JP2018023177A - 減速機付モータ - Google Patents

減速機付モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2018023177A
JP2018023177A JP2016150981A JP2016150981A JP2018023177A JP 2018023177 A JP2018023177 A JP 2018023177A JP 2016150981 A JP2016150981 A JP 2016150981A JP 2016150981 A JP2016150981 A JP 2016150981A JP 2018023177 A JP2018023177 A JP 2018023177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
magnet
gear
armature
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016150981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6745161B2 (ja
Inventor
幹明 小林
Mikiaki Kobayashi
幹明 小林
将人 濱口
Masahito Hamaguchi
将人 濱口
良夫 松嶋
Yoshio Matsushima
良夫 松嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2016150981A priority Critical patent/JP6745161B2/ja
Publication of JP2018023177A publication Critical patent/JP2018023177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6745161B2 publication Critical patent/JP6745161B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを低減できると共にマグネットの位置精度を容易に高めることができる減速機付モータを提供する。【解決手段】モータ部10と、モータ部10の回転を受けて駆動する減速機構100と、を備え、モータ部10は、モータ軸線L1回りに回転するアーマチュア20と、アーマチュア20を回転させるためのマグネット13が複数配置されているヨークハウジング11と、を有し、減速機構100は、モータ軸線L1と同軸上に配置されアーマチュア20の回転が伝達される偏心リング67と、マグネット13を位置決めして保持する保持凸部133と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、減速機付モータに関するものである。
減速機付モータは、モータ部と、モータ部の回転を受けて駆動する減速機構と、を備えている。モータ部として、例えば、ブラシ付モータが使用される。ブラシ付モータは、回転軸と、回転軸に固定されコイルが巻回されるアーマチュアコアと、回転軸に固定されコイルの端末部が接続されるコンミテータと、コンミテータに摺接されこのコンミテータに電力を供給するためのブラシと、内周面にマグネットが配置されている円筒状のヨークハウジングと、を備えている。そして、ブラシ、およびコンミテータを介してコイルに電力を供給すると、アーマチュアコアに磁界が発生する。この磁界とマグネットとの間で磁気的な吸引力や反発力が生じ、回転軸が回転する。
ところで、マグネットの固定方法として、さまざまな技術が提案されている。例えば、冶具と接着剤を用いてマグネットを固定する方法がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、経年劣化に伴い接着剤がマグネットを固定するための冶具に垂れる可能性があり、定期的なメンテナンスが必要になる。
このため、マグネットを所定位置に保持するマグネットホルダを設ける技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、接着剤を用いる必要がないので、メンテナンス回数を減少させることが可能になる。
特開2015−220866号公報 国際公開第2008/001689号
しかしながら、上述の特許文献2にあっては、マグネットホルダを使用する分、部品点数が増大し、部品管理が煩雑になるばかりか製造コストが増大するという課題がある。
また、モータ部を多極化(マグネットの個数を増大)しようとした場合、マグネットの位置決めに高い精度が必要になる。このため、マグネットホルダの構造が複雑だとマグネットの位置精度を出しにくいという課題がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、製造コストを低減できると共にマグネットの位置精度を容易に高めることができる減速機付モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る減速機付モータは、モータ部と、該モータ部の回転を受けて駆動する減速機構と、を備え、前記モータ部は、回転軸線回りに回転するアーマチュアと、該アーマチュアを回転させるためのマグネットが複数配置されているヨークハウジングと、を有し、前記減速機構は、前記回転軸線と同軸上に配置され前記アーマチュアの回転が伝達される入力軸と、前記マグネットを位置決めして保持するマグネット保持部と、を有していることを特徴とする。
