JP2018007373A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018007373A
JP2018007373A JP2016129543A JP2016129543A JP2018007373A JP 2018007373 A JP2018007373 A JP 2018007373A JP 2016129543 A JP2016129543 A JP 2016129543A JP 2016129543 A JP2016129543 A JP 2016129543A JP 2018007373 A JP2018007373 A JP 2018007373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
circuit
switching element
gate drive
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016129543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6650356B2 (ja
Inventor
徹 増田
Toru Masuda
徹 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2016129543A priority Critical patent/JP6650356B2/ja
Publication of JP2018007373A publication Critical patent/JP2018007373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6650356B2 publication Critical patent/JP6650356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】 ゲート駆動ループの共振抑制を強化しながら、ゲート駆動パルス回路の出力最大電流を抑えることが可能な電力変換装置を提供する。【解決手段】 ゲート駆動パルス発生回路5とゲート駆動配線3とスイッチング素子1と遅延回路6と可変制御容量7、8とを含んで構成されるゲート駆動ループ回路50を具備してなる電力変換装置を構成する。可変制御容量7、8は、ゲート駆動パルス発生回路5が発生するゲート駆動信号をタイミングの基準としてスイッチング素子1のゲートとソースとの間に生じる容量の値を期間に応じて変化させ、ゲート電流が最大となる期間には容量の値を低減して最大電流値を抑制し、ゲート駆動ループ回路50の共振に対する安定性が損なわれる期間では容量の値を増加してゲート駆動ループ回路50の安定性を向上させるように制御される。【選択図】 図1

Description

本発明は、電力変換用半導体素子を電力変換の主回路要素とする電力変換装置に関する。
従来、半導体スイッチング素子のゲート端子とエミッタ端子との間の電圧変化率を変えるためのスイッチと、当該スイッチのスイッチングのタイミングを変えるためのコンデンサとを備えた電力変換装置であって、ゲート端子とエミッタ端子との間に接続される複数のコンデンサを互いに切り替えることによって、放射性ノイズを増加させることなくスイッチング損失を低減させようとするものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−312117号公報
電力変換用半導体スイッチング素子はモータドライブ用インバータや電力送配電用変換機器などの電力変換器の基幹部品として広く使用されている。電力変換器の性能向上に向けて、近年では電力変換用半導体スイッチング素子には、量産性と制御性を兼ね備えたSi製の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)に加え、低損失性と高速動作性からシリコンカーバイド(Silicon Carbide: SiC)を適用した素子が注目されている。SiCはバンドギャップが広く、破壊耐圧がSiの10 倍程度高い特長があり、SiCパワー半導体デバイスは電流経路となるチャネル半導体層の膜厚をSiデバイスより薄く設計でき、導通時のデバイスオン抵抗値を大幅に低減できる。また、同一の耐圧で比較した場合にSiデバイスに対して空乏層幅が約1/10と短くキャリヤ走行長の短縮効果から10倍程度の高速スイッチングが可能である。この様に高速動作できるスイッチング素子の性能を最大限に活用するには、電力変換器へ組み込んだ際のゲート駆動技術を開発する必要がある。
前記のSiCや近年で開発著しい窒化ガリウム(Gallium nitride: GaN)などの高速スイッチング素子をパワー半導体モジュールに搭載してインバータ等の電力変換器として動作させる際には、高速にスイッチングをさせることによりスイッチング損失を低減させ、冷却器の簡素化等のメリットを得ることができる。一方で、複数のトレードオフが発生する。例えば、特許文献1記載のように、スイッチング動作によって放射性ノイズが発生し、IGBTのゲート端子とエミッタ端子との間のコンデンサと駆動回路とゲート端子と間のゲート抵抗の値を大きくすると、放射性ノイズは低減できるものの、スイッチング損失が増加する、というトレードオフがある。
