JP2017516381A - 輻輳制御スキーム - Google Patents

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Abstract

輻輳制御のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。装置は、リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定し、それぞれの信号品質を互いに比較し、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。ある態様において、装置はさらに、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決めうる。代替として、装置はさらに、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたはUEを識別し、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、輻輳制御信号を少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは識別されたUEに送信しうる。【選択図】図10

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、2014年4月10日に出願された「CONGESTION CONTROL SCHEME」と題された米国特許出願第14/250,031号の利益を主張し、それは、その全体が本明細書に参照によって明確に組み込まれる。
[0002]本開示は一般に、通信システムに関し、より具体的には、ネットワークデバイス間で輻輳を制御することに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話通信、映像、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いうる。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが、都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されてきた。台頭してきた電気通信規格の例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)のモバイル規格の拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを、そして多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計される。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術における更なる改善の必要性が存在する。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術およびこれらの技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
[0005]本開示のある態様において、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)デバイスであり、リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定し、それぞれの信号品質を互いに比較し、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定し、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決めるように構成されうる。
[0006]別の態様において、装置は、UEであり、リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定し、それぞれの信号品質を互いに比較し、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定し、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは他のUEを識別し、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、輻輳制御信号を少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは他の識別されたUEに送信するように構成されうる。
[0007]さらなる態様において、装置は、基地局であり、少なくとも1つのローカル輻輳レベルをそれぞれ少なくとも1つのユーザ機器(UE)から受信し、少なくとも1つのローカル輻輳レベルに基づいてネットワーク輻輳レベルを決定し、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、輻輳制御信号を少なくとも1つのUEまたは少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスのうちの少なくとも1つに送信するように構成されうる。
ネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 アクセスネットワークの例を例示する図である。 LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図である。 LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図である。 ユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図である。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図である。 デバイスツーデバイス通信システムの図である。 マシンタイプ通信(MTC)の例を例示する図である。 ネットワーク輻輳の例を例示する図である。 ネットワーク輻輳制御を例示する図である。 リソース区分を例示する図である。 再割り振りされたリソース分配を例示する図である。 輻輳制御の方法のフローチャートである。 輻輳制御の方法のフローチャートである。 輻輳制御の方法のフローチャートである。 例証的な装置中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図である。 例証的な装置中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図である。 例証的な装置中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。
詳細な説明
[0029]添付された図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図され、本明細書に説明される概念が実施されうる唯一の構成を表すようには意図されない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施されうることは当業者にとって明らかであろう。いくつかの実例において、よく知られている構造およびコンポーネントは、そのような概念を曖昧にすることを避けるためにブロック図形式で示される。
[0030]ここでは、電気通信システムのいくつかの態様が様々な装置および方法に関連して提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明中で説明され、添付の図面中で、様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、処理、アルゴリズム、等(総称して「要素」と呼ばれる)によって例示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用してインプリメントされうる。そのような要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体上に課せられる設計の制約に依存する。
[0031]例として、要素、または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いてインプリメントされうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、離散ハードウェア回路、および本開示全体を通じて説明される様々な機能を遂行するように構成された他の適したハードウェアを含む。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するように広く解釈されるべきである。
[0032]それ故に、1つまたは複数の例証的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせ中でインプリメントされうる。ソフトウェア中でインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶もしくは符号化されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはデータ構造または命令の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつコンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0033]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を例示する図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれうる。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、およびオペレータのインターネットプロトコル(IP)サービス122を含みうる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡潔化のために、それらのエンティティ/インターフェースは、示されていない。示されているように、EPSは、パケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に理解するであろうように、本開示全体を通じて提示される様々な概念は、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されうる。
[0034]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE:Multicast Coordination Entity)128を含みうる。eNB106は、UE102に対するユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(例えば、X2インターフェース)を介して他のeNB108と接続されうる。MCE128は、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)(eMBMS)についての時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのための無線構成(例えば、変調およびコーディングスキーム(MCS))を決定する。MCE128は、別個のエンティティまたはeNB106の一部でありうる。eNB106はまた、基地局、ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。eNB106は、UE102に対してEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機器、タブレット、または任意の他の同様の機能的なデバイスを含む。UE102はまた、当業者によって、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。
[0035]eNB106は、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、ホーム加入者サーバ(HSS)120、他のMME114、サービングゲートウェイ116、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)126、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含みうる。MME112は、UE102とEPC110との間でのシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を通じて転送され、それ自体は、PDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UE IPアドレス割り振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118およびBM−SC126は、IPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含みうる。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供しうる。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとしての役割を果たし、PLMN内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用され、MBMS送信をスケジュールおよび配信するために使用されうる。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(例えば、106、108)にMBMSトラフィックを分配するために使用され、セッション管理(開始/停止)およびeMBMSに関連する課金情報(charging information)を収集することを担いうる。
