JP2018023072A - 呼出システム、呼出方法、情報処理装置、携帯端末及びそれらの制御方法 - Google Patents

呼出システム、呼出方法、情報処理装置、携帯端末及びそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ローカル環境においてユーザの携帯端末を利用した呼出を行うことを可能にする技術を提供する。【解決手段】送信装置100は、ICカード300に記録されている固有の識別子(IDm)を、NFCリーダ150を用いてICカード300からNFC通信により取得して、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する。その後、送信装置100は、登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連するアドバタイジングパケットを、BLEでブロードキャストする。携帯端末200は、ICカード300からIDmを取得してユーザ識別子として保存する。携帯端末200は、保存されているユーザ識別子を含むアドバタイジングパケットが受信されると、当該アドバタイジングパケットから、呼出に関連する情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、呼出システム、呼出方法、情報処理装置、携帯端末及びそれらの制御方法に関するものである。
病院や飲食店等において、ユーザの呼出(ページング)を行うための呼出システムが導入されている。ユーザの呼出には、ユーザに貸し出した呼出専用端末、またはユーザが所有するスマートフォン等の携帯端末が利用される。携帯端末を利用する場合には、ユーザへ貸し出す専用端末が不要となるとともに、ユーザが専用端末を持ち歩く必要もなくなる利点がある。例えば特許文献1及び2には、ユーザが所有する携帯端末を利用する呼出システムが提案されている。
特許文献1には、ネットワーク上の待機通知システムが、順番待ちに関する通知情報を、ネットワークを介して、待機中のユーザの携帯端末へ送信することが記載されている。また、特許文献2には、ユーザの携帯電話に搭載された非接触型ICカードによって受け付けを行う店舗端末と、インターネットを介して店舗端末と接続されたサーバとを備える呼出システムが記載されている。特許文献2の呼出システムでは、店舗端末は、暗号化された顧客情報(連絡先等の個人情報)を携帯電話の非接触型ICカードから取得してサーバへ送信する。サーバは、受信した顧客情報、及び店舗ごとの待ち行列リストに基づいて、ユーザの携帯電話に呼出メッセージを送信する。
特開2004−86252号公報 特開2010−239425号公報
上述の特許文献1及び2に記載の従来技術では、ユーザの携帯端末を利用した呼出が可能である(即ち、呼出専用端末を必要としない)ものの、インターネットを経由した呼出を行っている。このため、ユーザの受け付けを行うための店舗端末をインターネットに接続させる必要があるとともに、呼出に関する処理を行うサーバをインターネット上に設ける必要がある。したがって、呼出システムを使用するオペレータのローカル環境において、ユーザの携帯端末を利用した、インターネットを経由しない呼出(以下、「オフライン型呼出」と称する。)を実現できることが望まれる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、ローカル環境においてユーザの携帯端末を利用した呼出を行うことを可能にする技術を提供することを目的としている。
本発明は、例えば、呼出システム、情報処理装置及び携帯端末として実現できる。本発明の一態様の係る呼出システムは、携帯端末と、前記携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置と、を備える呼出システムであって、前記情報処理装置は、NFCに対応したICカードから、当該ICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されたユーザ識別子を含み、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする無線通信手段と、を備え、前記携帯端末は、前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する保存手段と、前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する受信手段と、前記保存手段によって保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが前記受信手段によって受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する取得手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、NFCに対応したICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置であって、前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する登録手段と、前記登録手段によって登録されたユーザ識別子を含み、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストすることで、前記携帯端末が保存しているユーザ識別子を含む通知パケットから、前記携帯端末が呼出に関連する情報を取得できるようにする無線通信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る携帯端末は