JP2017219777A - 調光装置 - Google Patents

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勇樹 熊谷
立沢 雅博
Masahiro Tatezawa
雅博 立沢
千明 小幡
Chiaki Obata
千明 小幡
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Abstract

【課題】フレームにシート材等を直接貼り付けることができる調光装置を提供する。
【解決手段】調光装置10は、光学特性が第1の方向に沿って変化する第1の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第1の調光板11と、第1の調光板11に対向するように配置され、第1の調光領域に対応する第2の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第2の調光板12と、第1の調光板11及び第2の調光板12の外周縁を囲み、第1の調光板11及び第2の調光板12を前記第1の調光板及び前記第2の調光板を前記第1の方向に相対移動可能に保持するフレーム20と、を備え、フレーム20の少なくとも1辺は、表面及び裏面のうち少なくとも一方の面が平坦である。
【選択図】図1

Description

本開示は、対向する少なくとも2つの調光板により光の透過を制御する調光装置に関する。
対向する一対の調光板を保持し、この調光板をスライドさせて重なり合う部位を変化させることにより、透過光を制御して調光を図る調光装置が提案されている(例えば、特許文献1〜4)。
このような調光装置では、フレーム内において、一方の調光板が、他方の調光板に対してスライド可能に保持されており、一方の調光板をスライドさせることにより調光装置を通過する光の透過率を制御している。
特開2013−92707号公報 特開平9−310567号公報 特表2014−507676号公報 米国特許第8310757号明細書
調光装置において、フレームに段差、凹凸等があると、フレームの表面に意匠シート等のシート材を直接貼り付けることが困難であった。
本発明の課題は、フレームにシート材等を直接貼り付けることができる調光装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、光学特性が第1の方向に沿って変化する第1の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第1の調光板(11)と、前記第1の調光板に対向するように配置され、前記第1の調光領域に対応する第2の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第2の調光板(12)と、前記第1の調光板及び前記第2の調光板の外周縁を囲み、前記第1の調光板及び前記第2の調光板を相対移動可能に保持するフレーム(20)と、を備え、前記フレームの少なくとも一部は、表面及び裏面のうち少なくとも一方の面が平坦である調光装置(10)である。
第2の発明は、第1の発明の調光装置(10)において、前記フレーム(20)の表面及び裏面は、平坦な面であることを特徴とする調光装置である。
第3の発明は、第1又は第2の発明の調光装置(10)において、前記フレーム(20)の少なくとも1辺の側面は、平坦な面であることを特徴とする調光装置である。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の調光装置(10)において、前記フレーム(20)は、ベース部材と、前記ベース部材上に位置し、前記第1の調光板及び前記第2の調光板を保持するレール部材と、を有し、
前記ベース部材は、中空構造を有し、一部が肉厚であることを特徴とする調光装置(10)である。
第5の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の調光装置(10)において、平坦な面に配置された意匠シート(30)を更に備えることを特徴とする調光装置。
本発明によれば、フレームにシート材等を直接貼り付けることができる調光装置を提供することができる。
実施形態の調光装置10を説明する図である。 フレーム20の分解平面図である。 フレーム20を説明する図である。 調光装置10への意匠シート30の貼り付けを説明する図である。 一対の調光板11,12の構成を詳細に示す図である。 調光板11,12の位相差領域を説明する図である。 調光板11,12の他の構成を説明する図である。 変形形態のフレーム200を説明する図である。 フレーム20の他の構成を説明する図である。
