JP2017164005A - チェア及び同チェアの姿勢制御方法 - Google Patents

チェア及び同チェアの姿勢制御方法 Download PDF

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徹 日比野
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雄哉 金子
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Abstract

【課題】本発明は、背もたれを電動によって後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、かつ着座者の正中線に対して左右方向及び前後方向にヘッドレストを電動で角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢復元がそれぞれ個別のスイッチ操作によって行わねばならなかったことの解消を課題とする。【解決手段】後方に倒された背もたれを起立させるのに先駆けて、角度調整されたヘッドレストの左右の位置と前後の位置とを予め設定された設定位置に復元させる姿勢制御スイッチを備えたチェア、及び姿勢制御スイッチの投入によって、ヘッドレストの左右傾斜位置検知機構、前後傾斜位置検知機構を作動させ、検知された左右及び前後の位置が予め設定された設定位置と異なるときに、ヘッドレスト姿勢制御機構を駆動してヘッドレストを設定位置に復元し、その後連続して背もたれを起立させるチェアの姿勢制御方法による。【選択図】 図1

Description

本発明は、背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、かつ着座者の正中線に対して左右方向、あるいは左右及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアに係り、後方に倒された背もたれを起立させるのに際し、前記ヘッドレストの位置を予め設定された設定位置に復元させる姿勢制御スイッチを備えたチェア、及び同チェアの姿勢制御方法に関する。
背もたれを後方に倒して着座者を仰臥させた状態で使用するチェアにおいては、ヘッドレストの高さを着座者の座高に合わせて調節することや、着座者の頭部を左右方向や前後方向に角度調整することが、特に歯科治療用チェアなど医療の分野で必要となる。
これらヘッドレストの高さ調節、左右方向の角度調整、前後方向の角度調整は、従来手動操作によってそれぞれ個別に行われていた。
現在ではヘッドレストの前後方向への角度調整操作は、ヘッドレストやその近傍に設けられたスイッチによって行われるようになっている。
一方、ヘッドレストの左右方向への角度調整については、左右方向へ角度調整ができるチェアが少なく、できるチェアの場合でも、その調整をスイッチ操作でできるものはなく、手動で角度調整していた。
このような現状において本発明者は、ヘッドレストを電動によって左右方向に角度調整が可能なヘッドレストの揺動機構を開発し、ヘッドレスト揺動機構を備えたヘッドレスト、並びに同ヘッドレストを備えたチェアに関する特許出願をした。これにより、ヘッドレストの前後方向の角度調整と左右の角度調整をともにスイッチ操作で行えるようになった。
しかし、前記機構を備えたチェアにおいて、背もたれを倒し、着座者の正中線に対して左右方向及び前後方向に電動でヘッドレストの角度調整がなされ、その状態のまま倒された背もたれを起立させると、起立したとき着座者の頭部が横向きになったり、前後に傾いたままだったりして不快感を与えかねない。そのため、背もたれを起こす際に、ヘッドレストの左右及び前後の位置をそれぞれ予め設定された設定位置に戻し、着座者が正面に向いて起き上がれるように、それぞれ個別にスイッチ等を操作する必要がある。
特願2015−225793号
本発明は、上記背景技術の問題点、即ち背もたれを起立させる前に行わねばならない個別のスイッチ等の操作によるヘッドレストの左右方向や前後方向に角度調整された位置を予め設定した設定位置へ復元することと、背もたれを起立させることを一連の動作として実施できる姿勢制御スイッチを備えたチェア、及び同チェアの姿勢制御方法の提供を課題とする。
本発明者は上記課題を下記の手段により解決した。
(1)背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と、着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアであって、
前記背もたれの姿勢を検出するセンサと、
前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
演算回路と、制御モードを設定したメモリを有し、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ
を具備したことを特徴とするチェア。
(2)背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアであって、
前記背もたれの姿勢を検出するセンサと、
前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサと、
前後の角度を検出するセンサ及び
演算回路と、制御モードを設定したメモリを有し、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右及び前後の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ
を具備したことを特徴とするチェア。
(3)前記(1)又は(2)において、
前記メモリには、姿勢制御スイッチによりチェア制御装置に作動指令が与えられる際に、前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び前後の角度を検出するセンサで検出された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置が記録され、
前記メモリに記録された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置に、背もたれとヘッドレストの角度を復帰するようチェア制御装置に作動指令信号を与える復帰スイッチを具備したことを特徴とするチェア。
(4)前記(1)〜(3)において、
前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の完了前にヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(5)前記(1)〜(3)において、
前記メモリには、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度傾斜復元動作と、後方に倒された背もたれの起立動作を同時に開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(6)前記(1)〜(3)において、