、NFCに対応したICカードからNFC通信により取得された固有の識別子をユーザ識別子として含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする情報処理装置からの呼出を受ける携帯端末であって、前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する保存手段と、前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する受信手段と、前記保存手段によって保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが前記受信手段によって受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する取得手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ローカル環境においてユーザの携帯端末を利用した呼出を行うことを可能にする技術が提供される。
呼出システムの概略的な構成例を示す図 送信装置及び携帯端末の構成例を示す図 アドバタイジングパケットに含まれるデータ領域の構成例を示す図 送信装置で管理される登録リストへのユーザ情報の登録例を示す図 アドバタイジングパケットの送信スケジューリングの例を示す図 携帯端末における受信処理の手順を示すフローチャート
以下では添付の図面を参照して本発明の例示的な実施形態について説明する。なお、添付の図面では、実施形態の説明に必要ではない構成要素については省略している。
<呼出システム>
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る呼出システムの概略的な構成例について説明する。図1に示すように、本実施形態の呼出システムは、送信装置100及び携帯端末200によって構成される。送信装置100は、携帯端末200のユーザの呼出(ページング)を行う情報処理装置の一例であり、一般的なPC等で構成されうる。送信装置100は、上述のように、病院や飲食店(フードコード)等の、ユーザの呼出を行う必要があるオペレータのローカル環境に配置される。送信装置100は、インターネットに接続されていてもよいが、ユーザの呼出のためにインターネットに接続される必要はない。
送信装置100には、NFCリーダ150が接続されている。NFCリーダ150は、NFCに対応したICカードが近づけられると、当該ICカードからNFC通信により情報を取得する(読み取る)ことが可能である。NFCリーダ150は、ICカードから情報を取得すると、取得した情報を送信装置100へ出力する。送信装置100は、少なくともBluetooth(登録商標) Low Eneergy(BLE)による無線通信機能を備えており、Wi−Fi(登録商標)による無線通信機能を備えていてもよい。BLEは、Bluetooth規格の拡張仕様の1つであり、Blutooth4.0で規定されている。
携帯端末200は、3G(WCDMA(登録商標)等)、LTE、4G(LTE−Advanced等)、及びGSM(登録商標)等の通信方式による無線通信機能を備えるスマートフォンである。携帯端末200は、更に、Wi−Fi、BLE及びNFCによる無線通信機能を備えている。これらの無線通信機能のうち、Wi−Fi、BLE、及びNFCによる無線通信機能は、インターネットに接続しないローカル環境において使用可能である。携帯端末200は、呼出専用に用いられる専用装置ではなく、呼出システムにおける呼出の対象となるユーザによって所有されているスマートフォン等の装置である。なお、携帯端末200は、タブレット端末やノートPC等の、スマートフォン以外のタイプの端末装置であってもよい。
携帯端末200のユーザは、携帯端末200だけでなく、電子決済等に利用可能な、NFCに対応したICカード300(非接触型ICカード)を所有しているものとする。本実施形態では、ICカード300がFeliCa(登録商標)方式に対応している場合を一例として採用している。
なお、図1には、1つの携帯端末200のみを示しているが、複数の携帯端末が存在し、当該複数の携帯端末をそれぞれ所有する複数のユーザが、送信装置100によって構成される呼出システムにおける呼出の対象となってもよい。即ち、送信装置100は、複数の携帯端末を利用して複数のユーザの呼出を同時に行うことが可能である。また、図1には、1つの送信装置100のみを示しているが、フードコート等で想定されるように、ある店舗に設けられた送信装置100の近くに、他の店舗に設けられた他の送信装置が配置されていてもよい。その場合、当該他の送信装置は、送信装置100によって構成される呼出システムとは異なる(後述するシステム識別子が異なる)呼出システムを構成することになる。
<呼出システムにおける呼出の概要>
本実施形態の呼出システムでは、呼出システムを使用するオペレータのローカル環境において、ユーザの携帯端末200を利用したオフライン型呼出を、BLEによって実現する。一般に、BLEによる情報発信は、アドバタイジングパケット(ビーコンパケット)を一定の時間間隔で送信(ブロードキャスト)することによって実現され、クーポン配信等のために、不特定多数のユーザに向けて行われる。本実施形態では、NFCに対応したICカード300に記録されている固有の識別子を利用して、BLEのアドバタイジングパケットを、特定のユーザに向けた情報(当該ユーザの呼出に関連する情報)を通知するための通知パケットとして使用できるようにする。