以下、本発明の実施形態ついて説明する。なお、本明細書に添付した図面においては、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。また、図面においては、部材の断面を示すハッチングを適宜に省略する。
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「方向」等については、その用語の厳密な意味に加えて、同様の光学的機能を奏し、ほぼ平行、ほぼ直交等とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
図1は、本実施形態の調光装置10を説明する図である。図1(A)は、調光装置10の分解斜視図である。図1(A)は、後述する調光板11,12とフレーム20との構成を説明するための部分的な分解斜視図である。図1(B)は、調光装置10の厚み方向に平行且つ鉛直方向に平行な断面における部分断面図である。図1(B)では、ベース部材21Bの図示を省略している。
図2は、フレーム20の分解平面図である。
図3は、フレーム20を説明する図である。図3(A)は、フレーム20の平面図である。図3(B)は、フレーム20を矢視Aから見たときの側面図である。
図4は、調光装置10への意匠シート30の貼り付けを説明する図である。
なお、図面及び以下の説明においては、理解を容易にするために、調光装置10の左右方向をX方向、上下方向をY方向、厚さ方向をZ方向とする。左右方向(X方向)のうち、右側をX1側、左側をX2側とする。上下方向(Y方向)のうち、上側をY1側とし、下側をY2側とする。厚さ方向(Z方向)のうち、表面側をZ1側、裏面側をZ2側とする。また、本実施形態において、調光装置10は、上下方向(Y方向)が鉛直方向と一致するように使用されるものとする。
図4(A)は、意匠シート30がフレーム20の表面側(Z1側)に配置された例を示す図である。意匠シート30がフレーム20の表面の4辺全てに配置されているが、これに限らず、少なくとも1辺に配置されていればよい。例えば、フレーム20の2辺以上に意匠シート30が配置される場合、同じ意匠を有する意匠シートを全辺に配置してもよいし、異なる意匠を有する意匠シートを各辺に配置してもよい。図4(B)は、意匠シート30がフレーム20の表面側(Z1側)及び裏面側(Z2側)に配置された例を示す図である。図4(C)は、意匠シート30がフレーム20の表面側(Z1側)及び側面(X1、X2、Y1、Y2側)に配置された例を示す図である。図4(D)は、意匠シート30がフレーム20の表面側(Z1側)、裏面側(Z2側)及び側面(X1、X2、Y1、Y2側)に配置された例を示す図である。
(調光装置の概要)
本実施形態の調光装置10は、図1(A)、(B)に示すように、フレーム20の内部に、一対の調光板11,12(後述)が対向するように配置されている。調光装置10において、一対の調光板11,12の少なくとも一方の調光板を左右方向(X方向、以下、スライド方向Sともいう)にスライドさせて他方の調光板との間で重なり合う部位を変化させることにより、光の透過率を制御することができる。なお、図1では、スライド方向Sが調光板11,12の表面に沿うように設定されているが、これに限らず、スライド方向Sが調光板11,12の表面に非平行に交差するように設定されていてもよい。
(フレームの構成)
フレーム20は、調光板11,12の外周縁を囲み、調光板11,12をスライド方向(第1の方向)Sに相対移動可能に保持する構造体である。フレーム20は、図2に示すように、フレーム部材21、22、23、24及びジョイント25、26、27、28により構成される。
フレーム部材21〜24は、調光板11,12の各辺を保持する部材である。フレーム部材21は、フレーム20の下側(Y2側)の辺となる部材である。フレーム部材22は、フレーム20の左側(X2側)の辺となる部材である。フレーム部材23は、フレーム20の上側(Y1側)の辺となる部材である。フレーム部材24は、フレーム20の右側(X1側)の辺となる部材である。
ジョイント25は、フレーム部材21の左側(X2側)の端部とフレーム部材22の下側(Y2側)の端部とを接続する部材である。ジョイント26は、フレーム部材23の左側(X2側)の端部とフレーム部材22の上側(Y1側)の端部とを接続する部材である。ジョイント27は、フレーム部材23の右側(X1側)の端部とフレーム部材24の上側(Y1側)の端部とを接続する部材である。ジョイント28は、フレーム部材21の右側(X1側)の端部とフレーム部材24の下側(Y2側)の端部とを接続する部材である。
