JP2017181016A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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五十里 良雄
Yoshio Isori
良雄 五十里
貴寛 本田
Takahiro Honda
貴寛 本田
英治 三田
Eiji Mita
英治 三田
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Abstract

【課題】利便性を向上させることができる浴室暖房乾燥機を提供する。【解決手段】浴室B内の空気を吸い込む吸込口15aと、浴室B内に空気を送り出す送気口15bと、吸込口15aから吸い込んだ空気を温める熱交換器16(加温部)と、熱交換器16(加温部)によって温められた空気を送気口15bに送風する循環送風機17と、熱交換器16(加温部)と循環送風機17とを制御する制御部33と、を備えた浴室暖房乾燥機10であって、制御部33により制御され、外気を取り込み、取り込んだ外気を送気口15bに送風する給気送風機27を備えたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。【選択図】図1

Description

本発明は、浴室に設けられる浴室暖房乾燥機に関する。
家庭用の浴室の天井面等に設置される家庭用の浴室暖房乾燥機は、本体ケース内に浴室内の空気を温める加温部(熱交換器)が備えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−105979号公報
ところで、上記のような浴室暖房乾燥機では、浴室内の空気を加温部によって温めることで使用者に対して快適な浴室空間を提供しているが、更なる快適性の向上が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、更なる快適性の向上を実現させることができる浴室暖房乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る浴室暖房乾燥機は、浴室内の空気を吸い込む吸込口と、前記浴室内に空気を送り出す送気口と、前記吸込口から吸い込んだ空気を温める加温部と、前記加温部によって温められた空気を前記送気口に送風する循環送風機と、前記加温部と前記循環送風機とを制御する制御部と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、前記制御部により制御され、外気を取り込み、取り込んだ外気を前記送気口に送風する給気送風機を備える。
本発明の浴室暖房乾燥機によれば、更なる快適性の向上を実現させることができる。
本発明の実施の形態1の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を示す側面図 同浴室暖房乾燥機のルーバーを床面へ向けた状態を示す側面図 (a)同浴室暖房乾燥機の第1ダンパ近傍を示す側面図(b)同浴室暖房乾燥機の第2ダンパ近傍を示す側面図 同浴室暖房乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を示す側面図 本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機のルーバーを床面へ向けた状態を示す側面図 本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機の構成を示すブロック図
本発明の一態様に係る浴室暖房乾燥機は、浴室内の空気を吸い込む吸込口と、前記浴室内に空気を送り出す送気口と、前記吸込口から吸い込んだ空気を温める加温部と、前記加温部によって温められた空気を前記送気口に送風する循環送風機と、前記加温部と前記循環送風機とを制御する制御部と、を備えた浴室暖房乾燥機であって、前記制御部により制御され、外気を取り込み、取り込んだ外気を前記送気口に送風する給気送風機を備えたという構成を有する。
これにより、温かい浴室に、浴室内の空気より低い温度の外気を導入し、浴室環境をより快適なものとすることができる。
また、前記浴室内に空気を送風する方向を調整するルーバーを備え、前記ルーバーの方向は、前記制御部により制御され、前記制御部は、前記給気送風機による外気の送風が前記浴室内の壁面側に向かうように前記ルーバーを制御する間接風モードと、前記給気送風機による外気の送風が前記浴室内の床面側に向かうように前記ルーバーを制御する直接風モードと、を有するという構成としてもよい。
これにより、浴室への外気の送風方向を利用者が選択することができる。
また、前記制御部は、前記給気送風機により送風する外気の風量を変動させるゆらぎ制御を実施するという構成としてもよい。
これにより、さらに快適性を向上させることができる。
