決定した店舗広告に含まれる店舗を特定する情報と、車両IDとを配信装置200に対して送信させる。広告内容記憶部105は、車載機制御部102が備えるROMに、広告受信部104が受信した店舗広告を記憶させる。
位置取得部108は、GNSS受信機107が受信する測位信号に基づいて、自動車10の位置を逐次取得する。優先順決定部106は、広告受信部104が複数の店舗広告を受信した場合に、店舗広告の優先順を決定し、優先順が最も高い店舗広告を広告部103に広告させる。本実施形態における優先順は、後述する、店舗20の位置である店舗位置が、位置取得部108が取得した自動車10の位置に近いほど、店舗20の店舗広告の優先順が高くなるように決定する。
広告部103は、優先順決定部106が決定した最も高い優先順の店舗広告を自動車10の外に対して広告する装置であり、例えば、車両の外に向けたディスプレイを用いることができる。その他の例として、例えば自動車10の外に向けられたスピーカを広告部103として用いても良い。
[配信装置200の構成]
図3を用いて配信装置200の構成を説明する。配信装置200は、配信装置側通信部201と、配信装置制御部202と、広域送信部203とを備えて構成される。配信装置側通信部201は、車載機100と近距離無線通信を行う無線通信機である。車載機側通信部101と配信装置側通信部201とは、それぞれ車載機100が配信装置200から例えば20〜50m離れた位置で通信可能となる。この通信可能となる範囲が請求項の店舗周辺エリアに相当する。
配信装置制御部202は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成されており、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体に記憶されているプログラムを実行することで、広告送信部204と、送信完了通知部205としての作動を行う。なお、配信装置制御部202が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。なお、配信装置制御部202が備えるROMには、配信装置200を用いる店舗20を特定する店舗IDと、配信装置200が配信する、店舗20の位置を含ませた店舗広告とが予め記憶されている。
広告送信部204は、配信装置側通信部201に、店舗広告を車載機100に対して送信させる。この店舗広告には、店舗を特定する情報として店舗ID及び/又は店舗位置が含まれている。送信完了通知部205は、配信装置側通信部201が、店舗広告を受信した車載機100が送信する店舗特定情報と車両IDとを受信した場合、広告送信部204が車載機100と通信し、店舗広告の送信を完了したとみなして、広域送信部203に、店舗広告の送信が完了したことを示す送信完了通知をセンタ装置300に送信させる。広域送信部203は、基地局を介した広域通信回線に接続し、広域通信回線を通じてデータを送信する無線通信装置である。具体的には、送信完了通知部205は、送信完了通知として、車載機100から受信した車両IDと、配信装置制御部202が備えるROMに記憶された店舗IDとをセンタ装置300に送信する。これにより、送信完了通知部205は、店舗IDが特定する店舗20で用いられる配信装置200から、車両IDが特定する自動車10に搭載された車載機100に店舗広告が送信された旨を通知する。
[センタ装置300の構成]
図4を用いてセンタ装置300の構成を説明する。センタ装置300は、一つまたは複数のサーバ装置を用いて実現され、広域通信部301と、センタ演算部302とを備える。広域通信部301は、広域通信回線に接続してデータの送受信を行う通信装置であり、本実施形態では配信装置200の広域送信部203が送信する車両IDおよび店舗IDを受信する。
センタ演算部302は、CPU、RAM、ROM、I/O、及びこれらの構成を接続するバスラインなどを備えた通常のコンピュータとして構成されている。センタ演算部302は、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMなどの非遷移的実体的記録媒体に記憶されているプログラムを実行することで、広告記憶部303と、手数料算出部304と、手数料請求部305と、料金請求部306としての作動を行う。なお、センタ演算部302が備えるROMには、ユーザが自動車10を利用した時間帯のリストが記憶されている。具体的には、自動車10を特定するIDと、自動車10を利用したユーザを特定するユーザIDとが、利用時間単位ごとに対応付けて記憶されている。
広告記憶部303は、配信装置200の送信完了通知部205によって送信される送信完了通知に基づき、配信装置200から車載機100への店舗広告の送信が完了したことを示す送信完了情報を記憶する。本実施形態では、送信完了情報として、広域通信部301が受信した、車両IDおよび店舗IDを対応づけて記憶する。これにより、車両IDが特定する車載機100と、店舗IDが特定する店舗で用いられる配信装置200とが通信を行い、配信装置200が車載機100に店舗広告を送信し、車載機100が、受信した店舗広告を広告した広告実績を把握することができる。
手数料算出部304は、広告記憶部303に記憶された送信完了情報に基づいて、車載機100が店舗広告を広告したことに対して店舗20が支払う広告手数料を算出する。
