JP2017208762A - 情報管理装置 - Google Patents

情報管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017208762A
JP2017208762A JP2016101484A JP2016101484A JP2017208762A JP 2017208762 A JP2017208762 A JP 2017208762A JP 2016101484 A JP2016101484 A JP 2016101484A JP 2016101484 A JP2016101484 A JP 2016101484A JP 2017208762 A JP2017208762 A JP 2017208762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
communication terminal
communication
registration request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016101484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6617076B2 (ja
Inventor
海燕 鄭
Haiyan Zheng
海燕 鄭
智紀 嘉義
Tomonori Kagi
智紀 嘉義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2016101484A priority Critical patent/JP6617076B2/ja
Publication of JP2017208762A publication Critical patent/JP2017208762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617076B2 publication Critical patent/JP6617076B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線通信ネットワークに接続して通信を開始するSIMロックフリー端末に対して、当該無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知する。【解決手段】通信システム1のHSS10では、通信端末40からの無線通信ネットワークへの登録要求を受信する際に、通信端末を特定する端末識別情報としてIMEIを取得する。そして、端末識別情報としてのIMEIに含まれる機種を特定する情報(TAC)が、予めHSS10の端末情報記憶部15で記憶されている情報と一致するか否かに基づいて、通信端末40に対して、無線通信ネットワークで提供しているサービスに係る情報を通知するか否かを判定し、通知すると判定した場合には、通信端末40に対してSMS配信により通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置に関する。
従来から、無線通信ネットワークを提供する通信事業者が、当該無線通信ネットワークで利用可能な通信端末が提供されている。この無線通信ネットワーク毎に提供される通信端末は、特定の無線通信ネットワークへの接続に用いられるUSIM(Universal Subscriber Identity Module:汎用加入者識別モジュール)のみが利用可能である状態とされた所謂SIMロック端末であった。一方、近年では、互いに異なる無線通信ネットワークへの接続に利用されるSIMを利用可能な、所謂SIMロックフリー端末が増加している(例えば、特許文献1参照)。この場合、通信端末に対して装着するSIMを変更することにより、同一の通信端末を使用しながら互いに異なる無線通信ネットワークに対して接続をすることが可能となる。
特開2016−32283号公報
ここで、SIMロックフリー端末により特定の無線通信ネットワークを利用した通信を開始するためには、APN(Access Point Name)設定等の通信端末において利用するサービスに応じた初期設定を行う必要がある。しかしながら、SIMロックフリー端末側では、接続先の通信ネットワークでどのようなサービスを利用可能かどうかについて把握していない。したがって、無線通信ネットワーク側の情報管理装置から通信端末に対して当該情報を提供する必要が生じている。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、無線通信ネットワークに接続して通信を開始するSIMロックフリー端末に対して、当該無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能な情報管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報管理装置は、無線通信ネットワークを制御する通信システムに含まれる情報管理装置であって、当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報を記憶する端末情報記憶部と、通信端末を識別する情報であると共に当該通信端末の機種を特定する情報が含まれる端末識別情報と、当該通信端末のユーザを特定する情報であるユーザ特定情報と、を含む通信端末からの前記無線通信ネットワークへの登録要求を受信する登録要求受信部と、前記登録要求受信部で受信した前記登録要求に含まれる前記端末識別情報から前記通信端末の機種を特定する情報を抽出し、抽出された前記通信端末の機種を特定する情報と、前記端末情報記憶部に記憶されている情報とに基づいて、前記登録要求を送信した前記通信端末が、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かを判定する端末判定部と、前記端末判定部による判定の結果、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要があると判定された前記通信端末に対して、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知するメッセージを配信するメッセージ配信部と、を有することを特徴とする。
上記の情報管理装置によれば、端末判定部において、登録要求に含まれる端末識別情報から抽出された通信端末の機種を特定する情報と、端末情報記憶部に記憶されている無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報とに基づいて、情報管理装置が登録要求を送信した通信端末が、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かを判定がなされる。その結果、無線通信ネットワークが提供するサービス通知する必要がある通信端末に対しては、情報管理装置のメッセージ配信部からメッセージを配信することで通知が行われる。したがって、例えば、登録要求を送信した通信端末がSIMロックフリー端末のように、無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末ではない場合には、端末判定部による判定結果に基づいて、無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能となる。
ここで、前記端末情報記憶部は、当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報に対応付けて、通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を記憶し、前記端末判定部は、前記登録要求を送信した通信端末から抽出された前記通信端末の機種を特定する情報が、前記端末情報記憶部に記憶された当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報と一致する場合に、前記通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を参照して、前記登録要求を送信した前記通信端末が、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かを判定する態様とすることができる。
上記のように、通信端末の機種を特定する情報に加えて、機種毎の仕様を特定する情報を記憶しておき、端末判定部における無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かの判定の際にこれを利用する構成とすることで、例えば、無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種であっても、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末が存在する場合には、仕様の情報を利用して適切な通知先を選択することが可能となり、無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能となる。
また、前記端末情報記憶部は、登録要求を過去に受信した通信端末に係る端末識別情報を当該登録要求に含まれるユーザ特定情報に対応付けて記憶し、前記端末判定部は、前記登録要求受信部で受信した前記登録要求に含まれる前記端末識別情報が、前記登録要求を過去に受信したことを示す情報として前記ユーザ特定情報に対応付けて前記端末情報記憶部において記憶されている場合には、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当しないと判定する態様とすることができる。
上記のように、情報管理装置において、登録要求受信部で受信した登録要求に含まれる端末識別情報が、端末情報記憶部で記憶される登録要求を過去に受信した通信端末の端末識別情報に含まれる場合には、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当しないと判定する構成とすることで、登録要求を過去に受信した通信端末に対して再度同様のメッセージを通知することを防ぐことができる。したがって、通信量の増大を防ぎながら、無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能となる。
本発明によれば、無線通信ネットワークに接続して通信を開始するSIMロックフリー端末に対して、当該無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能な情報管理装置が提供される。
本発明の実施形態に係る情報管理装置(HSS)を含む通信システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係るHSSのハードウェア構成を示す図である。 HSSが記憶する情報の例を示す図である。 HSSが記憶する情報の例を示す図である。 HSSが記憶する情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける通信端末の位置登録方法の処理を説明するシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る通信システムにおける通信端末の位置登録方法の処理を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報管理装置を含む通信システム1の概略構成図である。この通信システム1は、無線通信ネットワークを提供する通信事業者により提供されるシステムであり、通信システム1が制御する無線通信ネットワークに接続する通信端末に対してデータ通信や音声通信等を提供するシステムである。通信システム1は、本実施形態に係る情報管理装置に相当するHSS(Home Subscriber Server)10と、交換機20と、SMS配信装置30と、を含む。スマートフォン、タブレット端末等により実現される通信端末40は、この通信システム1と接続することにより、この通信システム1が提供する無線通信ネットワークを利用した通信を行うことができる。
HSS10は、加入者情報管理装置とも呼ばれ、通信端末40が無線通信ネットワークを利用した通信を行うための認証処理や通信端末の在圏情報の管理等を行うサーバである。本実施形態では、新たに無線通信ネットワークに在圏しようとする通信端末40がある場合に、HSS10から当該無線通信ネットワークで使用可能なサービスをその通信端末40に対して通知するという特徴を有する。この点については後述する。
交換機20は、通信端末40が無線通信ネットワークを利用した通信を行う際の通信端末40からの信号を中継する装置である。交換機20としては、無線通信ネットワークの通信規格の種類によって互いに異なる装置が用いられる。例えば、LTE(Long Term Evolution)であれば、MME(Mobility Management Entity)が交換機に相当する。また、3G(3rd Generation)であれは、xGSN(serving/gateway General packet radio service Support Node)が交換機に相当する。また、音声通信であれば、ASN(Application Serving Node)が交換機に相当する。このように、通信端末40からの信号を中継する交換機20は、無線通信ネットワークの規格に対応した装置が用いられる。
SMS配信装置30は、通信端末40に対してテキストメッセージ(SMS:Short Message Service)を配信する機能を有する。SMS配信装置30を介して通信端末40に対して配信するSMSには、通信端末同士でやり取りするメッセージも含まれるが、本実施形態では、HSS10からの指示に基づいて、無線通信ネットワーク側から通信端末40に対して配信されるネットワーク接続用のSMSについて説明する。SMS配信装置30から送信されるSMSは、SMS用の交換機に相当するIWG(InterWork Gateway:不図示)を経由して、通信端末40に対して送信される。
通信端末40は、所謂SIMロックフリー端末であり、電話番号や無線通信ネットワークへの接続に係る情報が記載されたUSIM(Universal Subscriber Identity Module:汎用加入者識別モジュール)を装着することにより、USIMに記載された無線通信ネットワークを利用した通信が可能となる端末である。本実施形態では、通信システム1が提供する無線通信ネットワークに対して接続するためのUSIMを取り付けた通信端末40が、通信システム1に対して接続して通信を開始する場合の処理について説明する。
次に、本実施形態に係る情報管理装置であるHSS10について説明する。HSS10は、図1に示すように、位置登録要求受信部11(登録要求受信部)、位置登録処理部12、SMS配信要否判定部13(端末判定部)、SMS配信処理部14(メッセージ配信部)、及び、端末情報記憶部15を含んで構成される。
また、物理的には、HSS10は、図2に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、データ送受信デバイスである通信モジュール104、ハードディスク、フラッシュメモリ等に例示される補助記憶装置105、入力デバイスであるタッチパネル及びキーボード等に例示される入力装置106、ディスプレイ等の出力装置107などを含むコンピュータシステムとして構成されている。HSS10では、図2に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで通信モジュール104、入力装置106、出力装置107を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで、各装置における一連の機能が実現される。
図1に戻り、HSS10の位置登録要求受信部11は、通信端末40からの位置登録要求を受信する機能を有する。位置登録要求は、通信端末40が通信システム1に接続して提供する無線通信ネットワークを利用する際に必要な処理であり、アタッチ要求とも呼ばれる。この位置登録要求は、通信システム1が制御する無線通信ネットワークへの通信端末40の登録要求に相当する。通信端末40では、USIMを取り付けた状態で電源ONとすること等を契機として、USIMに記載された情報に基づいて通信システム1の提供する無線通信ネットワークを利用するための処理が開始される。このとき、特定のユーザが使用する通信端末40は、HSS10に対して端末情報の登録(位置登録)を要求する。通信端末40からHSS10に対して送信される位置登録要求には、端末を識別する情報である端末識別情報と、当該端末のユーザを特定する情報であるユーザ特定情報と、が含まれる。本実施形態においては、「ユーザ」とは、1つのUSIMに記載された情報により特定される無線通信ネットワークを使用する者のことを指す。すなわち、1つのUSIMが1ユーザに相当する。
端末識別情報としては、例えば、IMEI(International Mobile Equipment Identifier)が用いられる。IMEIとは、国際移動体装置識別番号であり、端末毎に割り振られる例えば15桁の番号である。IMEIの15桁の番号の中には、端末の機種を特定する情報であるTAC(Type Allocation Code)が含まれる。TACは、例えば8桁の番号であり、機種毎に設定されている番号である。なお、同一の型式で製造された端末であっても、提供事業者が異なるために内部のソフトウェアの設定等が変更されている端末については、通常、互いに機種が異なる端末とされる。このように、端末識別情報には、機種を特定する機種特定情報が含まれる。
また、ユーザ特定情報としては、USIMに記載されていてUSIM毎に設定される固有の情報を用いることができる。このようなユーザ特定情報としては、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、電話番号、MSN(Mobile Subscriber number)が用いられる。ユーザ特定情報は、通信端末(デバイス)とは関連しない情報である。
位置登録処理部12は、位置登録要求受信部11で受信した通信端末40からの位置登録要求に基づいて、通信端末40の位置登録に係る処理を行う。位置登録処理部12で行われる処理は、従来からHSSで行われている処理と同じである。
SMS配信要否判定部13は、通信端末40からの位置登録要求に含まれる情報と、端末情報記憶部15において記憶される情報とに基づいて、通信端末40に対して通信端末40に対するネットワーク接続用のSMSを配信するかどうかを判定する。ここでのネットワーク接続用のSMSとは、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知するメッセージである。通信端末40に対してネットワーク接続用のSMSを配信する必要があるのは、以下の条件を満たす場合である。すなわち、通信端末40の提供元が、通信システム1の提供する無線通信ネットワークを運営する通信事業者とは異なる場合等である。
一般的に、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末の場合には、無線通信ネットワークを利用した通信サービスの利用が容易となるための情報、例えば、APN(Access Point Name)設定に係る情報等が予め通信端末に記憶されている。したがって、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末に対して、当該無線通信ネットワークへの接続のためのUSIMを取り付けると、通信端末において予め記憶されている情報を組み合わせることで、無線通信ネットワークへの接続に係る処理をスムーズに行うことができる。
一方、例えば、他の通信事業者が提供している通信端末や、特定の通信事業者での利用に限定していないことを前提としている通信端末のように、提供元が無線通信ネットワークの通信事業者とは異なる通信端末の場合、無線通信ネットワークに係る情報が通信端末には保存されていないため、USIMに記載された情報のみに基づいて無線通信ネットワークへの接続に係る処理が行われる。しかしながら、USIMに記載された情報のみでは無線通信ネットワークを介した利用な各種サービスを端末側で十分に把握することができない場合があり、その場合には各種サービスを利用するための諸設定を行うことができない。したがって、無線通信ネットワーク側、すなわち通信システム1側から通信端末に対して、無線通信ネットワークが提供するサービスをSMS等により通知する必要がある。ただし、位置登録要求を送信した全ての通信端末に対して上記の情報を通知すると、通信負荷や不要な信号の送受信が増大する可能性がある。そこで、HSS10では、IMEIに含まれる機種を特定する情報であるTACを利用して、無線通信ネットワークが提供するサービスに係る情報を通知する通信端末に該当するか否かを判断する。
なお、例外的に無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末と同じTACにより特定される通信端末が、他の通信事業者等の他者から提供される場合がある。この場合には、TACだけでは無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末に該当するかを明確に判断することができない。したがって、通信端末から提供される他の情報に基づいて、無線通信ネットワークが提供するサービスをSMS等により通知する通信端末に該当するか否かを判断することが望まれる。しかしながら、通信端末から提供される他の情報を参照しても無線通信ネットワークが提供するサービスをSMS等により通知する通信端末に該当するか否かを判断できない場合がある。この場合には、安全のために、そのTACに該当する通信端末に対しては(無線通信ネットワークの通信事業者が提供している場合でも)一律SMSを配信するという対応が考えられる。HSS10のSMS配信要否判定部13は、上記のような例外的なケースがある場合には、それらの事情を考慮した上で、無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かを判断する機能を有する。
このように、本実施形態に係る通信システム1では、位置登録要求を受けた通信端末それぞれについて、HSS10のSMS配信要否判定部13において、無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かを判断する。SMS配信要否判定部13では、位置登録要求と共に通信端末40から提供された情報と、HSS10の端末情報記憶部15で記憶されている情報とに基づいて判定を行う。詳細については後述する。
SMS配信処理部14は、SMS配信要否判定部13において無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行う必要があると判定された通信端末に対し、当該通知に係るメッセージとしてのSMSの配信に係る処理を行う機能を有する。具体的には、SMS配信装置30に対して、通信端末40を特定する情報(SMSの宛先を特定する情報)と、通信端末40に対して送信すべき情報(SMSの本文として記載すべき情報)と、を送信し、通信端末40へのSMS配信を要求する機能を有する。
端末情報記憶部15は、HSS10が通常実施する通信端末の位置登録処理の結果登録された通信端末の情報を記憶する。さらに、端末情報記憶部15は、上記のSMS配信要否判定部13において通信端末40に対して無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かを判定するための情報を記憶する。
端末情報記憶部15で記憶される情報の例を図3及び図4に示す。図3では、ユーザ毎に、IMEI及び電話番号が対応付けた表を示している。図3では、ユーザU01〜U04のそれぞれについて、電話番号とIMEIとが対応付けられて記憶されている。IMEIは、本来は通信端末毎に異なる情報であるが、簡単のため、図3では全て「XXX…」としている。図3に示す情報は、ユーザ(USIM)毎のユーザプロファイルに相当する情報であり、位置登録処理が行われると、ユーザ(USIM)毎にユーザプロファイルが作成される。また、ユーザが使用する通信端末を変更した状態で位置登録を再度行うと、当該ユーザに対応するユーザプロファイルにおけるIMEI(端末識別情報)が書き換えられる。したがって、図3に示す情報は、HSS10においてユーザ特定情報(ここでは電話番号)に紐付けられた最新の通信端末の端末識別情報を示す情報である。したがって、ユーザがUSIMを異なる通信端末に挿入して位置登録を行った場合には、通信端末から送信される位置登録要求には、図3にIMEIと電話番号との組合せとは異なる組合せの情報が含まれる。
図4は、図3に示すプロファイルの一部情報を蓄積すると共に、通信端末への通知の履歴を記録したものである。図4では、IMEI及び電話番号の組合せに加えて、SMS配信を行った場合には、SMS配信を行ったことを示すフラグが付与されている。図4に示す情報のうち、電話番号及びIMEIは、位置登録処理部12において、通信端末からの要求に基づいて位置登録処理を行うことで、ユーザ毎に記憶される情報、すなわち、ユーザプロファイルから抽出される情報である。ただし、ユーザが使用する通信端末を変更した状態で位置登録を再度行うと、図3に示すユーザプロファイルではIMEI(端末識別情報)が書き換えられるが、図4に示すプロファイル情報は、図3に示すユーザプロファイルが書き換えられると、新たな電話番号とIMEIとの組み合わせが追加される。つまり、図4に示す情報は、当該通信端末から過去に位置登録要求が送信された履歴に相当する情報ともいえる。図4に示す情報は、USIMを取り付けた通信端末が電源ON動作を行う度に送信されて、蓄積される情報である。したがって、特定のユーザ(に対応するUSIM)が異なる通信端末を用いると、当該ユーザと異なる通信端末との組み合わせでの位置登録処理が行われ、図4に示す情報は更新されていく。図4に示す例では、ユーザU01は、最初にIMEI「AAA…」で特定される通信端末を使用していたが、その後、USIMを取り付ける通信端末をIMEI「BBB…」で特定される通信端末に変更して再度位置登録処理を行った場合について説明している。この場合、図4に示すように、ユーザU01に係る情報(電話番号とIMEIとの組み合わせ)が蓄積されていく。このように、USIMを取り付ける通信端末を変更する度に、当該USIMに対応するユーザの情報が蓄積されていく。
図4に示す表では、通信端末に対して通知を行ったか否かを示す情報を、「配信状況」として対応付けて記録している。図4では、IMEI「AAA…」で特定される通信端末に対しては配信状況が表示されておらず「−」となっている。これは、IMEI「AAA…」で特定される通信端末は、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末であり、通知が不要な通信端末であることを示している。一方、IMEI「BBB…」で特定される通信端末は、配信状況が「配信済み」となっていて、通知が行われている(SMSが配信されている)ことを示している。このように、電話番号及びIMEIの組合せに対応付けて、それぞれ通知を行ったかに関連する情報を対応付けて記録している。
SMS配信要否判定部13は、図3に示す情報(登録されたユーザのプロファイル)を参照することで、IMEIが登録されているかに基づいて、当該通信端末に対してSMSを配信するかを判定すればよいが、さらに、図4に示すように電話番号及びIMEIで特定される通信端末に対して通知を行ったか(SMS配信を行ったか)を示す情報を別途持っていてもよい。
図4に示すように、無線通信ネットワークが提供するサービスに係る通知を行ったか否かを示す情報を電話番号及びIMEIに対応付けて端末情報記憶部15において記憶している場合、同一のユーザが同一の通信端末を使用して何度も位置登録要求を送信した場合に、当該通信端末に対して繰り返し無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うことを防ぐことができる。図4に示す情報は、上述したように蓄積されている情報であるため、特定のユーザ(電話番号)と通信端末(IMEI)との組み合わせでの位置登録が過去に行われている場合には、図4に示すようにその組み合わせが蓄積されているはずである。ただし、図4に示すように、無線通信ネットワークが提供するサービスに係る通知を行ったか否かを示す情報を対応付けて記憶していると、無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知をより適切に判定することができ、通知するためのSMSの配信回数を減らすことができる。
図5は、通信端末の機種毎に、当該機種の仕様を対応付けた表を示している。図5では、通信端末の機種を特定する情報としてTACが用いられている。そして、TACに対して、メーカー(製造元)、契約(当該通信端末が接続可能な無線通信ネットワークを特定する情報)、その他、通信端末に係る各種の仕様(例えば、OS(Operating System)、ステアリング等)が対応付けられている。なお、端末情報記憶部15では、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末に係る情報のみが記憶される。すなわち、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末とは異なる通信端末に係る情報は、図5に示す表に含まれない。図5には、無線通信ネットワークを運営する通信事業者が提供し、TACを含めた種々の情報を通信システム1が把握可能な通信端末に係る情報が記憶される。
端末情報記憶部15に記憶される図5に示す情報は、通信端末に対して無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かをSMS配信要否判定部13において判定する際の基本となる情報である。SMS配信要否判定部13では、通信端末に対して無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かを機種毎に行う。したがって、通信端末から提供される端末識別情報に含まれる機種を特定する情報であるTACを利用して判定を行う。図5に示す情報は、その際の基本となる情報である。また、上述したように、無線通信ネットワークを運営する通信事業者に関連する通信端末と同じTACを有する通信端末が他者から提供される可能性がある場合には、図5に示す情報のうち、TACと他の情報とを組み合わせて通信端末に対して無線通信ネットワークが提供するサービスについての通知を行うか否かを判定する構成とすることもできる。図5に示す表において、機種毎の通信端末に関する各種の情報がTACに対応付けられているのは、SMS配信の要否に関して例外的な条件がある場合に利用するためである。なお、図5に示す情報は、通信事業者等から提供される情報であり、通信事業者に関連する通信端末の機種が更新された場合に更新される情報である。
なお、端末情報記憶部15で記憶する情報の形式は図3〜5に示す形式には限定されない。例えば、図3に示す情報と図4に示す情報とを組み合わせた情報を1つ準備する構成としてもよい。
次に図6及び図7を参照しながら、通信システム1における通信端末40の位置登録関連の処理を説明する。図6は、通信端末40によるHSS10に対する位置登録方法を説明するシーケンス図である。また、図7は、HSS10のSMS配信要否判定部13におけるSMS配信の要否判定に係るフローチャートである。
図6に示すように、まず、通信端末40から交換機20に対して位置登録要求(Attach_Request)が送信される(S01)。交換機20では、自装置における位置登録要求に必要な処理を行った後、HSS10に対して通信端末40に係る位置登録要求(Dia_ULR/MAP_ULC/MAP_UGL)を送信する(S02)。交換機20経由の通信端末40からの位置登録要求には、端末を特定する端末識別情報(本実施形態では、IMEI)及びユーザを特定するユーザ識別情報(本実施形態では、電話番号)が含まれる。
HSS10の位置登録要求受信部11では、交換機20経由で通信端末40から送信される位置登録要求を受信し、受信した情報に基づいて、位置登録に係る認証処理等を実施する(S03)。そして、HSS10から交換機20に対して、交換機20からの信号(S03)に応答する信号として、認証が完了した旨信号(Dia_ULA/MAP_ULA/MAP_UGA)を送信する(S04)。
また、SMS配信要否判定部13において、位置登録要求を送信した通信端末40に対して、SMS配信が必要であるかの判定を行う(S05)。
SMSの配信が必要であるかの判定方法の一例について、図7を参照しながら説明する。まず、SMS配信要否判定部13では、端末情報記憶部15に記憶されているプロファイル(図3参照)に記憶されているユーザ特定情報に対応付けられた端末識別情報と、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるユーザ特定情報に相当する電話番号と端末識別情報に相当するIMEIの組合せと、が一致するか否かを判定する(S11)。より具体的には、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるIMEIと電話番号との組み合わせが端末情報記憶部15に記憶されているプロファイル情報に記憶されている場合(S11−YES)には、通信端末40が過去に位置登録に係る処理が行われた通信端末であるため、無線通信ネットワークが提供するサービスについて通知するためのSMS配信を不要と判断し、SMS配信に係る処理を行わない(S12)。一方、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるIMEIが端末情報記憶部15に記憶されているプロファイル情報に記憶されていない場合(S11−NO)には、通信端末40による位置登録が初めて行われたことを示す。したがって、SMS配信が必要である可能性がある。
また、この段階で、SMS配信要否判定部13では、端末情報記憶部15に記憶された図4に示す情報も参照して、過去に位置登録を行った(現在は変更されている)IMEIと電話番号との組み合わせを参照する構成としてもよい。なお、図4に示す情報のみを参照して、ユーザ特定情報(電話番号)に対応付けられた端末識別情報(IMEI)と、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるユーザ特定情報(電話番号)と端末識別情報(IMEI)の組合せと、が一致するか否かを判定する構成としてもよい。
次に、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるIMEIに含まれるTACを参照し、そのTACが端末情報記憶部15において記憶されている情報(図5参照)と一致するかを判定する(S13)。通信端末40のTACが端末情報記憶部15において記憶されていない場合(S13−NO)には、当該TACに対応する機種は、無線通信ネットワークの通信事業者に関係する通信端末ではないことを示す。したがって、無線通信ネットワークが提供するサービスについて通知するためのSMS配信が必要であると判断する(S15)。一方、通信端末40のTACが端末情報記憶部15において記憶されている場合(S13−YES)、上述の例外的な状況、すなわち、TACが共通する通信端末が他者からも提供されている状況等が無い場合には、SMS配信が不要である一律に判断してもよい。ただし、本実施形態では、例外的な状況が存在する場合について説明する。
次に、通信端末40が、端末情報記憶部15において記憶されているTACと通信端末のTACとが一致するもののSMS配信が必要である通信端末に該当するか否かを判定する(S14)。判定方法の1つとして、機種の仕様が特定の条件を満たす場合にSMSを配信する、といった判定基準を予め決めておき、その基準に該当するか否かに基づいてSMS配信の要否を判定する、という方法がある。図7に示す例では、通信端末の仕様の1つであるOSが所定の種類のものである場合にはSMSを配信する、という判定基準を予め決めておき、通信端末40のTACに対応して端末情報記憶部15に記憶される情報を参照し、所定の種類のOSであるかを確認する。この結果、通信端末40のOSがSMS配信の必要なOSである場合(S14−YES)には、SMS配信を行うと判断する(S15)。一方、通信端末40のOSがSMS配信の必要なOSとは異なる場合(S14−NO)には、SMS配信が不要であると判断する(S12)。このように、端末情報記憶部15において記憶されているTACと通信端末のTACとが一致する場合であっても、通信端末の仕様に係る情報等の他の情報を組み合わせて、SMSの配信要否を判定する構成とすることができる。
図6に戻り、SMS配信要否判定(S05)の結果、SMSを配信すると判断された通信端末40に対しては、HSS10のSMS配信処理部14において、SMSの配信に係る処理が行われる。SMS配信処理部14は、SMS配信装置30に対してSMS配信要求を送信する(S06)。SMS配信要求には、送信先の通信端末40を特定する情報(例えば、電話番号)と、SMSとして送信するテキストに係る情報が含まれる。なお、SMSの内容が通信端末に依らず共通とされている場合には、SMSとして送信するテキストに係る情報は、予めSMS配信装置30に対して送信されていてもよい。
そして、SMS配信装置30では、HSS10からのSMS配信要求に基づき、通信端末40に対してSMSを配信する(S07)。このSMSには、通信システム1の無線通信ネットワークで提供するサービスを特定する情報が含まれる。したがって、通信端末40では、SMS配信装置30からのSMSを受信すると、SMSに記載された情報に基づいて必要な処理を実行することができる。なお、SMS配信要否判定(S05)の結果、SMS配信が不要であると判定された通信端末40については、SMS配信に係る処理は行われず、位置登録に係る必要な処理のみを行う。
以上のように、本実施形態に係る情報管理装置に相当するHSS10では、通信端末40からの無線通信ネットワークへの登録要求を受信する際に、通信端末を特定する端末識別情報としてIMEIを取得する。そして、端末識別情報としてのIMEIに含まれる機種を特定する情報(TAC)が、予めHSS10の端末情報記憶部15で記憶されている情報と一致するか否かに基づいて、通信端末40に対して、無線通信ネットワークで提供しているサービスに係る情報を通知するか否かを判定し、通知すると判定した場合には、通信端末40に対してSMS配信により通知する。HSS10では、上記の構成を有することで、例えば、SIMロックフリー端末のように、無線通信ネットワークで提供するサービスに係る情報を予め保持していない通信端末が無線通信ネットワークに登録要求を送信した場合であっても、当該通信端末に対して、サービスに係る情報を適切に提供することができる。
また、上記の構成では、登録要求を送信するすべての通信端末に対して無線通信ネットワークで提供するサービスに係る情報を配信することを防ぐことができる。具体的には、無線通信ネットワークで提供するサービスに係る情報を予め保持していると想定される通信端末には、サービスの通知を抑制することができる。したがって、情報が必要と考えられる通信端末を選択した情報提供が可能となるため、不要な情報を配信することによる処理量の増大等を防ぐことも可能である。
また、上記のHSS10のように、端末情報記憶部15において、機種を特定する情報(TAC)に対応付けて当該機種の通信端末の仕様を特定する情報を記憶しておき、端末識別情報に含まれる機種を特定する情報(TAC)と、予めHSS10の端末情報記憶部15で記憶されている情報とが一致する場合に、さらに、通信端末の仕様に基づいて、SMSを配信するか否かを判定する構成を有している。このように、通信端末の仕様にも基づいてSMSを配信するか否かを判定する構成を有していることで、例えば、特定の仕様を備えている通信端末に対してはサービスに係る情報を提供することが必要であるという場合にも、適切に提供することができる。
さらに、HSS10では、端末情報記憶部15で記憶される登録要求を過去に受信したユーザ特定情報と端末識別情報との組み合わせを記憶しておき、これを利用してSMS配信要否の判定を行っている。具体的には、位置登録要求受信部11で受信した通信端末40からの位置登録要求に含まれるユーザ特定情報と端末識別情報との組み合わせが、端末情報記憶部15で記憶される位置登録要求を過去に受信したユーザ特定情報と端末識別情報との組み合わせと一致する(図4に示す情報と一致する)場合には、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当しないと判定する構成とすることで、登録要求を過去に受信した通信端末に対して再度同様のメッセージを通知することを防ぐことができる。したがって、通信量の増大を防ぎながら、無線通信ネットワークで利用可能なサービスに係る情報を通知することが可能となる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
例えば、上記実施形態で説明したHSS10(情報管理装置)は、複数台の装置を組み合わせて構成されていてもよい。また、通信システム1に含まれる複数台の装置が1台の装置によって実現されていてもよい。例えば、HSS10は、SMS配信装置30の機能も備えていてもよい。すなわち、HSS10は、他の機能を有する装置と一体型の装置であってもよい。
また、上記実施形態では、情報管理装置としての機能をHSS10が備えている場合について説明したが、他の装置が情報管理装置としての機能を有していてもよい。情報管理装置としての機能を搭載可能な他の装置とは、USIMが取り付けられた通信端末がネットワークに対して接続する際の登録に係る処理に関与する装置であることが好ましい。
また、上記実施形態では、図7に示すように3段階の判定(S11、S13、S15)を行う場合について説明した。しかしながら、情報管理装置として機能するHSS10は、少なくとも、通信端末40から送信された位置登録要求に含まれるIMEIに含まれるTACを参照し、そのTACが端末情報記憶部15において記憶されている情報(図5参照)と一致するかを判定する(S12)という判定を行っていればよい。少なくとも上記の構成を備えていることで、無線通信ネットワークで提供するサービスに係る情報が必要な通信端末に対して、適切に通知をすることが可能である。
また、上記実施形態では、図7に示す3段階の判定(S11、S13、S15)のうちの3段階目の判定において、通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を利用した判定を行う構成について説明したが、3段階目の判定を通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を利用せずに行ってもよい。例えば、2段階目(S13)では端末識別情報に含まれるTACを参照して、TACが端末情報記憶部15において記憶されている情報と一致するかにより、無線通信ネットワークで提供するサービスに係る情報の提供が必要な通信端末を特定しているが、この情報を利用することもできる。すなわち、端末情報記憶部15において記憶されているTACの情報に対して、サービスの通知を必要とする端末である場合にはそれを示すフラグを付与しておき、2段階目の判定の後に、端末情報記憶部15において記憶されているTACの情報へのフラグの有無を判定して、サービスの通知を行うか否かを決める構成としてもよい。この場合には、通信端末の機種毎の仕様を特定する情報がなくても、サービスの通知の要否を判定することが可能となる。
また、上記実施形態では、無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に対してSMSを利用してサービスを通知する場合について説明したが、サービスを通知する方法はSMSとは異なる方法であってもよい。
1…通信システム、10…HSS,11…位置登録要求受信部、12…位置登録処理部、13…SMS配信要否判定部、14…SMS配信処理部、15…端末情報記憶部、20…交換機、30…SMS配信装置、40…通信端末。

Claims (3)

  1. 無線通信ネットワークを制御する通信システムに含まれる情報管理装置であって、
    当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報を記憶する端末情報記憶部と、
    通信端末を識別する情報であると共に当該通信端末の機種を特定する情報が含まれる端末識別情報と、当該通信端末のユーザを特定する情報であるユーザ特定情報と、を含む通信端末からの前記無線通信ネットワークへの登録要求を受信する登録要求受信部と、
    前記登録要求受信部で受信した前記登録要求に含まれる前記端末識別情報から前記通信端末の機種を特定する情報を抽出し、抽出された前記通信端末の機種を特定する情報と、前記端末情報記憶部に記憶されている情報とに基づいて、前記登録要求を送信した前記通信端末が、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かを判定する端末判定部と、
    前記端末判定部による判定の結果、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要があると判定された前記通信端末に対して、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知するメッセージを配信するメッセージ配信部と、
    を有する情報管理装置。
  2. 前記端末情報記憶部は、当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報に対応付けて、通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を記憶し、
    前記端末判定部は、前記登録要求を送信した通信端末から抽出された前記通信端末の機種を特定する情報が、前記端末情報記憶部に記憶された当該無線通信ネットワークの通信事業者に関連する通信端末の機種を特定する情報と一致する場合に、前記通信端末の機種毎の仕様を特定する情報を参照して、前記登録要求を送信した前記通信端末が、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当する否かを判定する請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記端末情報記憶部は、登録要求を過去に受信した通信端末に係る端末識別情報を当該登録要求に含まれるユーザ特定情報に対応付けて記憶し、
    前記端末判定部は、前記登録要求受信部で受信した前記登録要求に含まれる前記端末識別情報が、前記登録要求を過去に受信したことを示す情報として前記ユーザ特定情報に対応付けて前記端末情報記憶部において記憶されている場合には、前記無線通信ネットワークが提供するサービスを通知する必要がある通信端末に該当しないと判定する請求項1又は2に記載の情報管理装置。
JP2016101484A 2016-05-20 2016-05-20 情報管理装置 Active JP6617076B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016101484A JP6617076B2 (ja) 2016-05-20 2016-05-20 情報管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016101484A JP6617076B2 (ja) 2016-05-20 2016-05-20 情報管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017208762A true JP2017208762A (ja) 2017-11-24
JP6617076B2 JP6617076B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=60416686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016101484A Active JP6617076B2 (ja) 2016-05-20 2016-05-20 情報管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6617076B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019121247A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 Supership株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072658A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Ntt Docomo Inc 移動通信ネットワークシステム及び通信サービス通知方法
