JP2018008229A - 遮熱複層塗膜の形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、透明基材上に透明な遮熱塗膜を形成する遮熱複層塗膜の形成方法であって、前記透明基材上に表面改質剤(A)を塗布することにより、皮膜を形成する第一工程と、前記第一工程後の基材上にコーティング組成物(B)を塗布することにより、前記遮熱塗膜を形成する第二工程と、を含み、前記表面改質剤(A)は、加水分解されたオルガノシリケート化合物からなり、前記表面改質剤(A)中に含まれるシリカの濃度は、0.1〜20質量%である遮熱複層塗膜の形成方法を提供する。
【選択図】なし
Description
本実施形態に係る遮熱複層塗膜の形成方法は、透明基材上に表面改質剤(A)を塗布することにより、皮膜を形成する第一工程と、透明基材上にコーティング組成物(B)を塗布することにより、遮熱塗膜を形成する第二工程とを含む。
本実施形態に係る遮熱複層塗膜の形成方法の第一工程では、後述する表面改質剤(A)を用いて透明基材表面の改質処理を施す。本実施形態に係る表面改質剤(A)は、透明基材上に直接塗布することにより、汚染物質を取り除くために表面の油膜の脱脂処理や表面の洗浄処理等を行うことなく、透明基材の表面を遮熱塗膜の形成が可能な下地に改質される。
従来、新設でない限り、透明基材上には、表面保護のための酸化膜や油膜、ごみ等の汚染物質が付着しているため、当該汚染物質の除去なくして透明基材上に直接遮熱塗膜を形成できずにいた。これに対して、本実施形態の表面改質剤(A)により改質された透明基材の表面は、当該汚染物質を除去せずともその下地上に遮熱塗膜の形成を行うことができる。また、改質された透明基材の表面は、遮熱塗膜との親和性が高く、乾燥後の遮熱塗膜を透明基材上に強固に付着させることができる。
まず、本実施形態の表面改質剤(A)について説明する。
本実施形態の表面改質剤(A)は、透明基材の表面に透明な親水性の皮膜を形成する。これにより、後述するコーティング組成物(B)により透明な遮熱塗膜をこの親水性の皮膜上に形成することができる。その結果、形成された遮熱塗膜が、透明基材の表面に存在するごみや油膜による影響を受けることがない。そのため、本実施形態の表面改質剤(A)は、透明基材の表面の調整に係る各種の処理を省くことができる。
コロイダルシリカは、その凹凸の形状から得られる皮膜の親水性を高める作用を有するものである。上記平均粒径が100nmを超えると、処理剤に大粒径の凝集物が発生し、塗装作業性が低下する恐れがある。
本実施形態に係る遮熱複層塗膜の形成方法の第二工程では、後述するコーティング組成物(B)を改質された下地(皮膜)上に塗布し、この基材上に透明な遮熱塗膜を形成する。具体的には、上記第一工程により改質処理が施された透明基材表面(下地)にコーティング組成物(B)を塗布し、乾燥することにより、上記改質された下地(皮膜)上に透明な遮熱塗膜が形成される。
本実施形態のコーティング組成物(B)は、樹脂組成物(a)と、架橋剤(b)と、金属酸化物微粒子(c)と、を含む。
本実施形態のコーティング組成物(B)は、上記の各成分のみに限定されるものではなく、更に、紫外線吸収剤を溶解又は分散させた溶剤を含有することができる。
居住空間用の窓ガラスとして利用されるガラス板を、200mm×300mm×3mmの範囲で切りだし、試験板を作製した。この試験板に下記表面改質剤(A)を塗布した後、コーティング組成物(B)を塗布して、試験板に遮熱複層塗膜を形成した。
なお、以下の実施例および比較例では、以下の原料等を用いた。
(1)分散媒:メタノール 三菱ガス化学社製「メタノール」、
(2)シリカ成分:コロイダルシリカ(オルガノシリケート縮合体) 日産化学工業社製「スノーテックスN」、
(3)加水分解触媒:日東化成社製「TVS#Tin Lau」、
(4)樹脂組成物(a):アクリル樹脂 BASF社製「Joncryl 507(Mw=12500、NV80%、OH−V140mgKOH/g)」、
(5)架橋剤(b−1):100%脂肪族ポリイソシアネート化合物 旭化成ケミカルズ社製「デュラネート 50M−HDI」、
(6)架橋剤(b−2):100%脂環式ポリイソシアネート化合物 エボニック ジャパン社製「VESTANAT IPDI」、
(7)溶剤:酢酸ブチル 三菱化学社製「酢酸ブチル」。
(8)金属酸化物微粒子(c−1):セシウム/インジウム/錫複合酸化物
(9)金属酸化物微粒子(c−2):タングステン/セシウム複合酸化物
(10)金属酸化物微粒子(c−3):インジウム錫複合酸化物(ITO)
(11)金属酸化物微粒子(c−4):アンチモン錫複合酸化物(ATO)
(A)第一工程
