JP2017183015A - バナジウム固体塩電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素による電極の接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能が低下することを防止できるバナジウム固体塩電池を提供する。【解決手段】セル100は、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む第1電極10と、該第1電極10に対向し、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む第2電極20と、前記第1電極10及び第2電極20間に配されたイオン交換膜14と、水素を吸蔵する水素吸蔵合金を有する水素吸蔵部105と、前記第1電極10、第2電極20、イオン交換膜14及び水素吸蔵合金50を封入する外装101とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、酸化還元反応を利用して充放電を行うバナジウム固体塩電池に関する。
電池は、家電製品、電気自動車、ハイブリッド自動車及び太陽光発電設備等に広く用いられている。この電池として、バナジウム固体塩電池(例えば、特許文献1参照)又はリチウムイオン二次電池等が挙げられる。
バナジウム固体塩電池は、セルをケースに収容することにより構成される。セルは、外装と、該外装の内部に配された複数の電極ユニットを備える。各電極ユニットは、電極を有しており、互いに重ねられている。電極は、活物質、導電助剤としての炭素材料、バインダ及び電解液を含む。活物質は、バナジウムイオン又はバナジウムを含むイオンを含有している。セル内においては、隣り合う電極ユニット間で、正極電極及び負極電極が対向している。バナジウム固体塩電池は、正極電極及び負極電極間における酸化還元反応を利用して充放電を行う。
特開2014−235833号公報
しかしながら、バナジウム固体塩電池では、電池の充放電に伴って負極電極から水素を主とするガスが発生し、該ガスにより電極における接触抵抗が上昇して電池の性能が低下する虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水素による電極における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能の低下を防止することができるバナジウム固体塩電池を提供することにある。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む正極電極と、該正極電極に対向し、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む負極電極と、前記正極電極及び負極電極間に配された隔膜と、水素を吸蔵する水素吸蔵合金と、前記正極電極、負極電極、隔膜及び水素吸蔵合金を封入する外装とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金が外装内の水素を吸蔵することにより、水素による電極における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能が低下することを防止できる。
実施の形態1に係る電池のセルを示す平面図である。 図1のII−II線による断面図である。 水素吸蔵部の断面図である。 実施の形態2に係る電池のセルの断面図である。 実施の形態3に係る水素吸蔵合金の配置を示す断面図である。 実施の形態4に係る電池のセルの断面図である。 実施の形態5に係る電池のセルを示す平面図である。 実施の形態6に係る電池のセルを示す平面図である。 実施の形態7に係る電池のセルを示す平面図である。 実施の形態8に係る電池のセルを示す平面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る電池のセルを示す平面図である。図2は、図1のII−II線による断面図である。図1中、100はバナジウム固体塩電池のセルである。バナジウム固体塩電池は、セル100を一つ又は複数個ケースに収容することにより構成されている。セル100は外装101と、正極端子102及び負極端子103とを備える。
外装101は、四角形状をなす電解液非透過性の二枚の外装シート104,104を有している。二枚の外装シート104,104の面同士は対向し、周縁部同士は接合されている。また、正極端子102及び負極端子103は外装101の一辺から並んで突出している。該一辺側部分の中央部には、水素を吸蔵する水素吸蔵部105が配されており、前記一辺側部分における中央部以外の他の部分は、前記中央部に比べてより内側部分まで接合されている。前記一辺における他の部分は、他辺部分に比べてより内側まで接合されている。
