JP2018022394A - 情報処理方法、情報処理端末およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルに対するユーザの操作において、該ユーザの意図しない操作を無効化できる操作方法、プログラムおよび情報処理端末を提供する【解決手段】情報処理装置の情報処理方法は、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する第1のステップと、当該操作ステップにおいて検出された当該操作に対応する処理内容を実行する第2のステップと、当該処理内容に対応する表示内容を表示させる第3のステップと、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作体の操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定する第4のステップと、を含み、当該第2のステップにおいて、当該無効化範囲内で検出された当該操作に対応する当該処理内容を実行しないことを特徴とする。【選択図】図8
Description
本発明は、情報処理方法、情報処理端末およびプログラムに関する。
近年、表示部にタッチパネルを備える端末が普及している。ユーザは、タッチパネル上のアイコン等のオブジェクトに指を接触させた後に離すことで、該アイコン等のオブジェクトに対応付けられた機能を実行することができる。このような端末は、タッチパネルにおいてユーザが指を離した位置を検出し、該検出した位置のアイコン等のオブジェクトに対応付けられた機能を実行する。
しかし、アイコン等のオブジェクトに比べてユーザの指が大きいため、ユーザが指を離そうと意図していた位置と、該指がタッチパネルから離れる際に検出される位置と、に相違が生じてしまい、該ユーザが意図していた機能を実行することができず、誤操作の原因となっていた。
これに対して、特許文献1には、特定のモードに設定された場合に、該タッチパネル上の特定の領域が所定時間継続してタッチされた場合には、その領域に割り当てられた機能を一時的に無効として、タッチアップしてもその領域の機能を発動しないようする技術が開示されている。特許文献1には、これによって、ユーザが意図せずにタッチパネル上にタッチした場合の機能発動を抑制でき、誤操作を低減することができると記載されている。
また、特許文献2には、タッチパネル等の表示装置において、表示面に表示されたボタン等のGUI部品を複数のグループに分類し、指が表示面に接触した状態にあることが検出されると、指が接触しているGUI部品と同一のグループ以外に属するGUI部品への操作入力を無効とする技術が開示されている。特許文献2には、ユーザが意図しない操作入力による処理の実行を防止することができると記載されている。
さらに、特許文献3には、タッチパネルが受け付けたタッチ動作からリリース動作の移動距離と移動時間とに基づいて、スライド操作かセレクト操作かを判定し、該セレクト操作と判定された場合に、該タッチ動作から該リリース動作までの動作を無視することが開示されている。特許文献3には、セレクトに係る操作であるか否かを、直前のタッチ動作からリリース動作までの間の移動距離と押下時間の2つの要素で判断するので、ユーザによるスライドに係る操作とセレクトに係る操作の誤判定を抑制できると記載されている。
しかしながら、特許文献1には、特定のモードにおいて特定の領域が所定時間継続してタッチされた場合に、該領域に割り当てられた機能を一時的に無効にすることは開示されているが、機能が無効になるのは該特定のモードおよび特定の領域に限られており、該特定のモードおよび特定の領域以外ではユーザの誤操作を防止できないという問題がある。
また、特許文献2には、指が接触しているGUI部品と同一のグループ以外に属するGUI部品への操作入力を無効とすることは開示されているが、操作入力が無効となるのは同一グループ以外のGUI部品に限られており、同一のグループに属するGUI部品ではユーザの誤操作を防止できないという問題がある。
さらに、特許文献3には、セレクト操作と判定された場合に、タッチ動作からリリース動作までの動作を無視することは開示されているが、動作を無視するのはセレクト操作の場合に限られており、該セレクト操作以外の場合にはユーザの誤動作を防止できないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タッチパネルに対するユーザの操作において、該ユーザの意図しない操作を無効化できる操作方法、プログラムおよび情報処理端末を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、情報処理端末における情報処理方法であって、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する第1のステップと、当該操作ステップにおいて検出された当該操作に対応する処理内容を実行する第2のステップと、当該処理内容に対応する表示内容を表示させる第3のステップと、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作体の操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定する第4のステップと、を含み、当該第2のステップにおいて、当該無効化範囲内で検出された当該操作に対応する当該処理内容を実行しない、ことを特徴とする
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第1のステップにおいて、当該無効化範囲内において当該操作体が当該タッチパネルから離れる操作を検出し、当該無効化範囲が設定された場合に、当該第2のステップにおいて、当該操作体が停止した位置に基づいて、当該離れる操作に対応する処理内容を実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第2のステップにおいて、当該操作体が停止した位置に表示されているオブジェクトに対して、当該離れる操作に対応する処理内容を実行することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第4のステップにおいて、当該タッチパネル上における当該操作体の移動距離に基づいて、当該無効化範囲を決定することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第4のステップにおいて、当該操作体の移動が停止してからの経過時間に基づいて、当該無効化範囲を決定することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該無効化範囲内において当該操作体の当該タッチパネルに対する当該操作を検出した場合に、当該操作に対応する処理内容に関する情報を記憶する第5のステップを含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第1のステップにおいて、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止した後に再開したことを検出し、当該第2のステップにおいて、当該再開した当該操作体の移動が当該無効化範囲を超えた場合に、当該第5のステップにおいて記憶した、当該無効化範囲における当該操作体の移動に対応する処理内容を実行することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第3のステップは、当該再開した当該操作体の移動が当該無効化範囲を超えた場合に、当該無効化範囲における当該処理内容に対応する表示内容を表示させることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第4のステップにおいて、当該無効化範囲に加えて、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該タッチパネル上において、当該操作体の所定の操作に対応する処理内容を無効化する時間である無効化時間を決定し、当該第2のステップにおいて、当該無効化時間内における、当該無効化範囲内の当該所定の操作に対応する当該処理内容を実行しないことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第4のステップにおいて、当該無効化範囲は、所定の関数に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理端末における情報処理方法は、当該第4のステップにおいて、当該無効化時間は、所定の関数に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する第1の工程と、当該操作ステップにおいて検出された当該操作に対応する処理内容を実行する第2の工程と、当該処理内容に対応する表示内容を表示させる第3の工程と、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作体の操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定する第4の工程と、を含み、当該第2のステップにおいて、当該無効化範囲内で検出された当該操作に対応する当該処理内容を実行しない、ことをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置、操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する操作検出部と、当該操作ステップにおいて検出された当該操作に対応する処理内容を実行する操作判定部と、当該処理内容に対応する表示内容を表示させる表示処理部と、を含み、当該操作判定部は、当該タッチパネル上における当該操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定し、当該決定した無効化範囲内で検出された当該操作に対応する当該処理内容を実行しない、ことを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルに対するユーザの操作において、該ユーザの意図しない操作を無効化できる情報処理端末を提供することができる。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の発明を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本明細書に記載の発明を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一態様における通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(20A,20B,20Cとが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
