JP2017198663A - 超音波探傷装置及び超音波探傷方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る回転機械1の一例を模式的に示す図である。本実施形態においては、回転機械1が蒸気タービンである例について説明する。なお、回転機械1はガスタービンでもよいし圧縮機でもよい。
図2は、本実施形態に係る動翼5及びロータディスク9の一部を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る動翼5及びロータディスク9の一部を示す断面図である。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の概要の第1実施例について説明する。図4は、第1実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す斜視図である。図5は、第1実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す断面図である。図4及び図5に示すように、超音波探傷装置100は、ロータディスク9の翼溝17の第1角部18Aに超音波ビームを発信する第1探触子22と、翼溝17の第1角部18Aに超音波ビームを発信する第2探触子24と、第1探触子22及び第2探触子24を制御する制御装置26とを有する。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の概要の第2実施例について説明する。図6は、第2実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す斜視図である。図7は、第2実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す断面図である。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の概要の第3実施例について説明する。図8は、第3実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す斜視図である。図9は、第3実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す断面図である。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の概要の第4実施例について説明する。図10は、第4実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す斜視図である。図11は、第4実施例に係る超音波探傷装置100の一例を模式的に示す断面図である。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の具体例について説明する。図12は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第1具体例を示す模式図である。図13は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第1具体例を示す斜視図である。図14は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第1具体例を示す正面図である。図15は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第1具体例を示す縦断面図である。図16は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第1具体例を示す側面図である。
以上説明したように、本実施形態によれば、翼溝17が周方向に設けられ、その翼溝17に角部18が設けられるTルート型のロータディスク9において、ディスク面9Aよりも径方向外側に傾斜面9Cが設けられる場合、超音波ビームを発信する第1探触子22及び第2探触子24のうち一方の探触子である第1探触子22がディスク面9Aに設けられ他方の探触子である第2探触子24が傾斜面9Cに設けられた状態で、第1探触子22及び第2探触子24から発信された超音波ビームを翼溝17の角部18に照射して、第1探触子22及び第2探触子24の少なくとも一方でエコーを受信することにより、そのエコーの受信信号に基づいて、技量を必要とせずに、亀裂19の有無及び亀裂19の寸法を高精度に検出することができる。また、第1探触子22及び第2探触子24が周方向に移動することにより、翼溝17の亀裂19の状態を広範囲に亘って高精度に検査することができる。
次に、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第2具体例について説明する。図18は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第2具体例を示す斜視図である。図19は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第2具体例を示す正面図である。図20は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第2具体例を示す縦断面図である。図21は、本実施形態に係る超音波探傷装置100の第2具体例を示す側面図である。なお、第1具体例と重複する構成要素及び作用効果については省略する。
2 :タービンロータ
3 :ステータ
4 :軸部材
5 :動翼
6 :ケーシング
7 :静翼
8 :軸受
9 :ロータディスク
9A :ディスク面
9B :ディスク面
9C :傾斜面
9D :傾斜面
10 :蒸気通路
11 :蒸気供給口
12 :蒸気排出口
13 :翼根部
14 :ネック部
15 :翼部
16 :拡大部
17 :翼溝
18 :角部
18A :第1角部
18B :第2角部
18C :第3角部
18D :第4角部
19 :亀裂
20 :ハウジング
22 :第1探触子
22A :第1超音波振動子
22W :第1ウェッジ部材
24 :第2探触子
24A :第2超音波振動子
24W :第2ウェッジ部材
26 :制御装置
28 :第3探触子
30 :支持装置
31 :本体部材
31A :フレーム部材
31B :フレーム部材
32 :第1保持部材
33 :連結部材
34 :第2保持部材
36 :位置調整機構
36G :ガイド部
37 :突出部
38 :ボールローラ
38C :支持機構
39 :従動ローラ
39C :支持機構
40 :モータユニット
41 :モータ
42 :駆動ローラ
43 :マグネット
52 :第1ジンバル機構
