JP2017151736A - Webサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラム - Google Patents

Webサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webサイトの検索に関するユーザの反復行為を低減可能なWebサイト検索装置を提供する。
【解決手段】検索キーワードと検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として保存する履歴保存モジュール4と、検索キーワードの入力時に入力された検索キーワードと前記検索履歴情報とを照合する履歴参照モジュール6と、履歴参照モジュール6による照合結果として、前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した際に、検知した当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを取り出して、ユーザに対してアクション候補として提案するサジェストダイアログ画面に編集して、検索結果としてユーザが使用する前記情報端末に返送して画面表示させるサジェストダイアログモジュール7と、を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、Webサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムに関し、特に、Webサイトに対する反復検索動作の繰り返しを抑止することを可能にするWebサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムに関する。
ネットワーク内のWebサイトを検索するに当たって、従来のブラウザによる検索(特に、PC(Personal Computer)に搭載のブラウザからの検索)の場合は、情報収集を目的とすることが多く、検索結果に対するその後のユーザのアクションの多くが、検索結果のURL(Uniform Resource Locator)をブックマーク(お気に入り)として登録する程度に留まっていた。
その結果として、従来の技術においては、検索そのものに対してのサジェスト(検索クエリの補完)機能や、ユーザのアクション(電話発信や商品の購入等)をトリガとする履歴保存機能は存在するものの、検索とアクションとの紐付けを行うということに関してはあまり意識されていなかった。
しかし、昨今の情報化社会においては、携帯電話、スマートフォンやタブレット等の端末が普及し、Webサイトから得た情報を基にして、端末自体、もしくはインストールしたアプリ(Application software)の機能により、電話・メール・地図表示等、様々なアクションが行われるようになっている。すなわち、Webサイトの検索を実行する主端末が、PCから、様々なコミュニケーション機能やアプリを利用することができるスマートデバイスに移り変わる中で、検索後のアクションも多様化し、情報収集だけではなく、検索結果に対してその後にユーザが所望するアクションを実行することを目的とした検索も多く行われるようになってきている。
したがって、かくのごとき検索スタイルの変化に合わせて、より素早くアクションを行うことを可能にする検索技術を実現するために、例えば、特許文献1の特開2011−54181号公報「モバイル通信設備へのコンテンツの提供」に記載のように、ユーザの検索クエリに対する情報(検索結果)の他に、該検索結果に基づくその後のユーザのアクションを推測して、例えば、検索クエリ「ギター」から「購入」等を推測して、該検索クエリが発せられた時点におけるユーザの地理的なロケーションに関する情報とリンクさせた他の情報(現在位置の近傍に存在する「楽器店」等に関する情報)を提供することを可能にするという技術を提案している。
特開2011−54181号公報
前述したように、スマートフォン、タブレット等の各種の高機能な情報端末(利用者端末)が普及し、Webサイトから得た情報を基に、情報端末自体、もしくは、インストールしたアプリの機能により、電話・メール・地図表示等、様々なアクションが行われるようになっている。これらの情報端末のユーザによる操作は、Webサイトの“検索”から始まることが多く、検索結果を意図的に保存する(例えば、個人電話帳に保存する、あるいは、該当するWebサイトのURLをブックマークする)という操作をユーザが行わない限り、「同一キーワードによる検索」+「同一アクション」という操作を何度も繰り返すというケースが発生することになる。
また、例えば、大企業において電子電話帳を検索する際に、同姓同名の社員が存在しているような場合等においては、一度の検索で目的の相手が見つかるとは限らない。そのような場合、何度か検索クエリを増やして検索し直すことによって、漸く、目的の相手に辿り着くことになるが、反復検索時においても、同じ操作を繰り返すことになって、検索に手間がかかってしまう。
前記特許文献1に記載の技術においては、前述のように、検索クエリ(例えば「ギター」等)から、該検索クエリに関する情報のみならず、該検索クエリに基づいてその後のアクション(例えば、「ギターの購入」等)を推測して、推測した情報(例えば、近傍に存在する楽器店の所在位置に関する情報」も提供するという技術について言及しているが、ユーザが欲しい情報(例えば、所望のギターの製造会社や販売店への連絡方法やギターの修理等に関する情報)を確実に提供しているという保証はない。したがって、所望のアクションに結び付く情報に関する検索の精度を向上させるためには、検索用のキーワード候補を自動的に追加させる設定を行うことが必要になっている。