なお外装101は、一枚のシートを折りたたむことにより形成することとしてもよい。また、水素吸蔵部105が配される部分は、中央部でなくともよい。
図2に示すように、セル100は、1つの第1電極ユニット1と、2つの第2電極ユニット2,2を有する。第1電極ユニット1及び第2電極ユニット2は、四角形平板状をなしている。第1電極ユニット1は、平面同士が対向するように2つの第2電極ユニット2,2により挟まれている。
第1電極ユニット1は、正極をなし、各第2電極ユニット2は負極をなす。したがって、第1電極ユニット1と、二つの第2電極ユニット2,2とは並列に接続されていることとなる。なお、第1電極ユニット1が負極をなし、各第2電極ユニット2が正極をなしていてもよい。
水素吸蔵部105は、第1電極ユニット1の側面に対向する位置において、外装シート104の内面に取り付けられている。図3は、水素吸蔵部105の断面図である。水素吸蔵部105は、水素吸蔵合金50と、固着シート51と、被覆膜52とを有する。水素吸蔵合金50は、固着シート51上に配され、被覆膜52に覆われている。固着シート51及び被覆膜52夫々の周縁部は、固着されており、これにより、水素吸蔵合金50が封入されている。水素吸蔵合金50は、例えばニッケル合金である。固着シート51は、熱可塑性のシート又は粘着性のシート等である。また、被覆膜52は、電解液非透過性であり、ガス透過性である。水素吸蔵部105は、固着シート51が外装シート104の内面に固着されることにより取り付けられる。なお、水素吸蔵合金50は、被覆膜52上に配され、固着シート51に覆われていてもよい。
第1電極ユニット1は、2つの第1電極10,10と、第1導電体11と、2枚の被覆シート12,12とを備える。第1導電体11は四角形状をなし、例えば図示しないタブを介して、正極端子102に接続されている。第1導電体11の両平面は夫々、被覆シート12に覆われている。各第1電極10は、各被覆シート12に、周縁部を残して積層されている。即ち、被覆シート12は、一平面が第1電極10に対向し、他平面が第1導電体11に対向している。
第1導電体11は、銅、アルミニウム、ニッケル又はチタン等の高導電性の金属であることが好ましい。被覆シート12は、導電性及び電解液非透過性を有しており、例えば、グラファイトシート及び接着用の導電性シートを重ねたシート、導電性フィルム及びシート状の導電性ゴムを用いてもよい。また、被覆シート12に代えて第1導電体11に黒鉛コーティングを施してもよい。
第1電極10は、活物質、導電助剤としての炭素材料、バインダ及び非水系溶媒を含有する溶液又は半固体状物等を被覆シート12に塗布し、非水系溶媒を揮発させた後、酸性の電解液を含ませることにより形成される。なお、非水系溶媒としては、N−メチルピロリドン(NMP)、メチルエチルケトン(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)等が例示される。
正極として機能する第1電極ユニット1の第1電極10の活物質に含まれるバナジウムイオン又はバナジウムを含むイオンは、酸化還元反応によって、5価及び4価の間で酸化数が変化するバナジウムを含むイオンであるのが好ましい。5価及び4価の間で酸化数が変化するバナジウムを含むイオンとしては、VO2+(IV)、VO2 +(V )が例示される。
正極用の活物質であるバナジウム化合物は、酸化硫酸バナジウム(IV)(VOSO4 ・nH2 O)、酸化硫酸バナジウム(V )((VO22 SO4 ・nH2 O)を挙げることができる。これらの混合物を用いてもよい。nは、0〜5の整数である。
また、第1電極10に含まれる電解液は、硫酸水溶液であるのが好ましい。硫酸水溶液として、例えば濃度が90質量%未満の硫酸水溶液を用いることができる。電解液の量は、例えばバナジウム化合物100gに対して、2M(mol/L)の硫酸70mLである。
バインダとしては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)及びフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体(PVDF/HFP)等が挙げられる。
炭素材料としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック(登録商標)等のカーボンブラック、及びグラファイト等が挙げられる。炭素材料は1種又は2種以上を用いることができる。
第1電極ユニット1は、更に、四角形額縁状の第1シーラント13を有する。第1シーラント13は、第1導電体11の側面及び各被覆シート12の一平面の周縁部を覆っている第1内縁部13aと、該第1内縁部13aの外面において第1導電体11の側面に対応する部分から外側に突出する第1外縁部13bとを有する。第1シーラント13は、第1内縁部13aにより、第1導電体11の側面を覆い、被覆シート12を介して第1導電体11の両平面の周縁部を覆っている。
