JP2018025761A - 光学部品、光学部品の製造方法、およびカメラ - Google Patents

光学部品、光学部品の製造方法、およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】 内周にアンダーカット形状を持たせたホルダーをレンズ成形用金型にインサートし、レンズ用樹脂を射出し成形すれば、接着剤を用いずにホルダーとレンズの一体化が可能だが、ホルダーのアンダーカットの形状と、レンズゲート部の位置関係によってはレンズの面精度が安定しないという課題がある。
【解決手段】 前記プラスチックレンズは、前記プラスチックレンズに食い込んだホルダーによって固定され、前記プラスチックレンズの側面にゲート痕を有し、前記ゲート痕に最も近い前記ホルダーの前記プラスチックレンズへの食い込み量が、前記ホルダーの前記プラスチックレンズへの食い込み量の平均より小さいことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学部品、光学部品の製造方法に関するもので、例えばデジタル一眼レフカメラのファインダーに使用されるホルダー付きのプラスチック製レンズである光学部品、光学部品の製造方法に関するものである。
プラスチック製レンズはデジタルカメラの撮影レンズ、光ディスクの記録再生ピックアップレンズ、プロジェクターの投影用のレンズ等、幅広い用途で活用されている。これらのプラスチック製レンズの多くは、コストダウンのため射出成形によって製造されている。プラスチック製レンズを部品として製品に組み付けて機能させるために、後工程においてレンズを枠状のレンズホルダーの中に入れて一体化することがある。該レンズホルダーは鏡筒とも呼ばれるが、本発明では統一してホルダーと表記する。該ホルダーは、カメラへの組み付けを容易にしたり、レンズを動かす駆動部品としたり、レンズ側面反射によるゴーストを抑制する遮光(マスク)の機能を有することがある。
ホルダーにレンズを固定し一体化するために、一般的には接着剤が用いられる。しかし、接着という後工程にかかるコストが課題となる。接着工程を無くすために、ホルダーの内周にアンダーカット形状を形成して金型にインサートしておき、そこに溶融プラスチックを流し込むことによりレンズを成形する方法も用いられる。ホルダーにアンダーカット形状を形成しておくと、溶融プラスチックが、アンダーカット形状の部分に回り込む。その状態で溶融プラスチックが固化すると、ホルダーにレンズが固定され一体化された状態で、ホルダー付きのレンズである光学部品を金型から取り出すことができる。
特許文献1では、プラスチック製ホルダーに、その内周にレンズを固定するためのアンダーカット形状部が形成されており、このホルダーを金型にインサートした状態で、プラスチックレンズを成形することが記載されている。
特開2002−148501号公報
特許文献1に記載の方法では、レンズを成形するための溶融プラスチックがホルダーに形成したアンダーカット形状の部分に回り込む前に、溶融プラスチックから受ける圧力及び熱によりホルダーが変形してしまう場合がある。そしてその変形後の形状がショットごとに異なるため、成形品の精度が結果として不安定になり、レンズの面精度が安定せず、品質がばらつくという課題がある。
本発明の光学部品は、第一の光学面と第二の光学面との間に、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を有するプラスチックレンズと、ホルダーを有する光学部品であって、前記プラスチックレンズは、前記側面に食い込んだホルダーによって固定され、前記側面はゲート痕を有し、前記ゲート痕に最も近い前記ホルダーの前記側面への食い込み量が、前記ホルダーの前記側面への食い込み量の平均より小さいことを特徴とする。
本発明の光学部品の製造方法は、金型にホルダーをインサートし、ゲートからキャビティに溶融樹脂を射出してレンズを成形し、光学部品を製造する光学部品の製造方法であって、前記キャビティは、第一の光学面と、第二の光学面と、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を転写するための面が形成され、前記側面に、前記ゲートが形成され、前記ホルダーの、前記ゲートに最も近い部分の突出し量は、前記突出し量の平均より小さくなるように前記ホルダーをインサートすることを特徴とする。