例えばFeliCa方式のICカード300には、カードの製造時に製造ID(IDm)がICチップに記録される。IDmは、8バイトの固有の識別子であり、書き換えが不可能な状態でICカード300に記録されている。このため、ICカード300を所有するユーザを識別するための情報(ユーザ識別子)として利用できる。本実施形態では、ICカード300に予め記録されているこのような固有の識別子を、BLEのアドバタイジングパケットに含める。これにより、アドバタイジングパケットを、当該パケットに含まれた固有の識別子に対応するユーザに向けた情報を通知するための通知パケットとして機能させることを可能にし、アドバタイジングパケットをユーザの呼出に利用することを可能にする。
具体的には、図1に示すように、送信装置100は、ICカード300に記録されている固有の識別子(IDm)を、NFCリーダ150を用いてICカード300からNFC通信により取得する。送信装置100は、取得した識別子を、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する。更に、送信装置100は、登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケット(アドバタイジングパケット)を、BLEでブロードキャストする。
一方、携帯端末200は、ICカード300に記録されている固有の識別子(IDm)を、ICカード300からNFC通信により取得し、取得した識別子をユーザ識別子として保存する。更に、携帯端末200は、BLEでブロードキャストされるアドバタイジングパケットの受信処理を行う。当該受信処理において、保存されているユーザ識別子を含むアドバタイジングパケットが受信されると、当該アドバタイジングパケットから、呼出に関連する情報を取得する。
アドバタイジングパケットには、呼出に関連する情報として、携帯端末200のユーザが呼出を受けている(呼出状態である)ことを示す情報が含まれてもよい。また、アドバタイジングパケットには、携帯端末200のユーザの呼出が未だ行われていない(呼出の待ち状態である)ことを示す情報、ユーザがどの程度の待ち時間で呼出を受けるかを示す情報(例えば、ユーザが何番目に呼出を受けるかを示す待ち番号)、呼出システムへの登録時にユーザに割り当てられた呼出番号、呼出システムに現在登録されているユーザ数等の、種々の情報が含まれてもよい。
このように、本実施形態によれば、BLEのアドバタイジングパケットを、特定のユーザに向けた情報(当該ユーザの呼出に関連する情報)を通知するための通知パケットとして使用できるようになる。これにより、携帯端末200のユーザ(特定のユーザ)に対して、BLEのアドバタイジングパケットによる呼出に関連する情報の通知が可能になる。したがって、ローカル環境においてユーザの携帯端末200を利用した呼出を行うことが可能になる。
なお、本実施形態の呼出システムは上述のようにBLEを使用して実現されているが、BLEに代えて、例えばWi−Fiを適用することも可能である。即ち、通信事業者の無線基地局を経由せずにローカル環境で使用可能な、Wi−Fi等の所定の通信方式であれば、本実施形態の呼出システムにおける通知パケットのブロードキャストのために使用することが可能である。
<送信装置及び携帯端末の構成>
次に、図2を参照して、送信装置100及び携帯端末200の構成例について説明する。図2(A)に示すように、送信装置100は、CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、操作部105、BLE通信部106、WLAN通信部107、及びUSB I/F108を備える。CPU101は、ROM103またはHDD104に格納されているプログラムをRAM102に読み出して実行することで、送信装置100が有する、後述する各機能(各処理)を実現する。即ち、CPU101は、送信装置100全体の動作を制御する。なお、HDD104に代えて、例えばSSD等が二次記憶装置として用いられてもよい。
操作部105は、例えばタッチパネル機能を有する液晶表示部として構成されうる。BLE通信部106は、CPU101による制御下で、BLEによる無線通信(BLE通信)を行う。例えば送信装置100にBLEドングルを装着することによってBLE通信部106が構成されうる。WLAN通信部107は、CPU101による制御下で、Wi−Fi(無線LAN(WLAN))による無線通信を行う。USB I/F108には、NFCリーダ150が接続されている。CPU101は、USB I/F108を介してNFCリーダ150を制御でき、NFCリーダ150がICカード300から読み取った固有の識別子(IDm)を、USB I/F108を介して取得できる。
また、図2(B)に示すように、携帯端末200は、CPU201、RAM202、フラッシュメモリ203、操作部204、NFC通信部205、BLE通信部206、WLAN通信部207、及びモバイル通信部208を備える。CPU201は、フラッシュメモリ203に格納されているプログラムをRAM202に読み出して実行することで、携帯端末200が有する、後述する各機能(各処理)を実現する。即ち、CPU201は、携帯端末200全体の動作を制御する。携帯端末200において、フラッシュメモリ203は二次記憶装置として用いられている。
操作部204は、例えばタッチパネル機能を有する液晶表示部として構成されうる。NFC通信部205は、CPU201による制御下で、NFCによる無線通信(NFC通信)を行う。NFC通信部205は、ICカード300から固有の識別子(IDm)をNFC通信により読み取ることが可能である。CPU201は、NFC通信部205を介してICカード300のIDmを取得できる。BLE通信部206は、BLEによる無線通信(BLE通信)を行う。WLAN通信部207は、Wi−Fi(WLAN)による無線通信を行う。モバイル通信部208は、3G、LTE、4G及びGSM等の、通常は通信事業者の無線基地局を経由する通信方式による無線通信を行う。