電話帳の検索をする場合における従来の手順を例に挙げるならば、図11に概念的に示す如くである。図11は、電話帳の検索の場合を例にとって従来技術の課題を説明するための説明図である。昨今のスマートフォン等の情報端末においては、複数のアプリが搭載されており、そのアプリの一種として、電話帳アプリ(ブラウザアプリ)がある。この電話帳アプリには、Webサイト等の電話帳の検索結果から即電話発信することも可能になっているものがある。しかしながら、例えば、図11に例示するように、発信相手として営業部の山田さんを検索するために「山田 営業部」を検索キーワードとして電話帳を検索すると、図11に示す「小山田 太郎」と「山田 花子」とのように、検索結果として複数の候補が表示される場合も少なくない。表示された複数の候補の中から、「山田 花子」を選択すると、選択した「山田 花子」の電話番号に対して即電話発信を行って通話を行うことができる。
しかし、このような従来の電話帳アプリでな、その後に、同じ相手の「山田 花子」に電話をしようとした場合、図11に例示するように、前回と同様、「山田 営業部」を検索キーワードに用いて同じ電話帳を検索した場合、前回と同じ検索結果すなわち図11に示す「小山田 太郎」と「山田 花子」とが表示され、表示された複数の候補の中から「山田花子」を選択するという、同様の電話発信操作を繰り返して実施しなければならなかった。
ユーザにとって、前回と同じことを行う(「山田 花子」と電話で話をする、等)ために、何度も前回と同じ操作を繰り返す(電話帳の検索→検索結果の候補の中からの選択→電話発信、等)ことは、手間がかかり、面倒であるため、途中のステップ(アクション)を省く(ショートカットする)ことが可能な検索エンジンの提供が強く望まれる。
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、Webサイトの検索に関するユーザの反復行為を低減することが可能なWebサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムを提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明によるWebサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明によるWebサイト検索装置は、
ユーザが使用する情報端末から入力された検索キーワードに基づいて、ネットワーク内のWebサイトを検索し、検索結果をユーザに返送するWebサイト検索装置において、
検索キーワードと該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として保存する履歴保存手段と、
検索キーワードが入力された際に、入力された該検索キーワードと前記履歴保存手段によって保存されている前記検索履歴情報との照合をする履歴参照手段と、
前記照合により、前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した際に、検知した当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを取り出し、当該過去のユーザのアクションを、ユーザに対するアクション候補として提案するサジェストダイアログ画面に編集し、当該サジェストダイアログ画面を検索結果として前記情報端末に返送し、当該サジェストダイアログ画面を前記情報端末に画面表示させる検索結果表示手段と
を有することを特徴とする。
(2)本発明によるWebサイト検索方法は、
ユーザが使用する情報端末から入力された検索キーワードに基づいて、ネットワーク内のWebサイトを検索し、検索結果をユーザに返送するWebサイト検索方法であって、
検索キーワードと該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として保存する履歴保存ステップと、
検索キーワードが入力された際に、入力された該検索キーワードと前記履歴保存ステップによって保存されている前記検索履歴情報との照合をする履歴参照ステップと、
前記照合により、前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した際に、検知した当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを取り出し、当該過去のユーザのアクションを、ユーザに対するアクション候補として提案するサジェストダイアログ画面に編集し、当該サジェストダイアログ画面を検索結果として前記情報端末に返送し、当該サジェストダイアログ画面を前記情報端末に画面表示させる検索結果表示ステップと
を有することを特徴とする。
(3)本発明によるWebサイト検索プログラムは、少なくとも前記(2)に記載のWebサイト検索方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする。
本発明のWebサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムによれば、Webサイトの検索を行う際に、過去に検索したキーワードと同じキーワードを用いて検索した場合、当該キーワードに関する過去のアクション履歴を検索結果として表示し、過去に行ったアクションと同じアクションに関する情報を直ちに表示するので、ユーザは、検索操作上の途中のステップを省くことができて、ユーザの操作の簡素化が可能になり、作業効率の向上を図ることができる。
つまり、本発明においては、過去に検索した検索キーワードと同じ検索キーワードを用いた検索が行われた場合に、途中のステップを飛ばして、当該検索キーワードによる過去の検索時に行ったユーザのアクションを検索結果として直ちに表示するので、ユーザによる反復検索回数が低減されて、ユーザの手間を省くことが可能になり、ユーザがアクションするまでの時間を短縮することができるとともに、作業効率を向上させることができる。
さらには、ユーザによる反復検索回数が低減されることにより、Webサイトへのアクセス回数が減り、ネットワークの通信トラフィックの低減に寄与することができる。