本発明によれば、ホルダーとレンズが一体化された光学部品を低コストかつ精度良く得ることが可能となる。
本発明の実施形態及び実施例1に係る光学部品を示す図。(a)上面斜視図(b)下面斜視図(c)上面図(d)ゲート反ゲート断面図(e)食い込み部拡大図(f)ゲートと直交方向断面図 本発明の実施形態及び実施例に係る金型断面図(a)〜(c) 本発明の実施例2に係る光学部品を示す図 比較例における光学部品を示す図 実施例4に係る光学部品を示す図
本発明における光学部品の一例を図1に示す。図1は本発明の実施する形態に係る光学部品を示す図である。図1(a)は上面斜視図である。図1(b)は下面斜視図である。図1(c)は上面図である。図1(d)はレンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した断面A−A´図である。図1(e)は食い込み部の拡大図である。図1(f)はレンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した、図1(d)とは別の断面である断面B−B´図である。
図1において、1はプラスチックレンズ、2はホルダー、21はホルダーの底面、22はホルダーの内面、23はホルダーの上面、24はホルダーの外面である。3は食い込み部、4はゲート部、5は第一の光学面(表)、6は第二の光学面(裏)、7はホルダーに設けられている他部品との位置合わせのための基準穴である。Xは光軸方向を示す。第一の光学面(表)5および第二の光学面(裏)6の形状は、球面、非球面、自由曲面等、特に限定されない。また第一の光学面(表)5および第二の光学面(裏)6は、どちらが表であっても裏であっても構わない。つまり、6が第一の光学面(表)、5が第二の光学面(裏)であってもよい。
プラスチックレンズが矩形であることが好ましい。本明細書においては、矩形とは、プラスチックレンズの、光軸方向と垂直方向の断面形状が、長方形、正方形、長方形または正方形の角が切り取られた形状、または、円形または楕円形の一部が切り取られた形状(Dカット形状)であると定義する。本実施形態では、図1に示すような、円形の一部が2箇所切り取られたプラスチックレンズを有する光学部品の例を示す。
本実施形態の光学部品のプラスチックレンズは、第一の光学面と第二の光学面との間に、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ複数の側面を有している。10は、複数の側面のうち、詳細は後述するが、プラスチックレンズを成形するためのゲートが配置されている側面である。すなわち、プラスチックレンズの複数ある側面のうち、ゲート痕を有する側面である。11は、プラスチックレンズの複数ある側面のうち、ゲート痕を有する側面に隣接する側面である。12は、プラスチックレンズの複数ある側面のうち、ゲート痕を有する側面とは反対側の側面である。13は、光軸方向から見たホルダー内面22のプラスチックレンズへの食い込み量を示す。14は、光学部品の長手方向の幅を示す。15は、プラスチックレンズの長手方向の幅を示す。16は、光学部品の短手方向の幅を示す。17は、プラスチックレンズの光軸上の厚みを示す。本発明の光学部品1は、ホルダー2とプラスチックレンズ3が、ホルダー内面22の一部に設けられた食い込み部をプラスチックレンズ1に食い込ませることより一体化されている。食い込み部3の食い込み量13は、プラスチックレンズの側面によって異なっており、ゲート痕を有する側面10への食い込み量は、ゲート痕を有する側面に隣接する側面11への食い込み量よりも小さい。また、ゲート痕を有する側面10への食い込み量は、ゼロであってもよい。つまり、ゲート痕を有する側面10にはホルダーは食い込んでいなくてもよい。
本実施形態に示す光学部品は、例えば、デジタル一眼レフカメラのファインダーを構成するレンズであり、視度調整用のレンズとして用いられる。つまり前記プラスチックレンズは接眼レンズであり、接眼側レンズ面と対物側レンズ面とを有している。そして、接眼側レンズ面に、前記ホルダーが食い込んでいる。