このように、モータ部のアーマチュアと、減速機構の入力軸とが同軸上に配置された減速機付モータにおいて、減速機構にマグネット保持部を設けることにより、部品点数を減少できる。また、マグネット保持部の構成を簡素化でき、マグネットの位置精度を容易に高めることが可能になる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記減速機構は、前記回転軸線と同心の内歯を有する円環状のリングギヤを有し、該リングギヤに前記マグネット保持部が設けられていることを特徴とする。
このように、リングギヤとマグネット保持部とを一体化することにより、減速機付モータの部品点数を減少できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記入力軸は、前記回転軸線回りに回転する偏心軸であり、前記減速機構は、前記偏心軸に相対回転可能に連結され、外歯と内歯とを有する揺動歯車と、前記回転軸線と同心の外歯を有する出力歯車と、をさらに備えるハイポサイクロイド減速機構であることを特徴とする。
このように構成することで、減速機付モータを扁平化しつつ、高出力な減速機付モータを提供できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記マグネットは、前記リングギヤと前記回転軸線方向で重なる位置に固定されていることを特徴とする。
このように構成することで、リングギヤとマグネットとが回転軸方向で隣接配置されるので、この分、マグネット保持部の構成を簡素化できる。このため、マグネットの位置精度を確実且つ容易に高めることができる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ヨークハウジングに前記リングギヤが嵌合固定されており、前記マグネット保持部は、前記リングギヤから前記回転軸線方向に沿って突出する複数の凸部であることを特徴とする。
このように構成することで、マグネット保持部の構成を簡素化できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記複数の凸部は、個数が前記マグネットの個数と同数に設定されており、且つ各前記マグネット間にそれぞれ介在されており、前記マグネットの周方向端部が当接される平坦面を有する第1凸部と、前記第1凸部側へ前記マグネットを押圧する突起部を有する第2凸部と、を備えていることを特徴とする。
このように構成することで、第1凸部は、マグネットの位置を決定するために機能し、第2凸部は、第1凸部にマグネットを確実に当接させて位置決めさせるために機能する。このように、複数の凸部を第1凸部と第2凸部の2つの凸部に役割分担することにより、マグネット保持部を簡素化しつつ、マグネットの位置決めを容易且つ高精度に行うことが可能になる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ヨークハウジングおよび前記複数の凸部と、前記マグネットとの間に、接着部が設けられていることを特徴とする。
このように構成した場合であっても、マグネット保持部と共にマグネットを固定することになるので、接着部の使用量を最低限に抑えることができる。このため、減速機付モータのメンテナンス回数を低減できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記第1凸部、および前記第2凸部は、周方向に交互に配置されていることを特徴とする。
このように構成することで、マグネットや各凸部の製造誤差によって、マグネットが片寄って配置されることなく、バランスよく等間隔に、且つより高精度にマグネットの位置決めを行うことが可能になる。
本発明に係る減速機付モータは、前記アーマチュアに給電を行うためのブラシが保持されている給電装置を有し、該給電装置、前記モータ部、前記減速機構の順に配置されていることを特徴とする。
このように構成することで、モータ部と減速機構とを隣接配置できる。このため、減速機構に、モータ部に設けられているマグネットを位置決めして保持するマグネット保持部を設けることが可能になる。
本発明によれば、モータ部のアーマチュアと、減速機構の入力軸とが同軸上に配置された減速機付モータにおいて、減速機構にマグネット保持部を設けることにより、部品点数を減少できる。また、マグネット保持部の構成を簡素化でき、マグネットの位置精度を容易に高めることが可能になる。
本発明の実施形態における減速機付モータの斜視図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの断面図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるボトムケースの斜視図である。 本発明の実施形態における給電装置の斜視図である。 本発明の実施形態におけるヨークハウジングを上から見た斜視図である。 本発明の実施形態におけるヨークハウジングを下からみた斜視図である。 本発明の実施形態におけるリングギヤを下からみた平面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(減速機付モータ)
図1は、減速機付モータ1の斜視図、図2は、減速機付モータ1の断面図、図3は、減速機付モータ1の分解斜視図である。
図1〜図3に示すように、減速機付モータ1は、DCブラシ付きモータとして構成された偏平形状のモータ部10と、モータ部10に給電を行うための給電装置40と、モータ部10の回転出力がクラッチ部60を介して伝達される減速機構100と、を備えている。
モータ部10の回転中心であるモータ軸線(回転軸線)L1は、減速機構100を構成する後述の出力軸111の回転中心(軸線)と一致している。