なお、送信装置100が有する各機能を実行する専用のハードウェアを送信装置100が備えてもよいし、全ての機能がソフトウェア(コンピュータ(プロセッサ)及びプログラム)によって実現されてもよい。あるいは、送信装置100の一部の機能がハードウェアにより実現され、残りの機能がソフトウェアにより実現されてもよい。また、携帯端末200が有する各機能を実行する専用のハードウェアを携帯端末200が備えてもよいし、全ての機能がソフトウェア(コンピュータ(プロセッサ)及びプログラム)によって実現されてもよい。あるいは、携帯端末200の一部の機能がハードウェアにより実現され、残りの機能がソフトウェアにより実現されてもよい。
<アドバタイジングパケットの構成>
図3は、送信装置100においてBLE通信部106が送信するアドバタイジングパケットの構成例を示す図であり、特に、アドバタイジングパケットのデータ領域の構成例を示している。本実施形態では、BLEによるアドバタイジングパケット(通知パケット)の送信(ブロードキャスト)に、iBeacon(登録商標)を用いる場合を一例として採用している。iBeaconでは、一定のアドバタイジング間隔(20msから10.24sの間で0.625msの整数倍に設定される間隔)のアドバタイジングパケットで情報を送信する。このアドバタイジングパケットのデータ領域は、図3に示すように、UUID(Universally Unique Identifier:ユニバーサル固有識別子)、Major値、及びMinor値で構成される。UUID、Major値、及びMinor値は、それぞれは16バイト、2バイト、及び2バイトであり、それぞれ任意の値を設定(格納)できる。通常、UUIDはアプリケーションの識別子として使用され、Major値及びMinor値は、アプリケーションを更に細分化するために階層的に使用される。
本実施形態のUUIDには、図3に示すように、ICカード300から取得されたIDmが格納される。UUIDは、ICカード300を所有するユーザ(呼出の対象となるユーザ)を特定するための情報として用いられる。ただし、UUIDに格納されるIDmの秘匿性を高めるために、ハッシュ関数をIDmに適用してもよい。即ち、ハッシュ関数をIDmに適用することによって得られた(IDmから変換された)識別子IDmHASHを、UUIDに格納してもよい。
ハッシュ関数を用いる場合、送信装置100は、ICカード300から取得したIDmにハッシュ関数に適用して得られた識別子IDmHASHを、後述する登録リストに登録する。更に、送信装置100は、IDmHASHをUUIDに格納したアドバタイジングパケットをブロードキャストする。また、携帯端末200は、ICカード300から取得したIDmに同様にハッシュ関数に適用し、得られたIDmHASHを、RAM202またはフラッシュメモリ203に保存する。更に、携帯端末200は、保存したIDmHASHによって、携帯端末200のユーザに向けられた(携帯端末200を対象とした)アドバタイジングパケットを特定し、特定したパケットから情報を取得する。なお、UUIDは16バイトであるのに対して、IDmHASHは16バイトよりもサイズが大きくなる可能性がある。その場合、例えば、IDmHASHの上位16ビットをUUIDに格納すればよい。
本実施形態のMajor値には、図3に示すように、送信装置100によって構成される呼出システムを特定するための、当該呼出システムに対応付けられるシステム識別子が格納される。このMajor値に格納されるシステム識別子によって、携帯端末200が呼出システムを判別することが可能になる。具体的には、アドバタイジングパケットを受信した携帯端末200は、受信したアドバタイジングパケットに含まれるシステム識別子によって、当該携帯端末200のユーザの呼出を行う呼出システムに関連するアドバタイジングパケットを判別しうる。即ち、携帯端末200は、例えば送信装置100から送信されたアドバタイジングパケットと、隣接する他の送信装置から送信されたアドバタイジングパケットとを区別しうる。なお、Major値を2バイトとした場合、65536個の呼出システムを区別可能である。このように、UUID及びMajor値には、呼出に必要となる情報(ユーザ及びシステムを特定するための情報)が格納される。
本実施形態のMinor値には、図3に示すように、登録ユーザ数、呼出番号、及び待ち番号が格納される。本実施形態では、Minor値の2バイト(16ビット)のうち、上位5ビットに登録ユーザ数、中位6ビットに呼出番号、下位5ビットに待ち番号が割り当てられている。ただし、それぞれのビット数の割り当ては任意に定めることが可能である。
登録ユーザ数は、呼出システムに現在登録されている(即ち、ユーザ識別子に相当するIDmまたはIDmHASHが登録されている)ユーザ数であり、後述する登録リストに現在登録されているユーザ数である。呼出番号は、呼出システムへのユーザ登録時(ユーザ識別子であるIDmまたはIDmHASHの登録時)に当該ユーザに割り当てられた番号である。1ユーザに対して1つの呼出番号が割当てられる。また、待ち番号は、ユーザが何番目に呼出を受けるかを示す番号であり、ユーザが呼出を受けるまでに、待ち状態にあるユーザの数(先に呼出を受けることになる他のユーザの数)を把握するために用いられうる。このように、Minor値には、登録ユーザ数、呼出番号、及び待ち番号が、ユーザの利便性の向上に必要な情報として格納される。
<呼出システムへのユーザの登録>