[0036]図2は、LTEネットワークアーキテクチャ中のアクセスネットワーク200の例を例示する図である。この例において、アクセスネットワーク200は、多数のセルラ領域(セル)202に分割されている。1つまたは複数のより低電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラ領域210を有しうる。より低電力クラスのeNB208は、フェムトセル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、または遠隔無線ヘッド(RRH)でありうる。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中の全てのUE206に対してEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラが存在しないが、代替の構成においては集中型コントローラが使用されうる。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、全ての無線に関連する機能を担う。eNBは、(セクタとも呼ばれる)1つまたは複数(例えば、3つ)のセルをサポートしうる。「セル」という用語は、特定のカバレッジエリアをサービングするeNBサブシステムおよび/またはeNBの最小のカバレッジエリアを指すことができる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では交換可能に使用されうる。
[0037]アクセスネットワーク200によって用いられる変調および多元接続スキームは、展開される特定の電気通信規格に依存して異なりうる。LTEアプリケーションにおいては、周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。以下の詳細な説明から当業者が容易に理解するであろうように、本明細書に提示される様々な概念は、LTEアプリケーションによく適する。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張されうる。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、モバイル局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、およびTD−SCDMAのようなCDMAの他の変形例を用いるユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いる移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、およびOFDMAを用いるフラッシュOFDM、IEEE802.20、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.11(Wi−Fi)、および発展型UTRA(E−UTRA)に拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPPの組織からの文書中で説明されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2の組織からの文書中で説明されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションおよびシステム上に課せられる全体的な設計制約に依存するであろう。
[0038]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術の使用は、eNB204が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間ドメインを活用することを可能にする。空間多重化は、同じ周波数上で同時にデータの異なるストリームを送信するために使用されうる。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に、または、全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に、送信されうる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、その後、DL上で複数の送信アンテナを通じて各空間的にプリコーディングされたストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206へと到達し、それは、UE206の各々が、そのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することを可能にする。UL上において、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、それは、eNB204が、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することを可能にする。
[0039]空間多重化は一般に、チャネルコンディションが良好なときに使用される。チャネルコンディションがあまり良好でないとき、1つまたは複数の方向に送信エネルギーを集中させるためにビームフォーミングが使用されうる。これは、複数のアンテナを通じた送信のためにデータを空間的にプリコーディングすることによって達成されうる。セルの端で良好なカバレッジを達成するために、単一ストリームのビームフォーミング送信が送信ダイバーシティと組み合わせて使用されうる。
[0040]以下の詳細な説明において、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関連して説明される。OFDMは、OFDMシンボル内の多数のサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で間隔が空けられる。間隔を空けることは、受信機が、サブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間ドメインにおいて、OFDMシンボル間干渉に対抗するために、ガードインターバル(例えば、サイクリックプリフィックス)が各OFDMシンボルに追加されうる。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散されたOFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
[0041]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図300である。フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割されうる。各サブフレームは、2つの連続した時間スロットを含みうる。リソースグリッドは、2つの時間スロットを表すために使用されえ、各時間スロットは、リソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEにおいて、通常のサイクリックプリフィックスの場合、リソースブロックは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを、時間ドメイン中に7つの連続したOFDMシンボルを含み、合計で84個のリソース要素となる。拡張されたサイクリックプリフィックスの場合、リソースブロックは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを、時間ドメイン中に6つの連続したOFDMシンボルを含み、合計で72個のリソース要素となる。R302、304として示されている、リソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302およびUE固有RS(UE−RS)304を含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調スキームに依存する。このことから、UEが受信するリソースブロックがより多いほど、および変調スキームがより高度であるほど、UEのためのデータレートはより高くなる。
[0042]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の両端で形成され、構成可能なサイズを有しうる。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられうる。データセクションは、制御セクション中に含まれない全てのリソースブロックを含みうる。ULフレーム構造は、連続するサブキャリアを含むデータセクションをもたらし、それは、単一のUEが、データセクション中の連続するサブキャリアの全てを割り当てられることを可能にしうる。
[0043]UEは、eNBに制御情報を送信するために制御セクション中のリソースブロック410a、410bを割り当てられうる。UEはまた、eNBにデータを送信するためにデータセクション中のリソースブロック420a、420bを割り当てられうる。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)中で制御情報を送信しうる。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)中でデータのみ、またはデータと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがり、周波数にわたってホッピングしうる。
[0044]リソースブロックのセットは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430中で、初期システムアクセスを遂行し、UL同期を達成するために使用されうる。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送するが、いずれのULデータ/シグナリングも搬送することはできない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続したリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間および周波数リソースに制限される。PRACHについては周波数ホッピングは存在しない。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ms)中、または少数の連続するサブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試行のみを行うことができる。
[0045]図5は、LTEにおけるユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3の3つのレイヤで示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能をインプリメントする。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506より上位にあり、物理レイヤ506上でUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0046]ユーザプレーンにおいて、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、それらは、ネットワーク側のeNBで終端される。示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118で終端されるネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)、および接続の他端(例えば、遠端UE、サーバ、等)で終端されるアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ508よりも上位のいくつかの上位レイヤを有しうる。
[0047]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間での多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットに対するヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間のUEに対するハンドオーバサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、損失データパケットの再送と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に起因する順序が乱れた受信を補償するためのデータパケットの並び替えとを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り振ることを担う。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作を担う。
[0048]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンに対するヘッダ圧縮機能が存在しないという点を除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(例えば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間でRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担う。