なお、以下の説明において、説明を分かり易くするために、出力軸111から出力を取り出す側を上側(図1〜図3における上側)と称し、その反対側を下側(図1〜図3における下側)と称する。また、モータ軸線L1に沿う方向を単に軸方向、モータ軸線L1回りの方向を単に周方向、モータ軸線L1に直交する方向を径方向と称して説明する場合がある。
減速機付モータ1は、下から給電装置40、モータ部10、減速機構100の順に配置されている。また、減速機付モータ1は、外殻体としても機能する円筒状のヨークハウジング11と、ヨークハウジング11の下端に設けられ、ヨークハウジング11の下部開口11aを閉塞するボトムケース15と、ヨークハウジング11の上部開口11bを閉塞するフレーム101と、を有している。そして、これらヨークハウジング11、ボトムケース15、およびフレーム101とにより囲まれる空間内部に、減速機付モータ1のほぼ全ての機構要素が収容されている。
(ボトムケース)
図4は、ボトムケース15の斜視図である。
図2〜図4に示すように、ボトムケース15は、略円板状に形成されている。ボトムケース15の径方向略中央には、主軸部材2が立設されている。主軸部材2は、基端(下端)2aがボトムケース15の径方向略中央に設けられた円筒状の中央支持部15aに内嵌固定されている。主軸部材2の先端(上端)2bは、給電装置40、モータ部10、減速機構100、およびフレーム101を貫通し、上方に突出している。このような主軸部材2の中心線が、モータ軸線L1と同軸に設定されている。
また、ボトムケース15の外周縁には、上方に向かって立ち上がる位置決め壁16が屈曲形成されている。この位置決め壁16に、ヨークハウジング11の下端が内嵌される。
位置決め壁16には、ボトムケース15とヨークハウジング11との周方向の位置決めを行うための2つのヨーク位置決め爪17が、先端側を径方向内側に折り返すように屈曲形成されている。ヨーク位置決め爪17は、モータ軸線L1を挟んで対向配置されている。
また、位置決め壁16には、フレーム101の後述の係合脚118が係合される係合爪18が一体形成されている。係合爪18は、先端側を径方向外側に折り返すように屈曲形成されている。係合爪18は4つ形成されており、周方向にほぼ等間隔で配置されている。さらに、位置決め壁16には、給電装置40のコネクタ48を受け入れる凹部19が形成されている。
(給電装置)
図5は、給電装置40の斜視図である。
図2、図3、図5に示すように、給電装置40は、略円板状に形成された絶縁樹脂製の給電ハウジング41に、ブラシホルダ42を介して、ブラシ45を支持させたものである。ブラシ45は、給電ハウジング41に支持されているコイルスプリング46によって、径方向中央に向かって付勢されている。これにより、ブラシ45の先端(径方向内側端)が、モータ部10を構成する後述のコンミテータ30に摺接される。
また、ブラシ45は、給電ハウジング41の一側に一体成形されているコネクタ48の端子48aに、電気的に接続されている。このコネクタ48の根元が、ボトムケース15の凹部19に収納される。したがって、ボトムケース15の位置決め壁16を介して径方向外側にコネクタ48が突出される。コネクタ48には、外部電源のコネクタ(不図示)が嵌着される。これにより、ブラシ45を介してモータ部10に外部電力が供給される。
また、給電ハウジング41には、モータ部10を構成する後述のアーマチュア20の回転角度を検出する磁気検出素子(不図示)が実装されている。さらに、給電ハウジング41の外周には、この給電ハウジング41とヨークハウジング11との周方向の位置決めを行うための位置決め凸部47が、径方向外側に向かって突出形成されている。
(モータ部)
図6は、ヨークハウジング11を上から見た斜視図、図7は、ヨークハウジング11を下からみた斜視図である。
図2、図6、図7に示すように、モータ部10は、ヨークハウジング11と、このヨークハウジング11の径方向内側で回転自在に支持されているアーマチュア20と、を主構成としている。
(ヨークハウジング)
ヨークハウジング11の外径は、ボトムケース15の位置決め壁16の内径とほぼ同一か、若干小さい程度に設定されている。これにより、位置決め壁16にヨークハウジング11の下端が内嵌される。
ヨークハウジング11の下端には、ボトムケース15の2つのヨーク位置決め爪17に対応する位置に、これらヨーク位置決め爪17を嵌め込み可能なケース位置決め切欠き部121が形成されている。また、ヨークハウジング11の下端には、給電ハウジング41の4つの位置決め凸部47に対応する位置に、これら位置決め凸部47を嵌め込み可能な給電位置決め切欠き部122が形成されている。
さらに、ヨークハウジング11の下端には、給電装置40のコネクタ48を受け入れる凹部123が形成されている。これにより、ボトムケース15とヨークハウジング11との周方向の位置決めが行われると共に、ヨークハウジング11と給電装置40との周方向の位置決めが行われる。この結果、ヨークハウジング11を介してボトムケース15と給電装置40との周方向の位置決めも行われる。
また、ヨークハウジング11の各切欠き部121,122、および凹部123よりも上側から軸方向略中央に至る間には、6つのマグネット13が周方向に等間隔で配置されている。マグネット13は、周方向に長い板状で、且つヨークハウジング11の内周面に沿って湾曲形成されている。
さらに、ヨークハウジング11の上端には、減速機構100を構成するリングギヤ102に設けられた位置決め凸部130aが嵌め込まれるギヤ位置決め切欠き部124が形成されている。
(リングギヤ)