図1(A)に一例を示すように、ジョイント28の差し込み部28aは、フレーム部材21の右側(X1側)の端部(ベース部材21B)に接続される。他のジョイント25〜27についても、それぞれ対向するフレーム部材の端部に接続される。
フレーム部材21〜24は、隣接する各端部同士がジョイント25、26、27、28で接続されることにより、図3に示すように、調光板11,12の外周縁を囲むように保持する矩形状の枠体として構成される。調光板11,12は、調光装置10の厚さ方向(Z方向)に重ねられた状態で、フレーム部材21、22、23、24によって、4辺が保持される。
フレーム部材21〜24は、図1(A)に示すように、レール部材21A及びベース部材21Bを備える。ここでは、フレーム部材21を代表して説明するが、フレーム部材22〜24についても同様に構成されている。
フレーム部材21は、金属、樹脂、木材等の材料により作製される。フレーム部材21の材料を金属とした場合、レール部材21A及びベース部材21Bは、例えば、アルミニウムを押出し成形することにより作製することができる。レール部材21Aとベース部材21Bとを接合することにより、フレーム部材21を作製することができる。なお、レール部材21A及びベース部材21Bは、使用される材料により異なるが、例えば、ねじ止め、接着剤、溶接等により接合することができる。
レール部材21Aは、底部21aの基準面21dから突出する第1の壁部21bと、第2の壁部21cと、を備える。第1の壁部21b及び第2の壁部21cの間に、調光板11及び調光板12が重なった状態で、それらの端部が挿入されている。一対の調光板11,12は、第1の壁部21b及び第2の壁部21cの間に挿入されることにより、板同士の間隙が調整されると共に、フレーム20から外れることが抑制される。
レール部材21Aは、調光板11,12を同じ基準面21dで相対移動可能に支持する部材であり、断面凹形状に形成されている。調光板11,12は、レール部材21Aの同じ基準面21d上に置かれることにより、位置精度よく設置することができ、透過率の調整を適切に行うことができる。例えば、透明時にスジが見えるのを低減することができ、遮光時の光漏れも少なくすることができる。
ベース部材21Bは、レール部材21Aを支持する部材であり、中空の四角柱状に形成されている。先に一例として説明したジョイント28の差し込み部28aは、ベース部材21Bの内部に形成された開口領域(符号略)に差し込まれる。
図1(A)に示すように、フレーム部材21は、レール部材21Aとベース部材21Bの厚さth1が同じ寸法となるように形成されている。そのため、レール部材21Aとベース部材21Bとを接合すると、フレーム部材21の表面21e及び裏面21fは段差のない平坦な面となる。フレーム部材22〜24についても同様に構成されている。本実施形態において、「平坦な面」とは、溝、孔、段差等の凹凸のない面だけでなく、フレーム部材21とシート材等との接触面積が十分確保でき、シート材等がフレーム部材21から剥がれを抑制できる程度に凹凸がない面を含むものとする。
なお、表面21e及び裏面21fは、フレーム部材21の表裏面を示しているが、以下の説明では、フレーム20全体の表裏面を表面21e及び裏面21fともいう。
また、フレーム同士を接続するジョイント25〜28の厚さもフレーム部材21〜24と同じ厚さに形成されている。即ち、図1(A)に一例を示すように、ジョイント28は、四角形の本体部分における厚さth2が、フレーム部材21の厚さth1と同じ寸法となるように形成されている。ジョイント25〜27についても同じである。そのため、フレーム部材21〜24の隣接する各端部同士をジョイント25〜28で接続すると、フレーム20の表面21eと裏面21fは、図3(B)に示すように、全体として段差のない平坦な面となる。また、図3(A)、(B)に示すように、フレーム20の4辺の側面21s、22s、23s、24sについても、それぞれ段差のない平坦な面となる。
そのため、図4に示すように、本実施形態の調光装置10は、フレーム20の表面21eに意匠シート30を直接貼り付けることができる。意匠シート30は、例えば、木目模様、大理石模様等の意匠が施されたシート材である。意匠シート30は、意匠が施された面と反対側の面に接着層(不図示)が形成されている。意匠シート30において、その接着層を覆う剥離紙を剥がすことにより、フレーム20に直接貼り付けることができる。