手数料請求部305は、手数料算出部304が算出した広告手数料に基づいて、店舗20に広告手数料を請求する。具体的には、銀行40に対して、店舗20の口座から広告システム1の口座に広告手数料を口座振替するよう要求する。料金請求部306は、ユーザが自動車10を利用したことによる利用料金から、手数料算出部304が算出した広告手数料に基づいて割り引きを行い、割り引きした利用料金をユーザに対して請求する。具体的には、銀行40に対して、ユーザの口座から広告システム1の口座に、割り引きした利用料金を口座振替するよう要求する。手数料算出部304、手数料請求部305、および料金請求部306の詳細な作動は図7を用いて後述する。
[配信装置200の作動]
配信装置200の作動を図5のフローチャートに沿って説明する。配信装置制御部202は、配信装置制御部202が備えるROMに店舗広告と店舗IDとを記憶されると、図5に示す処理をステップS1(以下、ステップを省略)から順に周期的に実行する。実行する周期は、例えば100ミリ秒間隔とすればよい。
S1では、配信装置側通信部201に、配信装置制御部202が備えるROMに記憶された店舗広告を送信させる。S2では、配信装置側通信部201が、車載機100が送信する、S1で送信した店舗広告を特定する店舗特定情報及び車両IDを受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合はS3の処理に進み、受信していないと判断した場合は図5に示す処理を終了する。上述したS1及びS2の処理が、図3の広告送信部204に相当する。S3では、広域送信部203に、S2の処理で受信した車両IDと、配信装置制御部202が備えるROMに記憶された店舗IDとをセンタ装置300に対して送信させる。このS3の処理が、図3の送信完了通知部205に相当する。
[車載機100の作動]
車載機100の作動を図6のフローチャートに沿って説明する。車載機制御部102は、自動車10のイグニッションスイッチがONになると、図6に示す処理をS11から順に周期的に実行する。例えば、図6に示す処理が終了してから100ミリ秒経過すると、図6の処理を再び開始する。
S11では、店舗広告を受信したか否かを判断する。受信したと判断した場合はS12の処理に進み、受信していないと判断した場合はS14の処理に進む。S11の処理は、広告受信部104としての処理である。S12では、S11の処理で受信した店舗広告を、車載機制御部102が備えるROMに記憶させる。S12の処理は、広告内容記憶部105としての処理である。
S13では、受信期間が終了したか否かを判断する。受信期間は、車載機100が、店舗広告の受信を行う期間であり、例えば図6に示す処理を開始してから20秒とすればよい。受信期間が終了したと判断した場合はS14に進み、終了していないと判断した場合は再びS11の処理を行う。
S14の処理では、直近の受信期間の間に、広告受信部104が店舗広告を受信したか否かを判断する。店舗広告を受信したと判断した場合は、S15の処理に進み、受信していないと判断した場合は図6に示す処理を終了する。
S15の処理では、直近の受信期間の間に、広告受信部104が受信した店舗広告の優先順を決定する。優先順は、店舗広告に含まれた店舗位置が、S15の処理を行う時点に位置取得部108が取得する位置に近いほど高くなるように決定する。S15の処理は、優先順決定部106としての処理である。S16では、S15の処理で決定した優先順が最も高い店舗広告を、広告部103に表示させる。なお、直近の受信期間に受信した店舗広告が一つである場合は、その店舗広告を広告部103に表示させればよい。
S17では、車載機側通信部101に、車載機制御部102に記憶された車両ID及び店舗特定情報を配信装置200に対して送信させる。S17の処理は、広告受信部104としての処理である。
S18では、広告部103に表示している店舗広告の表示期間が終了したか否かを判断する。表示期間は、自動車10が店舗20から所定距離(例えば2km〜3km程度)離れた場合に店舗広告の表示を終了するように決定される。もしくは、S16の処理で店舗広告の表示を開始してから所定時間(例えば5分間)経過したときに店舗広告の表示を終了するようにしてもよい。表示期間が終了したと判断した場合はS19の処理に進み、終了していないと判断した場合は再びS18の処理を行う。S19では、広告部103に表示している店舗広告の表示を終了し、図6に示す処理を終了する。
以上の処理により、車載機制御部102は、店舗20で用いられる配信装置200との通信を行った場合に店舗広告を広告部103に広告させる。すなわち、店舗20からの距離が20〜50m以内となる店舗周辺エリアに自動車10が位置している場合に店舗広告を広告部103に広告させる。従って、車載機制御部102は、請求項の広告制御部としての機能を備える。
[配信および広告のシーケンス]
配信装置200から車載機100に広告が配信され、車載機100が広告を行うシーケンスを図7に沿って説明する。図7に示す例では、店舗広告を受信していない状態の車載機100が、第1の配信装置200である配信装置200aと、第2の配信装置200である配信装置200bが配信する広告を順に受信した場合を説明する。なお、店舗広告の表示期間は、店舗広告を広告部103に表示を開始した時刻から5分間とする。
