JP6320718B2 - 携帯端末装置、発番サーバ、及び携帯端末プログラム - Google Patents

携帯端末装置、発番サーバ、及び携帯端末プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末装置、発番サーバ、及び携帯端末プログラムに係り、詳細には、複数の通信回線網による通話が可能な通信機能を備えた携帯端末装置、発番サーバ及び携帯端末プログラムに関する。
通信回線網を使用して通話機能を実現した携帯電話やいわゆるPHS、スマートフォン等の各種携帯端末装置が普及している。
この携帯端末装置では、1つの通信回線に接続をする場合以外に、複数の通信回線(例えば、2回線)に接続をして通話する技術が特許文献1、特許文献2で提案されている。
この各特許文献記載技術では、携帯端末装置が、夫々の通信回線毎に電話番号(固有情報)を有し1端末内でそれぞれ独立して管理されており、ユーザが希望する通信回線に接続可能な電話番号を選択して、発呼、通信をしている。また、待ち受け中には、両通信回線への着信を監視するとともに、それぞれの着信に対して通話を行う事ができる。
このような携帯端末装置(電話端末)では、1つの携帯端末装置内で通信回線毎にそれぞれ別個に加入者情報が登録され、独立して管理されている。
このため、ユーザが取り外し可能な記憶媒体(SIMカード等)に加入者情報が記憶されている場合、当該記憶媒体を他の記憶媒体に換装することで、当該換装後の記憶媒体に対応する別の通信回線用の携帯端末装置として使用されてしまうことが考えられる。
しかし、1の携帯端末装置に対して複数の通信回線による接続を認める携帯端末装置の場合、当該複数の通信回線を使用することを前提とした料金設定(通信契約)がなされ、収益を予定しているビジネスモデルである場合が多い。
このため、1の携帯端末装置に対して通信契約された各通信回線に対応する記憶媒体(SIMカード等)のいずれかを、契約外の通信回線に対応する記憶媒体に変更して使用(通信)した場合、通信契約対象外での不正使用となり、一方、通信回線業者は通信契約に基づく所望の収益を上げることが困難になるという問題がある。
特に、1の携帯端末装置で1の通信回線を使用する契約を複数結ぶ場合に比べ、1携帯端末装置−複数通信回線使用の通信契約では、各通信回線に対する条件(料金設定など)が優遇されている場合が多く、かかる場合、記憶媒体変更による契約外の通信が使用されることで予定した収益が得られないことになる。
特開2009−218650号公報 特開2009− 94909号公報
本願発明は、セット契約された通信回線による通信を保証することを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされた携帯端末装置であって、ユーザによる交換ができない固定記憶手段と、前記固定記憶手段に、前記第1加入者情報を記憶させる第1記憶手段と、前記記憶した前記第1加入者情報に基づいて前記第1通信回線を使用した通信を行う第1通信手段と、装着型記憶手段を着脱する着脱手段と、前記着脱手段に装着された装着型記憶手段に記憶された第2加入者情報に基づいて、当該第2加入者情報に対応する第2通信回線を使用した通信を行う第2通信手段と、前記通信契約による前記第2加入者情報の少なくとも一部を確認情報として前記固定記憶手段に記憶させる第2記憶手段と、前記着脱手段に装着された装着型記憶手段から確認情報を読み出し、前記第2記憶手段で記憶された確認情報と一致するか否かを判断する一致判断手段と、前記一致判断手段により、両確認情報が一致すると判断された場合には、前記第1通信手段及び第2通信手段による通信を可能とし、一致しないと判断された場合には、前記第2通信手段による通信を不可にする、通信制御手段と、個体識別情報と、前記第1加入者情報と、前記第2加入者情報との組を取得して保存する発番サーバに対し、当該携帯端末装置の個体識別情報を送信して発番を依頼する発番依頼手段と、前記発番の依頼に基づいて前記発番サーバから送信される、送信した個体識別情報に対応する第1加入者情報と、第2加入者情報の確認情報とを受信する受信手段と、を備え、前記第1記憶手段は、前記受信手段で受信した第1加入者情報を前記固定記憶手段に記憶させ、前記第2記憶手段は、前記受信手段で受信した確認情報を前記固定記憶手段に記憶させる、ことを特徴とする携帯端末装置を提供する。
)請求項に記載の発明では、前記発番依頼手段は、仮番号に基づいて前記第1通信手段により前記発番サーバと接続し、発番を依頼する、ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置を提供する。
)請求項に記載の発明では、前記個体識別情報は、前記第2加入者情報の電話番号である、ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置を提供する。
)請求項に記載の発明では、前記通信制御手段は、両確認情報が一致しないと判断された場合には、更に第1通信手段による通信も不可にする、ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置を提供する。
)請求項に記載の発明では、第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされた携帯端末装置に対する発番を行う発番サーバであって、携帯端末装置の個体識別情報と、当該携帯端末装置に対してなされた組み合わせによる通信契約に基づく第1通信回線の第1加入者番号と、第2通信回線の第2加入者情報を確認する確認情報とを有する加入者情報を受信する加入者情報受信手段と、 前記受信した加入者情報毎に保存する加入者情報保存手段と、携帯端末装置から発番依頼を受け付ける発番受付手段と、前記発番依頼を受け付けた携帯端末装置の個体識別情報を取得し、当該個体識別情報に対応する第1加入者情報と、確認情報を前記加入者情報保存手段から読み出し、当該発番依頼を受け付けた携帯端末装置に送信する、加入者情報送信手段と、を具備したことを特徴とする発番サーバを提供する。