また、前記浴室内の空気を排気する排気送風機を備え、前記排気送風機は、前記制御部により制御され、前記制御部は、前記給気送風機により送風する外気の風量よりも前記排気送風機により排気される風量を多くするよう制御するという構成としてもよい。
これにより、浴室内を負圧とし、浴室内の高湿度の空気が浴室外に逆流することを抑制することができる。
また、前記浴室内の空気を排気する排気送風機を備え、前記排気送風機は、前記制御部により制御され、前記制御部は、前記排気送風機により前記浴室内の空気を外部に排気する排気運転モードを有し、さらに前記制御部は、前記排気運転モードにおいて、前記給気送風機により送風する外気の風量を、前記排気送風機により排気される風量の1〜15%となるよう制御するという構成としてもよい。
これにより、給気送風機および給気送風機に連通する連通管(給気側連通管)内に風が流れ、給気送風機内および給気側連通管内の空気の滞留を抑制することができ、給気送風機内および給気側連通管内の汚れを抑制することができる。
(実施の形態1)
以下、浴室暖房乾燥機の一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を示す側面図である。図1に示すように、本実施の形態1の浴室暖房乾燥機10は、浴室Bの天井部Bxに設置されている。
また、浴室Bには連通口例えばガラリ35が設けられている。浴室Bへの空気の流入の一部が、ガラリ35から行われてもよい。
浴室暖房乾燥機10は、本体部11と、本体部11と接続されて浴室B内の空気を排気する排気部12と、本体部11と接続されて浴室B内に外気を導入する外気導入部13とを有する。
本体部11は、略有底四角箱状の本体ケース14の下方に略矩形板状のフロントパネル15が取着されている。
浴室暖房乾燥機10は、略直方体状の本体部11が天井部Bxに埋め込まれ、フロントパネル15が浴室B内に露出する態様をなして天井部Bxに対して接して取り付けられている。本体部11は、天井部Bx内(天井裏)において、温水器から温水を供給する配管と、本体部11内を通り再び温水器に温水を戻す配管とがそれぞれ接続されている。なお、温水器および配管は図示を省略する。
本体ケース14内に、熱交換器16(加温部)、循環送風機17、仕切り板18、風路壁36等を備えている。
熱交換器16は、内部に温水器からの温水が循環し、フロントパネル15の吸込口15aから吸い込まれた空気を加温する。また、熱交換器16は、吸い込まれた空気を加温する際に動作する。
循環送風機17は、電動モータ(図示せず)にてファン(図示せず)を駆動して吸込口15a、熱交換器16、第1風路38、フロントパネル15の送気口15b、を通る順に空気を送風する(循環送風)。第1風路38は、仕切り板18と風路壁36とで仕切られた風路である。仕切り板18および風路壁36は、循環送風機17にて発生させた空気流を送気口15bに向けて案内する。
本体部11には、ルーバー19が送気口15bと対応する位置に設けられる。ルーバー19は、送気口15bから浴室Bへの送風方向を、傾動動作によって調整する。
図1に示すように、本体部11は、第1ダンパ21と第2ダンパ22とを有する。
第1ダンパ21は、傾動動作によって、本体部11と排気部12との間の風路の開閉を行うものである。即ち、第1ダンパ21を閉状態とすることで本体部11と排気部12との間の風路が閉鎖されて、本体部11から排気部12側への空気の流出が遮断される。また、第1ダンパ21を開状態とすることで、本体部11と排気部12との間の風路が開放されて、本体部11から排気部12側への空気の流出が可能な状態とされる。
第2ダンパ22は、傾動動作によって、本体部11と外気導入部13との間の風路の開閉を行うものである。即ち、第2ダンパ22を閉状態とすることで、本体部11と外気導入部13との間の風路が閉鎖されて、外気導入部13から本体部11側への空気の流入(導入)が遮断される。また、第2ダンパ22を開状態とすることで、本体部11と外気導入部13との間の風路が開放されて、外気導入部13から本体部11側への空気の流入(導入)が可能な状態とされる。
第1ダンパ21が開状態の場合、吸込口15a、吸込口15aと第3風路41とが連通する排気風路(図示せず)、第3風路41、排気部12、を順に通るように空気が流出する。第3風路41は、本体ケース14の内側天面37と排気側仕切り板40とで仕切られた風路である。図1に示す破線矢印EAは、流出する(排気される)空気の流れを示す一例である。
第2ダンパ22が開状態の場合、外気導入部13、第2風路39、第1風路38、送気口15b、を順に通るように空気が流入する。第2風路39は、排気側仕切り板40と仕切り板18とで仕切られた風路である。
なお、上述した循環送風の場合は、第1ダンパ21が閉状態で且つ第2ダンパ22が閉状態である。
