JP2017194228A - 熱源ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットにおいて、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立できるようにする。【解決手段】熱源ユニット(2)は、ケーシング(40)内に圧縮機(8)及び電装品箱(25)が設けられるユニットである。そして、ここでは、ケーシング(40)の底面を形成する底フレーム(51)が、圧縮機(8)が設けられる第1底フレーム(51a)と、第1底フレーム(51a)に隣接する第2底フレーム(51b)と、を有している。電装品箱(25)は、少なくとも半分以上が第2底フレーム(51b)の上方に配置されている。【選択図】図4
Description
本発明は、熱源ユニット、特に、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットに関する。
従来より、熱源ユニットと利用ユニットとが配管接続されることによって構成される空気調和装置がある。このような空気調和装置を構成する熱源ユニットでは、特許文献1(特開2011−158137号公報)に示すように、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられている。ここで、ケーシングの底面を形成する底フレームは、前後方向に分割された構造を有している。そして、圧縮機は、前後に分割された底フレームのうち前面側の底フレームに設けられており、また、電装品箱は、圧縮機の上方に配置されている。
上記従来の熱源ユニットでは、上記のように、分割構造の底フレームが採用されており、圧縮機及び電装品箱がケーシングの前面寄りの部分を構成する前面側の底フレームよって形成される空間に配置されている。このような配置は、圧縮機及び電装品箱のメンテナンス性を確保する上で好ましいものである。
しかし、このような配置では、圧縮機及び電装品箱の両方が前面側の底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになり、しかも、圧縮機と電装品箱との位置関係も圧縮機の上方に電装品箱を配置する位置関係に限定されることになる。
このため、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度が損なわれてしまい、設計変更等に柔軟に対応することができないおそれがある。
本発明の課題は、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットにおいて、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立できるようにすることにある。
第1の観点にかかる熱源ユニットは、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットである。そして、ここでは、ケーシングの底面を形成する底フレームが、圧縮機が設けられる第1底フレームと、第1底フレームに隣接する第2底フレームと、を有している。電装品箱は、少なくとも半分以上が第2底フレームの上方に配置されている。
ここでは、底フレームを2つに分割し、そして、一方の底フレーム(第1底フレーム)に圧縮機を設け、かつ、他方の底フレーム(第2底フレーム)の上方に電装品箱の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機及び電装品箱が配置しやすくなるとともに、圧縮機と電装品箱との干渉も防ぐことができる。
これにより、ここでは、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。
第2の観点にかかる熱源ユニットは、第1の観点にかかる熱源ユニットにおいて、第1底フレーム及び第2底フレームが、ケーシングを前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。
ここでは、圧縮機と電装品箱とが左右に並んで配置されるようになるため、圧縮機及び電装品箱のメンテナンス性の確保を確実なものにすることができる。
第3の観点にかかる熱源ユニットは、第1又は第2の観点にかかる熱源ユニットにおいて、電装品箱が、ケーシング内に設けられた状態において、縦長の箱形状である。
電装品箱が縦長の箱形状である場合には、従来の熱源ユニットとは異なり、圧縮機の上方空間に配置することが難しい。
しかし、ここでは、上記のように、第1底フレームに圧縮機を設け、かつ、第2底フレームの上方に電装品箱の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機及び電装品箱の干渉を防ぐことが容易になる。また、圧縮機と電装品箱とを左右に並べて配置する場合には、電装品箱が縦長の箱形状にするほうが、電装品箱の左右方向の幅を小さくできて、ケーシングのコンパクト化にも寄与できる。
第4の観点にかかる熱源ユニットは、第1〜第3の観点のいずれかにかかる熱源ユニットにおいて、電装品箱が、第2底フレームに設けられている。
ここでは、電装品箱の少なくとも半分以上を第2底フレームの上方に容易に配置することができる。また、熱源ユニットを組み立てる際には、第1底フレームに圧縮機を設け、これとは別に、第2底フレームに電装品箱を設けておき、その後に、2つの底フレームを合体させるような組み立てが可能になり、これにより、熱源ユニットの組み立て性を向上させることができる。
第5の観点にかかる熱源ユニットは、第1〜第4の観点のいずれかにかかる熱源ユニットにおいて、第1底フレームに、圧縮機から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する油分離器と、冷媒を一時的に溜める冷媒容器と、が設けられている。
従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合には、圧縮機及び電装品箱の両方がその底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになるため、油分離器や冷媒容器のような圧縮機以外の冷媒回路構成部品の多くは、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームに設けなければならなくなる。そうすると、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームにも、ある程度の強度が要求されることになる。
そこで、ここでは、上記のように、圧縮機が設けられる第1底フレームに油分離器及び冷媒容器を設けるようにしている。このため、第1底フレームに要求される強度を大きくし、かつ、第2底フレームに要求される強度を小さくすることができる。
これにより、ここでは、第1底フレームの板厚を強度向上のために大きくし、かつ、第2底フレームの板厚を小さくすることができる。
第6の観点にかかる熱源ユニットは、第1〜第5の観点のいずれかにかかる熱源ユニットにおいて、第1底フレーム及び第2底フレームが、ケーシングの前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材である。
ここでは、第1底フレーム及び第2底フレームを波板状の部材にしているため、強度の高い底フレームを得ることができる。しかも、ここでは、波板状の第1底フレーム及び第2底フレームの山部及び谷部がケーシングの前後方向にわたって形成されているため、第1底フレーム及び第2底フレームを、ケーシングを前面側から見た際に、左右に並べて配置するのに適している。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、底フレームを2つに分割し、そして、第1底フレームに圧縮機を設け、かつ、第2底フレームの上方に電装品箱の大部分が配置されるようにすることで、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。