図1は、本発明の一態様における通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(20A,20B,20Cとが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を行う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
例えば、ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ただし本発明において、ネットワーク30は、これらに限定されない。また、ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(20A,20B,20C)は、下記実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本発明において、端末20は、これらに限定されない。また、端末20は情報処理端末20と表現されても良い。
端末20A、20Bおよび20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明において、端末20と記載し、必要に応じて端末Aを自端末20Aとし、端末20Bを他端末20Bとし、端末20Cを他端末20Cとして説明する。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、下記実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本発明において、サーバ10は、これらに限定されない。また、サーバ10は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
図1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御装置(CPU:central processing unit(中央処理装置))11、記憶装置28、通信I/F(インタフェース)22、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカー26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
端末20は、制御装置(CPU:central processing unit(中央処理装置))11、記憶装置28、通信I/F(インタフェース)22、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカー26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
入出力装置23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置23は、入力装置と出力装置が一体化していても良いし、入力装置と出力装置に分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置21に伝達する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入出力装置23により実現されてもよい。入力装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ただし、本発明において、入力装置は、これらに限定されない。
出力装置は、制御装置21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置により実現されても良い。例えば、スピーカー(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本発明において、出力装置は、これらに限定されない。
表示装置24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示装置24は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。表示装置24は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置24は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表示装置24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本発明において、表示装置24は、これらに限定されない。
入出力装置22がタッチパネルの場合、入出力装置23と表示装置24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていても良い。
制御装置21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本発明において、制御装置21は、これらに限定されない。
記憶装置28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置28は、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本発明において、記憶装置28は、これらに限定されない。
端末20は、プログラムPを記憶装置28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置21が、当該制御装置21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御装置21が実行する各機能を実現させる。
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカー26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御装置(CPU)11、記憶装置15、通信I/F(インタフェース)14、入出力装置12、ディスプレイ13を備える。
サーバ10は、制御装置(CPU)11、記憶装置15、通信I/F(インタフェース)14、入出力装置12、ディスプレイ13を備える。
制御装置11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本発明において、制御装置11は、これらに限定されない。
記憶装置15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本発明において、記憶装置15は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
入出力装置12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置12は、例えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本発明において、入出力装置12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレイ13は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本発明において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
本実施形態および後述する実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20および/またはサーバ10において、制御装置11は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、本発明の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
端末20は、例えば、記憶媒体28に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本発明のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10または端末20に提供されてもよい。サーバ10または端末20は、例えば、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を実現する。
本実施形態および後述する実施形態は、上記プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本発明のプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本発明はこれらに限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態は、タッチパネルに対して操作を行う操作体が、該タッチパネル上において移動を停止した場合に、所定の時間、該タッチパネルに対する操作を受け付けない形態である。なお、操作体は、例えば、ユーザの指やユーザが使用する入力ペンなどであり、タッチパネルに接触して所定の操作を行うものである。第1の実施形態に記載の内容は、後述する実施形態のいずれにも適用可能である。