前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の開始前に、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作を開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(7)前記(2)又は(3)において、
前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の完了前にヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(8)前記(2)又は(3)において、
前記メモリには、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作と、前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる前後角度復元動作と、後方に倒された背もたれの起立動作を同時に開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(9)前記(2)又は(3)において、
前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の開始前に、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作と、前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる前後角度復元動作を行う制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
(10)前記(1)〜(9)において、
前記ヘッドレストの前記左右の角度を検出するセンサが、前記ヘッドレスト内に設けられていることを特徴とするチェア。
(11)前記(2)〜(10)において、
前記ヘッドレストの前記前後の角度を検出するセンサが、前記背もたれ内に設けられていることを特徴とするチェア。
(12)背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢制御方法であって、
前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、
前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
演算回路と制御モードを設定したメモリを有するチェア姿勢制御部と、
背もたれ駆動部と、
ヘッドレスト左右位置調整部と、
前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備し、
前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
前記背もたれ駆動部を駆動して、倒された前記背もたれを起立させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
(13)背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右方向及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢制御方法であって、
前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、
前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
前後の角度を検出するセンサ及び
演算回路と制御モードを設定したメモリを有するチェア姿勢制御部と、
背もたれ駆動部と、
ヘッドレスト左右位置調整部、及び
ヘッドレスト前後位置調整部と、
前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右及び前後の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備し、
前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
前記ヘッドレストの前後の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト前後位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
前記背もたれ駆動部を駆動して、倒されている背もたれを起立させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
(14)前記(12)又は(13)において、
前記姿勢制御スイッチの投入によって背もたれ及びヘッドレストが姿勢制御された後、再度の姿勢制御スイッチの投入あるいは、別途備えられた復帰スイッチの投入によって、
ヘッドレスト左右位置調整部、ヘッドレスト前後位置調整部及び背もたれ駆動部を駆動し、
背もたれ及びヘッドレストを姿勢制御される前の位置に復帰させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
本発明のチェア及び同チェアの姿勢制御方法によって、下記の効果が発揮される。
〈1〉背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と、着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェア、あるいは前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアであって、
前記背もたれの姿勢を検出するセンサと、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ、あるいは、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び前後の角度を検出するセンサ、及び演算回路と制御モードを設定したメモリを有し、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備したので、
仰臥した状態で左右方向、あるいは左右及び前後方向に角度調整されたヘッドレストに支持された着座者頭部が角度調整前の状態に戻された状態で背もたれが起立し、着座者に頭部が横向きだったり前後に傾いたりすることによる不快感を与えることがない。また同チェアを使用する施術者がそれぞれ個別のスイッチや手動で行わなければならなかったヘッドレストの左右や前後の位置の設定位置への復元操作と、背もたれの起立操作とを、姿勢制御スイッチの投入のみによって、その手順を間違えることなく実行でき、施術後の背もたれの起立の際に必要とされた注意から開放される。