車載機100が、時刻t1で、図6に示す処理を開始することにより、受信期間が開始する。時刻t2で、配信装置200aが送信する店舗広告を受信したことによりS11の判断がYESとなり、S12の処理が行われる。これにより、車載機100は受信した店舗広告を車載機制御部102が備えるROMに記憶する。
時刻t1に開始した受信期間が終了していない時刻t3に、車載機100が配信装置200bが送信する店舗広告を受信すると、S11の判断がYESとなり、S12の処理が行われる。これにより、車載機100は受信した店舗広告を車載機制御部102が備えるROMに記憶する。
時刻t1に開始した受信期間が時刻t4に終了すると、S13の判断がYESとなることによりS14の判断が行われ、時刻t2および時刻t3に店舗広告を受信していることによりS14の判断がYESとなる。これにより、続けてS15の処理が行われ、店舗広告の優先順が決定される。図7に示す例では、配信装置200bが配信する店舗広告に含まれる店舗位置が、配信装置200aが配信する店舗広告に含まれる店舗位置よりも、位置取得部108が取得する自動車10の位置に近いとする。すなわち、配信装置200bが配信する店舗広告が、配信装置200aが配信する店舗広告よりも優先順が高くなるよう優先順が決定される。続けて時刻t5に、S16の処理により、S15の処理で最も優先順が高いとされた配信装置200bが配信する店舗広告を、広告部103に表示させる。
時刻t6に、S17の処理を行い、配信装置200bに対して店舗特定情報及び車両IDを送信する。配信装置200bは、自身が送信した店舗広告を特定する店舗特定情報を受信することにより、送信した店舗広告が行われたことを把握することができる。
車載機100が時刻t6のときに送信した車両IDを配信装置200bが受信すると、S2の判断がYESとなり、時刻t7でS3の処理が行われる。これにより、時刻t6のときに受信した車両IDと、店舗IDとが、送信完了通知として、センタ装置300に送信される。
時刻t8に、時刻t5から5分が経過し、広告部103に表示している店舗広告の表示期間が終了する。これにより、S18の判断がYESとなり、S19の処理によって広告部103に表示している店舗広告の表示を終了する。
[広告手数料と利用料金の請求例]
手数料算出部304、手数料請求部305、および料金請求部306の作動を、図8に示す自動車10の利用例に沿って説明する。第1のユーザが時刻t11から時刻t14まで自動車10を利用し、第2のユーザが時刻t15から時刻t20まで自動車10を利用していた旨が、センタ演算部302が備えるROMに記憶されているとする。また、車載機100が、時刻t12および時刻t16において、第1の店舗が広告主である第1の店舗広告を受信し、時刻t18において、第2の店舗が広告主である第2の店舗広告を受信した旨が広告記憶部303によってセンタ演算部302が備えるROMに記憶されているとする。
この場合における、手数料算出部304が算出する広告手数料を説明する。時刻t11から時刻t12の間において、第1のユーザが自動車10を利用しているが、車載機100は広告を行っていない。従って、この期間に広告手数料の支払いは発生しない。
時刻t12に車載機100が第1の店舗広告の表示を開始し、時刻t13に第1の店舗広告の表示期間が終了するまでの間、車載機100は第1の店舗広告を表示する。従って、第1の店舗は、第1のユーザに対して時刻t12から時刻t13の期間分広告手数料を支払うこととなる。なお、期間分の広告手数料は、店舗20が、広告システム1に広告の依頼を行った際の契約に基づいて決定される。例えば、契約に基づいた単位時間あたりの広告手数料に、広告を行った期間を乗算して決定すればよい。あるいは、契約に基づいた、広告を受信して所定の表示期間の間広告を表示するごとの広告手数料を、時刻t12から時刻t13の期間分の広告手数料として決定するとしてもよい。
時刻t15から時刻t16の間、時刻t17から時刻t18の間、および時刻t19から時刻t20の間において、第2のユーザが自動車10を利用しているが、車載機100は広告を行っていない。従って、この期間に広告手数料のやりとりは発生しない。時刻t16に車載機100が第1の店舗広告の表示を開始し、時刻t17に第1の店舗広告の表示期間が終了するまでの間、車載機100は第1の店舗広告を表示する。従って、第1の店舗は、第2のユーザに対して時刻t16から時刻t17の期間分広告手数料を支払うこととなる。
時刻t18に車載機100が第2の店舗広告の表示を開始し、時刻t19に第2の店舗広告の表示期間が終了するまでの間、車載機100は第2の店舗広告を表示する。従って、第2の店舗は、第2のユーザに対して時刻t18から時刻t19の期間分広告手数料を支払うこととなる。
次に、手数料請求部305が第1の店舗および第2の店舗に対して請求する広告手数料について説明する。図8に示した利用例の期間において、自動車10は、時刻t12から時刻t13の期間と、時刻t16から時刻t17の期間に第1の店舗広告を表示していた。従って、手数料請求部305は、第1の店舗に対して時刻t12から時刻t13の期間分と、時刻t16から時刻t17の期間分を合算した広告手数料を第1の店舗に請求する。