また、駆動回路とスイッチング素子とその接続用の配線で構成するゲート駆動ループ回路での共振を抑制するために、駆動回路とスイッチング素子との間に配置するゲート抵抗の値を大きくすると、スイッチング損失が増えてしまう。同じく共振を抑制するために、スイッチング素子のゲート端子とエミッタ端子、もしくはゲート端子とソース端子の間に容量を配置し、その値を増加させる方法があるが、ゲート駆動パルス回路が供給する最大のゲート電流が増加するため、ゲート駆動パルス回路の出力電流定格を増加させる必要が発生する、というトレードオフがある。本発明は、このトレードオフの解決のためになされたもので、その方法については後述する。
図2および図3を用いて本発明が解決しようとする課題を説明する。図2は、駆動指令信号をトリガに動作するゲート駆動パルス回路5と、ゲート抵抗4、ゲート駆動パルス回路とスイッチング素子とを接続するゲート配線3、スイッチング素子1そして還流素子2によって構成する従来の電力変換器のゲート制御回路の一例を示す説明図である。図中の点線で示したループ経路を、ゲート駆動ループ回路50と称す。図3は図2中のスイッチング素子をターンオンさせる場合の過渡応答波形を示したものである。駆動指令信号をVGTRIGとゲート駆動信号VGCNT、前記駆動指令信号に基づいて変化するスイッチング素子1のゲート端子とソース端子間の電圧を示すVGS、前記スイッチング素子のドレイン電流を示すID、同じく前記スイッチング素子のドレイン端子とソース端子との間の電圧VDS、ゲート駆動パルス回路から前記スイッチング素子へ向かって流れるゲート電流IG、そして、スイッチング素子のゲート端子とソース端子の間に発生する総合容量Cinの過渡応答を示している。VGTRIGのトリガ時刻t1に対し、VGCNTが時刻t2で発生し、ゲート端子電圧VGSは増加を始める。この時のIGは、ターンオフ過渡応答の時間範囲内で最大のIGとなる。VGCNTのステップ波形に対して、ゲート抵抗RGと、スイッチング素子の有するCinと、そしてゲート配線の有するインダクタンスで決まる応答電流がIGとなり、その最大値IG1peakは、VGCNTの立ち上がり直後に発生し、RGが大きいほど、Cinが小さいほど、LG1とLG2の和が大きいほど、IG1peakの値を小さく抑制できる。一方、ゲート駆動パルス回路5とゲート抵抗4とゲート配線3とスイッチング素子1とで構成するゲート駆動ループ回路の共振の強さは、
Figure 2018007373
に対して比例する。従って、共振を抑制する制動係数は
Figure 2018007373
に対して反比例する。共振の制動性を向上するためには、Cinを大きくするか、LG1とLG2の和を小さくするか、または、共振抑制抵抗として動作するゲート抵抗RGの値を大きくするか、のいずれかの方法を採ることになる。
ターンオフ時のスイッチング損失は、図3においてVDSが低下する時間傾斜、すなわちdV/dtによって決定される。よく知られているように、図3ではその傾きは
Figure 2018007373
で表わされる。即ちスイッチング損失の主な決定要因が、ゲート抵抗RGとスイッチング素子のゲート・ドレイン間容量(もしくはゲート・コレクタ間容量)であり、入力容量Cinに支配的なゲート・ソース間容量(もしくはゲート・エミッタ間容量)とは分離できることがわかる。
整理すると、
IG1peakの値を低減するためには
1) RGの値を大きく、
2) Cinの値を小さく、
3) L(LG1+LG2)の値を大きく
することが必要であり、また、
ゲート駆動ループ回路の共振を抑制するためには、
1) RGの値を大きく
2) Cinの値を大きく
3) L(LG1+LG2)の値を小さく
することが必要である。
従って、RGの値を大きくすることが、IG1peakの低減とゲート駆動ループ回路の共振を抑制に効く方法であるが、RGが大きいほど、
Figure 2018007373
の傾きが緩やかになってしまい、スイッチング応答が遅くなるためにスイッチング損失が増大するという問題が発生する。このような背景から、RGを小さく抑えたままで、IG1peakの値を低減し、かつ、ゲート駆動ループ回路の共振を抑制するための技術が求められている。
上記課題を解決するために、本発明の電力変換装置は、例えば、ゲート駆動パルス発生回路とゲート駆動配線とスイッチング素子と遅延制御回路と可変制御容量とを含んで構成されるゲート駆動ループ回路を具備してなる電力変換装置であって、前記可変制御容量は前記スイッチング素子のゲート端子とソース端子との間に接続され、ゲート駆動パルスを発生するための指令信号をタイミングの基準として、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる総容量の値を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、ゲート駆動パルス回路を従来の出力電流定格にしたまま、ゲート駆動ループ回路の共振を抑えると共に、スイッチング損失を低減することが可能になる。