第1の実施形態は、タッチパネルに対して操作を行う操作体が、該タッチパネル上において移動を停止した場合に、所定の時間、該タッチパネルに対する操作を受け付けない形態である。なお、操作体は、例えば、ユーザの指やユーザが使用する入力ペンなどであり、タッチパネルに接触して所定の操作を行うものである。第1の実施形態に記載の内容は、後述する実施形態のいずれにも適用可能である。
図2は、第1の実施形態における、端末20の構成例を示す図である。図2に例示するように、端末20は、制御装置10と、入出力装置23と、表示装置24と、記憶装置28とを含む。制御装置10は、生成部210と、表示処理部211と、操作検出部212と、操作判定部213と、記憶処理部214とを含む。
なお、入出力装置23は例えばタッチパネルであり、例えば、感圧式のタッチパネルと、静電容量式のタッチパネルとを採用可能である。
感圧式のタッチパネルは、2枚の電気抵抗のある抵抗膜が振れたことで発生する電気の電圧を計測することによって、該タッチパネルへの操作入力の位置を検出する方式である。
図3は、感圧式のタッチパネルの断面を示す模式図である。図3に示すように、操作体がタッチパネルに接触すると、その接触点において第1の抵抗膜がたわみ、第2の抵抗膜に接触する。この場合に、接触点において、第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との間に電流が流れ、電圧が発生する。感圧式のタッチパネルは、発生した電圧を計測することで、操作体がタッチパネルに接触する接触点を検出している。
図3は、静電容量式のタッチパネルの断面を示す模式図である。静電容量式のタッチパネルは、該タッチパネルに指や入力ペンで触れると発生する微弱な電流、すなわち静電容量の変化を計測し、該タッチパネルへの操作入力の位置を検出する方式である。静電容量式のタッチパネルには、表面型静電容量方式のタッチパネルと、投影型静電容量方式のタッチパネルとがある。
図4(a)は、表面型静電容量式のタッチパネルの断面を示す模式図である。図4(a)に示すように、表面型静電容量式のタッチパネルは、透明電極膜(導電層)を備え、該透明電極膜の4隅に電圧をかけてパネル全体に低圧な電界を発生させる。その結果、タッチパネルに指や入力ペンなので操作体が接触すると、その接触点において微弱な電流(静電容量)が発生する。表面型静電容量式のタッチパネルは、発生した電流(静電容量)の変化を計測することで、操作体がタッチパネルに接触する接触点を検出している。
また、図4(b)は、投影型静電容量式のタッチパネルの断面を示す模式図である。図4(b)に示すように、投影型静電容量方式のタッチパネルは、特定のパターンの透明電極層(導電層)を複数含む電極パターン層を備える。その結果、タッチパネルに指や入力ペンなので操作体が接触すると、その接触点において、複数の透明電極層の各々で微弱な電流(静電容量)が発生する。投影型静電容量式のタッチパネルは、複数の透明電極層の各々において発生した電流(静電容量)を測定することで、操作体がタッチパネルに接触する接触点を検出している。なお、投影型静電容量方式のタッチパネルは、複数の透明電極層があるため、複数個所において接触点を測定可能であり、マルチタッチ(複数接触)を検出可能である。
上記のタッチパネルのほか、本発明におけるタッチパネルは、超音波表面弾性波方式のタッチパネルや、光学方式のタッチパネルであってもよい。超音波表面弾性波方式のタッチパネルは、パネル表面に振動として伝わる超音波表面弾性波を出し、この超音波表面弾性波が操作体に当たると吸収されて弱まるため、この変化を検知することで、接触点の位置を検出する。また、光学方式のタッチパネルは、例えば、赤外線LEDからの赤外光をイメージセンサ(カメラ)を配置し、操作体がタッチパネルに接触しことにより遮光された赤外光の影をイメージセンサにより測定することで、接触点の位置を検出する。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
表示処理部211は、生成部210が生成した表示データを、表示装置24を介して表示する。表示処理部211は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示装置24のフレームバッファに書き込む機能を有する。
(1)端末の機能構成
表示処理部211は、生成部210が生成した表示データを、表示装置24を介して表示する。表示処理部211は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示装置24のフレームバッファに書き込む機能を有する。
操作検出部212は、タッチパネルに対する操作体の操作入力を検出する。操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネルに接触したことを検出する。この場合において、操作検出部212は、操作体がタッチパネルに接触した位置である接触点を検出し、接触(タップまたはタッチ)という操作内容と、検出した位置とを操作判定部213に通知する。
また、操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネルに接触した状態のまま、該タッチパネル上で移動したことを検出する。この場合おいて、操作検出部212は、当該移動の軌跡を検出し、移動(スワイプまたはスライド)という操作内容と、検出した軌跡を操作判定部213に通知する。なお、操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で移動を開始した点(開始点)と、移動を終了した点(終了点)とを検出し、検出した開始点と停止点とを操作判定部213に通知する。
また、操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネルから離れたこと、すなわち操作体がタッチパネルに接触しなくなったことを検出する。この場合において、操作検出部212は、操作体がタッチパネルから離れた位置を検出し、離れた(リリース)という操作内容と、検出した位置とを操作通知部に通知する。
なお、操作体がタッチパネルに接触することは例えば「タッチ」と、操作体がタッチパネル上で接触したまま移動することは例えば「スライド」と、操作体がタッチパネルから離れることは例えば「リリース」と表現される。
また、操作検出部212は、操作体がタッチパネルに接触した状態で移動した後、該タッチパネル上で当該移動を停止した場合に、当該停止したことを検出する。操作検出部212は、当該停止した位置を検出し、操作判定部213に通知する。また、操作検出部212は、一度移動を停止した操作体が、再度タッチパネル上で移動を開始した場合に、当該移動を開始したことを検出する。操作検出部212は、当該移動を開始した位置を検出し、移動を再開したという操作内容と、検出した位置とを操作判定部213に通知する。
操作判定部213は、例えば、操作検出部212から通知された操作体の操作内容と、操作位置または軌跡とに基づいて、当該操作内容に対応した処理を実行する。操作判定部213は、例えば、接触(タップまたはタッチ)という操作内容と、接触位置とに基づいて、当該接触位置に表示されているアイコン等のオブジェクトを選択するという処理を実行する。また、操作判定部213は、例えば、移動(スワイプまたはスライド)という操作内容と、当該移動の軌跡とに基づいて、選択されたアイコン等のオブジェクトを表示部上で移動するという処理を実行する。また、操作判定部213は、例えば、離れた(リリース)という操作内容と、離れた位置とに基づいて、当該離れた位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。なお、操作判定部213が処理する機能は、これらの例に限られず、どのようなものであってもよい。
操作判定部213は、操作内容に対応した処理を実行する場合には、当該処理内容を生成部210に通知する。例えば、操作判定部213は、接触位置に表示されているアイコン等のオブジェクトを選択するという処理を実行する場合には、該アイコンの選択という処理内容を生成部210に通知する。また、操作判定部213は、選択されたアイコン等のオブジェクトを表示部上で移動するという処理を実行する場合には、該アイコン等のオブジェクトの移動という処理内容を生成部210に通知する。また、操作判定部213は、離れた位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する場合には、アイコン等のオブジェクトに対応する処理内容を生成部210に通知する。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止したという操作内容と、停止位置とに基づいて、停止してからの経過時間を計算する。そして、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、タッチパネルへの所定の操作を無効にする無効化時間を設定する。操作判定部213は、無効化時間が設定された場合、所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)したとしても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応した処理を実行しない。操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)したとしても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応した処理を実行しない。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が、所定の時間である0.1秒を超えた場合に、タッチパネルへの操作を無効化する無効化時間を設定する。所定の時間は、予め定められた時間であっても、所定の関数に基づいて計算されてもよく、0.1秒である必要はなく、どのような時間であってもよい。また、無効化時間は、予め定められた時間であってもよいし、予め定められた関数に基づいて計算してもよい。
なお、操作判定部213は、無効化時間が設定された場合であっても、停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、当該離れた(リリース)という操作内容と、停止位置とに基づいて、当該停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