また、図8に示した利用例の期間において、自動車10は、時刻t18から時刻t19の期間に第2の店舗広告を表示していた。従って、手数料請求部305は、時刻t18から時刻t19の期間分の広告手数料を第2の店舗に請求する。
次に、料金請求部306が第1のユーザおよび第2のユーザに対して請求する利用料金について説明する。第1のユーザは時刻t11から時刻t14の期間に自動車10を利用しており、この期間のうち時刻t12から時刻t13の期間に車載機100は広告を表示していた。従って、時刻t12から時刻t13の期間の広告手数料に基づいて利用料金から割り引く額が決定される。割り引く額は、例えば広告手数料から広告システム1の維持費等を差し引いて決定すればよい。第1のユーザに請求される利用料金は、時刻t11から時刻t14の期間分の利用料金から、時刻t12から時刻t13の期間の広告手数料に基づいて決定された割り引く額を差し引いた額となる。
また、第2のユーザは時刻t15から時刻t18の期間に自動車10を利用しており、この期間のうち時刻t16から時刻t17および時刻t18から時刻t19の期間に車載機100は広告を表示していた。従って、時刻t16から時刻t17の期間に第1の店舗広告を表示していたことによる広告手数料と、時刻t18から時刻t19の期間に第2の店舗広告を表示していたことによる広告手数料とに基づいて利用料金から割り引く額が決定される。第2のユーザに請求される利用料金は、時刻t15から時刻t20の期間分の利用料金から、時刻t16から時刻t17および時刻t18から時刻t19の期間の広告手数料に基づいて決定された割り引く額を差し引いた額となる。
以上、説明した第1実施形態によれば、自動車10が店舗20に接近し、車載機側通信部101が、配信装置側通信部201が送信する店舗広告を受信すると、優先順決定部106が、受信した店舗広告を広告部103に表示させる。また、店舗広告を受信した時刻に基づいて定まる表示期間が終了すると、広告部103に表示している店舗広告の表示を終了する。
従って、自動車10が店舗20に接近した場合に、広告部103が、店舗20で用いられる配信装置200から受信した店舗広告の表示を開始し、表示期間が終了すると表示を終了することとなる。すなわち、車載機100は、配信装置200との無線通信が可能となる店舗周辺エリアに位置している場合に、店舗20で用いられる配信装置200から受信した、店舗20が広告主である店舗広告を広告部103に表示し、自動車10の外に対して広告を行うことが可能となる。
また、広告記憶部303が、車載機側通信部101と配信装置側通信部201とが通信を行った旨を記憶している。これにより、手数料算出部304としての処理によって、店舗20が、自動車10を利用することにより広告を行ったユーザに対して支払う広告手数料を算出することが可能となる。
よって、手数料請求部305が、手数料算出部304が算出した広告手数料に基づいて店舗20に広告手数料を請求し、料金請求部306が、手数料算出部304が算出した広告手数料に基づいて割り引きを行った利用料金をユーザに請求することが可能となる。従って、ユーザが自動車10を利用する際の利用料金を安くすることが可能となる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
図9を用いて、第2実施形態における車載機100aの構成を説明する。車載機100aは、第1実施形態における車載機100の構成に加えて、車載機側広域通信部111を備える。また、車載機100aが備える車載機制御部102aは、第1実施形態における車載機制御部102の機能に加えて、車載機側広告記憶部109と、広告通知部110としての機能を備える。
車載機側広域通信部111は、基地局を介した広域通信回線に接続し、広域通信回線を通じてデータを送受信する無線通信装置である。車載機側広告記憶部109は、車載機100が店舗広告を広告した広告実績を、車載機制御部102aが備えるROMに記憶する。なお、広告実績の記憶は、広告した店舗広告を示す情報に、広告を開始した時刻と終了した時刻とを関連付けて記憶させることによって行えばよい。
広告通知部110は、車載機側広域通信部111に、車載機側広告記憶部109によって車載機制御部102aが備えるROMに記憶された広告実績をセンタ装置300に送信させる。広告実績は、自動車10のイグニッションスイッチがオフになった際に、イグニッションスイッチがオンになってからの広告実績を一括で送信すればよい。その他の例として、広告部103に表示する店舗広告が更新される、もしくは店舗広告の表示が終了するごとに送信するとしてもよい。
第2実施形態における車載機100aの作動を図10のフローチャートに沿って説明する。図10に示す処理は、第1実施形態における図6に示した処理に代わって実行される処理である。
S11の処理、およびS12の処理は、図6のフローチャートに示す処理と同一である。本実施形態では、S11の判断がNOとなった場合、およびS12の処理が終了した場合にS23の処理に進む。
S23の処理では、車載機制御部102aが備えるROMに記憶された店舗広告に含まれる店舗位置と、S23の処理を実行する時点で位置取得部108が取得した自動車10の位置との距離に基づいて、店舗広告の優先順を決定する。具体的には、自動車10の位置との距離が短い位置を含む店舗広告ほど優先順が高くなるように優先順を決定する。なお、店舗広告の表示期間を定め、表示期間が終了した店舗広告については、優先順を決定する対象から除外してもよい。例えば、店舗広告に含まれる店舗位置と、自動車10の位置との距離が3km以上となった場合に、その店舗広告の表示期間が終了したとして優先順を決定する対象から除外すればよい。