本発明の電力変換装置の第1の実施形態である実施例1のブロック構成図である。 スイッチング素子とゲート駆動パルス回路とを含む従来の回路形式を示すブロック構成図である。 従来の回路形式におけるターンオン時過渡応答波形を示す図である。 本発明の電力変換装置のターンオン時過渡応答波形を示す図である。 従来の回路形式におけるターンオフ時過渡応答波形を示す図である。 本発明の電力変換装置のターンオフ時過渡応答波形を示す図である。 本発明の電力変換装置を構成する可変制御容量の第1の例であって、本発明の電力変換装置の第2の実施形態である実施例2における可変制御容量を示す回路図である。 本発明の電力変換装置を構成する可変制御容量の第2の例であって、本発明の電力変換装置の第3の実施形態である実施例3における可変制御容量を示す回路図である。 本発明の電力変換装置を構成する可変制御容量の第3の例であって、本発明の電力変換装置の第4の実施形態である実施例4における可変制御容量を示す回路図である。 本発明の電力変換装置を用いた3相ブリッジ回路であって、本発明の第5の実施形態である実施例5の構成を示すブロック構成図である。
本発明の電力変換装置は、その一例を挙げるならば、ゲート駆動パルス発生回路と駆動回路配線とスイッチング素子と遅延回路と可変制御容量によって構成する駆動ループ回路を具備してなる電力変換装置であって、前記可変制御容量は、前記ゲート駆動パルス発生回路が発生するゲート駆動信号をタイミングの基準として前記スイッチング素子のゲートとソース間に生じる入力容量の値を変化させることを特徴とする電力変換装置である。
この構成により、ゲート端子とソース端子(もしくはエミッタ端子)との間に可変制御容量が配置された電力変換装置において、IG1peakが発生するタイミングではCinの値を小さくし、ゲート駆動ループが共振に陥りやすいタイミングではCinの値を大きくすることを可能にするものである。
ゲート端子とソース端子(もしくはエミッタ端子)との間に、可変制御容量(スイッチを直列に挿入した容量)を配置する先行技術は、前記の特許文献1に記載がある。本発明と当該先行技術との差異については、下記の実施例1の説明において後述する。
以下、本発明の電力変換装置およびそれを応用した回路のいくつかの実施形態を、各実施例として、図面を用いて説明する。
本実施例では、本発明の基本構成とその動作原理の他に、特許文献1との差異について説明する。
図1に本発明の第1の実施例を示す。図2の構成に加え、遅延制御回路6、可変制御容量7および8を具備しており、可変制御容量7および8の容量値は遅延制御回路6からの制御信号によって変化し、可変制御容量7は正の容量値(Cpos)の範囲で変化し、可変制御容量8は負の容量値(Cneg)の範囲で変化する。遅延制御回路6は、遅延回路1〜4とパルス回路1〜2によって構成する。遅延回路1〜4は、入力信号波形に対して固定の遅延時間(td1,td2,tgd)を加えた波形を出力する。パルス回路1〜2は、特定のパルス長(tp1,tp2)のパルス信号を発生する。遅延回路1の出力端子102(VGCNT)は、スイッチング素子1のゲート端子を駆動するゲート駆動信号を出力する。遅延回路4の出力は、可変制御容量7に対して、容量可変の制御信号VCAPCNT1を与える。また遅延回路3の出力は、前記ソース電位を基準に可変制御容量8に対して、容量可変の制御信号VCAPCNT2を与える。遅延回路3および4の遅延量は等しくtgdに設定し、その遅延時間は、ゲート駆動パルス回路5の入出力間の遅延時間tgdと合わせる。この設定をすることによって、経路となる回路の差異よってタイミングがずれることを最小化する。以降tgdの遅延量に関し、他の遅延量(td1,td2,tp1,tp2)に比較して小さい前提を置き、説明から割愛する。また、可変制御容量7および8を時変的にゲート駆動ループ回路に対して接続と非接続を行うため、その動作上、事前に可変制御容量7および8に電荷を充電(プリチャージ)する必要がある。制御信号VCAPCNT1PCおよびVCAPCNT2PCはプリチャージのタイミングを指定する制御信号である。
図1の実施例回路の動作について、図4を用いて説明する。制御信号として、上段の駆動指令信号VGTRIGをトリガに動作を開始(時間=t1)する。ゲート駆動信号VGCNTはtd1の遅延を経てスイッチング素子のゲート端子へ伝達される。VCAPCNT2は、VGTRIGと同期して可変制御容量8に制御信号をおくり、パルス長tp1の期間だけ負性容量回路として動作させる。VCAPCNT1は前記のVGCNTにさらにtp2の遅延を経た信号である。パルス長tp2の期間に可変制御容量7で正の容量を発生させる。
タイミングt2で、VGSの変化が始まり、ゲート電流IGが最大値(IG1peak’)をとる。本実施例では、VGSが変化する事前に、ゲート駆動ループ回路では負性容量が発生しているために、入力容量Cinの値は、可変制御容量7および8が動作しない場合のCin1の値に対して小さいCin3’の値に設定できる。このため、IG1peak’の値は、図2の従来回路のゲート電流の最大値IG1peak(IG図中の点線の特性)より低減することができる。
VCAPCNT1は、時刻t2から遅延td2を加えた時刻t7に可変制御容量7を起動する。遅延td2を設けたことにより、確実にIGが最大値を取った事後に可変制御容量7がCinを増加する手順となる。尚、VCAPCNT2は、時刻t1で可変制御容量8を起動し、時刻t7より事前の時刻t10で動作終了させる手順である。
また、VCAPCNT1は、時刻t7からパルス幅tp2で可変制御容量7を起動する。tp2は、ターンオン時のVGSがミラープラトー電圧(VGP)となる期間(t4〜t5)を包含するパルス長に設定する。ゲート駆動ループの安定性が最も損なわれるのがミラープラトー電圧期間であるためである。VDSが大幅に変動し、IDもまた大電流を維持する時間範囲であり、寄生発振が発生しやすい状況である。Cinの値はCGDがミラー容量として見えて増加するものの、CGDおよびCGSの容量値自体はVDSが高電位(20V以上)であるために、そのバイアス依存性を反映して最小値となっている。ゲート駆動ループ回路の共振に対する安定性は
Figure 2018007373
に反比例するため、ゲート抵抗RGを小さくして高速スイッチングする場合にはCinを更に増分して安定性を確保することが必要である。そのために、VCAPCNT1による制御で可変制御容量7がCinを増分する動作を行い、Cinの値を可変制御容量7が無効状態のCin2からCin2’へと増加させる。時刻t8以降は、可変制御容量7および8を無効化し、次のターンオフ動作を待つ手順である。
ここで、定量的な効果の一例を示せば、LG1+LG2のループインダクタンス合計を100nH、ゲート抵抗RGの値を4Ω、Cinの中心値Cin1を100nFとすると、可変制御容量8で負性容量を50nF実現することによりIG1peakを50%低減することができる。また、ミラープラトー電圧期間中は、可変制御容量7により容量を50nF付加することで共振に対する安定性を20%増加できる。なお、図4で説明した本発明の効果のうち、可変制御容量7によるゲート駆動ループ回路の安定性向上と、可変制御容量8によるゲート電流最大値の低減の効果は、それぞれ単独に得られる効果であり、双方の効果が同時に発生する必要性はないが、双方の効果を同時に得ることで、安定動作と駆動容易の利点を得ることから実用性は高いことは明らかである。
ターンオン動作に続き、ターンオフ動作について説明する。図2に示す従来の構成のゲート制御系での動作を図5に示す。VGTRIGのトリガ時刻t1を基に、遅延時間td1を経た時刻t2でゲート端子電圧VGSは減少を始め、時刻t3〜t4がミラープラトー期間である。時刻t2時のIGは、ターンオフ過渡応答の時間範囲内で振幅が最大のIG値(IG2peak)となる。VDSは、ミラープラトー電圧の開始時刻t3から上昇しはじめ、その傾きはゲート抵抗RGとゲート・ドレイン間容量CGDを用いて、
Figure 2018007373
で決まる。時刻t4ではVGSがVGP以下に変化したことからIDは負荷電流Iloadを維持できなくなり、ターンオフのスイッチングが終了する、ここで、ターンオン同様に、IGの電流ピーク(IG2peak)低減とミラープラトー電圧期間の安定性確保の問題はあり、本発明を適用した実施例として、ターンオフ時のタイミングチャートを図6に示す。図5に比較して、可変制御容量7および8の制御信号であるVCAPCNT1とVCAPCNT2を設け、時刻t2においてIGのピーク電流(負方向)の値を低減すしてIG2peak’へと低減する。また、ミラープラトー電圧期間(t3〜t4)を包含するパルス幅tp2で正の可変制御容量を起動して、入力容量CinをCin1からCin2’へと増加させて、安定性を向上している。ここで、留意が必要なのは、各制御信号間の遅延時間とパルス長時間である。前記のdVDS/dtの概算式がターンオンとターンオフで異なることから判るように、ターンオン時の遅延回路とターンオフ時の遅延回路の設定は適宜異なった値と用いるケースがありうることを明記しておく。具体的にはVGTRIG信号の立ち上がりがターンオンに、立下りがターンオフに対応しているために判別は付くため、遅延制御回路6へ判別機能とターンオンとオフ各々の遅延時間設定を呼び出すように機能実装する。
特許文献1の回路構成は、ゲート駆動の制御信号ではない電流と電圧の変化を読み取り、その後制御回路を経由して可変制御容量を変化させる方式である。前記の電流と電圧の読み取りはスイッチング波形を用いるために、ノイズ波形の混入による誤動作の可能性が高く、かつスイッチング素子の接合部温度の変化によっても波形が変化するために、例えば同文献の図1の容量10の動作タイミングがばらつく問題を有する。さらに、スイッチング素子が少なくともMOSFETの場合には、よく知られているように、スイッチング損失を支配する容量は、CGSではなくCGDであるため、特許文献1に記載のように、同文献の図1の容量10が電気的にゲート・ソース端子間に追加された場合でも、そのドレイン・ソース端子間の電圧変化の傾きに与える影響は小さく、特許文献1に記載の放射性ノイズ低減の効果は見込めない。一方、本発明は、図1の回路構成と図4のタイミングチャートで示したように、ゲート・ソース端子間への容量の増減は、駆動指令信号をタイミング基準に動作するものであり、温度変化やスイッチングノイズによる影響を非常に小さく動作させることができる利点がある。さらに、図5のタイミングチャートと図10の具体回路に示すように、ゲート・ソース端子間容量を減少させる負性容量も具備することで、本発明を適用しない従来動作時に比較して、ゲート電流の最大値を低減できる利点を備えている。