そして、排気部12はケース23と排気送風機24とを有し、ケース23内に排気送風機24が収容される。ケース23は、本体ケース14に対して側面に取り付けられる。そして、ケース23は、外部と連通する連通管25が接続される。排気送風機24は、電動モータ(図示せず)にて駆動されるファン(図示せず)を有する。そして、排気送風機24は、第1ダンパ21が開状態である場合に電動モータにてファンが駆動されることで、連通管25を通して浴室B内の空気が排出可能となっている。なお、連通管25は、例えば屋外と連通する。
そして、外気導入部13はケース26と給気送風機27とを有し、ケース26内に給気送風機27が収容される。ケース26は、本体ケース14に対して側面に取り付けられる。そして、ケース26は、外部と連通する連通管28が接続される。給気送風機27は、電動モータ(図示せず)にて駆動されるファン(図示せず)を有する。そして、給気送風機27は、第2ダンパ22が開状態である場合に電動モータにてファンが駆動されることで、連通管28を通して浴室B内に外気が導入可能となっている。
本実施の形態1の外気導入部13の連通管28には異物としての塵埃を除去するフィルタ部28aが設けられる。これにより、浴室B内への外気の導入において、外気が連通管28を通る際、フィルタ部28aによって外気に含まれる異物の塵埃が捕まえられる。そして、異物の塵埃が取り除かれた外気が、外気導入部13と本体部11とを通って浴室B内に導入される。なお、連通管28が連通する外部とは、浴室B以外の他室または屋外である。本実施の形態1では、連通管28は他室と接続されるものとする。
浴室暖房乾燥機10は例えば、暖房運転と、外気取込運転と、24時間換気排気運転と、を行う。
浴室暖房乾燥機10は暖房運転(暖房運転モード)によって、浴室B内の空気を温め暖房する。このとき、第1ダンパ21は閉状態で且つ第2ダンパ22は閉状態である。そして、循環送風機17によって浴室B内の空気が吸込口15aから本体部11内に取り込まれる。取り込まれた空気が熱交換器16によって温められ、第1風路38を通って送気口15bから浴室B内に送り出される。
浴室暖房乾燥機10は外気取込運転(外気取込運転モード)によって、浴室B内への外気の導入と浴室B内の空気の外部への排気とを行う。このとき、第1ダンパ21は開状態で且つ第2ダンパ22は開状態である。そして、給気送風機27によって、外気導入部13、第2風路39、第1風路38、送気口15b、を順に通って浴室Bに外気が導入される。排気送風機24によって、吸込口15a、吸込口15aと第3風路41とが連通する排気風路(図示せず)、第3風路41、排気部12、を順に通って本体部11から外部へ浴室B内の空気が排気される。なお、外気取込運転では、給気風量より排気風量が多いことが好ましい。排気風量が給気風量よりも多いことで、浴室B内を負圧に保つことができ、浴室B内の高湿度の空気が他室へ逆流することを抑制できる。
また、外気取込運転は、外気取込直接風モードと外気取込間接風モードとを含む。外気取込直接風モードおよび外気取込間接風モードについて、図1および図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態1の浴室暖房乾燥機のルーバーを床面へ向けた状態を示す側面図である。
外気取込間接風モードでのルーバー19の傾動位置は、図1に示すように、風向きが浴室Bの壁面Ba側となるような位置である。また、外気取込直接風モードでのルーバー19の傾動位置は、図2に示すように、風向きが浴室Bの床面Bb側となるような位置である。
また、外気取込直接風モードもしくは外気取込間接風モードにおいて、浴室Bに送風される外気の風量をランダムに変動させることが好ましい。これにより更なる快適性の向上を図ることができる。
図1を用いて、24時間換気排気運転(排気運転モード)について説明する。浴室暖房乾燥機10は24時間換気排気運転によって、浴室Bの換気を行う。このとき、第1ダンパ21は開状態で且つ第2ダンパ22は開状態である。そして、給気送風機27によって、外気導入部13、第2風路39、第1風路38、送気口15b、を順に通って浴室Bに外気が導入される。排気送風機24によって、吸込口15a、吸込口15aと第3風路41とが連通する排気風路(図示せず)、第3風路41、排気部12、を順に通って本体部11から外部へ浴室B内の空気が排気される。このとき給気送風機27による給気風量は排気送風機24による排気風量の1%〜15%であることが好ましい。これにより、排気送風機24による排気風量を確保しつつ、給気送風機27および連通管28内に風を流すことができ、給気送風機27内および連通管28内の空気の滞留と汚れを抑制することができる。
ここで第1ダンパ21および第2ダンパ22の取付について図1および図3を用いて説明する。図3(a)は、本発明の実施の形態1の浴室暖房乾燥機の第1ダンパ近傍を示す側面図である。図3(b)は、本発明の実施の形態1の浴室暖房乾燥機の第2ダンパ近傍を示す側面図である。
図3(a)に示すように、第1ダンパ21は第1ダンパ取付部材21bに取り付けられる。第1ダンパ取付部材21bは、たとえば板状である。また、図3(b)に示すように、第2ダンパ22は第2ダンパ取付部材22bに取り付けられる。第2ダンパ取付部材22bは、たとえば板状である。
なお、第1ダンパ取付部材21bは、図1に示すように排気部12と連通する開口面を有する箱状であってもよい。また、第2ダンパ取付部材22bは、図1に示すように外気導入部13と連通する開口面を有する箱状であってもよい。
また、浴室暖房乾燥機10は、使用者によって操作される操作部29を有する。なお、操作部29は、浴室Bの外(浴室Bの入口近傍)に配設されている。
ここで、浴室暖房乾燥機10の操作の一例について図4を用いて説明する。図4は、浴室暖房乾燥機10の構成を示すブロック図である。図4に示すように、操作部29は、制御部33と電気的に接続される。操作部29は、使用者によって操作される複数の操作ボタンを有する。複数の操作ボタンの一例として、浴室B内の空気を温める際に操作する暖房開始ボタン30、浴室B内に外気を取り込む際に操作する外気取込ボタン31、浴室B内の空気を外部に排出する24時間換気排気ボタン32が挙げられる。外気取込ボタン31は、外気取込間接風モード選択ボタン31aと、外気取込直接風モード選択ボタン31bとを含む。
制御部33は、操作部29の操作に基づいて各種動作を実現するように、電気的に接続される熱交換器16、循環送風機17、ルーバー駆動部20、第1ダンパ駆動部21a、第2ダンパ駆動部22a、排気送風機24、給気送風機27を制御する。ルーバー駆動部20は、電動モータ(図示せず)を駆動源としてルーバー19を傾動動作させる。第1ダンパ駆動部21aは、第1ダンパ21を傾動動作させる。第2ダンパ駆動部22aは、第2ダンパ22を傾動動作させる。
制御部33は、例えば、暖房開始ボタン30が操作されると、暖房運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aとを制御する。さらに制御部33は、暖房運転を行うよう循環送風機17と熱交換器16とを駆動する。
制御部33は、例えば、外気取込ボタン31が操作されると、外気取込運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aとを制御する。さらに制御部33は、外気取込運転を行うよう排気送風機24と給気送風機27とを駆動する。なお、このとき制御部33は、常に給気送風機27による給気風量よりも排気送風機24による排気風量が多くなるよう排気送風機24と給気送風機27とを制御する。
外気取込ボタン31の外気取込間接風モード選択ボタン31aが操作された場合、制御部33は、風向きが浴室Bの壁面Ba側となるようにルーバー駆動部20を制御してルーバー19の傾動位置を調整する。また、外気取込ボタン31の外気取込直接風モード選択ボタン31bが操作された場合、制御部33は、風向きが浴室Bの床面Bb側となるようにルーバー駆動部20を制御してルーバー19の傾動位置を調整する。
また、外気取込直接風モードもしくは外気取込間接風モードにおいて、制御部33は、ゆらぎ制御を実施することが好ましい。ゆらぎ制御とは、給気送風機27の電動モータの回転を制御して送り出す空気(外気)の風量をランダムに変動させる制御のことをいう。ゆらぎ制御の一例としては1/fゆらぎ制御が挙げられるがこれに限らない。
制御部33は、例えば、24時間換気排気ボタン32が操作されると、24時間換気排気運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aとを制御する。さらに制御部33は、24時間換気排気運転を行うよう排気送風機24と給気送風機27とを駆動する。このとき制御部33は、給気送風機27による給気風量を排気送風機24による排気風量の1%〜15%にするよう、給気送風機27と排気送風機24とを制御する。
(実施の形態2)
図5〜図7において、図1〜図4と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態を示す側面図である。図6は、本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機のルーバーを床面へ向けた状態を示す側面図である。
図5および図6に示すように、外気導入部13と第1風路38または第4風路50とが連通するよう、仕切り板18の端部と第2ダンパ取付部材22bの端部とを接合する構成としてもよい。また、本体ケース14内に第3ダンパ34を設ける構成としてもよい。第3ダンパ34は、仕切り板18と風路壁36とで仕切られる空間に設けられる。第3ダンパ34が閉状態であると、第4風路50が形成される。第4風路50は、仕切り板18と風路壁36と第3ダンパ34とで仕切られた風路である。第3ダンパ34が開状態であると、第4風路50は形成されず、実施の形態1と同様に、第1風路38が送気口15bと連通する。また、仕切り板18と本体ケース14の内側天面37とで仕切られた風路を第5風路51とする。