WO2008136350A1 (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha 通信制御装置、通信制御システム及び通信制御方法
JP2011015021A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Fujitsu Ltd 移動端末の認証方法およびその方法に用いられる装置
JP2014155095A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、プログラム及び通信制御方法
JP2015057914A (ja) * 2014-11-04 2015-03-26 Kddi株式会社 他社契約の端末を接続可能とする無線ネットワークアクセス方法、中継サーバ及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072658A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Ntt Docomo Inc 移動通信ネットワークシステム及び通信サービス通知方法
WO2008136350A1 (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha 通信制御装置、通信制御システム及び通信制御方法
JP2011015021A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Fujitsu Ltd 移動端末の認証方法およびその方法に用いられる装置
JP2014155095A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、プログラム及び通信制御方法
JP2015057914A (ja) * 2014-11-04 2015-03-26 Kddi株式会社 他社契約の端末を接続可能とする無線ネットワークアクセス方法、中継サーバ及びプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
SA WG2: "LS on Early UE handling", 3GPP TSG-CN WG4#18 N4-030048, JPN6019040396, 30 January 2003 (2003-01-30), ISSN: 0004137565 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019121247A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 Supership株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6617076B2 (ja) 2019-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790814B2 (ja) 移動通信機器から緊急性のショートメッセージを通信する際に用いるための方法および装置
US7818031B2 (en) Method for storing MMS (multimedia messaging service) related information, related method for accessing MMS-related information, related storage medium, related apparatus and related software programs
EP3487196B1 (en) Privacy managing entity selection in communication system
US8503412B2 (en) Process method about the service connection between the wireless local area network and user terminal
JP4153488B2 (ja) 加入者データを記憶する装置及び方法
KR100978710B1 (ko) Gprs 단말기의 자동 구성을 위한 방법 및 장치
US20040082346A1 (en) Enhanced-service provision
US7142856B2 (en) System and method for providing subscriber presence information in a dispatch network
JP2017195455A (ja) 移動体通信システム、移動通信端末、制御システム及び通信制御方法
JP4648381B2 (ja) ハードウェア部分をアドレス指定することにより移動機へメッセージを送信するための方法及び装置
WO2013179531A1 (ja) 通信端末、管理サーバ、通信システム、通信方法、およびプログラム
CN105684511A (zh) 从移动无线电通信设备的数据传输
JP2006121336A (ja) 情報通信端末、通信管理システム及び通信システム
JP6928697B1 (ja) 認証装置及び認証方法
JP6617076B2 (ja) 情報管理装置
WO2012065492A1 (zh) 一种发送imsi的方法及终端
JP5069142B2 (ja) 通信制御装置、通信端末、および通信制御方法
JP6598629B2 (ja) メッセージ送信システム
US20080125099A1 (en) System and method for sharing address book entry between wireless devices
JP6320718B2 (ja) 携帯端末装置、発番サーバ、及び携帯端末プログラム
JP6549997B2 (ja) 加入者情報制御装置、加入者情報制御システム及び加入者情報制御方法
CN104254057A (zh) 一种短消息传输方法、***和设备
US20230188954A1 (en) Method for notifying a mobile terminal
FI127916B (en) To provide content data to a recipient
JP2006528441A (ja) 提供型会話グループ識別子の発見のための方法、システムおよび装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6617076

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250