本実施形態では光学部品のプラスチックレンズが矩形の場合を説明したが、矩形でなくてもよい。例えば円形であってもよい。
つまり、本発明の光学部品のプラスチックレンズは、第一の光学面と第二の光学面との間に、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を有している。ホルダー内面の一部である食い込み部3の食い込み量13は均一ではなく、食い込み量13が異なる部分を有している。プラスチックレンズの側面に形成されている、プラスチックレンズを成形するためのゲートに、最も近いホルダーの、レンズへの食い込み量は、ホルダーのレンズへの食い込み量の平均よりも小さい。つまり、ゲート痕に最も近いホルダー内面のレンズへの食い込み量は、ホルダー内面のレンズへの食い込み量の平均よりも小さい。また、ゲート痕に最も近いホルダーのレンズへの食い込み量は、ゼロであってもよい。つまり、ゲート痕に最も近いホルダーの内面はレンズに食い込んでいなくてもよい。本明細書においては、ホルダーのプラスチックレンズへの食い込み量の平均とは、プラスチックレンズへ食い込んでいるホルダー内面の総面積を、プラスチックレンズの、光軸方向と垂直方向の断面形状の外周の長さで割った値であることと定義する。この時のプラスチックレンズの断面形状は、プラスチックレンズの光軸上の中心(光軸上の厚みの半分の点)を通る断面形状と定義する。プラスチックレンズの光軸上の中心にゲート痕がある場合は、ゲート痕を除いた断面形状の外周の長さとする。プラスチックレンズへ食い込んでいるホルダーの面積とは、光軸方向から見たホルダーのプラスチックレンズへの食い込み量13として示した、ホルダー内面がレンズと接している部分の総面積のことである。本明細書においては、プラスチックレンズを単にレンズと称する場合がある。
ホルダー2の材質は、レンズ材質よりも耐熱性が高いものが望ましい。例えば、ポリカーボネートを50重量%以上含む材料が好ましい。詳細は後述するが、ホルダー2を金型にインサートした状態で、プラスチックレンズを成形するための溶融された高温の樹脂が金型に注入される。この時、ホルダー2がポリカーボネートであると、ポリカーボネートはガラス転移温度が高いため、プラスチックレンズを成形するために注入される高温の樹脂(本明細書ではレンズ樹脂と称する場合がある)からの熱を受けて溶出しにくい。これにより、レンズ成形時の熱による変形を抑制することができる。この他、ABSを配合したポリカーボネート、ABS、PSまたはPMMAを10重量%以上含む材料が使用可能である。または、ポリカーボネート、ABS、PSまたはPMMAの複合材料を10重量%以上含む材料も使用可能である。
また、ホルダーは、遮光機能を有することが好ましい。これによりゴーストを抑制することができる。例えば黒色染料を含有した材質を選定すれば、ホルダーは遮光機能を有することができる。ホルダーの材質に透明樹脂を選定した場合には後工程で遮光機能を付与するためにマジック等による墨塗り工程が必要になる場合があり、コストアップ要因となる。またホルダーの材料に、ガラスフィラー等の含有材が混合された材料を選定すれば、ホルダーに強度を持たせることができる。例えばガラスフィラー等の含有材をホルダー全体の重量に対して10重量%以上30%重量以下含有し、レンズ樹脂に対して、成形収縮率が0.3%以上小さい材料が好ましい。含有材は樹脂と相溶しない材料であれば、カーボンフィラーであっても、他の無機材料でも良い。含有材は、強化繊維であることが好ましい。含有材の重量含有率によって、機械強度、成形収縮率、表面の平滑性が変化する。また、含有材の繊維長によって、同じ重量含有率でも機械強度、成形収縮率、表面の平滑性が変化する。繊維形状や含有率は、成形収縮率だけでなく、製品に求められる強度、表面性も考慮して選定されることが好ましい。
また、含有材(強化繊維)は、前記ホルダーを形成する材料に対する含有率が10重量%以上50重量%以下であることが好ましい。含有材の含有率が50重量%を超える材料は流動性が低くなってしまう。含有材の含有率が10重量%未満の材料は、機械強度が低くなってしまう。
プラスチックレンズは、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、または、シクロオレフィンポリマー、を含む材料を使用することができる。また、プラスチックレンズは、シクロオレフィンとα−オレフィンの共重合体、ポリスチレン、スチレンとメタクリル酸メチルとの共重合体、または、フルオレン系ポリエステル、を含む材料等も使用することができる。
ただし、ホルダー材質との組み合わせの中で、ホルダー材質よりも耐熱性が低いものを選定することが好ましい。これによりレンズ成形時の熱によるインサートホルダーの変形を抑制することできる。また、レンズ材質はホルダー材質との組み合わせの中で、材質同士の相溶性が低いものを選定することが好ましい。これは相溶する材質同士の組み合わせの場合、食い込み部があると、線膨張差や熱収縮差、吸湿差によるレンズ面の変形が出やすくなるためである。例えば、環状オレフィンを50重量%以上含む樹脂材料であることが好ましい。環状オレフィン系の樹脂材料は非極性であるため、他の樹脂との相溶性が低く、インサート成形したときに界面でホルダー樹脂と相溶しない。溶解度パラメータ(SP値)の差が大きいと、相溶性が低く、溶解度パラメータ(SP値)の差が、0.5以上ある樹脂材料の組み合わせが好ましい。
前記レンズとホルダーの材質の違いによる成形後の収縮差によって、食い込み部近傍でレンズがホルダーから力を受ける場合がある。この力は食い込み量に比例する。食い込み量はホルダーがレンズと分離しない程度に大きい必要がある。しかし、食い込み量が必要以上に大き過ぎると、レンズ成形後に金型から成形品を取り出した際に、ホルダーとレンズの収縮差によって、食い込み部を介してレンズが歪み、形状誤差が大きくなる。このため、食い込み量の平均は0.32mm以下であることが好ましい。
また、図1に示すような、光軸Xに対して長手方向に対称形状の外形を有するレンズを成形する場合、特にホルダーの隅部に光軸Xに対して長手方向に非対称部が存在すると、該非対称部を起点として接眼側レンズ面に局所的な形状誤差が発生する。
レンズ成形後に金型から成形品を取り出した際に、該非対称部においてホルダーとレンズの収縮方向に差異が発生する。そのため、接眼側レンズ面がホルダーから前記食い込み部を介して受ける力も非対称となり、局所的な面精度誤差部が発生し、レンズ面精度の軸対称性が崩れる。
局所的な面精度誤差は成形ばらつきの要因にもなる。レンズ面精度の軸対称性が崩れると、面精度補正時に金型転写面の自由曲面加工が必要となる。自由曲面加工は軸対称加工に比べて、専用の加工機が必要であり、加工難易度が高いといった問題がある。
このため、ホルダーの隅部の外形形状は、レンズ外形の対称方向と同じ方向において、光軸に対して対称性が高い方が好ましい。
図2は、本実施形態の光学部品を製造するための製造方法の一例として使用される金型の断面図である。図2(a)は、金型にホルダー2をインサートした状態を示す。図2(b)はキャビティに、プラスチックレンズを成形するための溶融樹脂が充填される前の金型断面図である。図2(c)は、冷却固化後、金型を開き成形品を突出した状態を示した金型断面図である。
図2において、30は光学部品射出成形用の金型を示す。31は金型のキャビティを示す。32は金型のキャビティに、プラスチックレンズを成形するための溶融樹脂を注入するための金型のゲート部を示す。33は金型のランナー部を示す。34は金型のスプルー部を示す。本実施形態では、図1に示すような、円形の一部が2箇所切り取られたプラスチックレンズを有する光学部品を製造するための金型を示している。よって、図2(b)で示す金型を閉じた時に形成される金型のキャビティ31は、円形の一部が2箇所切り取られた形状の空隙であって、第一の光学面と、第二の光学面と、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ複数の側面を転写するための形状が形成されている。そして、複数の側面の一つに、ゲート32である、ランナー33につながる穴が形成されている。円形の一部が2箇所切り取られたプラスチックレンズを有する光学部品である必要はなく、円形であってもよい。つまり、本発明のプラスチックレンズを製造するための金型のキャビティは、第一の光学面と、第二の光学面と、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を転写するための形状が形成されていればよい。そして、側面に、ゲート32である、ランナー33につながる穴が形成されていればよい。