送信装置100は、携帯端末200のユーザが所有するICカード300からNFCリーダ150によってIDmを取得し、当該IDm(またはIDmから変換されたIDmHASH)を、当該ユーザに対応するユーザ識別子として登録する。これにより、呼出システムによる呼出の対象となるユーザの登録を行う。送信装置100は、登録されているユーザの情報(ユーザ情報)を、RAM102またはHDD104に格納される登録リストで管理している。
図4は、送信装置100で管理される登録リストへのユーザ情報の登録例を示す図である。なお、図4では、IDmを登録リストに格納する例を示しているが、IDmに代えてIDmHASHが用いられてもよい。ここではまず、登録リスト401として示すように、4ユーザが呼出システムに登録されている(即ち、登録ユーザ数N=4)ものとする。4ユーザのそれぞれには、1〜4の呼出番号が割り当てられている。呼出番号1,3が割り当てられたユーザには、待ち番号0が設定されている。本実施形態では、待ち番号が0である状態は、対応するユーザは現在、呼出の対象となっている(呼出状態である)ことを意味する。一方、呼出番号2,4が割り当てられたユーザは、待ち番号が0より大きい(待ち番号>0)状態にあり、未だ呼出を受けていない(呼出の待ち状態である)ことを意味する。
送信装置100が登録リスト401を保持している状態において、NFCリーダ150によって、新たなユーザのICカード300の読み取りが行われると、登録リストに新たなユーザのユーザ情報が登録(追加)される。図4に示す例では、ユーザ情報の登録により、登録リスト401が登録リスト402に変化する。この例では、新たに登録されたユーザに呼出番号5が割り当てられ、登録に用いられたICカード300に格納されていたIDm(eee)が、登録リストに登録されている。また、呼出番号2,4が割り当てられたユーザが待ち状態にあるため、新たに登録された、呼出番号5が割り当てられたユーザには待ち番号3が設定されている。
ICカード300が電子決済に使用可能なカードである場合、ICカード300を用いた呼出システムへのユーザの登録は、ICカード300を用いて電子決済が行われる際に行われてもよい。この場合、送信装置100は、ICカード300を用いて電子決済が行われる際に、NFCリーダ150を介してICカード300からIDmを取得し、取得したIDm(またはIDmHASH)を、ユーザ識別子として登録リストに登録する。これにより、呼出システムによる呼出の対象となる、携帯端末200のユーザは、呼出システムへのユーザ登録と、電子決済(支払い)とを同時に行うことが可能になる。このため、ユーザの利便性を向上させることができ、即ち、ワンストップサービスを実現できる。
なお、送信装置100は、登録リストへのユーザ情報(ユーザ識別子)の登録後に、登録リストに登録されているユーザ識別子に対応するICカード300の読み取りがNFCリーダ150によって行われた場合、当該ユーザ情報の登録を削除してもよい。これは、例えば、呼出を受けたユーザが送信装置100の場所に移動し、NFCリーダ150にICカード300を再度かざしたような場合に相当する。あるいは、送信装置100は、オペレータよる操作部105の操作によってユーザ情報(ユーザ識別子)の登録を削除できるように構成されてもよい。これは、例えば、ユーザの呼出の完了後に、オペレータがユーザ情報の登録を削除するような場合に相当する。
<送信装置による送信手順>
本実施形態の送信装置100は、上述の登録リストに登録されている(即ち、呼出システムに登録済みの)全ユーザに対して、図3に示すアドバタイジングパケットを順次送信する。これにより、登録済みの複数のユーザの呼出を同時に行うことが可能になり、また、登録済みの複数のユーザのそれぞれに対して待ち番号及び呼出番号の通知を行うことも可能になる。
送信装置100において、CPU101は、BLE通信部106によるアドバタイジングパケットの送信のスケジューリングを行う。図5は、送信装置100においてCPU101によって実行される、アドバタイジングパケットの送信スケジューリングの例を示す図である。なお、各アドバタイジングパケットに含まれるMajor値及びMinor値(登録ユーザ数,呼出番号,待ち番号)については、10進数で表示している。
図5に示すように、CPU101は、アドバタイジングパケットの送信スケジューリングを行うために、各ユーザに対するアドバタイジングパケット(通知パケット)を送信するための送信期間を所定の時間間隔で設ける。CPU101は、登録リストに登録されている複数のユーザに対応する複数のユーザ識別子(IDmまたはIDmHASH)をそれぞれ含むアドバタイジングパケットを、送信期間ごとに順にブロードキャストするよう、BLE通信部106を制御する。図5では、登録ユーザ数N=3の場合を一例として示しており、ユーザA,B,Cに対応するユーザ識別子(aaa,bbb,ccc)がそれぞれUUIDに格納されたアドバタイジングパケットが、送信期間ごとに順に送信されている。また、登録リストに登録されているユーザ情報に応じて、送信期間ごとに、アドバタイジングパケットに含まれるUUID及びMinor値(登録ユーザ数,呼出番号,待ち番号)が変更されている。一方で、Major値(システム識別子)は一定となっている。これは、各アドバタイジングパケットが、同一の呼出システムの送信装置100から送信されたアドバタイジングパケットであることを示している。
また、CPU101は、各送信期間内で、同一のユーザ識別子を含むK個(Kは正の整数)の通知パケットを所定の時間間隔でブロードキャストするよう、BLE通信部106を制御する。図5では、送信パケット数K=2の場合を一例として示している。このようにして、登録されている全ユーザに対応するアドバタイジングパケットの送信が繰り返されるように、アドバタイジングパケットの送信スケジューリングが行われる。上述のように、CPU101は、登録リストに登録されている(即ち、呼出システムに登録済みの)全ユーザに対してアドバタイジングパケットを送信する。このため、CPU101は、登録リストからユーザ情報が削除された場合(即ち、呼出システムからユーザの登録が削除された場合)には、登録が削除されたユーザに対応するユーザ識別子を含むアドバタイジングパケットの送信を終了する。
