JP2018001854A - 収納ボックス - Google Patents

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健太 武田
kenta Takeda
健太 武田
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Abstract

【課題】収納凹部の深さを大きくして収納容量を確保しつつ、側壁を薄くすることができる形状を備える収納ボックスを提供する。【解決手段】底板2と、対向する少なくとも一対の側壁3とで構成される収納凹部4を備え、車両内に設けられる収納ボックス1である。各側壁3は、底板2の外縁部に一体に形成される内壁部3Aと、内壁部3Aの上端に一体に形成され、内壁部3Aの外側を覆う外壁部3Bとを備える。この収納ボックス1は、一方の内壁部3Aと底板2とに一体に形成される一側段部41と、他方の内壁部3Aと底板2とに一体に形成され、一側段部41と同一高さを有する他側段部42とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、底板と側壁とで構成される収納凹部を備える収納ボックスに関する。
運転席と助手席の間が狭い小型車両では、携帯電話やティッシュボックスなどの物品を収納する収納ボックスの収納凹部の幅に制限がある。例えば、特許文献1には、ティッシュボックスをティッシュの取り出し口を車幅方向に向けた状態で収納する収納ボックスが開示されている。
特開2011−84149号公報
収納凹部の幅を大きくするには、収納凹部を構成する側壁を薄くする必要がある。収納凹部を構成する側壁は、通常、意匠性を備える外壁部と、収納凹部の内側面を構成する内壁部とで構成される。しかし、内壁部と外壁部とを薄くしたり、内壁部と外壁部との間隔を小さくしたりして側壁を薄くすれば、側壁の強度が不足するといった問題や、収納ボックスを製造する金型から側壁を抜き難くなるといった問題がある。このような問題は、収納凹部の幅を大きくすることに加えて、収納凹部の深さを大きくすると、より顕著となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、収納凹部の深さを大きくして収納容量を確保しつつ、側壁を薄くすることができる形状を備える収納ボックスを提供することにある。
本発明の一態様に係る収納ボックスは、車両内に設けられる収納ボックスであって、底板と、対向する少なくとも一対の側壁とで構成される収納凹部を備え、前記各側壁は、前記底板の外縁部に一体に形成される内壁部と、前記内壁部の上端に一体に形成され、前記内壁部の外側を覆う外壁部とを備える。この収納ボックスはさらに、一方の前記内壁部と前記底板とに一体に形成される一側段部と、他方の前記内壁部と前記底板とに一体に形成され、前記一側段部と同一高さを有する他側段部とを備える。
上記構成によれば、内壁部と外壁部との間隔を小さくすることで側壁を従来よりも薄くすることができ、収納凹部の幅を従来よりも大きくすることができる。側壁の内壁部と底板とに一体に形成される一側段部と他側段部が各側壁を補強し、側壁の強度を向上させるからである。また、内壁部の一部に段部があることで金型から側壁を抜き易くなるため、内壁部と外壁部の間隔を小さくしても収納凹部を深くすることができる。
上記構成によれば、段部の上端面よりも上側の部分と下側の部分とで別々の物品を収納凹部に収納できる。例えば、段部の上にティッシュボックスを乗せ、ティッシュボックスの下側に携帯電話などを収納することができる。ここで、側壁を薄くして収納凹部の幅を大きくすれば、ティッシュボックスの取り出し口を上方に向けた状態でティッシュボックスを収納凹部に収納することができる。
上記収納ボックスは、生産性良く製造することができる。収納ボックス全体が一体に形成されているため、1回の樹脂成形で収納ボックスを製造することができるからである。また、一体に形成された収納ボックスは、その組立作業が不要で、分解などの心配がないため扱い易く、車室内に取り付け易い。
車室内をバックシート側から見た概略図である。 実施形態に係る収納ボックスの概略斜視図である。 実施形態に係る収納ボックスの概略上面図である。 実施形態に係る収納ボックスとその周辺の縦断面図である。 図3のV−V断面図である。 図3のVI−VI断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る車両内部構造を具体的に説明する。なお、本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
