JP2017530022A - 旋削用工具の切削インサート及び旋削用工具 - Google Patents

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Abstract

本明細書では、旋削用工具の切削インサート(2)が開示される。インサート本体(4)のすくい面(16)は、第1の切削刃(12)に沿って延在するプライマリーランドを備える。プライマリーランドは、線形刃部分(26)に隣接する第1のプライマリーランド部分(32)、及び角刃部分(24)の中央部分(36)に隣接する第2のプライマリーランド部分(34)を備える。第1のプライマリーランド部分(32)は、第2のプライマリーランド部分(34)とは異なる。遷移プライマリーランド部分(38)が、第1のプライマリーランド部分(32)と第2のプライマリーランド部分(34)に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分(32)と第2のプライマリーランド部分(34)との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分(38)は、角刃部分(24)の外側部分(40)にのみ隣接するように配置されている。更に、旋削用工具の切削インサート(2)を備えた旋削用工具が開示される。【選択図】図2

Description

本発明は、旋削用工具の切削インサートに関する。本発明の更なる一態様は、旋削用工具の切削インサートを備えた旋削用工具に関する。
旋削用工具内に保持された切削インサートは、旋盤上の加工対象物の旋削に使用される。異なる種類の加工対象物内の材料が、異なる種類/量の応力を切削インサートに加える。したがって、切削インサートは、特定の種類の材料又は材料の群を切削するために設計され得る。本発明は、例えば、ステンレススチールなどの固い材料の切削に関し、特に、そのような材料から作られた加工対象物を旋削することに使用される切削インサートに関する。そのような材料を切削することは、関連する切削インサートの係合切削刃に高い歪をもたらす。したがって、切削刃は、他の種類の材料を切削するときよりも、高い摩耗を被るだろう。関連するインサートの切削刃の摩耗は、通常、関連する旋削動作の間の適切な(低い)切削深さ、切削速度、及び供給速度によって制御される。別の1つのアプローチは、そのような材料を切削するのに適したインサート材料から作られ且つ/又はそのような材料を切削するのに適したコーティングを備えた、切削インサートを選択することである。更なる一代替案は、固い材料を切削するために切削インサートの形状を適合させることである。
EP579963は、切削用途の軽い供給及び軽い深さのための、多角形レイダウン(lay down)割り出し可能切削インサートを開示している。可変幅ランド表面(variable width land surface)が、インサートの切削刃から後方へ延在する。可変幅ランド表面は、インサートのフランク(flank)に沿ってよりも、インサートの角部において狭い幅を有する。可変幅ランド表面は、第1の可変下向き角、即ち、すくい角(rake angle)を有し、すくい角は、インサートのサイドフランクに沿ってよりも、インサートの各角部において大きい。角部とフランクとの間での可変ランド表面の遷移は、EP579963の中で説明されていない。
EP2641677は、ステンレススチールの軽切削でのインサートの破壊抵抗性及びチッピング抵抗性を保証する、切削インサートを開示する。切削インサートには、切削インサートのすくい面(rake face)に対向する方向から平面視で見られたときに凸円弧形状を形成する角部セクション、及び少なくとも角部セクションの一端において角部セクションと接触し且つ直線的に延在するリニアセクションを有する、切削刃が設けられている。切削刃には、平面視で見られたときに角部セクションの一部分に沿った第1の領域、リニアセクションの一部分に沿った第2の領域、及び第1の領域と第2の領域との間の第3の領域が設けられている。第3の領域は、リニアセクションの一部分に沿って且つ角部セクションの一部分に沿って延在する。第3の領域における切削刃のすくい角は、第1の領域と第2の領域における切削刃のすくい角よりも大きく作られている。したがって、切削境界におけるバリの発生を抑えることによって、異常な摩耗を避けることが可能である。