第2ダンパ22が開状態で且つ第3ダンパ34が閉状態の場合、外気導入部13、第4風路50、送気口15b、を順に通るように空気が流入する。
浴室暖房乾燥機10の暖房運転(暖房運転モード)時、第1ダンパ21は閉状態で且つ第2ダンパ22は閉状態で且つ第3ダンパ34は開状態である。そして、循環送風機17によって浴室B内の空気が吸込口15aから本体部11内に取り込まれる。取り込まれた空気が熱交換器16によって温められ、第1風路38を通って送気口15bから浴室B内に送り出される。
浴室暖房乾燥機10の外気取込運転(外気取込運転モード)時、第1ダンパ21は開状態で且つ第2ダンパ22は開状態で且つ第3ダンパ34は閉状態である。そして、給気送風機27によって、外気導入部13、第4風路50、送気口15b、を順に通って浴室Bに外気が導入される。排気送風機24によって、吸込口15a、第5風路51、排気部12、を順に通って本体部11から外部へ浴室B内の空気が排気される。取り込まれた外気が第4風路50を流れることによって、浴室Bへの外気の送風がより速やかに行われる。
浴室暖房乾燥機10の24時間換気排気運転(排気運転モード)時、第1ダンパ21は開状態で且つ第2ダンパ22は開状態で且つ第3ダンパ34は閉状態である。そして給気送風機27によって、外気導入部13、第4風路50、送気口15b、を順に通って浴室Bに外気が導入される。排気送風機24によって、吸込口15a、第5風路51、排気部12、を順に通って本体部11から外部へ浴室B内の空気が排気される。なお、24時間排気換気運転時、第3ダンパ34は開状態であってもよい。第3ダンパ34が開状態である場合、給気送風機27によって、外気導入部13、第1風路38、送気口15bを通って、浴室Bに外気が導入される。
ここで、本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機10の操作の一例について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態2の浴室暖房乾燥機の構成を示すブロック図である。第3ダンパ駆動部34aは制御部33と電気的に接続される。制御部33は、操作部29の操作に基づいて各種動作を実現するように、第3ダンパ駆動部34aを制御する。第3ダンパ駆動部34aは、電動モータ(図示せず)を駆動源として、第3ダンパ34を傾動動作させる。
制御部33は、例えば、暖房開始ボタン30が操作されると、暖房運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aと第3ダンパ駆動部34aとを制御する。
制御部33は、例えば、外気取込ボタン31が操作されると、外気取込運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aと第3ダンパ駆動部34aとを制御する。
制御部33は、例えば、24時間換気排気ボタン32が操作されると、24時間換気排気運転時の状態となるよう第1ダンパ駆動部21aと第2ダンパ駆動部22aと第3ダンパ駆動部34aとを制御する。
次に、本実施の形態1の効果を記載する。
(1)外気を取り込んで、取り込んだ外気を浴室B内に送り出す送風機を有する外気導入部13を備えることで、浴室B内に外気を導入することができる。これによって、露天風呂のような大気浴を使用者にて実施することができ、快適な浴室環境を創り出すことができる。
また、浴室B内において、浴室B内の温度の高い状態(例えば、35℃)での入浴者に、夏場は外気である夜気を活用即ち導入し、冬場は低温の外気を活用即ち導入することで、快適な浴室環境を創り出すことができる。
(2)ルーバー駆動部20と制御部33とによって、ルーバー19の向きが、浴室B内の壁面Ba側に取り込んだ外気を送り出すような向きと、浴室B内の床面Bb側に取り込んだ外気を送り出すような向きに調整される。このような構成とすることで、使用者の好みに合わせてルーバー19の向きを調整して取り込んだ外気の送風方向を調整することができる。
(3)給気送風機27が制御部33によってゆらぎ制御されるため、浴室B内に供給される外気の風量が変動される。これにより、使用者に対して浴室B内に居ながら露天風呂に居るような疑似体験を付与することができ、快適な浴室環境を創り出すことができる。
(4)フィルタ部28aが連通管28に設けられることで、外気を浴室B内に導入する場合、塵埃が浴室B内に流入することが抑えられる。
次に、本実施の形態2の効果を記載する。
・取り込まれた外気が第4風路50を流れることによって、浴室Bへの外気の送風がより速やかに行われる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態1では、外気導入部13の風路中である連通管28にフィルタ部28aを設けることとしたが、外気導入部13の風路中であれば他の位置にフィルタ部28aを設ける構成を採用してもよい。またフィルタ部28aを省略した構成を採用してもよい。
・上記実施の形態1では、制御部33は、給気送風機27により送り出す外気の風量を変動させるゆらぎ制御を実施する構成としたが、これに限らず、風量が一定となるように給気送風機27を制御する構成を採用してもよい。
・上記実施の形態1では、外気導入部13のケース26を本体ケース14に対して取り付ける構成としたが、ケース26を建物外部に設ける構成を採用してもよい。
・上記実施の形態1では、24時間換気排気運転中の少量の給気において、給気風量の割合を排気風量の1%〜15%としたが、5〜10%程度であってもよい。
以上、本発明に係る浴室暖房乾燥機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
以上のように、本発明にかかる浴室暖房乾燥機は、外気を浴室内に導入することで更なる快適性を向上させることができる。
10 浴室暖房乾燥機
11 本体部
12 排気部
13 外気導入部
14 本体ケース
15 フロントパネル
15a 吸込口
15b 送気口
16 熱交換器(加温部)
17 循環送風機
18 仕切り板
19 ルーバー
20 ルーバー駆動部
21 第1ダンパ
21a 第1ダンパ駆動部
21b 第1ダンパ取付部材
22 第2ダンパ
22a 第2ダンパ駆動部
22b 第2ダンパ取付部材
23 ケース
24 排気送風機
25 連通管
26 ケース
27 給気送風機
28 連通管
28a フィルタ部
29 操作部
30 暖房開始ボタン
31a 外気取込間接風モード選択ボタン
31b 外気取込直接風モード選択ボタン
32 24時間換気排気ボタン
33 制御部
34 第3ダンパ
34a 第3ダンパ駆動部
35 ガラリ
36 風路壁
37 内側天面
38 第1風路
39 第2風路
40 排気側仕切り板
41 第3風路
50 第4風路
51 第5風路
B 浴室
Ba 壁面
Bb 床面
Bx 天井部

Claims (5)

  1. 浴室内の空気を吸い込む吸込口と、
    前記浴室内に空気を送り出す送気口と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気を温める加温部と、
    前記加温部によって温められた空気を前記送気口に送風する循環送風機と、
    前記加温部と前記循環送風機とを制御する制御部と、
    を備えた浴室暖房乾燥機であって、
    前記制御部により制御され、外気を取り込み、取り込んだ外気を前記送気口に送風する給気送風機を備えたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 前記浴室内に空気を送風する方向を調整するルーバーを備え、
    前記ルーバーの方向は、前記制御部により制御され、
    前記制御部は、
    前記給気送風機による外気の送風が前記浴室内の壁面側に向かうように前記ルーバーを制御する間接風モードと、
    前記給気送風機による外気の送風が前記浴室内の床面側に向かうように前記ルーバーを制御する直接風モードと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
  3. 前記制御部は、前記給気送風機により送風する外気の風量を変動させるゆらぎ制御を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室暖房乾燥機。
  4. 前記浴室内の空気を排気する排気送風機を備え、
    前記排気送風機は、前記制御部により制御され、
    前記制御部は、前記給気送風機により送風する外気の風量よりも前記排気送風機により排気される風量を多くするよう制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の浴室暖房乾燥機。
  5. 前記浴室内の空気を排気する排気送風機を備え、
    前記排気送風機は、前記制御部により制御され、
    前記制御部は、前記排気送風機により前記浴室内の空気を外部に排気する排気運転モードを有し、
    さらに前記制御部は、前記排気運転モードにおいて、前記給気送風機により送風する外気の風量を、前記排気送風機により排気される風量の1〜15%となるよう制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の浴室暖房乾燥機。
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