JP2017167287A - 画像投影装置および画像投影装置の制御方法 - Google Patents

画像投影装置および画像投影装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピクセルシフト制御において解像感の低下を抑制する。
【解決手段】光源と、該光源からの光を用いて画像を形成する光学変調素子を有する画像表示部と、光源からの光を画像表示部に導く照明光学部と、画像表示部によって形成された画像を被投影面に投影する投影光学部と、を備える画像投影装置において、光源、画像表示部および照明光学部を制御する投影制御部と、光学変調素子を第1位置(元の画素位置)と第2位置(ピクセルシフト後の画素位置)との間で周期的に移動させる移動制御部と、を備え、移動制御部は、光学変調素子を第1位置から第2位置、および、第2位置から第1位置に移動させる際に、それぞれ移動方向に一旦オーバーシュートさせた後に目標位置となるように移動させるとともに、投影制御部は、光学変調素子がオーバーシュートする期間は、画像が被投影面に投影されないように制御する。
【選択図】図21

Description

本発明は、画像投影装置および画像投影装置の制御方法に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置、DVDプレーヤーなどの映像再生機器、等から送信される画像データに基づいて、光源から照射される光を用いて光学変調素子(画像表示素子、光変調素子)が画像を生成し、生成された画像を複数のレンズ等を含む光学系を通してスクリーン等の被投影面に投影する画像投影装置(プロジェクタ、画像投射装置)が知られている。
画像投影装置は、多人数に対するプレゼンテーション、会議、講演会、教育現場や、サイネージなどに広く用いられているとともに、液晶パネルの高解像化、ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。
また、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用したDLP(Digital Light Processing)方式の画像投影装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投影装置が利用されるようになってきている。また、スクリーンなどの被投影面までの投影距離を短くした、短焦点型の画像投影装置の開発も盛んである。
このような画像投影装置において投影画像を高解像度化する場合には、光学変調素子の画素密度を上げることが考えられるが、光学変調素子の製造コストが増大することとなる。
これに対し、特許文献1には、投影光学系に設けられているレンズを偏芯させて投影面上の画像をシフトさせることで画像を形成し、投影画像を高解像度化する画像投影装置が開示されている。
また、特許文献2には、ライトバルブと、単色光を時分割して順次照明する時分割照明手段と、各色照明されている時間だけその色画像を形成するようにライトバルブの画像表示情報を制御する制御手段と、ライトバルブの投射画素を別の画素に重ならないようにシフトさせる画素シフト手段とを有し、光変調素子をシフトさせて擬似的に高解像度にする色順次方式の画像投影装置が開示されている。
しかしながら、従来技術では、ピクセルシフト制御において、画素から画素へ移動する期間は、画素が大きくなってしまい、解像感が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、ピクセルシフト制御において解像感の低下を抑制することができる画像投影装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投影装置は、光を出射する光源と、該光源からの光を用いて画像を形成する光学変調素子を有する画像表示部と、前記光源からの光を前記画像表示部に導く照明光学部と、前記画像表示部によって形成された画像を被投影面に投影する投影光学部と、を備える画像投影装置において、前記光源、前記画像表示部および前記照明光学部を制御する投影制御部と、前記光学変調素子を第1位置と第2位置との間で周期的に移動させる移動制御部と、を備え、前記移動制御部は、前記光学変調素子を前記第1位置から前記第2位置、および、前記第2位置から前記第1位置に移動させる際に、それぞれ移動方向に一旦オーバーシュートさせた後に目標位置となるように移動させるとともに、前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、画像が被投影面に投影されないように制御するものである。
本発明によれば、ピクセルシフト制御において解像感の低下を抑制することができる。
(A)画像投影装置の一実施形態を示す外観斜視図、(B)画像投影装置の側面図であって、被投影面への投影状態を示した図である。 (A)画像投影装置の外装カバーを外した状態を示す斜視図、(B)(A)の丸囲み部分の拡大構成図である。 照明光学系ユニット、投影光学系ユニット、画像表示ユニット、および光源ユニットの断面図である。 画像投影装置の機能構成を例示するブロック図(1)である。 LEDを用いた光源ユニットの説明図である。 画像投影装置の機能構成を例示するブロック図(2)である。 (A)画像表示ユニットを例示する斜視図、(B)画像表示ユニットを例示する側面図である。 固定ユニットを例示する斜視図である。 固定ユニットを例示する分解斜視図である。 固定ユニットによる可動プレートの支持構造について説明する図である。 固定ユニットによる可動プレートの支持構造について説明する部分拡大図である。 トッププレートを例示する底面図である。 可動ユニットを例示する斜視図である。 可動ユニットを例示する分解斜視図である。 可動プレートを例示する斜視図である。 可動プレートが外された可動ユニットを例示する斜視図である。 可動ユニットのDMD保持構造について説明する図である。 DMDの左右方向の並進運動、上下方向の並進運動、および回転運動の説明図である。 ピクセルシフトにて半画素分シフトした画素の表示状態のイメージを示した説明図である。 図19における1画素の表示状態のイメージを示した説明図である。 ピクセルシフトでの画素の挙動を示すグラフであって、(A)画素を矩形波状の挙動を示すように移動させる場合、(B)画素を正弦波状の挙動を示すように移動させる場合(C)本実施形態に係る画像投影装置による画素の挙動制御の例である。 ピクセルシフトと光源の点灯タイミングについての説明図である。 ピクセルシフトとカラーホイールの回転位置制御についての説明図である。 カラーホイールの平面模式図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図24に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像投影装置(1))
図1(A)は、画像投影装置1の一実施形態を示す外観斜視図である。また、図1(B)は、画像投影装置1の側面図であって、被投影面であるスクリーンSへの投影状態を示した図である。
また、図2(A)は、画像投影装置1の外装カバー2を外した状態を示す斜視図である。また、図2(B)は図2(A)の丸囲み部分で示す光学エンジン3と光源ユニット4の拡大構成図である。