なお、フレーム20は、裏面21fについても、全体として段差のない平坦な面であるため、裏面21fにも意匠シート30を直接貼り付けることができる。同様に、フレーム20は、側面21s〜24sについても、それぞれ段差のない平坦な面であるため、これらの面にも意匠シート30を直接貼り付けることができる。
(調光板の保持機構)
図1(B)に示すように、調光板11,12の端部には、スライダ31,32が貼り付けられている。スライダ31,32は、調光板11,12と、レール部材21Aの第1の壁部21b及び第2の壁部21cとの滑りやすさを調整する滑り調整部材として機能する部材である。
また、スライダ31,32は、風、振動等により調光板11,12が不用意に移動して調光が変化してしまうのを抑制するために、適度な摩擦力を付与する機能を有する。このため、スライダ31,32は、表面にエンボス形状や、プリズム形状等が形成されたシートを用いることができる。例えば、スライダ31,32が基準面21dと接する面は、極力滑りやすくなるように材料を選び、第1の壁部21b,第2の壁部21cと接する面に上記エンボス形状やプリズム形状を形成するようにしてもよい。
スライダ31,32は、調光板11,12の端部がレール部材21Aの第1の壁部21b、第2の壁部21cと直接触れるのを防止して、傷の発生を抑制する保護部材としても機能する。スライダ31,32は、調光板11,12の端部の表側面、内側面及び厚み部分を被覆している。スライダ31,32は、例えば、ABS樹脂等のテープを用いることができる。スライダ31,32は、基本的には、調光板11,12に直接貼り付けられている。スライダ31,32は、調光板11,12に貼付した例で示してあるが、フレーム部材21の凹溝の内側に貼ってもよい。
スライダ31は、調光板11の内側面(調光板12に対向する面)に直接貼り付けられておらず、スペーサ33を挟んで貼り付けられている。スペーサ33は、2枚の調光板11,12の間に配置されることにより、調光板11,12同士を所望の間隔に調整することができる。調光板11,12同士の間隔を適切に調整することにより、2枚の調光板11,12が接触して傷付くことを抑制することができる。スペーサ33は、薄いアルミ板、ガラス板、樹脂板等を使用することができる。スペーサ33の厚みは、2枚の調光板11,12の歪み、厚み、大きさ等の要因を考慮して両者が接触しない程度の値に設定することができ、例えば、0.1〜1mmの範囲としてもよい。スペーサ33の厚みを、このような範囲とすることにより、2枚の調光板11,12が接触するのを抑制しつつ、斜視時の光漏れを軽減することができる。
(調光板の概要)
図5は、一対の調光板11、12の構成を詳細に示す図である。調光板(第1の調光板)11は、透明基板13に、第1の偏光層14、第1の位相差層15を積層配置して形成される。透明基板13は、例えば、平板状のガラス板、アクリル板等により構成される。
第1の偏光層14は、直線偏光板として機能する光学機能層である。第1の偏光層14は、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)によるフィルム材に、ヨウ素化合物分子を吸着配向させることにより作製される。そして、第1の偏光層14を、例えば、TAC(Triacetylcellulose)等による透明フィルムからなる基材により挟持することにより、シート・ポラライザーによる直線偏光板14Aが作製される。第1の偏光層14は、この直線偏光板14Aを光硬化性樹脂等の接着剤層により透明基板13に貼合せすることにより配置される。なお、基材を省略して第1の偏光層14のみを配置してもよい。また、シート・ポラライザーによる直線偏光板に代えてワイヤーグリッド型の直線偏光板、塗工型の直線偏光板等、種々の構成を適用することができる。
第1の位相差層15は、第1の偏光層14に積層して配置される。例えば、第1の位相差層15を備える位相差フィルム15Aを、光硬化性樹脂等の接着剤層により第1の偏光層14に貼り合わせる。なお、第1の偏光層14と透明基板13との積層体に配置してもよく、第1の偏光層14と積層した後、透明基板13と積層してもよい。ここで、位相差フィルム15Aは、TAC等による透明フィルム材にパターンニングしてなる配向層を作製し、この配向層の配向規制力により液晶材料を配向させた状態で硬化させることにより第1の位相差層15を作製することができる。ここで、配向層は、ラビング処理により作製してもよく、光配向層を適用しても良く、賦型処理によりライン状凹凸形状を成形することにより作製してもよい。なお、位相差層15を第1の偏光層14に積層した後、基材を剥離して取り除くことにより、第1の位相差層15のみを積層してもよい。