[0049]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信状態にあるeNB610のブロック図である。UE650に関する以下の説明はまた、マシンタイプ通信(MTC)デバイスに適用されうる。DLにおいて、コアネットワークからの上位レイヤパケットは、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能をインプリメントする。DLにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいたUE650への無線リソース割り振り、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化、パケットセグメンテーションおよび並び替え、暗号化、およびヘッダ圧縮を提供する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、損失パケットの再送、およびUE650へのシグナリングを担う。
[0050]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能をインプリメントする。信号処理機能は、UE650での前方誤り訂正(FEC)を容易にするためにコーディングおよびインターリーブすることと、様々な変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることとを含む。コーディングおよび変調されたシンボルは、その後、並列ストリームに分けられる。各ストリームは、その後、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメイン中で基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用してともに組み合わされる。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネルコンディションフィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。各空間ストリームは、その後、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に提供されうる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調しうる。
[0051]UE650では、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能をインプリメントする。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を遂行しうる。複数の空間ストリームがUE650に宛てられる場合、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームへと組み合わされうる。RXプロセッサ656は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインに変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB610によって送信された最も可能性の高い信号コンステレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。軟判定は、その後、物理チャネル上でeNB610によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号は、その後、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0052]コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。DLにおいて、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、制御信号処理、ヘッダの解凍、暗号解読、パケットのリアセンブリ、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化を提供する。上位レイヤパケットは、その後、データシンク662に提供され、それは、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号はまた、L3処理のためにデータシンク662に提供されうる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0053]ULにおいて、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関連して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、eNB610による無線リソース割り振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルと間での多重化、パケットセグメンテーションおよび並び替え、暗号化、およびヘッダ圧縮を提供することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、損失パケットの再送、eNB610へのシグナリングを担う。
[0054]eNB610によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択することと、空間処理を容易にすることとを行うためにTXプロセッサ668によって使用されうる。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供されうる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調しうる。
[0055]UL送信は、UE650での受信機機能に関連して説明されたのと同様の方法でeNB610で処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670にその情報を提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤをインプリメントしうる。
[0056]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関連付けられることができる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、制御信号処理、ヘッダの解凍、暗号解読、パケットのリアセンブリ、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供されうる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0057]図7は、デバイスツーデバイス通信システム700の図である。デバイスツーデバイス通信システム700は、複数のワイヤレスデバイス704、706、708、710を含む。デバイスツーデバイス通信システム700は、例えば、ワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)のようなセルラ通信システムと重複しうる。ワイヤレスデバイス704、706、708、710のなかには、DL/UL WWANスペクトルを使用してデバイスツーデバイス通信でともに通信しうるものもあれば、基地局702と通信しうるものもあり、その両方を行いうるものもある。例えば、図7に示されているように、ワイヤレスデバイス708、710が、デバイスツーデバイス通信状態にあり、ワイヤレスデバイス704、706が、デバイスツーデバイス通信状態にある。ワイヤレスデバイス704、706はまた、基地局702と通信している。
[0058]以下に論述される例証的な方法および装置は、例えば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、またはIEEE802.11規格に基づいたWi−Fiに基づいたワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムのような、様々なワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムのいずれにも適用可能である。論述を簡略化するために、例証的な方法および装置は、LTEのコンテキスト内で論述される。しかしながら、当業者は、例証的な方法および装置が、様々な他のワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムにより一般に適用可能であることを理解するであろう。
[0059]ある態様において、ワイヤレス通信ネットワークは、多数のワイヤレスデバイスのための通信をサポートすることができる多数の基地局を含みうる。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)および遠隔デバイスを備えうる。UEは、ユーザによる直接制御の下で動作するデバイスでありうる。上述されたように、UEのいくつかの例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機器、タブレット、または任意の他の同様の機能的なデバイスを含む。遠隔デバイスは、ユーザによって直接制御されることなしに動作するデバイスでありうる。遠隔デバイスのいくつかの例は、センサ、メータ、モニタ、ロケーションタグ、等を含む。遠隔デバイスは、基地局、別の遠隔デバイス、または何らかの他のエンティティと通信しうる。マシンタイプ通信(MTC)は、通信の少なくとも一端において少なくとも1つの遠隔デバイスを伴う通信を指す。
[0060]図8は、マシンタイプ通信(MTC)の例を例示する図800である。LTE−Direct(LTE−D)のようなワイヤレス通信システムにおいて、デバイス(例えば、図7中のデバイス704、706、708、および710)は、eNBを伴うことなしに他のデバイスと直接通信リンクを確立することができる。そのようなデバイスにとっては、ピア発見が、トラフィックデータを交換する前の第1のステップでありうる。図8を参照すると、eNB802を伴うことなしに通信リンクを確立することが可能な2つのタイプのデバイスが存在しうる。プライマリデバイスは、UE804でありえ、それは、eNB802との通信を容易にするために可能な限り多くのピアUE(例えば、UE808)を発見しうる。UE804は、高電力で動作しえ、このことから、eNB802とのアップリンクおよびダウンリンク通信の両方を確立することができる。セカンダリデバイスは、MTCデバイス806でありえ、それは、データをeNB802に送る必要がありうる。しかしながら、MTCデバイス806は、高電力で動作しないことがありうる。例えば、MTCデバイス806は、小さな電力増幅器のみを有しうるか、または全く電力増幅器を有さないことがありうる。その結果として、MTCデバイス806は、eNB802へのアップリンク通信に関するリンクバジェットについて課題を抱えうる(may be challenged by)。
[0061]ある態様において、近くのUE(例えば、UE804)は、アップリンク通信中にMTCデバイス806を支援するために日和見中継局(opportunistic relay station)としての役割を果たしうる。その結果として、UE806は、近くにロケートされたピアUE(例えば、UE808)およびMTCデバイス806の両方を発見しえ、ピアUE808の発見は、より高い優先度を有しうる。MTCデバイス806は、他のMTCデバイスを発見する必要がないことがありうる。その上、MTCデバイス806は、MTCデバイス806がデータをeNB802に中継するために1つの近くのUE(例えば、UE804)に頼ることができるときには、1つよりも多いUEを発見する必要がないことがありうる。
[0062]図9は、ネットワーク輻輳の例を例示する図900である。ピア発見の場合、デバイス(例えば、UE910、912およびMTCデバイス902、904、906、908)は、共通ピア発見チャネル上でピア発見信号を送りうる。ピア発見チャネルは、2次元グリッド910として編成されうる。グリッド910は、多数のリソースブロック(RB)、例えば、RB1、RB2、RB3、およびRB4を含みうる。各デバイスは、ピア発見信号を送るためにRBを利用しうる。しかしながら、複数のデバイスが同じRB上でそれらのそれぞれのピア発見信号を送るときに信号衝突が生じうる。例えば、図9中において、MTCデバイス902およびMTCデバイス904は、それらそれぞれのピア発見信号を送るために同じRB(RB1)を使用する。別の例において、MTCデバイス908およびUE912は、それらそれぞれのピア発見信号を送るために同じRB(RB4)を使用する。ある態様において、衝突する信号は、デバイスが発見されることを妨げられるような、互いに対する同一チャネル干渉となる。ネットワークが局所的に輻輳状態にある(例えば、小さな領域中のデバイスの数がRBの総数よりも多い)とき、衝突は、不可避でありうる。輻輳が最悪の状態にあるとき、数多くの衝突がグリッド910の全てのRB上に存在し、このことから、グリッド910を利用するいかなるデバイスの発見も妨げる。それ故に、衝突を避けるために、共通ピア発見チャネルを使用する良く編成された方法を提供する輻輳制御がインプリメントされうる。
[0063]図10は、ネットワーク輻輳制御を例示する図1000である。ネットワーク輻輳は、多数のMTCデバイス(例えば、MTCデバイス1010、1012、1014、1016、1018、1020)が限定された量のリソースに同時にアクセスするときに生じうる。輻輳を緩和/制御するために、MTCデバイスは、必要とあればある時間期間の間、リソースを使用することからバックオフするように命令されうる。MTCデバイスのバックオフを施行することによって、ある時間期間中における同じチャネルリソースに対する同時アクセスの可能性は、大きく低減されうる。加えてまたは代替として、輻輳を緩和/制御するためにチャネルリソース全体が異なる動作領域に分割されうる。そうすれば、ネットワーク中の多数のMTCデバイスの存在がUEのピア発見のパフォーマンスを大きく低減することはないであろう。ある態様において、MTC、UE、および/またはeNBは、輻輳制御を管理しうる。例えば、eNB1002は、輻輳を制御するために、信号1022をUEおよび/またはMTCデバイスに送信しうる。別の例において、UEは、輻輳を制御するために、信号をMTCデバイスに送信しうる。図10中に示されているように、UE1004は、輻輳制御信号1024をMTCデバイス1010に送信し、UE1006は、輻輳制御信号をMTCデバイス1012、1014、1016に送信し、UE1008は、輻輳制御信号をMTCデバイス1018、1020に送信しうる。さらなる例において、MTCデバイスは、ネットワーク輻輳をモニタし、輻輳をどのように自律的に制御するかを決定しうる。