画像投影装置1には、投影画面の大画面化と共に、画像投影装置外に必要とされる投影空間をできるだけ小さくできることが要請されている。近年では、光学エンジン3の性能が向上し、投影距離が1〜2mで投影画像サイズが60inch〜80inchを達成できる画像投影装置1が主流となってきている。
従来の投影距離が長い画像投影装置1の場合には、画像投影装置1とスクリーンSの間には会議机などがあり、会議机の後ろ側に画像投影装置1を配置していたのが、近年では投影距離の短縮に伴い、会議机の前側に配置することが可能となり、画像投影装置1の背後の空間を自由に活用できるようになってきた。
画像投影装置1は、装置内部に光源としてのランプや多数の電子基板を備えており、起動後は時間の経過と共に、装置の内部温度が上昇する。これは画像投影装置1の筐体サイズの小型化が進む昨今では顕著であり、このため、画像投影装置1には、内部の構成部品が耐熱温度を超えないように、吸気口16および排気口17が設けられている。
また、図2に示すように、画像投影装置1は、光学エンジン3および光源ユニット4を備えている。また、図3は、照明装置である照明光学系ユニット40、投影光学系ユニット60、画像表示ユニット50、および光源ユニット4の上面から見た断面図である。光学エンジン3は、照明光学系ユニット40、画像表示ユニット50、および、投影光学系ユニット60からなる。
図2に示すように、吸気口16、排気口17の内側には、それぞれ吸気ファン18、排気ファン19が設けられており、吸気ファン18から吸入した外気を排気ファン19から排出することで、装置内の強制気流による空冷がなされる。
画像投影装置1においては、光源ユニット4の光源からの光(白色光)が光学エンジン3の照明光学系ユニット40に照射される。照明光学系ユニット40内では、照射された白色光をRGBに分光した後、レンズ、ミラー等により画像表示ユニット50へ導き、変調信号に応じて画像形成する画像表示ユニット50とその画像を投影光学系ユニット60によりスクリーンSへ拡大投影する構成となっている。
光源ユニット4のランプ(光源30)としては、種々のランプを用いることができるが、例えば、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどのアークランプを用いることができる。例えば、高圧水銀ランプを用いることが好ましい。
また、光源ユニット4の側面の一方向側には光源を冷却するファン20が設けられている。ファン20は、光源ユニット4の各部が設定された定格温度範囲内の温度となるように、その回転数が制御される。また、光源ユニット4からの光の出射方向と投影光学系ユニット60からの画像光の出射方向は、図3に示すように、略90°の関係となっている。
また、光学エンジン3の照明光学系ユニット40は、光源から照射された光を分光するカラーホイール5(回転色フィルター)と、カラーホイール5から出射した光を導くライトトンネル6と、リレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9と、を備えている。
照明光学系ユニット40では、先ず、光源からの出射光である白色光が、円盤状のカラーホイール5で単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換され出射される。カラーホイール5から出射された色分離された光は、ライトトンネル6に導かれる。ライトトンネル6は、入射された光がその内部(内壁)で複数回反射され合成されることで均一化する照明均一変換光学部材である。
次いで、ライトトンネル6から出射された光は、2枚のレンズを組み合わせてなるリレーレンズ7により、光の軸上色収差を補正しつつ集光される。また、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、画像表示ユニット50に集光される。画像表示ユニット50は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、画像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の画像を形成するように投影光を加工して反射する光学変調素子としてのDMD551を備えている。
画像表示ユニット50は、入力信号に応じてマイクロミラーのオンオフを切り替えることで投影ユニットへ光を出力する光を選別するとともに階調を表現する。すなわち、DMD551により、時分割で画像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投影レンズへ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。画像表示ユニット50で使用する光は投影光学系ユニット60へ反射し、投影光学系ユニット60内の複数の投影レンズを通り拡大された画像光はスクリーンS上へ拡大投影される。
なお、照明光学系ユニット40内部のリレーレンズ7、平面ミラー8、凹面ミラー9、画像表示ユニット50、および投影光学系ユニット60の入射側は、各部品を覆うように図示しないハウジングにより保持されており、かつハウジングの合せ面はシール材にて密閉された防塵構造となっている。
図4は、本実施形態に係る画像投影装置1の一例を示す機能ブロック図である。
画像投影装置1は、システム制御部10、光源制御部11、カラーホイール制御部12、DMD制御部13、可動ユニット制御部14、ファン制御部15、ファン20、リモコン受信部22、本体操作部23、入力端子24、映像信号制御部25、設定情報記憶部26、電源ユニット27、光源30、照明光学系ユニット40、画像表示ユニット50、投影光学系ユニット60、等を備え、スクリーンSに画像を投影する画像投影装置である。また、遠隔操作手段としてのリモコン21を備えている。
システム制御部10は、画像投影装置1の全体の制御を行う。また、入力された映像信号に対して、コントラスト調整、明るさ調整、シャープネス調整、スケーリング処理などの画像処理や、メニュー情報などの重畳画面(OSD:On Screen Display)の表示制御、画像投影装置1の起動制御、その他各種制御をおこなう。また、映像信号制御部25から入力された画像データに対して、ピクセルシフトにより高解像度化を図るための所定の画像処理を施す。
また、システム制御部10は、光源制御部11、カラーホイール制御部12、DMD制御部13、可動ユニット制御部14、ファン制御部15、リモコン受信部22、本体操作部23、映像信号制御部25、設定情報記憶部26、と接続されており、これらの各機能部を制御する。
なお、システム制御部10等の各制御部は、マイクロコントローラ(マイコン)で構成され、CPU(中央演算処理ユニット)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)などの演算部および記憶部を有し、CPUがRAMと協働してROMに記憶されているプログラムを実行することで、各部の機能が実現される。
入力端子24は、映像信号を入力するインタフェースであって、D−Subコネクタ等のVGA(Video Graphics Array)入力端子やHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、S−VIDEO端子、RCA端子等のビデオ入力端子等である。入力端子24に接続されたケーブルを介してコンピュータやAV機器などの映像供給装置から映像信号を受信する。また、複数の入力端子24を備える場合もある。