調光板(第2の調光板)12は、調光板11と同様に、直線偏光板18A、位相差フィルム19Aの積層により、透明基板17に第2の偏光層18、第2の位相差層19を積層して形成される。図5に示すように、調光板11から調光板12に入射する光の光路において、第1の偏光層14、第1の位相差層15、第2の位相差層19、第2の偏光層18の順に配置される。
第1の偏光層14、第2の偏光層18は、例えば、互いにクロスニコルの関係となるように配置される。図5では、第1の偏光層14、第2の偏光層18のそれぞれの透過軸が矢印により模式的に示されている。
図6は、調光板11,12の位相差領域を説明する図である。図6に示すように、第1の位相差層15には、互いに遅相軸が異なる第1の位相差領域A1及び第2の位相差領域B1が、第1の方向D1に沿って交互に形成されている。第1の位相差領域A1及び第2の位相差領域B1は、第1の方向D1に直交する方向に帯状に延びるように形成されている。調光板11は、第1の位相差領域A1及び第2の位相差領域B1を一単位とする、複数の第1の調光領域AR1を有する。従って、調光板11は、第1の方向D1に沿って光学特性が変化する。
同様に、第2の位相差層19には、互いに遅相軸が異なる第3の位相差領域A2及び第4の位相差領域B2が、第2の方向D2に沿って交互に形成されている。第3の位相差領域A2及び第4の位相差領域B2は、第2の方向D2に直交する方向に帯状に延びるように形成されている。本実施形態では、第1、第2の方向を呼称する場面において、その方向をスライド方向ともいう。調光板12は、第3の位相差領域A2及び第4の位相差領域B2を一単位とする、複数の第2の調光領域AR2を有する。従って、調光板12は、第2の方向D2に沿って光学特性が変化する。
調光板11、調光板12は、例えば、平面視において矩形形状となるように形成され、調光装置10では、この矩形形状の1辺の延長方向がスライド方向Sに設定される。
第1の位相差領域A1及び第2の位相差領域B1は、第1の偏光層14の透過軸方向及び吸収軸方向に対して、第1の偏光層14の側より見て、互いに遅相軸方向が異なる。例えば、遅相軸が、第1の偏光層14の透過軸に対して時計方向及び反時計方向にそれぞれ45度の角度を成す関係となるように設定される。同様に、第3の位相差領域A2及び第4の位相差領域B2は、第2の偏光層18の透過軸方向及び吸収軸方向に対して、第2の偏光層18の側より見て、互いに遅相軸方向が異なる。例えば、遅相軸が、第2の偏光層18の透過軸に対して、時計方向及び反時計方向にそれぞれ45度の角度を成す関係となるように設定される。なお、図6においては、便宜上、各領域A1、A2、B1、B2における遅相軸方向を斜めの直線により示す。また、第1の位相差層15、第2の位相差層19は、透過光に1/4波長の位相差を付与して1/4波長位相差層として機能する厚みにより作製される。なお、第1の位相差層15、第2の位相差層19の厚みは、実用上十分な範囲で1/4波長とは異なる位相差を付与する厚みにより作製してもよい。
例えば、調光板11側から光が入射する場合、第1の偏光層14により直線偏光となった光を、第1の位相差領域A1、第2の位相差領域B1で回転方向がそれぞれ逆向きの円偏光に変換して出射する。そして、第3の位相差領域A2、第4の位相差領域B2により、位相差を付与して元の直線偏光又はこれと90度偏光方向の異なる直線偏光に変換して第2の偏光層18に到達する。これにより、調光装置10を透過する光の透過率を制御することができる。なお、調光板12側から光が入射する場合も同様である。このように、調光装置10では、調光板11、調光板12の各領域A1、A2、B1、B2の重なり合いにより、元の直線偏光により第2の偏光層18、第1の偏光層14に入射する部位の面積と、元の直線偏光と90度偏光方向の異なる直線偏光により第2の偏光層18、第1の偏光層14に入射する部位の面積とが変化する。
調光装置10では、偏光した入射光に対する光学特性が、スライド方向に対応する第1の方向で変化する第1の調光領域AR1を、この第1の方向に繰り返し備えてなるように調光板11が形成される。また、調光板12は、調光板11に対向するように保持され、第1の調光領域AR1に対応する第2の調光領域AR2を、第1の方向に対応する第2の方向に繰り返し備えるように形成される。