以下、本発明にかかる熱源ユニットの実施形態及びその変形例について、図面に基づいて説明する。尚、本発明にかかる熱源ユニットの具体的な構成は、下記の実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる熱源ユニット2が採用された空気調和装置1の概略構成図である。
図1は、本発明の一実施形態にかかる熱源ユニット2が採用された空気調和装置1の概略構成図である。
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房や暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、熱源ユニット2と、利用ユニット3a、3bとが接続されることによって構成されている。ここで、熱源ユニット2と利用ユニット3a、3bとは、液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5を介して接続されている。すなわち、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路6は、熱源ユニット2と、利用ユニット3a、3bとが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
熱源ユニット2は、室外(建物の屋上や建物の壁面近傍等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。熱源ユニット2は、主として、アキュムレータ7、圧縮機8と、油分離器9と、四路切換弁10と、熱源側熱交換器11と、熱源側膨張弁12と、液側閉鎖弁13と、ガス側閉鎖弁14と、熱源側ファン15と、電装品箱25と、を有している。各機器及び弁間は、冷媒管16〜24によって接続されている。
利用ユニット3a、3bは、室内(居室や天井裏空間等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。利用ユニット3aは、主として、利用側膨張弁31aと、利用側熱交換器32aと、利用側ファン33aと、を有している。利用ユニット3bは、主として、利用側膨張弁31bと、利用側熱交換器32bと、利用側ファン33bと、を有している。
冷媒連絡管4、5は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。液冷媒連絡管4の一端は、熱源ユニット2の液側閉鎖弁13に接続され、液冷媒連絡管4の他端は、利用ユニット3a、3bの利用側膨張弁31a、31bの液側端に接続されている。ガス冷媒連絡管5の一端は、熱源ユニット2のガス側閉鎖弁14に接続され、ガス冷媒連絡管5の他端は、利用ユニット3a、3bの利用側熱交換器32a、32bのガス側端に接続されている。
(2)熱源ユニットの構成
図2は、熱源ユニット2の外観斜視図である。図3は、熱源ユニット2の分解斜視図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。図4は、底フレーム51及び据付脚41を示す平面図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。
図2は、熱源ユニット2の外観斜視図である。図3は、熱源ユニット2の分解斜視図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。図4は、底フレーム51及び据付脚41を示す平面図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。
<全体構造>
熱源ユニット2は、下方からケーシング40内に空気を取り込んで上方からケーシング40外に空気を吹き出す上吹き型構造と呼ばれるものである。熱源ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、熱源側ファン15と、圧縮機や熱源側熱交換器等の機器7、8、9、11、四路切換弁や熱源側膨張弁等の弁10、12〜14及び冷媒管16〜24等を含み冷媒回路6の一部を構成する冷媒回路構成部品と、電装品箱25と、を有している。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される熱源ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
熱源ユニット2は、下方からケーシング40内に空気を取り込んで上方からケーシング40外に空気を吹き出す上吹き型構造と呼ばれるものである。熱源ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、熱源側ファン15と、圧縮機や熱源側熱交換器等の機器7、8、9、11、四路切換弁や熱源側膨張弁等の弁10、12〜14及び冷媒管16〜24等を含み冷媒回路6の一部を構成する冷媒回路構成部品と、電装品箱25と、を有している。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される熱源ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
ケーシング40は、主として、左右方向に延びる一対の据付脚41上に架け渡される底フレーム51と、底フレーム51の角部から鉛直方向に延びる支柱61と、支柱61の上端に取り付けられるファンモジュール71と、前面パネル81と、を有している。
底フレーム51は、ケーシング40の底面を形成しており、底フレーム51上には、熱源側熱交換器11が設けられている。ここで、熱源側熱交換器11は、ケーシング40の背面及び左右両側面に面する平面視略U字形状の熱交換器であり、ケーシング40の背面及び左右両側面を実質的に形成している。
熱源側熱交換器11の上側には、ファンモジュール71が設けられており、ケーシング40の前面、背面及び左右両面の支柱61よりも上側の部分と、ケーシング40の天面と、を形成している。ここで、ファンモジュール71は、上面及び下面が開口した略直方体形状の箱体に熱源側ファン15やベルマウス72が収容された集合体であり、上面の開口には吹出グリル73が設けられている。
前面パネル81は、前面側の支柱61間に架け渡されており、ケーシング40の前面を形成している。
ケーシング40内には、熱源側ファン15及び熱源側熱交換器11以外の冷媒回路構成部品(図3及び図4においては、アキュムレータ7、圧縮機8及び油分離器9を図示)及び電装品箱25も収容されている。ここで、圧縮機8は、冷媒を圧縮する機器であり、底フレーム51上に設けられている。また、アキュムレータ7は、圧縮機8に吸入される前の冷媒を一時的に溜める冷媒容器であり、底フレーム51上に設けられている。油分離器9は、圧縮機8から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する機器であり、底フレーム51上に設けられている。電装品箱25は、圧縮機8や熱源側ファン15等の機器や弁を制御するための電装品の集合体であり、底フレーム51の上方に配置されている。
<詳細構造(圧縮機8及び電装品箱25の配置上の工夫を含む)>