映像信号制御部25は、入力端子24に入力された映像信号を処理するものであって、例えば、当該映像信号にシリアル−パラレル変換や電圧レベル変換などの種々の処理を施す。また、映像信号の解像度や周波数などを解析する信号判定機能を有する。
設定情報記憶部26は、映像信号に対する画像処理やその他各種処理において、データを記憶する。設定情報記憶部26としては、例えば、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリを採用することができる。画像投影装置1は、電源オフ後も前回の設定内容(言語設定など)を保存しておくことができる。
本体操作部23は、画像投影装置1を操作するインタフェースであって、ユーザからの種々の操作要求を受け付ける。本体操作部23は、操作要求を受け付けると、当該操作要求をシステム制御部10に通知する。本体操作部23は、画像投影装置1の外面に設けられる操作キー(操作ボタン)等によって構成される。
リモコン受信部22は、リモコン21からの操作信号を受信する。リモコン受信部22は、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部10に通知する。
ユーザは、本体操作部23またはリモコン21を操作することにより、各種設定等を行うことができる。例えば、メニュー画面等の表示指示、画像投影装置1の設置状態の選択、投影画像のアスペクト比の変更要求、画像投影装置1の電源OFF要求、光源30の光量を変更するランプパワー変更要求、投影画像の画質(高輝度や標準、ナチュラル等)を変更する映像モード変更要求、投影画像を停止するフリーズ要求、などを実行することができる。
ファン制御部15は、画像投影装置1内の温度や光源30の温度が所定の温度となるようにファン20を制御する。
電源ユニット27は、画像投影装置1内の各デバイスに接続されており、コンセントなどから入力されたAC(交流)電源をDC(直流)に変換して、画像投影装置1内の各デバイスに電源を供給する。
ファン20は、吸気ファン、排気ファン、冷却ファン等で構成される。吸気ファンから吸入した外気を排気ファンから排出することで、画像投影装置1に気流を発生させて空冷がなされる。また、光源30の近傍には光源冷却手段としての冷却ファンが設けられており、光源30の温度に基づいて冷却ファンの回転量が制御される。
光源30は、例えば、一対の電極間の放電により発光物質が発光する高圧水銀ランプであって、照明光学系ユニット40に光を照射する。また、光源30として、キセノンランプ等を用いることもできる。また、システム制御部10は、設定情報記憶部26の設定値に応じて、光源制御部11に光源30の点灯を指示する。光源制御部11は、光源30のオン/オフや点灯パワーなどを制御する。
光源30から放射された光は、照明光学系ユニット40における円盤状のカラーホイール5により単位時間毎に各色が繰り返す光に分光される。
カラーホイール制御部12は、カラーホイール5の回転駆動を制御する。カラーホイール5から出射した光は、ライトトンネル6、リレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9を介して、画像表示ユニット50における光学変調素子としてのDMD551に集光される。
画像表示ユニット50は、固定支持されている固定ユニット51、および固定ユニット51に対して移動可能に設けられている可動ユニット55を有する(詳細は後述する)。可動ユニット55は、DMD551を有し、可動ユニット制御部14によって固定ユニット51に対する位置が制御される。
可動ユニット55には、駆動手段としての電磁アクチュエータ(ボイスコイル、磁石)が設けられている。可動ユニット制御部14は、可動ユニット55の駆動手段に流すための電流量を制御し、所定の変位量、周期で高解像度化のためのピクセルシフトを制御する。
なお、可動ユニット制御部14によるDMD551のシフト制御は、本体操作部23またはリモコン21を操作することにより、オン/オフ可能となっている。DMD551のシフト制御がオフに設定される場合は、DMD551のシフトがされない通常の投影画面の表示となる。
DMD551は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投影光を加工して反射する光学変調素子である。
DMD制御部13は、DMD551のマイクロミラーのオン/オフを制御する。
DMD551により、時分割で映像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投影光学系ユニット60へ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。使用する光は投影光学系ユニット60へ反射し、投影光学系ユニット60を通り拡大された映像光はスクリーンS上へ拡大投影される。
投影光学系ユニット60は、例えば複数の投影レンズ、ミラー等を有し、画像表示ユニット50のDMD551によって生成される画像を拡大してスクリーンSに投影する。
(画像投影装置(2))
図2〜図4の例では、光源ユニット4の光源30として、高圧水銀ランプを用いた例を説明したが、光源30として発光ダイオード(LED)などの固体光源を用いることもできる。図5は、単色の3原色の各固体光源からの各単色光を集光する光源ユニット4の一例を示す図である。
図5では、光源30として3原色(R,G,B)の発光ダイオードであるR_LED31,G_LED32,B_LED33を用いている。また、各LED31〜33からの3原色の光は、それぞれに適した集光素子34〜36を介して、合成手段としてのダイクロイックフィルタ37により合成される。ダイクロイックフィルタ37により合成された光は、複数のレンズを介して、ライトトンネル6に導かれる。以降、図3と同様に、リレーレンズ7により集光され、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、画像表示ユニット50に集光される。
図6は、本実施形態に係る画像投影装置1の他の例を示す機能ブロック図である。光源制御部11は、各LED31〜33のオン/オフや点灯パワーなどを制御する。
(画像表示ユニット)
図7(A)は、画像表示ユニット50を例示する斜視図である。また、図7(B)は、画像表示ユニット50を例示する側面図である。
図7(A),(B)に示されるように、画像表示ユニット50は、固定支持されている固定ユニット51、固定ユニット51に対して移動可能に設けられている可動ユニット55を有する。
固定ユニット51は、第1固定板としてのトッププレート511、第2固定板としてのベースプレート512を有する。固定ユニット51は、トッププレート511とベースプレート512とが所定の間隙を介して平行に設けられている。
可動ユニット55は、DMD551、第1可動板としての可動プレート552、第2可動板としての結合プレート553、ヒートシンク554を有し、固定ユニット51に移動可能に支持されている。
可動プレート552は、固定ユニット51のトッププレート511とベースプレート512との間に設けられ、固定ユニット51によってトッププレート511及びベースプレート512と平行且つ表面に平行な方向に移動可能に支持されている。