S24の処理では、広告部103に表示させる店舗広告を、S26の処理で決定した優先順が最も高い店舗広告に更新し、図10に示す処理を終了する。なお、優先順を決定された店舗広告がない場合には広告部103に店舗広告の表示を開始せず、さらに表示していた店舗広告がある場合はその店舗広告の表示も終了する。S26およびS27の処理は、優先順決定部106としての処理である。
以上の処理により、車載機制御部102aは、店舗20で用いられる配信装置200との通信を行った場合、および店舗広告に含まれる店舗位置が自動車10の位置に最も近くなった場合に、店舗広告を広告部103に広告させる。従って、車載機制御部102aは、第1実施形態と同様に請求項の広告制御部としての機能を備える。
以上、説明した第2実施形態によれば、優先順決定部106は、位置取得部108が取得した自動車10の位置と、広告内容記憶部105によって車載機制御部102aが備えるROMに記憶された店舗広告に含まれる店舗位置との距離が短いほど優先順が高くなるよう優先順を決定する。すなわち、受信した店舗広告の中で、自動車10の位置から最も近い店舗20で用いられる配信装置200から受信した店舗広告を広告部103に表示する。これにより、優先順を決定せず、店舗広告を受信した場合に受信した店舗広告を広告部103に表示させる場合と比較して、店舗広告の表示を随時更新し、自動車10の位置と関連性の高い店舗広告を広告部103に表示させることが可能となる。
さらに、随時更新して表示した店舗広告を、車載機側広告記憶部109が広告実績として記憶し、広告通知部110が、車載機側広域通信部111に広告実績をセンタ装置300に対して送信させる。これにより、手数料算出部304が、広告部103が広告したことによる広告手数料を算出することが可能となるため、第1実施形態と同様に、ユーザが自動車10を利用する際の利用料金を安くすることが可能となる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態における車載機100bは、自動車10が減速している場合に、広告部103に自動車10が減速している旨を表示することで注意を促す。
車載機100bの構成を図11に沿って説明する。車載機100bは、第1実施形態における車載機100の構成に加えて加速度センサ112を備える。また、本実施形態における広告部103はディスプレイであり、自動車10の後方に表示面を向けて設けられ、自動車10の後方を走行する車両から視認が可能となっている。また、車載機100bが備える車載機制御部102bは、第1実施形態における車載機制御部102の機能に加えて、減速検知部113と、減速報知部114としての機能とを備える。
加速度センサ112は、自動車10の前後方向の加速度を検知するセンサである。減速検知部113は、自動車10が減速しているか否かを判断する。具体的には、加速度センサ112で検知した自動車10の後方向の加速度が、あらかじめ定めた閾値以上となった場合に減速していると判断する。減速報知部114は、減速検知部113が、自動車10が減速していると判断した場合に、広告部103に、自動車10が減速している旨を表示させる。これにより、自動車10の後方を走行する車両に対して、自動車10が減速している旨を報知する。
第3実施形態における車載機100bの作動を図12のフローチャートに沿って説明する。図12に示す処理は、第1実施形態における図6に示した処理に代わって実行される処理であり、S11からS19の処理は、図6のフローチャートに示す処理と同一である。従って、車載機制御部102bは、第1実施形態と同様に請求項の広告制御部としての機能を備える。
本実施形態では、S12の処理が終了した場合、およびS11の処理における判断がNOとなった場合にS31の処理に進み、S31の処理が終了するとS13の処理に進む。また、S17の処理が終了した場合、およびS18の処理における判断がNOとなった場合に、S31aの処理に進み、S31aの処理が終了するとS18の処理に進む。
S31およびS31aの処理について図13を用いて説明する。S31およびS31aは互いに同一の処理であり、自動車10の減速を検知し、減速を検知した場合に減速した旨を報知するためのサブルーチンである。
S31およびS31aでは、まずS311の処理が行われる。S311では、加速度センサ112で検知した自動車10の後方向の加速度が、あらかじめ定めた閾値以上となったか否かを判断する。閾値以上となったと判断した場合はS312の処理に進み、閾値以上ではないと判断した場合は図13に示すサブルーチンの処理を終了する。S311の処理は減速検知部113としての処理である。S312では、広告部103に、自動車10が減速している旨を所定の時間表示させ、図13に示すサブルーチンの処理を終了する。所定の時間は、自動車10の後方の車両から、自動車10が減速している旨の表示が視認可能となるように決定され、例えば3秒程度とすればよい。S312の処理は、減速報知部114としての処理である。