底フレーム51は、ケーシング40の前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材であり、左右に二分割された第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを有している。ここで、第1底フレーム51aは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の左寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52a及び谷部53aが形成された波板状の部材である。第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の右寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52b及び谷部53bが形成された波板状の部材である。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、据付脚41上に架け渡されている。第1及び第2底フレーム51a、51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bが見える側(ここでは、前後方向)の端部は、据付脚41によって支持されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bから遠い側(ここでは、左側)の端部には、山部52a及び谷部53aよりも上方に延びる外壁部55aが形成されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bに近い側(ここでは、右側)の端部には、第2底フレーム51bに接する接続壁部59aが形成されている。また、第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aから遠い側(ここでは、右側)の端部には、山部52b及び谷部53bよりも上方に延びる外壁部55bが形成されている。第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aに近い側(ここでは、左側)の端部には、第1底フレーム51aに接する接続壁部59bが形成されている。そして、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部には、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部とは異なり、外壁部が形成されておらず、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状が簡略化されている。
底フレーム51は、ケーシング40の前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材であり、左右に二分割された第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを有している。ここで、第1底フレーム51aは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の左寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52a及び谷部53aが形成された波板状の部材である。第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の右寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52b及び谷部53bが形成された波板状の部材である。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、据付脚41上に架け渡されている。第1及び第2底フレーム51a、51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bが見える側(ここでは、前後方向)の端部は、据付脚41によって支持されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bから遠い側(ここでは、左側)の端部には、山部52a及び谷部53aよりも上方に延びる外壁部55aが形成されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bに近い側(ここでは、右側)の端部には、第2底フレーム51bに接する接続壁部59aが形成されている。また、第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aから遠い側(ここでは、右側)の端部には、山部52b及び谷部53bよりも上方に延びる外壁部55bが形成されている。第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aに近い側(ここでは、左側)の端部には、第1底フレーム51aに接する接続壁部59bが形成されている。そして、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部には、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部とは異なり、外壁部が形成されておらず、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状が簡略化されている。
また、ここでは、第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを波板状の部材にしているため、強度の高い底フレーム51a、51bを得ることができる。しかも、ここでは、波板状の第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bがケーシング40の前後方向にわたって形成されているため、第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを、ケーシング40を前面側から見た際に、左右に並べて配置するのに適している。
据付脚41は、ケーシング40の左右方向に延びる側面視略C字形状の部材である。据付脚41は、主として、設置面に固定される被固定部42と、被固定部42の前後方向の一方側の端部から上方に延びる立上部43と、立上部43の上端部から前後方向の他方側に向かって水平に延びる支持部44と、を有している。支持部44は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部を下方から支えている。また、据付脚41は、支持部44の前後方向の他方側の端部から上方に延びる壁部45を有している。壁部45は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の外側に位置している。すなわち、ケーシング40の前面側に配置される据付脚41の場合には、壁部45が第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の前側に位置しており、ケーシング40の背面側に配置される据付脚41の場合には、壁部45が第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の背面側に位置している。そして、据付脚41の壁部45は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の外壁部として機能するようになっている。すなわち、ここでは、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状を簡略化しつつ、据付脚41の壁部45によって、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部の外壁部55a、55bと同じ機能を有していることになる。