このようなアドバタイジングパケットの送信スケジューリングによって、呼出システムに登録済みの複数のユーザの呼出を同時に行うことが可能になる。また、登録済みの複数のユーザのそれぞれに対して待ち番号及び呼出番号の通知を行うことも可能になる。
<携帯端末による受信手順>
本実施形態の携帯端末200は、送信装置100から受信されるアドバタイジングパケットのうちで、携帯端末200のユーザに向けた情報(当該ユーザの呼出に関する情報)を含むアドバタイジングパケットを特定する。更に、携帯端末200は、特定したアドバタイジングパケットから情報を取得し、必要に応じてユーザへの通知を行う。
図6は、携帯端末200においてCPU201によって実行される、アドバタイジングパケットの受信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図6では、アドバタイジングパケットのUUIDにIDmHASHが格納される例を示している。携帯端末200のユーザは、ICカード300を用いて呼出システムへのユーザ登録を完了すると、操作部204を用いて、呼出システムからの呼出の待ち受け開始を指示するための操作を行う。このような操作は、例えば、携帯端末200に対してインストールされている、呼出システムからの呼出を受けるためのアプリケーションプログラムを用いて行われる。
また、携帯端末200のユーザは、ICカード300のIDmから得られるIDmHASHを、予め携帯端末200に登録(保存)させる。具体的には、ユーザがICカード300を携帯端末200に近づけると、NFC通信部205が、ICカード300からNFC通信によりIDmを取得し、取得したIDmにハッシュ関数を適用して得られるIDmHASHを保存する。なお、IDmHASHは、RAM202またはフラッシュメモリ203に保存される。
CPU201は、呼出システムからの呼出の待ち受け開始が操作部204を介してユーザから指示されると、アドバタイジングパケットの受信を開始するよう、BLE通信部206を制御する。S101で、CPU201は、BLE通信部206によってアドバタイジングパケットが受信されると、処理をS102へ進める。S102で、CPU201は、システム識別子を既に取得済みであるか否かを判定し、取得済みでなければS103へ処理を進める。
S103で、CPU201は、受信したアドバタイジングパケットからIDmHASHを取得し、当該IDmHASHが、保存されているIDmHASHと一致するか否かを確認する。CPU201は、IDmHASHが一致しなければ処理をS101へ戻し、一致したら処理をS104へ進める。S104で、CPU201は、受信したアドバタイジングパケットにMajor値として含まれるシステム識別子を、RAM202またはフラッシュメモリ203に保存する。このようにして、CPU201は、携帯端末200を対象とした(即ち、保存されているIDmHASHを含む)アドバタイジングパケットに含まれるシステム識別子を、携帯端末200が呼出を待ち受けるべき呼出システムのシステム識別子として保存(登録)する。その後、CPU201は処理をS107へ進める。
一方、S102において、システム識別子を既に取得済みであれば、CPU201は処理をS105へ進める。S105で、CPU201は、アドバタイジングパケットに含まれるシステム識別子と、保存されているシステム識別子とが一致した場合に限り、処理をS106へ進め、それ以外の場合には処理をS101へ戻す。S106に処理を進めた場合に限り、CPU201は、受信したアドバタイジングパケット(即ち、システム識別子によって判別したアドバタイジングパケット)について、当該アドバタイジングパケットに含まれるIDmHASH(ユーザ識別子)と、保存されているIDmHASHとが一致するか否かを確認する。ここで、CPU201は、IDmHASHが一致しなければ処理をS101へ戻し、IDmHASHが一致したら処理をS107へ進める。
このようにして、CPU201は、BLE通信部206によってアドバタイジングパケットが受信されるごとに、当該アドバタイジングパケットに含まれるIDmHASH(ユーザ識別子)と、保存されているIDmHASHとが一致するか否かを確認する。更に、CPU201は、IDmHASHが一致したアドバタイジングパケットから情報を取得し、取得した情報に基づく処理を行う。S107〜S109では、CPU201は、アドバタイジングパケットから取得した情報に基づいて、送信装置100から呼出を受けているか否かを判定する。更に、CPU201は、その判定に従って、送信装置100から呼出を受けていることをユーザに通知する。
具体的には、S107で、CPU201は、アドバタイジングパケットのMinor値から取得した待ち番号が0を上回っているか否かを判定する。ここで、CPU201は、待ち番号が0を上回っている場合には、送信装置100から呼出を受けていないと判定し、処理をS108へ進め、ユーザに対して待ち状態に関する通知を行う。具体的には、CPU201は、アドバタイジングパケットのMinor値から取得した待ち番号及び呼出番号を操作部204に表示することで、現在の待ち状態をユーザに通知する。これにより、ユーザは、どの程度の待ち時間で呼出を受けられるか(何番目に呼出を受けるか)を知ることが可能になる。その後、CPU201は、処理をS101へ戻す。S105、S106またはS108からS101へ処理を戻した場合、携帯端末200は送信装置100から呼出を未だ受けていない状態にある。このため、CPU201は、次のアドバタイジングパケットの受信を待ち受ける。
