JP2018028994A - 電磁リレー及びリレー装置 - Google Patents

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千晴 中原
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Abstract

【課題】さまざまな外部接続体に対応し、かつ、外部接続体を安定して接合する。
【解決手段】電磁リレー1において、接続端子7は、第1の端子部と、第2の端子部712,722とを含む。第1の端子部は、ベース61内に収納されており、コイルに電気的に接続されている。第2の端子部712,722は、貫通孔を通してベース61外に突出し、外部接続体に電気的に接続される。カバー62は、貫通孔が形成された第1の壁部との間に第2の端子部が位置する空間を有するように設けられた第2の壁部を含む。空間は、第2の端子部が位置する状態でシール剤によって封止されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、電磁リレー及びリレー装置に関する。
特許文献1には、電磁リレーが開示されている。特許文献1に記載された電磁リレーでは、コイルに電気的に接続されている一対のコイル端子がケースの内部から外部へ突出して設けられている。
特開2015−216053号公報
ところで、電磁リレーに接続される外部接続体として、例えばリード線やコネクタ、プラグ端子などがある。
しかしながら、特許文献1に記載された電磁リレーでは、外部接続体ごとに対応しなければならず、コストが高くなるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、さまざまな外部接続体に対応することができ、かつ、外部接続体を安定して接合することができる電磁リレー及びリレー装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係る電磁リレーは、接点部と、駆動部と、ベースと、カバーと、接続端子とを備える。前記接点部は、固定接点及び可動接点を含む。前記駆動部は、コイルを有し、前記固定接点に対して前記可動接点を接離させる。前記ベースは、前記接点部及び前記駆動部が収納される収納空間を包囲する第1の壁部を含み、開口を有する。前記カバーは、前記ベースの前記開口を覆う。前記接続端子は、前記コイルと外部接続体とを電気的に接続させる。前記ベースの前記第1の壁部は、前記収納空間の内外を連通させる貫通孔を有する。前記接続端子は、第1の端子部と、第2の端子部とを含む。前記第1の端子部は、前記ベース内に収納されており前記コイルに電気的に接続されている。前記第2の端子部は、前記貫通孔を通して前記ベース外に突出し、外部接続体に電気的に接続される。前記カバーは、前記貫通孔が形成された前記第1の壁部との間に前記第2の端子部が位置する空間を有するように設けられた第2の壁部を含む。前記空間は、前記第2の端子部が位置する状態でシール剤によって封止されている。
本発明の第2の態様に係る電磁リレーでは、第1の態様において、前記第2の端子部は、第1の接合部と、第2の接合部とを含む。前記第1の接合部は、前記第2の端子部の前記第1の端子部からの突出方向に延設されている。前記第2の接合部は、前記突出方向に直交する方向に前記第1の接合部から延設されている。
本発明の第3の態様に係る電磁リレーでは、第2の態様において、前記カバーは、前記空間において、前記第2の接合部の延設方向に直交する開口面を有する。
本発明の第4の態様に係る電磁リレーは、第1又は2の態様において、前記接続端子を複数備える。前記複数の接続端子は、前記第1の壁部から突出する。前記カバーは、前記空間において、前記複数の接続端子が並んでいる方向及び前記第2の端子部の前記第1の端子部からの突出方向に直交する開口面を有する。
本発明の第5の態様に係るリレー装置は、第1〜4の態様のいずれか1つの電磁リレーと、前記接続端子の前記第2の端子部に電気的に接続されている外部接続体とを備える。
本発明に係る電磁リレー及びリレー装置によれば、さまざまな外部接続体に対応することができ、かつ、外部接続体を安定して接合することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る電磁リレーの断面図である。 図2は、同上の電磁リレーの正面図である。 図3は、同上の電磁リレーの斜視図である。 図4は、同上の電磁リレーの分解斜視図である。 図5は、同上の電磁リレーのベースの斜視図である。 図6は、同上の電磁リレーのカバーの斜視図である。 図7は、同上の電磁リレーの要部の断面図である。 図8は、同上の電磁リレーにおいて、カバーが外された状態の平面図である。 図9は、同上の電磁リレーにおいて、カバーが外された状態の斜視図である。 図10は、同上の電磁リレーにおける第1の端子の斜視図である。 図11は、同上の電磁リレーにおける第2の端子の斜視図である。 図12は、本発明の実施形態1のリレー装置において、カバーが外された状態の斜視図である。 図13は、同上のリレー装置の斜視図である。 図14は、本発明の実施形態2に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図15は、本発明の実施形態2の変形例1に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図16は、本発明の実施形態2の変形例2に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図17は、本発明の実施形態2の変形例3に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図18は、本発明の実施形態2の変形例4に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図19は、本発明の実施形態2の変形例5に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図20は、本発明の実施形態2の変形例6に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図21は、本発明の実施形態3に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図22は、本発明の実施形態3の変形例に係る電磁リレーの要部の斜視図である。 