例えば、上述の文書で開示された菱形又は正方形などの、一般的な旋削用工具の切削インサートは、少なくとも1つの線形刃部分及び隣接する凸状角刃部分に沿って延在する、少なくとも1つの切削刃を有する。EP579962とEP2641677の両方で開示された切削インサートは、軽切削の用途、即ち、切削刃の角刃部分による加工対象物からのチップカット(chip cut)の一部分が、全体のチップのほとんどの部分を形成する切削用途に対して設計されている。角刃部分から延在するカットの深さを有する加工対象物からのより大きなチップカットに反して、線形刃部分への長い距離は、例えば、角刃部分の部分(radius)の3倍までの線形刃部分への距離である。そのような大きなチップでは、角刃部分によって形成される部分が、全体のチップのわずかな部分のみを形成する。そのような大きなチップの断面積は、角刃部分によってカットされた部分においてよりも、線形刃部分よってカットされた部分における方が、はるかに大きい。したがって、線形刃部分は、角刃部分よりも大きな力を被る。更に、全体のチップのわずかな部分を形成する角刃部分によって形成されたチップの部分にも関わらず、角刃部分によって形成されたチップの部分は、線形刃部分が研磨力に晒されるやり方で、チップの形状及び形成方向に影響を与える。
これらが、線形刃部分における切削刃が、通常、角刃部分におけるよりも強くなるように設計される2つの理由である。それは、例えば、角刃部分におけるよりも線形刃部分において小さいすくい角を伴い、及び/又は角刃部分に隣接するよりも線形刃部分に隣接して広いプライマリーランドを伴う。既知の切削インサートでは、切削刃に隣接するプライマリーランドが、角刃部分に最も近い線形刃部分の部分に沿って配置されたプライマリーランドの遷移部分を有する。その遷移部分では、プライマリーランドが、角刃部分に沿ったデザインから線形刃部分の残りの部分に沿った異なるデザインへ変化する。
既知の切削インサートの線形刃部分のより強い設計にも関わらず、角刃部分に最も近い線形刃部分は、しばしば、線形刃部分の残りの係合部分と角刃部分よりも、切削の間、特に、ステンレススチールなどの固い材料の切削の間に、より大きな程度まで摩耗する。
本発明の目的は、線形刃部分と角刃部分を備えた切削刃に沿って、より均一な摩耗抵抗性を有する、旋削用工具の切削インサートを提供することである。
本発明の一態様によれば、その目的は、少なくとも1つの第1の切削刃であって、インサート本体のリリーフ面とすくい面との間の交差部分に沿って延在する、第1の切削刃を備えた、インサート本体を備えた、旋削用工具の切削インサートによって達成される。第1の切削刃は、凸状角刃部分と直線的な線形刃部分を備え、角刃部分は線形刃部分に隣接する。すくい面は、第1の切削刃に沿って延在するプライマリーランドを備える。プライマリーランドは、線形刃部分に隣接する第1のプライマリーランド部分、及び角刃部分の中央部分に隣接する第2のプライマリーランドを備える。第1のプライマリーランド部分は、第2のプライマリーランド部分とは異なる。プライマリーランドは、第1のプライマリーランド部分と第2のプライマリーランド部分に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分と第2のプライマリーランド部分との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分を更に備える。遷移プライマリーランド部分は、角刃部分の外側部分にのみ隣接するように配置され、外側部分は、角刃部分の中央部分に隣接する。
遷移プライマリーランド部分は、角刃部分の外側部分にのみ隣接するように配置され、したがって、第1のプライマリーランド部分と第2のプライマリーランド部分との間の遷移は、角刃部分に沿って且つ線形刃部分に沿わないで提供されるので、線形刃部分の摩耗抵抗性は、全体の線形刃部分に沿って延在する第1のプライマリーランド部分によって改善される。その結果として、上述の目的が達成される。EP579962及びEP2641677の既知の切削インサートと比較して、改善された摩耗抵抗性が達成される。
角刃部分の一部分に沿ってプライマリーランドの遷移部分を配置することが、角刃部分に最も近い線形刃部分の摩耗の発生を低減させることが、本発明者によって発見された。驚いたことに、0.4mm及び0.8mmのより小さい標準ISO切削インサートのノーズ半径を伴ってさえ、プライマリーランドの遷移部分を角刃部分の一部分に沿って利用可能な空間内に配置できることが、本発明者によって発見された。
EP2641677で開示されたように、角部分と直線的な部分との間に切削刃の分離された第3の部分を形成することに代わりに、切削刃の角部分内にプライマリーランドの遷移部分を形成することが、解決策を提供することが、本発明者によって発見された。それは、浅い深さの切削に対してのみならず、より深い深さの切削に対しても適切であり、角刃部分に最も近い線形刃部分内の切削刃の増加された摩耗という傾向を避ける。
プライマリーランドは、切削刃に最も近いすくい面の領域である。すくい面は、例えば、チップブレーカを形成する持ち上げられた部分及び突起部分を含み得る、更なる領域を備える。プライマリーランドは、切削刃に沿って延在する。プライマリーランドは、幅を有し、例えば、傾斜又は段差における変更などの、不連続性によって切削刃から更に離れて配置されるすくい面の部分から区別され得る。プライマリーランドは、代替的に、すくい面の連続的な部分であり得る。