図13に示すサブルーチンの処理は、図12の処理が開始されてから、S13の判断がYESとなるまでと、S16およびS17の処理が終了してから、S18の判断がYESとなるまで繰り返し行われる。すなわち、自動車10の減速を検知し、減速を検知した場合に減速した旨を報知するためのサブルーチンが、受信期間および表示期間に繰り返し行われる。
以上、説明した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、自動車10の外に対して広告を行い、ユーザが自動車10を利用する際の利用料金を安くすることが可能となる。また、減速検知部113が、自動車10が減速している旨を検知し、減速報知部114が、自動車10が減速している旨を、自動車10の後方に向けて設けられた広告部103に、表示させる。これにより、自動車10の後方を走行する車両から、自動車10の減速を容易に判断することが可能となる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態を説明する。第4実施形態における広告システムは、店舗20で配信装置200を用いず、センタ装置300cが店舗広告を配信する。
車載機100cの構成を図14に沿って説明する。第4実施形態における車載機100cは、車載機制御部102cと、広告部103と、GNSS受信機107と、車載機側広域通信部111とを備えて構成される。また、車載機制御部102cは、広告受信部104cと、位置取得部108と、位置送信部115としての機能を備える。
位置送信部115は、車載機側広域通信部111に、位置取得部108が取得する自動車10の位置をセンタ装置300cに対して周期的に送信させる。広告受信部104cは、センタ装置300cが送信した店舗広告を車載機側広域通信部111が受信すると、受信した店舗広告を広告部103に表示させる。また、センタ装置300cが送信した、自動車10の位置が店舗周辺エリアでない旨の信号を受信した場合、店舗広告を広告部103に表示させていれば店舗広告の表示を終了させる。
センタ装置300cの構成を図15に沿って説明する。第4実施形態におけるセンタ装置300cが備えるセンタ演算部302cは、第1実施形態におけるセンタ演算部302が備える機能に加えて、位置受信部307と、センタ広告送信部308としての機能を備える。また、センタ演算部302cが備えるROMには、店舗広告と、その店舗広告の広告主である店舗20の位置に基づいて決定された、店舗広告を広告するエリアである店舗周辺エリアがあらかじめ記憶されている。ただし、それぞれの店舗20に対応する店舗周辺エリアは重複しないように決定されているとする。
位置受信部307は、広域通信部301が受信する、車載機100cが送信した自動車10の位置を取得する。センタ広告送信部308は、位置受信部307が取得した自動車10の位置が、センタ演算部302cが備えるROMに記憶された、店舗広告に対応する店舗周辺エリア内に位置するか否かに基づいて店舗広告を送信する。具体的には、自動車10の位置がいずれかの店舗周辺エリア内に位置すると判断した場合、広域通信部301に、車載機100cに対してその店舗周辺エリアに対応する店舗広告を送信させる。また、位置受信部307が取得した自動車10の位置がどの店舗周辺エリア内にも位置していないと判断した場合、広域通信部301に、車載機100cに対して、自動車10の位置が店舗周辺エリアでない旨の信号を送信する。センタ演算部302cは、位置受信部307とセンタ広告送信部308としての作動によって、自動車10が店舗周辺エリアに位置している場合に、車載機100cに対して店舗周辺エリアに対応する店舗広告を送信し、広告部103に広告させる。従って、センタ演算部302cは、請求項の広告制御部としての機能を備える。
本実施形態における広告記憶部303cは、センタ広告送信部308が、車載機100cに対して店舗広告を送信した旨を、広告実績としてセンタ演算部302cが備えるROMに記憶させる。
以上、説明した第4実施形態によれば、センタ広告送信部308が、車載機100cが送信する自動車10の位置において広告する店舗広告を、車載機100cに送信して広告部103に表示させる。これにより、第2実施形態と同様に店舗広告の表示を随時更新し、自動車10の位置と関連性の高い店舗広告を広告部103に表示させることが可能となる。
また、広告記憶部303cが、センタ広告送信部308が車載機100cに対して店舗広告を送信し、広告部103に表示させた旨を広告実績として記憶している。これにより、手数料算出部304が、広告部103が広告したことによる広告手数料を算出することが可能となるため、第1実施形態と同様に、ユーザが自動車10を利用する際の利用料金を安くすることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
実施形態において、優先順決定部106は、広告受信部104が受信した店舗広告の中で、もっとも優先順が高い店舗広告のみを広告部103に表示させるとしていた。しかし、表示させる店舗広告の決定方法はこれに限られない。例えば、優先順が高い店舗広告ほど広告部103に表示させる時間が長くなるように、表示させる店舗広告を周期的に変更することとしてもよい。また、優先度が高い順に店舗広告からいくつか選択し、ディスプレイ上に選択した店舗広告を同時に表示させるとしてもよい。
<変形例2>