図23は、本発明の実施形態4に係る電磁リレーの要部の斜視図である。 図24は、同上の電磁リレーの要部の断面図である。 図25は、本発明の実施形態4の変形例に係る電磁リレーの要部の断面図である。 図26は、本発明の実施形態5に係るリレー装置において、カバーが外された状態の斜視図である。 図27は、同上のリレー装置の斜視図である。 図28は、同上のリレー装置のコネクタの斜視図である。 図29は、本発明の実施形態6に係るリレー装置において、カバーが外された状態の斜視図である。 図30は、同上のリレー装置の斜視図である。 図31は、同上のリレー装置のプラグ端子の斜視図である。
以下、実施形態1〜6に係る電磁リレーについて、図面を参照しながら詳細を説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る電磁リレー1は、図1〜4に示すように、接点部2と、駆動部3と、複数(図1〜4では2つ)の端子4と、位置決め部材5と、ケース(外郭)6と、複数(図4では2つ)の接続端子(コイル端子)7とを備えている。図1は、図2のX1−X1線断面図である。
実施形態1に係る電磁リレー1は、例えば電気自動車や、電気自動車を充電するための充電スタンドに用いられる。
接点部2は、固定接点21と、可動接点22と、接点ばね23とを備えている。固定接点21は、後述の第1の端子41に設けられている。可動接点22は、固定接点21に対して接離する。言い換えると、可動接点22は、固定接点21に接触したり、固定接点21から離れたりする。
接点ばね23は、可動接点22を固定接点21と接離可能に支持する。接点ばね23は、図8に示すように、複数(図8では3枚)の板ばね231と、連結部材232とを備えている。複数の板ばね231は、重なった状態で一体に結合されている。3枚の板ばね231と連結部材232とを貫通するように、連結部材232に可動接点22が設けられている。連結部材232は、後述のカード34と結合されている。接点ばね23は、各板ばね231の端部で後述の第2の端子42と結合されている。
駆動部3は、図4,8に示すように、固定接点21に対して可動接点22を接離させるように構成されている。駆動部3は、電磁石部31と、アーマチュア32と、ヒンジばね33と、カード34とを備えている。
電磁石部31は、アーマチュア32を駆動する。電磁石部31は、ボビン35と、コイル36と、鉄心37と、継鉄38とを備えている。
ボビン35は、胴部(図示せず)と、第1の鍔部351と、第2の鍔部352とを備えている。胴部には、コイル36となる導線が巻回されている。第1の鍔部351は、胴部の軸方向の第1端側に設けられている。第2の鍔部352は、胴部の軸方向の第2端側に設けられている。ボビン35において、合成樹脂などの絶縁材料によって胴部と第1の鍔部351と第2の鍔部352とが一体に形成されている。コイル36は、ボビン35に導線(例えば銅線)が巻回されて構成されている。鉄心37は、ボビン35の中心に配置されている。継鉄38は、保持片381と、主片382とを備えている。保持片381は、第2の鍔部352に保持されている。主片382は、保持片381の端から第1の鍔部351まで延長されている。保持片381及び主片382は、磁性体であり、一体かつL字形に形成されている。
第1の鍔部351及び第2の鍔部352には、一対の接続端子7が挿入されている。一対の接続端子7は、それぞれコイル36の両端に接続されている。つまり、一対の接続端子7間に電圧が印加されてコイル36に電流が流れることにより、電磁石部31が励磁される。
アーマチュア32は、帯板状の駆動片321と、平板状の支持片322とを備えている。より詳細には、アーマチュア32は、駆動片321と支持片322とが一体に形成された磁性体である。支持片322は、駆動片321よりも幅広である。また、支持片322は、第1の鍔部351の内底面に露出する鉄心37の端部と対向している。駆動片321は、第1の鍔部351の開放された側面から第1の鍔部351の外へ突出している。
アーマチュア32は、継鉄38の主片382の先端と当たるように、ヒンジばね33により固定されている。アーマチュア32は、電磁石部31が励磁されると、継鉄38の主片382と当たっている部分を支点として、支持片322が鉄心37に近付く向き(図8における反時計回り)に回転し、電磁石部31が励磁されないとき、支持片322が鉄心37から離れる向き(図8における時計回り)に回転する。
ヒンジばね33は、板ばねによって形成されている。ヒンジばね33は、アーマチュア32の支持片322に固定(かしめ固定)されている。また、ヒンジばね33は、継鉄38の主片382に固定(かしめ固定)されている。ヒンジばね33の中央部分は、L字形に折曲されている。
カード34は、接点ばね23とアーマチュア32とを連結させるように構成されている。アーマチュア32が回転すると、カード34を介して接点ばね23が駆動し、可動接点22が固定接点21に対して接離する。
複数の端子4は、図1〜4に示すように、第1の端子41と、第2の端子42とを含んでいる。第1の端子41は、固定接点21に電気的に接続されている。第2の端子42は、可動接点22に電気的に接続されている。
第1の端子41は、固定片411と、端子片412と、取付片413と、連結片414とを備えている。第1の端子41では、固定片411と端子片412と取付片413と連結片414とが金属材料で一体に形成されている。固定片411、取付片413及び連結片414は、ケース6に収納されている。端子片412の少なくとも一部は、ケース6の外部に位置する。端子片412の残りは、ケース6に収納されている。