プライマリーランドは、切削刃においてすくい角を形成する。プライマリーランドの幅及び/又はプライマリーランドのすくい角は、切削刃に沿って変動/変化する。本発明による1つの切削インサートでは、第1のプライマリーランド部分と第2のプライマリーランド部分の各々が、一貫した幅及びすく角を有する。第1及び第2のプライマリーランド部分の幅は、第1の切削刃と垂直に延在する。
第1のプライマリーランド部分の幅から第2のプライマリーランド部分の幅へ、幅の遷移が生じ、及び/又は第1のプライマリーランド部分のすくい角から第2のプライマリーランド部分のすくい角へ、すくい角の遷移が生じるのは、遷移プライマリーランド部分においてである。すなわち、遷移プライマリーランド部分の文脈において「遷移を形成する」とは、遷移プライマリーランド部分の形状及び/又は方向及び/又は形態が、遷移プライマリーランド部分が第1のプライマリーランド部分に隣接する、第1のプライマリーランド部分のものと実質的に類似する形状及び/又は方向及び/又は形態から、遷移プライマリーランド部分が第2のプライマリーランド部分に隣接する、第2のプライマリーランド部分のものと実質的に類似する形状及び/又は方向及び/又は形態へ、その長さに沿って変化することを意味する。
直線的な線形刃部分は、少なくとも切削インサートの上面図で見ると直線的であり線形である。
本明細書で説明されるすくい角は、正規のすくい角、即ち、すくい面のうちの1つの正中面に平行な平面と関連するプライマリーランド部分との間で計測されたすくい角である。正中面は、インサート本体を2つの半分へ横に切断する、切削インサートの上面と底面との間の中間にある平面として定義され得る。プライマリーランドを含むすくい面は、上面と下面の一方又は両方に設けられる。切削インサートが使用されるときの実際のすくい角は、関連する旋削用工具及びそれが如何にして関連する旋盤に取り付けられるかに応じる。
凸状である角刃部分は、角刃部分の二等分線の周りで実質的に対称であり得る。したがって、角刃部分の中央部分は、二等分線、即ち、角刃部分の中間と交差する刃部分である。
切削インサートは、割り出し可能であり、かつ両面性である。即ち、切削インサートは、旋盤内の加工対象物と係合するインサート座から延在する、関連する切削刃のうちの1つを有する、旋削用工具のインサート座を形成する凹部内の種々の位置に配置され得る。切削インサートは、旋削用工具のインサート座を形成する凹部内に保持されるように適合され得る。
切削インサートは、例えば、超硬合金、セラミック、立方晶窒化ホウ素、多結晶ダイヤモンド、及びサーメットのうちの1以上を含む材料から製造され得る。切削インサートは、例えば、窒化チタン、炭窒化チタン、及び/又は酸化アルミニウムなどの、表面コーティングでコーティングされ得る。
切削インサートは、ステンレススチールなどの固い材料を切削するように適合され得る。
切削インサートは、角刃部分から延在するカットの深さに対して構成されており、線形刃部分への長い距離は、例えば、角刃部分の部分(radius)の3倍まで又はそれ以上の線形刃部分への距離である。
実施形態によれば、第1のプライマリーランド部分は、すくい面の第1の距離にわたり延在し、第1の距離は、線形刃部分と垂直に延在し、且つ、第2のプライマリーランド部分は、すくい面の第2の距離にわたり延在し、第2の距離は、角刃部分の接線と垂直に延在し得る。
第1の距離は、第2の距離よりも長くなり得る。このやり方で、強い切削刃が、切削刃の線形刃部分に沿って設けられ得る。切削刃が負の形状(negative shape)を有する実施形態では、第1の距離が、線形刃部分と垂直に延在し、第2の距離が角刃部分の接線と垂直に延在し、第1及び第2の距離が、インサート本体のリリーフ面と垂直に延在することを意味する。第1の距離と第2の距離は、それぞれ、第1及び第2のプライマリーランド部分の幅に相当する。
実施形態によれば、第1の距離は、第2の距離よりも50〜500%だけ長くなり得る。このやり方で、強い切削刃が、切削刃の線形刃部分に沿って設けられ得る。
実施形態によれば、第2のプライマリーランド部分は、第1のプライマリーランド部分よりも大きいすくい角を有し得る。言い換えると、第2のプライマリーランド部分は、第1のプライマリーランド部分よりも小さいくさび角を有し得る。このやり方では、強い切削刃が線形刃部分に沿って設けられ得る一方で、角刃部分の中央部分において鋭い切削刃が設けられ得る。
実施形態によれば、遷移プライマリーランド部分は、第1のプライマリーランド部分から第2のプライマリーランド部分へ漸進的な遷移を提供し得る。このやり方では、遷移プライマリーランド部分に沿って、強い切削刃が設けられ得る。遷移プライマリーランド部分の文脈において「漸進的な遷移」とは、形状及び/又は方向及び/又は形態が、漸進的に、遷移プライマリーランド部分が第1のプライマリーランド部分に隣接する、第1のプライマリーランド部分のものと実質的に類似する形状及び/又は方向及び/又は形態から、遷移プライマリーランド部分が第2のプライマリーランド部分に隣接する、第2のプライマリーランド部分のものと実質的に類似する形状及び/又は方向及び/又は形態へ、その長さに沿って変化することを意味する。したがって、遷移は、漸進的且つ連続的に生じる。