結合プレート553は、固定ユニット51のベースプレート512を間に挟んで可動プレート552に固定されている。結合プレート553は、上面側にDMD551が固定して設けられ、下面側にヒートシンク554が固定されている。結合プレート553は、可動プレート552に固定されることで、可動プレート552、DMD551、及びヒートシンク554と共に固定ユニット51に移動可能に支持されている。
DMD551は、結合プレート553の可動プレート552側の面に設けられ、可動プレート552及び結合プレート553と共に移動可能に設けられている。DMD551は、可動式の複数のマイクロミラーが格子状に配列された画像生成面を有する。DMD551の各マイクロミラーは、鏡面がねじれ軸周りに傾動可能に設けられており、DMD制御部13から送信される画像信号に基づいてON/OFF駆動される。
マイクロミラーは、例えば「ON」の場合には、光源30からの光を投影光学系ユニット60に反射するように傾斜角度が制御される。また、マイクロミラーは、例えば「OFF」の場合には、光源30からの光をOFF光板に向けて反射する方向に傾斜角度が制御される。
このように、DMD551は、DMD制御部13から送信される画像信号によって各マイクロミラーの傾斜角度が制御され、光源30から照射されて照明光学系ユニット40を通った光を変調して投影画像を生成する。
ヒートシンク554は、拡大放熱部の一例であり、少なくとも一部分がDMD551に当接するように設けられている。ヒートシンク554は、移動可能に支持される結合プレート553にDMD551と共に設けられることで、DMD551に当接して効率的に冷却することが可能になっている。このような構成により、本実施形態に係る画像投影装置1では、ヒートシンク554がDMD551の温度上昇を抑制し、DMD551の温度上昇による動作不良や故障等といった不具合の発生が低減されている。
[固定ユニット]
図8は、固定ユニット51を例示する斜視図である。また、図9は、固定ユニット51を例示する分解斜視図である。
図8及び図9に示されるように、固定ユニット51は、トッププレート511、ベースプレート512を有する。
トッププレート511及びベースプレート512は、平板状部材から形成され、それぞれ可動ユニット55のDMD551に対応する位置に中央孔513,514が設けられている。また、トッププレート511及びベースプレート512は、複数の支柱515によって、所定の間隙を介して平行に設けられている。
支柱515は、図9に示されるように、上端部がトッププレート511に形成されている支柱孔516に圧入され、雄ねじ溝が形成されている下端部がベースプレート512に形成されている支柱孔517に挿入される。支柱515は、トッププレート511とベースプレート512との間に一定の間隔を形成し、トッププレート511とベースプレート512とを平行に支持する。
また、トッププレート511及びベースプレート512には、支持球体521を回転可能に保持する支持孔522,526がそれぞれ複数形成されている。
トッププレート511の支持孔522には、内周面に雌ねじ溝を有する円筒状の保持部材523が挿入される。保持部材523は、支持球体521を回転可能に保持し、位置調整ねじ524が上から挿入される。ベースプレート512の支持孔526は、下端側が蓋部材527によって塞がれ、支持球体521を回転可能に保持する。
トッププレート511及びベースプレート512の支持孔522,526に回転可能に保持される支持球体521は、それぞれトッププレート511とベースプレート512との間に設けられる可動プレート552に当接し、可動プレート552を移動可能に支持する。
図10は、固定ユニット51による可動プレート552の支持構造を説明するための図である。また、図11は、図10に示されるA部分の概略構成を例示する部分拡大図である。
図10及び図11に示されるように、トッププレート511では、支持孔522に挿入される保持部材523によって支持球体521が回転可能に保持されている。また、ベースプレート512では、下端側が蓋部材527によって塞がれている支持孔526によって支持球体521が回転可能に保持されている。
各支持球体521は、支持孔522,526から少なくとも一部分が突出するように保持され、トッププレート511とベースプレート512との間に設けられる可動プレート552に当接して支持する。可動プレート552は、回転可能に設けられている複数の支持球体521により、トッププレート511及びベースプレート512と平行且つ表面に平行な方向に移動可能に両面から支持される。
また、トッププレート511側に設けられている支持球体521は、可動プレート552とは反対側で当接する位置調整ねじ524の位置に応じて、保持部材523の下端からの突出量が変化する。例えば、位置調整ねじ524がZ1方向に変位すると、支持球体521の突出量が減り、トッププレート511と可動プレート552との間隔が小さくなる。また、例えば、位置調整ねじ524がZ2方向に変位すると、支持球体521の突出量が増え、トッププレート511と可動プレート552との間隔が大きくなる。
このように、位置調整ねじ524を用いて支持球体521の突出量を変化させることで、トッププレート511と可動プレート552との間隔を適宜調整できる。
また、図8及び図9に示されるように、トッププレート511のベースプレート512側の面には、磁石531,532,533,534が設けられている。
図12は、トッププレート511を例示する底面図である。図12に示されるように、トッププレート511のベースプレート512側の面には、磁石531,532,533,534が設けられている。
磁石531,532,533,534は、トッププレート511の中央孔513を囲むように4箇所に設けられている。磁石531,532,533,534は、それぞれ長手方向が平行になるように配置された直方体状の2つの磁石で構成され、それぞれ可動プレート552に及ぶ磁界を形成する。
磁石531,532,533,534は、それぞれ可動プレート552の上面に各磁石531,532,533,534に対向して設けられているコイルとで、可動プレート552を移動させる移動手段を構成する。
なお、上記した固定ユニット51に設けられる支柱515、支持球体521の数や位置等は、可動プレート552を移動可能に支持できればよく、本実施形態に例示される構成に限られるものではない。
[可動ユニット]
図13は、可動ユニット55を例示する斜視図である。また、図14は、可動ユニット55を例示する分解斜視図である。
図13及び図14に示されるように、可動ユニット55は、DMD551、可動プレート552、結合プレート553、ヒートシンク554、保持部材555、DMD基板557を有し、固定ユニット51に対して移動可能に支持されている。
可動プレート552は、上記したように、固定ユニット51のトッププレート511とベースプレート512との間に設けられ、複数の支持球体521により表面に平行な方向に移動可能に支持される。
図15は、可動プレート552を例示する斜視図である。
図15に示されるように、可動プレート552は、平板状の部材から形成され、DMD基板557に設けられるDMD551に対応する位置に中央孔570を有し、中央孔570の周囲にコイル581,582,583,584が設けられている。