[0064]図11Aは、リソース区分を例示する図1100である。図11Bは、再割り振りされたリソース分配を例示する図1150である。LTE−Dピア発見の場合、チャネルリソースは、2次元リソースブロック(RB)1102として編成されうる。複数のデバイスが同じRB上でそれらのそれぞれのピア発見信号を同時に送るときに信号衝突が生じえ、したがって、どの信号も発見されないことがありうる。
[0065]図11Aを参照すると、ネットワーク輻輳は、リソースブロック1102全体を共有および専用領域に区分/分割することによって緩和されうる。MTC専用領域1104は、MTCデバイス(すなわち、UEではない)による使用のために割り振られた領域でありうる。UE専用領域1108は、UE(すなわち、MTCデバイスではない)による使用のために割り振られた領域でありうる。UE−MTC共有領域1106は、UEおよびMTCデバイスの両方による使用のために割り振られた領域でありうる。ある態様において、リソースブロック区分は、論理ドメインまたは物理ドメイン中でなされうる。さらなる態様において、リソースブロック区分は、MTCデバイスによって自律的に決められうるか、またはUEあるいはeNBによって制御されうる。
[0066]ある態様において、ネットワーク輻輳は、ある時間期間の間、MTCデバイスがバックオフすること(リソースの使用を制限すること)を容易にすることによって緩和されうる。バックオフするという決定は、リソースブロック1102上の、具体的には、それぞれMTC専用領域1104、UE専用領域1108、およびUE−MTC共有領域1106中での信号品質測定値、および互いに品質測定値を比較することに依存しうる。測定された信号品質は、例えば、信号電力、信号対雑音比、および発見されたUE/MTCデバイスの数を含みうる。リソースブロック区分と同様に、バックオフするという決定は、MTCデバイスによって自律的になされうるか、またはUEあるいはeNBによって制御されうる。
[0067]ある態様において、MTCデバイスは、輻輳制御を起動/管理することを自律的に決めうる。輻輳制御を管理するために、MTCデバイスは、ネットワークが輻輳状態にあるどうかを決めるために、ローカル(近くの)ネットワーク輻輳レベルをモニタしうる。輻輳レベルは、それぞれMTC専用領域1104、UE専用領域1108、およびUE−MTC共有領域1106中でのリソースブロック1102上の信号品質を測定し、互いに測定された信号品質を比較することによって推定されうる。例えば、UE−MTC共有領域1106中でのリソースブロック1102上の平均信号電力が、UE専用領域1108中でのリソースブロック1102上の平均信号電力よりも著しく大きい場合、ネットワークは、輻輳状態にあり、MTCデバイスでの自律的輻輳制御メカニズムが、トリガされうる。
[0068]輻輳制御メカニズムがトリガされるとき、MTCデバイスは、輻輳制御を緩和するために様々な動作を遂行しうる。例えば、MTCデバイスは、ネットワークがもはや輻輳状態でなくなるまで、ある時間期間の間(例えば、バックオフウィンドウ中)、バックオフすること(リソースの使用を制限すること)を選びうる。バックオフするとき、MTCデバイスは、リソースブロック1102の使用をMTC専用領域1104に制限しうる。加えてまたは代替として、MTCデバイスは、UE−MTC共有領域1106を使用するための選好を下げ、下げられた選好に基づいてUE−MTC共有領域1106を使用することによって、リソースブロック1102の使用を制限しうる。バックオフウィンドウ中に、MTCデバイスは、スリープモードに入りうるか、またはローカルネットワーク輻輳レベルをモニタし続けうる。バックオフウィンドウが終了したとき、MTCデバイスは、上述された動作に基づいて輻輳制御を起動/管理するかどうかを再び決めうる。
[0069]ある態様において、UEもまた、ネットワーク輻輳を緩和するために、ローカルネットワーク輻輳レベルをモニタし、周囲のMTCデバイス/UEを管理しうる。MTCデバイスと同様に、UEは、それぞれMTC専用領域1104、UE専用領域1108、およびUE−MTC共有領域1106中でのリソースブロック1102上の信号品質を測定し、互いに測定された信号品質を比較することによってネットワークが輻輳状態にあるかどうかを検出/決定しうる。例えば、UE−MTC共有領域1106中でのリソースブロック1102上の平均信号電力が、UE専用領域1108中でのリソースブロック1102上の平均信号電力よりも著しく大きい場合、ネットワークは、輻輳状態にありうる。
[0070]ネットワーク輻輳が検出されるとき、UEは、MTCデバイス/UEが輻輳を緩和するためのアクションを遂行することを促すために、輻輳制御信号(例えば、図10中の信号1024、1026、および1028)を周囲のMTCデバイス/UEにブロードキャストしうる。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、ネットワーク輻輳レベル、要求されたバックオフの量(例えば、リソースブロック1102のMTC専用領域、UE専用領域、および/または、UE−MTC共有領域を使用することを控えるために要求された量の時間またはアクセス確率)、MTCデバイス識別子、UE識別子、および/または、輻輳を緩和するためのアクションを遂行すべきMTCデバイス/UEのグループの識別子を含みうる。図11Bを参照すると、UEはまた、リソースブロック1102のリソースを、再割り振りされたMTC専用領域1110、再割り振りされたUE専用領域1114、および再割り振りされたUE−MTC共有領域1112に再区分/再割り振りしうる。リソース区分情報もまた、輻輳制御信号中に含まれうる。輻輳制御信号を受信した後で、MTCデバイスは、割り振られたチャネルリソースを使用することを制限されえ、したがって、輻輳制御信号中で要求された量の時間の間、そのようなリソースを使用することからバックオフする。代替として、MTCデバイスは、輻輳レベルにしたがってバックオフ時間の量を自律的に決定しうる。
[0071]ある態様において、eNBは、ネットワーク全体について輻輳制御を支援しうる。UEは、ローカル輻輳レベルをeNBに周期的にレポートしうる。UEはまた、UEがバックオフしたいと望む周囲のMTCデバイス/UEのグループの識別子および/またはピア発見パフォーマンスのような他の情報をレポートしうる。レポートされた情報にしたがって、eNBは、リソースブロック1102のリソースを、再割り振りされたMTC専用領域1110、再割り振りされたUE専用領域1114、および再割り振りされたUE−MTC共有領域1112に再区分/再割り振りしうる。eNBは、リソースブロック1102中で使用するためのリソースをいつ切り替えるかを示す、ネットワーク中のUEのためのしきい値(再シャッフルしきい値(reshuffle threshold))を指定しうる。eNBはまた、ネットワーク中のMTCデバイス/UEのグループについてバックオフタイムの量を指定しうる。
[0072]eNBは、ネットワーク規模の輻輳制御信号(例えば、図10中の信号1022)をネットワーク中の全てのUEおよびMTCデバイスにブロードキャストしうる。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、ローカル輻輳レベル、ネットワーク輻輳レベル、リソース区分情報、UEのための再シャッフルしきい値、要求されたバックオフの量(例えば、リソースブロック1102のMTC専用領域、UE専用領域、および/または、UE−MTC共有領域を使用することを控えるために要求された量の時間またはアクセス確率)、MTC識別子、UE識別子、および/または、輻輳を緩和するためのアクションを遂行すべきターゲットMTCデバイス/UEのグループの識別子を含みうる。輻輳制御信号を受信した後で、ネットワークのターゲットMTCデバイス/UEは、割り振られたチャネルを使用することを制限されえ、したがって、輻輳制御信号中で要求された量の時間の間、そのようなリソースを使用することからバックオフする。代替として、MTCデバイス/UEは、輻輳レベルにしたがってバックオフ時間の量を自律的に決定しうる。UEはさらに、輻輳制御信号中に含まれた再シャッフルしきい値にしたがって、リソースブロック1102中で使用するためのリソースを切り替えうる。
[0073]ある態様において、通信ネットワークは、中央コントローラノード(CCN:central controller node)、永続的アクセスデバイス(PAD:persistent access device)、および一時的ランダムアクセスデバイス(TRAD:temporarily random access device)の3つのタイプのデバイスを含みうる。ある態様において、CCNの例は、eNBであり、PADの例は、UEであり、TRADの例は、MTCデバイスである。CCNは、ネットワークの中央コントローラとして機能しうる。PADは、CCNとのアップリンクおよびダウンリンク接続の両方が可能な高電力デバイスでありうる。TRADは、CCNとのダウンリンク接続は可能だが、アップリンク接続は可能でない、低電力デバイスでありうる。PADおよびTRADは、他の周囲のPADおよびTRADとの接続が可能でありうる。PADおよびTRADは、共通ピア発見チャネル上でピア発見信号を送りえ、全ての周囲のPADおよびTRADは、そのようなピア発見信号を復号しうる。ピア発見リソース(例えば、リソースブロック)は、PAD単独によって使用されることができるPAD専用領域、TRAD単独によって使用されることができるTRAD専用領域、およびPADとTRADとの両方によって使用されることができるPAD−TRAD共有領域に分割/区分されうる。リソース区分は、論理ドメイン中または物理ドメイン中でなされうる。輻輳制御は、各PADが可能な限り多くの周囲のPADおよびTRADを発見することができるように、PADおよびTADが信号衝突を避けるために共通チャネルを適切に使用することを可能にする。
[0074]図12は、輻輳制御の方法のフローチャート1200である。方法は、MTCデバイスによって遂行されうる。ステップ1202では、MTCデバイスは、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)の少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定する。それぞれの信号品質を測定することは、リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、およびリソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを含みうる。ある態様において、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(例えば、UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(例えば、UE専用領域1108)を含む。ある態様において、第1の信号品質、第2の信号品質、または第3の信号品質は、信号電力、信号対雑音比、発見されたMTCデバイスまたはUEの数、使用されているリソースの数、および/または、UEまたはMTCが発見されることができるリソースの数でありうる。
[0075]ステップ1204では、MTCデバイスは、それぞれの信号品質を互いに比較する。MTCデバイスはさらに、測定された信号品質に基づいて、ネットワーク輻輳レベルに関連するしきい値を計算しうる。ステップ1206では、MTCデバイスは、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[0076]ステップ1208では、MTCデバイスは、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決める。ある態様において、MTCデバイスは、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、第1の領域の第1のリソースまたは第2の領域の第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用するかどうかを決める。
[0077]さらなる態様においては、MTCデバイスは、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、ある時間期間の間、第1の領域の第1のリソースまたは第2の領域の第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えることによって決める。その時間期間中に、MTCデバイスは、スリープモードをアクティブ化しうる。代替として、その時間期間中に、MTCデバイスは、第1の信号品質、第2の信号品質、および第3の信号品質を測定し、第1の信号品質、第2の信号品質、および第3の信号品質を互いに比較し、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定し続けうる。
[0078]別の態様においては、MTCデバイスは、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、リソースブロックの使用を第1の領域の第1のリソースに制限することによって決める。さらなる別の態様においては、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るとき、MTCデバイスは、第2の領域の第2のリソースを使用するための選好を下げ、下げられた選好に基づいて第2の領域の第2のリソースを使用することによって決める。