実施形態によれば、遷移プライマリーランド部分内の切削刃から垂直に計測されるプライマリーランドの幅は、第1の距離から第2の距離へ漸進的に減少し得る。遷移プライマリーランドの幅は、角刃部分の接線と垂直に延在する。
実施形態によれば、遷移プライマリーランド部分内のすくい角は、第1のプライマリーランド部分内のすくい角から、第2のプライマリーランド部分内のより大きなすくい角へ漸進的に増加し得る。
実施形態によれば、第1の切削刃は、線形刃部分とは反対側に、角刃部分に隣接する直線的な更に線形刃部分を備え得る。第1の切削刃は、角刃部分の二等分線の周りで対称であり得る。このやり方では、対称な第1の切削刃が、菱形又は正方形のISO切削インサートなどの中に設けられ得る。これは、直線的な更に線形刃部分が、二等分線の周りで線形刃部分に対して対称であることを意味し得る。
実施形態によれば、80度の角度が、線形刃部分と直線的な更なる線形刃部分との間で形成され得る。このやり方では、80度の角部の角度を有する菱形のISO切削インサートが、設けられ得る。
実施形態によれば、インサート本体は、4つの切削刃を備え、各切削刃は、第1の切削刃と実質的に同様である。それによって、旋削用工具の切削インサートは、旋削用工具内で4回割り出し可能である。インサート本体は、5以上の切削刃を備え得る。両側性の菱形形状インサート本体には、8つの切削刃が設けられ得る。つまり、上面及び底面の各角部内に切削刃が存在する。
実施形態によれば、第2のプライマリーランド部分は、一定の幅及び一定のすくい角を有し得る。第2のプライマリーランド部分の幅は、角刃部分の接線と垂直に延在する。
実施形態によれば、第1のプライマリーランド部分のすくい角はゼロ未満であり、第2のプライマリーランド部分のすくい角はゼロより大きい。このやり方では、強い切削刃が線形刃部分に沿って設けられ得る一方で、角刃部分の中央部分において鋭い切削刃が設けられ得る。
実施形態によれば、第1のプライマリーランド部分、第2のプライマリーランド部分、及び遷移プライマリーランド部分が、粉末プレス(powder pressing)によって形成される。言い換えると、第1、第2、及び遷移プライマリーランド部分は、プレスダイ内の対応する形状によって形成される。その中には、粉末、例えば、主としてタングステンカーバイド及びコバルトを含む粉末が充填される。プレスの後で、ブランクが高温で焼結され、均一又は実質的に均一な収縮が生じる。そのようなやり方では、旋削用工具の旋削インサートの製造がより安価であり得る。
本発明の更なる一態様によれば、工具本体の遠位端部分に向かって工具本体の取り付け部分から一方向へ延在する長手方向軸を有する工具本体を備えた旋削用工具が提供される。工具本体には、遠位端部分において切削インサートを受け入れるための凹部が設けられている。凹部内に配置された切削インサートが、その第1の切削刃の係合角刃部分を、長手方向軸の側方へ向けるように、凹部が形作られている。本明細書で説明される任意の態様及び/又は実施形態による、旋削用工具の切削インサートが、凹部内に配置される。
実施形態によれば、第1の切削刃の係合角刃部分の二等分線は、工具本体の長手方向軸に対して43〜47度の範囲内の角度において側方へ延在し得る。
本発明の更なる特徴及び利点は、付随する特許請求の範囲及び以下の詳細説明を検討する際に明確になるだろう。
本発明の特定の特徴及び利点を含む本発明の様々な態様は、以下の詳細説明及び添付図面に記載される実施例から、容易に理解されるだろう。
実施形態による、旋削用工具の切削インサートを示す。 実施形態による、旋削用工具の切削インサートの第1の切削刃の部分上面図を示す。 実施形態による、旋削用工具の切削インサートの第1の切削刃の部分斜視図を示す。 実施形態による、旋削用工具の切削インサートの第1の切削刃の部分上面図を示す。 実施形態による、旋削用工具を示す。
本発明の態様が、以下で一層詳細に説明される。類似の番号は、全体を通じて類似の要素を表す。簡潔性及び/又は明確性のために、既に良く知られた機能及び構造は必ずしも詳細に説明されない。
図1は、実施形態による、旋削用工具の切削インサート2を示す。切削インサート2は、インサート本体4を備える。インサート本体4は、上面6、反対側の底面8、上面6と底面8との間で延在する側面10によって境界を定められている。切削インサート2には、インサート本体4を通って延在する中央孔9が設けられている。上面6及び底面8は、概して、平坦であり、互いに実質的に平行であり、持ち上げられた部分及び突起部分が設けられている。切削インサート2は、割り出し可能であり、上面6又は底面8は、切削インサート2が旋削用工具に取り付けられたときに上向きに面し得る。
インサート本体4は、リリーフ面14とすくい面16との間の交差部分に沿って延在する、少なくとも1つの第1の切削刃12を備える。リリーフ面14は、インサート本体4の側面10に設けられ、それに対応するすくい面16は、上面6に設けられる。