調光板11、調光板12の構成として、光学特性が第1、第2の方向に沿って変化する調光領域を、この第1、第2の方向に繰り返し備えた種々の構成を適用することができる。
図7は、調光板11,12の他の構成を説明する図である。例えば、図7に示すように、面内で偏光による透過軸をパターンニングした第1の偏光層14、第2の偏光層18により、調光板11、調光板12を作製してもよい。この場合、この第1の偏光層14、第2の偏光層18のパターンニングにより、スライド方向Sに対応する方向に、透過軸方向が90度異なる領域である第1の偏光領域A、第2の偏光領域Bを順次交互に設けるようにして、この領域A及びBにより調光領域AR1、AR2を構成してもよい。例えば、領域A、Bの透過軸方向は、帯状領域の延長方向及び幅方向に設定される。なお、この場合、第1の位相差層15、第2の位相差層19は省略される。
調光領域AR1、AR2は、偏光による透過軸に対する遅相軸のなす角が第1の方向D1又は第2の方向D2に沿って漸次変化する領域であってもよい。
帯状領域A及びBに代えて、矩形形状による領域A及びBを市松状に配置して矩形形状により調光領域を形成する場合、菱形形状による領域A、Bを順次交互に配置して平行四辺形形状により調光領域を形成する場合等、調光領域においては、種々の形状、配列を適用することができる。これらの場合、スライド方向Sが複数存在することがあり得る。
上述した本実施形態の調光装置10において、フレーム20の表面21eは、全体として段差のない平坦な面となる。そのため、調光装置10は、フレーム20の表面21eに意匠シート30を直接貼り付けることができる。これによれば、フレーム20の表面21eに、平坦化のための板材等を貼り付ける必要がないため、部品コストを削減することができる。また、フレーム20の表面21eに板材等を貼り付ける作業を省くことができるため、作業効率を向上させることができる。また、本実施形態のフレーム20は、表面21eだけでなく、裏面21fも全体として段差のない平坦な面であるため、フレーム20の裏面21fにも意匠シート30を直接貼り付けることができる。更に、本実施形態のフレーム20は、側面21s〜24sもそれぞれ段差のない平坦な面であるため、これらの面にも意匠シート30を直接貼り付けることができる。このように、本実施形態の調光装置10は、フレーム20のどの面にも、意匠シート30を直接貼り付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)図8は、変形形態のフレーム200を説明する図である。図8は、実施形態の図1(B)に対応する部分断面図である。図8では、フレーム200を構成するフレーム部材のうち、実施形態のフレーム部材21に対応するフレーム部材210を例として説明する。フレーム200において、他のフレーム部材についても同様に構成されている。なお、変形形態では、実施形態と同じ構成部材に同一符号を付して説明は省略する。
図8に示すように、本形態のフレーム部材210は、断面凹形状のレール部材210Aと、レール部材210Aを支持するベース部材210Bとが一体に形成されている。
レール部材210Aは、ベース部材210Bとの間に位置する底部210aの基準面210dから突出する第1の壁部211と、第2の壁部212と、を備える。第1の壁部211及び第2の壁部212の間に、調光板11及び調光板12が重なった状態で、それらの端部が挿入されている。
第1の壁部211は、調光板11に貼り付けられたスライダ31と当接するスライダ当接部211a及び211b(以下、適宜に符号を省略する)を有する。スライダ当接部211a及び211bは、第1の壁部211において、調光板11側に突出した断面略L字形の部分であり、フレーム部材210の長手方向に沿って延在している。スライダ当接部211aと211bにおいて、L字形の先端部は、間隔sだけ離れて対向するように形成されている。これにより、スライダ当接部211aと211bの内部には、断面凸形の空間が形成されている。本形態において、調光板11に貼り付けられたスライダ31は、レール部材210Aの上端部まで延在している。
第2の壁部212は、調光板12に貼り付けられたスライダ32と当接するスライダ当接部212a及び212b(以下、適宜に符号を省略する)を有する。スライダ当接部212a及び212bの形状は、調光板11,12を間に挟んで、先に説明したスライダ当接部211a及び211bと対象形状となるように形成されているため、重複する説明を省略する。スライダ当接部212aは、スライダ当接部211aに対応する。スライダ当接部212bは、スライダ当接部211bに対応する。本形態において、調光板12に貼り付けられたスライダ32は、レール部材210Aの上端部まで延在している。
第1の壁部211及び第2の壁部212は、それぞれのスライダ当接部が調光板11,12側に突出している。そのため、第1の壁部211及び第2の壁部212の厚みを、実施形態におけるレール部材21Aの第1の壁部21b及び第2の壁部21c(図1参照)の厚みよりも薄くすることができる。従って、本形態において、レール部材210Aの断面積は、実施形態のレール部材21Aの断面積よりも小さくなる。
ベース部材210Bは、内部に凹凸が形成された中空構造を有する。具体的には、ベース部材210Bの内部には、内側に向けて突出した凸部221と、内側から窪んだ凹部222とが形成されている。凸部221は、ベース部材210Bの断面において、4か所の側面に形成されている。凹部222は、ベース部材210Bの断面において、4か所の隅(角部)に形成されている。このように、ベース部材210Bは、厚みが均一ではなく、内側から窪んだ凹部222を有する。そのため、本形態において、ベース部材210Bの断面積は、実施形態のベース部材21B(図1参照)の断面積よりも小さくなる。
上述した本形態のフレーム200においても、その表面、裏面及び側面は、段差のない平坦な面となるため、意匠シート30を直接貼り付けることができる。また、本形態のフレーム200は、レール部材210A及びベース部材210Bの断面積を、実施形態におけるレール部材21A及びベース部材21Bの断面積よりも小さくできるため、実施形態のフレーム200よりも軽量化することができる。
本形態のフレーム200において、レール部材210Aのスライダ当接部211a、211b、212a、212b及びベース部材210Bの凸部221、凹部222は、それぞれ部材内部の補強構造としての役割を果たすため、本形態のフレーム200は、調光板11,12を保持する枠体としての強度を維持しながら、軽量化することができる。
本形態のフレーム200において、レール部材210A及びベース部材210Bは、一体に形成されているため、レール部材210A及びベース部材210Bをそれぞれ別体で作製して接合した構造に比べて、フレーム200としての強度を高めることができる。
また、先に説明した実施形態のフレーム20は、図1(B)に示すように、第1の壁部21bと調光板11との間及び第2の壁部21cと調光板12との間に、それぞれ隙間が生じている。そのため、この隙間から内部に塵、埃等が侵入する可能性がある。また、調光装置10を組み立てる際に、第1の壁部21b及び第2の壁部21cの内側の角部に指等が接触する可能性もある。これを回避するため、スライダ31及び32をレール部材21Aの上端部まで延在させることが考えらえる。しかし、実施形態のレール部材21Aでは、延在させたスライダ31及び32のほぼ全面が第1の壁部21b及び第2の壁部21cと当接する。そのため、スライダ31及び32をレール部材21Aの上端部まで延在させると、調光板11,12の摺動抵抗が増えることが考えられる。
これに対して、本形態のレール部材210Aは、図8に示すように、スライダ当接部において、L字形の先端部が間隔sだけ離れているため、スライダ31及び32をレール部材210Aの上端部まで延在させた場合でも、実施形態よりもスライダ31及び32と当接する面積を小さくすることができる。そのため、摺動抵抗を増やすことなしに、調光板11,12との隙間を埋めることができる。従って、本形態のフレーム200によれば、摺動抵抗を増やすことなしに、レール部材210Aと調光板11,12との隙間から内部に塵、埃等が侵入したり、レール部材210Aの内側の角部に指等が接触したりする不具合を回避することができる。
本形態のフレーム200は、レール部材210Aを長くして、調光板11,12がレール部材210Aに挿入される領域をより多くしても、摺動抵抗を増やすことがない。そのため、調光板11,12をX方向に移動させたときに、調光装置10の左右方向の端部から調光板11,12の側面が見えてしまう不具合を回避することができる。
本形態のフレーム200を構成する各フレームを、例えば、押出し成形で製造する場合、レール部材210Aとベース部材210Bとの体積差が大きいと、型(ダイ)からフレームを取り出しにくくなることが考えられる。しかし、本形態の構成によれば、レール部材210Aに設けられたスライダ当接部の形状を適宜に調整することにより、レール部材210Aとベース部材210Bとの体積差を少なくすることができる。そのため、押出し成形において、型からのフレーム部材の取り出しを容易にすることができる。
(2)上述した実施形態では、フレーム20の表面21e、裏面21f及び側面21sから24sを、それぞれ段差のない平坦な面とした例について説明したが、これに限定されない。フレーム20の表面21e、裏面21f、側面21s〜24sのうち、いずれか1つの面のみを平坦な面としてもよい。また、各面において、そのすべてを平坦な面としなくてもよく、いずれか1辺のみを平坦な面としてもよい。
(3)上述した実施形態では、調光板11を調光板12に対してスライド方向Sにスライドさせる例について説明したが、これに限定されない。調光板12を調光板11に対してスライドさせる構成としてもよい。
(4)上述した実施形態では、フレーム20の表面21eに意匠シート30を貼り付ける例について説明したが、これに限定されない。意匠シート30の代わりに、例えば、調光装置10の全面を覆うカバーガラスを貼り付けてもよいし、反射防止機能を備えたシート材を貼り付けてもよい。
(5)上述した実施形態では、配向層の配向規制力により液晶材料を固化して位相差層を作製する場合について述べたが、これに限定されない。例えば、位相差層に光配向性の液晶ポリマーを適用することにより、配向層を省略してもよい。
(6)上述した実施形態では、偏光層をクロスニコルにより配置する場合について述べたが、これに限定されない。偏光層をパラレルニコルにより配置するようにしてもよい。
(7)上述した実施形態では、フレームの開口形状が四角形である場合について述べたが、これに限定されない。フレームの開口形状の例として、四角形以外の多角形、円形等を更に挙げることができる。図9は、フレーム20の他の構成を説明する図である。フレーム20の開口形状は円形である。フレーム20は、第1の調光板11及び第2の調光板12の外周縁を囲み、第1の調光板11及び第2の調光板12を、第1の調光板11が第2の調光板12に対して回転するように相対的にスライド可能に保持する。例えば、第1の調光板11がその円周方向に回転することにより、第1の調光板11が第2の調光板12に対して回転するように相対的にスライド可能となる。図9(A)は、光の透過する明状態を示す。図9(B)は、図9(A)の位置から第1の調光板11を180度回転させて、光の透過が制限された暗状態とした場合を示す。
10 調光装置
11,12 調光板
20,200 フレーム
21〜24 フレーム部材
25〜28 ジョイント

Claims (5)

  1. 光学特性が第1の方向に沿って変化する第1の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第1の調光板と、
    前記第1の調光板に対向するように配置され、前記第1の調光領域に対応する第2の調光領域が、前記第1の方向に複数配列された第2の調光板と、
    前記第1の調光板及び前記第2の調光板の外周縁を囲み、前記第1の調光板及び前記第2の調光板を相対的にスライド可能に保持するフレームと、を備え、
    前記フレームの少なくとも一部は、表面及び裏面のうち少なくとも一方の面が平坦である調光装置。
  2. 請求項1に記載の調光装置において、
    前記フレームの表面及び裏面は、平坦な面であること、
    を特徴とする調光装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の調光装置において、
    前記フレームの少なくとも1辺の側面は、平坦な面であること、
    を特徴とする調光装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の調光装置において、
    前記フレームは、ベース部材と、前記ベース部材上に位置し、前記第1の調光板及び前記第2の調光板を保持するレール部材と、有し、
    前記ベース部材は、中空構造を有し、一部が肉厚であること、
    を特徴とする調光装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の調光装置において、
    平坦な面に配置された意匠シートを更に備えること、
    を特徴とする調光装置。
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