次に図2を用いて本発明における光学部品の製造方法を説明する。本実施形態におけるホルダー付きレンズである光学部品1は、ホルダー2を金型にインサートした状態でプラスチックレンズを成形するための溶融樹脂(レンズ樹脂)を射出する。そして、ホルダーの一部にレンズ樹脂を回り込ませることによって、レンズ樹脂が固化した後、ホルダーにレンズを固定させることができる。つまり、ホルダーの一部である食い込み部が、キャビティ内に突出した状態で配置され、その食い込み部にレンズ樹脂が回り込む(ホルダーの一部がレンズに食い込む)ことで、接着剤で固定することなく、ホルダーにレンズを固定することができる。
図2(a)は本発明の光学部品を製造するための金型にホルダー2をインサートした状態を示す。インサートする、ホルダー2の製造方法は特に問わないが、予め不図示の金型を用いて射出成形しておく方法が簡便である。金型30にホルダーをインサートする際は、ホルダーを金型部品に当接させ直接保持すれば、別途保持する機構を設ける必要がなく、金型の構成を簡素化できる。
次に金型30を型閉じ状態とし、レンズ樹脂を、スプルー34、ランナー33、ゲート32と順に介してキャビティ31に流入させる。図2(b)はキャビティ31にレンズ樹脂が充填される前の金型の断面図を示したものである。
この時ホルダーは、金型を閉じた時形成される、側面を転写するための面に沿って、ホルダーの一部がキャビティに突出すようにインサートされる。そして、側面を転写するための面に形成されたゲート32の穴に最も近い部分のホルダーのキャビティへの突出し量を、ホルダーのキャビティへの突出し量の平均より小さくする。ホルダーのキャビティへの突出し量の平均とは、キャビティへ突出しているホルダーの内面の総面積を、プラスチックレンズを転写するキャビティ形状の、パーティングライン上の外周の長さで割った値であることと定義する。この時、ゲートを除いた断面形状の外周の長さとする。
キャビティへ突出しているホルダーの総面積とは、つまり成形後、プラスチックレンズへ食い込んでいるホルダー内面の総面積である。言い換えると、プラスチックレンズへ突出しているホルダーの内面の総面積とは、光軸方向から見たホルダーのプラスチックレンズへの食い込み量13として示したレンズに食い込んでいるホルダー内面の、総面積である。
ゲートに近い部分のホルダーのキャビティへの突出し量が大きいと、レンズ樹脂が食い込み部3(図1参照)に回り込む前に、溶融しているレンズ樹脂から受ける圧力及び熱によりホルダーの食い込み部3(図1参照)が変形してしまう。また、変形の形状がショットごとで異なるため、成形品の精度が不安定になる。ゲート32の穴に最も近い部分のホルダーのキャビティへの突出し量を平均値より小さくすると、食い込み部3の変形が抑制されレンズの品質に影響を及ぼさない。
円形の一部が2箇所切り取られたプラスチックレンズを有する光学部品を製造するための金型の場合は、複数の、側面を転写するための面に沿って、ホルダーの一部がキャビティに突出すようにインサートされる。そして、複数の、側面を転写するための面の内、ゲート32の穴が形成されている面に沿ってインサートされているホルダーは、隣接する、他の側面を転写するための面に沿ってインサートされているホルダーより、キャビティへの突出し量を小さくする。
ゲートを有している面の突出し量が大きいと、レンズ樹脂が食い込み部3(図1参照)に回り込む前に、溶融しているレンズ樹脂から受ける圧力及び熱によりホルダーの食い込み部3(図1参照)が変形してしまう。また、変形の形状がショットごとで異なるため、成形品の精度が不安定になる。ゲート32の穴が形成されている面に沿ってインサートされているホルダーのキャビティへの突出し量を小さくすると、食い込み部3の変形が抑制されレンズの品質に影響を及ぼさない。