切削インサート本体は、概して、菱形形状を有する。正中面が、インサート本体を2つの半分、即ち、上の半分と底の半分とを横に切断する、上面6と底面8との間の中間にある平面として定義され得る。すくい面16は、上面と底面の一方又は両方に設けられている。
これらの実施形態の切削インサート2は、4つの実質的に同一な切削刃を備える。第1の切削刃12に加えて、第1の切削刃12の反対側にある上面6に第2の切削刃18、底面8に第3及び第4の切削刃20、22が存在する。したがって、切削インサート2は、旋削用工具内で4回割り出し可能である。
第1の切削刃12は、凸状角刃部分24と直線的な線形刃部分26を備える。直線的な線形刃部分26は、少なくとも切削インサートの上面図で見られたときに、すなわち、中央孔9の中心軸46に沿って見られたときに、直線的であり線形である。角刃部分24は、線形刃部分26に隣接する。直線的な更なる線形刃部分30が、線形刃部分26の反対側で、角刃部分24に隣接する。第1の切削刃12は、角刃部分24の二等分線28の周りで対称であり、その対称には、線形刃部分26と直線的な更なる線形刃部分30が含まれる。
菱形形状のインサート本体4の中間角部分25、及びそれに対応する角部分も、切削刃の部分を形成し得る。すなわち、関連する旋削用工具に応じて、角刃部分24が加工対象物に係合し、又は中間の角部分25が加工対象物に係合する。
以下で図2〜4を参照しながら、第1の切削刃12及び隣接するプライマリーランド部分の様々な実施形態が説明される。説明は、変更すべきところを変更して、中間角部分25を含む切削刃に適用される。
図2は、実施形態による、旋削用工具の切削インサート2の第1の切削刃12の部分上面図を示す。すくい面16は、第1の切削刃12に沿って延在するプライマリーランドを備える。プライマリーランドは、線形刃部分26に隣接する第1のプライマリーランド部分32、及び角刃部分24の中央部分36に隣接する第2のプライマリーランド部分34を備える。中央部分36は、角刃部分24の二等分線28と交差する刃部分である。プライマリーランドは、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分38を更に備える。遷移プライマリーランド部分38は、角刃部分24の外側部分40にのみ隣接するように配置され、外側部分40は、角刃部分24の中央部分36に隣接する。言い換えると、第1の切削刃12の角刃部分24は、中央部分36と外側部分40を備える。第2のプライマリーランド部分34は、中央部分36に沿って延在し、遷移プライマリーランド部分38は、外側部分40に沿って延在する。遷移プライマリーランド部分38は、中央部分36に沿って延在せず、線形刃部分26に沿って延在しない。
第1のプライマリーランド部分32は、第2のプライマリーランド部分34とは異なる。これらの実施形態では、第1のプライマリーランド部分32が、すくい面16の第1の距離42にわたり延在する。第1の距離42は、線形刃部分26と垂直な方向へ延在する。第2のプライマリーランド部分34は、すくい面16の第2の距離44にわたり延在する。第2の距離44は、角刃部分24の接線と垂直な方向へ延在する。第1の距離42は、第2の距離44よりも長い。
第1の距離42は、第2の距離44よりも少なくとも50%だけ長い。これらの実施形態では、第1の距離42が、第2の距離44の約3倍の長さである。遷移プライマリーランド部分38は、第1のプライマリーランド部分32から第2のプライマリーランド部分34へ漸進的な遷移を提供する。遷移プライマリーランド部分38内の第1の切削刃12に対して垂直に計測されるプライマリーランドの幅は、第1の距離42から第2の距離44へ漸進的に減少する。
単に実施例として述べるが、約9〜19mmの長さの線形刃部分26を有する切削インサートにおいて、第1の距離42は、0.1〜0.5mmの範囲内にあり、第2の距離44は、0.05〜0.25mmの範囲内にある。より長い線形刃部分26を有する切削インサートにおいて、第1の距離は1mmまでであり得る。
図3は、実施形態による、旋削用工具の切削インサート2の第1の切削刃12の部分斜視図を示す。再び、すくい面16は、第1の切削刃12に沿って延在するプライマリーランドを備える。プライマリーランドは、線形刃部分26に隣接する第1のプライマリーランド部分32、及び角刃部分24の中央部分36に隣接する第2のプライマリーランド34を備える。プライマリーランドは、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分38を更に備える。遷移プライマリーランド部分38は、角刃部分24の外側部分40にのみ隣接するように配置され、外側部分40は、角刃部分24の中央部分36に隣接する。