一方、CPU201は、S107において待ち番号が0である場合には、送信装置100から呼出を受けていると判定し、処理をS109へ進め、ユーザに対して呼出状態に関する通知を行う。具体的には、CPU201は、アドバタイジングパケットのMinor値から取得した呼出番号を操作部204に表示するとともに、携帯端末200のバイブレーション機能を有効化することで、呼出を受けていることをユーザに通知する。その後、CPU201は一連の処理を終了する。
なお、CPU201は、システム識別子によって判別したアドバタイジングパケットのMinor値に含まれる登録ユーザ数に基づいて、送信装置100からの、携帯端末200を対象としたアドバタイジングパケットの送信の停止を判定できる。具体的には、CPU201は、システム識別子によって判別したアドバタイジングパケットであって、保存されているIDmHASHが含まれていないアドバタイジングパケットが、連続して(KN+1)個以上受信された場合、アドバタイジングパケットの送信が停止したと判定できる。即ち、送信装置100の登録リストに登録されている全ユーザに対するアドバタイジングパケットの送信の1周期にわたって、携帯端末200を対象としたアドバタイジングパケットが受信されなければ、アドバタイジングパケットの送信が停止したと判定できる。CPU201は、S109における呼出状態の通知の実行中に、このような判定の結果に従って、当該通知を自動的に終了してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザの呼出を行う必要があるオペレータのローカル環境において、携帯端末200のユーザが所有するICカード300を利用することで、携帯端末200を利用したオフライン型呼出を実現できる。
100…送信装置、150…NFCリーダ、200…携帯端末、300…ICカード、101,201…CPU、105,204…操作部、205…NFC通信部、106,206…BLE通信部、107,207…WLAN通信部、208…モバイル通信部

Claims (14)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置と、を備える呼出システムであって、
    前記情報処理装置は、
    NFCに対応したICカードから、当該ICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする無線通信手段と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する保存手段と、
    前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する受信手段と、
    前記保存手段によって保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが前記受信手段によって受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する取得手段と、を備える
    ことを特徴とする呼出システム。
  2. 前記取得手段は、前記受信手段によって通知パケットが受信されるごとに、受信された通知パケットに含まれるユーザ識別子と、前記保存されているユーザ識別子とが一致するか否かを確認し、ユーザ識別子が一致した通知パケットから前記情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼出システム。
  3. 前記登録手段は、前記ICカードから取得した前記固有の識別子にハッシュ関数を適用し、得られた識別子を前記ユーザ識別子として登録し、
    前記保存手段は、前記ICカードから取得した前記固有の識別子に前記ハッシュ関数を適用し、得られた識別子を前記ユーザ識別子として保存する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の呼出システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記取得手段によって取得された情報に基づいて、前記情報処理装置から呼出を受けているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定に従って、前記情報処理装置から呼出を受けていることをユーザに通知する通知手段と、を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の呼出システム。
  5. 前記通知パケットは、ユーザが何番目に呼出を受けるかを示す待ち番号を更に含み、
    前記判定手段は、前記受信された通知パケットに含まれるユーザ識別子と、前記保存されているユーザ識別子とが一致し、かつ、当該通知パケットに含まれる待ち番号が0であれば、前記情報処理装置から呼出を受けていると判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の呼出システム。
  6. 前記通知パケットは、ユーザに割り当てられた呼出番号を更に含み、
    前記通知手段は、前記情報処理装置から呼出を受けていると判定されると、前記呼出番号を前記携帯端末の表示部に表示するとともに、バイブレーション機能を有効化する
    ことを特徴とする請求項5に記載の呼出システム。