上述した実施形態では、手数料算出部304が算出した広告手数料に基づいて、料金請求部306が請求する自動車10の利用料金を割り引くことにより、ユーザが支払う利用料金を安くしている。しかし、利用料金を広告手数料に基づいて安くする方法は、広告手数料に基づいて直接利用料金を安くすることに限られず、広告手数料に基づいて利用料金を実質的に安くするとしてもよい。例えば、利用料金は変更せず、広告手数料をユーザが銀行40に開設した口座に振り込むことによって、利用料金を実質的に安くしてもよい。あるいは、広告手数料に基づいて、ユーザに対して追加のサービスを提供することにより、自動車10を利用することに対する利用料金を実質的に安くするとしてもよい。
<変形例3>
第3実施形態において、車載機100bは加速度センサ112を備え、減速検知部113は加速度センサ112が検知する加速度に基づいて自動車10が減速している旨を検知するとしていた。しかし、自動車10が減速している旨を検知する方法はこれに限られない。例えば、自動車10が備える車輪速センサが出力する車輪速を取得し、取得した車輪速に基づいて、自動車10が減速している旨を検知するとしてもよい。
また、自動車10の前後方向の加速度に基づいて減速している旨を検知し、減速している旨を報知するとしていた。しかし、減速している旨の検知および報知内容はこれに限られない。例えば、ブレーキペダルの操作量に基づいて、急なブレーキ操作が行われたことにより自動車10が減速することを検知するとしてもよい。また、減速度が所定の値以上となった旨を検知した場合に、急なブレーキ操作が行われたとして急なブレーキ操作が行われた旨を報知するとしてもよい。
<変形例4>
実施形態において、広告システム1を用いる自動車10は、カーシェアリングサービスで用いられる自動車としていたが、その他の車両貸し出しサービスで用いられる自動車としてもよい。例えば、レンタカーサービスで用いられる自動車10で広告システム1を用いても良い。
<変形例5>
上述した実施形態では、センタ装置300が備えるセンタ演算部302が、広告記憶部303と、手数料算出部304と、手数料請求部305と、料金請求部306としての機能を備えていた。しかし、これらの機能を実現する方法はこれに限られない。例えば、センタ演算部302に代えて、車載機制御部102が広告記憶部303としての機能を備えてもよい。また、手数料算出部304と、手数料請求部305と、料金請求部306としての処理は、他のシステム等が行ってもよい。
<変形例6>
上述した実施形態では、配信装置200が配信する店舗広告に、あらかじめ店舗位置を含ませているとしていた。しかし、店舗広告を受信した時刻に位置取得部108が取得した位置を、店舗位置として広告内容記憶部105が記憶する店舗広告に含ませるともよい。これは、配信装置200と車載機100とが20〜50mの距離で通信可能であるため、店舗広告を受信した時刻に位置取得部108が取得した位置が店舗から20〜50m程度の範囲であり、おおよその店舗位置として用いることが可能であることによる。
<変形例7>
第1実施形態では、優先順決定部106は、店舗位置が、自動車10の位置に近いほど優先順が高くなるように優先順を決定していた。しかし、優先順の決定方法はこれに限られない。例えば、店舗広告に、店舗広告を表示することに対して店舗20が支払う広告手数料の額が高い店舗広告ほど高い値となるよう決定した優先度を含ませて配信し、優先度が高い店舗広告ほど優先順が高くなるように優先順を決定してもよい。具体的には、店舗20から広告の依頼を受ける際の広告手数料の額を2段階設定し、安い手数料で依頼を受けた場合の優先度は1、高い手数料で依頼を受けた場合の優先度は2と決定すればよい。この場合、広告部103が店舗広告を表示することによる広告料が高くなるように優先順が決定されるため、料金請求部306が利用料金から割り引く額を高くし、ユーザが自動車10を利用する際の利用料金をより安くすることが可能となる。もちろん、これらを組み合わせて優先順の決定に用いてもよい。具体的には、優先度が高いほど優先順を高くし、優先度が同一である場合は店舗位置と自動車10の位置との距離が短いほど優先順を高くすればよい。
<変形例8>
上述した実施形態では、車載機100は、店舗20で用いられる配信装置200から受信した店舗広告を広告部103に表示するとしていた。しかし、車載機制御部102が備えるROMにあらかじめ店舗広告を記憶し、配信装置200を用いることなく店舗広告を広告部103に表示するとしてもよい。この場合、広告実績は、車載機100が車載機側広域通信部111のような基地局を介した広域通信回線に接続可能な無線通信装置を備えることにより、広域通信回線を介してセンタ装置300に送信すればよい。
<変形例9>
上述した実施形態では、配信装置200は店舗20で用いられ、近距離無線通信によって車載機100に店舗広告を配信するとしていた。しかし、配信装置200および車載機100を、基地局を介した広域通信回線に接続可能に構成し、基地局を介した広域通信回線を通じて店舗広告を配信するとしてもよい。
<変形例10>
上述した実施形態では、手数料算出部304は広告実績が示す広告を行った時間に従って広告手数料を算出するとしていた。しかし、広告を行った回数を広告実績として記憶し、広告実績が示す広告を行った回数に従って広告手数料を算出するとしてもよい。
