JP2017197423A5 - - Google Patents

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濃縮混合ガスの一部を排出する工程は、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する第1の吸着容器と、吸着剤を保持する第3の吸着容器とを連通させて、第1の吸着容器内のガスの一部を、第3の吸着容器内に排出させる工程を含んでいてもよい。第1の吸着容器と第3の吸着容器とを連通させると、オゾンガスを吸着剤に吸着させて圧力が高くなった第1の吸着容器から、第3の吸着容器へと、第1の吸着容器内のガスの一部が排出される。排出過程の初期に排出されるガス中のオゾン濃度は比較的低いため、オゾン濃度が低いガスを第1の吸着容器から排出することで、最終的に、第1の吸着容器からより高濃度のオゾンガスを回収することができる。また、第3の吸着容器へと導出されたガスは、第3の吸着容器内の圧力を高めることに利用され、さらに、ガス中に含まれるオゾンは、第3の吸着容器内の吸着剤に吸着されるため、利用することなく廃棄されるオゾンガスの量を低減することができる。
配管175には、配管176と、配管178と、配管180とが接続されている。配管176は、第1濃縮容器30Aの内部にまで延在するように配設されている。配管176には、弁76が設置されている。また配管178は、第2濃縮容器30Bの内部にまで延在するように配設されている。配管178には、弁77が設置されている。また配管180は、第3濃縮容器30Cの内部にまで延在するように配設されている。配管180には、弁78が設置されている。
配管177には、配管182が接続されている。配管182には、弁79が設置されている。配管179には、配管183が接続されている。配管183には、弁80が設置されている。配管181には、配管184が接続されている。配管184には、弁81が設置されている。配管175と、配管182と、配管183と、配管184とは、配管187に接続されている。配管187は、配管188に接続されている。配管188には、オゾン分解装置53と、第1の減圧用装置としての濃縮容器減圧用ポンプ50とが設置されている。濃縮容器減圧用ポンプ50は、濃縮容器30A30B、および30Cから選択される第1の濃縮容器に接続され、第1の濃縮容器の内部を減圧可能な第1の減圧装置として機能する。図示しないが、濃縮容器減圧用ポンプ50は、複数備わっていてもよい。すなわち、第2の濃縮容器に接続され、第2の濃縮容器の内部を減圧可能な第2の減圧装置がさらに備わっていてもよい。例えば、濃縮容器30A、30B、および30Cが1つの減圧用ポンプを共用していてもよい。この場合、濃縮容器減圧用ポンプ50は、第1の減圧装置および第2の減圧装置の両方の機能を兼ねる。また、濃縮容器30A、30B、および30Cのそれぞれに対応する複数の減圧用ポンプ(図示しない)を備えていてもよい。
第1濃縮容器30Aの容器内が濃縮混合ガスにより充填されると、供給対象物に対してオゾンを含有する濃縮混合ガスが供給される(T40)。弁82を開弁すると、第1濃縮容器30Aから濃縮混合ガスが流れ出し、配管177および配管185を経由して第3マスフローコントローラ43に到達する。その後、第3マスフローコントローラ43により所望の流量に調整された状態で、配管186を介して供給対象物にオゾンが供給される。

Claims (10)