操作判定部213は、無効化時間が経過した後は、操作検出部212から通知された操作体の操作内容と、操作位置または軌跡とに基づいて、当該操作内容に対応した処理の実行を再開する。
また、操作判定部213は、無効化時間において操作検出部212から通知された操作内容と、操作位置または軌跡とを、記憶処理部214に通知する。
図5は、本発明の第1の実施形態における端末のタッチパネルに表示される表示内容を示す図である。図5は、端末において動画を再生する場合に、ユーザが操作体を用いて再生位置を調整する際の操作例を示す。図5に示すように、ユーザは、再生位置を調整可能な「シークバー」を操作体で操作して、再生位置を調整する。
図5(a)の例では、ユーザは、シークバーを用いて、“3:20”(3分20秒)の位置に、再生位置を調整する場合の例である。ユーザは、指などの操作体を用いてシークバー上のカーソルに接触(タップまたはタッチ)し、“3:20”の位置まで該カーソルを移動(スワイプまたはスライド)させる。そして、“3:20”の位置で操作体を停止させ、当該位置で操作体をタッチパネルから離す(リリース)ことにより、“3:20”の再生位置の内容を表示部に表示させる。
図5(b)は、操作判定部213が、無効化時間を設定しない場合における、表示内容の例である。図5(b)に示すように、操作体がタッチパネル上で停止した後、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)してしまう可能性がある。また、操作体を離した後、操作体がタッチパネルを新たに接触(タップまたはタッチ)してしまう可能性がある。操作判定部213は、無効化時間を設定しない場合、操作体がタッチパネル上で停止した後、操作体を離す(リリース)際における、これらの操作(すなわち、スライドまたはタッチ)に対応する処理を実行することになる。
そのため、図5(b)に示すように、例えば、ユーザは“3:20”の位置で操作体を離したつもりであっても、離す前に操作体が“4:05”の位置に移動(スワイプまたはスライド)してしまい、ユーザの意図しない“4:05”の再生位置の内容が表示部に表示されてしまう。
一方、本発明の第1の実施形態おける操作判定部213のように、無効化時間を設定した場合、所定の操作については、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなる。
図5(c)は、操作判定部213が、無効化時間を設定する場合における、表示内容の例である。図5(c)に示すように、操作体がタッチパネル上で停止した後、無効化時間が設定されると、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)しても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応する処理は実行されない。また、操作体がタッチパネル上で停止した後、無効化時間が設定されると、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネルを新たに接触(タップまたはタッチ)しても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応する処理は実行されない。
すなわち、図5(c)に示すように、例えば、ユーザは“3:20”の位置で操作体を停止した場合、無効化時間が設定され、所定の操作に対応する処理は実行されなくなり、その結果“3:20”の位置において離す(リリース)操作に対応する処理だけが実行されることになる。したがって、ユーザが“3:20”の位置で操作体を離した場合、離す前に操作体が“4:05”の位置に移動(スワイプまたはスライド)しても、その操作に対応する処理は実行されず、“3:20”の位置で離す(リリース)処理だけが実行されることになり、ユーザの意図した“3:20”の再生位置の内容が表示部に表示される。
このように、操作判定部213が、無効化時間を設定することにより、所定の操作については、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
記憶処理部214は、操作判定部213が無効化時間を設定した場合に通知された、該無効化時間内における操作内容と操作位置または軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。記憶処理部214は、例えば、操作判定部213から通知された、無効化時間内のタッチパネル上における操作体の移動(スワイプまたはスライド)という操作内容と、当該移動の軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。
生成部210は、操作判定部213から通知された処理内容に対応して、表示部に表示するための表示データを生成する。生成部210は、例えば、アイコンの選択という処理内容に対応して、アイコンを選択したことを示す表示データを生成するまた、生成部210は、選択されたアイコン等のオブジェクトを表示部上で移動するという処理内容に対応して、アイコン等のオブジェクトが移動する様子を示す表示データを生成する。また、生成部210は、アイコン等のオブジェクトに対応する処理内容に対応して、該アイコン等のオブジェクトに対応付けられた処理内容を示す表示データを生成する。
図6は、第1の実施形態における端末の動作例を示すフローチャートである。
端末の操作検出部212が、タッチパネルに対する操作体の接触(タップまたはタッチ)を検出する(S101)。
次に、操作判定部213は、操作体がタッチパネル上で停止した場合に、停止してからの経過時間が、所定の時間を超えたか否かを判定する(S102)。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えたと判定した場合には(S102のYES)、無効化時間を設定する(S103)。一方、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えていない場合には(S102のNO)、S102に戻る。
操作判定部213は、操作検出部212から通知された操作内容が、所定の操作か否かを判定してもよい(S104)。この場合、操作判定部213は、操作検出部212から通知された操作内容が所定の操作(例えば、移動(スワイプまたはスライド)や新たな接触(タップまたはタッチ)の操作)である場合には(S104のYES)、S105に進む。一方、操作判定部213は、操作検出部212から通知された操作内容が、所定の操作内容でなければ(S104のNO)、該通知された操作内容(例えば、離す(リリース)操作)に対応する処理を実行する(S106)。なお、S104の処理は必ずしも必要ではなく、操作判定部213は、S103の処理の後、S105の処理に進んでもよい。
操作判定部213は、操作検出部212から所定の操作内容が通知された場合に、設定した無効化時間内か否かを判定する(S105)。操作判定部213は、所定の操作内容の通知が無効化時間内である場合には(S105のYES)、通知された所定の操作内容に対応する処理を実行せず、処理を終了する。一方、操作判定部213は、所定の操作内容の通知が無効化時間の経過後である場合には、当該所定の操作内容に対応する処理を実行して(S106)、終了する。
なお、無効化時間内の操作を無効化する機能は、API(Application Programming Interface)で実装されてもよいし、APP(Aplication software)で実装されてもよい。操作を無効化する機能がAPIに実装される場合は、APIは、無効化処理した操作内容と、当該操作位置の座標または軌跡を、APPに通知する。一方、操作を無効化する機能がAPPに実装される場合は、該APPは、OS(Operating System)から操作位置の座標を取得し、無効化処理を実行する。
<第1変形例>
第1変形例は、操作判定部213が、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間に基づいて、無効化時間を所定の関数に基づいて設定する。
第1変形例は、操作判定部213が、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間に基づいて、無効化時間を所定の関数に基づいて設定する。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間がN秒である場合に、無効化時間を“N/10”秒に設定する。操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が“0.1”秒である場合、無効化時間を“0.1/10=0.01”秒に設定する。なお、操作検出部212が無効化時間を設定する所定の関数は、“N/10”に限られず、どのような関数であってもよい。
<第2変形例>
第2変形例は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化時間を超えて当該移動を継続している場合に、当該無効化時間内における操作内容を表示部に表示させる。
第2変形例は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化時間を超えて当該移動を継続している場合に、当該無効化時間内における操作内容を表示部に表示させる。
上述したように、操作判定部213は、無効化時間において操作検出部212から通知された操作内容と、操作位置または軌跡とを、記憶処理部214に通知する。そして、記憶処理部214は、無効化時間内における操作内容と操作位置または軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。
操作判定部213は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化時間を超えて当該移動を継続している場合に、無効化時間における操作内容を記憶装置28から参照し、表示部に表示するための表示データの生成を、生成部210に要求する。