このような分割構造の底フレーム51を採用した熱源ユニット2では、ケーシング40内に圧縮機8及び電装品箱25が設けられるが、このとき、圧縮機8及び電装品箱25の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立できるようにすることが望まれる。
そこで、ここでは、上記のように、底フレーム51を2つ(第1及び第2底フレーム51a、51b)に分割し、そして、一方の底フレーム(第1底フレーム51a)に圧縮機8を設け、かつ、他方の底フレーム(第2底フレーム51b)の上方に電装品箱25の大部分(少なくとも半分以上)が配置されるようにしている。具体的には、圧縮機8は、第1底フレーム51aの前面寄りの部分に配置されており、電装品箱25は、第2底フレーム51bの前面寄りの部分に配置されている。また、ここでは、電装品箱25の全部(すなわち、ケーシング40を上から見た際の電装品箱25の外形全体)が第2底フレーム51bの上方に配置されている。
そして、このような構造を採用することによって、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機8及び電装品箱25が配置しやすくなるとともに、圧縮機8と電装品箱25との干渉も防ぐことができる。これにより、ここでは、圧縮機8及び電装品箱25の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。また、ここでは、圧縮機と電装品箱とが左右に並んで配置されているため、圧縮機8及び電装品箱25のメンテナンス性の確保を確実なものにすることができる。
また、ここでは、電装品箱25が、ケーシング40内に設けられた状態において、縦長の箱形状である。ここで、電装品箱25が縦長の箱形状である場合には、従来の熱源ユニットとは異なり、圧縮機8の上方空間に配置することが難しい。しかし、ここでは、上記のように、第1底フレーム51aに圧縮機8を設け、かつ、第2底フレーム51bの上方に電装品箱25の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機8及び電装品箱25の干渉を防ぐことが容易になる。また、上記のように、圧縮機8と電装品箱25とを左右に並べて配置する場合には、電装品箱25が縦長の箱形状にするほうが、電装品箱25の左右方向の幅を小さくできて、ケーシング40のコンパクト化にも寄与できる。
また、ここでは、電装品箱25が、第2底フレーム51bに設けられている。このため、ここでは、電装品箱25の少なくとも半分以上を第2底フレーム51bの上方に容易に配置することができる。また、熱源ユニット2を組み立てる際には、第1底フレーム51aに圧縮機8を設け、これとは別に、第2底フレーム51bに電装品箱25を設けておき、その後に、2つの底フレーム51a、51bを合体させるような組み立てが可能になり、これにより、熱源ユニット2の組み立て性を向上させることができる。
また、ここでは、第1底フレーム51aに、圧縮機8から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する油分離器9と、冷媒を一時的に溜める冷媒容器としてのアキュムレータ7と、が設けられている。ここで、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合には、圧縮機及び電装品箱の両方がその底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになるため、油分離器や冷媒容器のような圧縮機以外の冷媒回路構成部品の多くは、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームに設けなければならなくなる。そうすると、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームにも、ある程度の強度が要求されることになる。しかし、ここでは、上記のように、圧縮機8が設けられる第1底フレーム51aに油分離器9及びアキュムレータ7を設けるようにしている。このため、第1底フレーム51aに要求される強度を大きくし、かつ、第2底フレーム51bに要求される強度を小さくすることができる。これにより、ここでは、第1底フレーム51aの板厚を強度向上のために大きくし、かつ、第2底フレーム51bの板厚を小さくすることができる。また、第1底フレーム51aの板厚を大きくすることによって、圧縮機8の運転振動の伝播も抑えられるため、振動や騒音性能の向上にも寄与できる。
(3)変形例
<A>
上記実施形態の空気調和装置1(図1参照)では、冷媒回路6を構成する冷媒回路構成部品の変更又は追加を行って、性能向上等のための機能を付加したい場合がある。例えば、図5に示すように、熱源ユニット2内の冷媒管23にレシーバ26を接続するとともに、レシーバ26の上部からガス冷媒を抜き出すガス抜き管27を接続して、圧縮機8にガスインジェクションを行う機能を付加する場合がある。
<A>
上記実施形態の空気調和装置1(図1参照)では、冷媒回路6を構成する冷媒回路構成部品の変更又は追加を行って、性能向上等のための機能を付加したい場合がある。例えば、図5に示すように、熱源ユニット2内の冷媒管23にレシーバ26を接続するとともに、レシーバ26の上部からガス冷媒を抜き出すガス抜き管27を接続して、圧縮機8にガスインジェクションを行う機能を付加する場合がある。
このような冷媒回路構成部品の変更又は追加(ここでは、主として、レシーバ26及びガス抜き管27の追加)に対して、ここでは、図6に示すように、レシーバ26を第2底フレーム51bに設けるとともに、冷媒管23(図6には図示せず)をレシーバ26に接続し、ガス抜き管27(図6には図示せず)をレシーバ26及び圧縮機8に接続することができる。
このように、ここでは、レシーバ26及びガス抜き管27を、第2底フレーム51bに設けるようにしているため、第1底フレーム51aに設けられた圧縮機8等の冷媒回路構成部品の配置を変更することなく、ガスインジェクション機能を付加することができる。すなわち、ここでは、機能付加のような設計変更等にも柔軟に対応することができる。
<B>
上記実施形態及び変形例Aでは、第1底フレーム51aがケーシング40の底面の左寄りの部分を構成し、かつ、第2底フレーム51bがケーシング40の底面の右寄りの部分を構成しているが、これに限定されず、左右が逆であってもよい。
上記実施形態及び変形例Aでは、第1底フレーム51aがケーシング40の底面の左寄りの部分を構成し、かつ、第2底フレーム51bがケーシング40の底面の右寄りの部分を構成しているが、これに限定されず、左右が逆であってもよい。
本発明は、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットに対して、広く適用可能である。
2 熱源ユニット
7 冷媒容器
8 圧縮機
9 油分離器
25 電装品箱
40 ケーシング
51 底フレーム
51a 第1底フレーム
51b 第2底フレーム
52a、52b 山部
53a、53b 谷部
7 冷媒容器
8 圧縮機
9 油分離器
25 電装品箱
40 ケーシング
51 底フレーム
51a 第1底フレーム
51b 第2底フレーム
52a、52b 山部
53a、53b 谷部
本発明は、熱源ユニット、特に、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットに関する。
従来より、熱源ユニットと利用ユニットとが配管接続されることによって構成される空気調和装置がある。このような空気調和装置を構成する熱源ユニットでは、特許文献1(特開2011−158137号公報)に示すように、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられている。ここで、ケーシングの底面を形成する底フレームは、前後方向に分割された構造を有している。そして、圧縮機は、前後に分割された底フレームのうち前面側の底フレームに設けられており、また、電装品箱は、圧縮機の上方に配置されている。
上記従来の熱源ユニットでは、上記のように、分割構造の底フレームが採用されており、圧縮機及び電装品箱がケーシングの前面寄りの部分を構成する前面側の底フレームよって形成される空間に配置されている。このような配置は、圧縮機及び電装品箱のメンテナンス性を確保する上で好ましいものである。
しかし、このような配置では、圧縮機及び電装品箱の両方が前面側の底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになり、しかも、圧縮機と電装品箱との位置関係も圧縮機の上方に電装品箱を配置する位置関係に限定されることになる。
このため、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度が損なわれてしまい、設計変更等に柔軟に対応することができないおそれがある。
本発明の課題は、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットにおいて、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立できるようにすることにある。
第1の観点にかかる熱源ユニットは、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットである。そして、ここでは、ケーシングの底面を形成する底フレームが、圧縮機が設けられる第1底フレームと、第1底フレームに隣接する第2底フレームと、を有している。電装品箱は、少なくとも半分以上が第2底フレームの上方に配置されている。
ここでは、底フレームを2つに分割し、そして、一方の底フレーム(第1底フレーム)に圧縮機を設け、かつ、他方の底フレーム(第2底フレーム)の上方に電装品箱の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機及び電装品箱が配置しやすくなるとともに、圧縮機と電装品箱との干渉も防ぐことができる。
これにより、ここでは、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。
しかも、ここでは、第1底フレームに、圧縮機から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する油分離器と、冷媒を一時的に溜める冷媒容器と、が設けられている。
従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合には、圧縮機及び電装品箱の両方がその底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになるため、油分離器や冷媒容器のような圧縮機以外の冷媒回路構成部品の多くは、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームに設けなければならなくなる。そうすると、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームにも、ある程度の強度が要求されることになる。
そこで、ここでは、上記のように、圧縮機が設けられる第1底フレームに油分離器及び冷媒容器を設けるようにしている。このため、第1底フレームに要求される強度を大きくし、かつ、第2底フレームに要求される強度を小さくすることができる。
これにより、ここでは、第1底フレームの板厚を強度向上のために大きくし、かつ、第2底フレームの板厚を小さくすることができる。
第2の観点にかかる熱源ユニットは、第1の観点にかかる熱源ユニットにおいて、第1底フレーム及び第2底フレームが、ケーシングを前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。
ここでは、圧縮機と電装品箱とが左右に並んで配置されるようになるため、圧縮機及び電装品箱のメンテナンス性の確保を確実なものにすることができる。
第3の観点にかかる熱源ユニットは、第1又は第2の観点にかかる熱源ユニットにおいて、電装品箱が、ケーシング内に設けられた状態において、縦長の箱形状である。
電装品箱が縦長の箱形状である場合には、従来の熱源ユニットとは異なり、圧縮機の上方空間に配置することが難しい。
しかし、ここでは、上記のように、第1底フレームに圧縮機を設け、かつ、第2底フレームの上方に電装品箱の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機及び電装品箱の干渉を防ぐことが容易になる。また、圧縮機と電装品箱とを左右に並べて配置する場合には、電装品箱が縦長の箱形状にするほうが、電装品箱の左右方向の幅を小さくできて、ケーシングのコンパクト化にも寄与できる。
第4の観点にかかる熱源ユニットは、第1〜第3の観点のいずれかにかかる熱源ユニットにおいて、電装品箱が、第2底フレームに設けられている。
ここでは、電装品箱の少なくとも半分以上を第2底フレームの上方に容易に配置することができる。また、熱源ユニットを組み立てる際には、第1底フレームに圧縮機を設け、これとは別に、第2底フレームに電装品箱を設けておき、その後に、2つの底フレームを合体させるような組み立てが可能になり、これにより、熱源ユニットの組み立て性を向上させることができる。
第5の観点にかかる熱源ユニットは、第1〜第4の観点のいずれかにかかる熱源ユニットにおいて、第1底フレーム及び第2底フレームが、ケーシングの前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材である。
ここでは、第1底フレーム及び第2底フレームを波板状の部材にしているため、強度の高い底フレームを得ることができる。しかも、ここでは、波板状の第1底フレーム及び第2底フレームの山部及び谷部がケーシングの前後方向にわたって形成されているため、第1底フレーム及び第2底フレームを、ケーシングを前面側から見た際に、左右に並べて配置するのに適している。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、底フレームを2つに分割し、そして、第1底フレームに圧縮機を設け、かつ、第2底フレームの上方に電装品箱の大部分が配置されるようにすることで、圧縮機及び電装品箱の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。しかも、圧縮機が設けられる第1底フレームに油分離器及び冷媒容器を設けることで、第1底フレームの板厚を強度向上のために大きくし、かつ、第2底フレームの板厚を小さくすることができる。
以下、本発明にかかる熱源ユニットの実施形態及びその変形例について、図面に基づいて説明する。尚、本発明にかかる熱源ユニットの具体的な構成は、下記の実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる熱源ユニット2が採用された空気調和装置1の概略構成図である。
図1は、本発明の一実施形態にかかる熱源ユニット2が採用された空気調和装置1の概略構成図である。
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房や暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、熱源ユニット2と、利用ユニット3a、3bとが接続されることによって構成されている。ここで、熱源ユニット2と利用ユニット3a、3bとは、液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5を介して接続されている。すなわち、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路6は、熱源ユニット2と、利用ユニット3a、3bとが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
熱源ユニット2は、室外(建物の屋上や建物の壁面近傍等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。熱源ユニット2は、主として、アキュムレータ7、圧縮機8と、油分離器9と、四路切換弁10と、熱源側熱交換器11と、熱源側膨張弁12と、液側閉鎖弁13と、ガス側閉鎖弁14と、熱源側ファン15と、電装品箱25と、を有している。各機器及び弁間は、冷媒管16〜24によって接続されている。
利用ユニット3a、3bは、室内(居室や天井裏空間等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。利用ユニット3aは、主として、利用側膨張弁31aと、利用側熱交換器32aと、利用側ファン33aと、を有している。利用ユニット3bは、主として、利用側膨張弁31bと、利用側熱交換器32bと、利用側ファン33bと、を有している。
冷媒連絡管4、5は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。液冷媒連絡管4の一端は、熱源ユニット2の液側閉鎖弁13に接続され、液冷媒連絡管4の他端は、利用ユニット3a、3bの利用側膨張弁31a、31bの液側端に接続されている。ガス冷媒連絡管5の一端は、熱源ユニット2のガス側閉鎖弁14に接続され、ガス冷媒連絡管5の他端は、利用ユニット3a、3bの利用側熱交換器32a、32bのガス側端に接続されている。
(2)熱源ユニットの構成
図2は、熱源ユニット2の外観斜視図である。図3は、熱源ユニット2の分解斜視図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。図4は、底フレーム51及び据付脚41を示す平面図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。
図2は、熱源ユニット2の外観斜視図である。図3は、熱源ユニット2の分解斜視図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。図4は、底フレーム51及び据付脚41を示す平面図(アキュムレータ7、圧縮機8、油分離器9、熱源側熱交換器11及び電装品箱25の概略形状のみを図示)である。
<全体構造>
熱源ユニット2は、下方からケーシング40内に空気を取り込んで上方からケーシング40外に空気を吹き出す上吹き型構造と呼ばれるものである。熱源ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、熱源側ファン15と、圧縮機や熱源側熱交換器等の機器7、8、9、11、四路切換弁や熱源側膨張弁等の弁10、12〜14及び冷媒管16〜24等を含み冷媒回路6の一部を構成する冷媒回路構成部品と、電装品箱25と、を有している。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される熱源ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
熱源ユニット2は、下方からケーシング40内に空気を取り込んで上方からケーシング40外に空気を吹き出す上吹き型構造と呼ばれるものである。熱源ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、熱源側ファン15と、圧縮機や熱源側熱交換器等の機器7、8、9、11、四路切換弁や熱源側膨張弁等の弁10、12〜14及び冷媒管16〜24等を含み冷媒回路6の一部を構成する冷媒回路構成部品と、電装品箱25と、を有している。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される熱源ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
ケーシング40は、主として、左右方向に延びる一対の据付脚41上に架け渡される底フレーム51と、底フレーム51の角部から鉛直方向に延びる支柱61と、支柱61の上端に取り付けられるファンモジュール71と、前面パネル81と、を有している。
底フレーム51は、ケーシング40の底面を形成しており、底フレーム51上には、熱源側熱交換器11が設けられている。ここで、熱源側熱交換器11は、ケーシング40の背面及び左右両側面に面する平面視略U字形状の熱交換器であり、ケーシング40の背面及び左右両側面を実質的に形成している。
熱源側熱交換器11の上側には、ファンモジュール71が設けられており、ケーシング40の前面、背面及び左右両面の支柱61よりも上側の部分と、ケーシング40の天面と、を形成している。ここで、ファンモジュール71は、上面及び下面が開口した略直方体形状の箱体に熱源側ファン15やベルマウス72が収容された集合体であり、上面の開口には吹出グリル73が設けられている。
前面パネル81は、前面側の支柱61間に架け渡されており、ケーシング40の前面を形成している。
ケーシング40内には、熱源側ファン15及び熱源側熱交換器11以外の冷媒回路構成部品(図3及び図4においては、アキュムレータ7、圧縮機8及び油分離器9を図示)及び電装品箱25も収容されている。ここで、圧縮機8は、冷媒を圧縮する機器であり、底フレーム51上に設けられている。また、アキュムレータ7は、圧縮機8に吸入される前の冷媒を一時的に溜める冷媒容器であり、底フレーム51上に設けられている。油分離器9は、圧縮機8から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する機器であり、底フレーム51上に設けられている。電装品箱25は、圧縮機8や熱源側ファン15等の機器や弁を制御するための電装品の集合体であり、底フレーム51の上方に配置されている。
<詳細構造(圧縮機8及び電装品箱25の配置上の工夫を含む)>
底フレーム51は、ケーシング40の前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材であり、左右に二分割された第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを有している。ここで、第1底フレーム51aは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の左寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52a及び谷部53aが形成された波板状の部材である。第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の右寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52b及び谷部53bが形成された波板状の部材である。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、据付脚41上に架け渡されている。第1及び第2底フレーム51a、51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bが見える側(ここでは、前後方向)の端部は、据付脚41によって支持されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bから遠い側(ここでは、左側)の端部には、山部52a及び谷部53aよりも上方に延びる外壁部55aが形成されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bに近い側(ここでは、右側)の端部には、第2底フレーム51bに接する接続壁部59aが形成されている。また、第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aから遠い側(ここでは、右側)の端部には、山部52b及び谷部53bよりも上方に延びる外壁部55bが形成されている。第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aに近い側(ここでは、左側)の端部には、第1底フレーム51aに接する接続壁部59bが形成されている。そして、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部には、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部とは異なり、外壁部が形成されておらず、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状が簡略化されている。
底フレーム51は、ケーシング40の前後方向にわたる山部及び谷部が形成された波板状の部材であり、左右に二分割された第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを有している。ここで、第1底フレーム51aは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の左寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52a及び谷部53aが形成された波板状の部材である。第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、底フレーム51の右寄りの部分を構成しており、ケーシング40の前後方向にわたる山部52b及び谷部53bが形成された波板状の部材である。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、ケーシング40を前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている。第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bは、据付脚41上に架け渡されている。第1及び第2底フレーム51a、51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bが見える側(ここでは、前後方向)の端部は、据付脚41によって支持されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bから遠い側(ここでは、左側)の端部には、山部52a及び谷部53aよりも上方に延びる外壁部55aが形成されている。第1底フレーム51aの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第2底フレーム51bに近い側(ここでは、右側)の端部には、第2底フレーム51bに接する接続壁部59aが形成されている。また、第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aから遠い側(ここでは、右側)の端部には、山部52b及び谷部53bよりも上方に延びる外壁部55bが形成されている。第2底フレーム51bの前後方向の端部に直交し(ここでは、左右方向)、かつ、第1底フレーム51aに近い側(ここでは、左側)の端部には、第1底フレーム51aに接する接続壁部59bが形成されている。そして、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部には、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部とは異なり、外壁部が形成されておらず、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状が簡略化されている。
また、ここでは、第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを波板状の部材にしているため、強度の高い底フレーム51a、51bを得ることができる。しかも、ここでは、波板状の第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bの山部52a、52b及び谷部53a、53bがケーシング40の前後方向にわたって形成されているため、第1底フレーム51a及び第2底フレーム51bを、ケーシング40を前面側から見た際に、左右に並べて配置するのに適している。
据付脚41は、ケーシング40の左右方向に延びる側面視略C字形状の部材である。据付脚41は、主として、設置面に固定される被固定部42と、被固定部42の前後方向の一方側の端部から上方に延びる立上部43と、立上部43の上端部から前後方向の他方側に向かって水平に延びる支持部44と、を有している。支持部44は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部を下方から支えている。また、据付脚41は、支持部44の前後方向の他方側の端部から上方に延びる壁部45を有している。壁部45は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の外側に位置している。すなわち、ケーシング40の前面側に配置される据付脚41の場合には、壁部45が第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の前側に位置しており、ケーシング40の背面側に配置される据付脚41の場合には、壁部45が第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の背面側に位置している。そして、据付脚41の壁部45は、第1及び第2底フレーム51a、51bの前後方向の端部の外壁部として機能するようになっている。すなわち、ここでは、第1及び第2底フレーム51a、51bの形状を簡略化しつつ、据付脚41の壁部45によって、第1及び第2底フレーム51a、51bの左右方向の端部の外壁部55a、55bと同じ機能を有していることになる。
このような分割構造の底フレーム51を採用した熱源ユニット2では、ケーシング40内に圧縮機8及び電装品箱25が設けられるが、このとき、圧縮機8及び電装品箱25の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立できるようにすることが望まれる。
そこで、ここでは、上記のように、底フレーム51を2つ(第1及び第2底フレーム51a、51b)に分割し、そして、一方の底フレーム(第1底フレーム51a)に圧縮機8を設け、かつ、他方の底フレーム(第2底フレーム51b)の上方に電装品箱25の大部分(少なくとも半分以上)が配置されるようにしている。具体的には、圧縮機8は、第1底フレーム51aの前面寄りの部分に配置されており、電装品箱25は、第2底フレーム51bの前面寄りの部分に配置されている。また、ここでは、電装品箱25の全部(すなわち、ケーシング40を上から見た際の電装品箱25の外形全体)が第2底フレーム51bの上方に配置されている。