さらに、前記(1)又は(2)において、前記メモリには、姿勢制御スイッチによりチェア制御装置に作動指令が与えられる際に、前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び前後の角度を検出するセンサで検出された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置が記録され、前記メモリに記録された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置に、背もたれとヘッドレストの角度を復帰するようチェア制御装置に作動指令信号を与える復帰スイッチを具備したので、姿勢制御スイッチの投入により、予め設定された位置に復元されたヘッドレスト及び起立した背もたれを、復帰スイッチの投入のみで、姿勢制御スイッチの投入前の角度調整された位置に復帰することができ、施術中のチェア操作の煩わしさから解放される。
〈2〉また、本発明によれば、
前記メモリには、
後方に倒された前記背もたれの起立動作の完了前にヘッドレストの左右方向の角度の位置、あるいは左右及び前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる制御モード、
前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置、あるいは左右及び前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる角度復元動作と、後方に倒された背もたれの起立動作を同時に開始する制御モード、
又は後方に倒された前記背もたれの起立動作の開始前に、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置、あるいは左右及び前後の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる角度復元動作を開始する制御モード
のいずれか、あるいは複数のモードが設定されるので、
背もたれの起立完了までの速度に合わせて、ヘッドレストの左右方向や前後方向に角度調整された位置の設定位置への復元操作の開始時を任意に制御でき、あるいは背もたれの起立動作の完了前に、ヘッドレストの位置が設定位置に復元されるので、着座者に違和感を与えることなく、スムーズにヘッドレストの角度調整と、背もたれの起立動作の一連の動作を制御することができる。
〈3〉また、前記ヘッドレストの左右角度センサを該ヘッドレスト内に、又は前記ヘッドレストの前後角度センサを背もたれ内に設けることができるので、
前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレスト内に設けられたヘッドレストの左右角度センサ、及び背もたれ内に設けられたヘッドレスト前後角度センサから発せられるそれぞれの位置情報が、予め設定されメモリに記憶されたヘッドレストの左右位置及び前後位置の設定位置データと異なる場合、ヘッドレスト左右位置調整部及び前後位置調整部とが作動して、前記ヘッドレストを設定位置方向に駆動し、前記左右角度センサ及び前後角度センサからの位置情報が前記設定位置データと合致したとき前記左右位置調整部及び前記前後位置調整部を停止するとともに、制御モードに従って背もたれを起立させる背もたれ駆動部が駆動することから、従来個別に行っていたヘッドレストの左右の位置及び前後の位置の設定位置への復元操作と、背もたれの起立操作とが、姿勢制御スイッチの投入のみによって実行でき、施術者は、その他の操作や停止位置の注意など必要とせず、背もたれ起立の際に必要とされた注意から開放される。
〈4〉背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢制御方法が、
前記背もたれの姿勢を検出する背もたれ角度センサ、前記ヘッドレストの左右の角度を検出する左右角度センサ及び演算回路と制御モードを設定したメモリを有するチェア姿勢制御部と、背もたれ駆動部、ヘッドレスト左右位置調整部と、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備し、前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、前記背もたれ駆動部を駆動して、倒された前記背もたれを起立させることからなるので、
施術者がそれぞれ個別のスイッチや手動で行わなければならなかったヘッドレストの左右傾斜の位置の設定位置への復元操作と、背もたれの起立操作とを、姿勢制御スイッチの投入のみによって実行でき、施術後の背もたれの起立の際に必要とされた注意から開放される。
あわせて、背もたれの起立時に、ヘッドレストが傾斜していて、着座者の頭部が横向きだったり前後に傾いたりしているようなことによる不快感を与えることがない。
〈5〉さらに、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサと、前後の角度を検出するセンサを備えることで、
前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
前記ヘッドレストの前後の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト前後位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
前記背もたれ駆動部を駆動して、倒されている背もたれを起立させることができるので、
複数の個別のスイッチの操作や、手動によって行われていた復元操作及び背もたれの起立操作が、姿勢制御スイッチの投入のみによって実行でき、背もたれの起立の際に必要とされていた煩雑な操作による注意から解放される。
〈6〉また、本発明によれば、前記姿勢制御スイッチの投入によって背もたれ及びヘッドレストが姿勢制御された後、再度の姿勢制御スイッチの投入あるいは、別途備えられた復帰スイッチの投入によって、ヘッドレスト左右位置調整部、ヘッドレスト前後位置調整部及び背もたれ駆動部を駆動し、背もたれ及びヘッドレストを姿勢制御される前の位置に復帰させることができるので、チェアのヘッドレストと背もたれを姿勢制御する前の位置に、姿勢制御スイッチ又は復帰スイッチを投入するだけで、一連の動作が開始されて戻るので、再度角度調整をする必要がなく、角度の微調整など煩わしい操作が不要となる。
本発明のチェアの外観図 本発明のチェアのヘッドレストが左右方向に角度調整された状況図 本発明のチェアのヘッドレストが前後方向に角度調整された状況図 本発明のチェアのヘッドレストが姿勢制御スイッチの作用によって設定位置に復元された状況図 姿勢制御スイッチの作用によってヘッドレストの設定位置への復元と背もたれの起立とが一連の動作で終了した時点の状況図 本発明のチェアの制御ブロック図 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1における作用の流れ図 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1におけるフローチャート 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1を実現するシステムのブロック図 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2における作用の流れ図 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2におけるフローチャート 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2を実現するシステムのブロック図 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例3におけるフローチャート 本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例3におけるフローチャート