更に、第1電極10,10は、四角形状をなし、水素イオン透過性を有する二枚のイオン交換膜14,14に覆われている。各イオン交換膜14の一面は、その周縁部を残して第1電極10に接触している。各イオン交換膜14の周縁部は、第1シーラント13の第1内縁部13aに固着されている。
イオン交換膜14は、水素イオンに加えて硫酸イオンを透過してもよい。また、イオン交換膜14は、水素イオンを透過する隔膜の一例であり、イオン交換膜14に代えて、イオン選択性を有さず、イオン透過性を有する多孔質膜等を用いてもよい。
第2電極ユニット2は、第2電極20と、第2導電体21と、2枚の被覆シート22,22とを備える。第2導電体21は、四角形状をなし、例えば図示しないタブを介して、負極端子103に接続されている。第2導電体21の両面夫々は、被覆シート22に覆われている。第2電極20は、一の被覆シート22に、周縁部を残して積層されている。即ち、被覆シート22は、一平面が第2電極20に対向し、他平面が第2導電体21に対向している。第2導電体21及び被覆シート22の材質は、第1導電体11及び被覆シート12の材質と同様である。
第2電極20は、第1電極10と同様に形成され、活物質、導電助剤としての炭素材料、バインダ及び酸性の電解液を含有しているが、第1電極10と異なり、負極用の活物質を含有している。
負極として機能する第2電極ユニット2の第2電極20の活物質に含まれるバナジウムイオン又はバナジウムを含むイオンは、酸化還元反応によって、2価及び3価の間で酸化数が変化するバナジウムイオンであるのが好ましい。2価及び3価の間で酸化数が変化するバナジウムイオンとしては、V2+(II)、V3+(III )が例示される。
負極用の活物質であるバナジウム化合物としては、硫酸バナジウム(II)(VSO4 ・nH2 O)、硫酸バナジウム(III )(V2 (SO43 ・nH2 O)が挙げられる。これらの混合物を用いてもよい。nは、0又は1〜10の整数である。
第2電極ユニット2は、更に、四角形額縁状の第2シーラント23を有する。第2シーラント23は、第2導電体21の側面及び各被覆シート22の一平面の周縁部を覆っている第2内縁部23aと、該第2内縁部23aの外面の第2導電体21の側面に対応する部分から外側に突出する第2外縁部23bとを有する。第2シーラント23は、第2内縁部23aにより、第2導電体21の側面を覆い、被覆シート22を介して第2導電体21の両平面の周縁部を覆っている。
第2電極ユニット2は、外装101内において第1電極ユニット1,第2電極ユニット2の積層方向端部に配されているので、必要のない電極を配さず、単一の第2電極20のみを有する構成としている。なお、第2電極ユニット2は、第2シーラント23が被覆膜22,22夫々の表面に固着されている構成に限られない。例えば、第2シーラント23は、第1電極ユニット1側に位置する被覆膜22の表面の周縁部と、前記第2電極ユニット2に隣接する外装シート104の表面とに固着されていてもよい。
図2に示すように、第2電極ユニット2,2は、夫々の第2電極20が対向するように配され、各第2電極20に第1電極ユニット1の第1電極10が対向するように、第1電極ユニット1を挟んでいる。第2電極ユニット2,2夫々における第1電極ユニット1側の第2電極20は、第1電極ユニット1のイオン交換膜14に接している。
イオン交換膜14を介して対向する第1電極10及び第2電極20間において、下記式(1)及び(2)の反応が生じる。
正極:VOX2 ・nH2 O(s)⇔VO2 X・(n−1)H2 O(s)+HX+H+ +e- …(1)
負極:VX3 ・nH2 O(s)+H+ +e- ⇔VX2 ・nH2 O(s)+X- …(2)
式中、Xは1価の陰イオンを表す。Xがm価の陰イオンである場合、結合係数(1/m)が考慮される。nはバナジウム化合物の種類に応じた種々の値をとり得る。
式(1)及び式(2)の反応を利用してセル100の充放電が行われる。式(1)及び式(2)の反応においてイオン交換膜14を介して第1電極10及び第2電極20間でプロトンが移動する。また、正極端子102及び負極端子103により、外部の負荷又は充電器等との電子のやり取りが行われる。
上記の構成によれば、水素吸蔵合金50が、電池の充放電に伴って第2電極20から発生する水素を吸蔵する。これにより、水素による第1電極10及び第1導電体11、第2電極及び第2導電体21における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能の低下を防止することができる。なお、バナジウム固体塩電池において、発生するガスは、多くが水素であることから、水素吸蔵合金50を用いることは他の種類の電池に比べ特に有効である。