[0079]図13は、輻輳制御の方法のフローチャート1300である。方法は、UEによって遂行されうる。ステップ1302では、UEは、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)の少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定しうる。それぞれの信号品質を測定することは、リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、およびリソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを含みうる。ある態様において、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(UE専用領域1108)を含む。ある態様において、第1の信号品質、第2の信号品質、または第3の信号品質は、信号電力、信号対雑音比、発見されたMTCデバイスまたはUEの数、使用されているリソースの数、および/または、UEまたはMTCデバイスが発見されることができるリソースの数でありうる。
[0080]ステップ1304では、UEは、それぞれの信号品質を互いに比較する。UEはさらに、測定された信号品質に基づいて、ネットワーク輻輳レベルに関連するしきい値を計算しうる。ステップ1306では、UEは、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[0081]ステップ1308では、UEは、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたは他のUEを識別する。ある態様においては、UEは、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたは他のUEを識別することによって識別する。
[0082]ステップ1310では、UEは、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、リソースブロックの第1のリソース、第2のリソース、および第3のリソースを再割り振りする。再割り振りすることは、リソースブロックを再割り振りされた第1の領域、再割り振りされた第2の領域、および再割り振りされた第3の領域に分割することを含みうる。再割り振りされた第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して再割り振りされた第1のリソース(例えば、再割り振りされたMTC専用領域1110)を含みうる。再割り振りされた第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第2のリソース(例えば、再割り振りされたUE−MTC共有領域1112)を含みうる。再割り振りされた第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第3のリソース(例えば、再割り振りされたUE専用領域1114)を含みうる。
[0083]ステップ1312では、UEは、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、輻輳制御信号を少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは他の識別されたUEに送信する。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、ネットワーク輻輳レベル、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、MTCデバイス識別子、UE識別子、および/または、リソース割り振り情報を含みうる。
[0084]図14は、輻輳制御の方法のフローチャート1400である。方法は、基地局(例えば、eNB)によって遂行されうる。ステップ1402では、基地局は、少なくとも1つのローカル輻輳レベルをそれぞれ少なくとも1つのUEから受信する。ステップ1404では、基地局は、少なくとも1つのローカル輻輳レベルに基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[0085]ステップ1406では、少なくとも1つのローカル輻輳レベルまたはネットワーク輻輳レベルに基づいて、基地局は、1つまたは複数のアクションを遂行しうる。例えば、基地局は、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)のリソースを第1の領域、第2の領域、および第3の領域に割り振りえ、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(例えば、UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(例えば、UE専用領域1108)を含む。別の例において、基地局は、少なくとも1つのUEのための再シャッフルしきい値を決定しうる。さらなる例において、基地局は、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたはUEを識別しうる。
[0086]ステップ1408では、基地局は、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、輻輳制御信号を少なくとも1つのUEおよび/または少なくとも1つのMTCデバイスに送信する。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、少なくとも1つのローカル輻輳レベル、ネットワーク輻輳レベル、リソースブロックのリソース割り振り、少なくとも1つのUEのための再シャッフルしきい値、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、MTCデバイス識別子、および/または、UE識別子を含みうる。
[0087]図15は、例証的な装置1502中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図1500である。装置は、UE1550と信号を通信する、および/または、基地局1570から信号を受信する、MTCデバイスでありうる。装置は、受信モジュール1504、信号品質処理モジュール1506、輻輳制御モジュール1508、リソース使用決定モジュール1510、および送信モジュール1512を含む。
[0088]信号品質処理モジュール1506は、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)の少なくとも2つの領域中での(受信モジュール1504を介して受信された信号の)それぞれの信号品質を測定する。それぞれの信号品質を測定することは、リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、およびリソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを含みうる。ある態様において、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(例えば、UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(例えば、UE専用領域1108)を含む。ある態様において、第1の信号品質、第2の信号品質、または第3の信号品質は、信号電力、信号対雑音比、発見されたMTCデバイスまたはUEの数、使用されているリソースの数、および/または、UEまたはMTCが発見されることができるリソースの数でありうる。
[0089]輻輳制御モジュール1508は、それぞれの信号品質を互いに比較する。輻輳制御モジュール1508はまた、測定された信号品質に基づいて、ネットワーク輻輳レベルに関連するしきい値を計算しうる。輻輳制御モジュール1508はさらに、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[0090]リソース使用決定モジュール1510は、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決める。ある態様において、リソース使用決定モジュール1510は、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、第1の領域の第1のリソースまたは第2の領域の第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用するかどうかを決める。
[0091]さらなる態様においては、リソース使用決定モジュール1510は、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、ある時間期間の間、第1の領域の第1のリソースまたは第2の領域の第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えることによって決める。その時間期間中に、輻輳制御モジュール1508は、スリープモードをアクティブ化しうる。代替として、その時間期間中に、信号品質処理モジュール1506は、第1の信号品質、第2の信号品質、および第3の信号品質を測定し続け、輻輳制御モジュール1508は、第1の信号品質、第2の信号品質、および第3の信号品質を互いに比較し、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定し続けうる。
[0092]別の態様においては、リソース使用決定モジュール1510は、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、リソースブロックの使用を第1の領域の第1のリソースに制限することによって決める。さらなる別の態様においては、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るとき、リソース使用決定モジュール1510は、第2の領域の第2のリソースを使用するための選好を下げ、下げられた選好に基づいて第2の領域の第2のリソースを使用することによって決める。
[0093]装置は、前述された図12のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を遂行する追加のモジュールを含みうる。そのため、前述された図12のフローチャート中の各ステップは、モジュールによって遂行され、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含みうる。モジュールは、記載された処理/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうるか、記載された処理/アルゴリズムを遂行するように構成されたプロセッサによってインプリメントされうるか、プロセッサによるインプリメンテーションのためにコンピュータ可読媒体内に記憶されうるか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。
[0094]図16は、例証的な装置1602中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図1600である。装置は、別のUE1650、基地局1670、および/またはMTCデバイス1690と信号を通信するUEでありうる。装置は、受信モジュール1604、信号品質処理モジュール1606、輻輳制御モジュール1608、識別モジュール1610、リソース再割り振りモジュール1612、および送信モジュール1614を含む。
[0095]信号品質処理モジュール1606は、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)の少なくとも2つの領域中での(受信モジュール1604を介して受信された信号の)それぞれの信号品質を測定しうる。それぞれの信号品質を測定することは、リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、およびリソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを含みうる。ある態様において、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(UE専用領域1108)を含む。ある態様において、第1の信号品質、第2の信号品質、または第3の信号品質は、信号電力、信号対雑音比、発見されたMTCデバイスまたはUEの数、使用されているリソースの数、および/または、UEまたはMTCデバイスが発見されることができるリソースの数でありうる。
[0096]輻輳制御モジュール1608は、それぞれの信号品質を互いに比較する。輻輳制御モジュール1608はまた、測定された信号品質に基づいて、ネットワーク輻輳レベルに関連するしきい値を計算しうる。輻輳制御モジュール1608はさらに、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[0097]識別モジュール1610は、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイス(例えば、MTCデバイス1690)または他のUE(例えば、他のUE1650)を識別する。ある態様においては、識別モジュール1610は、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイス1690または他のUE1650を識別することによって識別する。