本発明のチェア、及び同チェアの姿勢制御方法を実施するための形態を実施例の図に基づいて説明する。
図1は、本発明のチェアの外観図であり、図2(a)〜(d)は、本発明のチェアの構成と、姿勢制御スイッチの作用との説明図であり、図2(a)はチェアのヘッドレストが左右方向に角度調整された状況図、図2(b)はヘッドレストが前後方向に角度調整された状況図、図2(c)はヘッドレストが姿勢制御スイッチの作用によって設定位置に復元された状況図、図2(d)は姿勢制御スイッチの作用によってヘッドレストの設定位置への復元と背もたれの起立とが一連の動作で終了した時点の状況図である。
そして、図3は、本発明のチェアの制御ブロック図である。
また、図4は、本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1における作用の流れ図、図5は本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1におけるフローチャート、図6は本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例1を実現するシステムのブロック図であり、図7は本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2における作用の流れ図、図8は本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2におけるフローチャート、図9は本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例2を実現するシステムのブロック図である。
さらに、図10及び図11は、本発明のチェアの姿勢制御方法の実施例3におけるフローチャートである。
図において10はヘッドレスト、20は背もたれ、80a〜80eは姿勢制御スイッチ、90はチェア制御装置、100はチェアを示す。
また、50はチェア姿勢制御部、51は演算回路、52は制御モードを設定したメモリ、
61は背もたれの姿勢を検出する背もたれ角度位置検出用センサ、62は前記ヘッドレストの左右の角度を検出する左右角度位置検出用センサ、63は前後の角度を検出する前後角度位置検出用センサ、71は背もたれ駆動部、72はヘッドレスト左右位置調整部、73はヘッドレスト前後位置調整部であり、80は姿勢制御スイッチ、90はチェア制御装置である。
本発明のチェア100は、図1に示すように、ヘッドレスト10、背もたれ20で構成される。前記チェア100は、背もたれ20を後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用できるものであり、詳しくは、図2(a)〜図2(d)に示すように背もたれ20を後方に倒し、かつ図2(a)のように着座者の頭部を正中線に対して左右いずれかの方向(図においては右方向)に向けられるようヘッドレスト10の角度調整ができるチェアである。
また、さらに図2(b)のように着座者の頭部を前後方向(図においては後方)に傾斜させるようヘッドレスト10の角度調整ができるチェアであってもよい。
本実施例においては、歯科治療用チェアについて説明しているが、医療用はもとより、美容関係で使用されるチェアや、その他業務用、個人用に使用されるチェアであっても、上記機能を有するチェア全般に採用することができるものであって、本実施例に限定するものではない。
また、チェアは、前述のように背もたれ20を前後に倒すことができ、かつヘッドレストを左右方向、あるいは左右方向及び前後方向に駆動が可能なものであれば、その形状を問わず、外観的にヘッドレストが独立した構造であっても、背もたれと一体化している構造であってもよい。
図3には、本発明のチェアの制御ブロック図を示す。
本実施例における本発明のチェア100は、前記背もたれ20の姿勢を検出する背もたれ角度位置検出用センサ61と、前記ヘッドレスト10の左右の角度を検出する左右角度位置検出用センサ62、及び前後の角度を検出する前後角度位置検出用センサ63を備え、演算回路51と制御モードを設定したメモリ52を有するチェア姿勢制御部50と、背もたれを後方に倒しまた起立させるための背もたれ駆動部71、ヘッドレスト10の左右の角度を調整するヘッドレスト左右位置調整部72、及びヘッドレスト10の前後の角度を調整するヘッドレスト前後位置調整部73と、前記各センサ61、62、63の検出信号に応じて前記背もたれ20の姿勢と前記ヘッドレスト10の左右及び前後の角度を前記メモリ52に格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置90と、前記チェア制御装置90に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ80を具備している。
なお、本実施例では、左右角度位置検出用センサ62及び前後角度位置検出用センサ63を備えた構成を例として説明しているが、チェアの用途によっては、左右角度位置検出用センサ62のみ、あるいは前後角度位置検出用センサ63のみの構成とすることができるものである。
そして、本発明は、制御を開始する作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ80が投入されると、左右角度位置検出用センサ62で検出されたヘッドレスト10の左右方向の位置が、予め設定された設定位置と異なるときには、ヘッドレスト左右位置調整部72を駆動して、ヘッドレスト10の左右方向の位置が前記設定位置に戻される。また、前記前後角度センサ63で検出されたヘッドレスト10の前後方向の位置が、予め設定された設定位置と異なるときには、ヘッドレスト前後位置調整部73を駆動して、ヘッドレスト10の前後方向の位置が前記設定位置に戻されるとともに、背もたれ角度位置検出用センサ61で検出された背もたれの姿勢が予め設定された位置と異なるときは、背もたれ駆動部71を駆動して、倒されている背もたれを起立させ、設定位置に戻される。
これら一連の動作を、予めメモリ52に設定した制御モードに従って、チェア制御装置90により制御される。
前記、予め設定された位置とは、メモリ52に設定されるヘッドレスト10及び背もたれ20の復元する位置である。そして、その設定される位置は、1つであっても複数であってもよい。すなわち、ヘッドレスト及び背もたれの角度調整がすべてリセットされた位置を復元する位置を予め設定することはもちろん、例えば、歯科治療椅子であれば、着座者がうがいするのに最適な位置に復元する位置を設定したり、あるいは、チェアに座ったり、チェアから立ったりする際に最適な位置を別途復元する位置として設定することができる。