54 :第2ジンバル機構
56 :第3保持部材
58 :ボルト
59 :ナット
62 :目盛指示板
66 :供給装置
70 :エンコーダユニット
71 :エンコーダ
72 :エンコーダローラ
91 :厚肉部
92 :厚肉部
100 :超音波探傷装置
Claims (11)
- 翼溝を有するタービンロータのロータディスクを非破壊検査する超音波探傷装置であって、
前記翼溝は、前記タービンロータの回転軸の周方向に設けられ、
前記ロータディスクは、前記回転軸と平行な軸方向を向くディスク面と、前記ディスク面よりも前記回転軸の径方向外側に配置される傾斜面と、を有し、
前記ロータディスクの前記翼溝の角部に超音波ビームを発信する第1探触子及び第2探触子と、
前記第1探触子及び前記第2探触子のいずれか一方の探触子が前記ディスク面に設けられ他方の探触子が前記傾斜面に設けられるように前記第1探触子及び前記第2探触子を支持する支持装置と、
前記角部で反射したエコーを受信した前記第2探触子の受信信号に基づいて前記角部における亀裂状態を検出する制御装置と、
を備え、
前記支持装置は、一方の前記探触子が前記ディスク面に設けられ他方の前記探触子が前記傾斜面に設けられた状態で前記回転軸の周方向に移動する超音波探傷装置。 - 一方の前記探触子と接続される第1ウェッジ部材と、
他方の前記探触子と接続される第2ウェッジ部材と、を備え、
前記支持装置は、一方の前記探触子及び前記第1ウェッジ部材を移動可能に支持する第1ジンバル機構と、他方の前記探触子及び前記第2ウェッジ部材を移動可能に支持する第2ジンバル機構と、を有する請求項1に記載の超音波探傷装置。 - 前記支持装置は、
一方の前記探触子及び前記第1ウェッジ部材を保持する第1保持部材と、
他方の前記探触子及び前記第2ウェッジ部材を保持する第2保持部材と、
前記第1保持部材と前記第2保持部材が固定され、径方向に延在する一対のフレーム部材と、
前記ディスク面と対向するように前記フレーム部材に設けられ、前記支持装置を移動させる駆動ローラと、
前記傾斜面と対向するように前記フレーム部材に設けられた二つの従動ローラと、
を有する請求項2に記載の超音波探傷装置。 - 前記駆動ローラ及び前記従動ローラには、周方向に沿ってマグネットが設置される請求項3に記載の超音波探傷装置。
- 前記フレーム部材には、前記ディスク面と対向する面において、長さ方向に沿ってマグネットが設置される請求項3又は4に記載の超音波探傷装置。
- 前記駆動ローラの軸部は、前記ディスク面から面外方向へ離れる方向に対して揺動しないように所定の位置で固定され、前記従動ローラの軸部は、前記傾斜面から面外方向へ離れる方向に対して揺動可能に固定されている請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の超音波探傷装置。
- 前記支持装置は、
一方の前記探触子及び前記第1ウェッジ部材を保持する第1保持部材と、
他方の前記探触子及び前記第2ウェッジ部材を保持する第2保持部材と、
前記ロータディスクと接触した状態で回転可能なボールローラと、
を有する請求項2に記載の超音波探傷装置。 - 前記支持装置は、前記回転軸の径方向における一方の前記探触子及び前記第1ウェッジ部材の位置を調整可能な位置調整機構を有する請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の超音波探傷装置。
- 前記位置調整機構は、径方向に延在する一対のフレーム部材に設けられたガイド部と、前記ガイド部に挿入されたナット、前記ナットと螺合するボルトとを有し、前記ガイド部の開口側において内側に突出した突出部が、前記ナットと前記ボルトによって挟まれる請求項8に記載の超音波探傷装置。
- 前記第1ウェッジ部材の表面と前記ディスク面との間隙、及び前記第2ウェッジ部材の表面と前記傾斜面との間隙のそれぞれに接触媒質を供給する供給装置を備える請求項2から請求項9のいずれか一項に記載の超音波探傷装置。
- 翼溝を有するタービンロータのロータディスクを非破壊検査する超音波探傷方法であって、
前記翼溝は、前記タービンロータの回転軸の周方向に設けられ、
前記ロータディスクは、前記回転軸と平行な軸方向を向くディスク面と、前記ディスク面よりも前記回転軸の径方向外側に配置される傾斜面と、を有し、
前記ロータディスクの前記翼溝の角部に超音波ビームを発信する第1探触子及び第2探触子のいずれか一方の探触子を前記ディスク面に設けるステップと、
前記第1探触子及び前記第2探触子の他方の探触子を前記傾斜面に設けるステップと、
前記角部で反射したエコーを受信した前記第2探触子の受信信号に基づいて前記角部における亀裂状態を検出するステップと、
一方の前記探触子が前記ディスク面に設けられ他方の前記探触子が前記傾斜面に設けられた状態で前記第1探触子及び前記第2探触子を前記回転軸の周方向に移動するステップと、
を含む超音波探傷方法。
Applications Claiming Priority (2)
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JP2016086585 | 2016-04-22 | ||
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JP2017072561A Active JP6783176B2 (ja) | 2016-04-22 | 2017-03-31 | 超音波探傷装置及び超音波探傷方法 |
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JP6470460B1 (ja) * | 2018-08-21 | 2019-02-13 | 三菱日立パワーシステムズ検査株式会社 | 超音波探傷方法及び探傷装置 |
JP2019120615A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 超音波探傷装置 |
CN114216960A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-03-22 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种涡轮叶片裂纹无损检测装置 |
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2017
- 2017-03-31 JP JP2017072561A patent/JP6783176B2/ja active Active
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