再び、第1のプライマリーランド部分32は、第2のプライマリーランド部分34とは異なる。これらの実施形態では、第2のプライマリーランド部分34が、第1のプライマリーランド部分32のすくい角α1よりも大きいすくい角α2を有する。遷移プライマリーランド部分38は、第1のプライマリーランド部分32から第2のプライマリーランド部分34へ漸進的な遷移を提供する。遷移プライマリーランド部分38内のすくい角は、第1のプライマリーランド部分32内のすくい角α1から、第2のプライマリーランド部分34内のより大きなすくい角α2へ漸進的に増加し得る。
単に実施例として述べるが、第1のプライマリーランド部分32内すくい角α1は、−15〜15度の範囲内にあり、それは、第1のプライマリーランド部分32内のくさび角が、105〜75度の範囲内にあり得ることを意味する。くさび角は、インサート本体によって形成される角度、即ち、リリーフ面14とすくい面16のプライマリーランドとの間の角度である。第2のプライマリーランド部分34内すくい角α2は、0〜20度の範囲内にあり、それは、第2のプライマリーランド部分34内のくさび角が、90〜70度の範囲内にあり得ることを意味する。すくい角α1及びα2は、すくい面16の正中面と平行に延在する平面と、それぞれ、第1及び第2のプライマリーランド部分32、34との間で計測された正規のすくい角である。すくい面16の正中面と平行に延在する平面は、中央孔9の中心軸46と垂直に延在する(図1参照)。
図3では、すくい角α1及びα2を示す上側の破線が、すくい面16の正中面と平行に延在する上述の平面内で延在している。したがって、図3で例示されているすくい角α1及びα2は、すくい面16の正中面と平行に延在する平面の下方へ延在する、第1及び第2のプライマリーランド部分32、34との正のすくい角である。すくい角α1の例示的な範囲によって包含される負のすくい角では、第1のプライマリーランド部分が、すくい面16の正中面と平行に延在する平面の上方へ延在し得る。遷移プライマリーランド部分38内のすくい角の文脈における「漸進的に増加」という用語は、第1及び第2のプライマリーランド部分32、34内の正のすくい角に関する。したがって、第1のプライマリーランド部分内のすくい角α1が負の場合には、「漸進的に増加」という用語は、すくい角が正になるまですくい角が減少し、そのポイントから正のすくい角が更に増加し得ると解釈されるべきである。言い換えると、遷移プライマリーランド部分38内のくさび角は、第1のプライマリーランド部分34内のくさび角から、第2のプライマリーランド部分34内のくさび角へ漸進的に減少し得る。
図2及び図3の実施形態では、第1の切削刃12の凸状角刃部分24が、例えば、0.4〜2.4mmの範囲内の標準ISO切削インサートのノーズ半径を有する。角刃部分24は80度の角度にわたり延在する。代替的な実施形態では、角刃部分24が、60〜90度の範囲内の角度にわたり延在し得る。したがって、図1で示された中間角部分25は、90〜120度の範囲内の角度にわたり延在し得る。単に実施例として述べるが、角刃部分24の外側部分40は、10〜25度の範囲内の角度γにわたり延在し得る(図2参照)。ノーズ半径が小さい、例えば、ノーズ半径が0.1〜0.6mmなどであるときに、角刃部分24の外側部分は、より大きい角度γ、例えば、20〜40度にわたり延在し得る。ある実施形態によれば、角刃部分24の中央部分36の角度δは、外側部分40、40’の2つの角度γを合せたものよりも大きくなり得る。
図4は、実施形態による、旋削用工具の切削インサート2の第1の切削刃12の部分上面図を示す。これらの実施形態は、図2の実施形態と非常によく似ている。主要な差異は、これらの実施形態における凸状角刃部分24が、EP759827で説明されたように、複数半径の角刃部分24であるということである。これらの実施形態では、角刃部分24が、3つの異なる半径R1、R2、及びR3を有する。半径の数は、代替的な実施形態において、より少ないか又はより多くてもよい。
再び、プライマリーランドは、線形刃部分26に隣接する第1のプライマリーランド部分32、及び角刃部分24の中央部分36に隣接する第2のプライマリーランド部分34を備える。プライマリーランドは、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分32と第2のプライマリーランド部分34との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分38を更に備える。第1のプライマリーランド部分32は、すくい面16の第1の距離42にわたり延在する。第1の距離42は、線形刃部分26と垂直な方向へ延在する。第2のプライマリーランド部分34は、すくい面16の第2の距離44にわたり延在する。第2の距離44は、角刃部分24の接線と垂直な方向へ延在する。第1の距離42は、第2の距離44よりも長い。