端子片412は、固定片411に連結されている。端子片412は、固定片411における第1の方向A11の端部(下端)から第2の方向A12に延びて設けられている。第2の方向A12は、第1の方向A11と交差する方向である。より詳細には、第2の方向A12は、第1の方向A11と直交する方向である。端子片412は、矩形平板状に形成されている。端子片412の中央には、ねじ孔415が貫通して形成されている。ねじ孔415には、図示しない端子ねじがねじ込まれる。
取付片413は、矩形平板状に形成されている。取付片413の中央には、固定接点21が取り付けられている。連結片414は、矩形平板状に形成されており、固定片411と取付片413とを連結している。
第2の端子42は、固定片421と、端子片422と、取付片423と、傾斜片424と、連結片425とを備えている。第2の端子42では、固定片421と端子片422と取付片423と傾斜片424と連結片425とが金属材料で一体に形成されている。固定片421、取付片423、傾斜片424及び連結片425は、ケース6に収納されている。端子片422の少なくとも一部は、ケース6の外部に位置する。端子片422の残りは、ケース6に収納されている。
端子片422は、固定片421に連結されている。端子片422は、固定片421における第1の方向A11の端部(下端)から第2の方向A12に延びて設けられている。端子片422は、矩形平板状に形成されている。端子片422の中央には、ねじ孔426が貫通して形成されている。ねじ孔426には、図示しない端子ねじがねじ込まれる。
取付片423は、矩形平板状に形成されており、接点ばね23の各板ばね231が固定(かしめ固定)される。傾斜片424は、矩形平板状に形成されており、取付片423の下端から斜め下向きに突出している。連結片425は、矩形平板状に形成されており、固定片421と傾斜片424とを連結している。
位置決め部材5は、固定接点21と可動接点22と接点ばね23と電磁石部31とアーマチュア32とカード34と第1の端子41と第2の端子42との相互の位置関係を規制するように構成されている。電磁石部31と第1の端子41と第2の端子42とが位置決め部材5に保持されている状態で、接点部2及び駆動部3はケース6に収納されている。
ケース6は、図1〜4に示すように、接点部2と駆動部3と位置決め部材5とを収納している。ケース6は、ベース(ボディ)61と、カバー62とを備えている。
ベース61は、図5に示すように、矩形箱形の合成樹脂成形体であり、一面に開口を有している。より詳細には、ベース61は、底面部(第1の周壁部)611と、一対の側面部612,613と、一対の側面部614,615とを備えている。ベース61では、底面部611と一対の側面部612,613と一対の側面部614,615とが一体に形成されている。
底面部611は、図4に示すように、複数(図4では2つ)の孔631,632を有している。より詳細には、ベース61の底面部611の下部における左右両側の角に、矩形の孔631,632が貫通している。
図1〜5,7に示すように、左側の孔631の内周面には、第1の壁部641が設けられている。第1の壁部641は、底面部611から第1の方向A11に突出して設けられている。第1の壁部641は、第2の方向A12において側面部612と対向している。
左側の孔631と同様に、右側の孔632の内周面には、第1の壁部642が設けられている。第1の壁部642は、底面部611から第1の方向A11に突出して設けられている。第1の壁部642は、第2の方向A12において側面部613と対向している。
カバー62は、ベース61の開口を覆うように構成されている。カバー62は、図6に示すように、一面が開口した矩形箱形の合成樹脂成形体である。より詳細には、カバー62は、底面部621と、一対の側面部622,623と、一対の側面部624,625とを備えている。カバー62では、底面部621と一対の側面部622,623と一対の側面部624,625とが一体に形成されている。
カバー62は、図1〜4,6,7に示すように、一対の第2の壁部651,652を更に備えている。第2の壁部651は、底面部621から第1の方向A11に突出して設けられている。第2の壁部651は、第2の方向A12においてベース61の側面部612と対向している。第2の壁部652は、底面部621から第1の方向A11に突出して設けられている。第2の壁部652は、第2の方向A12においてベース61の側面部613と対向している。
カバー62の開口端縁には、図6に示すように、内向きに突出する一対の突起661が設けられている。一対の突起661は、第2の方向A12において対向している。
カバー62がベース61の開口を覆うことによって、ケース6が組み立てられる。ベース61の底面部611にカバー62の一対の突起661が引っ掛けられ、ベース61にカバー62が被せられることで、ケース6が組み立てられる。
ケース6が組み立てられた状態において、図3に示すように、ベース61の底面部611とカバー62の開口端縁との間には隙間603が形成されている。ケース6内を密閉するために、隙間603は、底面部611の外面に塗布されたシール剤で塞がれる。
また、図1に示すように、ケース6が組み立てられた状態において、ベース61の一対の側面部612,613とカバー62の一対の側面部622,623とによって、一対の貫通孔601,602が形成されている。より詳細には、側面部612と側面部622とによって、貫通孔601が形成されており、側面部613と側面部623とによって、貫通孔602が形成されている。貫通孔601には、第1の端子41が挿通されている。貫通孔602には、第2の端子42が挿通されている。ここで、側面部612及び側面部622は第2の周壁部に相当する。同様に、側面部613及び側面部623も第2の周壁部に相当する。つまり、ケース6は、一対の第2の周壁部を備えている。一対の第2の周壁部は、第1の周壁部とは異なる周壁部であって、第1の端子41及び第2の端子42の端子片412,422が挿通されている貫通孔601,602を有している。