そして、複数の復元位置を設定した場合には、姿勢制御スイッチに切替機能を備えることで、予め設定された位置を任意に選択することができ、状況にあわせて最適なチェアの姿勢制御を行うことを可能とする。
本発明に使用される各センサ(61、62、63)は、ヘッドレスト10の左右方向の位置、前後方向の位置、背もたれの姿勢位置が検知できるものであり、該ヘッドレスト10内や背もたれ20内、又はそれら近傍に設けられる。
すなわち、各センサ(61、62、63)は、ヘッドレスト10の位置、背もたれ20の現在の位置が、設定位置にあるか否かを検出するものであり、例えば、左右角度位置検出用センサ62の場合、ヘッドレスト10の移動方向に沿ってマイクロスイッチを複数配置し、ヘッドレスト10が設定位置にあればオフとなり、設定位置にない場合にはオンとなるような構成とすることができる。
本発明においては、前記各センサ(61、62、63)は、マイクロスイッチ、フォトセンサや光学式の位置検出装置、MEMS(Micro Electro-Mechanical System:微小電気機械システム)など、ヘッドレスト10の傾斜位置の検出ができるものであればよく特に限定されるものではなく、取付位置やチェアの形状、ヘッドレスト10の可動能力等に合わせて、適宜一般的な検知装置を採用することができる。
本発明にかかるチェア100における動作について、図2及び図3に基づいて以下に詳説する。
図2(a)(イ)(ウ)は、ヘッドレスト10が右方向に角度調整されている状態を示している。この場合、左右角度位置検出用センサ62が、図2(a)(ア)に示すように、ヘッドレスト10の現在の位置xが予め設定された設定位置Xにないことを検出する。すると、チェア制御装置90は、ヘッドレスト10の左右位置が、矢印のように現在のヘッドレスト10の左右方向の位置xから、ヘッドレスト10の左右方向における予め設定された設定位置Xになるように、ヘッドレスト左右位置調整部72を駆動するよう制御する。
また、図2(b)(イ)(ウ)は、ヘッドレスト10が後方に角度調整されている状態を示している。この場合、前後角度位置検出用センサ63が、図2(b)(ア)に示すように、ヘッドレスト10の現在の位置yが予め設定された設定位置Yにないことを検出する。すると、チェア制御装置90は、矢印のようにヘッドレスト10の前後位置が、現在のヘッドレスト10の前後方向のyから、ヘッドレスト10の前後方向における予め設定された設定位置Yになるように、ヘッドレスト前後位置調整部73を駆動するよう制御する。
図2(c)(イ)(ウ)は、ヘッドレスト10が左右方向及び前後方向ともに、予め設定された設定位置X及びYに調整された状態を示している。
そして、図2(d)は、後方に倒されていた背もたれ20が、予め設定された位置Zへ起立する状態を示している。この場合、背もたれ角度位置検出用センサ61が、背もたれ20の現在の位置zが予め設定された設定位置Zにないことを検出すると、チェア制御装置90が、矢印のように背もたれ20を設定位置Zまで起立するよう背もたれ駆動部71を駆動するよう制御する。
このように、本発明にかかるチェア100は、後方に倒された背もたれ20を起立させる際に、図2(a)のように左右方向いずれかの方向に角度が調整され、また図2(b)のように前後方向いずれかの方向に角度が調整されたヘッドレスト10を、図2(c)に示すように予め設定された位置に復元するとともに、図2(d)に示すように、ヘッドレスト10の設定位置への復元と、背もたれ20を起立させる動作が、一連の動作として連続実施可能とするよう制御され、その制御を作動指令信号を与える姿勢制御スイッチの投入だけで実行されるものである。
図2(c)は、背もたれ20が倒された状態で、ヘッドレスト10の左右及び前後方向を予め設定された設定位置X、Yへ復元した状態を示しているが、これは説明用の例であり、ヘッドレスト10の設定位置X、Yへの復元のタイミングは任意に設定することができる。この設定は、メモリ52に制御モードとして任意に設定される。
制御モードとしては、例えば、背もたれ20の起立動作の完了前に、ヘッドレスト10の左右方向、あるいは左右及び前後方向の角度位置を予め設定された設定位置X、Yに復元させるよう制御する設定を、制御モードの一つとして設定することができる。
この場合には、背もたれ角度位置検出用センサ61で検出された背もたれ20の位置によって、例えば、ヘッドレスト10の左右方向や前後方向の復元動作完了にかかる時間よりも、背もたれ20の起立動作完了までの時間がかかるような位置まで背もたれ20が倒されている場合に、まず背もたれ駆動部71を駆動し背もたれ20の起立動作を開始した後に、ヘッドレスト10の左右方向や前後方向の復元動作を開始させ、背もたれ20の起立動作が完了する前にヘッドレスト10が設定位置X、Yに復元するよう制御される。
また、背もたれ20がさほど後方へ倒されていないような場合であって、起立動作完了までにかかる時間より、ヘッドレスト10の左右方向や前後方向への復元動作の完了の方が時間がかかる場合には、先にヘッドレスト左右位置調整部72やヘッドレスト前後位置調整部73を駆動させてヘッドレスト10の復元動作を開始した後に、背もたれ駆動部71を駆動させ、起立動作の完了前にヘッドレスト10が設定位置X、Yに復元するように制御される。
背もたれ駆動部71や左右位置調整部72、前後位置調整部73にスピードコントローラがない場合などに好適な制御モードである。
また、その他の制御モードとして、ヘッドレスト10の左右や前後方向の復元動作と、背もたれの起立動作を同時に開始する制御を、制御モードの一つとして設定することもできる。これは、姿勢制御スイッチ80の投入によって、一斉に各センサが各位置を検出し、背もたれ駆動部71、ヘッドレスト左右位置調整部72及びヘッドレスト前後位置調整部73の駆動が開始される制御であり、すべての動作が同時に開始され着座者に違和感を与えない一連の動きとなる。また、前記背もたれ駆動部71や左右位置調整部72及び前後位置調整部73にスピードコントローラがある場合には、各動作の終了時を合わせる制御として設定することもできる。
さらにその他の制御モードとして、背もたれ20の起立動作の開始前に、ヘッドレスト10の左右方向や前後方向の傾斜を、予め設定された設定位置に復元させる制御を、制御モードの一つとして設定することもできる。
これは、まずヘッドレスト10を設定位置X、Yに復元させた後に、背もたれ駆動部71の駆動が開始する設定であり、着座者が同時に複数箇所の動きがあると不安になったり、困惑するような場合、例えば高齢者や身体障害者などである場合、各動作を一つずつ行うことで安心感を与え落ち着いて着座ができる制御となる。
上記のような各制御モードは、それぞれチェア姿勢制御部50のメモリ52に設定されて格納され、姿勢制御スイッチ80の投入により、作動指令信号を受けたチェア制御装置90がメモリ52に格納された制御モードに従って、背もたれ駆動部71、ヘッドレスト左右位置調整部72、ヘッドレスト前後位置調整部73に駆動指示を与える構成となっている。
また、制御モードは、上記の例に限定されるものではなく、チェアの各駆動機構の性能や着座者に合わせて、任意に設定しメモリ52に格納することができるものであり、これら制御は、後方に倒されていた背もたれの起立動作の完了時に、着座者の頭部が横向きだったり前後に傾いたりすることによって、着座者に不快感を与えることがないものであればよい。