コイル581,582,583,584は、それぞれZ1Z2方向に平行な軸を中心として電線が巻き回されることで形成され、可動プレート552のトッププレート511側の面に形成されている凹部に設けられてカバーで覆われている。コイル581,582,583,584は、それぞれトッププレート511の磁石531,532,533,534とで、可動プレート552を移動させる移動手段を構成する。
トッププレート511の磁石531,532,533,534と、可動プレート552のコイル581,582,583,584とは、可動ユニット55が固定ユニット51に支持された状態で、それぞれ対向する位置に設けられている。コイル581,582,583,584に電流が流されると、磁石531,532,533,534によって形成される磁界により、可動プレート552を移動させる駆動力となるローレンツ力が発生する。
可動プレート552は、磁石531,532,533,534とコイル581,582,583,584との間で発生する駆動力としてのローレンツ力を受けて、固定ユニット51に対して、XY平面において直線的又は回転するように変位する。
各コイル581,582,583,584に流される電流の大きさ及び向きは、可動ユニット制御部14によって制御される。可動ユニット制御部14は、各コイル581,582,583,584に流す電流の大きさ及び向きによって、可動プレート552の移動(回転)方向、移動量や回転角度等を制御する。
本実施形態では、第1駆動手段として、コイル581及び磁石531と、コイル584及び磁石534とが、X1X2方向に対向して設けられている。コイル581及びコイル584に電流が流されると、図15に示されるようにX1方向又はX2のローレンツ力が発生する。可動プレート552は、コイル581及び磁石531と、コイル584及び磁石534とにおいて発生するローレンツ力により、X1方向又はX2方向に移動する。
また、本実施形態では、第2駆動手段として、コイル582及び磁石532と、コイル583及び磁石533とが、X1X2方向に並んで設けられ、磁石532及び磁石533は、磁石531及び磁石534とは長手方向が直交するように配置されている。このような構成において、コイル582及びコイル583に電流が流されると、図15に示されるようにY1方向又はY2方向のローレンツ力が発生する。
可動プレート552は、コイル582及び磁石532と、コイル583及び磁石533とにおいて発生するローレンツ力により、Y1方向又はY2方向に移動する。また、可動プレート552は、コイル582及び磁石532と、コイル583及び磁石533とで反対方向に発生するローレンツ力により、XY平面において回転するように変位する。
例えば、コイル582及び磁石532においてY1方向のローレンツ力が発生し、コイル583及び磁石533においてY2方向のローレンツ力が発生するように電流が流されると、可動プレート552は、上面視で時計回り方向に回転するように変位する。また、コイル582及び磁石532においてY2方向のローレンツ力が発生し、コイル583及び磁石533においてY1方向のローレンツ力が発生するように電流が流されると、可動プレート552は、上面視で反時計回り方向に回転するように変位する。
また、可動プレート552には、固定ユニット51の支柱515に対応する位置に、可動範囲制限孔571が設けられている。可動範囲制限孔571は、固定ユニット51の支柱515が挿入され、例えば振動や何らかの異常等により可動プレート552が大きく移動した時に支柱515に接触することで、可動プレート552の可動範囲を制限する。
以上で説明したように、本実施形態では、可動ユニット制御部14が、コイル581,582,583,584に流す電流の大きさや向きを制御することで、可動範囲内で可動プレート552を任意の位置に移動させることができる。
なお、移動手段としての磁石531,532,533,534及びコイル581,582,583,584の数、位置等は、可動プレート552を任意の位置に移動させることが可能であれば、本実施形態とは異なる構成であってもよい。例えば、移動手段としての磁石は、トッププレート511の上面に設けられてもよく、ベースプレート512の何れかの面に設けられてもよい。また、例えば、磁石が可動プレート552に設けられ、コイルがトッププレート511又はベースプレート512に設けられてもよい。
また、可動範囲制限孔571の数、位置及び形状等は、本実施形態に例示される構成に限られない。例えば、可動範囲制限孔571は一つであってもよく、複数であってもよい。また、可動範囲制限孔571の形状は、例えば長方形や円形等、本実施形態とは異なる形状であってもよい。
固定ユニット51によって移動可能に支持される可動プレート552の下面側(ベースプレート512側)には、図13に示されるように、結合プレート553が固定されている。結合プレート553は、平板状部材から形成され、DMD551に対応する位置に中央孔を有し、周囲に設けられている折り曲げ部分が3本のねじ591によって可動プレート552の下面に固定されている。
図16は、可動プレート552が外された可動ユニット55を例示する斜視図である。
図16に示されるように、結合プレート553には、上面側にDMD551、下面側にヒートシンク554が設けられている。結合プレート553は、可動プレート552に固定されることで、DMD551、ヒートシンク554と共に、可動プレート552に伴って固定ユニット51に対して移動可能に設けられている。
DMD551は、DMD基板557に設けられており、DMD基板557が保持部材555と結合プレート553との間で挟み込まれることで、結合プレート553に固定されている。保持部材555、DMD基板557、結合プレート553、ヒートシンク554は、図14及び図16に示されるように、固定部材としての段付ねじ560及び押圧手段としてのばね561によって重ねて固定されている。
図17は、可動ユニット55のDMD保持構造について説明する図である。図17は、可動ユニット55の側面図であり、可動プレート552及び結合プレート553は図示が省略されている。
図17に示されるように、ヒートシンク554は、結合プレート553に固定された状態で、DMD基板557に設けられている貫通孔からDMD551の下面に当接する突出部554aを有する。なお、ヒートシンク554の突出部554aは、DMD基板557の下面であって、DMD551に対応する位置に当接するように設けられてもよい。
また、DMD551の冷却効果を高めるために、ヒートシンク554の突出部554aとDMD551との間に弾性変形可能な伝熱シートが設けられてもよい。伝熱シートによりヒートシンク554の突出部554aとDMD551との間の熱伝導性が向上し、ヒートシンク554によるDMD551の冷却効果が向上する。
上記したように、保持部材555、DMD基板557、ヒートシンク554は、段付きねじ560及びばね561によって重ねて固定されている。段付きねじ560が締められると、ばね561がZ1Z2方向に圧縮され、図17に示されるZ1方向の力F1がばね561から生じる。ばね561から生じる力F1により、ヒートシンク554はZ1方向に力F2でDMD551に押圧されることとなる。