[0098]リソース再割り振りモジュール1612は、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、リソースブロックの第1のリソース、第2のリソース、および第3のリソースを再割り振りする。再割り振りすることは、リソースブロックを再割り振りされた第1の領域、再割り振りされた第2の領域、および再割り振りされた第3の領域に分割することを含みうる。再割り振りされた第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して再割り振りされた第1のリソース(例えば、再割り振りされたMTC専用領域1110)を含みうる。再割り振りされた第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第2のリソース(例えば、再割り振りされたUE−MTC共有領域1112)を含みうる。再割り振りされた第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第3のリソース(例えば、再割り振りされたUE専用領域1114)を含みうる。
[0099]輻輳制御信号1608は、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、輻輳制御信号を少なくとも1つの識別されたMTCデバイス1690または他の識別されたUE1650に(送信モジュール1614を介して)送信する。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、ネットワーク輻輳レベル、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、MTCデバイス識別子、UE識別子、および/または、リソース割り振り情報を含みうる。
[00100]装置は、前述された図13のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を遂行する追加のモジュールを含みうる。そのため、前述された図13のフローチャート中の各ステップは、モジュールによって遂行され、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含みうる。モジュールは、記載された処理/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうるか、記載された処理/アルゴリズムを遂行するように構成されたプロセッサによってインプリメントされうるか、プロセッサによるインプリメンテーションのためにコンピュータ可読媒体内に記憶されうるか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。
[00101]図17は、例証的な装置1702中の異なるモジュール/手段/コンポーネント間でのデータフローを例示する概念的なデータフロー図1700である。装置は、基地局(例えば、eNB)でありうる。装置は、受信モジュール1704、輻輳制御モジュール1706、識別モジュール1710、リソース再割り振りモジュール1710、および送信モジュール1712を含む。
[00102]輻輳制御モジュールは、少なくとも1つのローカル輻輳レベルをそれぞれ少なくとも1つのUE(例えば、1750)から(受信モジュール1704を介して)受信する。輻輳制御モジュール1706は、少なくとも1つのローカル輻輳レベルに基づいてネットワーク輻輳レベルを決定する。
[00103]少なくとも1つのローカル輻輳レベルまたはネットワーク輻輳レベルに基づいて、装置1702は、1つまたは複数のアクションを遂行しうる。例えば、リソース再割り振りモジュール1710は、リソースブロック(例えば、リソースブロック1102)のリソースを第1の領域、第2の領域、および第3の領域に割り振りえ、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソース(例えば、MTC専用領域1104)を含み、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソース(例えば、UE−MTC共有領域1106)を含み、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソース(例えば、UE専用領域1108)を含む。別の例において、リソース再割り振りモジュール1710および/または輻輳制御モジュール1706は、少なくとも1つのUE1750のための再シャッフルしきい値を決定しうる。さらなる例において、識別モジュール1708は、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイス(例えば、MTCデバイス1770)またはUE1750を識別しうる。
[00104]輻輳制御モジュール1706は、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、輻輳制御信号を少なくとも1つのUE1750および/または少なくとも1つのMTCデバイス1770に(送信モジュールを介して)送信する。輻輳制御信号は、ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、少なくとも1つのローカル輻輳レベル、ネットワーク輻輳レベル、リソースブロックのリソース割り振り、少なくとも1つのUEのための再シャッフルしきい値、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、MTCデバイス識別子、および/または、UE識別子を含みうる。
[00105]装置は、前述された図14のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を遂行する追加のモジュールを含みうる。そのため、前述された図14のフローチャート中の各ステップは、モジュールによって遂行され、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含みうる。モジュールは、記載された処理/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうるか、記載された処理/アルゴリズムを遂行するように構成されたプロセッサによってインプリメントされうるか、プロセッサによるインプリメンテーションのためにコンピュータ可読媒体内に記憶されうるか、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。
[00106]図18は、処理システム1814を用いる装置1502’のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図1800である。処理システム1814は、一般にバス1824によって表される、バスアーキテクチャを用いてインプリメントされうる。バス1824は、処理システム1814の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス1824は、プロセッサ1804、モジュール1504、1506、1508、1510、1512、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1806によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路をともにリンクする。バス1824はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクしうるが、それらは、当該技術において良く知られており、したがって、これ以上は説明されない。
[00107]処理システム1814は、トランシーバ1810に結合されうる。トランシーバ1810は、1つまたは複数のアンテナ1820に結合される。トランシーバ1810は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1810は、1つまたは複数のアンテナ1820から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1814、具体的には受信モジュール1504に提供する。加えて、トランシーバ1810は、処理システム1814、具体的には送信モジュール1512から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1820に適用される信号を生成する。処理システム1814は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806に結合されたプロセッサ1804を含む。プロセッサ1804は、コンピュータ可読媒体/メモリ1806上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般の処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1804によって実行されたとき、処理システム1814に、任意の特定の装置に関して上記に説明された様々な機能を遂行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1806はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1804によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1504、1506、1508、1510、および1512のうちの少なくとも1つを含む。モジュールは、プロセッサ1804中で実行中であり、コンピュータ可読媒体/メモリ1806中に存在する/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1804に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム1814は、UE/MTCデバイス650のコンポーネントであり、メモリ660および/またはTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含みうる。
[00108]一構成において、ワイヤレス通信のための装置1502/1502’は、リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定するための手段と、それぞれの信号品質を互いに比較するための手段と、測定された信号品質に基づいてしきい値を計算するための手段と、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定するための手段と、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決めるための手段とを含む。
[00109]前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成された装置1502’の処理システム1814、および/または、装置1502の前述されたモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上記に説明されたように、処理システム1814は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含みうる。そのため、一構成において、前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成されたTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659でありうる。
[00110]図19は、処理システム1914を用いる装置1602’のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図1900である。処理システム1914は、一般にバス1924によって表される、バスアーキテクチャを用いてインプリメントされうる。バス1924は、処理システム1914の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス1924は、プロセッサ1904、モジュール1604、1606、1608、1610、1612、1614、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1906によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路をともにリンクする。バス1924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクしうるが、それらは、当該技術において良く知られており、したがって、これ以上は説明されない。
[00111]処理システム1914は、トランシーバ1910に結合されうる。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920に結合される。トランシーバ1910は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1914、具体的には受信モジュール1604に提供する。加えて、トランシーバ1910は、処理システム1914、具体的には送信モジュール1614から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1920に適用される信号を生成する。処理システム1914は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906に結合されたプロセッサ1904を含む。プロセッサ1904は、コンピュータ可読媒体/メモリ1906上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般の処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1904によって実行されたとき、処理システム1914に、任意の特定の装置に関して上記に説明された様々な機能を遂行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1904によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1604、1606、1608、1610、1612、および1614のうちの少なくとも1つを含む。モジュールは、プロセッサ1904中で実行中であり、コンピュータ可読媒体/メモリ1906中に存在する/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1904に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム1914は、UE650のコンポーネントであり、メモリ660および/またはTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含みうる。