なお、上記制御モードは、ヘッドレスト10の左右及び前後方向の設定位置X、Yへの復元と背もたれ20の起立動作のすべてを一連とする制御に限らず、左右方向の設定位置Xへの復元と、背もたれ20の起立動作を一連とする制御や、前後方向の設定位置Yへの復元と、背もたれ20の起立動作を一連とする制御であってもよい。
本発明において姿勢制御スイッチ80は、チェア制御装置90に上記制御を開始する指示をするための作動指令信号を与える入力手段である。その形状はスイッチ形状、ボタン形状、又はタッチパネルに表示されるアイコンのプッシュ操作によるものなどを採用でき、制御開始指示の信号をチェア制御装置90に送信するものであれば、その形状、形態は特に限定されない。
また、前記姿勢制御スイッチ80は、チェア本体100に備えても、チェア本体から分離したリモコンや、操作盤などに備えることもでき、入力信号の送信は有線、無線を問わない。
図1においては、例えば、チェア本体に備えられた姿勢制御スイッチ80a、タッチパネルに表示される姿勢制御スイッチ80b、操作盤に設けられた姿勢制御スイッチ80c、ヘッドレスト10の側面に設けられた姿勢制御スイッチ80d、フットスイッチに設けられた姿勢制御スイッチ80eが図示されているが、その設置位置、設置方法は特に限定されるものではなく、また、これら姿勢制御スイッチ80は、1カ所だけでなく複数箇所に設けてもよい。
また、本発明におけるチェア制御装置90は、演算回路51と制御モードを設定したメモリ52を有するチェア姿勢制御部50を備え、メモリ52に格納された制御モードに従って、チェアを制御する。
メモリ52には、RAM53やROM54に、ヘッドレスト10の左右方向や前後方向の位置については、それぞれ復元させる位置を、背もたれ20については起立位置を、それぞれ予め設定記録し格納してあり、チェア制御装置90は、各センサ(61、62、63)で検出された現在の位置情報が、メモリ52に格納されている設定されている情報と一致するか否かを検証し、その結果に基づいて、背もたれ駆動部71、ヘッドレスト左右位置調整部72、へドレスと前後位置調整部73に駆動指示を与える。
本発明におけるチェア制御装置90は、上記制御を実行することができるよう、図1に示すように、チェア100内に内蔵したり、操作盤に配設される。また、チェア制御装置自体にチェア100との接続手段を設け、取り外し可能な構成とすることもできる。取り外し可能な構成とすることで、複数台のチェアがある場合など、一つのチェア制御装置90で対応でき、さらに複数のチェアに同一の制御モード指示を与えることができる。
さらに、チェア制御装置90は、設定モードの変更や追加、トラブル時の修正などを容易にできるよう入出力インターフェースを設けることもできる。これにより、例えば、新たな制御モードプログラムをUSB端子やメモリーカードなどの外部記録媒体に格納し、チェア制御装置90の入力インターフェースに装着するだけで、チェア制御装置90内のプログラムの追加、修正が可能となる。
本発明のチェア100の姿勢制御方法の実施例を以下に説明する。
前記チェアの姿勢制御方法の第1の実施例は、図4の作用の流れ図に示すように、左右及び前後に角度調整されたヘッドレストを設定位置に復元するに際して、左右方向の設定位置への復元と前後方向の設定位置への復元とを一連で行った後に、背もたれを起立させるものである。即ち、
ア.制御を開始する指示を与えるための入力手段である姿勢制御スイッチを“ON”することによって入力信号が、ヘッドレストの左右角度位置検出用センサに送信され、該センサが作動する。この左右角度位置検出用センサはヘッドレストが左右に角度調整されている場合、すなわちヘッドレストがメモリに記録されている予め設定された設定位置にない場合に検出信号を発する。当該センサは、さらに角度調整が左右どちらの方向になされているかが特定できる構成であることが好ましく、現在の角度位置をメモリに送信する構成であってもよい。
イ.そして、前記左右角度位置検出用センサからの検出信号に基づいてヘッドレスト左右位置調整部が駆動し、左右に角度調整されているヘッドレストを前記左右方向設定位置に復元し、停止する。
前記ヘッドレスト左右位置調整部は、ヘッドレストを左右方向に任意に揺動する駆動機構であり、ヘッドレストに設けたワイヤで左右揺動するものや、ギヤで駆動するものであってもよく、本発明は特に駆動手段の種類、形状を問わず採用することができる。
ウ.次いで、ヘッドレストの前後角度位置検出用センサが作動する。この前後位置検出用センサはヘッドレストが前後に角度調整されている場合に検出信号を発するものであり、さらに角度調整が前後どちらの方向になされているかが特定できる構成であることが好ましく、現在の角度位置をメモリに送信する構成であってもよい。
前後角度位置検出用センサは、ヘッドレストの前後角度位置の検知機構を構成するものであり、該ヘッドレスト内や背もたれ内及びその近傍に設けられる。
すなわち、ヘッドレスト前後角度位置検知機構は、ヘッドレストの前後の傾きが設定位置にあるか否かを検出するものであり、前述と同様に、マイクロスイッチやフォトセンサ等既存の任意の位置検出装置を選択することができる。
エ.そして、前記前後角度位置検出用センサからの検出信号に基づいてヘッドレスト前後位置調整部が駆動し、前後に角度調整されているヘッドレストを前後方向設定位置に復元し停止する。
前記ヘッドレスト前後位置調整部は、ヘッドレストを前後方向に任意に動かすことができる駆動機構であればよく、ワイヤやギヤで駆動するものなど種類を問わず、また、ヘッドレスト自体に設置しても、チェアの背もたれの背部に設置してもよい。
オ.上記のようにしてヘッドレストの設定位置への復元完了すると、背もたれ起立機構が駆動し、背もたれを設定位置まで起立させて一連の動作を完了する。
図5に上記チェアの姿勢制御方法のフローチャートを、図6に同チェアの姿勢制御方法を実現するシステムのブロック図を示す。
図6のブロック図における作用は、先ず、制御の開始を指示する入力手段である姿勢制御スイッチに作動により入力信号が、ヘッドレストの左右角度位置検出用センサへ送信され、ヘッドレスト左右角度位置検出用センサが駆動する。そして、該センサからの検出信号Aが入力インターフェースを介して演算装置の演算部に取り込まれる。
該演算部では、予め設定されメモリ1に保存されているヘッドレストの左右設定位置情報と、左右角度位置検出用センサからの検出信号Aが対照比較され、それが異なるときヘッドレスト制御機構の左右位置調整部を駆動して前記ヘッドレストを前記左右設定位置に移動する。
そして、前記ヘッドレストが前記左右設定位置に達し、前記ヘッドレスト左右角度位置検出用センサからの検出信号Aが0となった時点で左右方向への動作は停止するとともに、前記0となった検出信号Aがヘッドレスト前後角度位置検出用センサに送信され、該センサが作動する。
前記前後角度位置検出用センサからの検出信号Bが入力インターフェースを介して演算装置の演算部に取り込まれ、演算装置のメモリ2に保存されているヘッドレストの前後設定位置情報と対照比較され、それが異なるとき出力インターフェースを介してヘッドレスト姿勢制御機構へ駆動指示がされる。