1:広告システム 10:自動車 20:店舗 40:銀行 100:車載機 101:車載機側通信部 102:車載機制御部 103:広告部 104:広告受信部 105:広告内容記憶部 106:優先順決定部 107:GNSS受信機 108:位置取得部 109:車載機側広告記憶部 110:広告通知部 111:車載機側広域通信部 112:加速度センサ 113:減速検知部 114:減速報知部 115:位置送信部 200:配信装置 201:配信装置側通信部 202:配信装置制御部 203:広域送信部 204:広告送信部 205:送信完了通知部 300:センタ装置 301:広域通信部 302:センタ演算部 303:広告記憶部 304:手数料算出部 305:手数料請求部 306:料金請求部 307:位置受信部 308:センタ広告送信部

Claims (10)

  1. 自動車(10)に搭載される車載機(100、100a、100b、100c)を備えた広告システム(1)であって、
    前記自動車は、利用料金を支払うユーザに貸し出されるものであり、
    前記車載機は、前記自動車の外に対して広告する広告部(103)を備え、
    前記広告システムは、
    広告主である店舗(20)の位置を基準とする店舗周辺エリアに前記自動車が位置していることに基づいて、前記店舗の店舗広告を前記広告部に広告させる広告制御部(102、102a、102b、302c)と、
    前記広告部が広告した広告実績を記憶する広告記憶部(109、303、303c)とをさらに備え、
    前記広告記憶部が記憶した前記広告実績に基づいて求められる広告手数料を利用して前記自動車の利用料金の割り引きを可能とする広告システム。
  2. 請求項1において、
    前記車載機と無線通信を行い、前記店舗広告を配信する配信装置(200)をさらに備え、
    前記店舗周辺エリアは、前記店舗周辺エリア内において前記車載機が前記配信装置との無線通信が可能なものであり、
    前記車載機との間の無線通信によって、前記店舗広告を前記車載機に対して送信する広告送信部(204)を備え、
    前記車載機は、
    前記配信装置と無線通信することにより、前記店舗広告を受信する広告受信部(104)をさらに備え、
    前記広告制御部は、前記広告受信部が前記店舗広告を受信することに基づいて、前記広告受信部が受信した前記店舗広告を前記広告部に広告させる広告システム。
  3. 請求項2において、
    前記配信装置は、前記店舗広告の広告主である前記店舗に設置される広告システム。
  4. 請求項1において、
    前記車載機は、
    前記自動車の位置を取得する位置取得部(108)をさらに備え、
    前記広告制御部(302c)は、前記位置取得部が取得した前記自動車の位置が前記店舗周辺エリアである場合に、前記店舗広告を前記広告部に広告させる広告システム。
  5. 請求項2において、
    前記車載機は、
    前記広告受信部が受信した前記店舗広告を記憶する広告内容記憶部(105)と、
    前記広告内容記憶部に記憶された前記店舗広告の優先順を決定し、決定した前記優先順に基づいて前記店舗広告を前記広告部に広告させる優先順決定部(106)とをさらに備える広告システム。
  6. 請求項5において、
    前記広告送信部が送信する前記店舗広告は、前記店舗広告を広告することに対して前記店舗が支払う広告手数料の額に応じて決定された優先度が付加されており、
    前記優先順決定部は、前記優先度に応じて前記優先順を決定する広告システム。
  7. 請求項5において、
    前記車載機は、
    前記自動車の位置を逐次取得する位置取得部(108)をさらに備え、
    前記広告内容記憶部は、前記店舗広告に、前記店舗の位置である店舗位置を含ませて記憶し、
    前記優先順決定部は、位置取得部が取得する前記自動車の位置と、前記店舗位置との距離が短いほど、前記優先順が高くなるよう決定する広告システム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項において、
    前記広告部は前記自動車の後方に向けて設けられたディスプレイであり、
    前記車載機は、
    前記自動車が減速している旨を検知する減速検知部(113)と、
    前記減速検知部が、前記自動車が減速している旨を検知した場合に、前記自動車が減速している旨を前記広告部に表示させる減速報知部(114)とをさらに備える広告システム。
  9. 請求項1において、
    前記広告記憶部に記憶された前記広告実績に基づいて広告手数料を算出する手数料算出部(304)と、
    前記手数料算出部が算出した広告手数料に基づいて、前記店舗に対して広告手数料を請求する手数料請求部(305)と、
    前記手数料算出部が算出した広告手数料に基づいて、前記自動車の利用料金を割り引いて算出し、割り引きされた利用料金を請求する料金請求部(306)とをさらに備える広告システム。
  10. 請求項9において、
    前記手数料算出部は、前記広告実績が示す前記広告部が広告を行った回数に応じて前記広告手数料を算出する広告システム。
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