[00112]一構成において、ワイヤレス通信のための装置1602/1602’は、リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定するための手段と、それぞれの信号品質を互いに比較するための手段と、比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定するための手段と、測定された信号品質に基づいてしきい値を計算するための手段と、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは他のUEを識別するための手段と、ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、輻輳制御信号を少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは他の識別されたUEに送信するための手段と、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、リソースブロックの第1のリソース、第2のリソース、および第3のリソースを再割り振りするための手段とを含む。
[00113]前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成された装置1602’の処理システム1914、および/または、装置1602の前述されたモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上記に説明されたように、処理システム1914は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含みうる。そのため、一構成において、前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成されたTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659でありうる。
[00114]図20は、処理システム2014を用いる装置1702’のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図2000である。処理システム2014は、一般にバス2024によって表される、バスアーキテクチャを用いてインプリメントされうる。バス2024は、処理システム2014の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス2024は、プロセッサ2004、モジュール1704、1706、1708、1710、1712、およびコンピュータ可読媒体/メモリ2006によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路をともにリンクする。バス2024はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクしうるが、それらは、当該技術において良く知られており、したがって、これ以上は説明されない。
[00115]処理システム2014は、トランシーバ2010に結合されうる。トランシーバ2010は、1つまたは複数のアンテナ2020に結合される。トランシーバ2010は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ2010は、1つまたは複数のアンテナ2020から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム2014、具体的には受信モジュール1704に提供する。加えて、トランシーバ2010は、処理システム2014、具体的には送信モジュール1712から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ2020に適用される信号を生成する。処理システム2014は、コンピュータ可読媒体/メモリ2006に結合されたプロセッサ2004を含む。プロセッサ2004は、コンピュータ可読媒体/メモリ2006上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般の処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ2004によって実行されたとき、処理システム2014に、任意の特定の装置に関して上記に説明された様々な機能を遂行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ2006はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2004によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1704、1706、1708、1710、および1712のうちの少なくとも1つを含む。モジュールは、プロセッサ2004中で実行中であり、コンピュータ可読媒体/メモリ2006中に存在する/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ2004に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組み合わせでありうる。処理システム2014は、eNB610のコンポーネントであり、メモリ676および/またはTXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675のうちの少なくとも1つを含みうる。
[00116]一構成において、ワイヤレス通信のための装置1702/1702’は、少なくとも1つのローカル輻輳レベルをそれぞれ少なくとも1つのユーザ機器(UE)から受信するための手段と、少なくとも1つのローカル輻輳レベルに基づいてネットワーク輻輳レベルを決定するための手段と、ネットワーク輻輳レベルに基づいて、輻輳制御信号を少なくとも1つのUEまたは少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスのうちの少なくとも1つに送信するための手段と、リソースブロックのリソースを第1の領域、第2の領域、および第3の領域に割り振るための手段と、ここにおいて、第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソースを備え、第2の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソースを備え、第3の領域は、少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソースを備え、少なくとも1つのUEのための再シャッフルしきい値を決定するための手段と、第1のリソース、第2のリソース、または第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたはUEを識別するための手段とを含む。
[00117]前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成された装置1702’の処理システム2014、および/または、装置1702の前述されたモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上記に説明されたように、処理システム1714は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含みうる。そのため、一構成において、前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を遂行するように構成されたTXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675でありうる。
[00118]開示されたプロセス/フローチャート中のステップの特定の順序または階層は、例証的なアプローチの例示であることが理解される。設計の選好に基づいて、これらプロセス/フローチャート中のステップの特定の順序または階層は、再配置されうることが理解される。さらに、いくつかのステップは、組み合わされうるか、または省略されうる。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なステップの要素を提示しているが、提示された特定の順序または階層に限定されるようには意図されない。
[00119]先の説明は、いかなる当業者であっても、本明細書に説明された様々な態様を実施することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書に定義された包括的な原理は、他の態様に適用されうる。このことから、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるように意図されてはいないが、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲を付与されるべきであり、ここにおいて、単数形での要素への言及は、そうであると具体的に記載されない限り、「1つおよび1つのみ」を意味するように意図されず、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図される。「例証的(exemplary)」という用語は、本明細書では、「例、実例、または例示としての役割を果たすこと」を意味するように使用される。「例証的」であるとして本明細書に説明されたいずれの態様も、他の態様よりも好ましいまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきではない。そうでないと具体的に記載されない限り、「何らかの/いくつかの/いくらかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCの任意の組み合わせを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含みうる。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCでありえ、ここで、任意のそのような組み合わせは、A、B、またはCの1つまた複数のメンバーを含みうる。当業者に知られている、または後に知られることとなる、本開示全体を通じて説明された様々な態様の要素と構造的および機能的に同等な物は全て、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるように意図される。その上、本明細書のどの開示も、そのような開示が特許請求の範囲中に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に献呈されるようには意図されていない。要素が「〜のための手段」というフレーズを使用して明確に記載されていない限り、どの請求項の要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

Claims (23)

  1. マシンタイプ通信(MTC)デバイスでの輻輳制御の方法であって、
    リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定することと、
    前記それぞれの信号品質を互いに比較することと、
    前記比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定することと、
    前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、前記少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用するかどうかを決めることと
    を備える、方法。
  2. 前記それぞれの信号品質を前記測定することは、前記リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、前記リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、および前記リソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを備え、
    前記第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソースを備え、前記第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのユーザ機器(UE)に対して割り振られた第2のリソースを備え、前記第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソースを備え、
    前記決めることは、前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、前記第1の領域の前記第1のリソースまたは前記第2の領域の前記第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用するかどうかを決めることを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記決めることは、