  7. 前記通知手段は、前記情報処理装置から呼出を受けていないと判定されると、前記待ち番号及び前記呼出番号を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の呼出システム。
  8. 各ユーザに対する通知パケットを送信するための送信期間を所定の時間間隔で設け、前記登録手段によって登録されている複数のユーザ識別子のそれぞれを含む通知パケットを前記送信期間ごとに順にブロードキャストするよう、前記無線通信手段を制御する制御手段、を更に備える
    ことを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の呼出システム。
  9. 前記情報処理装置は、前記ICカードからNFC通信によって情報を読み取るNFCリーダと接続されており、
    前記ICカードは、電子決済に使用可能であり、
    前記登録手段は、前記ICカードを用いて前記電子決済が行われる際に、前記NFCリーダを介して前記ICカードから前記固有の識別子を取得し、取得した識別子を前記ユーザ識別子として登録する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の呼出システム。
  10. NFCに対応したICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置であって、
    前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストすることで、前記携帯端末が保存しているユーザ識別子を含む通知パケットから、前記携帯端末が呼出に関連する情報を取得できるようにする無線通信手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. NFCに対応したICカードからNFC通信により取得された固有の識別子をユーザ識別子として含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする情報処理装置からの呼出を受ける携帯端末であって、
    前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する保存手段と、
    前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する受信手段と、
    前記保存手段によって保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが前記受信手段によって受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する取得手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  12. 携帯端末と、前記携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置と、を備える呼出システムにおける呼出方法であって、
    前記情報処理装置が、NFCに対応したICカードから、当該ICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する工程と、
    前記情報処理装置が、前記登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする工程と、
    前記携帯端末が、前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する工程と、
    前記携帯端末が、前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する工程と、
    前記携帯端末が、前記保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する工程と、
    を含むことを特徴とする呼出方法。
  13. NFCに対応したICカードに記録されている固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する携帯端末のユーザの呼出を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、呼出の対象となるユーザに対応するユーザ識別子として登録する工程と、
    前記登録されたユーザ識別子を含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストすることで、前記携帯端末が保存しているユーザ識別子を含む通知パケットから、前記携帯端末が呼出に関連する情報を取得できるようにする工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. NFCに対応したICカードからNFC通信により取得された固有の識別子をユーザ識別子として含み、かつ、当該ユーザ識別子に対応するユーザの呼出に関連する通知パケットを、所定の通信方式でブロードキャストする情報処理装置からの呼出を受ける携帯端末であって、
    前記ICカードから前記固有の識別子をNFC通信により取得し、ユーザ識別子として保存する工程と、
    前記所定の通信方式でブロードキャストされる通知パケットを受信する工程と、
    前記保存されているユーザ識別子を含む通知パケットが受信されると、当該通知パケットから、呼出に関連する情報を取得する工程と、
    を含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
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