生成部210は、操作判定部213からの要求があった場合に、無効化時間における操作内容を表示部に表示するための表示データを生成する。
これにより、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化時間を超えて当該移動を継続している場合に、無効化時間内における操作内容を表示部に表示させることができる。
図7は、本発明の第1の実施形態における端末のタッチパネルに表示される表示内容を示す図である。図7は、端末において操作体により画像やメモ等を入力する場合の例であり、例えば、手描きのメモソフトである。
図7の例では、ユーザは、手描きのメモソフトを用いて、アルファベットの“B”を操作体により描いている場合の例である。ユーザは、タッチパネル上で指などの操作体を移動させ、アルファベットの“B”を描いている。
図7(a)は、操作体の移動が一度停止した場合の表示内容である。この場合、操作判定部213が、無効化時間を設定する。
図7(b)は、無効化時間内に、操作体が移動を再開した場合の表示内容である。図7(b)に示すように、操作体がタッチパネル上で停止した後、無効化時間が設定されると、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)しても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応する処理は実行されない。そのため、タッチパネル上で指などの操作体を移動させても、当該移動に対応する処理は実行されないため、表示部において、当該移動に対応する部分の表示がされず、“B”の文字が途中で途切れてしまう。
そこで、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化時間を超えて当該移動を継続している場合には、無効化時間における操作内容を記憶装置28から参照し、表示部に表示させるようにする。
図7(c)は、無効化時間における操作内容を記憶装置28から参照し、表示部に表示させた場合の表示内容である。図7(c)に示すように、記憶装置28に記憶されていた無効化時間における操作体の移動の軌跡が、表示部に表示される。これにより、無効化時間内に、操作体が移動を再開した場合であっても、無効化時間内の操作内容を表示させることにより、無効化時間内の操作部分だけが表示されないことや、画一的な表示になることを防止し、ユーザの操作内容に対応した表示を行うことが可能となる。これにより、ユーザは無効化時間に操作した履歴を視認できる。
<第3変形例>
第3変形例は、操作判定部213が、無効化時間に加えて、無効化範囲を設定する。
第3変形例は、操作判定部213が、無効化時間に加えて、無効化範囲を設定する。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該停止した位置から所定の範囲内において、タッチパネルに対する所定の操作を無効にする。すなわち、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、タッチパネルへの所定の操作を無効にする無効化時間に加えて、タッチパネルに対する所定の操作を無効にする無効化範囲を設定する。
操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合、該無効化範囲における所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
無効化範囲は、例えば、予め定められた大きさの範囲であっても、所定の関数に基づいて決定される大きさの範囲であってもよい。無効化範囲は、タッチパネル全体であってもよい。また、無効化範囲は、どのような形状であってもよく、例えば略円形や略正方形であってもよい。
操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合、無効化時間における該無効化範囲での所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
なお、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合であっても、停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、停止位置において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。また、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合には、当該無効化範囲外の操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、無効化範囲外において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、該アイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
図8は、第1の実施形態の第3変形例における端末の動作例を示すフローチャートである。
端末の操作検出部212が、タッチパネルに対する操作体の接触(タッチ)を検出し(S201)、操作判定部213に対して、操作検出部212は、操作体がタッチパネルから離れた位置を検出し、離れた(リリース)という操作内容と、検出した位置とを操作通知部に通知する。
次に、操作判定部213は、操作体がタッチパネル上で停止した場合に、停止してからの経過時間が、所定の時間を超えたか否かを判定する(S202)。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えたと判定した場合には(S202のYES)、無効化時間および無効化範囲を設定する(S203)。一方、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えていない場合には(S202のNO)、S202に戻る。
操作判定部213は、操作検出部212から所定の操作内容が通知された場合に、設定した無効化時間内か否かを判定する(S204)。操作判定部213は、所定の操作内容の通知が無効化時間の経過後である場合には、当該所定の操作内容を実行して(S205)、終了する。
一方、操作判定部213は、所定の操作内容の通知が無効化時間内である場合には(S204のYES)、操作検出部212から通知された操作位置が、設定した無効化範囲内か否かを判定する(S206)。操作判定部213は、操作位置が無効化範囲内である場合には(S206のYES)、操作内容に対応する処理を実行せず、処理を終了する。一方、操作判定部213は、操作位置が無効化範囲外である場合、または、停止位置である場合には(S206のNO)、当該所定の操作内容を実行して(S205)、終了する。
操作判定部213が、無効化時間および無効化範囲を設定することにより、無効化時間内において、無効化範囲内で実行された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
上記のとおり、操作判定部213が、無効化時間を設定することにより、所定の操作については、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、タッチパネルに対して操作を行う操作体が、該タッチパネル上において移動を停止した場合に、当該停止した位置から所定の範囲内における操作を受け付けない形態である。第2の実施形態に記載の内容は、他の実施形態のいずれにも適用可能である。
第2の実施形態は、タッチパネルに対して操作を行う操作体が、該タッチパネル上において移動を停止した場合に、当該停止した位置から所定の範囲内における操作を受け付けない形態である。第2の実施形態に記載の内容は、他の実施形態のいずれにも適用可能である。
第2の実施形態において、端末の操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止したという操作内容と、停止位置とに基づいて、停止してからの経過時間を計算する。そして、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該停止した位置から所定の範囲内において、タッチパネルに対する所定の操作を無効にする。すなわち、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、タッチパネルに対する所定の操作を無効にする無効化範囲を設定する。
操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合、該無効化範囲における所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
操作判定部213は、例えば、無効化範囲が設定された場合、当該無効化範囲内においては、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)したとしても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応した処理を実行しない。操作判定部213は、例えば、無効化範囲が設定された場合、当該無効化範囲内においては、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)したとしても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応した処理を実行しない。
無効化範囲は、例えば、予め定められた大きさの範囲であっても、所定の関数に基づいて決定される大きさの範囲であってもよい。無効化範囲は、タッチパネル全体であってもよい。また、無効化範囲は、どのような形状であってもよく、例えば略円形や略正方形であってもよい。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が、所定の時間である0.1秒を超えた場合に、タッチパネルへの操作を無効化する無効化範囲を設定する。所定の時間は、予め定められた時間であっても、所定の関数に基づいて計算されてもよく、0.1秒である必要はなく、どのような時間であってもよい。また、無効化時間は、予め定められた時間であってもよいし、予め定められた関数に基づいて計算してもよい。