リングギヤ102は、ヨークハウジング11の軸方向中央から上端に至る間に、内嵌固定されている。リングギヤ102は樹脂により形成されており、円筒状のギヤ本体130を有している。このギヤ本体130の外周面が、ヨークハウジング11に内嵌されている。ギヤ本体130の軸方向の長さは、ヨークハウジング11の軸方向の長さの約半分の長さに設定されている。このギヤ本体130の上端外周縁に、ヨークハウジング11のギヤ位置決め切欠き部124に嵌め込まれる位置決め凸部130aが突出形成されている。
一方、ギヤ本体130の下端には、内フランジ部131が形成されている。そして、ギヤ本体130の内周面で、且つ内フランジ部131よりも上側に、内歯130bが形成されている。さらに、ギヤ本体130の下端には、軸方向下方に向かって突出する6つの保持凸部132,133(第1保持凸部132、第2保持凸部133)が一体成形されている。
(保持凸部)
図8は、リングギヤ102を下からみた平面図である。
同図に示すように、第1保持凸部132、および第2保持凸部133は、各マグネット13間に介在されている。第1保持凸部132、および第2保持凸部133は、マグネット13を位置決め、保持するためのものであり、それぞれ3つずつ(合計6つ)形成されている。第1保持凸部132、および第2保持凸部133は、周方向に交互に配置され、且つ周方向に等間隔に配置されている。
第1保持凸部132は、マグネット13の周方向の基準位置を決定するものである。第1保持凸部132は、軸方向に直交する断面が周方向に長い略長方形で、且つギヤ本体130に沿うように若干湾曲形成されている。すなわち、第1保持凸部132は、径方向内側の内周面132aと、径方向外側の外周面132bと、周方向両端の2つの平坦側面132cと、を有している。
一方、第2保持凸部133は、マグネット13、および各保持凸部132,133の製造誤差を吸収しつつ、マグネット13の周方向側面を第1保持凸部132の平坦側面132cに押し当てるためのものである。第2保持凸部133は、軸方向に直交する断面が周方向に長い略長方形で、且つギヤ本体130に沿うように若干湾曲形成されている。すなわち、第2保持凸部133は、径方向内側の内周面133aと、径方向外側の外周面133bと、周方向両端の2つの平坦側面133cと、を有している。
ここで、第2保持凸部133の平坦側面133cには、径方向中央に突起部134が形成されている。この突起部134は、弾性変形可能な程度の大きさで形成されている(具体的な寸法は後述する)。
また、第1保持凸部132の平坦側面132cと第2保持凸部133の平坦側面133cとの間の周長さL1(以下、凸部間の周長さL1という)は、マグネット13の周方向の長さL2(図7参照)の最小公差の寸法と一致するように設定されている。
さらに、第2保持凸部133に形成されている突起部134の突出高さは、凸部間の周長さL1、およびマグネット13の周方向の長さL2がそれぞれ最大公差の場合であってもマグネット13の周方向端面に突起部134が当接可能な高さに設定されている。
このため、突起部134は、凸部間の周長さL1、およびマグネット13の周方向の長さL2がそれぞれ最大公差の場合、押し潰されることなく、マグネット13の周方向端面に当接する。また、突起部134は、凸部間の周長さL1、およびマグネット13の周方向の長さL2がそれぞれ最大公差よりも小さい公差である場合、若干押し潰され、これによって生じる弾性力により、第1保持凸部132の平坦側面132cにマグネット13の周方向端面を押し当てる。
すなわち、マグネット13は、第2保持凸部133の突起部134によって、常に第1保持凸部132の平坦側面132cに当接する。このため、第1保持凸部132が、マグネット13の周方向の基準位置を決定するように機能する。各保持凸部132,133によって位置決め、保持されたマグネット13は、接着剤J(図7参照)等によりヨークハウジング11の内周面、および各保持凸部132,133に固定される。
(アーマチュア)
図2、図3に示すように、アーマチュア20は、主軸部材2と同軸に配置されており、主軸部材2を囲んだ状態でヨークハウジング11内に配置されている。アーマチュア20は、コイル24が巻回されているアーマチュアコア21と、このアーマチュアコア21の上下方向から装着される下側のインシュレータ22および上側のインシュレータ23と、アーマチュアコア21の径方向中央で、且つ下側(給電装置40側)に配置されているコンミテータ30と、を備えている。
アーマチュアコア21は、例えば、同一形状にプレス成形された複数の電磁鋼板を軸方向に積層することで構成されている。アーマチュアコア21は、略円環状のコア本体21aを有している。コア本体21aの径方向外側には、軸方向平面視略T字状のティース21bが周方向に等間隔で放射状に形成されている。
また、周方向に隣接するティース21b間には、スロット21sが設けられている。本実施形態では、ティース21bおよびスロット21sの数は9個である。そして、スロット21sに通されたコイル24が、ティース21bに装着された各インシュレータ22,23の上から集中巻き方式で巻回されている。
コンミテータ30は、絶縁樹脂で構成された略円筒状の樹脂ボス部31と、樹脂ボス部31の外周面に設けられた複数(例えば、本実施形態では9枚)のセグメント金属片32と、により構成されている。
樹脂ボス部31は、その下半部がアーマチュアコア21から下方に突出する円筒壁35として構成されている。円筒壁35の内径は、円筒壁35内にボトムケース15の中央支持部15aを挿入可能な大きさに設定されている。すなわち、円筒壁35の下端は、ボトムケース15と微小隙間を介して対向していると共に、給電装置40の給電ハウジング41内に介在されている。