その後、金型内に設置された冷却用の水管により樹脂を冷却させた後、型開き工程、図2(c)に示す突き出し工程を経て、本発明の光学部品得ることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
図1に示す光学部品1を製造した。光学部品1として例えば、デジタル一眼レフカメラのファインダーを構成するレンズであり、視度調整用のレンズであるとして用いられるものを製造した。
まず不図示の金型を用いてホルダー2を成形した。金型は、ゲートが配置された側面を転写するための面のホルダーの食い込み部3の食い込み量13が0.03mmとなり、それ以外の側面を転写するための面の食い込み量13が0.3mmとなるように加工されたキャビティを有する金型を用いた。また、キャビティは、光学部品の長手幅14が28mm、光学部品の短手幅16が14mmとなるように加工した。
ホルダーの外形はレンズ形状と略相似形とし、ホルダー隅部54が光軸Xに対して長手方向に対称性が高い形状とした。
ホルダーの材料としてガラスフィラー20%、黒色染料が混ぜられたポリカーボネートを用いた。
次に、ホルダーをインサートするとともに、レンズの長手幅15が20mm、上面からみた図が円形状の一部が切り取られた矩形形状であり、中心厚み17が5mmの両凸レンズを成形するための金型を準備した。
次に、図2(a)に示すように、ホルダー2を、準備した金型30にインサートし、図2(b)に示すように金型を型閉状態とし、レンズ樹脂を、スプルー34、ランナー33、ゲート32と順に介して流入させた。レンズ樹脂の材料としてシクロオレフィンポリマーを用いた。その後、金型内に設置された冷却用の水管により樹脂を冷却させた後、型開き工程、図2(c)に示す突き出し工程を経て光学部品を得た。得られたプラスチック光学部品1はホルダーの変形が抑制された高精度なものが得られた。具体的には、ゲート近傍を含むレンズ光学有効域の全域において、形状誤差が2μm以下である高精度な光学部品が得られた。また成形ばらつきも良好であった。
図3に示す光学部品を製造した。図3(a)は、レンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した断面図である。図3(b)は、レンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した、図3(a)の断面とは垂直な面で切断した断面図である。図1と同じ機能を有する部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず不図示の金型を用いてホルダー2を成形した。金型は、ゲートが配置された側面を転写するための面と、その反対側の側面を転写する面のホルダーの食い込み部3の食い込み量13が0.03mmとなるように加工されたキャビティを有する金型を用いた。また、それ以外の側面を転写するための面の食い込み量13が0.3mmとなるように加工されたキャビティを有する金型を用いた。また、キャビティは、光学部品の長手幅14が28mm、光学部品の短手幅16が14mmとなるように加工した。
ホルダーの材料としてガラスフィラー20%、黒色染料が混ぜられたポリカーボネートを用いた。
次に、ホルダーをインサートするとともに、レンズの長手幅15が20mm、上面からみた図が円形状の一部が切り取られた矩形形状であり、中心厚み17が5mmの両凸レンズを成形するための金型を準備した。
次に、図2(a)に示すように、ホルダー2を、準備した金型30にインサートし、図2(b)に示すように金型を型閉状態とし、レンズ樹脂を、スプルー34、ランナー33、ゲート32と順に介して流入させた。レンズ樹脂の材料としてシクロオレフィンポリマーを用いた。その後、金型内に設置された冷却用の水管により樹脂を冷却させた後、型開き工程、図2(c)に示す突き出し工程を経て光学部品を得た。得られたプラスチック光学部品1はホルダーの変形が抑制された高精度なものが得られた。具体的には、光学面(裏)6のゲート近傍を含むレンズ光学有効域の全域において、形状誤差が2μm以下である高精度な光学部品が得られた。また成形ばらつきも良好であった。
図1に示す光学部品1を製造する際に、ホルダー2において、ゲートが配置された側面を転写するための面のホルダーの食い込み部3の食い込み量13を0.03mmとし、それ以外の側面を転写するための面の食い込み量13が0.32mmとした。