ケース6が組み立てられた状態では、左側の孔631からは、第1の端子41の固定片411が露出している。また、右側の孔632からは、第2の端子42の固定片421が露出している。
ケース6が組み立てられた状態において、ケース6は、底面部(第1の周壁部)611の外面に塗布されたシール剤が上記外面から貫通孔601,602へ流れる流路を有している。実施形態1において、上記流路は、ケース6内に設けられている。より詳細には、ケース6が組み立てられた状態において、図1,7に示すように、流路は、ケース6内に設けられた壁部を備えている。上述したように、ベース61は、壁部を構成する第1の壁部641,642を備えている。カバー62は、壁部を構成する第2の壁部651,652を備えている。ベース61の第1の壁部641及びカバー62の第2の壁部651の突出方向(第1の方向A11)において、ベース61の第1の壁部641は、カバー62の第2の壁部651と隙間671を介して対向している。同様に、ベース61の第1の壁部642及びカバー62の第2の壁部652の突出方向(第1の方向A11)において、ベース61の第1の壁部642は、カバー62の第2の壁部652と隙間672を介して対向している。
ケース6が組み立てられた状態において、ベース61の底面部611とカバー62の開口端縁との間の隙間603(図2参照)に液状のシール剤(接着剤)が流し込まれる。シール剤としては、例えば熱硬化性樹脂が用いられる。隙間603に流し込まれたシール剤は、隙間603で硬化される。また、底面部611の外面に塗布された液状のシール剤は、ベース61の一対の孔631,632からケース6の内部に流れる。一対の孔631,632からケース6の内部に流し込まれた液状のシール剤は、ケース6内において、ベース61の第1の壁部641,642の表面及びカバー62の第2の壁部651,652の表面に沿って流れていく。そして、シール剤は、ケース6内において第1の端子41及び第2の端子42を覆った状態で硬化する。
上記より、ベース61の底面部611にカバー62の一対の突起661が引っ掛けられることと、ベース61の底面部611とカバー62の開口端縁との間の隙間603にシール剤が流れて硬化することとによって、ベース61とカバー62とが結合される。また、シール剤は、ベース61の孔631,632からケース6の内部に流れて、ケース6内において第1の端子41及び第2の端子42を覆った状態で硬化することによって、第1の端子41及び第2の端子42は、ケース6に固定される。
ところで、ベース61は、図4,5に示すように、接点部2及び駆動部3が収納される収納空間を包囲する側面部(側壁)614を備えており、側面部614は、上記収納空間の内外を連通させる一対の溝(貫通孔)633を有している。
カバー62の側面部624は、図2に示すように、溝633が形成された側面部614との間に、第1の接続端子71及び第2の接続端子72の第2の端子部712,722が位置する空間604を有するように設けられている。空間604は、第2の端子部712,722が位置する状態で、シール剤(図示せず)によって封止されている。また、カバー62は、カバー62内において空間604と残りの領域とを仕切るための仕切部663を備えている。
ケース6は、複数の接続端子7の第2の接合部742,762の延設方向に直交する開口面605(図3参照)を有している。より詳細には、ケース6は、複数の接続端子7が並んでいる方向及び突出方向に直交する開口面605を有している。
複数の接続端子7は、図9に示すように、第1の接続端子71と、第2の接続端子72とを含んでいる。接点部2及び駆動部3がベース61内に収納された状態において、複数の接続端子7は、ベース61の側面部614に設けられた溝(貫通孔)633を通してベース61の外に突出している。
第1の接続端子71は、図10に示すように、第1の端子部711と、第2の端子部712とを備えている。第1の接続端子71では、第1の端子部711と第2の端子部712とが一体に形成されている。第1の接続端子71は、金属材料で形成されている。
第1の端子部711は、ベース61(図4参照)内に収納されており、第1の片731と、第2の片732と、第3の片733とを備えている。第1の片731と第2の片732は、ボビン35の第1の鍔部351に挿入され、第3の片733には、コイル36の第1端が電気的に接続される。第3の片733は、第1の片731の第2の方向A22における側端から第3の方向A23に突出している。第1の片731と第2の片732と第3の片733とは一体に設けられている。
第2の端子部712は、溝633(図5参照)を通ってベース61(図5参照)外に突出しており、第1の接合部741と、第2の接合部742とを備えている。第1の接合部741は、第1の端子部711から第1の方向A21に延設されている。第2の接合部742は、第1の接合部741から、第1の方向A21に直交する第3の方向A23に延設されている。具体的には、第2の接合部742は、第3の方向A23において、第3の片733が延設されている向き(図10の右向き)とは反対向き(図10の左向き)に延設されている。第1の接合部741と第2の接合部742は一体に設けられている。
第2の接続端子72は、第1の接続端子71と同様に、図11に示すように、第1の端子部721と、第2の端子部722とを備えている。第2の接続端子72では、第1の端子部721と第2の端子部722とが一体に形成されている。第2の接続端子72は、金属材料で形成されている。
第1の端子部721は、第1の端子部711と同様に、ベース61(図4参照)内に収納されており、第1の片751と、第2の片752と、第3の片753とを備えている。第1の片751と第2の片752は、ボビン35の第2の鍔部352に挿入され、第3の片753には、コイル36の他端が電気的に接続される。第3の片753は、第1の片751の第2の方向A22における側端から第3の方向A23に突出している。第1の片751と第2の片752と第3の片753とは一体に設けられている。