)請求項に記載の発明では、前記発番受付手段は、仮の電話番号により接続された携帯端末装置からの発番依頼を受け付け、前記加入者情報送信手段は、前記発番依頼を受け付けた仮の電話番号による接続において、前記第1加入者情報と、前記確認情報を送信する、ことを特徴とする請求項に記載の発番サーバを提供する。
)請求項に記載の発明では、前記発番受付手段は、仮の電話番号により接続された携帯端末装置からの発番依頼を受け付け、前記加入者情報送信手段は、前記発番依頼を受け付けた仮の電話番号による接続において前記第1加入者情報を送信し、当該送信した第1加入者情報宛のショートメッセージとして前記確認情報を送信する、ことを特徴とする請求項の発番サーバを提供する。
)請求項に記載の発明では、ユーザによる交換ができない固定記憶手段と、装着型記憶手段を着脱する着脱手段とを備え、第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされる携帯端末装置の携帯端末プログラムであって、前記固定記憶手段に、前記第1加入者情報を記憶させる第1記憶機能と、前記記憶した前記第1加入者情報に基づいて前記第1通信回線を使用した通信を行う第1通信機能と、前記着脱手段に装着された装着型記憶手段に記憶された第2加入者情報に基づいて、当該第2加入者情報に対応する第2通信回線を使用した通信を行う第2通信機能と、前記通信契約による前記第2加入者情報の少なくとも一部を確認情報として前記固定記憶手段に記憶させる第2記憶機能と、前記着脱手段に装着された装着型記憶手段から確認情報を読み出し、前記第2記憶機能で記憶された確認情報と一致するか否かを判断する一致判断機能と、前記一致判断機能により、両確認情報が一致すると判断された場合には、前記第1通信機能及び第2通信機能による通信を可能とし、一致しないと判断された場合には、前記第2通信機能による通信を不可にする、通信制御機能と、個体識別情報と、前記第1加入者情報と、前記第2加入者情報との組を取得して保存する発番サーバに対し、当該携帯端末装置の個体識別情報を送信して発番を依頼する発番依頼機能と、前記発番の依頼に基づいて前記発番サーバから送信される、送信した個体識別情報に対応する第1加入者情報と、第2加入者情報の確認情報とを受信する受信機能と、を備え、前記第1記憶機能は、前記受信機能で受信した第1加入者情報を前記固定記憶手段に記憶させ、前記第2記憶機能は、前記受信機能で受信した確認情報を前記固定記憶手段に記憶させる、ことをコンピュータに実現させることを特徴とする携帯端末プログラムを提供する。
本願発明によれば、着脱手段に装着された装着型記憶手段から読み出した確認情報が、第2記憶手段で記憶された確認情報と一致しないと判断された場合には、第2通信手段による通信を不可にするので、セット契約された通信回線による通信を保証することができる。
本実施形態による携帯端末装置で使用する通信回線について表した説明図である。 携帯端末装置の各機能を表した機能構成図である。 携帯端末装置のハード構成図である。 発番サーバの構成図である。 セット契約がなされた携帯端末装置に対する発番処理の動作を表したフローチャートである。 携帯端末装置におけるセット契約対象確認処理の動作を表したフローチャートである。 第2実施形態における発番処理の動作を表したフローチャートである。 変形例における、PHSによる初回位置登録時の動作を表したフローチャートである。
以下、本発明の携帯端末装置、発番サーバ、及び携帯端末プログラムおける好適な実施の形態について、図1から図8を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、1の携帯端末装置で複数の電話回線等の通信回線をセットで使用する契約(以下、セット契約という)を前提とし、当該契約を行った店舗端末から、携帯端末装置の個体識別情報(PSID)と各通信回線の加入者情報を、発番サーバに送信する。加入者情報は、各通信回線を運営する通信回線事業者が発行する情報で、電話番号等が該当する。
一方、契約した携帯端末装置からは、PSIDを発番サーバに送信して発番要求を行う。
発番サーバでは、発番要求に基づいて、携帯端末装置から受信したPSIDに対応する加入者情報、又は加入者情報の少なくとも一部で構成される確認情報を携帯端末装置に送信する。
発番サーバが加入者情報を送信するか確認情報を送信するかは次の基準による。すなわち、携帯端末装置では、加入者情報に基づいて当該加入者情報に対応する通信回線を使用して通信を行うが、通信を行う際に使用する加入者情報の保存場所により決まる。具体的には、通信の際に使用する加入者情報の保存先が、ユーザによる交換が出来ない固定記憶手段(携帯端末装置の不揮発性RAM)である場合、発番サーバは加入者情報を送信し、ユーザにより交換が可能な装着型記憶手段(SIMカード等)である場合には確認情報を送信する。
但し、本実施形態では、2つの通信回線がセットで契約され、その一方がPHS(Personal Handy−phone System)による通信回線(以下、PHS回線という)で、他方が3G(第3世代移動通信システム)による通信回線(以下、3G回線という)を例に説明する。そして、PHS回線の加入者情報は携帯端末装置の固定記憶手段に保存され、3G回線の加入者情報はSIMに保存される。また、本実施形態では、加入者情報として電話番号を例に、確認情報として加入者情報の全部(すなわち、電話番号)を例に説明する。
このため、本実施形態の発番サーバは、発番要求があった携帯端末装置に対して、PHS回線の加入者情報としてPHS回線の電話番号を、3G回線の確認情報として3G回線の電話番号を送信する。