水素吸蔵部105を正極端子102及び負極端子103側の一辺側に設けている。したがって、水素の移動方向に水素吸蔵部105が位置するようにセル100を配置することにより、効率よく水素を吸収できる。
更に、セル100の一辺側部分において、中央部に比べて、他の部分はより内側部分まで接合されているので、水素が発生した場合に、外装101の変形量が少なくなり、セル100の内圧が上昇しやすくなる。水素吸蔵合金は内圧が高いほど水素を吸蔵する。したがって、水素の吸蔵の効率が良好になる。また、外装101の変形量が少なくなることにより、変形によるセル100の破損の蓋然性を低減できる。
水素吸蔵合金50を固着シート51及び被覆膜52内により封入しているので、水素吸蔵合金50の配置を容易にしつつ、水素の吸蔵を担保できる。また、被覆膜52で覆うことにより、水素吸蔵合金50を電解液から保護することができる。
なお、水素吸蔵部105は複数であってもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2においては、水素吸蔵部105の配置が実施の形態1と異なる。図4は実施の形態2に係る電池のセル100の断面図である。実施の形態2に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態2において、水素吸蔵部105は2つ配されている。一の水素吸蔵部105は、一の第2電極ユニット2における第2シーラント23の第2外縁部23bにおいて、第1シーラント13の第1外縁部13bに対向する部分に配されている。他の水素吸蔵部105は、外装シート104の内面において、第2外縁部23bを介して一の水素吸蔵部105に対向する部分に配されている。水素吸蔵部105は、第2外縁部23bの辺に沿った短冊形状をなしている。
ここで、第2導電体21の両平面の周縁部及び側面、並びに第2シーラント23上は、第2導電体21の周縁部側に相当する。また、第2シーラント23に代えて、第2導電部21の両平面の周縁部及び側面に別の部材が配されている場合、該部材上は、第2導電体21の周縁部側に相当する。なお、第1導電体11の周縁部側に相当する箇所も同様である。
したがって、前記一の水素吸蔵部105は、第2導電体21の周縁部側に配されている。
上記の構成によれば、水素吸蔵部105を第2外縁部23bに配している。即ち、水素吸蔵部105は、第1シーラント1及び第2シーラント23間に配し、また、第2導電体21の周縁部側に配されている。したがって、外装101内の空間の無駄を省き、水素吸蔵部105の配置による容積の上昇を防止できる。また、水素吸蔵部105は、第2導電体21の周縁部側に配されているので、負極電極に近い位置で水素の吸蔵ができ、水素の吸蔵の効率が良好となる。
なお、2つの水素吸蔵部105をいずれも第2外縁部23bに配してもよい。また、水素吸蔵部105は、第1電極ユニット1における第1シーラント13の第1外縁部13bに配してもよい。第1電極ユニット1は、第1シーラント13を有しておらず、イオン交換膜14により第1電極10及び第1導電体11を覆うこととしてもよい。更に水素吸蔵部105の数は2つに限られず、1個であっても3個以上であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3においては、水素吸蔵合金50の配置が実施の形態1と異なる。図5は、実施の形態3に係る水素吸蔵合金50の配置を示す断面図である。実施の形態3に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3において、水素吸蔵部105は配されておらず、水素吸蔵合金50は、第2シーラント23の第2外縁部23b上に配されている。また、水素吸蔵合金50は、被覆膜52により覆われており、被覆膜52の周縁部は、第2外縁部23bに固着されている。即ち、水素吸蔵合金50は、被覆膜52及び第2外縁部23bにより封止されている。また、固着シート52は、配されていない。
なお、水素吸蔵合金50は、第1シーラント13b上に同様に配してもよい。
上記の構成によれば、外装101内の空間の無駄を省き、水素吸蔵部105の配置による容積の上昇を防止できる。
(実施の形態4)