本実施形態では、段付きねじ560及びばね561は4箇所に設けられており、ヒートシンク554にかかる力F2は、4つのばね561に生じる力F1を合成したものに等しい。また、ヒートシンク554からの力F2は、DMD551が設けられているDMD基板557を保持する保持部材555に作用する。この結果、保持部材555には、ヒートシンク554からの力F2に相当するZ2方向の反力F3が生じ、保持部材555と結合プレート553との間でDMD基板557を保持できるようになる。
段付きねじ560及びばね561には、保持部材555に生じる力F3からZ2方向の力F4が作用する。ばね561は、4箇所に設けられているため、それぞれに作用する力F4は、保持部材555に生じる力F3の4分の1に相当し、力F1と釣り合うこととなる。
また、保持部材555は、図17において矢印Bで示されるように撓むことが可能な部材で板ばね状に形成されている。保持部材555は、ヒートシンク554の突出部554aに押圧されて撓み、ヒートシンク554をZ2方向に押し返す力が生じることで、DMD551とヒートシンク554との接触をより強固に保つことができる。
可動ユニット55は、以上で説明したように、可動プレート552と、DMD551及びヒートシンク554を有する結合プレート553とが、固定ユニット51によって移動可能に支持されている。可動ユニット55の位置は、可動ユニット制御部14によって制御される。また、可動ユニット55には、DMD551に当接するヒートシンク554が設けられており、DMD551の温度上昇に起因する動作不良や故障といった不具合の発生が防止されている。
(ピクセルシフト制御)
上述のように、画像投影装置1において投影画像を生成するDMD551は、可動ユニット55に設けられており、可動ユニット制御部14によって可動ユニット55と共に位置が制御される。
可動ユニット制御部14は、例えば、画像投影時にフレームレートに対応する所定の周期で、DMD551の複数のマイクロミラーの配列間隔未満の距離だけ離れた複数の位置の間を高速移動するように可動ユニット55の位置を制御する。このとき、DMD制御部13は、それぞれの位置に応じてシフトした投影画像を生成するようにDMD551に画像信号を送信する。
また、可動ユニット制御部14は、X1X2方向及びY1Y2方向にDMD551のマイクロミラーの配列間隔未満の距離だけ離れた第1位置と第2位置との間で、DMD551を所定の周期で往復移動させる。このとき、DMD制御部13が、それぞれの位置に応じてシフトした投影画像を生成するようにDMD551を制御することで、投影画像の解像度を、DMD551の解像度の約2倍にすることが可能になる。
図18は、DMD551の左右方向(X1X2方向)の並進運動、上下方向(Y1Y2方向)の並進運動、および回転運動の説明図である。図18(A)は、第1駆動手段により可動プレート552を移動させて、DMD551を左右方向に並進運動(シフトともいう)させる様子を示している。図18(B)は、第2駆動手段により可動プレート552を移動させて、DMD551を上下方向に並進運動させる様子を示している。図18(C)は、第2駆動手段により可動プレート552を回転運動させて、DMD551を回転運動させる様子を示している。
このように、可動ユニット制御部14が可動ユニット55と共にDMD551を所定の周期で移動させ、DMD制御部13がDMD551に位置に応じた投影画像を生成させることで、DMD551の解像度以上の画像を投影することが可能になる。
なお、ここまで説明した画像投影装置1が備えるピクセルシフト制御のための機構は、図7〜図18を参照して説明した上述の例に限られるものではなく、光学変調素子を変位させることで投影されている画像情報を維持した状態で投影位置を変位させるものであればよい。また、本実施形態では、半画素分シフトする例について説明するが、シフト量はこれに限られるものではない。
図19は、ピクセルシフトにて半画素分シフトした画素の表示状態のイメージを示した説明図である。
図19における実線部は、表示位置をシフトしない状態(シフト前の状態)である第1状態の各画素S1を示しており、各画素のサイズはXL×YLとなっている。また、点線部は、半画素分(XL/2,YL/2)シフトされた状態である第2状態の各画素S2を示している。この第1状態の各画素S1と第2状態の各画素S2は、2値間で瞬時に変動するものではないため、移動期間が存在することとなる。
図20(A)〜(C)は、図19における1画素の表示状態のイメージを示した説明図である。図20中のグレーで表示される部分が投影状態にあることを示しており、図20(A)は第1状態の画素S1が投影されている状態(非移動期間)、図20(B)は第2状態の画素S2が投影されている状態(非移動期間)、図20(C)は、第1状態から第2状態および第2状態から第1状態へ変位中の状態を示している(移動期間)。
すなわち、DMD551を半画素分だけ所定の周期で動かす場合、第1状態(図20(A))→移動期間(図20(C))→第2状態(図20(B))→移動期間(図20(C))→第1状態(図20(A))・・・となる。
ピクセルシフトでは、図20に示したように、半画素分ずらした位置に画素を移動させ、交互に各画素での映像を投影することで擬似的に高解像度にしている。ここで、図20(A),(B)に示すピクセルシフトの非移動期間では、それぞれ所望の位置に画素を設けることができるが、図20(C)に示す移動期間では、所望の画素間を移動する分、画素が大きくなってしまい、解像力が低下するため解像感が低下してしまう。
そこで、本実施形態に係る画像投影装置(画像投影装置1)は、光を出射する光源(光源30)と、該光源からの光を用いて画像を形成する光学変調素子(DMD551)を有する画像表示部(画像表示ユニット50)と、光源からの光を画像表示部に導く照明光学部(照明光学系ユニット40)と、画像表示部によって形成された画像を被投影面に投影する投影光学部(投影光学系ユニット60)と、を備える画像投影装置において、光源、画像表示部および照明光学部を制御する投影制御部(システム制御部10、光源制御部11、カラーホイール制御部12、DMD制御部13)と、光学変調素子を第1位置と第2位置との間で周期的に移動させる移動制御部(システム制御部10、可動ユニット制御部14)と、を備え、移動制御部は、光学変調素子を第1位置から第2位置、および、第2位置から第1位置に移動させる際に、それぞれ移動方向に一旦オーバーシュートさせた後に目標位置となるように移動させるとともに、投影制御部は、光学変調素子がオーバーシュートする期間は、画像が被投影面に投影されないように制御するものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
図21は、ピクセルシフトでの画素の挙動を示すグラフである。図21のグラフの横軸は経過時間(t)、縦軸は画素の移動量(位置)を示し、時間経過に従い画素が移動していることを示している。
上述のように、画像投影装置1は、画像表示ユニット50を電磁アクチュエータとして機能させ、DMD551を変位させる。ここで、図21(A)に示すように、画素を矩形波状の挙動を示すように移動させることを考える場合、元の画素位置(第1状態の画素位置(第1位置))と、ピクセルシフト後の画素位置(第2状態の画素位置(第2位置))での非移動期間が長く、移動期間が短くなる。このように、画素の移動期間が短い場合、解像力の低下は少なく、所望の解像感を得ることができる。