≪全体構成≫
実施形態1では、図1に示すように、車幅方向の位置が運転席6と助手席7との間の位置で、車長方向の位置がインストルメントパネル8の下側の位置に設けた収納ボックス1を説明する。収納ボックス1は、フロアパネル上に固定される。以下、収納ボックス1の構成を詳細に説明する。以降の説明で参照する図面では、四角で囲った『FR』を付した矢印で車両前方を示す。
収納ボックス1は、図2,図3に示すように、底板2と側壁3とで構成される収納凹部4を備える。この収納ボックス1はさらに、後述する一側段部41と他側段部42とを備えている。これら底板2と側壁3と段部41,42とは、繋ぎ目無く一体に形成されている。このような収納ボックス1は、金型を用いた樹脂成形によって製造することができる。
≪底板≫
底板2は、その車両前方側に、他の部分よりも高くなった前方段部20を備える。前方段部20は、図4に示すようにインストルメントパネル8の鉛直下方の位置に配置されている。
また底板2は、その車長方向中間よりもやや前方側および車長方向後方側に、収納ボックス1を車両のフロアパネルに固定するための固定部21を備える。本例の固定部21は、ネジ止めのための台座であって、図4の縦断面図に示すように車両前方側の固定部21は、車両前方側に向って斜めになっている。これは、収納ボックス1の上方にインストルメントパネル8があっても、固定部21にネジを止め易くするためである。
≪側壁≫
側壁3は、底板2の外縁部のうち、車両前方側以外の三方を覆うように形成されている。三つの側壁3は繋ぎ目無く一体に形成されている。図示する例とは異なり、側壁3が、底板2の外縁部の四方を覆うように形成することもできる。各側壁3は、底板2の外縁部に一体に形成される内壁部3Aと、内壁部3Aの上端に一体に形成される外壁部3Bとを備える。外壁部3Bは、内壁部3Aの外側を覆っており、従って図5に示すように側壁3の横断面は、略逆U字状になっている。
図5,図6の横断面図に示すように、収納ボックス1は、フロアパネル9のカーペット90上に配置されるため、その幅には制約がある。従って、収納凹部4の幅を大きくするには、図5に示す側壁3を構成する内壁部3Aと外壁部3Bとを薄くしたり、両壁部3A,3Bの間隔を小さくする必要がある。
壁部3A,3Bの厚さは、1.5mm以上3.0mm以下とすることが好ましく、1.8mm以上2.5mm以下がより好ましい(本例では2mm)。なお、底板2の厚さも、壁部3A,3Bと同程度の厚さとすることが好ましい。
一方、壁部3A,3Bの間隔は、10mm以上15mm以下とすることが好ましい。間隔を12mm以上とすることで、この間隔を形成する金型の一部が薄くなり過ぎることを抑制できる。
内壁部3Aの高さは、35mm以上45mm以下とすることが好ましい。内壁部3Aの高さは即ち、収納凹部4の深さに等しく、当該高さを40mm以上とすることで、例えば収納凹部4にティッシュボックスを乗せたときに、運転時の振動などによってティッシュボックスが収納凹部4から飛び出すことを抑制できる。
ここで、底板2と同一高さにおける壁部3A,3Bの間隔をL1と、底板2から側壁3の最奥部(内壁部3Aと外壁部3Bとの境界)までの長さをL2としたとき、L1/L2≦1/3であると、側壁3の最奥部から金型を抜くことが非常に難しくなる。しかし、本例ではL1/L2=3/10となっている。L1,L2をこのような比率とできるのは、後述するように、収納凹部4の内部に一側段部41と他側段部42が形成されているからである。
≪一側段部および他側段部≫
図2,図3に示すように、一側段部41,41は、車両の左方側に配置される内壁部3Aと底板2とに繋ぎ目無く一体に形成され、他側段部42,42は、車両の右方側に配置される内壁部3Aと底板2とに繋ぎ目無く一体に形成されている。これら4つの段部41,42の配置は、その上に何を乗せるかによって適宜選択することができる。本例では、図6に示すように段部41,42の上方にティッシュボックス5Tを保持できるようにするために、図2,図3に示すように4つの段部41,42の配置が決定されている。段部41,41同士(段部42,42同士)の車長方向の配置間隔は、図4のインストルメントパネル8と側壁3との間でティッシュボックス5Tが車長方向にずれても、ティッシュボックス5Tが段部41,42から落ちないように設定されている。