実施の形態4においては、水素吸蔵部105の配置が実施の形態1と異なる。図6は実施の形態4に係る電池のセル100の断面図である。実施の形態4に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4において、水素吸蔵部105は、2つ配されている。一の水素吸蔵部105は、第2電極ユニット2における第2シーラント23の第2内縁部23aと、イオン交換膜14とに挟まれている。ここで、水素吸蔵部105は、第1シーラント13及び第2シーラント23間に配されていることとなり、第2導電体21の周縁部側に配されていることとなる。ここで、第2導電体21の周縁部側に相当する箇所は実施の形態2と同様である。また、他の水素吸蔵部105は、前記第2シーラント23の第2内縁部23aと、外装シート104とに挟まれている。水素吸蔵部105は、第2内縁部23aの側面から寸法dだけ外側に突出している。また、水素吸蔵部105は、第2内縁部23aの辺に沿った短冊形状をなしている。
一方で、第2電極20は、第2シーラント23よりもイオン交換膜14側に突出している。第1電極10、第2電極20及びイオン交換膜14の総厚よりも第1シーラント13、第2シーラント23、水素吸蔵部105及びイオン交換膜14の総厚を薄くすれば、セル100に対して第1電極ユニット1及び第2電極ユニット2の対向方向に圧力を加える場合に、第1電極10及び第2電極20に圧力が加わりやすくなる。これにより、第1電極10及び第2電極20が隔膜14に接触しない部分を低減でき、第1電極10及び第2電極20間の反応が良好に行われる。
圧力は、例えば、図6に示すように二枚の板金110,110により加えられる。このとき、板金110は、電極20及び第2内縁部23aに重なる領域に配される。水素吸蔵部105は、第2内縁部23aから寸法dだけ突出しているので、圧力が加わらない空間に位置する部分を有する。したがって、水素吸蔵部105は、外装内101内のガスとの接触面積の低減を防止できる。
上記の構成によれば、第1電極10及び第2電極20間の反応が良好にしつつ、第2電極20の厚みを利用して水素吸蔵部105を配することにより外装101内の空間の無駄を省くことができ、水素吸蔵部105の配置による容積の上昇を防止できる。
なお、2つの水素吸蔵部105を夫々、イオン交換膜14及び第2シーラント23の第2内縁部23a間に配してもよい。また、水素吸蔵部105の数は2つに限られず、1個であっても3個以上であってもよい。
(実施の形態5)
実施の形態5においては、水素吸蔵部105の配置が実施の形態1と異なる。図7は、実施の形態5に係る電池のセル100を示す平面図である。実施の形態5に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5において、実施の形態1同様、二枚の外装シート104,104の面同士は対向し、周縁部同士は接合されている。また、正極端子102及び負極端子103は外装101の一辺から並んで突出している。
実施の形態1と異なり、水素吸蔵部105は、前記一辺の対辺側部分の中央部に配されており、前記対辺側部分の他の部分は、中央部に比べてより内側部分まで接合されている。
上記構成によれば、水素吸蔵合金50が、電池の充放電に伴って第2電極20から発生する水素を吸蔵する。これにより、水素による第1電極10及び第1導電体11、第2電極及び第2導電体21における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能の低下を防止することができる。
また、対辺側部分の中央部に比べて、他の部分がより内側部分まで接合されているので、水素が発生した場合に、外装101の変形量が少なくなり、内圧が上昇しやすくなる。水素吸蔵合金は内圧が高いほど水素を吸蔵する。したがって、水素の吸蔵の効率が良好になる。また、外装101の変形量が少なくなることにより、変形によるセル100の破損の蓋然性が減少する。
(実施の形態6)
実施の形態6においては、水素吸蔵部105の配置が実施の形態1と異なる。図8は、実施の形態6に係る電池のセル100を示す平面図である。実施の形態6に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6においては、水素吸蔵部105は4つ配されており、外装101内の四隅に配されている。これにより、セル100の傾きに関わらず、外装101内の水素を吸蔵できる。
(実施の形態7)
実施の形態7においては、水素吸蔵部105の形状及び配置が実施の形態1と異なる。図9は、実施の形態7に係る電池のセル100を示す平面図である。実施の形態7に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7においては、水素吸蔵部105は、2つ配されており、夫々、正極端子102及び負極端子103が突出している一辺と、該一辺の対辺とに沿って配されている。また、各水素吸蔵部105は、各辺に沿った短冊形状をなしている。
これにより、セル100の傾きに関わらず、外装101内の水素を吸蔵できる。
(実施の形態8)