一方で、図21(B)に示すように、画素を正弦波状の挙動を示すように移動させる場合、矩形波状に移動させた場合に比べて、元の画素位置およびピクセルシフト後の画素位置にある非移動期間が短く、移動時間が長くなる。このように、画素の移動期間が長い場合、矩形波状に移動させた場合に比べて解像感が低下してしまう。
このため、矩形波状に移動させることが理想的であるが、実際には、可動プレート552およびDMD551を、図21(A)に示したような矩形波状に変位させる制御とすることは困難であり、図21(B)に示したような正弦波状に変位させていることが多い。この場合、画素の移動期間が長くなり、所望の解像感を得ることができなかった。
図21(C)は、本実施形態に係る画像投影装置1の可動ユニット制御部14による画素の挙動制御の例である。本実施形態では、画素を矩形波状に変位させるが、画素を停止させる位置(第1位置および第2位置)で止めるのではなく、移動方向に一旦オーバーシュートさせてから目標位置に停止させるようにしたものである。
図21(A)に示すようにオーバーシュートのない矩形波状のシフト制御は、困難であり、オーバーシュートが発生しないように変位制御をすると、ピクセルシフトに時間がかかり結果として図21(B)に示す正弦波状の挙動に近づいてしまう。これに対し、図21(C)に示すように、移動方向に一旦オーバーシュートさせる制御は、図21(A)のような挙動に比べて制御が比較的容易に可能である。また、オーバーシュートをさせる場合、図21(A)に示す挙動に比べると、移動期間は長くなることになるが、図21(B)のように正弦波状の挙動に比較すると、非移動期間を長く、かつ移動期間を短くすることができ、解像感の低下を抑制することができる。
図22は、本実施形態に係る画像投影装置1の可動ユニット制御部14によるピクセルシフトと、光源制御部11による光源の点灯タイミングについての説明図である。図22のグラフの横軸は経過時間(t)、縦軸は画素の移動量(位置)を示し、時間経過に従い画素が移動していることを示している。ここでは、光源として、LEDを用いた画像投影装置1(図5、図6)の制御について説明する。
図21(C)に示したように、画素の移動方向にオーバーシュートさせる制御において、オーバーシュートしている期間も画像を投影していると、オーバーシュート中の画素位置は、規定の位置から離れているため、画像品質を低下させてしまう。
このため、画像投影装置1において、画素位置をオーバーシュートさせる制御をする場合は、オーバーシュート期間中は、図22に示すように、画像を投影しない光源オフ期間とし、その他の期間は画像を投影する光源オン期間として、投影画像を形成するものである。これにより、解像感の低下を抑制するとともに、オーバーシュートさせることによる画像品質低下が生じることを防ぐことが可能となる。
また、光源自体をオンオフすることに替えて、光源からの光を遮断したり、透過したりするシャッター機構を備え、シャッター機構により、光のオン/オフを制御するようにしてもよい。
なお、光源がランプである場合は、高速での光源のオンオフは不可であるため、光源のオンオフ制御を行う場合、光源は、LEDなどの固体光源である。
次に、照明光学系ユニット40にカラーホイール5を有する画像投影装置1(図2〜図4)の制御について説明する。図23は、本実施形態に係る画像投影装置1の可動ユニット制御部14によるピクセルシフトと、カラーホイール制御部12によるカラーホイール5の回転位置制御についての説明図である。
また、図24は、カラーホイール5の平面模式図である。カラーホイール5は、回転モータ53の回転周上に複数のカラーフィルタ52を固定した部材である。カラーフィルタ52は、カラーホイール5の回転中心からずらした位置に配置される形状を有しており、回転モータ53の駆動により高速回転し、光源から発光された光が回転中のカラーフィルタ52を順に透過する。カラーホイール5を透過した光は、順次各色のセグメントが切り替わるため、肉眼では全てのセグメントの色が積算された映像として目視することができる。
カラーホイール5は、例えば、図24に示すように、3原色および補色に対応する白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)、黄色(Y)、シアン(C)の透過特性を持ったカラーフィルタ(セグメント52W,52R,52G,52B,52Y,52C)を有している。
図23は、可動ユニット制御部14によるピクセルシフトの際の画素位置と、カラーホイール5の透過位置との関係を示している。図23のグラフの横軸は経過時間(t)、縦軸は画素の移動量(位置)を示し、時間経過に従い画素が移動していることを示している。
図21(C)に示したように、画素の移動方向にオーバーシュートさせる制御において、オーバーシュートしている期間も画像を投影していると、オーバーシュート中の画素位置は、規定の位置から離れているため、画像品質を低下させてしまう。
このため、画像投影装置1において、画素位置をオーバーシュートさせる制御をする場合は、オーバーシュート期間中は、例えば、図24に示すように、カラーホイール5の白セグメント52Wに割り当てるようにするものである。
投影画像の画質に影響の少ない白セグメント52Wの部分をオーバーシュート期間に割り当てるとともに、さらに、その間は、DMD551の制御により光がスクリーンに行かないようにする(光学変調素子をオフに制御する)ことで、高画質化が可能となる。投影画像の明るさを重視せず、画質を重視する投影モード(画質重視モード)に好適である。
一方、白セグメント52の部分を投影画像に用いないことは、投影画像の明るさが抑えられることになる。このため、投影画像の明るさを重視する投影モード(高輝度モード)では、例えば、明るさに影響の少ない青セグメント52Bや赤セグメント52R、または、投影画像に応じて最も不要となるセグメントの部分をオーバーシュート期間に割り当てるとともに、さらに、その間は、DMD551の制御により光がスクリーンに行かないようにすることで、高輝度の投影画像を得ることが可能となる。
このように、画像投影装置1の投影モードに応じて、オーバーシュート期間をカラーホイール5のいずれのセグメントに割り当てるかを制御することで、解像感の低下を抑制するとともに、所望の投影画像を得ることができる。
なお、画像投影装置1の投影モードに応じて、ピクセルシフトの制御自体をオン/オフするものであってもよい。例えば、画質重視モードの場合は、上述のように、ピクセルシフトを実行して、白セグメント52Wの部分をオーバーシュート期間に割り当てるようにし、高輝度モードの場合は、ピクセルシフト制御をオフにする制御をするようにしてもよい。
なお、図24に示すカラーホイール5のセグメントは、一例であって、これに限られるものではない。例えば、白セグメント52Wを有しないカラーホイール5を用いてもよい。