なお、操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合には、当該停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、停止位置において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。また、操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合には、当該無効化範囲外の操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、無効化範囲外において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、該アイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
図9は、本発明の第2の実施形態における端末のタッチパネルに表示される表示内容を示す図である。図9は、端末において、ユーザが文字を入力する場合の操作例を示す。図9に示すように、ユーザは、文字を入力するために、表示部に表示されるキーボード上の文字を選択する。
図9(a)の例では、ユーザは「す」を入力するために、キーバード上の「す」の位置を操作体で接触(タップまたはタッチ)し、「す」を選択しようとしている。
図9(b)は、操作判定部213が、無効化範囲を設定しない場合における、表示内容の例である。図9(b)に示すように、操作体がタッチパネル上で停止した後、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)してしまう可能性がある。また、操作体を離した後、操作体がタッチパネルを新たに接触(タップまたはタッチ)してしまう可能性がある。操作判定部213は、無効化範囲を設定しない場合、操作体がタッチパネル上で停止した後、操作体を離す(リリース)際における、これらの操作(スワイプまたはスライドや、タップまたはタッチ)に対応する処理を実行することになる。
そのため、図9(b)に示すように、例えば、ユーザは「す」の位置で操作体を離したつもりであっても、離す前に操作体が「せ」の位置に移動(スワイプまたはスライド)してしまい、ユーザの意図しない「せ」が入力されてしまう。
一方、本発明の第2の実施形態おける操作判定部213のように、無効化範囲を設定した場合、無効化範囲における所定の操作については、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなる。
図9(c)は、操作判定部213が、無効化範囲を設定する場合における、表示内容の例である。図9(c)に示すように、操作体がタッチパネル上で停止した後、無効化範囲が設定されると、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)しても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応する処理は実行されない。また、操作体がタッチパネル上で停止した後、無効化範囲が設定されると、操作体を離す(リリース)際に、操作体がタッチパネルを新たに接触(タップまたはタッチ)しても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応する処理は実行されない。
すなわち、図9(c)に示すように、例えば、ユーザは「す」の位置で操作体を停止した場合、無効化範囲が設定され、無効化範囲内の操作に対応する処理は実行されなくなり、その結果「す」の位置において離す(リリース)操作に対応する処理だけが実行されることになる。したがって、ユーザが「す」の位置で操作体を離した場合、離す前に操作体が「せ」の位置に移動(スワイプまたはスライド)しても、その操作に対応する処理は実行されず、「す」の位置で離す(リリース)処理だけが実行されることになり、ユーザの意図した「す」が入力される。
このように、操作判定部213が、無効化範囲を設定することにより、無効化範囲においては、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
記憶処理部214は、操作判定部213が無効化範囲を設定した場合に、該無効化範囲における操作内容と操作位置または軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。記憶処理部214は、例えば、操作判定部213から通知された、無効化範囲内のタッチパネル上における操作体の移動(スワイプまたはスライド)という操作内容と、当該移動の軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。
図10は、第2の実施形態における端末の動作例を示すフローチャートである。
端末の操作検出部212が、タッチパネルに対する操作体の接触(タップまたはタッチ)を検出し(S301)、操作判定部213に対して、操作検出部212は、操作体がタッチパネルから離れた位置を検出し、離れた(リリース)という操作内容と、検出した位置とを操作通知部に通知する。
次に、操作判定部213は、操作体がタッチパネル上で停止した場合に、停止してからの経過時間が、所定の時間を超えたか否かを判定する(S302)。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えたと判定した場合には(S302のYES)、無効化範囲を設定する(S303)。一方、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えていない場合には(S302のNO)、S302に戻る。
操作判定部213は、操作検出部212から通知された操作位置が、設定した無効化範囲内か否かを判定する(S304)。操作判定部213は、操作位置が無効化範囲内である場合には(S304のYES)、操作内容に対応する処理を実行せず、処理を終了する。一方、操作判定部213は、操作位置が無効化範囲外である場合、または、停止位置である場合には(S304のNO)、当該所定の操作内容を実行して(S305)、終了する。
<第1変形例>
第1変形例は、操作検出部212が、操作体がタッチパネル上で停止するまでに移動した距離に基づいて、無効化範囲を所定の関数を用いて設定する。
第1変形例は、操作検出部212が、操作体がタッチパネル上で停止するまでに移動した距離に基づいて、無効化範囲を所定の関数を用いて設定する。
操作判定部213は、例えば、停止するまでの操作体の移動距離が長い場合には、無効化範囲を広く設定し、停止するまでの操作体の移動距離が短い場合には、無効化範囲を狭く設定する。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止するまでの移動距離が“N”ピクセルである場合、無効化範囲を“N/100”ピクセルの範囲に設定する。操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止するまでの移動距離が“1000”ピクセルである場合、無効化範囲を、停止位置を中心とする直径“1000/100=10”ピクセルの略円状の範囲に設定する。なお、操作検出部212が無効化範囲を設定する所定の関数は、“N/100”に限られず、どのような関数であってもよい。
上記のとおり、操作判定部213が、無効化範囲を設定することにより、無効化範囲においては、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
<第2変形例>
第2変形例は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、当該無効範囲における操作内容を表示部に表示させる。
第2変形例は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、当該無効範囲における操作内容を表示部に表示させる。
上述したように、操作判定部213は、無効化範囲において操作検出部212から通知された操作内容と、操作位置または軌跡とを、記憶処理部214に通知する。そして、記憶処理部214は、無効化範囲内における操作内容と操作位置または軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。
操作判定部213は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、無効化範囲における操作内容を記憶装置28から参照し、表示部に表示するための表示データの生成を、生成部210に要求する。
生成部210は、操作判定部213からの要求があった場合に、無効化範囲における操作内容を表示部に表示するための表示データを生成する。
これにより、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、無効範囲内における操作内容を表示部に表示させることができる。その結果、無効化範囲内の操作部分だけが表示されないことや、画一的な表示になることを防止し、ユーザの操作内容に対応した表示を行うことが可能となる。
<第3変形例>
第3変形例は、操作判定部213が、無効化範囲に加えて、無効化時間を設定する。
第3変形例は、操作判定部213が、無効化範囲に加えて、無効化時間を設定する。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、タッチパネルへの所定の操作を無効にする無効化時間を設定する。操作判定部213は、無効化時間が設定された場合、所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)したとしても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応した処理を実行しない。操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)したとしても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応した処理を実行しない。