表面改質剤(A)の調整:常温常圧下において、シリカ濃度が2質量%となるように、コロイダルシリカ「スノーテックスN」(日産化学工業社製)を分散媒(メタノール)に溶解させ、表面改質剤(A)を得た。
表面改質処理:上記試験板に対して、表面改質剤(A)を、30秒間、塗布量10g/m2となるようにスプレー処理した。これにより、試験板上には透明性の高い親水性の皮膜が形成された。
(B)第二工程
コーティング組成物(B)の調整:常温常圧下において、表1に示すアクリル樹脂(a)を固形分換算で30質量部、脂肪族ポリイソシアネート(b−1)を固形分換算で10質量部となるように、常法を用いて、30%酢酸ブチル(三菱化学社製)に溶解させたアクリル樹脂「Joncryl 507」(BASF社製)と、脂肪族ポリイソシアネート「デュラネート 50M−HDI」(旭化成ケミカルズ社製)を、それぞれ混合した。更に、上記アクリル樹脂(a)の固形分と、上記脂肪族ポリイソシアネート(b−1)の固形分を足し合わせた量を100質量部とした際に、固形分換算で12.5質量部となるように、セシウム/インジウム/錫複合酸化物の20%分散体(分散媒:酢酸ブチル(三菱化学社製))を混ぜ合せ、コーティング組成物(B)を得た。
遮熱皮膜の形成工程:上記第一工程を経て得られた親水性の皮膜が形成された試験板に対して、上記コーティング組成物(B)をローラーによって塗布し、25℃で乾燥させることで、厚さ10μmの遮熱複層塗膜が形成された試験板を得た。
表面改質剤(A)及びコーティング組成物(B)の原料の配合を、それぞれ表1に示すように変更した。それ以外は、実施例1の遮熱複層塗膜の形成方法と同様の手順で、試験板上に遮熱複層塗膜を形成した。
波長250nm〜2500nmのスペクトルを分光光度計で測定し、各波長に対して太陽光の波長分布をかけたものを測定値とする。ガラス板の測定値を1とした場合の遮熱複層塗膜が形成されたガラス板の測定値の割合を遮蔽係数とした。ここで、遮蔽係数=0.8を閾値として、遮蔽係数が0.8以下のものを1、遮蔽係数が0.8を超えるものを0とした。評価結果を表1に示した。
得られた遮熱複層塗膜について、目視による塗膜の透明性の評価を行った。遮熱複層塗膜中の濁りやクラック等の有無を調べた。塗膜中に濁り等が観測されなかったものを3、塗膜中の濁り部分容積が30%以下の場合を2、塗膜中の濁り部分の容積が30%よりも大きい場合を1とした。評価結果を表1に示した。
得られた遮熱複層塗膜について、目視による塗膜外観(意匠性)の評価を行った。遮熱複層塗膜において、しわ、ムラ、はじき、ブツ、ふくれ、はがれ等の塗膜異常を調べた。塗膜外観が非常に良好なものを3、良好なものを2、塗膜外観に異常があるものを1とした。評価結果を表1に示した。
従って、本発明は、予め透明基材上の汚染物質を取り除くことなく、表面改質剤(A)により皮膜を形成し、次いでこの上に遮熱塗膜を形成させることにより、脱脂や洗浄のための作業を不要にする新規な遮熱複層塗膜の形成方法を提供することができる。特に、表面改質剤(A)については、シリカの濃度を、少なくとも0.05%よりも多く30%未満となるように調整されることが好ましい。
Claims (5)
- 透明基材上に遮熱塗膜を形成する遮熱複層塗膜の形成方法であって、
前記透明基材上に表面改質剤(A)を塗布することにより、皮膜を形成する第一工程と、
前記第一工程後の基材上にコーティング組成物(B)を塗布することにより、遮熱塗膜を形成する第二工程と、を含み、
前記表面改質剤(A)は、加水分解されたオルガノシリケート化合物からなり、
前記表面改質剤(A)中に含まれるシリカの濃度は、0.1〜20質量%である遮熱複層塗膜の形成方法。 - 前記表面改質剤(A)中に含まれるシリカの濃度は、0.5〜20質量%である請求項1に記載の遮熱複層塗膜の形成方法。
- 前記コーティング組成物(B)は、
水酸基含有アクリル樹脂からなる樹脂組成物(a)と、
ポリイソシアネートからなる架橋剤(b)と、
スズ、インジウム、タングステン、アンチモン及びセシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を有する金属酸化物微粒子(c)と、を含む請求項1又は2に記載の遮熱複層塗膜の形成方法。 - 前記コーティング組成物(B)は、前記樹脂組成物(a)と前記架橋剤(b)の合計固形分100質量部に対し、前記金属酸化物微粒子(c)の含有量が5〜150質量部である請求項3に記載の遮熱複層塗膜の形成方法。
- 前記架橋剤(b)は、脂肪族ポリイソシアネート及び脂環式ポリイソシアネートのうち少なくとも一方からなる請求項3又は4に記載の遮熱複層塗膜の形成方法。
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