そして、このような構造を採用することによって、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機8及び電装品箱25が配置しやすくなるとともに、圧縮機8と電装品箱25との干渉も防ぐことができる。これにより、ここでは、圧縮機8及び電装品箱25の配置の自由度の向上とメンテナンス性の確保とを両立することができる。また、ここでは、圧縮機と電装品箱とが左右に並んで配置されているため、圧縮機8及び電装品箱25のメンテナンス性の確保を確実なものにすることができる。
また、ここでは、電装品箱25が、ケーシング40内に設けられた状態において、縦長の箱形状である。ここで、電装品箱25が縦長の箱形状である場合には、従来の熱源ユニットとは異なり、圧縮機8の上方空間に配置することが難しい。しかし、ここでは、上記のように、第1底フレーム51aに圧縮機8を設け、かつ、第2底フレーム51bの上方に電装品箱25の大部分が配置されるようにしているため、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合に比べて、圧縮機8及び電装品箱25の干渉を防ぐことが容易になる。また、上記のように、圧縮機8と電装品箱25とを左右に並べて配置する場合には、電装品箱25が縦長の箱形状にするほうが、電装品箱25の左右方向の幅を小さくできて、ケーシング40のコンパクト化にも寄与できる。
また、ここでは、電装品箱25が、第2底フレーム51bに設けられている。このため、ここでは、電装品箱25の少なくとも半分以上を第2底フレーム51bの上方に容易に配置することができる。また、熱源ユニット2を組み立てる際には、第1底フレーム51aに圧縮機8を設け、これとは別に、第2底フレーム51bに電装品箱25を設けておき、その後に、2つの底フレーム51a、51bを合体させるような組み立てが可能になり、これにより、熱源ユニット2の組み立て性を向上させることができる。
また、ここでは、第1底フレーム51aに、圧縮機8から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する油分離器9と、冷媒を一時的に溜める冷媒容器としてのアキュムレータ7と、が設けられている。ここで、従来の同じ底フレームに圧縮機及び電装品箱を配置する場合には、圧縮機及び電装品箱の両方がその底フレームによって形成される空間の大部分を占めることになるため、油分離器や冷媒容器のような圧縮機以外の冷媒回路構成部品の多くは、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームに設けなければならなくなる。そうすると、圧縮機及び電装品箱が配置されない側の底フレームにも、ある程度の強度が要求されることになる。しかし、ここでは、上記のように、圧縮機8が設けられる第1底フレーム51aに油分離器9及びアキュムレータ7を設けるようにしている。このため、第1底フレーム51aに要求される強度を大きくし、かつ、第2底フレーム51bに要求される強度を小さくすることができる。これにより、ここでは、第1底フレーム51aの板厚を強度向上のために大きくし、かつ、第2底フレーム51bの板厚を小さくすることができる。また、第1底フレーム51aの板厚を大きくすることによって、圧縮機8の運転振動の伝播も抑えられるため、振動や騒音性能の向上にも寄与できる。
(3)変形例
<A>
上記実施形態の空気調和装置1(図1参照)では、冷媒回路6を構成する冷媒回路構成部品の変更又は追加を行って、性能向上等のための機能を付加したい場合がある。例えば、図5に示すように、熱源ユニット2内の冷媒管23にレシーバ26を接続するとともに、レシーバ26の上部からガス冷媒を抜き出すガス抜き管27を接続して、圧縮機8にガスインジェクションを行う機能を付加する場合がある。
<A>
上記実施形態の空気調和装置1(図1参照)では、冷媒回路6を構成する冷媒回路構成部品の変更又は追加を行って、性能向上等のための機能を付加したい場合がある。例えば、図5に示すように、熱源ユニット2内の冷媒管23にレシーバ26を接続するとともに、レシーバ26の上部からガス冷媒を抜き出すガス抜き管27を接続して、圧縮機8にガスインジェクションを行う機能を付加する場合がある。
このような冷媒回路構成部品の変更又は追加(ここでは、主として、レシーバ26及びガス抜き管27の追加)に対して、ここでは、図6に示すように、レシーバ26を第2底フレーム51bに設けるとともに、冷媒管23(図6には図示せず)をレシーバ26に接続し、ガス抜き管27(図6には図示せず)をレシーバ26及び圧縮機8に接続することができる。
このように、ここでは、レシーバ26及びガス抜き管27を、第2底フレーム51bに設けるようにしているため、第1底フレーム51aに設けられた圧縮機8等の冷媒回路構成部品の配置を変更することなく、ガスインジェクション機能を付加することができる。すなわち、ここでは、機能付加のような設計変更等にも柔軟に対応することができる。
<B>
上記実施形態及び変形例Aでは、第1底フレーム51aがケーシング40の底面の左寄りの部分を構成し、かつ、第2底フレーム51bがケーシング40の底面の右寄りの部分を構成しているが、これに限定されず、左右が逆であってもよい。
上記実施形態及び変形例Aでは、第1底フレーム51aがケーシング40の底面の左寄りの部分を構成し、かつ、第2底フレーム51bがケーシング40の底面の右寄りの部分を構成しているが、これに限定されず、左右が逆であってもよい。
本発明は、ケーシング内に圧縮機及び電装品箱が設けられる熱源ユニットに対して、広く適用可能である。
2 熱源ユニット
7 冷媒容器
8 圧縮機
9 油分離器
25 電装品箱
40 ケーシング
51 底フレーム
51a 第1底フレーム
51b 第2底フレーム
52a、52b 山部
53a、53b 谷部
7 冷媒容器
8 圧縮機
9 油分離器
25 電装品箱
40 ケーシング
51 底フレーム
51a 第1底フレーム
51b 第2底フレーム
52a、52b 山部
53a、53b 谷部
Claims (6)
- ケーシング(40)内に圧縮機(8)及び電装品箱(25)が設けられる熱源ユニットにおいて、
前記ケーシングの底面を形成する底フレーム(51)は、前記圧縮機が設けられる第1底フレーム(51a)と、前記第1底フレームに隣接する第2底フレーム(51b)と、を有しており、
前記電装品箱は、少なくとも半分以上が前記第2底フレームの上方に配置されている、
熱源ユニット(2)。 - 前記第1底フレーム及び前記第2底フレームは、前記ケーシングを前面側から見た際に、左右方向に並んで配置されている、
請求項1に記載の熱源ユニット。 - 前記電装品箱は、前記ケーシング内に設けられた状態において、縦長の箱形状である、
請求項1又は2に記載の熱源ユニット。 - 前記電装品箱は、前記第2底フレームに設けられている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱源ユニット。 - 前記第1底フレームには、前記圧縮機から吐出された後の冷媒から冷凍機油を分離する油分離器(9)と、冷媒を一時的に溜める冷媒容器(7)と、が設けられている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱源ユニット。 - 前記第1底フレーム及び前記第2底フレームは、前記ケーシングの前後方向にわたる山部(52a、52b)及び谷部(53a、53b)が形成された波板状の部材である、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱源ユニット。
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