  1. 吸着剤を保持する第1の吸着容器内にオゾンガスを含む原料混合ガスを導入して、前記第1の吸着容器内の吸着剤にオゾンガスを吸着させる工程と、
    第1の濃縮容器の内部を、前記第1の吸着容器と連通しない状態で減圧する工程と、
    オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器内を排気することにより、前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程と、
    内部が減圧された前記第1の濃縮容器と、内部のガスの一部が排出された前記第1の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第1の濃縮容器内と前記第1の吸着容器内との圧力差により前記第1の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第1の濃縮容器内に搬送することにより、前記第1の濃縮容器内に前記原料混合ガスよりもオゾンガスの濃度が高い第1の濃縮混合ガスを導入する工程と、
    吸着剤を保持する、前記第1の吸着容器とは異なる第2の吸着容器内にオゾンガスを含む原料混合ガスを導入して、前記第2の吸着容器内の吸着剤にオゾンガスを吸着させる工程と、
    前記第1の濃縮混合ガスが導入された前記第1の濃縮容器と、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第2の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第1の濃縮容器内と前記第2の吸着容器内との圧力差により前記第2の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第1の濃縮容器内に搬送することにより、前記第1の濃縮容器内に、前記第1の濃縮混合ガスよりはオゾンガスの濃度が低いが、前記原料混合ガスよりもオゾンガスの濃度が高い第2の濃縮混合ガスを導入する工程と、を含む、オゾンガスの濃縮方法。
  2. 前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程は、前記第1の吸着容器内のガスを前記第1の濃縮容器に到達させることなく排気する工程を含む、請求項1に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  3. 前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程は、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器と大気とを連通することにより、前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程を含む、請求項2に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  4. 前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程は、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器内のガスの一部を前記第1の濃縮容器に到達させることなく、前記第1の吸着容器内の圧力が−80kPa・G以下となるように、前記第1の吸着容器内のガスの一部を排気する工程を含む、請求項2に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  5. 前記第1の濃縮容器とは異なる第2の濃縮容器の内部を、前記第1および第2の吸着容器のいずれとも連通しない状態で減圧する工程をさらに備え、
    前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程は、
    内部が減圧された前記第2の濃縮容器と、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第2の濃縮容器内と前記第1の吸着容器内との圧力差により前記第1の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第2の濃縮容器内に搬送することにより、前記第1の吸着容器内のガスの一部を前記第2の濃縮容器内に導入する工程を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  6. 前記第1の濃縮容器内に前記第1の濃縮混合ガスを導入する工程および前記第1の濃縮容器内に前記第2の濃縮混合ガスを導入する工程は、前記第1および第2の吸着容器を加熱することなく実施される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  7. 前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する工程は、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器と、吸着剤を保持する第3の吸着容器とを連通させて、前記第1の吸着容器内のガスの一部を、前記第3の吸着容器内に排出させる工程を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のオゾンガスの濃縮方法。
  8. オゾンガスを含む原料混合ガスが導入されることによりオゾンガスを吸着する吸着剤を各々保持する、第1および第2の吸着容器と、
    前記第1および第2の吸着容器の各々に接続される第1の濃縮容器と、
    前記第1の濃縮容器に接続され、前記第1の濃縮容器の内部を減圧可能な第1の減圧装置と、
    前記第1および第2の吸着容器、前記第1の濃縮容器、ならびに前記第1の減圧装置の連通状態を切り替える流路制御装置と、を備え、
    前記流路制御装置は、
    吸着剤を保持する前記第1の吸着容器内にオゾンガスを含む原料混合ガスを導入して、前記第1の吸着容器内の吸着剤にオゾンガスを吸着させる状態と、
    前記第1の濃縮容器の内部を、前記第1の吸着容器及び前記第2の吸着容器と連通しない状態で減圧する状態と、
    オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器内を排気することにより、前記第1の吸着容器内のガスの一部を排出する状態と、
    内部が減圧された前記第1の濃縮容器と、内部のガスの一部が排出された前記第1の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第1の濃縮容器内と前記第1の吸着容器内との圧力差により前記第1の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第1の濃縮容器内に搬送することにより、前記第1の濃縮容器内に前記原料混合ガスよりもオゾンガスの濃度が高い第1の濃縮混合ガスを導入する状態と、
    前記第2の吸着容器内にオゾンガスを含む原料混合ガスを導入して、前記第2の吸着容器内の吸着剤にオゾンガスを吸着させる状態と、
    前記第1の濃縮混合ガスが導入された前記第1の濃縮容器と、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第2の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第1の濃縮容器内と前記第2の吸着容器内との圧力差により前記第2の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第1の濃縮容器内に搬送することにより、前記第1の濃縮混合ガスよりはオゾンガスの濃度が低いが、前記原料混合ガスよりもオゾンガスの濃度が高い第2の濃縮混合ガスを導入する状態と、
    を切り替える、オゾンガスの濃縮装置。
  9. 前記第1の吸着容器に接続され、前記第1の吸着容器の内部のガスを前記第1の濃縮容器に到達させることなく排気する排気路をさらに備える、請求項8に記載のオゾンガスの濃縮装置。
  10. 前記第1の濃縮容器とは異なる第2の濃縮容器と、
    前記第2の濃縮容器に接続され、前記第2の濃縮容器の内部を減圧可能な第2の減圧装置とをさらに備え、
    前記流路制御装置は、
    前記第2の濃縮容器の内部を、前記第1の吸着容器および前記第2の吸着容器と連通しない状態で減圧する状態と、
    内部が減圧された前記第2の濃縮容器と、オゾンガスが吸着した吸着剤を保持する前記第1の吸着容器とを連通する状態に切り替えて、前記第2の濃縮容器内と前記第1の吸着容器内との圧力差により前記第1の吸着容器内の吸着剤に吸着したオゾンガスを脱着させて前記第2の濃縮容器内に搬送することにより、前記第2の濃縮容器内に、前記第1の吸着容器内のガスの一部を導入する状態と、をさらに切り替える、請求項8または9に記載のオゾンガスの濃縮装置。
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