段部41,42の高さは、底板2の前方段部20と同じ高さとなっており、その高さは段部41,42の上端よりも下の空間に何を収納するかによって適宜選択することができる。例えば、段部41,42の高さは、15mm以上25mm以下、例えば20mmとすることが好ましい。
ここで、一側段部41(他側段部42)の数は、特に限定されない。例えば、一側段部41(他側段部42)は、一つでも良いし、3つ以上であっても構わない。一側段部41(他側段部42)を一つとする場合、段部41,42上の物品の安定性を考慮し、段部41,42の上端面の幅(車長方向の長さ)を長くすることが好ましい。
上記一側段部41と他側段部42は、図6の横断面図に示すように、内壁部3Aの下方側の部分を収納凹部4の中央側に張り出させたような形状となっている。そのため、一側段部41(他側段部42)と外壁部3Bとの間隔が十分に大きく、また一側段部41(他側段部4R)よりも上方における内壁部3Aと外壁部3Bとの間隔が小さくなっている部分が短い。具体的には、一側段部41(他側段部42)の上端面と同一高さにおける壁部3A,3Bの間隔をL3と、上端面から側壁3の最奥部までの長さをL4としたとき、L3/L4=1/2>1/3となっている。L3/L4>1/3となっていれば、側壁3の最奥部から金型を抜くときに、側壁3に割れなどが生じ難くなる。このように、壁部3の少なくとも一部において側壁3の最奥部から金型が抜け易くなっていれば、その影響で図5に示すようなL1/L2≦1/3となっている部分でも側壁3の最奥部から金型が抜け易くなる。
≪使用態様≫
以上説明した収納ボックス1は、図4に示すように、段部41,42の上にティッシュボックス5T(二点鎖線参照)を乗せることができる。本例の収納ボックス1では、図5,図6に示すように両壁部3A,3Bの間隔が短くなっている、即ち側壁3が薄く形成されているため、収納凹部4の幅が大きい。そのため、収納ボックス1の収納凹部4に、取り出し口を上方に向けた状態でティッシュボックス5Tを収納させることができる。また、収納凹部4の深さが十分に深くなっているため、振動によってティッシュボックス5Tが収納ボックス1から飛び出すことを抑制できる。ここで、ティッシュボックス5Tの車両前方への飛び出しは、インストルメントパネル8により抑制される。
ティッシュボックス5Tの下方には、段部41,42の高さ分だけ物品を収納できる下段スペースがある。本例ではこの下段スペースに携帯電話5Cを収納している。携帯電話5Cはティッシュボックス5Tによって外部から見え難くなっているため、携帯電話5Cを車内に置き忘れても、車上荒らしの被害に遭い難い。また、本例の構成では、ティッシュボックス5Tの車両前方側の端部と前方段部20との間に隙間があるため(図4)、インストルメントパネル8から伸ばした電源コード(図示せず)を当該隙間から下段スペースに入れ、携帯電話5Cに繋ぐことができる。電源コードは車両前方側に取り回され、ティッシュボックス5Tで隠されるため、目立たない。
ここで、本実施形態の収納ボックス1は、後部座席の位置や荷室内に設けても構わない。その場合、収納ボックス1を設置する向きは特に限定されない。例えば、収納ボックス1の長尺方向が、車両の左右方向に向いていても構わない。
1 収納ボックス
2 底板 20 前方段部 21 固定部
3 側壁 3A 内壁部 3B 外壁部
4 収納凹部
41 一側段部 42 他側段部
5T ティッシュボックス 5C 携帯電話
6 運転席
7 助手席
8 インストルメントパネル
9 フロアパネル 90 カーペット

Claims (1)

  1. 車両内に設けられる収納ボックスであって、
    底板と、対向する少なくとも一対の側壁とで構成される収納凹部を備え、
    前記各側壁は、前記底板の外縁部に一体に形成される内壁部と、前記内壁部の上端に一体に形成され、前記内壁部の外側を覆う外壁部とを備え、
    さらに、一方の前記内壁部と前記底板とに一体に形成される一側段部と、他方の前記内壁部と前記底板とに一体に形成され、前記一側段部と同一高さを有する他側段部とを備える収納ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021146784A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 本田技研工業株式会社 車両用収納構造
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