第2の端子部722は、第2の端子部712と同様に、溝633(図5参照)を通ってベース61(図5参照)外に突出しており、第1の接合部761と、第2の接合部762とを備えている。第1の接合部761は、第1の端子部721から第1の方向A21に延設されている。第2の接合部762は、第1の接合部761から、第1の方向A21に直交する第3の方向A23に延設されている。第2の接合部742とは異なり、第2の接合部762は、第3の方向A23において、第3の片753が延設されている向きと同じ向き(図11の左向き)に延設されている。第1の接合部761と第2の接合部762は一体に設けられている。
なお、第2の接合部762は、第2の接合部742と同様に、第3の方向A23において、第3の片753が延設されている向きとは反対向きに延設されていてもよい。この場合、第1の接続端子71と第2の接続端子72は、同じ形状の部品となる。
ところで、電磁リレー1は、図2〜4に示すように、消弧部材11を更に備えている。消弧部材11は、ベース61内において、接点部2(固定接点21及び可動接点22)と電磁石部31とアーマチュア32とカード34とに囲まれた空間に配置されている。消弧部材11は、永久磁石111と、ヨーク112とを備えている。永久磁石111は、矩形の平板状に形成されており、厚み方向において異極に着磁されている。ヨーク112は、L字形に形成されている。永久磁石111及びヨーク112は、ベース61に設けられた収納部636に収納されている。
収納部636は、外形がL字形である箱状であって、ベース61の底面部611から内方へ突出するように形成されている。また、収納部636は、内部が空洞になっており、ベース61の後方に開放された挿入口637から永久磁石111及びヨーク112が挿入され、かつ、収納されている。
次に、実施形態1に係る電磁リレー1の動作について図1〜4を参照しながら説明する。
複数の接続端子7間に電圧が印加されていない状態では、電磁石部31がアーマチュア32を駆動しない。そのため、接点ばね23がカード34に引っ張られないので、可動接点22と固定接点21とが、所定のギャップを空けて対向している。このとき、第1の端子41と第2の端子42とは非導通状態(オフ状態)となる。
一方、複数の接続端子7間に電圧が印加されている状態では、電磁石部31がアーマチュア32を駆動し、アーマチュア32が図8における反時計回りに回転する。そのため、接点ばね23がカード34に引っ張られて図4の左向きに撓むので、可動接点22が固定接点21に接触する。このとき、第1の端子41と第2の端子42とは導通状態(オン状態)となる。なお、オン状態において複数の接続端子7間に電圧が印加されなくなれば、アーマチュア32が図8における時計回りに回転してオフ状態になる。
ここで、第1の端子41と第2の端子42とがオン状態からオフ状態になる際、可動接点22と固定接点21との間にアーク放電が発生することがある。アーク放電が発生した場合、発生したアークを速やかに消弧してアーク放電を短時間で終了させる必要がある。そのために実施形態1に係る電磁リレー1は、永久磁石111とヨーク112とからなる消弧部材11がベース61の収納部636内に収納されている。つまり、永久磁石111とヨーク112とによって、固定接点21及び可動接点22の周囲に磁場を形成し、当該磁場による電磁力でアークを引き延ばすことにより、アークを消弧している。
次に、実施形態1に係るリレー装置8について図12,13を参照しながら説明する。
リレー装置8は、上述した電磁リレー1と、一対のリード線(外部接続体)91とを備え、リード線接続の外部機器(図示せず)に接続される。
一対のリード線91(第1のリード線911、第2のリード線912)は、図12,13に示すように、それぞれ第1の接続端子71の第2の接合部742及び第2の接続端子72の第2の接合部762に電気的に接続され、カバー62に形成された溝606に嵌め込まれた状態で、先端がケース6の外部に引き出される。
以上説明した実施形態1に係る電磁リレー1によれば、ベース61とカバー62とで囲まれた空間604内に位置する接続端子7が設けられており、かつ、空間604が接続端子7の第2の端子部712,722が空間604に位置する状態で空間604が封止されている。これにより、さまざまな外部接続体に対応することができ、かつ、外部接続体を安定して接合することができる。
実施形態1に係る電磁リレー1によれば、接続端子7の第1の接合部741,761と第2の接合部742,762とが異なる方向に沿って設けられているので、さまざまな方向に対して接続端子7に外部接続体を接続することができる。
実施形態1に係る電磁リレー1によれば、接続端子7の第2の端子部712,722が位置している空間604を封止するときに、カバー62の開口面635を介して空間604内にシール剤を入れることができる。
実施形態1に係る電磁リレー1によれば、ベース61の底面部(第1の周壁部)611の外面にシール剤を塗布する工程を行うだけで、流路を通って底面部611の外面から側面部(第2の周壁部)612,622の貫通孔601及び側面部(第2の周壁部)613、623の貫通孔602へシール剤を流すことができる。これにより、シール剤によって底面部611の隙間603を塞ぐことができ、かつ、流路を流れてきたシール剤によって第1の端子41の端子片412及び第2の端子42の端子片422をケース6に接着することができる。その結果、ケースの隙間を塞ぐ工程と端子の端子片を接着する工程とを別々に行う場合に比べて、工程数を減らし、かつ、工程時間を短縮することができる。
実施形態1に係る電磁リレー1によれば、底面部(第1の周壁部)611の外面に塗布されたシール剤を、表面張力や毛細管現象を利用して、ケース6内に設けられた第1の壁部(壁部)641,642及び第2の壁部(壁部)651,652に沿って容易に流すことができる。これにより、シール剤を貫通孔601,602のほうへ容易に流すことができる。
なお、一対のリード線91は、第1の接続端子71及び第2の接続端子72の第1の接合部741,761に電気的に接続されてもよい。
(実施形態2)