携帯端末装置では、発番サーバからPHS回線の電話番号(加入者情報)を受信し、固定記憶手段に格納(これによりPHS回線の発番が完了)する。また、携帯端末装置は、受信した3G回線の電話番号(確認情報)を、PHS回線とセットで契約した3G回線であることを確認するための確認情報として、固定記憶手段に格納する。
なお、3G回線の加入者情報はSIMカード(装着型記憶手段)に保存されていて、3G回線を使用した通信を行う場合には、SIM情報読取部(着脱手段)に装着されたSIMカードから読み出した加入者情報を使用する。
携帯端末装置は、所定のタイミング、例えば、電源が投入された際に、装着されているSIMカードから確認情報としての電話番号を読み出し、固定記憶手段に保存されている確認情報(電話番号)と比較し、一致するか否かにより、PHS回線とセットで契約した3G回線であるか否かを確認する。
携帯端末装置は、一致している場合には、PHS回線及び3G回線による通信を可能とし、一致していない場合には、携帯端末装置の使用を不可状態とする。この使用の不可状態は、契約対象外である3G回線による通信ができない状態とする場合と、更に、PHS回線も含めて通信ができない状態とする場合とがある。通信ができない状態は、送信及び受信ができない場合を言うが、受信が可能で送信ができない場合を含めることも可能である。
以上により、1の携帯端末装置においてPHS回線と特定の3G回線をセットで使用することを前提とした通信契約(セット契約)において、対象外の3G回線の使用が禁止されるため、契約対象外のSIMカードに交換されることが防止される。
(2)実施形態の詳細
図1は本実施形態による携帯端末装置で使用する通信回線について表したものである。
図1に示されるように、携帯端末装置100は、第1加入者網(第1通信回線)200と、第2加入者網(第2通信回線)400と接続可能であり、各加入者網(各通信回線)200、400に対する加入者情報(電話番号等)を使用して、図示しない他の携帯端末装置や固定電話等との間で各種通信(通話、データ送受信等)を行うことができる。
本実施形態では、第1加入者網200がPHS回線であり、第2加入者網が3G回線である場合を例に説明するが、共に3G回線である場合や、3以上の通信回線を対象にすることも可能である。また、通信回線としては、PHS回線や、3G回線だけでなく、4G回線等の他の回線の場合も適用可能である。
第1加入者網200、第2加入者網400は、互いの加入者網や、他の加入者網との通信による接続が可能である。
第1加入者網200、第2加入者網400には、それぞれの加入者情報を管理する加入者サーバ300、500が接続されており、両者間での加入者情報の送受信が可能になっている。
本実施形態では、第1加入者網(PHS回線)200の加入者サーバ300が、携帯端末装置100に対してPHS回線と3G回線のセット契約に基づき、両回線用の発番を行う発番サーバ(後述)として機能し、セットで契約した特定の3G回線の加入者サーバ500に対して、加入者情報等の発番情報を送信するようになっている。
図2は、携帯端末装置100の各機能を表した機能構成図である。
図2に示されるように携帯端末装置100は、第1無線通信部110、第2無線通信部120、通話部130、制御部140、加入者情報制御部150、加入者情報記憶部160、加入者情報比較部170、及びSIM情報読取部180を備えている。
第1無線通信部110は第1通信手段として機能し、PHS回線用の変調、復調などを行うことでPHS回線を使用した通信を行う。すなわち、加入者情報記憶部160の第1加入者情報記憶部162に記憶されている加入者情報(電話番号)に基づいて第1加入者網200と接続し、他の携帯端末装置等との通信を行う。
第2無線通信部120は第2通信手段として機能し、3G用の変調、復調などを行うことで、対応する(セット契約に基づく)特定の3G回線を使用した通信を行う。すなわち、SIM情報読取部180で読み取ったSIMカード181に記憶されている加入者情報に基づいて、第2加入者網400と接続し、他の携帯端末装置等との通信を行う。
通話部130は、第1無線通信部110、第2無線通信部120による通信において、通信(通話、メール等)を行うために必要とされる機能部であり、入力キー、ディスプレイ、マイク、スピーカ等から構成される。
制御部140は、携帯端末装置100による各種通信の制御を行うと共に、他の各部を制御する。本実施形態において制御部140は、セット契約に基づいて、後述する発番サーバ600に発番を依頼する発番依頼手段として機能し、また、加入者情報比較部170の比較結果に基づいて、第2無線通信部120による通信を可能、又は不可とすることで通信制御手段として機能する。
加入者情報制御部150は、加入者情報記憶部160への各種情報の書き込み及び情報の読み出しを行う機能部である。
すなわち、加入者情報制御部150は、制御部140の指示のもと、発番依頼の際に、PSID記憶部161から当該携帯端末装置100の個体識別情報であるPSIDを読み出す。
また、加入者情報制御部150は、発番依頼に基づいて受信する、第1加入者情報を第1加入者情報記憶部162に記憶させると共に、受信する確認情報を確認情報記憶部163に記憶させることで、第1記憶手段、第2記憶手段として機能する。
加入者情報記憶部160は、ユーザによる交換が出来ない固定記憶手段として機能し、不揮発性の書き換え可能な記憶手段(不揮発性RAM)が使用される。
加入者情報記憶部160は、PSID記憶部161、第1加入者情報記憶部162、確認情報記憶部163、図示しないその他の記憶部を備えている。
PSID記憶部161には、携帯端末装置100の個体識別情報であるPSIDが記憶されている。このPSIDは、セット契約に基づく発番処理以前から予めPSID記憶部161に保存されている。
