JP2018019673A - 組合せ菓子並びにそれを用いる被覆食品の調製方法及び組合せ菓子キット - Google Patents

組合せ菓子並びにそれを用いる被覆食品の調製方法及び組合せ菓子キット Download PDF

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【課題】芯材用菓子に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品、好ましくは、フライ食品様の被覆食品を調製し得る組合せ菓子の提供。【解決手段】非加熱で被覆調理を疑似体験できる組合せ菓子であって、下記即席衣様被覆食品用粉末(A)、芯材用菓子(B)及び調製用トレイ(C)を備える組合せ菓子。(A)即席衣様被覆食品用粉末全体重量中、無水ブドウ糖を50〜80重量%、α化澱粉を20〜50重量%含有する即席衣様被覆食品用粉末(B)芯材用菓子(C)下記凹部(X)(Y)を有する調製用トレイ(X)上記即席衣様被覆食品用粉末収容部(Y)水性媒体収容部【選択図】なし

Description

本発明は、芯材用菓子に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品を調製し得る組合せ菓子に関する。更に詳しくは、従来の無水ブドウ糖固化技術である成型用モールド内の凹部形状そのままに調製する成型菓子ではなく、芯材用菓子に粉末と水性媒体を交互に接触させるという新たな調製方法を用いて芯材菓子への衣様の被覆層の粘着性、外観、及び食感の良好な被覆食品とする、無水ブドウ糖固化の応用技術を提供する組合せ菓子並びにそれを用いる被覆食品の調製方法及び組合せ菓子キットに関する。
従来、本出願人は、喫食者自身が成型用モールド内で無水ブドウ糖を含有する粉末と水性媒体とを接触させることで、無水ブドウ糖が固化する過程の視覚的面白さを味わうことのできるモールド形状に沿って成型する固化菓子やその改良固化菓子を提案してきた。
例えば、成形用モールド内で、無水ブドウ糖を主成分とする固化用粉末を水と接触させ、凹部に沿わせて固化して成形菓子を得るための組合せ菓子が知られている(例えば、特許文献1)。他に、無水ブドウ糖及びα化澱粉を含有し、該α化澱粉は、2.5重量%水懸濁液としたときの25℃の粘度が17.3mPa・s以上である成型菓子用粉末と、成型用モールドとを備えてなる組合せ菓子が知られている(例えば、特許文献2)。さらに、2.5重量%水懸濁液としたときの25℃の粘度が9.5mPa・s以上であるα化澱粉と無水ブドウ糖とを含有してなる固化用粉末と、成型用モールドとを備えた組合せ菓子が知られている(例えば、特許文献3)。
上述の特許文献1は無水ブドウ糖固化技術を利用した組合せ菓子である。特許文献2は成型用モールドの細かな部分でも破損することなく容易に成型菓子を取り出すことのできる無水ブドウ糖固化の改良技術である。特許文献3もまた、ブドウ糖の苦味、えぐみ、収斂味といった雑味を改善する無水ブドウ糖固化の改良技術である。しかしながら、何れの組合せ菓子も、無水ブドウ糖が固化する過程の視覚的変化に対する面白さを感じることはできるものの、成型用モールドの形状を視認できることから、得られる成型菓子は想起する形状範囲から外れることがなく、固化調製方法、調製後の固化菓子の形状の意外性など、新たな楽しさを追求する余地は残されていた。
他に、炭酸ガス発生物質、酸、及びグルコース、トウモロコシ粉等の増量材を含有するままごと遊びの揚げ物を作る材料が知られている(例えば、特許文献4)。該ままごと遊びの材料での揚げ物作り遊びは、水に酸を添加した模擬揚げ物油の中に、炭酸ガス発生物質を含有する模擬揚げ物生地を落とし込み、該模擬揚げ物生地の周囲に泡を発生させるものである。したがって、無水ブドウ糖固化技術を利用するものではなく、また模擬揚げ物生地の周囲に衣様食品で被覆するという発想はない。
実公平3−33275号公報 特開2015−123058号公報 特開2015−123059号公報 実公平2−37195号公報
本発明は、以上のような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、芯材用菓子に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品、好ましくは、フライ食品様の被覆食品を調製し得る組合せ菓子を提供する。更に詳しくは、従来の無水ブドウ糖固化技術である成型用モールド内の凹部形状そのままに調製する成型菓子ではなく、芯材用菓子に粉末と水性媒体を交互に接触させるという新たな調製方法を用いて芯材菓子への衣様の被覆層の粘着性、外観、及び食感の良好な被覆食品とする、無水ブドウ糖固化の応用技術を提供する組合せ菓子並びにそれを用いる被覆食品の調製方法及び組合せ菓子キットを提供することにある。
本発明は、非加熱で被覆調理を疑似体験できる組合せ菓子であって、下記即席衣様被覆食品用粉末(A)、芯材用菓子(B)及び調製用トレイ(C)を備える組合せ菓子により上記目的を達成する。
(A)即席衣様被覆食品用粉末全体重量中、無水ブドウ糖を50〜80重量%、α化澱粉を20〜50重量%含有する即席衣様被覆食品用粉末
(B)芯材用菓子
(C)下記凹部(X)(Y)を有する調製用トレイ
(X)上記即席衣様被覆食品用粉末収容部
(Y)水性媒体収容部
好ましくは、更に、即席衣様被覆食品用粉末中のα化澱粉が、2.5重量%水懸濁液の25℃における粘度が39.4mPa・s以下である。更に好ましくは、被覆調理が、揚げ物調理である。より好ましくは、更に、即席衣様被覆食品用粉末(A)が、炭酸ガス含有食品を含有する。また、更に、即席衣様被覆食品用粉末中のα化澱粉がフレーク状であることが、より好適である。
さらに望ましくは、下記工程を順次備えてなる上記組合せ菓子を用いた被覆食品の調製方法により上記目的を達成する。
(1)調製用トレイ(C)中の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に即席衣様被覆食品用粉末(A)を、水性媒体収容部(Y)に水性媒体を各々入れる工程
(2)芯材用菓子(B)の表面に、上記即席衣様被覆食品用粉末(A)を接触させた後、上記水性媒体を接触させ、再度上記即席衣様被覆食品用粉末(A)を接触させる工程を1回以上繰り返し、芯材用菓子(B)に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品を調製する工程
また、上記組合せ菓子に、更に、即席調理菓子用材料を組み合せてなる組合せ菓子キットであることが好適である。