操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間がN秒である場合に、無効化時間を“N/10”秒に設定する。操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が“0.1”秒である場合、無効化時間を“0.1/10=0.01”秒に設定する。なお、操作検出部212が無効化時間を設定する所定の関数は、“N/10”に限られず、どのような関数であってもよい。
操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合、無効化時間における該無効化範囲での所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
なお、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合であっても、停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、停止位置において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。また、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合には、当該無効化範囲外の操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、無効化範囲外において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、該アイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
なお、第2の実施形態の第3変形例における端末の動作例は、図8に示す動作例と同様であるため、詳細な説明は省略される。
なお、第2の実施形態の第3変形例における端末の動作例は、図8に示す動作例と同様であるため、詳細な説明は省略される。
操作判定部213が、無効化時間および無効化範囲を設定することにより、無効化時間内において、無効化範囲内で実行された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、操作判定部213が、タッチパネル上での操作体の停止時間に応じて操作を無効化する無効化範囲を設定する場合の形態である。第3の実施形態に記載の内容は、他の実施形態のいずれにも適用可能である。
第3の実施形態は、操作判定部213が、タッチパネル上での操作体の停止時間に応じて操作を無効化する無効化範囲を設定する場合の形態である。第3の実施形態に記載の内容は、他の実施形態のいずれにも適用可能である。
第3の実施形態において、端末の操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止したという操作内容と、停止位置とに基づいて、停止してからの経過時間を計算する。そして、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該停止した位置から所定の範囲内において、タッチパネルへの所定の操作を無効にする無効範囲を設定する。すなわち、操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、経過時間に応じてタッチパネルに対する所定の操作を無効にする無効化範囲を設定する。
第3の実施形態において、操作判定部213が、タッチパネル上での操作体の停止時間に応じて操作を無効化する無効化範囲を設定する。操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が長いほど、無効化範囲を大きく設定する。操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が長いほど、無効化範囲を小さく設定してもよい。
操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合、該無効化範囲での所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
操作判定部213は、例えば、無効化範囲内で操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)したとしても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応した処理を実行しない。操作判定部213は、例えば、無効化範囲内で操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)したとしても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応した処理を実行しない。
無効化範囲は、例えば、予め定められた大きさの範囲であっても、所定の関数に基づいて決定される大きさの範囲であってもよい。無効化範囲は、タッチパネル全体であってもよい。また、無効化範囲は、どのような形状であってもよく、例えば略円形や略正方形であってもよい。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が、所定の時間である0.1秒を超えた場合に、タッチパネルへの操作を無効化する無効化範囲を設定する。所定の時間は、予め定められた時間であっても、所定の関数に基づいて計算されてもよく、0.1秒である必要はなく、どのような時間であってもよい。
なお、操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合であっても、停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、停止位置において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。また、操作判定部213は、無効化範囲が設定された場合には、当該無効化範囲外の操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、無効化範囲外において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、該アイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
<第1変形例>
第1変形例は、操作判定部213が、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間に基づいて、無効化範囲を所定の関数に基づいて設定する。所定の関数は、どのような関数であってもよい。
第1変形例は、操作判定部213が、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間に基づいて、無効化範囲を所定の関数に基づいて設定する。所定の関数は、どのような関数であってもよい。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間がN秒である場合に、停止位置から“100×N”ピクセルの範囲内を、無効化範囲として設定する。操作判定部213は、例えば、無効化範囲を略円形状とする場合、停止位置から半径“100×N”ピクセルの範囲内を、無効化範囲として設定する。
操作判定部213は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が“0.1”秒である場合、無効化範囲を“100×0.1=10”ピクセルに設定する。なお、操作判定部213が無効化時間を設定する所定の関数は、“100×N”に限られず、どのような関数であってもよい。 <第2変形例>
再2変形例は、無効化範囲を超えて当該移動を継続した場合に、当該無効範囲における操作内容を表示部に表示させる。
再2変形例は、無効化範囲を超えて当該移動を継続した場合に、当該無効範囲における操作内容を表示部に表示させる。
操作判定部213は、無効化範囲において操作検出部212から通知された操作内容と、操作位置または軌跡とを、記憶処理部214に通知する。そして、記憶処理部214は、無効化範囲内における操作内容と操作位置または軌跡とを、記憶装置28に記憶するための処理を実行する。
操作判定部213は、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、無効化範囲における操作内容を記憶装置28から参照し、表示部に表示するための表示データの生成を、生成部210に要求する。
生成部210は、操作判定部213からの要求があった場合に、無効化範囲における操作内容を表示部に表示するための表示データを生成する。
これにより、操作体の移動が一度停止した後に移動を再開し、無効化範囲を超えて当該移動を継続している場合に、無効範囲内における操作内容を表示部に表示させることができる。その結果、無効化範囲内の操作部分だけが表示されないことや、画一的な表示になることを防止し、ユーザの操作内容に対応した表示を行うことが可能となる。
<第3変形例>
第3変形例は、操作判定部213が、無効化範囲に加えて、無効化時間を設定する。
第3変形例は、操作判定部213が、無効化範囲に加えて、無効化時間を設定する。
操作判定部213は、停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、タッチパネルへの所定の操作を無効にする無効化時間を設定する。操作判定部213は、無効化時間が設定された場合、所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)したとしても、当該接触(タップまたはタッチ)に対応した処理を実行しない。操作判定部213は、例えば、無効化時間が設定された場合、当該無効化時間内においては、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)したとしても、当該移動(スワイプまたはスライド)に対応した処理を実行しない。