この他のホルダーの形状・材質、レンズ形状・材質を実施例1と同様とし、実施例1に示す同様の製造方法にて光学部品を得た。
得られたプラスチック光学部品は、実施例1で得られた光学部品と比較して、光学面(裏)6の形状誤差と、形状誤差の成形ばらつきが増加したが、設計規格を満たすことができた。
実施例1と比較して、前記食い込み量が大きい分、金型取り出し後に発生するレンズ樹脂とホルダー樹脂の材質違いによる収縮差異によって、食い込み部近傍のレンズ部が、前記食い込み形状を介してホルダーから力を受けやすくなる。その結果、レンズ面の形状誤差、成形ばらつきともに増大する結果となった。
(比較例1)
図4に示す光学部品を製造した。図4(a)は、レンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した断面図である。図4(b)は、レンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した、図4(a)の断面とは垂直な面で切断した断面図である。図1と同じ機能を有する部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず不図示の金型を用いてホルダー2を成形した。金型は、プラスチックレンズの側面を転写するための面の全てにおけるホルダーの食い込み部3の食い込み量13が0.3mmとなるように加工されたキャビティを有する金型を用いた。また、キャビティは、光学部品の長手幅14が28mm、光学部品の短手幅16が14mmとなるように加工した。
ホルダーの材料としてガラスフィラー20%、黒色染料が混ぜられたポリカーボネートを用いた。
次に、ホルダーをインサートするとともに、レンズの長手幅15が20mm、上面からみた図が円形状の一部が切り取られた矩形形状であり、中心厚み17が5mmの両凸レンズを成形するための金型を準備した。
次に、図2(a)に示すように、ホルダー2を、準備した金型30にインサートし、図2(b)に示すように金型を型閉状態とし、レンズ樹脂を、スプルー34、ランナー33、ゲート32と順に介して流入させた。レンズ樹脂の材料としてシクロオレフィンポリマーを用いた。その後、金型内に設置された冷却用の水管により樹脂を冷却させた後、型開き工程、図2(c)に示す突き出し工程を経て光学部品を得た。
得られた光学部品は成形品の変形が大きく、光学性能も満足できるものではなかった。具体的には、レンズ光学有効域のゲート近傍の面精度(主に部分曲率誤差)が設計規格を満たせず、また成形ばらつきも許容できるものではなかった。
これは、ゲートが配置された、側面を転写するための面において、ホルダーのキャビティへの突出し量が大きく、よって食い込み部3も大きい。そのため、溶融しているレンズ樹脂から受ける圧力及び熱によりホルダーの食い込み部3(図1参照)が変形してしまったためと考えられる。
(実施例4)
図5に示す光学部品51を製造した。図5(a)は上面斜視図である。図5(b)は下面斜視図である。図5(c)は上面図である。図5(d)はレンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した断面A−A´図である。図5(e)は食い込み部の拡大図である。図5(f)はレンズ光軸を含み光軸と平行な面で切断した、図5(d)とは別の断面である断面B−B´図である。
図1に示す光学部品と比較して、図5に示す光学部品はホルダーの隅部に非対称部52が付加されている。また、ゲートが配置された側面を転写するための面のホルダーの食い込み部3の食い込み量13を0.03mmとし、それ以外の側面を転写するための面の食い込み量の平均が0.44mmとした。
これ以外は図1と共通形状であるため、詳細な説明を省略する。ホルダーの材質、レンズ形状・材質を実施例1と同様とし、実施例1に示す同様の製造方法にて光学部品を得た。
得られたプラスチック光学部品は、実施例1で得られた光学部品と比較すると、光学面(裏)6の形状誤差、形状誤差の成形ばらつきがともに増加していた。