図2〜図4の実施形態では、第1の切削刃12が、各々、図1との関連で説明されたように、直線的な更なる線形刃部分30を備え得る。したがって、プライマリーランドは、第1のプライマリーランド部分32’と第2のプライマリーランド部分34’に隣接し、且つ、第1のプライマリーランド部分32’と第2のプライマリーランド部分34’との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分38’を更に備え得る。
図2〜図4では、例示目的で、遷移プライマリーランド部分38の両端を示す線が示されている。実際には、第1及び第2のプライマリーランド部分32、34の各々との間の遷移は、より不明確であり得る。
図5は、実施形態による、旋削用工具50を示す。旋削用工具50は、工具本体52を備える。工具本体52は、工具本体52の取り付け部分56から工具本体52の遠位端部分58へ向かう方向において延在する長手方向軸54を有する。工具本体52には、遠位端部分58において切削インサート2を受け入れるための凹部60が設けられている。凹部60内に位置決めされた切削インサート2が、その第1の切削刃12の係合角刃部分24を、長手方向軸54の側方へ向けるように、凹部60が形作られている。すなわち、角刃部分24の二等分線28が、長手方向軸54に対して角度βを形成する。角度βは、0〜90度の範囲内にある。ある実施形態によれば、角度βは、長手方向軸54に対して43〜47度の範囲内にあり得る。
凹部60内に配置された切削インサート2は、本明細書で説明された態様及び/又は実施形態による、旋削用工具の切削インサート2である。締め付け機構62は、切削インサート2が、凹部60内にしっかりと保持されることを保証する。示された締め付け機構62に対する一代替案として、切削インサート2には、図1の実施形態との関連で説明された貫通孔9が設けられ、その貫通孔9を通って、工具本体52の中へ螺合されたねじが延在し得る。
この発明は、本明細書に明記された実施形態に限定されると解釈すべきではない。本明細書で開示されている実施形態の種々の特徴は、付随する特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱することなく、本明細書で説明されている実施形態以外の実施形態を創出するために組み合わされ得ることを、当業者は認識するであろう。例えば、角刃部分24は、外側刃部分40と線形刃部分26との間に更なる刃部分を備え得る。したがって、ある実施形態では、第1のプライマリーランド部分32が、角刃部分24の更なる刃部分に沿って延在し得る。本発明は例示的な実施形態を参照して説明されてきたが、当業者にとっては、多数の異なる代替例、修正例等が自明となろう。例えば、遷移プライマリーランド部分38は、プライマリーランドの幅とすくい角の両方の漸進的な遷移を提供し得る。そのため、上記は様々な例示的な実施形態を例示するものであり、本発明は付随する特許請求の範囲によってのみ規定されることを、理解されたい。
本書で使用する場合、「を備える」又は「を含む」という用語は開放型であり、1以上の既述の特徴、要素、ステップ、構成要素又は機能を含むが、1以上の他の特徴、要素、ステップ、構成要素、機能又はそれらの群の存在又は追加を除外する訳ではない。

Claims (15)

  1. インサート本体(4)を備えた、旋削用工具の切削インサート(2)であって、前記インサート本体(4)が、
    少なくとも第1の切削刃(12)であって、前記インサート本体(4)のリリーフ面(14)とすくい面(16)との間の交差部分に沿って延在する、第1の切削刃(12)を備え、
    前記第1の切削刃(12)が、凸状角刃部分(24)と直線的な線形刃部分(26)を備え、前記角刃部分(24)が前記線形刃部分(26)に隣接し、
    前記すくい面(16)が、前記第1の切削刃(12)に沿って延在するプライマリーランドを備え、前記プライマリーランドが、
    前記線形刃部分(26)に隣接する第1のプライマリーランド部分(32)、及び
    前記角刃部分(24)の中央部分(36)に隣接する第2のプライマリーランド部分(34)を備え、
    前記第1のプライマリーランド部分(32)が、前記第2のプライマリーランド部分(34)とは異なり、
    前記プライマリーランドが、
    前記第1のプライマリーランド部分(32)と前記第2のプライマリーランド部分(34)に隣接し、前記第1のプライマリーランド部分(32)と前記第2のプライマリーランド部分(34)との間の遷移を形成する、遷移プライマリーランド部分(38)を更に備え、
    前記遷移プライマリーランド部分(38)が、前記角刃部分(24)の外側部分(40)にのみ隣接するように配置され、前記外側部分(40)が、前記角刃部分(24)の前記中央部分(36)に隣接することを特徴とする、旋削用工具の切削インサート(2)。
  2. 前記第1のプライマリーランド部分(32)が、前記すくい面(16)の第1の距離にわたり延在し、前記第1の距離(42)が、前記線形刃部分(26)に対して垂直に延在し、且つ