すなわち、本発明者らは、無水ブドウ糖含有粉末の従来とは異なる新たな利用方法として、揚げ衣様の固化用粉末ができないかを鋭意検討した。その結果、驚くべきことに、無水ブドウ糖及びα化澱粉を特定量含有する固化用粉末と、水性媒体とを各々異なる容器に準備し、芯材となる菓子の表面に該粉末と水性媒体とを交互に接触させることで、芯材となる菓子の表面を即席でサクサクとした衣様被覆食品で被覆し、フライ調理などの被覆調理を非加熱で擬似体験できることを見出した。
なお、該粉末により衣様に被覆できるのは、即席衣様被覆食品用粉末中に特定量の無水ブドウ糖及びα化澱粉を含有し、該粉末と水性媒体とを交互に1回、好ましくは複数回繰り返して接触させ、衣様被覆食品の厚みを調整することにより、芯材用菓子の表面に対し適度な粘着性と、サクサクとしたクリスピー感という、相反する2つの食感の発現を可能にするからと推察される。また、この調製方法は手を絶えず動かしながら被覆固化してい
く様子を観察できるので、特に幼児がままごと感覚で調理体験することができることを見出した。
また、好ましくは、2.5重量%水懸濁液の25℃における粘度が39.4mPa・s以下の粘性を有するα化澱粉、更に好ましくは15.0mPa・s以下の、より好ましくは7.0〜15.0mPa・sの比較的低い粘性を有するα化澱粉を用いることで、更に品質の良好な衣様に被覆できることを見出した。さらに好ましくは、調製の際、揚げ物やフライをするようにぱちぱちと弾ける音を体感できるように炭酸ガス含有食品を添加したり、調製後の外観を良好にするようにフレーク状のα化澱粉を用いると、より疑似調理体験に臨場感を加味できることを見出し、本発明に到達した。
本発明の組合せ菓子は、成型モールド内の凹部形状でそのまま固化して完成する、従来の無水ブドウ糖固化菓子の調製とは異なり、特定量の無水ブドウ糖とα化澱粉を含有する固化用粉末を用いて、被覆操作という新たな調製方法を用いることにより、揚げ物調理や衣がけのような被覆調理の擬似体験が非加熱でできる被覆食品を提供する組合せ菓子である。
本発明に係る即席衣様被覆食品は、芯材用菓子の表面への付着に必要な適度な粘着性を示し、かつサクサクとしたクリスピー感のある食感を有する。
本発明に係る、芯材用菓子を即席衣様被覆食品で被覆して得られる被覆食品は、芯材用菓子を様々な形態とすることで多様な被覆食品が得られ、例えば、フライ食品(海老フライ、天ぷら、から揚げ、串揚げ、とんかつ、コロッケ、フライドポテト、揚げパンなど)、リンゴ飴、ごま団子等の衣がけ食品、ゆで卵、メロンパン等の複層食品等の様々な形状を模した汎用性のある被覆食品として展開でき、また、これらの被覆食品を調製することで幼児でも擬似調理体験を可能とするものである。
本発明の被覆食品の調製方法は、無水ブドウ糖含有粉末の入っている成型モールドに直接加水する従来の調製方法と異なり、芯材用菓子の表面を、即席衣様被覆食品用粉末と水性媒体とに交互に接触させることで、衣様被覆食品を形成でき、またこの接触を繰り返すことで衣様被覆食品の形成具合を調理者自身で調整できることから、調理者が調製する際の新たな創造的楽しさや、高い水準の満足度を提供できる。
また、この調製方法は非加熱で行うので、粉末と水性媒体とに交互に接触させるだけで、容易に、安全に、即席でフライ食品様の衣様被覆食品を得ることができる。
調製用トレイ(C)の一例を示す説明図 (1)正面斜視図 (2)背面斜視図 (3)正面斜視図(1)を上から見下ろした正面図 組合せ菓子キットから調製した各即席調理菓子を盛り付けたお子様ランチ様の即席調理菓子セットの一例を示す説明図 ランチプレートの図柄を印刷した盛り付け用シートの一例を示す説明図 海老フライ様被覆食品を調製する工程の一例を示す説明図 オムレツ様のゼリー菓子を調製する工程の一例を示す説明図 チキンライス様の米飯状菓子を調製する工程の一例を示す説明図 フライドポテト様菓子を調製する工程の一例を示す説明図 ミートボール様の餅状菓子を調製する工程の一例を示す説明図
本発明を詳しく説明する。
本発明の組合せ菓子は、非加熱で被覆調理を擬似体験できる組合せ菓子であって、即席衣様被覆食品用粉末(A)、芯材用菓子(B)及び調製用トレイ(C)を備えるものである。
上記非加熱とは、5〜30℃の冷蔵から常温の温度帯、すなわち加熱を必要としない非加熱(5〜30℃)のことを示し、被覆食品を調製する際の安全性、扱いやすさの点で重要である。本発明では、即席衣様被覆食品用粉末(A)、芯材用菓子(B)及び後述する水性媒体を非加熱で取り扱うことを意味する。また、被覆調理を擬似体験するとは、被覆調製を行うことを意味する。
上記被覆食品とは、後述するように、芯材用菓子表面に衣様の層が被覆された食品を意味し、衣様被覆食品とは、前記衣様の層、すなわち衣様の被覆層を意味する。即席衣様被覆食品用粉末とは、前記衣様被覆食品のもととなる粉末のことであり、水性媒体と接触させることにより衣様の被覆層に変化する粉末である。上記芯材用菓子とは、前記被覆食品の芯材、すなわち、即席衣様被覆食品用粉末を被覆するときの芯材となる固形菓子、固化菓子、又は固化菓子のもとになる粉末である。
上記即席衣様被覆食品用粉末(A)は、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中、無水ブドウ糖を50〜80重量%、α化澱粉を20〜50重量%含有することが、芯材用菓子の表面への付着に必要な粘着性(以下、粘着性と記す)、良好な被覆外観(以下、外観と記す)、及びサクサクとしたクリスピー感のある食感(以下、食感と記す)の点で重要である。
上記無水ブドウ糖は、汎用のブドウ糖(含水ブドウ糖)とは異なり、水性媒体と接触すると固化する特徴を有する。また、被覆しやすい物性を有し、回転体等による糖衣被覆とは異なる衣様の被覆食品を形成することができる。無水ブドウ糖を、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中50重量%以上含有すると食感の点で良好となる。また、80重量%以下とすると粘着性、外観、食感の点で良好となる。好ましくは、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中50〜70重量%に設定すると、粘着性、外観、食感の点で好適である。
次に、上記α化澱粉は、加水すると粘弾性を呈する特徴を有し、衣様被覆食品が剥がれにくいような粘着性を付与する目的のために用いる。α化澱粉としては、小麦、米、トウモロコシ等の穀類由来の穀粉や、馬鈴薯、甘藷、キャッサバなどの芋類の乾燥粉末を原料として製造される澱粉であって、例えば、小麦澱粉、米澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉等の澱粉、及びこれらの加工澱粉をα化したものが挙げられ、単独もしくは複数のα化澱粉を組み合わせて用いられる。なお、α化澱粉の調製方法は、一般的に行われている方法、例えば、澱粉あるいは加工澱粉の懸濁液を熱ロール(ドラムドライヤー)等で糊化後、乾燥して調製される。乾燥方法としては、脱水フィルム乾燥、エクストルーダーによる押し出し膨化乾燥、スプレードライヤーによるスプレー乾燥等が挙げられる。また、α化澱粉は更に加工して使用してもよく、加工方法としては、公知のエーテル化、リン酸架橋、アセチル化、エステル化、酸化等単独又は複数組み合わせた方法が挙げられる。