図1に示す光学部品と比較して、図5に示す光学部品は、前記食い込み量が大きい分、金型取り出し後に発生するレンズ樹脂とホルダー樹脂の材質違いによる収縮差異によって、食い込み部近傍のレンズ部が、ホルダーから力を受けやすくなる。また、ホルダーの外形形状の光軸に対する非対称性が高く、これに伴って部分的な形状誤差が大きくなり、成形ばらつきも実施例1に比べると大きくなると考えられる。
1 プラスチック光学部品
2 ホルダー
3 食い込み部
4 ゲート部
5 光学面(表)
6 光学面(裏)
7 位置合わせ穴
10 ゲート痕を有する側面
11 ゲート痕を有する側面に隣接する側面
12 ゲート痕を有する側面とは反対側の側面
13 食い込み量

Claims (12)

  1. 第一の光学面と第二の光学面との間に、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を有するプラスチックレンズと、ホルダーを有する光学部品であって、
    前記プラスチックレンズは、前記プラスチックレンズに食い込んだホルダーによって固定され、
    前記プラスチックレンズの側面にゲート痕を有し、前記ゲート痕に最も近い前記ホルダーの前記プラスチックレンズへの食い込み量が、前記ホルダーの前記プラスチックレンズへの食い込み量の平均より小さいことを特徴とする光学部品。
  2. 前記ゲート痕に最も近い前記ホルダーの前記プラスチックレンズへの食い込み量は、ゼロであることを特徴とする請求項1記載の光学部品。
  3. 前記光学部品は、複数の側面を有する矩形であって、前記複数の側面のうち、前記ゲート痕を有する側面における前記ホルダーの食い込み量は、前記ゲート痕を有する側面と隣接する側面における前記ホルダーの食い込み量より小さいことを特徴とする請求項1または2記載の光学部品。
  4. 前記レンズは接眼レンズであり、接眼側レンズ面および対物側レンズ面を有し、前記接眼側レンズ面に、前記ホルダーが食い込んでいることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の光学部品。
  5. 前記ホルダーを形成する材料は、ポリカーボネート、ABS、PS、PMMA、またはこれらの複合材料を含む材料に、強化繊維を含む材料であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の光学部品。
  6. 前記プラスチックレンズへの食い込み量の平均は、0.32mmより小さいことを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の光学部品。
  7. 前記強化繊維は、前記ホルダーを形成する材料に対する含有率が10重量%以上50重量%以下であることを特徴とする請求項5記載の光学部品。
  8. 前記プラスチックレンズを形成する材料は、環状オレフィンを含むことを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項記載の光学部品。
  9. 請求項1乃至8いずれか一項記載の光学部品を有することを特徴とするカメラ。
  10. 金型にホルダーをインサートし、ゲートからキャビティに溶融樹脂を射出してプラスチックレンズを成形し、光学部品を製造する光学部品の製造方法であって、
    前記キャビティは、第一の光学面と、第二の光学面と、第一の光学面と第二の光学面とをつなぐ側面を転写するための面が形成され、
    前記側面を転写するための面に、前記ゲートが形成され、前記ホルダーの、前記ゲートに最も近い部分の突出し量は、前記突出し量の平均より小さくなるように前記ホルダーをインサートすることを特徴とする光学部品の製造方法。
  11. 前記側面を転写するための面は複数の面であって、前記複数の面のうち、ゲートを有する面における前記ホルダーの突出し量は、前記ゲートを有する面と隣接する面における前記ホルダーの食い込み量より小さいことを特徴とする請求項10記載の光学部品の製造方法。
  12. 前記溶融樹脂は、前記ホルダーを形成する材料と相溶性が低いことを特徴とする請求項10または11記載の光学部品の製造方法。
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