第1加入者情報記憶部162には、第1通信回線で使用する第1加入者情報として、PHS回線の電話番号等が記憶される。この第1加入者情報は、セット契約の後に、発番処理によって第1加入者情報記憶部162に記憶される。
確認情報記憶部163には、SIM情報読取部180に挿入されているSIMカードがセット契約に基づくものか否かを判定するための確認情報が保存される。この保存される確認情報としては、セット契約の対象となっている第2通信回線に対応した加入者情報の1部であり、本実施形態では3G契約(セット契約に含まれる)に基づく電話番号情報が保存されている。
図示しないその他の記憶部には、その他の携帯端末装置として機能するための各種情報が保存され、例えば、発番依頼時に使用する仮の電話番号である仮発番番号や、ユーザが登録する他人の電話番号、メールアドレス、住所等の登録情報等が記憶される。
加入者情報比較部170は、SIM情報読取部180に挿入されているSIMカード181に記憶されている加入者情報に含まれる確認情報(本実施形態では電話番号情報)と、確認情報記憶部163に保存されている確認情報とを比較し、一致しているか否かの結果を制御部140に伝える。加入者情報比較部170は、一致判断手段として機能する。
SIM情報読取部180は、挿入されているSIMカード181から加入者情報を読み取り、加入者情報比較部170や制御部140に伝える機能である。
SIM情報読取部180は、装着型記憶手段であるSIMカード181を着脱する着脱手段として機能している。
図3は、携帯端末装置100のハード構成を表したものである。
携帯端末装置100は、セット契約を対象とした装置であり、PHS回線と特定の3G回線をセットで使用することを前提としている。
携帯端末装置100は、PHS回線を使用するPHS端末としてのハード構成として、第1無線通信部(RF)110、入力キー131、ディスプレイ132、マイク133、スピーカ134、CPU141、RAM142、ROM143、及び加入者情報記憶部160を備えている。
また、携帯端末装置100は、3G回線を使用する3G端末としてのハード構成として、第2無線通信部(RF)120、マイク133、スピーカ134、及びSIMカード181を挿入するSIMカード挿入口(SIM情報読取部)180を備えている。
図3に示されるように、CPU141〜ROM147は、図2における制御部140、加入者情報制御部150、及び加入者情報比較部170として機能する。
CPU141は、RAM142を作業領域として、ROM143に格納されている各種プログラムに基づいて第1通信回線(PHS回線)を使用した(第1通信回線を第1次の接続先とした)通信を行う。
CPU145は、RAM146を作業領域として、ROM147に格納されている各種プログラムに基づいて第2通信回線(3G回線)を使用した(第2通信回線を第1次の接続先とした)通信を行う。
図3に示されるように、マイク133とスピーカ134は、PHS回線用のCPU141及び、3G回線用のCPU145により共通して接続されており、両者により直接制御される。
一方、入力キー131とディスプレイ132については、PHS回線用のCPU141に接続され、CPU141によって制御される。
入力キー131は、PHS回線用と3G回線用の2つの発呼ボタンを備えており、ユーザにより選択された側の通信回線をl次の接続先として、対応する加入者情報を使用した接続が行われる。
CPU141とCPU145とは接続されており、互いにデータの送受信が行われるようになっている。このため、入力キー131で他の携帯端末装置の電話番号が入力された後、3G回線用の発呼ボタンが選択された場合、CPU141は、入力された電話番号等のキー操作内容をCPU145に通知するようになっている。CPU145では、CPU141から通知されたキー操作内容に従い、SIMカード181から読み取った加入者情報に基づいて第2通信回線を1次の接続先として通信を行う。
なお、携帯端末装置100は、PHS回線用と3G回線用の2つの発呼ボタンを備える場合について説明したが、1つの発呼ボタンを備えるようにしてもよい。この場合、携帯端末装置100が、予め定められた特定通信回線(例えば、第1通信回線)の通信圏内にある場合には当該特定通信回線を使用した発呼が行われ、当該特定通信回線の通信圏外にある場合には他の通信回線(第2通信回線)による発呼が行われるようにしてもよい。
第1通信回線、第2通信回線のどちらを特定通信回線とするかについては、予め契約により定められる場合、契約と関係なくいずれか一方に固定されている場合、また、ユーザが適宜設定、変更できる場合のいずれも可能である。
なお、図3に示した携帯端末装置100では、制御部140、加入者情報制御部150、加入者情報比較部170を実現するための構成として、PHS回線用のCPU141等、及び3G回線用のCPU145等を備える場合について説明したが、共通のCPU、RAM、ROMを使用するようにしてもよい。
また、図3に示したROM143、147、及び、上述の共通化する場合のROMについては、加入者情報記憶部160と同様に、不揮発性の書き換え可能な記憶手段を使用するようにしてもよい。
図4は、発番サーバ600の構成を表した図である。
図4に示されるように発番サーバ600は、通信部610、加入者情報記憶部630、加入者情報制御部650を備えている。
通信部610は、第1通信回線(第1加入者網)200と接続して携帯端末装置100等と通信を行う機能部である。
本実施形態では、第1通信回線の加入者サーバ300(図1参照)が発番サーバ600として機能しており、通信部610は、セット契約の対象となっている他の加入者サーバ500との間でセット契約に基づく加入者情報等の送受信も行うようになっている。
加入者情報記憶部630は、セット契約毎の加入者情報640を保存する。加入者情報640は、各セット契約の対象となった第1通信回線の加入者情報を記憶する第1加入者情報記憶部641、当該セット契約の対象となった第2通信回線の加入者情報に含まれる確認情報を記憶する確認情報記憶部642、及び、当該セット契約の対象となった携帯端末装置100の個体識別情報であるPSIDを記憶するPSID記憶部643を備えている。
加入者情報記憶部630は、ハードディスク等の大容量記憶媒体が使用される。
加入者情報制御部650は、セット契約毎の加入者情報640を加入者情報記憶部630に記憶させ、また、記憶した加入者情報の読み出しを行う。
すなわち、加入者情報制御部650は、セット契約が行われる店舗端末700と接続されており、セット契約が行われた携帯端末装置100のPSIDと、第1通信回線の加入者情報、及び確認情報を受信し、加入者情報640として加入者情報記憶部630に保存する。なお、本実施形態では、確認情報として3G回線を使用するための電話番号(以下、3G電番という)が使用される。
店舗端末700からの加入者情報640の受信と保存は、当該契約対象となった携帯端末装置100からの発番要求の前に行われる。
加入者情報制御部650は、携帯端末装置100からの発番要求に基づいて、当該携帯端末100のPSIDに対応する加入者情報640から、第1通信回線の加入者情報と確認情報を読み出して、携帯端末装置100に送信するようになっている。
また、加入者情報制御部650は、加入者情報記憶部630に保存した加入者情報640を、第2通信回線に対応する加入者サーバ500に第1加入者網200を介して送信する。
以上の通り構成された、携帯端末装置100及び発番サーバ600による発番処理について次に説明する。
図5は、セット契約がなされた携帯端末装置100に対する発番処理の動作を表したフローチャートである。
なお、本実施形態では、第1通信回線としてPHS回線が、第2通信回線として所定の3G回線がセットで契約された場合について説明する。また、本実施形態では、確認情報としてセット契約された第2通信回線の3G電番(電話番号)を使用するものとする。
セット契約は基本的に店舗端末700が配置されている店舗において行われる。
店舗端末700では、セット契約の際に、第1通信回線で使用するための電話番号(以下PHS電番という)を決定すると共に、第2通信回線で使用するSIMカード181を決定する。
そして、店舗端末700では、ユーザによって選択された携帯端末装置100に対応するPSIDと共に、決定したPHS電番と、決定したSIMカードに保存されている3G電番(確認情報)を、当該セット契約に対応する加入者情報640として、発番サーバ600に送信する(ステップ10)。
発番サーバ600は、店舗端末700から加入者情報640が送信されると、加入者情報制御部650で受信し、新たな加入者情報640として、PHS電番、3G電番、及びPSIDを関連付けて、それぞれ第1加入者情報記憶部641、確認情報記憶部642、PSID記憶部643に保存する(ステップ11)。
一方、セット契約において選択された携帯端末装置100では、店舗端末700からの加入者情報640の送信が完了した後、発番サーバ600に対して発番の依頼を行う(ステップ12)。
すなわち、携帯端末装置100では、制御部140が、加入者情報制御部150によってPSIDをPSID記憶部161から読み出し、第1無線通信部110によって発番を前提とした仮のPHS電番(仮電番)を使用して第1加入者網200から発番サーバ600に接続し、PSIDを送信することで発番依頼を行う。
発番サーバ600では、携帯端末装置100から発番依頼を通信部610で受けると、加入者情報制御部650は、PSIDを確認する(ステップ13)。すなわち、加入者情報制御部650は、発番依頼で受信したPSIDを検索キーとして、対応する加入者情報640を確認する。
更に、加入者情報制御部650は、確認した加入者情報640に基づいて、PHS電番(第1加入者情報)を第1加入者情報記憶部641から読み出す(ステップ14)と共に、3G電番(確認情報)を確認情報記憶部642から読み出す(ステップ15)。
そして、発番サーバ600は、発番要求をしてきた仮電番の携帯端末装置100に対して、発番通知送信を行う(ステップ16)。
すなわち、発番サーバ600は通信部610により、加入者情報制御部650で読み出したPHS電番と3G電番を、携帯端末装置100に送信し、発番処理における発番サーバ600の処理を終了する。
一方、発番サーバ600から発番通知がなされた携帯端末装置100では、PHS電番と3G電番を第1無線通信部110で受信し、制御部140の制御のもと、加入者情報制御部150がPHS電番を第1加入者情報記憶部162に保存し(ステップ17)、また、3G電番を確認情報として確認情報記憶部163に保存し(ステップ18)、携帯端末装置100における発番処理を終了する。
以上により、セット契約された携帯端末装置100における発番処理が完了する。
そして、携帯端末装置100のSIM情報読取部180には、セット契約の際に店舗端末700が設置された店舗で決定されたSIMカードが挿入されている。
これにより、携帯端末装置100は、第1加入者情報記憶部162に記憶されたPHS電番(加入者情報)に基づいてPHS回線を使用した通信が行われ、また、SIM情報読取部180に挿入されたSIMカード181に記憶された3G電番(加入者情報)に基づいて3G回線を使用した通信が行われる。
次に、携帯端末装置100におけるセット契約対象確認処理の動作について図6を参照して説明する。
このセット契約対象確認処理は、携帯端末装置100の所定のタイミングで行われる。所定のタイミングとして、本実施形態の携帯端末装置100では、装置の電源投入時に実行されるが、例えば、所定時間毎(n時間毎)に実行するようにしてもよい。
携帯端末装置100の制御部140は、第1加入者情報記憶部162にPHSの加入者情報が記憶されているか否かを確認する(ステップ1)。
PHSの加入者情報が記憶されていない場合(ステップ1;N)、制御部140は、携帯端末装置100の使用を不可として(ステップ6)、処理を終了する。
一方、PHSの加入者情報が記憶されている場合(ステップ1;Y)、制御部140は、テストモードであるか否かを判断する(ステップ2)。このテストモードは、ユーザ操作による通信ではなく、店舗端末700等で行われる通信性能等を確認するための通信を行うモードである。
テストモードである場合(ステップ2;Y)、制御部140は、3G通信回線の加入者情報のいかんにかかわらず(挿入されているSIMカードにかかわらず)、PHS通信の使用を可能にする(ステップ5)。
テストモードでない場合(ステップ2;Y)、制御部140は、確認情報記憶部163に確認情報(3G電番)が記憶されているか否かを確認し(ステップ3)、記憶されていない場合(ステップ3;N)、発番処理が完了していないと判断されるため、3G回線による通信を不可とする(ステップ6)。なお、本実施形態では、この場合のPHS回線についても使用不可となるが、PHS回線に限定して通信可能にしてもよい。
確認情報(3G電番)が確認情報記憶部163に記憶されている場合(ステップ3;Y)、制御部140は、SIMカード181は登録されたカードか否かを確認する(ステップ4)。すなわち、制御部140は、SIM情報読取部180に挿入されているSIMカード181の加入者情報から確認情報(3G電番)を読み出し、確認情報記憶部163に記憶されている確認情報と一致するか否かを判断する。
両者が一致する場合(ステップ4;Y)、制御部140は、セット契約に基づくSIMカード181が使用されていると判断して、第1加入者情報記憶部162に記憶されている加入者情報(PHS電番)に基づくPHS回線を使用した通信、及び、SIMカード181に記憶されている加入者情報(3G電番)に基づく3G回線を使用した通信の両者を可能にし(ステップ5)、処理を終了する。
一方、両者が一致しない場合(ステップ4;N)、SIM情報読取部180に挿入されているSIMカード181が、セット契約に基づかない他のSIMカードに変更されていると判断して、通信の使用を不可とし(ステップ6)、処理を終了する。
なお、ここでの通信の使用不可とは、本実施形態の場合、3G回線による通信を不可にすることをいい、PHS回線による通信は認められる。但し、3G回線、PHS回線共に通信不可とすることも可能である。
以上説明したように、携帯端末装置100について、セット契約の対象である特定の3G回線のSIMカード181が使用されているか否かを確認するための確認情報(3G電番)を、PHS回線に対する発番処理において、ユーザによる交換が出来ない固定記憶手段に保存することができる。
そして、セット契約対象外の3G回線用のSIMカードに変更されると、保存した確認情報により確認して通信回線の使用が禁止される(使用出来ない状態とされる)ので、契約対象外のSIMカードに交換されることを防止できる。
次に、第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、発番サーバ600がPHS電番(加入者情報)と3G電番(確認情報)を携帯端末装置100に送信する場合について説明したが、第2実施形態では、発番依頼のあった仮電番に対してPHS電番を送信し、3G電番については発番したPHS電番に対してSMS(ショートメッセージサービス)を利用して送信するものである。
なお、第2実施形態における携帯端末装置100と発番サーバ600の構成、及び、携帯端末装置100におけるセット契約対象確認処理(図6)については、第1実施形態と同様である。
図7は、第2実施形態における発番処理の動作を表したフローチャートである。
この発番処理において、ステップ10〜ステップ14までの処理は第1実施形態と同じである。
発番サーバ600は、ステップ14で読み出したPHS電番を、発番を要求してきた仮電番の携帯端末装置100に対して送信することで、発番通知送信を行う(ステップ20)。
一方、発番サーバ600から発番通知がなされた携帯端末装置100では、第1無線通信部110で受信し、制御部140の制御のもと、加入者情報制御部150がPHS電番を第1加入者情報記憶部162に保存する(ステップ21)。
以上のPHS電番の受信が完了すると、携帯端末装置100と発番サーバ600は、仮電番による第1通信回線の通信を終了する。
発番サーバ600は、ステップ11で受信したPSIDに関連付けて記憶している3G電番(確認情報)を確認情報記憶部642から読み出す(ステップ22)。
そして発番サーバ600は、SMSサーバ800に対してSMS通知依頼を行う(ステップ23)。すなわち、発番サーバ600は、読み出した3G電番(確認情報)を、ステップ20で送信したPHS電番宛のショートメッセージとして、SMSサーバ800に送信し、処理を終了する。
SMSサーバ800では、発番サーバ600から送信された、PHS電番と3G電番(確認情報)に基づき、PHS電番宛の3G電番付きのSMSを作成し(ステップ24)、SMS通知を行う(ステップ25)。すなわち、SMSサーバ800は、PHS電番へ3G電番付きのSMS送信を行い、処理を終了する。
一方、携帯端末装置100は、ステップ21で第1加入者情報記憶部162に記憶したPHS電番宛のSMSをSMSサーバ800から受信すると、メッセージである3G電番を確認情報として確認情報記憶部163に保存し(ステップ26)、携帯端末装置100における発番処理を終了する。
以上説明したように、この第2実施形態では、確認情報である3G電番を、発番済みのPHS電番宛にSMS送信することにより、PHS電番の発番が正常に完了していることを確認することができる。
また、発番サーバはPHS電番のみの発番通知を行い。3G電番はSMSサーバから送信しているので、従来のPHSの発番サーバ施設の構成に大きな変更を加えることなく、実現することが可能となる。
以上、本願発明の各実施形態について説明したが、本願発明では説明した実施形態に限定されるものではなく他の構成とすることも可能である。
例えば、説明した実施形態及び変形例では、挿入されているSIMカード181がセット契約対象外であるか否かを確認情報で確認し、対象外であると判断された場合に3G回線による通信を不可にする場合について説明したが、セット契約の対象である第1加入者情報(PHS電番)が登録削除(第1加入者情報記憶部162からの削除)された場合には、第2加入者情報による通信制限(3G回線による通信の不可状態)を記憶するようにしてもよい。
また本実施形態及び変形例では、第1加入者網200がPHS回線であり、第2加入者網が3G回線である場合を例に説明したが、共に3G回線である場合や、3以上の通信回線を対象にすることも可能である。また、通信回線としては、PHS回線や、3G回線だけでなく、4G回線等の他の回線の場合も適用可能である。
更に、説明した実施形態及び変形例では、携帯端末装置100における確認情報(3G電番)の保存は、第1加入者情報(PHS電番)の保存の際に行う場合(第1実施形態)、及び、第1加入者情報(PHS電番)の発番が完了した後にSMSで送信する場合(第2実施形態)について、すなわち、携帯端末装置100における発番処理のなかで行われる場合について説明した。
これに対して、携帯端末装置100に対する発番処理が完了した後、3G回線による最初の通信がなされる前の、又は3G回線による最初の通信がなされる際に、確認情報(3G電番)の確認情報記憶部163への保存を行うようにしてもよい。
例えば、PHS回線による初回の位置登録時に確認情報(3G電番)の登録作業を行うようにしてもよい。
すなわち、PHS無線機として発番後の最初の基地局への位置登録の動作時に、確認情報(3G電番)の有無を判定し、確認情報を有してないことが判明した際に、これを元に該当する確認情報(3G電番)を受け取り記憶するように、初回の位置登録時に、確認情報(3G電番)の登録作業を行うようにしてもよい。
図8は、本変形例における、PHSによる初回位置登録時の動作を表したフローチャートである。
なお、図8では、ステップ10〜14、ステップ20〜22の動作については図7と同一であるためその説明を省略する。
発番サーバ600は、ステップ13、14、22で読み出したPHS電番、PSID、3G電番をPHS基地局サーバに送信する(ステップ30)。
PHS基地局サーバは、発番サーバ600から送信される携帯端末装置100のPHS電番とPSIDと3G電番とを受信すると、これらを関連付けて記憶部に保存する(ステップ31)。
携帯端末装置100では、PHS電番の発番が終了した後に、PHS回線200で、PHS基地局との間で最初の位置登録動作(通常の位置登録動作の初回)が行われる(ステップ32)。
一方、PHS基地局サーバは、携帯端末装置100の位置登録を受け付け(ステップ33)、受け付けた位置登録が最初の位置登録か否かを判断する(ステップ34)。最初の位置登録か否かについては、携帯端末装置100のPHS電番又はPSIDにより行われ、例えば、PSID等に対応して最初の位置登録が済んでいるか否かを示すフラグを記憶することにより、判断される。
PHS基地局サーバは、位置登録が最初の位置登録でなければ(ステップ34;N)、処理を終了し、最初の位置登録であれば(ステップ34;Y)、携帯端末装置100に対して3G電番の有無を問い合わせる(ステップ35)。
この問い合わせに対して携帯端末装置100は、3G電番が確認情報記憶部163に登録済みか否かを判断して3G電番有無の回答をPHS基地局サーバに送信する(ステップ36)。
PHS基地局サーバは、携帯端末装置100からの回答が3G電番有りか否かを判断し(ステップ37)、有りであれば(ステップ37;Y)処理を終了する。
一方、回答が3G電番無しであれば(ステップ37;N)、PHS基地局サーバは、ステップ31で記憶した当該携帯端末装置100に対応する3G電番を読み出し(ステップ38)、携帯端末装置100に送信して(ステップ39)、処理を終了する。
携帯端末装置100は、PHS基地局サーバから3G電番を受信すると、当該3G電番を確認情報として確認情報記憶部163に保存し(ステップ40)、処理を終了する。
100 携帯端末装置
110 第1無線通信部
120 第2無線通信部
130 通話部
140 制御部
150 加入者情報制御部
160 加入者情報記憶部
161 PSID記憶部
162 第1加入者情報記憶部
163 確認情報記憶部
170 加入者情報比較部
180 SIM情報読取部
181 SIMカード
200 第1加入者網(PHS回線)
400 第2加入者網(3G回線)
600 発番サーバ
610 通信部
630 加入者情報記憶部
640 加入者情報
641 第1加入者情報記憶部
642 確認情報記憶部
643 PSID記憶部
650 加入者情報制御部
700 店舗端末
800 SMSサーバ

Claims (8)

  1. 第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされた携帯端末装置であって、
    ユーザによる交換ができない固定記憶手段と、
    前記固定記憶手段に、前記第1加入者情報を記憶させる第1記憶手段と、
    前記記憶した前記第1加入者情報に基づいて前記第1通信回線を使用した通信を行う第1通信手段と、
    装着型記憶手段を着脱する着脱手段と、
    前記着脱手段に装着された装着型記憶手段に記憶された第2加入者情報に基づいて、当該第2加入者情報に対応する第2通信回線を使用した通信を行う第2通信手段と、
    前記通信契約による前記第2加入者情報の少なくとも一部を確認情報として前記固定記憶手段に記憶させる第2記憶手段と、
    前記着脱手段に装着された装着型記憶手段から確認情報を読み出し、前記第2記憶手段で記憶された確認情報と一致するか否かを判断する一致判断手段と、
    前記一致判断手段により、両確認情報が一致すると判断された場合には、前記第1通信手段及び第2通信手段による通信を可能とし、一致しないと判断された場合には、前記第2通信手段による通信を不可にする、通信制御手段と、
    個体識別情報と、前記第1加入者情報と、前記第2加入者情報との組を取得して保存する発番サーバに対し、当該携帯端末装置の個体識別情報を送信して発番を依頼する発番依頼手段と、
    前記発番の依頼に基づいて前記発番サーバから送信される、送信した個体識別情報に対応する第1加入者情報と、第2加入者情報の確認情報とを受信する受信手段と、を備え、
    前記第1記憶手段は、前記受信手段で受信した第1加入者情報を前記固定記憶手段に記憶させ、
    前記第2記憶手段は、前記受信手段で受信した確認情報を前記固定記憶手段に記憶させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記発番依頼手段は、仮番号に基づいて前記第1通信手段により前記発番サーバと接続し、発番を依頼する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 前記個体識別情報は、前記第2加入者情報の電話番号である、
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記通信制御手段は、両確認情報が一致しないと判断された場合には、更に第1通信手段による通信も不可にする、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置。
  5. 第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされた携帯端末装置に対する発番を行う発番サーバであって、
    携帯端末装置の個体識別情報と、当該携帯端末装置に対してなされた組み合わせによる通信契約に基づく第1通信回線の第1加入者番号と、第2通信回線の第2加入者情報を確認する確認情報とを有する加入者情報を受信する加入者情報受信手段と、
    前記受信した加入者情報毎に保存する加入者情報保存手段と、
    携帯端末装置から発番依頼を受け付ける発番受付手段と、
    前記発番依頼を受け付けた携帯端末装置の個体識別情報を取得し、当該個体識別情報に対応する第1加入者情報と、確認情報を前記加入者情報保存手段から読み出し、当該発番依頼を受け付けた携帯端末装置に送信する、加入者情報送信手段と、
    を具備したことを特徴とする発番サーバ。
  6. 前記発番受付手段は、仮の電話番号により接続された携帯端末装置からの発番依頼を受け付け、
    前記加入者情報送信手段は、前記発番依頼を受け付けた仮の電話番号による接続において、前記第1加入者情報と、前記確認情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載の発番サーバ。
  7. 前記発番受付手段は、仮の電話番号により接続された携帯端末装置からの発番依頼を受け付け、
    前記加入者情報送信手段は、前記発番依頼を受け付けた仮の電話番号による接続において前記第1加入者情報を送信し、当該送信した第1加入者情報宛のショートメッセージとして前記確認情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項の発番サーバ。
  8. ユーザによる交換ができない固定記憶手段と、装着型記憶手段を着脱する着脱手段とを備え、第1加入者情報による第1通信回線を使用した通信と、第2加入者情報による第2通信回線を使用した通信との組み合わせによる通信契約の対象とされる携帯端末装置の携帯端末プログラムであって、
    前記固定記憶手段に、前記第1加入者情報を記憶させる第1記憶機能と、
    前記記憶した前記第1加入者情報に基づいて前記第1通信回線を使用した通信を行う第1通信機能と、
    前記着脱手段に装着された装着型記憶手段に記憶された第2加入者情報に基づいて、当該第2加入者情報に対応する第2通信回線を使用した通信を行う第2通信機能と、
    前記通信契約による前記第2加入者情報の少なくとも一部を確認情報として前記固定記憶手段に記憶させる第2記憶機能と、
    前記着脱手段に装着された装着型記憶手段から確認情報を読み出し、前記第2記憶機能で記憶された確認情報と一致するか否かを判断する一致判断機能と、
    前記一致判断機能により、両確認情報が一致すると判断された場合には、前記第1通信機能及び第2通信機能による通信を可能とし、一致しないと判断された場合には、前記第2通信機能による通信を不可にする、通信制御機能と、
    個体識別情報と、前記第1加入者情報と、前記第2加入者情報との組を取得して保存する発番サーバに対し、当該携帯端末装置の個体識別情報を送信して発番を依頼する発番依頼機能と、
    前記発番の依頼に基づいて前記発番サーバから送信される、送信した個体識別情報に対応する第1加入者情報と、第2加入者情報の確認情報とを受信する受信機能と、を備え、
    前記第1記憶機能は、前記受信機能で受信した第1加入者情報を前記固定記憶手段に記憶させ、
    前記第2記憶機能は、前記受信機能で受信した確認情報を前記固定記憶手段に記憶させる、
    ことをコンピュータに実現させることを特徴とする携帯端末プログラム。
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