α化澱粉の含有量は、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中20重量%以上とすることが粘着性、外観、食感の点で良好である。また、50重量%以下とすることが食感の点で良好となる。なお、50重量%を超えるともっちりとした食感になる傾向があり目的の食感は得られない。好ましくは、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中30〜50重量%に設定すると、粘着性、外観、食感の点で好適である。
また、α化澱粉は、2.5重量%水懸濁液の25℃における粘度が、好ましくは、39.4mPa・s以下であると目的の粘着性と食感を両立させる点で好適である。更に好ましくは、15.0mPa・s以下、より好ましくは7.0〜15.0mPa・sであると目的の粘着性と食感を両立させ、特に食感の点で好適である。該粘度は、東機産業株式会社製の粘度計(VISCOMETER TUB−10)を用いて、次のように測定できる。まず、容器に水975gを入れホモミキサー(6,000rpm)で攪拌する。攪拌しているところに測定するα化澱粉25gを加え、引き続き約10分間攪拌し続けて2.5重量%水懸濁液を調製する。この水懸濁液を100mLのトールビーカーに約100mL移した後、25℃の恒温槽にこのトールビーカーを入れ、攪拌し、25℃の2.5重量%水懸濁液としたものを上記粘度計で測定する。なお、測定条件は以下の通りとし、3回測定の平均値を粘度とする。
アダプター ; spindle M3、cord no.22
回転数 ; 60rpm
測定温度 ; 25℃
また、上記α化澱粉の形態は、粉状、顆粒状、フレーク状(薄片状)などの粉体が挙げられ、好ましくはフレーク状であると、揚げ物やフライの衣様となる点で好適である。この場合、全てのα化澱粉がフレーク状、フレーク状と粉状、顆粒状等のα化澱粉との組み合わせの何れでもよい。
また、即席衣様被覆食品用粉末(A)には、必要に応じて副原料を添加してもよい。副原料としては、例えば、炭酸ガス含有食品、砂糖、果糖、乳糖、糖アルコール、粉あめ、デキストリン等の糖質、アセスルファムカリウム、スクラロース、アスパルテーム、ネオテーム等の高甘味度甘味料、β澱粉、アルギン酸ナトリウム等のゲル化剤、酸味料、香料、呈味料、着色料、ミネラル(カルシウム、ナトリウムなど)、粉末油脂、蛋白質(乳蛋白など)、粒状物(キャンディチップ、パフ、チョコチップ、カラースプレー、コーンフレークなど)等の粉末状原料が挙げられ、適宜単独もしくは数種組み合わせて添加すればよい。また、揚げ物やフライの衣様とするために、前記副原料をフレーク状の形態で用いてもよい。なお、前記副原料は、被覆調製の際の被覆しやすさ、食感を損なわないよう、即席衣様被覆食品用粉末全体重量中20重量%以下となるように配合することが好ましい。
上記副原料の中でも、炭酸ガス含有食品は、被覆調製の際、パチパチと弾ける音を体感でき、あたかも揚げ物やフライを実際に行うように揚げ物調理の擬似体験を楽しめる点で好適に用いられる。該炭酸ガス含有食品としては、例えば、特表2003−535608号公報、特開平3−187345号公報、特開平3−183443号公報、特開昭51−57859号公報、特公昭58−51740号公報、特開昭53−6462号公報、特公昭60−16209号公報、特公平5−83215号公報、特開2004−16073号公報、特開2004−113017号公報、特許第2556718号公報、特開昭54−2375号公報、特公昭57−39151号公報、国際公開WO1999/003357号公報等に記載の炭酸ガスを封入しているか、酸−アルカリの反応によって炭酸ガスが発生する等の何らかの形で炭酸ガスが放出されるキャンディ、グミ、チューインガム、タブレット等の菓子や炭酸飲料粉末等、粒状物、粉体、顆粒等の食品が挙げられる。上記炭酸ガス含有食品の中でも、炭酸ガスを封入したキャンディが、揚げ物調理を疑似体験できる点で好適に用いられる。
上記原料を用いて、本発明に係る即席衣様被覆食品用粉末は、例えば次のようにして調製される。すなわち、まず所定量の無水ブドウ糖及びα化澱粉、並びに必要に応じ副原料を準備する。準備した原料を粉体混合する、粉体混合後造粒する、或いは一部原料を造粒後全ての原料を粉体混合する等の方法で適宜調製される。
次に、本発明の組合せ菓子に備える芯材用菓子(B)は、得られる被覆食品の芯材、すなわち即席衣様被覆食品用粉末を被覆するときの芯材として用いられる。この芯材用菓子(B)は、丸めたり、伸ばしたり、素手やへらのような治具等によって目的の形態に成形可能な粘弾性や可塑性を備えており、被覆調製時及び成形後にその形態を留める保形性を有するものであればよい。例えば、加水混合によって粘弾性が付与される食品粉末、ソフトキャンディ、チューインガム、グミ等が挙げられる。例えば、該食品粉末としては国際公開WO2012/157122号公報の非加熱加水成形用粉末等が、該ソフトキャンディとしては特開平8−38056号公報記載のソフトキャンディや特開平9−23819号公報記載の煮詰めることなく非加熱で製造されるソフトキャンディ等が挙げられる。
上記芯材用菓子(B)の形態は、例えば、フライ食品様の芯材となる、海老、天ぷらの具材(イカ、タコ、魚など)、鶏肉、串揚げの具材(牛、豚、鶏、野菜など)、豚肉、ジャガイモボール、短冊ポテト、パン等の模擬食品、或いは、衣がけ食品の芯材となるリンゴ、団子等や、ゆで卵の黄身や、複層食品の芯材となるパン等の模擬食品が挙げられる。芯材用菓子(B)を様々な形態とすることで多様な被覆食品とすることができ、得られる被覆食品は、例えば、フライ食品(海老フライ、天ぷら、から揚げ、串揚げ、とんかつ、コロッケ、フライドポテト、揚げパンなど)、リンゴ飴、こま団子等の衣がけ食品、ゆで卵、メロンパン等の複層食品等の様々な形状を模した被覆食品が挙げられる。
また、芯材用菓子(B)を、例えば、海老、天ぷらの具材(イカ、タコ、魚など)、鶏肉、串揚げの具材(牛、豚、鶏、野菜など)、豚肉、ジャガイモボール、短冊ポテト、パンのようなフライ食品様の芯材とすると、被覆調理として、揚げ物調理を擬似体験できる点で好適である。さらに好ましくは、上述するように、炭酸ガス含有食品を用いると、調製の際、揚げ物やフライをするようにぱちぱちと弾ける音を体感できる、フレーク状のα化澱粉を用いると調製後の被覆食品の外観を良好にでき、より揚げ物調理の臨場感を味わえる点で好適である。