また、円筒壁35の下端の外周面には、センサマグネット140が設けられている。このセンサマグネット140の磁気が、給電装置40に設けられた磁気検出素子によって検出される。すなわち、アーマチュア20が回転することによってセンサマグネット140の磁気が変化する。この変化を給電装置40の磁気検出素子によって検出することにより、アーマチュア20の回転角度を検出できる。
さらに、円筒壁35の外周面に、セグメント金属片32が設けられる。各セグメント金属片32は、円筒壁35の外周面に配置されるセグメント32aと、セグメント32aから略L字状に径方向外側に向かって曲折延出されるライザ32bと、を有している。そして、各セグメント32aに、給電装置40のブラシ45が摺接される。一方、ライザ32bは、コイル24の引出線を接続するフッキング部分であって、その先端は、U字状に上側に折り返されている。これにより、コイル24の端部が接続しやすくなる。
また、樹脂ボス部31は、円筒壁35の上部がアーマチュアコア21の内周面に圧入嵌合される圧入嵌合部33として構成されている。圧入嵌合部33の内周面31aには、すべり軸受3が設けられている。このすべり軸受3を介し、主軸部材2にコンミテータ30が回転自在に支持される。
(クラッチ部)
さらに、圧入嵌合部33の上端には、クラッチ部60が連結される。
クラッチ部60は、モータ部10の回転出力を減速機構100に伝達すると共に、減速機構100からモータ部10へ動力が伝達されることを阻止するためのものである。
クラッチ部60は、アーマチュアコア21に連結される駆動部61と、駆動部61の上側に設けられる従動部62と、駆動部61と従動部62との間に設けられるブレーキ部63と、により構成されている。
駆動部61は、アーマチュアコア21のコア本体21aに形成されている嵌合孔21dに嵌め込まれている。これにより、アーマチュアコア21と駆動部61とが連結される。
従動部62は、主軸部材2に転がり軸受82を介して回転自在に支持される円筒部62aを有している。円筒部62aの下端には、バランスウェイト69が一体成形されている。このバランスウェイト69は、減速機構100の荷重バランスを調整するため(後述の偏心リング67の偏心した質量とバランスをとるため)のものである。バランスウェイト69は、軸方向平面視で略扇状に形成されている。
また、従動部62の円筒部62aには、偏心リング67が外嵌固定されている。偏心リング67は、減速機構100の一部を構成するものであって、従動部62と一体となって回転する。偏心リング67の外周面67bは、モータ軸線L1に対して偏心した位置を中心O1とする円筒面で形成されている。なお、中心O1は、モータ軸線L1に対してバランスウェイト69とは反対側に偏心している。
(減速機構)
減速機構100は、モータ部10の上側に配置されている。減速機構100は、ハイポサイクロイド減速機構として構成されており、偏心リング67、リングギヤ102の他に、偏心リング67に転がり軸受81を介して回転自在に取り付けられた揺動歯車103と、揺動歯車103に噛合される出力部110と、を備えている。
揺動歯車103は、略円板状の歯車本体103aを有しており、リングギヤ102の内フランジ部131上に載置されている。そして、歯車本体103aの径方向中央に、転がり軸受81が設けられている。
歯車本体103aの外周面には、リングギヤ102の内歯130bと噛合される外歯103bが形成されている。また、歯車本体103aの内周面には、内歯103cが形成されている。
出力部110は、主軸部材2を囲んでモータ軸線L1と同軸の略円筒状に形成された出力軸111と、この出力軸111の下端に一体成形された出力歯車104と、により構成されている。出力軸111、および出力歯車104は、それぞれ主軸部材2に回転自在に支持されている。また、出力軸111の外周面には、不図示の外部機器に噛合される外歯111aが形成されている。さらに、主軸部材2と出力軸111との間は、Oリング112によってシール性が確保されている。
また、出力歯車104の外周面には、モータ軸線L1と同心の外歯104aが形成されている。この外歯104aが、揺動歯車103の内歯103dに噛合される。
このように構成された減速機構100は、ヨークハウジング11の上部開口11bを閉塞するフレーム101によって覆われている。
(フレーム)
フレーム101は、略円板状に形成されている。フレーム101の径方向略中央には、出力軸111が挿通される円筒部115が立設されている。この円筒部115を介し、出力軸が軸方向上方に突出している。円筒部115と出力軸111との間は、Oリング116によってシール性が確保されている。
また、フレーム101の外周縁には、下方に向かって屈曲延出する位置決め壁117が一体成形されている。この位置決め壁117に、ヨークハウジング11の上端が内嵌される。位置決め壁117には、ボトムケース15の係合爪18に対応する位置に、この係合爪18に係合される係合脚118が下方に向かって突設されている。
これら係合脚118と係合爪18とが係合(スナップフィット固定)されることにより、ボトムケース15、給電装置40、モータ部10、減速機構100、およびフレーム101が一体化される。
また、位置決め壁117には、径方向外側に向かって突出する3つのボルト座119が、周方向に等間隔で設けられている。ボルト座119は、減速機付モータ1を外部機器に締結固定するためのものであって、不図示のボルトが挿通可能に形成されている。
(減速機付モータの動作)
次に、減速機付モータ1の動作について説明する。
(モータ部の動作)
まず、モータ部10の動作について説明する。