そして、前記駆動指示により、前後位置調整部が作動しヘッドレストを移動し、ヘッドレストが前後設定位置に達し、ヘッドレスト姿勢制御機構がすべて停止した時点で、背もたれ起立駆動機構を駆動して、背もたれ駆動部により背もたれを起立させ一連の作業を終了させるというものである。背もたれの駆動とともに座面が上下するチェアの場合には、背もたれ起立駆動機構の駆動により、背もたれと連動して座面の調整も行われる。
なお、本実施例では、前後・左右に角度調整されたヘッドレストを先ず左右方向の角度調整を設定位置に復元し、その後前後方向の角度調整を設定位置に復元するものとしたが、前後方向の角度調整の復元を先に行い、左右方向の角度調整の復元をその後に行うものであってもよい。
また、設定されている制御モードによって、左右又は前後の角度位置検出用センサの駆動開始時に、背もたれ駆動部の動作を開始する。
前記チェアの姿勢制御方法の第2の実施例は、図7の作用の流れ図、図8のフローチャート、図9のブロック図に示すように、左右及び前後に角度調整されたヘッドレストをそれぞれの設定位置に復元するに際して、左右の設定位置への復元と前後設定位置への復元とを同時に行い、その後に背もたれを起立させることとしたものである。
即ち、制御の開始を指示する入力手段である姿勢制御スイッチを“ON”することによって、ヘッドレストの左右角度位置検出用センサ及び前後角度位置検出用センサが同時に作動し、それぞれの検出用センサからの検出信号A及び検出信号Bが演算装置において、メモリ1に保存されているヘッドレストの左右設定位置情報及び、メモリ2に保存されているヘッドレストの前後位置設定情報とそれぞれ照合比較され、それが異なるとき、ヘッドレスト姿勢制御機構を駆動して、角度調整されていたヘッドレストの前後角度位置及び左右角度位置を、それぞれの設定位置に復元させた後に、背もたれ起立駆動機構を駆動して背もたれを起立させ一連の作業を終了させるというものである。
なお、本実施例で使用する左右角度位置検出用センサ、及び前後角度位置検出用センサも実施例1のものと同様に、それぞれの角度調整が左右、又は前後どちらの方向になされているかが特定できる構成であることが好ましく、また、各センサの作動時に、その時点でのヘッドレストの左右及び前後の角度調整位置をメモリに送信できる構成であってもよい。
なお、本発明において、姿勢制御スイッチは、チェアの初期姿勢へ復元させる制御を指示する入力手段としても、例えば歯科治療用チェアにおいては、施術中にうがいをするためにチェアの背もたれを起立させる場合に初期姿勢よりうがいしやすい位置に背もたれを起立させるような位置へ復元させる制御の指示をする入力手段としても、その他任意の復元の制御の指示をする入力手段となりうるものであり、複数の姿勢制御スイッチを設けたり、切替機能を装備することで対応できる。
前記チェアの姿勢制御方法の第3の実施例は、図10及び11のフローチャートに示すように、左右及び前後に角度調整されたヘッドレストの設定位置への復元と、背もたれの設定位置への復元を同時に開始する構成としたものである。
そして、本実施例では、各センサの作動時に、ヘッドレストの左右角度位置、前後角度位置及び背もたれの角度位置を、各センサで検出し、チェア制御部のメモリに保存するものである。
即ち、制御の開始を指示する入力手段である姿勢制御スイッチを“ON”することによって、ヘッドレストの左右角度位置検出用センサ、前後角度位置検出用センサ及び背もたれ角度位置検出用センサが同時に作動し、各センサがヘッドレスト及び背もたれの現在の角度調整された位置を検出し、その位置情報がメモリに保存される。
その後、それぞれの検出用センサからの検出信号に基づいて、メモリに予め保存されているヘッドレストの左右設定位置情報、前後位置設定情報とそれぞれ照合比較され、それが異なるとき、ヘッドレスト左右位置調整部、前後位置調整部を駆動して、角度調整されていたヘッドレストの前後角度位置及び左右角度位置を、それぞれの設定位置に復元させた後に、背もたれ起立駆動機構の背もたれ駆動部を駆動して背もたれを起立させ一連の姿勢制御を終了させる。
そして、前記姿勢制御されたヘッドレスト及び背もたれを、姿勢制御する前の位置に戻す場合には、復帰スイッチを投入する。復帰スイッチは、姿勢制御スイッチの他に別途備えてもよく、また姿勢制御スイッチを再度投入することで始動する構成としてもよい。
復帰スイッチの投入により、チェア制御部のメモリに保存された姿勢制御時に各センサが検出したヘッドレストの角度調整位置及び背もたれの位置情報に基づいて、各センサが現在の位置と照合比較し、左右位置調整部、前後位置調整部及び背もたれ駆動部が駆動をし、メモリに保存された位置で停止する。これにより、ヘッドレスト及び背もたれの位置は、姿勢制御する前の状態に復帰する。
本実施例の復帰スイッチを設ける構成は、姿勢制御のどの制御モードに対しても採用できるものであり、例えば歯科治療用チェアの場合は、施術中、着座者のうがいのためにヘッドレスト及び背もたれの位置をうがいに最適の位置に復元し、その後、再度施術に適した位置に戻したい場合などに利用される。
1:ヘッドレスト
10:前後駆動機構
20:背もたれ
50:チェア姿勢制御部
51:演算回路
52:メモリ
61:背もたれ角度位置検出用センサ
62:左右角度位置検出用センサ
63:前後角度位置検出用センサ
71:背もたれ駆動部
72:ヘッドレスト左右位置調整部
73:ヘッドレスト前後位置調整部
80:姿勢制御スイッチ
90:チェア制御装置
100:チェア

Claims (14)

  1. 背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と、着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアであって、
    前記背もたれの姿勢を検出するセンサと、
    前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
    演算回路と、制御モードを設定したメモリを有し、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
    前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ
    を具備したことを特徴とするチェア。
  2. 背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアであって、
    前記背もたれの姿勢を検出するセンサと、
    前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサと、
    前後の角度を検出するセンサ及び
    演算回路と、制御モードを設定したメモリを有し、前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右及び前後の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