また、上記のように調製された即席衣様被覆食品用粉末(A)や芯材用菓子(B)は、それぞれが容器などの包装体に充填密封されていてもよい。容器の材質は特に制限するものではなく、例えば、ポリエチレン等の軟質プラスチック、紙、金属等、適宜用いればよい。もしくはこれらの材質を組み合わせてラミネートしたものでもよい。また、容器の形態も特に限定するものではなく、袋状、筒体、箱等適宜選択すればよい。なお、無水ブドウ糖は吸湿しやすいため、好ましくは、アルミ等の防湿性の高い材質で密封可能な形態とすると、吸湿や乾燥を防止でき経日耐久性が良好となる点で好適である。
次に、本発明の組合せ菓子に備える調製用トレイ(C)は、即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)、及び水性媒体収容部(Y)の2つの凹部を有することが、被覆食品を調製する点で重要である。すなわち、該調製用トレイ(C)の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)には即席衣様被覆食品用粉末(A)を、水性媒体収容部(Y)には水性媒体を、各々に入れて用いられる。そして、後述するように、芯材用菓子(B)の表面に、上記即席衣様被覆食品用粉末(A)と水性媒体を交互に接触させるために使用される。こうすることで、芯材用菓子(B)に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品が得られる。
調製用トレイ(C)の材質は、特に制限するものではなく、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、シリコン等、もしくはこれらの材質を組み合わせてラミネートしたもの等の軟質な物性を有するものが挙げられる。
上記水性媒体としては、上水道の水の他、牛乳、果汁、飲料、ブドウ糖や砂糖等のシロップや、香料や着色料等の溶質を溶解もしくは分散した溶液等が挙げられる。これらの中
でも特に、上水道の水が、調達が容易である点で好適に用いられる。また、ブドウ糖シロップは、より固化が促進される点で好適に用いられる。
また、調製用トレイ(C)は、上記のように、少なくとも2つの凹部を備えていればよいが、他に、食品粉末から芯材用菓子(B)を調製するための凹部、芯材用菓子(B)を収容する凹部、得られる被覆食品を収容する凹部など、3つ以上の凹部を備えていてもよい。また、後述するように、被覆食品調製の際、同時に即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に即席衣様被覆食品用粉末(A)を、水性媒体収容部(Y)に水性媒体を入れることができるならば、被覆食品を調製しないときには、上記収容部(X)(Y)を他の用途に用いてもよい。例えば、図1のような、調理用トレイが挙げられる。なお、上記収容部(X)(Y)は、必ずしも連結一体型となっていなくてもよく、別個にあるものをセットとしてもよい。
次に、本発明の組合せ菓子に備えられる調製用トレイ(C)を、図1を用いて説明する。図1は、調製用トレイ(C)の一例を示す説明図であり、(1)は正面斜視図、(2)は背面斜視図を示しており、(3)は正面斜視図(1)を真上から見下ろした正面図である。
図1(1)において、60(C)は調製用トレイ(C)全体を示しており、63が即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に、65が水性媒体収容部(Y)に該当し、この2つの凹部の他に、61、62、64、66の4つの凹部を有し、合計6つの凹部を有する調製用トレイ60(C)となっている。また、後述するように、海老フライ様被覆食品1を調製する際は、63を即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)として、65を水性媒体収容部(Y)として用いるが、他に63はフライドポテト様菓子3を調製するためのポテト成形部を、65はオムレツ様のゼリー菓子2を調製するためのオムレツ成形部も兼ねている。その他の4つの凹部は、61は水性媒体を計量する水性媒体用計量凹部、64は各即席調理菓子のもととなる粉末から各即席調理菓子生地を調製するための生地混合部、62は海老フライ様被覆食品1の芯材用菓子1(B)を調製するための芯材用菓子成型部、66はチキンライス様の米飯状菓子5を調製するためのチキンライス調製部となっている。
図1の調製用トレイ60(C)に関し、各凹部について詳細に説明する。
まず、調製用トレイ60(C)の水性媒体用計量凹部61は、調製用トレイ60(C)から切り離し可能となっており、所定量の水性媒体を計量して使用できるように凹部として形成されている。調製用トレイ60(C)からの切り離しは、はさみなどの切断手段で切り離してもよいし、あるいは、調製用トレイ成型時に、予め切り離し用の溝やミシン線を刻設しておくようにしてもよい。
次に、調製用トレイ60(C)の生地混合部64は、芯材用菓子1(B)及び各即席調理菓子2〜5の生地を調製するための凹部である。この凹部の中に、芯材用菓子用の粉末及び各即席調理菓子のもととなる粉末や、上記水性媒体用計量凹部61で計量した水性媒体を添加して、混合調製できるようになっている。即席調理菓子のもととなる粉末としては、例えば、型内で成型して調製する無水ブドウ糖を主体とする固化用菓子のもととなる粉末、ゼリー菓子用粉末、α化澱粉を主体とする粉末等が挙げられる。
次に、海老フライ様被覆食品1の芯材用菓子1(B)を調製するための芯材用菓子成型部62について説明する。該芯材用菓子成型部62は、図1(3)に示すように海老の胴体の形を模した凹部となっており、ここに可塑性の芯材用菓子生地(予め上記生地混合部64で調製した無水ブドウ糖主体の生地)を押し付けて、海老型の芯材用菓子を成型、離型できるようになっている。また、芯材用菓子成型部62の底部には、図4(1)に示す凸状の筋を刻設しておくと、さらに本物の海老らしく表現でき、また離型しやすくなる点
で好適である。また、芯材用菓子成型部62の周囲に丸点線で示すように、海老の頭や足の部分を線刻しておくと、更に海老らしい表現となり好適である。
図1に戻り、次に、フライドポテト様菓子3を調製するためのポテト成形部63は、図1(3)に示すとおり台形の凹部となっており、さらに図4(1)に示すとおり等間隔で平行に溝が刻設され、ここに予め上記生地混合部64で調製した無水ブドウ糖主体の生地を押し付けて、蛇腹状の溝が入った成形生地を成形し、離型できるようになっている。なお、前述したように、ポテト成形部63は、海老フライ様被覆食品1を調製する際の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)も兼ねており、以後、被覆食品の調製時に用いる際は、63(X)と示す。