不図示の外部電源(外部制御機器)にコネクタ48を電気的に接続すると、このコネクタ48、ブラシ45、およびセグメント32aを介してコイル24に給電が行われる。すると、アーマチュアコア21に所定の磁界が発生する。そして、この磁界と、マグネット13との間に磁気的な吸引力や反発力が作用し、アーマチュア20が回転する。
この回転によって、ブラシ45が摺接するセグメント32aが順次変更され、コイル24に流れる電流の向きが切替えられる、いわゆる整流が行われる。これにより、アーマチュア20が継続的に回転する。このとき、ヨークハウジング11に固定されているマグネット13は、リングギヤ102に一体成形されている保持凸部132,133によって高精度に位置決めされているので、モータ特性が向上する。
アーマチュア20が継続的に回転すると、この回転がクラッチ部60を介して減速機構100に伝達される。クラッチ部60は、モータ部10の回転出力を減速機構100に伝達すると共に、減速機構100からモータ部10へ動力が伝達されることを阻止する。
(減速機構の動作)
次に、減速機構100の動作について説明する。
アーマチュア20の回転により、クラッチ部60を介して偏心リング67が回転すると、その回転を受けて揺動歯車103が回転する。ここで、揺動歯車103は、偏心リング67に対して転がり軸受81を介して回転自在に設けられていると共に、外歯103bがリングギヤ102の内歯102aに噛合されている。このため、揺動歯車103は、モータ軸線L1回りに公転し、かつ偏心リング67の中心O1(図2、図3参照)回りに回転する。
この揺動歯車103の揺動回転により、揺動歯車103の内歯103dに噛合される出力部110が減速回転を出力する。このとき、偏心リング67の偏心した質量のアンバランス、および揺動歯車103の揺動回転の際の荷重のアンバランスは、偏心リング67と一体化されている従動部62(クラッチ部60)に設けられたバランスウェイト69によって調整される。
このように、上述の実施形態では、減速機構100を構成するリングギヤ102に、保持凸部132,133(第1保持凸部132、第2保持凸部133)が一体成形されている。リングギヤ102は、ヨークハウジング11に内嵌されている。各保持凸部132,133は、ギヤ本体130から下方に突出するように設けられている。そして、これら保持凸部132,133によって、リングギヤ102の軸方向下方に、マグネット13が位置決め、保持されている。
このため、マグネット13を位置決め、保持するための部品を別途設ける必要がないので、部品点数を減少できる。また、マグネット13をリングギヤ102に隣接配置させるので、保持凸部132,133の構造を簡素化できる。さらに、保持凸部132,133の構造が簡素でありながら、マグネット13の位置精度を容易に高めることができる。
また、各保持凸部132,133によってマグネット13が位置決め、保持されるので、ヨークハウジング11とマグネット13との固定の際に使用される接着剤Jの使用量を最低限に抑えることができる。このため、マグネット13を、冶具を用いて固定する際、冶具に接着剤が付着することなく、冶具のメンテナンス回数を低減できる。
また、第1保持凸部132は、マグネット13の周方向の基準位置を決定するものとして平坦側面132cを形成している。一方、第2保持凸部133は、マグネット13、および各保持凸部132,133の製造誤差を吸収しつつ、マグネット13の周方向側面を第1保持凸部132の平坦側面132cに押し当てるためのものとして、平坦側面133cに突起部134を形成している。このように、役割を分けて2つの保持凸部132,133を設けることにより、マグネット13の位置決めを容易且つ高精度に行うことが可能になる。
さらに、第1保持凸部132、および第2保持凸部133は、周方向に交互に配置されている。このため、マグネット13やリングギヤ102(第1保持凸部132、および第2保持凸部133)の製造誤差によってマグネット13が片寄って配置されることがなく、バランスよく等間隔に、且つより高精度にマグネット13の位置決めを行うことが可能になる。
また、減速機構100として、偏心リング67、リングギヤ102、揺動歯車103、および出力部110により構成されるハイポサイクロイド減速機構を採用している。このため、減速機付モータ1を扁平化しつつ、高出力な減速機付モータ1を提供できる。
さらに、減速機付モータ1は、下から給電装置40、モータ部10、減速機構100の順に配置されている。このため、モータ部10と減速機構100とを隣接配置できる。よって、減速機構100(リングギヤ102)に、モータ部10に設けられているマグネット13を位置決めして保持する保持凸部132,133(第1保持凸部132、第2保持凸部133)を設けることが可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、減速機付モータ1を構成するモータ部10は、マグネット13の個数(磁極数)が6つ(6極)、アーマチュア20のスロット21sが9個、コンミテータ30のセグメント32aが9個のいわゆる6極9スロット9セグメントの集中巻き直流モータとして構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、マグネット13の磁極数、スロット数、およびセグメント数は、任意に設定することが可能である。この場合、マグネット13の個数に応じ、リングギヤ102に設けられる保持凸部132,133の個数も変更する。