    前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチ
    を具備したことを特徴とするチェア。
  3. 請求項1又は2において、
    前記メモリには、姿勢制御スイッチによりチェア制御装置に作動指令が与えられる際に、前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び前後の角度を検出するセンサで検出された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置が記録され、
    前記メモリに記録された背もたれ、ヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度調整された位置に、背もたれとヘッドレストの角度を復帰するようチェア制御装置に作動指令信号を与える復帰スイッチを具備したことを特徴とするチェア。
  4. 請求項1〜3において、
    前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の完了前にヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  5. 請求項1〜3において、
    前記メモリには、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度傾斜復元動作と、後方に倒された背もたれの起立動作を同時に開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  6. 請求項1〜3において、
    前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の開始前に、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作を開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  7. 請求項2又は3において、
    前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の完了前にヘッドレストの左右方向及び前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  8. 請求項2又は3において、
    前記メモリには、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作と、前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる前後角度復元動作と、後方に倒された背もたれの起立動作を同時に開始する制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  9. 請求項2又は3において、
    前記メモリには、後方に倒された前記背もたれの起立動作の開始前に、前記ヘッドレストの左右方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる左右角度復元動作と、前後方向の角度の位置を予め設定された設定位置に復元させる前後角度復元動作を行う制御モードが設定されていることを特徴とするチェア。
  10. 請求項1〜9において、
    前記ヘッドレストの前記左右の角度を検出するセンサが、前記ヘッドレスト内に設けられていることを特徴とするチェア。
  11. 請求項2〜10において、
    前記ヘッドレストの前記前後の角度を検出するセンサが、前記背もたれ内に設けられていることを特徴とするチェア。
  12. 背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢制御方法であって、
    前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、
    前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
    演算回路と制御モードを設定したメモリを有するチェア姿勢制御部と、
    背もたれ駆動部と、
    ヘッドレスト左右位置調整部と、
    前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
    前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備し、
    前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
    前記背もたれ駆動部を駆動して、倒された前記背もたれを起立させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
  13. 背もたれを後方に倒し着座者を仰臥させた状態にして使用でき、前記背もたれの角度と着座者の正中線に対して左右方向及び前後方向にヘッドレストを角度調整可能に構成されてなるチェアの姿勢制御方法であって、
    前記背もたれの姿勢を検出するセンサ、
    前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサ及び
    前後の角度を検出するセンサ及び
    演算回路と制御モードを設定したメモリを有するチェア姿勢制御部と、
    背もたれ駆動部と、
    ヘッドレスト左右位置調整部、及び
    ヘッドレスト前後位置調整部と、
    前記各センサの検出信号に応じて前記背もたれの姿勢と前記ヘッドレストの左右及び前後の角度を前記メモリに格納された制御モードに従って制御するチェア制御装置と、
    前記チェア制御装置に作動指令信号を与える姿勢制御スイッチを具備し、
    前記姿勢制御スイッチの投入によって、前記ヘッドレストの左右の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト左右位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
    前記ヘッドレストの前後の角度を検出するセンサで検出された位置が予め設定された設定位置と異なるときには、前記ヘッドレスト前後位置調整部を駆動して前記設定位置に戻し、
    前記背もたれ駆動部を駆動して、倒されている背もたれを起立させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
  14. 請求項12又は13において、
    前記姿勢制御スイッチの投入によって背もたれ及びヘッドレストが姿勢制御された後、再度の姿勢制御スイッチの投入あるいは、別途備えられた復帰スイッチの投入によって、
    ヘッドレスト左右位置調整部、ヘッドレスト前後位置調整部及び背もたれ駆動部を駆動し、
    背もたれ及びヘッドレストを姿勢制御される前の位置に復帰させることを特徴とするチェアの姿勢制御方法。
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