実施の形態8においては、水素吸蔵部105の配置が実施の形態1と異なる。図10は、実施の形態8に係る電池のセルを示す平面図である。実施の形態8に係るセル100の構成について、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8においては、正極端子102及び負極端子103が突出している一辺の対辺側において、該対辺から所定間隔を隔てており、前記対辺に沿った閉止部106が設けられている。閉止部106は、中央部を残して前記対辺に沿って外装シート104同士が固着されることにより形成され、中央部においてガス透過膜107が配されている。ガス透過膜107は、二枚の外装シート104に挟まれている。これにより、前記対辺と、閉止部106及びガス透過膜107との間にガス溜め部108が形成される。水素吸蔵部105は、ガス溜め部108に配されている。なお、閉止部106及びガス溜め部108は、前記対辺以外の他の辺に設けられてもよい。
上記の構成によれば、ガス透過膜107を通過したガスがガス溜め部108に溜まり、これにより、水素吸蔵部105により水素の吸収が行われる。したがって、水素による外装101の膨張を防止することができ、第1電極10及び第1導電体11における接触抵抗、第1電極20及び第2導電体21における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能の低下を防止することができる。ガス溜め部108において、ガス透過膜107を介して水素ガスが入る。また、ガス溜め部108においては、ガスが溜まった場合に内圧が上昇しやすい。更に、水素吸蔵部105は、ガス溜め部108に配されている。したがって、水素吸蔵合金50による水素の吸蔵の効率が良好になる。
なお、実施の形態1から実施の形態8までにおいて、第1電極ユニット1、第2電極ユニット2の積層数は、合計3個であるがこれに限られず、積層数を3個より多くしてもよく、また、少なくしてもよい。
また、実施の形態1から実施の形態8までにおいて、第1電極ユニット1,第2電極ユニット2、また、第1導電体11,21、第1シーラント13,23、イオン交換膜14は四角形状に限られず、四角形以外の多角形状又は円形状等であってもよい。
以上のように、本発明に係るバナジウム固体塩電池は、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む正極電極と、該正極電極に対向し、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む負極電極と、前記正極電極及び負極電極間に配された隔膜と、水素を吸蔵する水素吸蔵合金と、前記正極電極、負極電極、隔膜及び水素吸蔵合金を封入する外装とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金が、電池の充放電に伴って負極電極から発生する水素を吸蔵する。したがって、水素による正極電極及び負極電極における接触抵抗の上昇を防止し、電池の性能の低下を防止することができる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記正極電極、及び平板状をなし、一平面に前記正極電極が配されている第1導電体を有する正極ユニットと、前記負極電極、及び平板状をなし、一平面に前記負極電極が配されている第2導電体を有する負極ユニットとを備え、前記水素吸蔵合金は、前記第1導電体の周縁部側又は第2導電体の周縁部側に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金が前記第1導電体の周縁部側又は第2導電体の周縁部側に配されているので、外装内の空間の無駄を省き、水素吸蔵合金の配置による容積の上昇を防止できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記水素吸蔵合金は、前記第2導電体の周縁部側に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、負極電極に近い位置で水素の吸蔵ができ、水素の吸蔵の効率が良好となる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記正極ユニットは、額縁状をなし、前記第1導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第1シーラントを有し、前記負極ユニットは、額縁状をなし、前記第2導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第2シーラントを有し、前記水素吸蔵合金は、前記第1シーラント及び第2シーラント間に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金が第1シーラント及び第2シーラント間に配されているので、外装内の空間の無駄を省き、水素吸蔵合金の配置による容積の上昇を防止できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記水素吸蔵合金は、前記隔膜と、前記第1シーラント又は第2シーラントとに挟まれていることを特徴とする。