また、上述の実施形態では、減速機構100は、ハイポサイクロイド減速機構であり、リングギヤ102に保持凸部132,133を設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、減速機構100として、他の減速機構(例えば、遊星歯車減速機構)を採用することが可能である。この場合、減速機構100を構成する部品の一部に、マグネット13を位置決め、保持する部材を設ければよい。すなわち、マグネット13を位置決め、保持する部材として、保持凸部132,133に代わってさまざまな形態を採用することが可能である。
1…減速機付モータ
10…モータ部
11…ヨークハウジング
13…マグネット
20…アーマチュア
40…給電装置
45…ブラシ
67…偏心部(入力軸、偏心軸)
100…減速機構
102…リングギヤ
103…揺動歯車
103b,104a…外歯
103c…内歯
104…出力歯車
132…第1保持凸部(マグネット保持部、第1凸部)
133…第2保持凸部(マグネット保持部、第2凸部)
134…突起部
L1…モータ軸線(回転軸線)
J…接着剤(接着部)

Claims (9)

  1. モータ部と、
    該モータ部の回転を受けて駆動する減速機構と、
    を備え、
    前記モータ部は、
    回転軸線回りに回転するアーマチュアと、
    該アーマチュアを回転させるためのマグネットが複数配置されているヨークハウジングと、
    を有し、
    前記減速機構は、
    前記回転軸線と同軸上に配置され前記アーマチュアの回転が伝達される入力軸と、
    前記マグネットを位置決めして保持するマグネット保持部と、
    を有している
    ことを特徴とする減速機付モータ。
  2. 前記減速機構は、前記回転軸線と同心の内歯を有する円環状のリングギヤを有し、
    該リングギヤに前記マグネット保持部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の減速機付モータ。
  3. 前記入力軸は、前記回転軸線回りに回転する偏心軸であり、
    前記減速機構は、
    前記偏心軸に相対回転可能に連結され、外歯と内歯とを有する揺動歯車と、
    前記回転軸線と同心の外歯を有する出力歯車と、
    をさらに備えるハイポサイクロイド減速機構である
    ことを特徴とする請求項2に記載の減速機付モータ。
  4. 前記マグネットは、前記リングギヤと前記回転軸線方向で重なる位置に固定されている
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の減速機付モータ。
  5. 前記ヨークハウジングに前記リングギヤが嵌合固定されており、
    前記マグネット保持部は、前記リングギヤから前記回転軸線方向に沿って突出する複数の凸部である
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の減速機付モータ。
  6. 前記複数の凸部は、
    個数が前記マグネットの個数と同数に設定されており、且つ各前記マグネット間にそれぞれ介在されており、
    前記マグネットの周方向端部が当接される平坦面を有する第1凸部と、
    前記第1凸部側へ前記マグネットを押圧する突起部を有する第2凸部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項5に記載の減速機付モータ。
  7. 前記ヨークハウジングおよび前記複数の凸部と、前記マグネットとの間に、接着部が設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の減速機付モータ。
  8. 前記第1凸部、および前記第2凸部は、周方向に交互に配置されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の減速機付モータ。
  9. 前記アーマチュアに給電を行うためのブラシが保持されている給電装置を有し、
    該給電装置、前記モータ部、前記減速機構の順に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の減速機付モータ。
JP2016150981A 2016-08-01 2016-08-01 減速機付モータ Expired - Fee Related JP6745161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016150981A JP6745161B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 減速機付モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016150981A JP6745161B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 減速機付モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018023177A true JP2018023177A (ja) 2018-02-08