実施形態2に係る電磁リレー1は、図14に示すように、ケース6内に貯留スペース69を有している点で、実施形態1に係る電磁リレー1(図7参照)と相違する。なお、実施形態1に係る電磁リレー1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2のケース6は、シール剤を貯留させる貯留スペース69を有している。貯留スペース69は、ケース6内において第1の端子41及び第2の端子42(図1参照)に隣接している。より詳細には、実施形態2のカバー62は、第2の壁部651と側面部622との間に貯留スペース69を有している。同様に、カバー62は、第2の壁部652と側面部623との間にも貯留スペース(図示せず)を有している。
以上説明した実施形態2に係る電磁リレー1によれば、貯留スペース69にシール剤を貯留することができるので、第1の端子41及び第2の端子42の端子片412,422をケース6に接着するための接着領域を広くすることができる。これにより、第1の端子41及び第2の端子42の端子片412,422をケース6に接着するための接着強度を高めることができる。つまり、実施形態2に係る電磁リレー1では、ベース61の孔631,632(図1参照)からケース6の内部に流れ込んだシール剤を貯留スペース69で溜めることができるので、第1の端子41及び第2の端子42をケース6に対してより強固に固定することができる。
また、実施形態2に係る電磁リレー1によれば、リレー全体のサイズを大きくすることなく、第1の端子41及び第2の端子42の端子片412,422をケース6に接着するための接着領域を広くすることができる。
実施形態2の変形例1として、図15に示すように、カバー62のみが一対の第2の壁部651,652を備えていてもよい。つまり、変形例1のベース61は、一対の第1の壁部641,642(図1参照)を備える必要がない。第2の壁部651,652の各々は、ベース61の底面部611の内面に対向している。
実施形態2の変形例2として、図16に示すように、ベース61のみが一対の第1の壁部641,642を備えていてもよい。つまり、変形例2のカバー62は、一対の第2の壁部651,652(図1参照)を備える必要がない。第1の壁部641,642の各々は、カバー62の底面部621の内面に対向している。
実施形態2の変形例3として、図17に示すように、ベース61の第1の壁部641及びカバー62の第2の壁部651の突出方向(図17の上下方向)において、ベース61の第1の壁部641とカバー62の第2の壁部651とが先端同士で接していてもよい。同様に、ベース61の第1の壁部642及びカバー62の第2の壁部652の突出方向において、ベース61の第1の壁部642とカバー62の第2の壁部652とが先端同士で接していてもよい。
変形例3に係る電磁リレー1では、第1の壁部641と第2の壁部651とが先端同士で接しているから、孔631からのシール剤が第1の壁部641及び第2の壁部651をスムーズに流れていく。同様に、第1の壁部642と第2の壁部652とが先端同士で接しているから、孔632からのシール剤が第1の壁部642及び第2の壁部652をスムーズに流れていく。その結果、第1の端子41及び第2の端子42をシール剤で容易に覆うことができる。
実施形態2の変形例4として、図18に示すように、ベース61の第1の壁部641とカバー62の第2の壁部651との先端同士が図18の左右方向において重なり合っていてもよい。同様に、ベース61の第1の壁部642とカバー62の第2の壁部652との先端同士が左右方向において重なりあっていてもよい。図18の例では、第1の壁部641のほうが第2の壁部651よりも左右方向において外側(図18において左側)に位置している。これにより、第1の壁部641に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部641と第2の壁部651との境界で溜まることなく、第1の壁部641から第2の壁部651へシール剤をスムーズに流すことができる。同様に、第1の壁部642のほうが第2の壁部652よりも左右方向において外側に位置している。これにより、第1の壁部642に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部642と第2の壁部652との境界で溜まることなく、第1の壁部642から第2の壁部652へシール剤をスムーズに流すことができる。
実施形態2の変形例5として、図19に示すように、ベース61の第1の壁部641とカバー62の第2の壁部651との先端同士が図19の左右方向において隙間681を介して対向していてもよい。同様に、ベース61の第1の壁部642とカバー62の第2の壁部652との先端同士が左右方向において隙間を介して対向していてもよい。図19の例では、第1の壁部641のほうが第2の壁部651よりも左右方向において外側(図19において左側)に位置している。これにより、第1の壁部641に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部641と第2の壁部651との境界で溜まることなく、第1の壁部641から第2の壁部651へシール剤をスムーズに流すことができる。同様に、第1の壁部642のほうが第2の壁部652よりも左右方向において外側に位置している。これにより、第1の壁部642に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部642と第2の壁部652との境界で溜まることなく、第1の壁部642から第2の壁部652へシール剤をスムーズに流すことができる。