    前記ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、ある時間期間の間、前記第1の領域の前記第1のリソースまたは前記第2の領域の前記第2のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えることを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記測定された信号品質に基づいて前記しきい値を計算することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ある時間期間中に、
    スリープモードをアクティブ化すること、または、
    前記第1の信号品質、前記第2の信号品質、および前記第3の信号品質を測定することと、
    前記第1の信号品質、前記第2の信号品質、および前記第3の信号品質を互いに比較することと、
    前記比較に基づいて前記ネットワーク輻輳レベルを決定することと
    を行い続けること
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1の信号品質、前記第2の信号品質、または前記第3の信号品質は、
    信号電力、
    信号対雑音比、
    発見されたMTCデバイスまたはUEの数、
    使用されているリソースの数、または、
    UEまたはMTCデバイスが発見されることができるリソースの数
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項2に記載の方法。
  7. 前記決めることは、
    前記ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、前記リソースブロックの使用を前記第1の領域の前記第1のリソースに制限することを備える、請求項2に記載の方法。
  8. 前記ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るとき、前記決めることは、
    前記第2の領域の前記第2のリソースを使用するための選好を下げることと、
    前記下げられた選好に基づいて前記第2の領域の前記第2のリソースを使用することと
    を備える、請求項2に記載の方法。
  9. ユーザ機器(UE)での輻輳制御の方法であって、
    リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定することと、
    前記それぞれの信号品質を互いに比較することと、
    前記比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定することと、
    前記ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、前記少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは他のUEを識別することと、
    前記ネットワーク輻輳レベルが前記しきい値を上回るときに、輻輳制御信号を前記少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは他の識別されたUEに送信することと
    を備える、方法。
  10. 前記それぞれの信号品質を前記測定することは、前記リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、前記リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、および前記リソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定することを備え、
    前記第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソースを備え、前記第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソースを備え、前記第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソースを備え、
    前記識別することは、前記ネットワーク輻輳レベルが前記しきい値を上回るときに、前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、前記少なくとも1つのMTCデバイスまたは前記他のUEを識別することを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記測定された信号品質に基づいて前記しきい値を計算することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の信号品質、前記第2の信号品質、または前記第3の信号品質は、
    信号電力、
    信号対雑音比、
    発見されたMTCデバイスまたはUEの数、
    使用されているリソースの数、または、
    UEまたはMTCデバイスが発見されることができるリソースの数
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載の方法。
  13. 前記輻輳制御信号は、
    ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、
    前記ネットワーク輻輳レベル、
    前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの前記少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、
    MTCデバイス識別子、
    UE識別子、または、
    リソース割り振り情報
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載の方法。
  14. 前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、前記リソースブロックの前記第1のリソース、前記第2のリソース、および前記第3のリソースを再割り振りすることをさらに備え、前記再割り振りすることは、
    前記リソースブロックを再割り振りされた第1の領域、再割り振りされた第2の領域、および再割り振りされた第3の領域に分割することを備え、
    前記再割り振りされた第1の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスに対して再割り振りされた第1のリソースを備え、
    前記再割り振りされた第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび前記少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第2のリソースを備え、
    前記再割り振りされた第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第3のリソースを備える、請求項10に記載の方法。
  15. 基地局での輻輳制御の方法であって、
    少なくとも1つのローカル輻輳レベルをそれぞれ少なくとも1つのユーザ機器(UE)から受信することと、
    前記少なくとも1つのローカル輻輳レベルに基づいてネットワーク輻輳レベルを決定することと、
    前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、輻輳制御信号を前記少なくとも1つのUEまたは少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスのうちの少なくとも1つに送信することと
    を備える、方法。
  16. 前記少なくとも1つのローカル輻輳レベルまたは前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、
    リソースブロックのリソースを第1の領域、第2の領域、および第3の領域に割り振ること、ここにおいて、前記第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソースを備え、前記第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび前記少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソースを備え、前記第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソースを備える、
    前記少なくとも1つのUEのための再シャッフルしきい値を決定すること、または、
    前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、少なくとも1つのMTCデバイスまたはUEを識別すること
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記輻輳制御信号は、
    ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、
    前記少なくとも1つのローカル輻輳レベル、
    前記ネットワーク輻輳レベル、
    前記リソースブロックの前記リソース割り振り、
    前記少なくとも1つのUEのための前記再シャッフルしきい値、
    前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの前記少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、
    MTCデバイス識別子、または、
    UE識別子
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項16に記載の方法。
  18. 輻輳制御のためのユーザ機器(UE)であって、
    リソースブロックの少なくとも2つの領域中でのそれぞれの信号品質を測定するための手段と、
    前記それぞれの信号品質を互いに比較するための手段と、
    前記比較に基づいてネットワーク輻輳レベルを決定するための手段と、
    前記ネットワーク輻輳レベルがしきい値を上回るときに、前記少なくとも2つの領域中にそれぞれ含まれたリソースを使用することを控えるために、少なくとも1つのマシンタイプ通信(MTC)デバイスまたは他のUEを識別するための手段と、
    前記ネットワーク輻輳レベルが前記しきい値を上回るときに、輻輳制御信号を前記少なくとも1つの識別されたMTCデバイスまたは他の識別されたUEに送信するための手段と
    を備える、UE。
  19. 前記それぞれの信号品質を前記測定するための手段は、前記リソースブロックの第1の領域中での第1の信号品質、前記リソースブロックの第2の領域中での第2の信号品質、および前記リソースブロックの第3の領域中での第3の信号品質を測定するように構成され、
    前記第1の領域は、少なくとも1つのMTCデバイスに対して割り振られた第1のリソースを備え、前記第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび少なくとも1つのUEに対して割り振られた第2のリソースを備え、前記第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して割り振られた第3のリソースを備え、
    前記識別するための手段は、前記ネットワーク輻輳レベルが前記しきい値を上回るときに、前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの少なくとも1つを使用することを控えるために、前記少なくとも1つのMTCデバイスまたは前記他のUEを識別するように構成される、請求項18に記載のUE。
  20. 前記測定された信号品質に基づいて前記しきい値を計算するための手段をさらに備える、請求項19に記載のUE。
  21. 前記第1の信号品質、前記第2の信号品質、または前記第3の信号品質は、
    信号電力、
    信号対雑音比、
    発見されたMTCデバイスまたはUEの数、
    使用されているリソースの数、または、
    UEまたはMTCデバイスが発見されることができるリソースの数
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載のUE。
  22. 前記輻輳制御信号は、
    ネットワーク輻輳を決定するためのしきい値、
    前記ネットワーク輻輳レベル、
    前記第1のリソース、前記第2のリソース、または前記第3のリソースのうちの前記少なくとも1つを使用することを控えるために要求された量の時間、
    MTCデバイス識別子、
    UE識別子、または、
    リソース割り振り情報
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載のUE。
  23. 前記ネットワーク輻輳レベルに基づいて、前記リソースブロックの前記第1のリソース、前記第2のリソース、および前記第3のリソースを再割り振りするための手段をさらに備え、前記再割り振りするための手段は、
    前記リソースブロックを再割り振りされた第1の領域、再割り振りされた第2の領域、および再割り振りされた第3の領域に分割するように構成され、
    前記再割り振りされた第1の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスに対して再割り振りされた第1のリソースを備え、
    前記再割り振りされた第2の領域は、前記少なくとも1つのMTCデバイスおよび前記少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第2のリソースを備え、
    前記再割り振りされた第3の領域は、前記少なくとも1つのUEに対して再割り振りされた第3のリソースを備える、請求項19に記載のUE。
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