JP6745161B2 JP6745161B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=61165964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016150981A Expired - Fee Related JP6745161B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 減速機付モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6745161B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108930763A (zh) * 2018-09-18 2018-12-04 唐山百川智能机器股份有限公司 电磁摆动扭矩发生器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7166552B2 (ja) 2019-07-24 2022-11-08 多摩川精機株式会社 トルクセンサ用金属ケースと樹脂ホルダとの締結構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170354A (ja) * 1987-12-23 1989-07-05 Moriyama Kogyo Kk 磁石発電機の回転子
JPH06284607A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式回転電機
JP2006300272A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Aisin Seiki Co Ltd モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2006304558A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Aisin Seiki Co Ltd モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2014081068A (ja) * 2012-09-25 2014-05-08 Mitsuba Corp 減速機付きモータ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170354A (ja) * 1987-12-23 1989-07-05 Moriyama Kogyo Kk 磁石発電機の回転子
JPH06284607A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式回転電機
JP2006300272A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Aisin Seiki Co Ltd モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2006304558A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Aisin Seiki Co Ltd モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2014081068A (ja) * 2012-09-25 2014-05-08 Mitsuba Corp 減速機付きモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108930763A (zh) * 2018-09-18 2018-12-04 唐山百川智能机器股份有限公司 电磁摆动扭矩发生器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6745161B2 (ja) 2020-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10673299B2 (en) Step actuator
KR101028247B1 (ko) 스텝 액츄에이터
JP2015065780A (ja) インナーロータ型モータ
JP6745161B2 (ja) 減速機付モータ
JP2002354775A (ja) クローポール型ステッピングモータのステータ構造
US8011488B2 (en) Rotating coil type electromagnetic clutch
WO2016072453A1 (ja) 減速機付モータ
JP2015047037A (ja) ステッピングモータ
US9118222B2 (en) Outer rotor-type brushless motor
JP6276538B2 (ja) フリクション機構およびギヤードモータ
JP6009919B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP6510908B2 (ja) 減速機付モータ
CN108933496B (zh) 马达
JP2003070203A (ja) ポンプ駆動用直流電動機
JP2010246205A (ja) 電磁アクチュエータ
KR101338537B1 (ko) 스텝 액츄에이터
EP3453916B1 (en) Speed reducer-attached motor
JP2012244890A (ja) モータの軸受構造、モータ及び軸受保持体
JP2008136302A (ja) ステッピングモータ
JP6873845B2 (ja) 電動モータ、及び減速機付モータ
WO2019097593A1 (ja) 電動機
JP2014171287A (ja) 電動モータ、および減速機付モータ
KR101338621B1 (ko) 스텝 액츄에이터
KR101338603B1 (ko) 스텝 액츄에이터
JP2008312286A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6745161

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees