JP2017219539A - 一体化された磁場コンセントレータを有する磁場センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】1つまたは複数の磁場コンセントレータの個々の部分で磁場がより均一に分布し、飽和限界の増大をもたらし、増幅率を低減し、さらに、機械的応力を低減する、一体化された磁場コンセントレータを有する磁場センサを提供する。
【解決手段】1次元磁場センサが、支持物(7)、単一の細長い磁場コンセントレータ(4)、またはエアギャップ(6)により分離される2つの磁場コンセントレータ(4、5)、および少なくとも1つの磁気センサ素子(8)を備え、磁場コンセントレータ、または2つの磁場コンセントレータの両方が、ギャップ(10;11;12)により互い分離される少なくとも2つの部分(9)からなる。2次元磁場センサが、支持物、ギャップにより互いに分離される少なくとも3つの部分からなる単一の磁場コンセントレータ、および少なくとも2つの磁気センサ素子を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、一体化された磁場コンセントレータを有する磁場センサに関する。
2つの水平方向ホール素子および2つの細長い磁場コンセントレータを備える1次元磁場センサが、特許文献1により公知である。2つの磁場センサがエアギャップにより分離されている。2つのホール素子がエアギャップの縁部に配置され、逆平行のやり方で結合される。磁場センサが磁場の1つの成分だけを、すなわち、2つの磁場コンセントレータの長手方向に平行に伸びる成分だけを検出する。
少なくとも2つの水平方向ホール素子およびディスク状磁場コンセントレータを備える2次元磁場センサが、特許文献2により公知である。ホール素子が磁場コンセントレータの縁部の下方に配置される。磁場センサが、磁場の方向が決定される、磁場の2つの成分を検出する。
1つまたは2つの細長い磁場コンセントレータ、および少なくとも1つの垂直方向ホール素子を有する1次元磁場センサを備える電流センサが、特許文献3により公知である。
ホール素子は、典型的にはCMOS技術で半導体チップの活性表面内に一体化され、磁場コンセントレータが活性表面上に配置される。
欧州特許第772046号明細書 欧州特許第1182461号明細書 欧州特許第1746426号明細書
一方では、高い増幅率が比較的高いSN比または高い分解能を意味するので、測定すべき磁場の増幅を磁場コンセントレータが高めるということ、および他方では、線形測定範囲ができるだけ広くなるように、最も高い可能な磁場強度でだけ磁場コンセントレータが飽和状態に到達するということが、これらの磁場センサのいくつかの用途で、たとえば電流センサで重要である。
本発明は、1つまたは複数の磁場コンセントレータが比較的狭いギャップにより互いに分離される2つ以上の部分にさらに分割されたとき、前記磁場センサの磁場コンセントレータの飽和限界、およびそれによって線形計測範囲が増大するという認識に基づく。1つまたは複数の磁場コンセントレータをいくつかのセグメントにさらに分割することにより、以下のことがもたらされる:
−1つまたは複数の磁場コンセントレータの個々の部分で磁場がより均一に分布し、それにより飽和限界の増大がもたらされること;
−増幅率の低減、および
−望ましくないオフセットおよび感度のドリフト、ならびに望ましくない磁気ヒステリシス効果を生み出す、機械的応力の低減。
磁場センサは、支持物および1つまたは複数の磁気センサ素子を備え、1つまたは複数の磁場コンセントレータが、前記支持物上に配置され、前記支持物に固定して接続されている。前記支持物は、たとえば半導体チップとすることができ、磁気センサ素子は、半導体チップの中に一体化される、または半導体チップ上に配置される。
第1の実施形態では、1次元磁場センサが、第1のギャップにより分離される2つの磁場コンセントレータを備える。少なくとも1つの磁気センサ素子が、2つの磁場コンセントレータ間にある第1のギャップの領域内に配置され、この領域内では、一方の磁場コンセントレータから出て他方の磁場コンセントレータ上に入る磁力線が少なくとも1つの磁気センサ素子に集中する。2つの磁場コンセントレータは、それぞれ第2のギャップにより互いに分離される少なくとも2つの部分からなる。第2のギャップの幅は第1のギャップの幅より狭く、これによりさらに、疑いの余地のないやり方で、2つの磁場コンセントレータの個々の部分を決定するができるようになる。
第2の実施形態では、1次元磁場センサが単一の細長い磁場コンセントレータを備える。第1の磁気センサ素子が磁場コンセントレータの一方の長手方向端部の領域内に配置され、この領域内では、長手方向端部の領域内で磁場コンセントレータから出る磁力線が、第1の磁気センサ素子に集中する。任意選択で、第2の磁気センサ素子が磁場コンセントレータの他方の長手方向端部の領域内に配置され、第1のセンサ素子に差動的に結合される。磁場コンセントレータは、ギャップにより互いに分離される少なくとも2つの部分からなる。
2次元磁場センサが、単一の磁場コンセントレータ、および磁場コンセントレータの縁部の領域内に配置される、少なくとも2つの磁気センサ素子を備える。磁場コンセントレータは、ギャップにより互いに分離される少なくとも3つの部分からなる。
磁場コンセントレータのすべての部分が、支持物に固定して接続される。
磁場センサがハウジング内に、典型的にはプラスチック材料からなるICハウジング内にパッケージ化されたとき、ギャップは、通常はハウジング材料からのプラスチックで充填される。
用語「第1のギャップ(first gap)」は、2つの異なる磁場コンセントレータ間のギャップを表すために使用され、一方、用語「第2のギャップ(second gaps)」または「ギャップ(gaps)」は、磁場コンセントレータの個々の部分間にある1つまたは複数のギャップを表すために使用される。センサ素子は、1次元磁場センサでも、同じく2次元磁場センサでも、ギャップの外側にあり、その結果、1つまたは複数の磁場コンセントレータの個々の部分の相互に対向する縁部から出る磁力線がセンサ素子に集中しない。したがって、どの磁気センサ素子も、前記磁場コンセントレータの個々の部分間にあるギャップの領域内に存在しない。ギャップはさらに、技術的観点から可能な薄さであり、すなわち、典型的には、ギャップの幅は、ほぼ5μm〜20μmにすぎない。1次元磁場センサの第1の実施形態の2つの磁場コンセントレータ間にある前記第1のギャップは、比較的より広く、すなわち、典型的には、ギャップの幅は、30μm〜40μmである、またはより広いことさえある。
従来技術による1次元磁場センサを示す。 本発明による1次元磁場センサを示す。 本発明による1次元磁場センサの好ましい実施形態を示す。 本発明による1次元磁場センサの好ましい実施形態を示す。 図1、図3、および図4による磁場センサの直線性誤差を示す。 本発明による他の1次元磁場センサを示す。 従来技術による2次元磁場センサを示す。 本発明による2次元磁場センサの実施形態を示す。 本発明による2次元磁場センサの実施形態を示す。
本発明について、実施形態および図面を参照することにより、細部にわたりより厳密に以下で説明する。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の1つまたは複数の実施形態を例示し、詳細な説明と共に、本発明の原理および実装形態を説明するのに役立つ。図面は、例示を明確にするために概略的なものであり、縮尺どおりに示されていない。図面に関する説明は、3つの軸がX−軸、Y−軸、およびZ−軸として指定されるデカルト座標系に基づく。Z−軸は、図面の平面に対して垂直に伸びる。例示を明瞭にするために、いくつかの対象物の参照記号が、ただ一度だけ記入されることがある。
次に、本発明について、1次元磁場センサおよび2次元磁場センサを参照して、より詳細に説明する。
1次元磁場センサ
図1は、従来技術による(欧州特許第772046号明細書に記載された原理による)1次元磁場センサの構造を概略的に示す。磁場センサは、4つの水平方向ホール素子、すなわちホール素子3.1〜3.4が埋め込まれた活性表面2を有する半導体チップ1、ならびに半導体チップ1の活性表面2上に配置され、第1のギャップ6により分離される2つの磁場コンセントレータ4および5を備える。2つの磁場コンセントレータ4および5は、X−軸に沿って配置され、X−軸に対して対称に形成される。磁場センサは、X−軸の方向を指す磁場の成分を検出する。2つのホール素子3.1および3.2は、第1の磁場コンセントレータ4の縁部の領域内に配置され、この領域内では、負のZ−方向を指す磁場の磁力線が、2つのホール素子3.1および3.2に集中する。2つのホール素子3.3および3.4は、第2の磁場コンセントレータ5の縁部の領域内に配置され、この領域内では、正のZ−方向を指す磁場の磁力線が、2つのホール素子3.3および3.4に集中する。2つのホール素子3.1および3.2は、第1の対または第1のクラスタを形成し、互いに対して平行に結合される。2つのホール素子3.3および3.4は、第2の対または第2のクラスタを形成し、ホール素子3.1〜3.4の4つの出力信号と正しい符号を結びつけて、磁場のX成分に比例する単一の出力信号にするために、互いに対して平行に、かつ第1の対のホール素子3.1および3.2に逆平行に結合される。ギャップ6は所定の幅Bを有する。磁場コンセントレータ4および5は2つの機能を有する。一方では、磁場コンセントレータ4および5が、測定すべき磁場をX−方向からZ−方向へ局所的に回転させ、それによって、Z−方向を指す磁場の成分を感知可能な水平方向ホール素子を使って磁場の測定ができるようにする。他方では、磁場コンセントレータ4および5が、ホール素子3.1〜3.4の位置で磁場をG倍に増幅する。
図2は、本発明による1次元磁場センサを概略的に示す。磁場センサは、支持物7、正確に2つの磁場コンセントレータ4および5、ならびに1つまたは複数の磁気センサ素子8を備える。磁場コンセントレータ4および5は、支持物7の上に固定して配置され、第1のギャップ6により分離される。各センサ素子8が、一方の磁場コンセントレータ4から出て他方の磁場コンセントレータ5に入る磁力線が各センサ素子8に集中するような方法で、第1のギャップ6の領域内の所定の位置に配置される。磁場のX−成分を感知可能なセンサ素子8が、磁力線がX−方向に伸びる場所に、すなわち、磁場コンセントレータ4と5の間のほぼ中間に伸びる場所に配置されなければならず、一方、磁場のZ−成分を感知可能なセンサ素子8が、磁力線がZ−方向に伸びる場所に、すなわち、第1のギャップ6に対向する磁場コンセントレータ4または5の縁部に配置されなければならない。磁場センサが2つ以上のセンサ素子8を備える場合、磁場センサの出力信号を形成するために、センサ素子8の出力信号が正しい符号で加算される。
磁場コンセントレータ4および5は、高透磁率を有する材料からなる。高透磁率は、少なくとも100の比透磁率として理解されなければならない(空気の比透磁率は1である)。材料は、たとえば、比透磁率が典型的には100〜100,000の範囲内にあるパーマロイ、またはミューメタル、またはアモルファス磁性ガラスである。2つの磁場コンセントレータ4および5は、測定すべき磁場を増幅するため、および1つまたは複数のセンサ素子8が配置される1つまたは複数の位置で磁場を集中させるために使用される。
2つの磁場コンセントレータ4および5の各々が、第2のギャップ10により互いに分離される少なくとも2つの部分9からなる。第2のギャップ10の幅は、2つの磁場コンセントレータ4および5を互いに分離する第1のギャップ6の幅より狭い。磁場コンセントレータ4および5を2つ以上の部分9にさらに分割することにより、温度が変化する間、支持物7の材料、ならびに磁場コンセントレータ4および5の材料の熱膨張率が異なる結果生み出される機械的応力が低減されることを確実にする。
磁場コンセントレータ4および5は、(図2に示すような)細長い長方形の形状、または細長い楕円形の形状を有することができ、2つ、または3つ、または4つ以上の部分9にさらに分割されることができる。
部分9、すなわち、すべての部分9が、この実施形態で、および本発明の以下の実施形態すべてで、支持物7に固定して接続される。したがって、これらの部分9は動かない。
図3および図4は、磁場コンセントレータ4および5の各々が3つの部分9にさらに分割される1次元磁場センサの2つの好ましい実施形態を示す。2つの磁場コンセントレータ4および5は、(辺長が異なる)八面体の形状を有し、X−軸に対して対称に配置される。3つの部分9は、第2のギャップ10、11、および12により互いに分離される。第2のギャップ10、11、および12は幅B、B、およびBを有する。幅B、B、およびBは、第1のギャップ6の幅Bに対して比較的狭い。幅B、B、およびBは、典型的には3分の1〜10分の1だけ狭い。
第2のギャップ10、11、および12は、応力低減に加えて、磁力線の分布に変化をもたらし、その結果、一方では、増幅率が低減し、他方では、磁気飽和限界が増大する。飽和限界の増大は、より高い場の強度で磁場コンセントレータ4および5が飽和状態に到達することを意味し、その結果、これにより線形測定範囲がそれぞれ増大することになる。増幅率Gは、図1に示すように、磁場コンセントレータ4、5が一体化された形で存在するとき、G≒6の値を有する。図3および図4に示すように、3つに分かれた形で存在する磁場コンセントレータ4、5の実施形態では、増幅率Gはより小さな値を、すなわち、図3による実施形態ではG≒4.1の値を、または図4による実施形態ではG≒4.5の値を有する。図5は、3つの実施形態に対して磁場強度Bの関数の形で、すなわち、図1、図3、および図4の実施形態に関連する曲線14、15、および16の形で直線性誤差を示す。図1に示すような従来技術による形態では、直線性誤差がすでにほぼ10mTの場の強度で出現し、次いで、少なくともほぼ12mTから大きく増大する。図3および図4による実施形態では、直線性誤差がほぼ15mTからしか出現せず、図3による実施形態よりも図4による実施形態で、より急速に増大する。直線性誤差は、磁場コンセントレータ4および5の第1の領域が磁気的に飽和状態に達するときに発生し、飽和した範囲が大きくなればそれだけ増大する。増幅率Gおよび飽和限界は強く結合しており、すなわち、増幅率が大きくなればそれだけ飽和限界が低くなり、それに従って、それだけ線形測定範囲が狭くなり、その逆も同様である。磁場コンセントレータ4、5を2つ以上のセグメントに、最適にさらに分割することにより、増幅率の低減よりも大きな倍率だけ線形測定範囲を増大させることができ、このことはより高い効率を意味する。
図3および図4に示す磁場コンセントレータ4および5はまた、4つ以上の部分9にさらに分割されることができる。
図6は、単一の細長い磁場コンセントレータ4を有する1次元磁場センサを示す。図示するように、磁場コンセントレータ4は正方形であるが、同様に任意の他の細長い形、たとえば楕円形の形を有することができる。磁場コンセントレータ4は、支持物7の上に配置される。磁場センサは、磁場コンセントレータ4の一方の長手方向端部の領域内に配置される第1の磁気センサ素子8.1、および任意選択で、磁場コンセントレータ4の他方の長手方向端部の領域内に配置される第2の磁気センサ素子8.2を備える。センサ素子8.1および8.2には、磁場コンセントレータ4の長手方向両端部の領域内で前記コンセントレータに入る、または前記コンセントレータから出る磁力線が集中する。磁場コンセントレータは、ギャップ10により互いに分離される少なくとも2つの部分9からなる。どの磁気センサ素子も、ギャップ10の領域内に存在しない。磁気センサ素子8.1と8.2の両方が存在する場合、両方の磁気センサ素子8.1および8.2の出力が、単一の出力信号を形成するために差動的に結合される。そのような磁場センサを、たとえば、電流センサの形で使用することができる。
磁場コンセントレータ4はまた、細長い幾何形状以外の形状を有することができ、たとえば、丸みをつけることができる。両方存在する場合、2つの磁気センサ素子8.1および8.2は、好ましくは直径方向に互いに対向する。
2次元磁場センサ
図7は、従来技術による(欧州特許第1182461号明細書に記載された原理による)2次元磁場センサの構造を示す。磁場センサは、4つの対またはクラスタ18.1〜18.4を形成する8つの水平方向ホール素子が埋め込まれる活性表面2を有する半導体チップ1、および半導体チップ1の活性表面2上に配置される円形磁場コンセントレータ17を備える。磁場コンセントレータ17の形状、およびホール素子または対8.1〜8.4の位置が、X−軸およびY−軸により形成される座標系の原点を中心とする90°の回転に対して不変である。2つの対18.1および18.3はX−軸上にあり、2つの対18.2および18.4はY−軸上にあり、これらの対のすべてが磁場コンセントレータ17の縁部に近接し、この縁部では、縁部の領域内で磁場コンセントレータ17に入る、または前記コンセントレータを離れる磁力線が、これらの対のすべてに集中する。
測定すべき磁場をセンサ素子8の位置で増幅することが磁場コンセントレータ17の目的である。
1対の2つのホール素子が、互いに平行に、かつ直径方向に対向する対のホール素子と逆平行に結合され、その結果、磁場センサは、磁場のX−成分に比例する第1の出力信号、および磁場のY−成分に比例する第2の出力信号を引き渡す。磁場センサは、磁場コンセントレータ17により形成される平面内で磁場の方向を記述する単一の出力信号を代わりに供給することができる。出力信号は、たとえば、磁場がX−軸に関して取り囲む角度φである。
図8および図9は、本発明による2次元磁場センサの2つの好ましい実施形態を示す。磁場センサは、支持物7、単一の磁場コンセントレータ17、および少なくとも2つのセンサ素子を備える。磁場コンセントレータ17は、支持物7の上に配置される。
図7による形態のように、支持物7は半導体チップ1とすることができ、センサ素子8は、磁場コンセントレータ17の縁部で半導体チップ1の活性表面2の中に埋め込まれた水平方向ホール素子とすることができる。ホール素子は、図7と同じやり方で結合され、その結果、磁場センサは、磁場のX−成分に比例する第1の出力信号、および磁場のY−成分に比例する第2の出力信号を引き渡す、または代わりに、磁場がX−軸に関して取り囲む角度φを示す単一の出力信号を引き渡す。
磁場コンセントレータ17は、図7および図8による実施形態ではディスク状であり、図9による実施形態では八面体である。公知の実施形態と異なる重要な差が、磁場コンセントレータ17が、ギャップ10、11、12、および13により互いに分離される少なくとも4つの部分9にさらに分割されることである。ギャップ10、11、12、および13は、幅B、B、B、およびBを有する。幅B、B、B、およびBは、磁場コンセントレータ17の寸法と比較して非常に狭い。幅B、B、B、およびBは、ほんの数マイクロメートルであり、典型的には、ほぼ5μm〜20μmである。磁場コンセントレータ17は、好ましくは、4つの等しい部分9にさらに分割される。磁場コンセントレータ17はまた、異なる大きさに、および/または5つ以上の部分9にさらに分割されることができる。センサ素子8は、ギャップ10〜13の中に配置されるのではなく、角度に関してギャップ10〜13から明確に遠く離れた位置に配置される。センサ素子8は、好ましくは、角度に関して2つの隣接するギャップ間の中間に位置決めされる。これは、図8および図9に関して、2つのそれぞれのセンサ素子8の対18の中央が、角度0°、90°、180°、および270°で置かれ、一方、ギャップ10〜13が、角度45°、135°、225°、および315°に沿って磁場コンセントレータ17の中心から伸びることを意味する。
磁場センサは、磁場のX−成分に比例する第1の出力信号、および磁場のY−成分に比例する第2の出力信号を、または代わりに、磁場がX−軸に関して取り囲む角度φを示す単一の出力信号を引き渡す。
図8および図9に示す磁場センサの場合、対18の数を4から2に低減することができ、この場合、第1の対18.1のセンサ素子8が0°の角度で配置され、第2の対18.2のセンサ素子8が90°の角度で配置される。たとえば、オフセット誤差を低減するため、またはSN比を改善するために、センサ素子8の対またはクラスタを使用することがしばしば有利であるが、特定の応用例でセンサ素子8の数を8から2に低減することが可能であり、この場合、一方のセンサ素子8が0°の角度で配置され、他方のセンサ素子が90°の角度で配置される、または任意選択で、0°および90°以外の角度で配置される。
図7〜図9に示す90°回転対称の代わりに、磁場センサはまた、磁場コンセントレータの形状、およびセンサ素子の位置が、約120°の回転に対して不変である120°回転対称で形成されることもできる。その場合、磁場コンセントレータは、少なくとも3つの部分にさらに分割される。この場合、センサ素子はまた、典型的には、角度に関して2つの隣接するギャップ間のほぼ中間になる、ギャップの外側に配置される。これは、センサ素子8の中央が、0°、120°、および240°の角度に置かれ、一方、ギャップが、磁場コンセントレータの中央から、60°、180°、および300°の角度に沿って伸びることを意味する。追加のギャップが考えられる。そのような磁場センサを、たとえば三相電動機を制御するために使用することができる。
センサ素子8はすべて、磁場コンセントレータ17の縁部の領域内にある。磁場コンセントレータ17により形成される平面内にある磁場の成分を感知可能なセンサ素子8が、磁力線がほぼ前記平面内で伸びる場所に、すなわち、磁場コンセントレータ17の外側の縁部に隣接する領域内で伸びる場所に配置されなければならず、一方、磁場のZ−成分を感知可能なセンサ素子8が、磁力線がZ−方向に伸びる場所に、すなわち、磁場コンセントレータ17の下方の縁部領域内に磁力線が伸びる場所に配置されなければならない。センサ素子8は、ギャップ10、11、12、および13の外側にあり、その結果、磁場コンセントレータ17の個々の部分9の相互に対向する縁部から出る磁力線が、センサ素子8に集中しない。
磁場コンセントレータ17を少なくとも3つの部分にさらに分割することにより、磁場コンセントレータ17と支持物7の間の機械的応力が低減され、直線性範囲が増大する。
1次元磁場センサでも、同じく2次元磁場センサでも、技術的にできるだけ狭くギャップを形成することができる、すなわち、ギャップの幅が、数マイクロメートル、典型的には、ほぼ5μm〜20μmの範囲内にあり、したがって、通常はセンサ素子8の最小寸法より狭い。現在、水平方向ホール素子は、典型的には30μm×30μmの寸法を有し、AMR(Anisotropic Magnetoresistive Resistance)、GMR(Giant Magnetoresistive Resistance)、またはフラックスゲートセンサは、通常はさらに大きい寸法を有する。したがって、ギャップ内にセンサ素子8のためのスペースが不十分である。
磁場コンセントレータは、電気めっき工程を用いて支持物に有利に適用される。磁場コンセントレータはまた、他の公知の方法により、たとえば、磁気箔を接着させる、もしくは構造化することにより、またはスパッタリングにより、適用されることができる。
各センサ素子は、(水平方向または垂直方向の)ホール素子もしくはホール素子のクラスタ、AMR素子、GMR素子、フラックスゲージセンサ、または任意の他の適切な磁気センサとすることができる。支持物7は、1つまたは複数のセンサ素子の動作、および出力信号の生成に必要な電子回路を含む半導体チップとすることができる。1つまたは複数のセンサ素子を、半導体チップの中に一体化する、または半導体チップに付加することができる。
本発明の実施形態および用途について示し、説明したが、本明細書における本発明の概念を逸脱することなく、上述よりも多くの修正が可能であることが、本開示の恩恵を受ける当業者には明らかであろう。したがって、本発明は特許請求の範囲だけにより制限される。

Claims (7)

  1. 磁場センサであって、
    支持物(7)、
    前記支持物(7)の上に配置され、前記支持物(7)に固定して接続され、第1のギャップ(6)により分離される正確に2つの磁場コンセントレータ(4、5)、および、
    少なくとも1つの磁気センサ素子(8)、を備え、
    前記少なくとも1つの磁気センサ素子(8)が前記第1のギャップ(6)の領域内に配置され、前記第1のギャップ(6)の前記領域内では、前記一方の磁場コンセントレータ(4)から出て前記他方の磁場コンセントレータ(5)に入る磁力線が前記少なくとも1つの磁気センサ素子(8)に集中し、
    前記2つの磁場コンセントレータ(4、5)が、第2のギャップ(10;11;12)により互いに分離される少なくとも2つの部分(9)からなり、かつ、
    前記第2のギャップ(10、11、12)の幅が前記第1のギャップ(6)の幅より狭いことを特徴とする磁場センサ。
  2. 磁場センサであって、
    支持物(7)、
    前記支持物(7)の上に配置され、前記支持物(7)に固定して接続される単一の磁場コンセントレータ(4)、および、
    少なくとも1つの磁気センサ素子(8)、を備え、
    前記少なくとも1つの磁気センサ素子(8)が前記磁場コンセントレータ(4)の縁部の領域内に配置され、前記磁場コンセントレータ(4)の前記縁部の前記領域内では、前記縁部の前記領域内で前記磁場コンセントレータ(4)から出る磁力線が前記少なくとも1つの磁気センサ素子(8)に集中し、
    前記磁場コンセントレータ(4)が、ギャップ(10)により互いに分離される少なくとも2つの部分(9)からなること、および、
    どの磁気センサ素子も、前記ギャップ(10)の前記領域内に存在しないことを特徴とする磁場センサ。
  3. 前記磁場コンセントレータ(4)が細長く、前記少なくとも1つの磁気センサ素子(8)が、前記磁場コンセントレータ(4)の長手方向端部の領域内に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の磁場センサ。
  4. 前記磁気センサ素子(8)の数が2つであり、前記磁気センサ素子(8)が互いに直径方向に対向して置かれることを特徴とする、請求項3に記載の磁場センサ。
  5. 磁場センサであって、
    支持物(7)、
    前記支持物(7)の上に配置され、前記支持物(7)に固定して接続される単一の磁場コンセントレータ(17)、および、
    測定すべき磁場の2つの異なる成分を検出するのに役立つ、少なくとも2つの磁気センサ素子(8)、を備え、
    前記磁場コンセントレータ(17)が、ギャップ(10;11;12;13)により互いに分離される少なくとも3つの部分(9)からなること、
    前記磁気センサ素子(8)が、前記磁場コンセントレータの縁部の領域内に配置されること、および、
    どの磁気センサ素子も、前記ギャップ(10;11;12;13)の前記領域内に存在しないことを特徴とする磁場センサ。
  6. 前記支持物(7)が半導体チップ(1)である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁場センサ。
  7. 1つまたは複数の前記磁気センサ素子(8)が、水平方向もしくは垂直方向の1つもしくは複数のホール素子、またはAMR、またはGMR、または1つもしくは複数のフラックスゲージセンサである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の磁場センサ。
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