    前記第2のプライマリーランド部分(34)が、前記すくい面(16)の第2の距離(44)にわたり延在し、前記第2の距離(44)が、前記角刃部分(24)の接線に対して垂直に延在し、前記第1の距離(42)が、前記第2の距離(44)よりも長い、請求項1に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  3. 前記第1の距離(42)が、前記第2の距離(44)よりも、50〜500%の範囲内だけ長い、請求項2に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  4. 前記第2のプライマリーランド部分(34)が、前記第1のプライマリーランド部分(32)よりも大きいすくい角(α2)を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  5. 前記遷移プライマリーランド部分(38)が、前記第1のプライマリーランド部分(32)から前記第2のプライマリーランド部分(34)へ漸進的な遷移を提供する、請求項1から4のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  6. 前記遷移プライマリーランド部分(38)において、前記第1の切削刃(12)に対して垂直に計測された前記プライマリーランドの幅が、前記第1の距離(42)から前記第2の距離(44)へ漸進的に減少する、請求項2又は5に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  7. 前記遷移プライマリーランド部分(38)内のすくい角は、前記第1のプライマリーランド部分(32)内のすくい角(α1)から、前記第2のプライマリーランド部分(34)内のより大きなすくい角(α2)へ漸進的に増加する、請求項4又は5に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  8. 前記第1の切削刃(12)が、前記線形刃部分(26)とは反対側に、前記角刃部分(24)に隣接する直線的な更なる線形刃部分(30)を備え、前記第1の切削刃(12)が、前記角刃部分(24)の二等分線(28)の周りで対称である、請求項1から7のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  9. 前記線形刃部分(26)と前記更なる線形刃部分(30)との間に、80度の角度が形成されている、請求項8に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  10. 前記インサート本体(4)が、4つの切削刃(12、18、20、22)を備え、前記旋削用工具の切削インサート(2)が、前記旋削用工具内で4回割り出し可能であるように、各切削刃が、前記第1の切削刃(12)と実質的に同様である、請求項1から9のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  11. 前記第2のプライマリーランド部分(34)が、一定の幅及び一定のすくい角を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  12. 前記第1のプライマリーランド部分(32)のすくい角(α1)がゼロ未満であり、前記第2のプライマリーランド部分(34)のすくい角(α2)がゼロより大きい、請求項4から11のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  13. 前記第1のプライマリーランド部分(32)、前記第2のプライマリーランド部分(34)、及び前記遷移プライマリーランド部分(38)が、粉末プレスによって形成されている、請求項1から12のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)。
  14. 工具本体(52)を備えた、旋削用工具(5)であって、前記工具本体(52)が、前記工具本体(52)の取り付け部分(56)から前記工具本体(52)の遠位端部分(58)へ向かう方向において延在する長手方向軸(54)を有し、前記工具本体(52)には、前記遠位端部分(58)において切削インサート(2)を受け入れるための凹部(60)が設けられており、前記凹部(60)内に位置決めされた前記切削インサート(2)が、その第1の切削刃(12)の係合角刃部分(24)を、前記長手方向軸(54)の側方へ向けるように、前記凹部(60)が形作られており、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の旋削用工具の切削インサート(2)が、前記凹部(60)内に配置されていることを特徴とする、旋削用工具(5)。
  15. 前記第1の切削刃(12)の前記係合角刃部分(24)の二等分線(28)が、前記長手方向軸(54)に対して43〜47度の範囲内の角度(β)において側方へ延在する、請求項14に記載の旋削用工具(5)。
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