本発明によれば、前記水素吸蔵合金が、隔膜と、第1シーラント又は第2シーラントとに挟まれている外装内の空間の無駄を省き、水素吸蔵合金の配置による容積の上昇を防止できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記第1シーラントは、前記第1導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第1内縁部と、該第1内縁部から外側に突出する第1外縁部とを有し、前記第2シーラントは、前記第2導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第2内縁部と、該第2内縁部から外側に突出する第2外縁部とを有しており、前記水素吸蔵合金は、前記第1外縁部又は第2外縁部に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金が第1外縁部又は第2外縁部に配されているので、外装内の空間の無駄を省き、水素吸蔵合金の配置による容積の上昇を防止できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記水素吸蔵合金は、電解液非透過性及びガス透過性を有する被覆膜に覆われていることを特徴とする。
本発明によれば、水素吸蔵合金を電解液から保護し、かつ水素の吸蔵を担保できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記水素吸蔵合金は、電解液非透過性及びガス透過性の被覆膜と、前記第1外縁部又は第2外縁部とにより封止されていることを特徴とする。
本発明によれば、外装内の空間の無駄を省き、水素吸蔵部の配置による容積の上昇を防止できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記外装は、周縁部同士が接合されている二つの四角形状のシート部を有し、前記水素吸蔵合金は、前記外装の一辺側部分の一部に配されており、前記一辺側部分の他部は、一辺に沿って固着されていることを特徴とする。
本発明によれば、一辺側部分の他部が一辺に沿って固着されているので、水素が発生した場合に、外装の変形量が少なくなり、内圧が上昇しやすい。したがって、水素吸蔵合金による水素の吸蔵の効率が良好になる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記外装は四角形状なし、前記水素吸蔵合金は、前記外装内において四隅に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、傾きに関わらず、水素を吸蔵できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記外装は四角形状なし、前記水素吸蔵合金は、前記外装内において対向する二辺夫々に沿って配されていることを特徴とする。
本発明によれば、傾きに関わらず、水素を吸蔵できる。
本発明に係るバナジウム固体塩電池は、前記外装は、周縁部同士が接合されている二つの四角形状のシート部を有しており、一辺から所定間隔を隔てており、該一辺に沿って一部分を残して前記二つのシート部が固着されている固着部と、前記外装内において前記一部分に設けられた電解液非透過性及びガス透過性の半透膜とを備え、前記水素吸蔵合金は、前記一辺と、前記固着部及び半透膜との間に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、半透膜を介してガスが入り、また、一辺と固着部及び半透膜との間においては、ガスが溜まった場合に内圧が上昇しやすい。更に、水素吸蔵合金は前記一辺と固着部及び半透膜との間に配されている。したがって、水素吸蔵合金による水素の吸蔵の効率が良好になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 第1電極ユニット(正極ユニット)
2 第2電極ユニット(負極ユニット)
10 第1電極(正極電極)
20 第2電極(負極電極)
11 第1導電体
21 第2導電体
13 第1シーラント
13a 第1内縁部
13b 第1外縁部
14 イオン交換膜(隔膜)
23 第2シーラント
23a 第2内縁部
23b 第2外縁部
50 水素吸蔵合金
52 被覆膜
100 セル
101 外装
104 外装シート(シート部)
106 閉止部(固着部)
107 ガス透過膜(半透膜)

Claims (12)