操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間がN秒である場合に、無効化時間を“N/10”秒に設定する。操作検出部212は、例えば、操作体がタッチパネル上で停止してからの経過時間が“0.1”秒である場合、無効化時間を“0.1/10=0.01”秒に設定する。なお、操作検出部212が無効化時間を設定する所定の関数は、“N/10”に限られず、どのような関数であってもよい。
操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合、無効化時間における該無効化範囲での所定の操作について、操作判定部213から通知された操作内容に対応する処理を実行しない。所定の操作は、例えば、操作体がタッチパネルに新たに接触(タップまたはタッチ)する操作や、操作体がタッチパネル上で移動(スワイプまたはスライド)する処理である。
なお、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合であっても、停止位置における操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、停止位置において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、停止位置に表示されているアイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。また、操作判定部213は、無効化時間および無効化範囲が設定された場合には、当該無効化範囲外の操作に対応する処理を実行する。操作判定部213は、無効化範囲外において例えば操作体がタッチパネルから離れた(リリース)場合には、離れた(リリース)という操作内容に基づいて、該アイコン等のオブジェクトに対応する処理を実行する。
操作判定部213が、無効化時間および無効化範囲を設定することにより、無効化時間内において、無効化範囲内で実行された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
上記のとおり、操作判定部213が、無効化時間および無効化範囲を設定することにより、無効化時間内において、無効化範囲内で実行された操作内容に対応する処理が実行されなくなるため、ユーザの誤操作を防止することが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
10 サーバ(情報処理装置)
11 制御装置
12 入出力装置
13 ディスプレイ
14 通信I/F
15 記憶装置
20 端末(情報処理端末)
21 制御装置
22 通信I/F
23 入出力装置
24 表示装置
25 マイク
26 スピーカー
27 カメラ
28 プログラム
210 生成部
211 表示処理部
212 操作検出部
213 操作判定部
214 記憶処理部
11 制御装置
12 入出力装置
13 ディスプレイ
14 通信I/F
15 記憶装置
20 端末(情報処理端末)
21 制御装置
22 通信I/F
23 入出力装置
24 表示装置
25 マイク
26 スピーカー
27 カメラ
28 プログラム
210 生成部
211 表示処理部
212 操作検出部
213 操作判定部
214 記憶処理部
Claims (13)
- 情報処理端末における情報処理方法であって、
操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する第1のステップと、
前記操作ステップにおいて検出された前記操作に対応する処理内容を実行する第2のステップと、
前記処理内容に対応する表示内容を表示させる第3のステップと、
前記タッチパネル上における前記操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作体の操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定する第4のステップと、を含み、
前記第2のステップにおいて、前記無効化範囲内で検出された前記操作に対応する前記処理内容を実行しないことを特徴とする情報処理方法。 - 前記第1のステップにおいて、前記無効化範囲内において前記操作体が前記タッチパネルから離れる操作を検出し、
前記無効化範囲が設定された場合に、前記第2のステップにおいて、前記操作体が停止した位置に基づいて、当該離れる操作に対応する処理内容を実行することを特徴とする、
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第2のステップにおいて、前記操作体が停止した位置に表示されているオブジェクトに対して、前記離れる操作に対応する処理内容を実行することを特徴とする、
請求項1または2に記載の情報処理方法。 - 前記第4のステップにおいて、前記タッチパネル上における前記操作体の移動距離に基づいて、前記無効化範囲を決定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記第4のステップにおいて、前記操作体の移動が停止してからの経過時間に基づいて、前記無効化範囲を決定することを特徴とする、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記無効化範囲内において前記操作体の前記タッチパネルに対する前記操作を検出した場合に、当該操作に対応する処理内容に関する情報を記憶する第5のステップを含むことを特徴とする、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記第1のステップにおいて、前記タッチパネル上における前記操作体の移動が停止した後に再開したことを検出し、
前記第2のステップにおいて、前記再開した前記操作体の移動が前記無効化範囲を超えた場合に、前記第5のステップにおいて記憶した、当該無効化範囲における当該操作体の移動に対応する処理内容を実行することを特徴とする、
請求項6に記載の情報処理方法。 - 前記第3のステップは、前記再開した前記操作体の移動が前記無効化範囲を超えた場合に、当該無効化範囲における前記処理内容に対応する表示内容を表示させることを特徴とする、
請求項7に記載の情報処理方法。 - 前記第4のステップにおいて、前記無効化範囲に加えて、前記タッチパネル上における前記操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該タッチパネル上において、当該操作体の所定の操作に対応する処理内容を無効化する時間である無効化時間を決定し、
前記第2のステップにおいて、前記無効化時間内における、前記無効化範囲内の前記所定の操作に対応する前記処理内容を実行しないことを特徴とする、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記第4のステップにおいて、前記無効化時間は、所定の関数に基づいて決定されることを特徴とする
請求項9に記載の情報処理方法。 - 前記第4のステップにおいて、前記無効化範囲は、所定の関数に基づいて決定されることを特徴とする
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する第1の工程と、
前記操作ステップにおいて検出された前記操作に対応する処理内容を実行する第2の工程と、
前記処理内容に対応する表示内容を表示させる第3の工程と、
前記タッチパネル上における前記操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作体の操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定する第4の工程と、を含み、
前記第2のステップにおいて、前記無効化範囲内で検出された前記操作に対応する前記処理内容を実行しない、
ことをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 操作入力を行う操作体のタッチパネルに対する操作を検出する操作検出部と、
前記操作ステップにおいて検出された前記操作に対応する処理内容を実行する操作判定部と、
前記処理内容に対応する表示内容を表示させる表示処理部と、を含み、
前記操作判定部は、前記タッチパネル上における前記操作体の移動が停止してからの経過時間が所定の時間を超えた場合に、当該操作に対応する処理内容を無効化する範囲である無効化範囲を決定し、前記決定した無効化範囲内で検出された当該操作に対応する前記処理内容を実行しない、
ことを特徴とする情報処理端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154058A JP2018022394A (ja) | 2016-08-04 | 2016-08-04 | 情報処理方法、情報処理端末およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154058A JP2018022394A (ja) | 2016-08-04 | 2016-08-04 | 情報処理方法、情報処理端末およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018022394A true JP2018022394A (ja) | 2018-02-08 |
Family
ID=61164504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016154058A Pending JP2018022394A (ja) | 2016-08-04 | 2016-08-04 | 情報処理方法、情報処理端末およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018022394A (ja) |
-
2016
- 2016-08-04 JP JP2016154058A patent/JP2018022394A/ja active Pending
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