次に、オムレツ様のゼリー菓子2を調製するためのオムレツ成形部65は、オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末と、水性媒体用計量凹部61で計量した水性媒体とを添加して混合し、ゼリー化したゼリー生地を離型するための凹部である。図1(3)のオムレツ成形部65は紡錐形状を展開したような形となっており、これは、得られるゼリー生地に、後述する粒状菓子6を挟んで折りたたんで包むようにしてオムレツ様のゼリー菓子2を調製するためである。なお、オムレツ成形部65の底部に図4(1)に示すとおり凸状の顔のようなマークや文字などを形成しておくと、オムレツ様のゼリー菓子の表面に、ソースなどで顔のようなマークや文字を描きやすく、より調理体験を楽しむことができ、また離型しやすくなる点で好適である。さらに、前述したように、オムレツ成形部65は、海老フライ様被覆食品1を調製する際の水性媒体収容部(Y)も兼ねており、以後、被覆食品の調製時に用いる際は、65(Y)と示す。
次に、チキンライス様の米飯状菓子5を調製するためのチキンライス調製部66は、菊型の、ライス型様形状に形成された凹部である。ここに、予め上記生地混合部64で調製したα化澱粉主体の米飯状生地を押し付けて、カップライス型に成形された米飯状菓子5を離型できるようになっている。なお、チキンライス調製部66のライス型形状としては、上記菊型のほか、メロン型、梅型、富士型など、任意の形状に設計すればよい。
そして、本発明の組合せ菓子の製品化は、例えば、次のようにして行われる。まず、上記に開示する、即席衣様被覆食品用粉末(A)及び芯材用菓子(B)をそれぞれ上述の容器に充填密封したものと、調製用トレイ(C)とを準備する。そして、これらを必要に応じ更に一つの包装体に密封し、組合せ菓子製品とすればよい。なおこのとき、計量カップ、スポイト、かきまぜ棒、マドラー、スプーン、フォーク、箸、へら、串、つまようじ等の治具等を同封してもよい。
次に、本発明の組合せ菓子を用いて、被覆食品は、例えば、次のようにして調製される。まず、調製用トレイ(C)中の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に即席衣様被覆食品用粉末(A)を、水性媒体収容部(Y)に水性媒体を各々入れる。次に、芯材用菓子(B)の表面に、上記即席衣様被覆食品用粉末(A)を満遍なく接触させる。次に、この即席衣様被覆食品用粉末(A)を接触させた芯材用菓子(B)の表面に水性媒体を満遍なく接触させる。次に、再度、即席衣様被覆食品用粉末(A)を満遍なく接触させる。この両者への接触させる操作を1回以上繰り返すことで、芯材用菓子(B)の表面に即席衣様被覆食品が形成され、芯材用菓子(B)に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品が得られる。具体的には、例えば、後述する図4の海老フライ様被覆食品の調製が挙げられる。なお、本発明では、即席衣様被覆食品用粉末(A)と水性媒体への接触を交互に行うことが、目的の即席衣様被覆食品を形成する点で重要である。また、上記のように、本発明は調理者が衣様の被覆層(即席衣様被覆食品)が徐々に形成していく様子を体感し楽しむものであり、レボリングパン等の回転体による糖衣被覆には該当しない。
なお、上記のように、即席衣様被覆食品用粉末(A)、水性媒体、即席衣様被覆食品用粉末(A)に接触させる動作を少なくとも1回行えば即席衣様被覆食品が形成されるが、接触回数は、調理者が芯材用菓子(B)と即席衣様被覆食品とのバランスを見ながら、適宜選択すればよい。なお、2回目以降は水性媒体、即席衣様被覆食品用粉末(A)のそれぞれに接触させる動作を1回の接触回数と数え、最後の接触は即席衣様被覆食品用粉末(A)とすることが、目的の即席衣様被覆食品を形成する点で好ましい。接触回数は、好ましくは2〜10回、より好ましくは2〜5回とすると、粘着性及び食感、さらに徐々に衣様被覆食品が形成されていく様子を実感できる点で好適である。
上記のように調製して得られる被覆菓子の形状としては、上述したように、例えば、例えば、フライ食品(海老フライ、天ぷら、から揚げ、串揚げ、とんかつ、コロッケ、フライドポテト、揚げパンなど)、リンゴ飴、ごま団子等の衣がけ食品、ゆで卵、メロンパン等の複層食品等が挙げられ、様々な形状を模した汎用性のある被覆食品として展開でき、また、これらの被覆食品を調製することで幼児でも擬似調理体験を可能とするものである。
更に、本発明の組合せ菓子は、本発明に係る被覆食品の他に、図2に示すように、即席調理菓子を複数組み合わせて盛り付けることができるような、即席調理菓子用材料を組み合わせた組合せ菓子キットとすると、お子様ランチセットを手作りするようなままごと調理体験ができる点で、さらに好適である。該即席調理菓子用材料としては、例えば、加水して成形するための、無水ブドウ糖を主体とする固化用菓子のもととなる粉末、ゼリー菓子用粉末、α化澱粉を主体とする粉末等が挙げられる。
図2は、組合せ菓子キットから調製した、海老フライ様被覆食品と、オムレツ、フライドポテト、ミートボール、チキンライスを模した即席調理菓子と、グリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子とを盛り付けたお子様ランチ様の即席調理菓子セットの一例を示す説明図である。
図2において、1は本発明に係る被覆食品の海老フライ様被覆食品である。2〜5は即席調理菓子で、それぞれ、2はオムレツ様のゼリー菓子、3はフライドポテト様菓子、4はミートボール様の餅状菓子、5はチキンライス様の米飯状菓子である。6はグリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子である。そして、これらを、図3のランチプレートの図柄を印刷した盛り付け用シート7の上に立体的に盛り付けて、お子様ランチ様の即席調理菓子セット50となっている。
図3は、ランチプレートの図柄を印刷した盛り付け用シート7である。すなわち、ランチプレートの図柄として、皿、スプーン、フォーク、ランチョンマットが印刷されており、本物感が得られる点で好適に用いられる。この盛り付け用シート7は、シート状のものを上記組合せ菓子キットに組み合わせることができるが、他に、組合せ菓子キットに備える即席調理菓子用材料等を一括包装する外袋に印刷したものを利用してもよい。図3は、この外袋に印刷されたものであり、外袋に印刷されている点線部ではさみで切り取ったものを盛り付け用シート7として用い、この上に、上記即席調理菓子等を立体的に盛り付けると、図2のお子様ランチ様の即席調理菓子セット50となる。
次に、例えば、組合せ菓子キットから、図2のようなお子様ランチ様の即席調理菓子セット50を調製する方法を、図4〜8に基づき説明する。なお、調製用トレイ(C)は、図1に示す調製用トレイ60(C)を用いている。
上記組合せ菓子キットは、例えば、即席衣様被覆食品用粉末11、芯材用菓子用粉末10、トレイ60(C)、オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末20、フライ
ドポテト様菓子のもととなる粉末100、ミートボール様の餅状菓子のもととなる粉末300、チキンライス様の米飯状菓子のもととなる粉末40、粒状菓子6、ソース30、スプーン8を、図3のような盛り付け用シート7が印刷された外袋に収容密封されたセットが挙げられる。なお、上記11、10、20、100、300、40、6、30は、図示していないが、各々袋に別包装されている。更に、スプーン8以外の治具として、旗等の装飾治具を加えてもよい。
なお、上記組合せ菓子キットでは、即席衣様被覆食品用粉末11、芯材用菓子用粉末10、トレイ60(C)、オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末20、フライドポテト様菓子のもととなる粉末100、ミートボール様の餅状菓子のもととなる粉末300、チキンライス様の米飯状菓子のもととなる粉末40、粒状菓子6、ソース30、スプーン8及び盛り付け用シート7が印刷された外袋をセットにしているが、トレイ60(C)の形状や、盛り付け用シート7の図柄(上述の他に、例えば、車、飛行機、ランチボックス等)は、即席調理菓子セット50のメニュー等により適宜変更すればよい。また、水性媒体用計量凹部61、スプーン8、盛り付け用シート7は、家庭にあるコップ、スプーン、皿などを用いてもよい。さらに、上記11、10、20、100、300、40は、粉末でなく、すでに調理成形化したゼリー、ガム、キャンディなどの菓子で代用してもよい。逆に、ソース30は粉末を用い、調理者が加水調理して調製してもよい。
まず、図4に示すように、海老フライ様被覆食品1の調製方法について説明する。調製用トレイ60(C)から、水性媒体用計量凹部61と芯材用菓子成型部62とを、はさみなどの切断手段9を用いて切り離す(図4(1))。次いで、水性媒体用計量凹部61を用いて、所定量の水性媒体を計量し生地混合部64に入れる。その上から無水ブドウ糖主体の芯材用菓子用粉末10を振り入れて、スプーンなどの混合用治具で混合し、海老様の芯材用菓子1(B)用の生地を得る(図4(2)、但し、混合用治具による混合操作は図示せず)。次いでこの生地を芯材用菓子成型部62に入れ、該生地をスプーンなどの混合用治具8で押し付けて平らにし、数分間放置して固化させて海老様の芯材用菓子1(B)を得る(図4(3))。
上記のように、数分間放置している間に、即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に該当するポテト成形部63(X)に、即席衣様被覆食品用粉末11を振り入れる。そして、水性媒体収容部(Y)に該当するオムレツ成形部65(Y)には水性媒体を、水性媒体用計量凹部61を用いて水性媒体を収容する(図4(4))。次に、上記の通り固化させた海老様の芯材用菓子1(B)を、芯材用菓子成型部62から離型する。次いで、尾の部分に付着しないようにポテト成形部63(X)内で転がして、海老様の芯材用菓子1(B)の表面に、即席衣様被覆食品用粉末11を満遍なく接触し付着させる(図4(5))。次に、この即席衣様被覆食品用粉末11を付着させた海老様の芯材用菓子1´を、オムレツ成形部65(Y)内で転がして、表面に水性媒体を満遍なく接触し付着させる(図4(6))。再度、上記と同様にして、即席衣様被覆食品用粉末11を満遍なく接触し付着させ(図4(5))、この一連の動作を1回以上繰り返すことで、海老様の芯材用菓子1(B)の表面に即席衣様被覆食品が形成され、海老様の芯材用菓子1(B)に即席衣様被覆食品が被覆された海老フライ様被覆食品1が得られる(図4(7))。
このとき、上記即席衣様被覆食品用粉末11に、予め炭酸ガス含有食品などを混合しておくと、被覆調製の水性媒体への接触操作の際、パチパチと弾ける音がするため、あたかも海老フライを実際に揚げているような音響効果が得られるので、さらに揚げ物調理の擬似体験を楽しむことができる点で好適である。また、即席衣様被覆食品用粉末11中にフレーク状の粉末を含有すると、得られる海老フライ様被覆食品1が海老フライに近い外観となる点で好適である。
次に、図5に示すように、オムレツ様のゼリー菓子2の調製方法について説明する。まず、調製用トレイ60(C)のオムレツ成形部65に、オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末20と、水性媒体用計量凹部61で計量した所定量の水性媒体とを添加してよく混合し、数分間放置してゼリー化させる(図5(1))。次に、ゼリー化した生地2aを、スプーンなどの混合用治具8などを使って剥がし(図5(2))、図3のような、ランチプレートの図柄を印刷した盛り付け用シート7に取り出す。次いで、ゼリー化した生地2aの片方に、グリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子6を数粒載せる(図5(3))。そして、もう片方のゼリー化した生地2aを折りたたんで、粒状菓子6を含有する紡錐形状のオムレツ様のゼリー菓子2を得る(図5(4))。
なお、オムレツ様のゼリー菓子2はこのまま盛り付けてもよいが、さらに好ましくは、赤色などに着色したソース30の入った袋の一部からソース30を絞り出して、オムレツ様のゼリー菓子2上に顔のようなマーク等のマークを描くと、あたかもオムライスにケチャップで絵を描いたような外観となり好適である(図5(4))。また、底部に凸状の顔のようなマーク等のマークが形成されたオムレツ成形部65でオムレツ様のゼリー菓子2を調製すると、ゼリー菓子2表面に凹状の顔のようなマークが形成され、ソースなどを注入しやすい点で好適である。
次に、図6に示すように、チキンライス様の米飯状菓子5の調製方法について説明する。まず、調製用トレイ60(C)の生地混合部64に、α化澱粉主体のチキンライス様の米飯状菓子のもととなる粉末40と、水性媒体用計量凹部61で計量した所定量の水性媒体とを添加して、スプーンなどの混合用治具でよく混合する(図6(1)、但し、混合用治具による混合操作は図示せず)。更に取り出して手で捏ねて、チキンライス様の米飯状菓子5用の生地を得る(図6(2))。次いで、チキンライス調製部66にこの生地をいれて、押し付けて平らにする(図6(3))。次に、チキンライス調製部66の底を下から指で押して取り出す(図6(4))と、菊型のカップで成形したチキンライス様の米飯状菓子5が得られる(図6(5))。また、グリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子6を、上記離型後のチキンライス様の米飯状菓子5上に数粒載せると、更に外観上好適である(図6(5))。
次に、図7に示すように、フライドポテト様菓子3の調製方法について説明する。まず、水性媒体用計量凹部61を用いて、所定量の水性媒体を計量し生地混合部64に入れる。その上から無水ブドウ糖主体のフライドポテト様菓子のもととなる粉末100を振り入れて、スプーンなどの混合用治具で混合し、フライドポテト様菓子用の生地3aを得る(図7(1)、但し、混合用治具による混合操作は図示せず)。次いで、この生地3aをポテト成形部63に入れ、該生地3aを指などで押し付けて平らにし、かつポテト成形部63の底部に形成された等間隔で平行に刻設された溝形状を該生地3aに転写する(図7(2))。次に、この蛇腹状に成形された生地3aを、スプーンなどの混合用治具8などを使って、ポテト成形部63からそっと剥がし(図7(3))、該生地3aの凹凸のある面を上にして皿などに置く。そして、スプーンなどの混合用治具8の先を使って、該生地3aの凹部に合わせて切り取っていくと、フライドポテト様菓子3が得られる(図7(4))。
次に、図8に示すように、ミートボール様の餅状菓子4の調製方法について説明する。まず、調製用トレイ60(C)の生地混合部64に、α化澱粉主体のミートボール様の餅状菓子のもととなる粉末300と、水性媒体用計量凹部61で計量した所定量の水性媒体とを添加して、スプーンなどの混合用治具でよく混合する(図8(1)、但し、混合用治具による混合操作は図示せず)。次に、生地混合部64からミートボール様の餅状菓子用の生地4aを取り出して手で丸めて球状に成形し(図8(2))、ミートボール様の餅状菓子4を得る。ミートボール様の餅状菓子4はこのまま盛り付けてもよいが、赤色に着色
したソース30の入った袋からソース30を絞り出して、ミートボール様の餅状菓子4の表面にまぶすと、つやのあるソースが掛かったようなミートボール様の餅状菓子4が得られ、外観的に好適である(図8(3))。
上記のようにして得られた、海老フライ様被覆食品1、オムレツ様のゼリー菓子2、フライドポテト様菓子3、ミートボール様の餅状菓子4、チキンライス様の米飯状菓子5、グリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子6を、図2のように盛り付ければ、図2のように、立体的な外観の、お子様ランチ様の即席調理菓子セット50が出来上がる。なお、図2では、図3のランチプレートの図柄を印刷した盛り付け用シート7を用いているが、盛り付ける皿は、家庭にある皿などを用いてもよい。
なお、海老フライ様被覆食品1、オムレツ様のゼリー菓子2、フライドポテト様菓子3、ミートボール様の餅状菓子4、チキンライス様の米飯状菓子5、グリンピースやコーンなどの付け合わせ野菜を模した粒状菓子6の色や風味は、本物とそっくりの色、風味にしてもよいし、子供向けの甘い菓子風味や、フルーツ風味等に設計してもよい。
また、組合せ菓子キットとするときのメニューは、適宜設定すればよく、上記お子様ランチ様セットの他に、例えば、風味付けや調製用トレイ60(C)の形状を変えて、肉の天ぷら、チャーハン、あんかけ肉団子、芙蓉蟹(ふうようはい)の中華ランチセット風に設計してもよい。
次に、本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
<実施例1〜4、比較例1〜4>
<組合せ菓子の調製>
表1に示す組成で即席衣様被覆食品用粉末(A)を、表2に示す組成で芯材用菓子(B)の食品粉末を調製し、該粉末(A)5.0g、該粉末(B)3.5gを、それぞれ別のポリエチレン袋に密封した。他に、即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)、水性媒体収容部(Y)、及びさらに次の2つの凹部、すなわち図1の海老型の芯材用菓子成型部62と生地混合部64と同様の2つの凹部(以後62´と64´と示す)の合計4個の凹部を有する調製用トレイ(C)を準備した。これらを一つのポリエチレン包装体に密封し、組合せ菓子を得た。
上記組合せ菓子を用いて、専門パネラー3名が以下の手順で被覆菓子を調製した。
<海老様形態の芯材用菓子の調製>
調製用トレイ(C)の生地混合部64´に、粉末(B)3.5gを振り入れ、その上から常温の水道水2gを添加し混合し、芯材用菓子生地を得た。この芯材用菓子生地を芯材用菓子成型部62´を用いて、図4(1)〜(3)のように成形し、海老様形態の芯材用菓子を調製した。
<海老フライ様被覆食品の調製>
図4(4)〜(7)のようにして海老フライ様被覆食品を調製した。
(i)まず、調製用トレイ中の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に粉末(A)を振り入れた。そして、水性媒体収容部(Y)に水道水を収容した。
(ii)次に、海老様形態の芯材用菓子を芯材用菓子成型部62´から離型した。
(iii)次いで、尾の部分に付着しないように、芯材用菓子を収容部(X)内で転がして、粉末(A)を満遍なく接触し付着させた。
(iv)次に、収容部(Y)内で転がして、表面に水を満遍なく接触し付着させた。
(v)再度、(iii)と同様にして、粉末(A)を満遍なく接触し付着させた。
(vi)更に(iv)(v)の操作を2回繰り返した。
(vii)そして、海老様形態の芯材用菓子に即席衣様被覆食品が被覆された海老フライ様被覆食品を調製した。
以上のようにして得られた実施例及び比較例の、被覆食品調製中の芯材用菓子への粘着性、調製後の被覆食品の外観及び食感について、被覆食品を調製した専門パネラー3名にて評価した後、この3名の平均値を四捨五入し、総合結果を表1に示す。なお、評価は、以下の内容に焦点をあて、大変良好なものを5点、不良なものを1点として評価した。また、各評価項目に対する評点表を表3に示す。
<被覆食品調製中の芯材用菓子への粘着性>
・即席衣様被覆食品が芯材用菓子に被覆しているか否か
・被覆食品の調製途中で即席衣様被覆食品が芯材用菓子からはがれないか
<調製後の被覆食品の外観>
・芯材用菓子が即席衣様被覆食品でしっかりと被覆されているか否か
・海老フライのようにからっと揚がったフライ食品のような見栄えのよい外観であるか否か
<調製後の被覆食品の食感>
・サクサクとしたクリスピー感のある食感を有するか否か
なお、評価は、総合的には食感を最も重視し、粘着性及び外観評価は2点以上、食感評価は2点を超えるものを目標品質に設定した。
評価の結果、特に実施例3はサクサクとした食感が大変良好で、実施例4は適度な粘着性を有し、海老フライ様の外観が良好であった。これに対し、比較例1は全ての評価が悪く、芯材用菓子への被覆が困難で、サクサクしておらずガチガチとした固い食感で被覆食品を調製することはできなかった。比較例2〜4は、食感が特に不良で、α化澱粉が多くなるにつれてサクサクした食感が低下しもっちりとした食感になる傾向であった。
<実施例5〜10>
表4に示す組成で即席衣様被覆食品用粉末を調製する以外は、実施例1と同様に、組合せ菓子を調製し、次に、海老様形態の芯材用菓子を調製後、海老フライ様被覆食品を調製した。また、評価も実施例1と同様に行った。なお、実施例10のα化澱粉は、フレーク状のものを用いた。
評価の結果、25℃の2.5重量%水懸濁液の粘度が低いほうが、粘着性が低く食感が良好となる傾向が見られた。また、実施例5〜10は、水と接触後の芯材用菓子が即席衣様被覆食品用粉末に接触する際、ぱちぱちと弾ける音が鳴り、実施例1〜4では感じることのなかった揚げ物調理をするような臨場感を体感できた。特に実施例6、7は、総合的に評価が高く、本物の海老フライのように良好な外観を有し、サクサクとしたクリスピー感の食感の海老フライ様被覆食品であった。また、実施例8、9は、実施例5〜7に比べ、粘性を有し、からっとした外観の点で若干劣っていた。
<組合せ菓子キットの調製>
<実施例11>
以下(1)〜(7)を準備した。
(1)実施例7組成の即席衣様被覆食品用粉末(表1)3.5g
(2)表2組成の芯材用菓子用粉末
(3)図1のトレイ60(C)
(4)表5〜8組成の即席調理菓子用粉末
(5)粒状菓子20粒
(6)表9組成のソース用粉末
(7)スプーン
上記のうち(1)(2)(4)(5)(6)を、表10の重量となるように、各々ポリエチレン袋に別包装した。
次いで、上記(1)〜(7)を、図3のような盛り付け用シート7が印刷された外袋に収容密封して、組合せ菓子キットを調製した。
なお、上記(4)の即席調理菓子用粉末の内訳は、オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末(表5)、フライドポテト様菓子のもととなる粉末(表6)、ミートボール様の餅状菓子のもととなる粉末(表7)、チキンライス様の米飯状菓子のもととなる粉末(表8)とした。
実施例11の組合せ菓子キットを用いて、モニターとして5〜9歳の男女30名が、図4〜8による作り方説明書を見ながら、上記[0060]〜[0068]のように、図4〜8に示す手順でお子様ランチ様の即席調理菓子セットを調製し、図2のように盛り付けした。この調製する様子を観察した。なお、加水量は、表10のように加水できるよう、上記作り方説明書に水性媒体用計量凹部61(水2g/1杯)による添加杯数を記載し、
その指示通りに、水性媒体用計量凹部61を用いて各モニターに計量させた。また、(6)のソース用粉末は、粉末の入った袋の中で加水混合し、ケチャップ様のソースを得た。
その結果、モニター全員が楽しそうに調製し、盛り付けを行い、その後喫食していた。特に海老フライ様被覆食品の調製時は、パチパチと弾ける音に驚いたり、即席衣様被覆食品が徐々に厚くなっていく様子に目を輝かせながら被覆操作を行っていた。喫食後のアンケート調査では、複数の調理(調製)操作をすることに対し、とても楽しいという回答が73%あった。また、各調理操作の中でも、海老フライ様被覆食品の調理への反響が一番高く、80%がとても楽しいと回答した。
1 海老フライ様被覆食品
1(B) 芯材用菓子
2 オムレツ様のゼリー菓子
2a ゼリー化した生地
3 フライドポテト様菓子
3a フライドポテト様菓子用の生地
4 ミートボール様の餅状菓子
4a ミートボール様の餅状菓子用の生地
5 チキンライス様の餅状菓子
6 粒状菓子
7 盛り付け用シート
8 スプーン
9 はさみ
10 芯材用菓子用粉末
11 即席衣様被覆食品用粉末
20 オムレツ様のゼリー菓子のもととなるゼリー用粉末
30 ソース
40 チキンライス様の米飯状菓子のもととなる粉末
50 お子様ランチ様の即席調理菓子セット
60(C) 調製用トレイ
61 水性媒体用計量凹部
62 芯材用菓子成型部
63 ポテト成形部
63(X) 即席衣様被覆食品用粉末収容部
64 生地混合部
65 オムレツ成形部
65(Y) 水性媒体収容部
66 チキンライス調製部
100 フライドポテト様菓子のもととなる粉末
300 ミートボール様の餅状菓子のもととなる粉末

Claims (7)

  1. 非加熱で被覆調理を疑似体験できる組合せ菓子であって、下記即席衣様被覆食品用粉末(A)、芯材用菓子(B)及び調製用トレイ(C)を備える組合せ菓子。
    (A)即席衣様被覆食品用粉末全体重量中、無水ブドウ糖を50〜80重量%、α化澱粉を20〜50重量%含有する即席衣様被覆食品用粉末
    (B)芯材用菓子
    (C)下記凹部(X)(Y)を有する調製用トレイ
    (X)上記即席衣様被覆食品用粉末収容部
    (Y)水性媒体収容部
  2. 更に、即席衣様被覆食品用粉末中のα化澱粉が、2.5重量%水懸濁液の25℃における粘度が39.4mPa・s以下である請求項1記載の組合せ菓子。
  3. 被覆調理が、揚げ物調理である請求項1又は2記載の組合せ菓子。
  4. 更に、即席衣様被覆食品用粉末(A)が、炭酸ガス含有食品を含有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の組合せ菓子。
  5. 更に、即席衣様被覆食品用粉末中のα化澱粉がフレーク状である請求項1乃至4の何れか1項に記載の組合せ菓子。
  6. 下記工程を順次備えてなる請求項1乃至5の何れか1項に記載の組合せ菓子を用いた被覆食品の調製方法。
    (1)調製用トレイ(C)中の即席衣様被覆食品用粉末収容部(X)に即席衣様被覆食品用粉末(A)を、水性媒体収容部(Y)に水性媒体を各々入れる工程
    (2)芯材用菓子(B)の表面に、上記即席衣様被覆食品用粉末(A)を接触させた後、上記水性媒体を接触させ、再度上記即席衣様被覆食品用粉末(A)を接触させる工程を1回以上繰り返し、芯材用菓子(B)に即席衣様被覆食品が被覆された被覆食品を調製する工程
  7. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の組合せ菓子に、更に、即席調理菓子用材料を組み合せてなる組合せ菓子キット。


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