  1. バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む正極電極と、
    該正極電極に対向し、バナジウム又はバナジウムイオンを含有する活物質及び酸性の電解液を含む負極電極と、
    前記正極電極及び負極電極間に配された隔膜と、
    水素を吸蔵する水素吸蔵合金と、
    前記正極電極、負極電極、隔膜及び水素吸蔵合金を封入する外装と
    を備えることを特徴とするバナジウム固体塩電池。
  2. 前記正極電極、及び平板状をなし、一平面に前記正極電極が配されている第1導電体を有する正極ユニットと、
    前記負極電極、及び平板状をなし、一平面に前記負極電極が配されている第2導電体を有する負極ユニットとを備え、
    前記水素吸蔵合金は、前記第1導電体の周縁部側又は第2導電体の周縁部側に配されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバナジウム固体塩電池。
  3. 前記水素吸蔵合金は、前記第2導電体の周縁部側に配されていることを特徴とする請求項2に記載のバナジウム固体塩電池。
  4. 前記正極ユニットは、額縁状をなし、前記第1導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第1シーラントを有し、
    前記負極ユニットは、額縁状をなし、前記第2導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第2シーラントを有し、
    前記水素吸蔵合金は、前記第1シーラント及び第2シーラント間に配されている
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のバナジウム固体塩電池。
  5. 前記水素吸蔵合金は、前記隔膜と、前記第1シーラント又は第2シーラントとに挟まれていることを特徴とする請求項4に記載のバナジウム固体塩電池。
  6. 前記第1シーラントは、前記第1導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第1内縁部と、該第1内縁部から外側に突出する第1外縁部とを有し、
    前記第2シーラントは、前記第2導電体の側面及び両平面の周縁部を覆っている第2内縁部と、該第2内縁部から外側に突出する第2外縁部とを有しており、
    前記水素吸蔵合金は、前記第1外縁部又は第2外縁部に配されている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のバナジウム固体塩電池。
  7. 前記水素吸蔵合金は、電解液非透過性及びガス透過性を有する被覆膜に覆われていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一つに記載のバナジウム固体塩電池。
  8. 前記水素吸蔵合金は、電解液非透過性及びガス透過性の被覆膜と、前記第1外縁部又は第2外縁部とにより封止されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のバナジウム固体塩電池。
  9. 前記外装は、周縁部同士が接合されている二つの四角形状のシート部を有し、
    前記水素吸蔵合金は、前記外装の一辺側部分の一部に配されており、
    前記一辺側部分の他部は、一辺に沿って固着されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載のバナジウム固体塩電池。
  10. 前記外装は四角形状なし、
    前記水素吸蔵合金は、前記外装内において四隅に配されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載のバナジウム固体塩電池。
  11. 前記外装は四角形状なし、
    前記水素吸蔵合金は、前記外装内において対向する二辺夫々に沿って配されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載のバナジウム固体塩電池。
  12. 前記外装は、周縁部同士が接合されている二つの四角形状のシート部を有しており、
    一辺から所定間隔を隔てており、該一辺に沿って一部分を残して前記二つのシート部が固着されている固着部と、
    前記外装内において前記一部分に設けられた電解液非透過性及びガス透過性の半透膜と
    を備え、
    前記水素吸蔵合金は、前記一辺と、前記固着部及び半透膜との間に配されていることを
    特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一つに記載のバナジウム固体塩電池。
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