実施形態2の変形例6として、図20に示すように、ベース61の第1の壁部641とカバー62の第2の壁部651とが先端同士で係合していてもよい。図20の例では、ベース61の第1の壁部641は、下方向に突出する係合部643を備えている。カバー62の第2の壁部651は、上方向に突出する係合部653を備えている。ベース61の係合部643は、ベース61の第1の壁部641とカバー62の第2の壁部651とが係合したときに、カバー62の係合部653よりも左右方向において外側(図20において左側)に位置している。さらに、ベース61の第1の壁部641は、カバー62の第2の壁部651よりも左右方向において少し外側に位置している。同様に、ベース61の第1の壁部642は、下方向に突出する係合部(図示せず)を備えている。カバー62の第2の壁部652は、上方向に突出する係合部(図示せず)を備えている。ベース61の係合部は、ベース61の第1の壁部642とカバー62の第2の壁部652とが係合したときに、カバー62の係合部よりも左右方向において外側に位置している。さらに、ベース61の第1の壁部642は、カバー62の第2の壁部652よりも左右方向において少し外側に位置している。
変形例6に係る電磁リレー1では、第1の壁部641のほうが第2の壁部651よりも左右方向において外側に位置している。これにより、第1の壁部641に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部641と第2の壁部651との境界で溜まることなく、第1の壁部641から第2の壁部651へシール剤をスムーズに流すことができる。同様に、第1の壁部642のほうが第2の壁部652よりも左右方向において外側に位置している。これにより、第1の壁部642に沿って流れてきたシール剤が第1の壁部642と第2の壁部652との境界で溜まることなく、第1の壁部642から第2の壁部652へシール剤をスムーズに流すことができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る電磁リレー1は、図21に示すような貯留スペース69を有している点で、実施形態2に係る電磁リレー1(図14参照)と相違する。なお、実施形態2に係る電磁リレー1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3のケース6のカバー62は、第2の周壁部を構成する側面部622から突出する突出部662を備えている。同様に、カバー62は、第2の周壁部を構成する側面部623(図1参照)から突出する突出部(図示せず)を備えている。なお、実施形態2のカバー62と同様の機能については説明を省略する。
実施形態3の貯留スペース69は、貫通孔601と連通しており、突出部662で囲まれた空間691を含んでいる。
以上説明した実施形態3に係る電磁リレー1によれば、ケース6内に貯留スペース69を十分に確保することができない場合であっても、突出部662で囲まれた空間691も含めて貯留スペース69を確保することができるので、貯留スペース69の設計自由度を高めることができる。
なお、実施形態3の変形例として、シール剤が流れる流路は、ケース6外に設けられていてもよい。より詳細には、本変形例の流路は、ケース6外において、側面部(第2の周壁部)612の外面に形成されており、貫通孔601,602に連通していてもよい。
本変形例のベース61の側面部612は、図22に示すように、シール剤の流路となる複数(図22では3本)の溝664を有している。同様に、実施形態3のベース61の側面部613(図1参照)も、シール剤の流路となる複数の溝(図示せず)を有している。
複数の溝664は、平行に形成されている。同様に、側面部613の複数の溝も、平行に形成されている。また、複数の溝664は、貫通孔601の両端に連通する一対の第1の溝665と、一対の第1の溝665の間に形成されている第2の溝666とを有している。同様に、側面部613の複数の溝も、貫通孔602の両端に連通する一対の第1の溝と、上記一対の第1の溝の間に形成されている第2の溝とを有している。
本変形例に係る電磁リレー1によれば、ベース61の側面部(第2の周壁部)612,613の外面に形成された流路を通って、ベース61の底面部(第1の周壁部)611の外面から側面部(第2の周壁部)612,622の貫通孔601及び側面部(第2の周壁部)613,623の貫通孔602へシール剤を流すことができるので、シール剤の流れを外観で確認することができる。
側面部612に設けられる溝664は、3本には限定されず、1本であってもよいし、2本であってもよい。あるいは、溝664は、4本以上であってもよい。同様に、側面部613に設けられる溝は、3本には限定されず、1本であってもよいし、2本であってもよい。あるいは、側面部613に設けられる溝は、4本以上であってもよい。
側面部612に設けられる溝664は、図22の例の場所ではなく、側面部612のいずれの場所に設けられていてもよい。同様に、側面部613に設けられる溝も、側面部613のいずれの場所に設けられてもよい。
(実施形態4)
実施形態4に係る電磁リレー1は、図23,24に示すように、ケース6が窓607を有している点で、実施形態1に係る電磁リレー1(図7参照)と相違する。なお、実施形態1に係る電磁リレー1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態4のケース6のカバー62は、側面部(第2の周壁部)622において貫通孔601に隣接する窓607を有している。同様に、実施形態4のカバー62は、側面部(第2の周壁部)623において貫通孔602に隣接する窓(図示せず)を有している。より詳細には、窓607は、貫通孔601に連通しており、側面部622において内側から外側になるにつれて下方に傾斜している。なお、実施形態1のカバー62と同様の機能については説明を省略する。
以上説明した実施形態4に係る電磁リレー1によれば、流路を流れてきたシール剤は、貫通孔601,602に到達すると、窓607ににじみ出る。したがって、シール剤が貫通孔601,602に到達しているか否かを、窓607を通して確認することができる。ただし、シール剤の粘度及び表面張力により、シール剤は、窓607から漏れ出ることはない。
実施形態4の変形例として、窓607が図25に示すような矩形状を有していてもよい。本変形例に係る電磁リレー1においても、シール剤が貫通孔601,602に到達しているか否かを、窓607を通して確認することができる。
(実施形態5)