また、ピクセルシフトのオーバーシュート期間の制御に関し、ここまで固体光源を有する画像投影装置1では光源のオンオフ制御、カラーホイール5を有する画像投影装置ではカラーホイール5の回転位置の制御によって、オーバーシュート期間が投影画像に影響しないようにする制御例を説明したが、いずれの構成の画像投影装置1においても、オーバーシュート期間は、光学変調素子(DMD551)をオフにするようにして、オーバーシュート期間が投影画像に影響しない制御としてもよい。この場合も、上述の場合と同様に、解像感の低下を抑制するとともに、オーバーシュートさせることによる画像品質低下が生じることを防ぐことが可能となる。
また、固体光源を有する画像投影装置1において、ピクセルシフトの実行時と非実行時とで、投影光の明るさを略均一となるように制御することも好ましい。例えば、ピクセルシフトをする際は、光源を一部消灯することで、点灯時には規定値以上に光源を発光させることが可能になる場合がある。これを利用することで、ピクセルシフトの使用の有無で明るさが変化させず、ユーザに違和感を与えないことが可能になる。
以上説明した本実施形態に係る画像投影装置によれば、ピクセルシフト制御において解像感の低下を抑制することができる。すなわち、ピクセルシフトの実行に際し、画素がなるべく矩形波状の挙動に近くなるように動かすが、完全な矩形波状にすることは難しく、移動方向の規定位置を超える位置に画素位置がオーバーシュートしてしまう。このとき、画素がオーバーシュートしている期間を、光がスクリーンに行かないように、光源、光学変調素子、カラーホイールを制御することで、オーバーシュート期間は投影画像をつくらないようしている。よって、画素の移動を矩形波状の挙動に近くなるようにしたことで、解像感の低下を抑制することができるとともに、オーバーシュートさせることによる画像品質低下が生じることを防ぐことができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
また、上記実施形態では、画像投影装置は、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタを例に説明したが、これに限られるものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)方式、LCOS(Liquid crystal on silicon)方式等の他の方式であっても、光学変調素子をシフトさせる構成であれば、本発明を適用することができる。
1 画像投影装置
2 外装カバー
3 光学エンジン
4 光源ユニット
5 カラーホイール
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 システム制御部
11 光源制御部
12 カラーホイール制御部
13 DMD制御部
14 可動ユニット制御部
15 ファン制御部
16 吸気口
17 排気口
18 吸気ファン
19 排気ファン
20 ファン
21 リモコン
22 リモコン受信部
23 本体操作部
24 入力端子
25 映像信号制御部
26 設定情報記憶部
27 電源ユニット
30 光源
31〜33 LED
34〜36 集光素子
37 ダイクロイックフィルタ
40 照明光学系ユニット
50 画像表示ユニット
51 固定ユニット
52 カラーフィルタ(セグメント)
53 回転モータ
55 可動ユニット
551 DMD
60 投影光学系ユニット
S スクリーン
特開2005− 84581号公報 特許5073195号公報

Claims (8)

  1. 光を出射する光源と、
    該光源からの光を用いて画像を形成する光学変調素子を有する画像表示部と、
    前記光源からの光を前記画像表示部に導く照明光学部と、
    前記画像表示部によって形成された画像を被投影面に投影する投影光学部と、を備える画像投影装置において、
    前記光源、前記画像表示部および前記照明光学部を制御する投影制御部と、
    前記光学変調素子を第1位置と第2位置との間で周期的に移動させる移動制御部と、を備え、
    前記移動制御部は、前記光学変調素子を前記第1位置から前記第2位置、および、前記第2位置から前記第1位置に移動させる際に、それぞれ移動方向に一旦オーバーシュートさせた後に目標位置となるように移動させるとともに、
    前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、画像が被投影面に投影されないように制御することを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記光源は、固体光源であって、
    前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、前記光源をオフに制御することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、前記画像表示部から前記投影光学部へ光が導かれないように前記光学変調素子を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  4. 前記照明光学部は、前記光源からの光を時分割するカラーホイールを有し、
    前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、前記カラーホイールの白セグメントにて光が透過するように制御することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投影装置。
  5. 前記照明光学部は、前記光源からの光を時分割するカラーホイールを有し、
    前記投影制御部は、前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、当該画像投影装置の投影モードに応じて、前記カラーホイールの所定色のセグメントにて光が透過するように制御することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像投影装置。
  6. 前記投影制御部は、当該画像投影装置の投影モードに応じて、前記移動制御部による前記光学変調素子の移動制御のオンオフを制御することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の画像投影装置。
  7. 前記光源は、固体光源であって、
    前記投影制御部は、前記移動制御部による前記光学変調素子の移動制御をオンにする場合と、オフにする場合とで、投影光の明るさを略均一となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  8. 光を出射する光源と、
    該光源からの光を用いて画像を形成する光学変調素子を有する画像表示部と、
    前記光源からの光を前記画像表示部に導く照明光学部と、
    前記画像表示部によって形成された画像を被投影面に投影する投影光学部と、を備える画像投影装置の制御方法において、
    前記光学変調素子を第1位置と第2位置との間で周期的に移動させる処理において、前記第1位置から前記第2位置、および、前記第2位置から前記第1位置に移動させる際に、それぞれ移動方向に一旦オーバーシュートさせた後に目標位置となるように移動させる移動制御処理と、
    前記光学変調素子がオーバーシュートする期間は、画像が被投影面に投影されないように制御する投影制御処理と、を行うことを特徴とする画像投影装置の制御方法。
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