本発明の第2の実施例として、可変制御容量の構成を図7を用いて説明する。
可変制御容量は交流電流の経路に2端子を有し、ゲート配線21とソース配線22とに接続する。容量値は固定容量値(Cpos)の容量33により決まり、直列にON/OFFスイッチ34を接続する。スイッチ34がONの場合には、ゲート配線21とソース配線22の間にCposの容量が発生し、OFFの場合には高抵抗が直列に発生し容量として機能しない。スイッチ34のON/OFFは、前記第1の実施例中のVCAPCNT1(図7では端子31)によって制御され、可変制御容量7として正の容量と高抵抗の2つの状態を実現する。スイッチ35と電流源36の直列回路が、スイッチ34と並列する形で接続する。電流源36は、スイッチ34がOFF状態の場合に、予め容量33を所定の電位差となるようにプリチャージする電流源であり、スイッチ35はプリチャージ動作を機能させる場合にON状態に、容量33がゲート配線21とソース配線22に対して正の容量として見えている場合にはOFF状態として、電流源36を分離する機能を持つ。スイッチ35のON/OFFは端子32によって制御する。
本発明の第3の実施例として、可変制御容量の具体構成を図8を用いて説明する。
可変制御容量は交流電流の経路に2端子を有し、ゲート配線21とソース配線22とに接続する。容量値は固定容量値(Cpos)の容量33により決まり、直列にMOSスイッチ37を接続する。MOSスイッチ37がONの場合には、ゲート配線21とソース配線22の間にCposの容量が発生し、OFFの場合には高抵抗が直列に発生し容量として機能しない。MOSスイッチ37のON/OFFは、前記第1の実施例中のVCAPCNT1(図8では端子31)によって制御され、可変制御容量7として正の容量と高抵抗の2つの状態を実現する。MOSスイッチ38と抵抗39の直列回路が、MOSスイッチ37と並列する形で接続する。抵抗39は、MOSスイッチ37がOFF状態の場合に、予め容量33を所定の電位差となるようにプリチャージする電流値の設定に用い、MOSスイッチ38はプリチャージ動作を機能させる場合にON状態に、容量33がゲート配線21とソース配線22に対して正の容量として見えている場合にはOFF状態にして、抵抗39を分離する機能を持つ。MOSスイッチ38のON/OFFは端子32によって制御する。
本発明の第4の実施例として、負性容量を示す可変制御容量の具体構成を図9を用いて説明する。
可変制御容量は交流電流の経路に2端子を有し、ゲート配線21とソース配線22とに接続する。容量値は固定容量値(Cneg)の容量43により決まり、負性の容量特性を実現するために図9の回路構成では、交流電流はゲート配線21を経て、バイポーラトランジスタ45のコレクタからエミッタ、容量43、バイポーラトランジスタ44のエミッタからコレクタを経由して、ソース配線22へと流れる。バイポーラトランジスタ44のエミッタと同45のエミッタ間の印加電圧に対し、通常の容量とは逆に交流電流を流す回路構成にしたために負性の容量として動作する。ゲート配線21とバイポーラトランジスタ44のベース間を接続する電圧シフタ48と、ソース配線22とバイポーラトランジスタ45のベース間を接続する電圧シフタ49は、それぞれバイポーラトランジスタ44および45が十分な電流増幅率で動作するようにバイアス調整を行う。MOSFET46と同47は、前記バイポーラトランジスタ44および45のエミッタ電流バイアスを設定する電流源トランジスタである。端子41と端子42の電位差によって、負性の容量として動作する状態と、高インピーダンスとして容量としては無効に動作する状態との2つの状態を切り替える。
本発明の第5の実施例として、上記実施例1〜4のいずれか1つの電力変換装置を3相ブリッジ回路へ応用した一例を図10に示す。同図において、半導体スイッチング素子1と還流ダイオード2の逆並列接続した構成に、ゲート配線3、ゲート抵抗4、ゲート駆動パルス回路5、遅延制御回路6、可変制御容量7および8により片側のアーム回路10を形成し、このアーム10の2直列接続回路を3個並列接続した構成に、ゲート駆動指令を発生する論理部11を合わせて、3相ブリッジ回路12を構成している。そして各アームの直列接続回路の両端に直流母線P、Nが接続され、これら直列接続された各アームの相互接続点に3相の交流母線R、S、Tが接続される。各アーム回路10は独立に遅延制御回路6の設定が可能である。上アーム(10a〜10c)と下アーム(10d〜10f)では、寄生インダクタンスや寄生容量を含めて考えると非対称であるために、上アームと下アームにそれぞれに、可変制御容量7および8によって生じる効果の程度を調整することで、ゲート駆動パルス回路が容易に駆動でき、かつまたゲート駆動ループ回路の安定性を確保した3相ブリッジ回路12を提供することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、半導体スイッチ素子とその駆動回路の形態は、実施例に図示したものに限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、スイッチング素子を、本実施例で用いたMOS−FET(MOS型電界効果トランジスタ)に対して、J−FET(接合型電界効果トランジスタ)のユニポーラデバイス、そしてIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)のようなバイポーラデバイスのいずれのデバイスに置き換え、さらに端子の機能のうち、例えば、ドレインをコレクタ、ソースをエミッタ、ゲートをベースに置き換えた場合であっても、本発明の効果は変わるものではない、また、ダイオード素子に関しても、同様に、PN接合ダイオードやSB(ショットキー接合)ダイオードのいずれを用いても本発明の効果は変わるものではないことは明らかである。
1:スイッチング素子(半導体スイッチング素子)
2:還流用ダイオード
3:ゲート駆動配線(ゲート配線)
4:ゲート抵抗
5:ゲート駆動パルス発生回路(ゲート駆動パルス回路)
6:遅延制御回路
7:可変制御容量(正の容量)
8:可変制御容量(負の容量)
10:アーム回路
11:制御論理部
12:3相ブリッジ回路
13:モータ負荷
14:P端子
15:AC端子
16:N端子
50:ゲート駆動ループ回路

Claims (12)

  1. ゲート駆動パルス発生回路とゲート駆動配線とスイッチング素子と遅延制御回路と可変制御容量とを含んで構成されるゲート駆動ループ回路を具備してなる電力変換装置であって、
    前記可変制御容量は前記スイッチング素子のゲート端子とソース端子との間に接続され、ゲート駆動パルスを発生するための指令信号をタイミングの基準として、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる総容量の値を変化させる
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作におけるターンオン時およびターンオフ時の前記スイッチング素子の主電圧が電源電圧の50%以上となり、かつ、主電流が最大値の50%以上となる期間で、前記可変制御容量が前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる総容量を増加させる構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作におけるターンオン時およびターンオフ時の前記スイッチング素子の主電圧が電源電圧の50%以上となり、かつ、主電流が最大値の50%以上となる期間で、前記可変制御容量が前記ゲート駆動ループ回路の振動抑制の指標である制動係数を増加させる構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記可変制御容量は、前記ゲート駆動配線を流れるゲート駆動電流の正負双方向の最大値が発生するタイミングより前に、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる総容量を所定の値より低い値に設定し、前記ゲート駆動配線を流れるゲート駆動電流の最大値を低減する構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記遅延制御回路は、駆動指令信号のレベル変化のタイミングを検知して、そのタイミングを起点に、前記ゲート駆動パルス発生回路へ与える制御信号の遅延時間と、負値の容量を追加する可変制御容量へ与える制御信号の遅延時間とをそれぞれ個別に設定する構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記遅延制御回路は、駆動指令信号のレベル変化のタイミングを検知して、そのタイミングを起点に、前記ゲート駆動パルス発生回路へ与える制御信号の遅延時間と、正値の容量を追加する可変制御容量へ与える制御信号の遅延時間とをそれぞれ個別に設定する構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記遅延制御回路は、所定の遅延時間を付加してパルスを出力する複数の遅延回路と、所定のパルス幅のパルスを出力する複数のパルス生成回路とを含んで構成される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記可変制御容量は、固定値の容量とスイッチとを互いに直列接続した構成を有し、
    前記スイッチの開閉により、容量に直列に発生するインピーダンスを増減させ、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じるインピーダンスの容量成分の値を増減させる構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記可変制御容量を構成する個々の容量の少なくとも1つは、それに直列接続されるスイッチが閉じる前に、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる電圧と等しい電位差が発生するまで充電される構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記可変制御容量は、
    第1のスイッチを含んで成る回路と、第2のスイッチと第1の電流源とが互いに直列に接続されて成る直列接続回路とが互いに並列に接続されて成る並列接続回路と、
    固定値の容量と
    を備え、
    前記固定値の容量の一方の端子と前記並列接続回路の一方の端子とが互いに接続され、
    前記固定値の容量の他方の端子を前記可変制御容量の第1の端子とし、
    前記並列接続回路の他方の端子を前記可変制御容量の第2の端子として
    構成される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記可変制御容量は、二つ以上のトランジスタと固定値の容量とを用いて交流電流の方向を反転可能に構成された電流反転回路を有し、
    容量とは逆位相の電流を出力することで負性の等価容量を発生させる構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  12. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電力変換装置において、
    前記スイッチング素子のスイッチング損失を、少なくともゲート抵抗と前記スイッチング素子の帰還容量とによって制御し、
    前記スイッチング素子の前記ゲート端子を駆動する前記ゲート駆動ループ回路の共振現象に対する安定性を、前記スイッチング素子の前記ゲート端子と前記ソース端子との間に生じる容量値によって制御して、
    前記スイッチング損失と前記ゲート駆動ループ回路に係る前記安定性とを互いに独立に決定する構成を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
JP2016129543A 2016-06-30 2016-06-30 電力変換装置 Active JP6650356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016129543A JP6650356B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016129543A JP6650356B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018007373A true JP2018007373A (ja) 2018-01-11
JP6650356B2 JP6650356B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=60948057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016129543A Active JP6650356B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6650356B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021101696A1 (de) 2020-03-11 2021-09-16 Hitachi Power Semiconductor Device, Ltd. Halbleitereinrichtungssignalübertragungsschaltung zur antriebssteuerung, verfahren zum steuern einer solchen schaltung, halbleitereinrichtung, leistungsumwandlungseinrichtung und elektrisches system für schienenfahrzeug
DE112020006970T5 (de) 2020-03-24 2023-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Halbleiteransteuerungsvorrichtung, halbleitervorrichtung undleistungsumwandlungsvorrichtung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004014547A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Toshiba Corp 半導体装置及び容量調節回路
JP2006324794A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Toyota Motor Corp 電圧駆動型半導体素子の駆動装置
JP2006340579A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004014547A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Toshiba Corp 半導体装置及び容量調節回路
JP2006324794A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Toyota Motor Corp 電圧駆動型半導体素子の駆動装置
JP2006340579A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021101696A1 (de) 2020-03-11 2021-09-16 Hitachi Power Semiconductor Device, Ltd. Halbleitereinrichtungssignalübertragungsschaltung zur antriebssteuerung, verfahren zum steuern einer solchen schaltung, halbleitereinrichtung, leistungsumwandlungseinrichtung und elektrisches system für schienenfahrzeug
US11539361B2 (en) 2020-03-11 2022-12-27 Hitachi Power Semiconductor Device, Ltd. Semiconductor device signal transmission circuit for drive-control, method of controlling semiconductor device signal transmission circuit for drive-control, semiconductor device, power conversion device, and electric system for railway vehicle
DE112020006970T5 (de) 2020-03-24 2023-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Halbleiteransteuerungsvorrichtung, halbleitervorrichtung undleistungsumwandlungsvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP6650356B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Jones et al. Review of commercial GaN power devices and GaN-based converter design challenges
JP5783997B2 (ja) 電力用半導体装置
US10587257B2 (en) Commutation cell and compensation circuit therefor
US6459324B1 (en) Gate drive circuit with feedback-controlled active resistance
US9543928B2 (en) Gate driving circuit and method for driving semiconductor device
US10326441B2 (en) Active gate-source capacitance clamp for normally-off HEMT
JP5925364B2 (ja) 電力用半導体装置
JP2010252568A (ja) 半導体素子の駆動回路
WO2008041685A1 (fr) Circuit de commande de grille
CN108736703B (zh) 最小化宽带隙半导体器件中的振铃
JP2011019390A (ja) パワートランジスタを制御する装置
JP2014147237A (ja) 半導体装置のゲート駆動回路およびそれを用いた電力変換装置
CN211377999U (zh) 高可靠的GaN功率管快速门极驱动电路
JP5254386B2 (ja) ゲート駆動回路、およびパワー半導体モジュール
JP6650356B2 (ja) 電力変換装置
Buerger et al. The New XHP2 Module Using 3.3 kV CoolSiC MOSFET and. XT Technology
JP5832845B2 (ja) 半導体モジュール及び電力変換モジュール
Vrtovec et al. SiC MOSFETs in automotive motor drive applications and integrated driver circuit
JP2014090316A (ja) ゲート駆動回路
JP5563050B2 (ja) ゲート駆動回路、およびパワー半導体モジュール
JP2020202552A (ja) ハイブリッド駆動回路
JP2020048361A (ja) 電力変換装置
Sobczynski Active gate drivers
WO2022230337A1 (ja) 半導体スイッチング素子の駆動装置およびその駆動方法、電力変換装置
US11108388B1 (en) Silicon carbide power device, driving circuit and control method

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6650356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150