実施形態5では、コネクタ接続の外部機器に対応するリレー装置8について説明する。
実施形態5に係るリレー装置8は、図26,27に示すように、外部接続体として、実施形態1の一対のリード線91に代えて、図26,27に示すようなコネクタ92を備えている。なお、実施形態1に係るリレー装置8(図12,13参照)と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
コネクタ92は、図28に示すように、コネクタ部921と、挿入部922とを備えている。挿入部922は、コネクタ部921と一体に設けられている。コネクタ部921は、一面に開口を有する箱状のコネクタボディ923と、一対の端子部(図示せず)とを備えている。一対の端子部は、コネクタボディ923の空間924に収納されている。コネクタ部921は、外部機器のコネクタがコネクタボディ923の空間924に収納された状態で、外部機器のコネクタに接合されるように構成されている。
図27に示すように、コネクタ92は、挿入部922がケース6の空間604に収納され、コネクタ部921がカバー62の開口部608からカバー62の外側に位置するように、ケース6に取り付けられる。コネクタ92がケース6に取り付けられた状態でコネクタ92の一対の端子部(図示せず)は、一対の導電体925によって一対の接続端子7に電気的に接続される。
以上説明した実施形態5に係るリレー装置8では、外部接続体としてのコネクタ92が接続端子7に電気的に接続されていることによって、コネクタ接続の外部機器に容易に対応することができる。
(実施形態6)
実施形態6では、プラグイン接続の外部機器に対応するリレー装置8について説明する。
実施形態6に係るリレー装置8は、図29,30に示すように、外部接続体として、実施形態1の一対のリード線91に代えて、図29,30に示すような一対のプラグ端子93を備えている。なお、実施形態1に係るリレー装置8(図12,13参照)と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
各プラグ端子93は、図31に示すように、基片931と、接続片932とを備えている。基片931は、平板状を有している。接続片932は、基片931の長手方向の一端(下端)から基片931の法線方向に沿って延設されている。接続片932は、基片931と一体に設けられている。接続片932は、例えば溶接などによって接続端子7に接合される。図29,30の例では、接続片932は、接続端子7の第2の接合部742,762に接合されている。
以上説明した実施形態6に係るリレー装置8では、外部接続体としての一対のプラグ端子93が接続端子7に電気的に接続されていることによって、プラグイン接続の外部機器に容易に対応することができる。
なお、一対のプラグ端子93は、接続端子7の第1の接合部741,761に接合されてもよい。
本発明に係る電磁リレーは、実施形態1〜6及びそれらの変形例に限定されず、本発明の技術思想に合致する範囲内において、種々の構成が採用可能である。
なお、本発明は、電磁リレーには限定されない。本発明は、電磁リレー以外の電気機器であってもよい。
1 電磁リレー
2 接点部
21 固定接点
22 可動接点
3 駆動部
36 コイル
604 空間
605 開口面
61 ベース
614 側面部(第1の壁部)
62 カバー
624 側面部(第2の壁部)
633 溝(貫通孔)
7 接続端子
711,721 第1の端子部
712,722 第2の端子部
741,761 第1の接合部
742,762 第2の接合部
8 リレー装置
91 リード線(外部接続体)
92 コネクタ(外部接続体)
93 プラグ端子(外部接続体)

Claims (5)

  1. 固定接点及び可動接点を含む接点部と、
    コイルを有し、前記固定接点に対して前記可動接点を接離させる駆動部と、
    前記接点部及び前記駆動部が収納される収納空間を包囲する第1の壁部を含み、開口を有するベースと、
    前記ベースの前記開口を覆うカバーと、
    前記コイルと外部接続体とを電気的に接続させる接続端子とを備え、
    前記ベースの前記第1の壁部は、前記収納空間の内外を連通させる貫通孔を有し、
    前記接続端子は、
    前記ベース内に収納されており前記コイルに電気的に接続されている第1の端子部と、
    前記貫通孔を通して前記ベース外に突出し外部接続体に電気的に接続される第2の端子部とを含み、
    前記カバーは、前記貫通孔が形成された前記第1の壁部との間に前記第2の端子部が位置する空間を有するように設けられた第2の壁部を含み、
    前記空間は、前記第2の端子部が位置する状態でシール剤によって封止されている
    ことを特徴とする電磁リレー。
  2. 前記第2の端子部は、
    前記第2の端子部の前記第1の端子部からの突出方向に延設された第1の接合部と、
    前記突出方向に直交する方向に前記第1の接合部から延設された第2の接合部と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の電磁リレー。
  3. 前記カバーは、前記空間において、前記第2の接合部の延設方向に直交する開口面を有することを特徴とする請求項2記載の電磁リレー。
  4. 前記接続端子を複数備え、
    前記複数の接続端子は、前記第1の壁部から突出し、
    前記カバーは、前記空間において、前記複数の接続端子が並んでいる方向及び前記第2の端子部の前記第1の端子部からの突出方向に直交する開口面を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電磁リレー。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電磁リレーと、
    前記接続端子の前記第2の端子部に電気的に接続されている外部接続体と
    を備えることを特徴とするリレー装置。
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