電話帳の検索の場合を例にとって本発明によるWebサイト検索方法の一例を説明するための説明図である。 本発明によるWebサイト検索装置のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。 図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存条件設定モジュールにより設定保存用データベースに事前設定される履歴保存対象検索設定および履歴保存対象アクション設定それぞれの構成要素の一例を示すテーブルである。 図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存モジュールにより実施される履歴保存の流れの一例を説明するための説明図である。 図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存モジュールにより実施される履歴保存処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図2に示すWebサイト検索装置の履歴参照モジュールおよびサジェストダイアログモジュールにより実施される履歴参照の流れの一例を説明するための説明図である。 図2に示すWebサイト検索装置の履歴参照モジュールにより実施される履歴参照処理の流れの一例を示すフローチャートである。 インターネット上のWeb地図サイトの検索の場合を例にとって本発明の他の実施形態に係る第1の実施例によるWebサイト検索方法の例を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に係る第1の実施例において図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存条件設定モジュールにより設定保存用データベースに事前設定される履歴保存対象検索設定および履歴保存対象アクション設定それぞれの構成要素の一例を示すテーブルである。 本発明の他の実施形態に係る第2の実施例において図2に示すWebサイト検索装置の履歴参照モジュールにより実施される履歴参照の流れを説明するための説明図である。 電話帳の検索の場合を例にとって従来技術の課題を説明するための説明図である。
以下、本発明によるWebサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるWebサイト検索装置およびWebサイト検索方法について説明するが、かかるWebサイト検索方法をコンピュータにより実行可能なWebサイト検索プログラムとして実施するようにしてもよいし、あるいは、Webサイト検索プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしてもよいことは言うまでもない。また、以下の各図面に付した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではないことも言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、ユーザが使用するスマートフォンやタブレット、PC等の情報端末(利用者端末)によるネットワーク内のWebサイトの検索において、検索キーワードと該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて記憶しておき、再度同じ検索が行われた場合、途中のステップを飛ばして、過去に行ったユーザのアクションを検索結果として直ちに表示する、検索エンジンに関するものである。
すなわち、本発明は、ユーザ、Webサイトごとの検索キーワードと、該検索キーワードによる検索結果に対するユーザの情報端末操作(アクション)との履歴を管理することを、主要な特徴としている。この履歴管理により、Webサイト側には一切の改修を必要とせずに、柔軟に条件指定ができるので、汎用的な履歴活用が実現できる。而して、本発明は、Webサイトの検索における同一目的・同一条件の反復操作(検索・アクション)の回数を低減し、ユーザの作業効率の向上を可能にしている。
言い換えると、本発明は、利用者端末(情報端末)においてWebサイトを検索した際におけるユーザおよびWebサイトごとの検索キーワードと、検索結果に対してユーザが実施したアクションと、を紐付けて履歴管理することにより、当該ユーザが次回の検索行為を行おうとした際に入力した検索キーワードを過去の履歴と照会し、過去の履歴の中から該当する検索行為に対する過去のアクションをアクション候補として抽出し、抽出したアクション候補を当該ユーザに対してサジェスト(提案)する機能を有するWebサイト検索装置(ブラウザアプリ等のWebブラウザ、ネットワーク内のWebサイトを閲覧するアプリ)を提供することを主要な特徴としている。本発明のWebサイト検索装置を採用することにより、従来技術の課題であったユーザの反復操作の回数を低減することを可能にしている。
なお、本ブラウザアプリは、利用者端末(情報端末)上で動作するクライアントアプリケーションの機能として実装してもよいし、利用者端末とWebサーバとの間に配置するHTTP・Proxyサーバ上で動作するサーバアプリケーションとして実装するようにしてもよい。
図1は、電話帳の検索の場合を例にとって本発明によるWebサイト検索方法の一例を説明するための説明図であり、従来技術の課題として図11に示した場合と同様、発信相手となる営業部の山田さんの電話番号を検索するために「山田 営業部」を検索キーワードとして電話帳を検索した場合について説明している。
ユーザが、利用者端末(情報端末)を使用して、「山田 営業部」を検索キーワードとしてWebサーバの電話帳を検索した際に、図11の従来技術の場合と同様、図1に示す「小山田 太郎」と「山田 花子」とのように、検索結果として複数の候補が画面表示された場合には、ユーザが、表示された複数の候補の中から、「山田 花子」を選択すると、営業部の「山田 花子」さんに対して即電話発信を行って通話を開始することができる。しかし、本発明においては、さらに、従来技術の場合とは異なり、検索キーワードと検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として記憶するようにしている。つまり、ユーザが「山田 営業部」という検索キーワードを入力した際には、営業部の「山田 花子」さんの電話番号「8−×××−××××に電話」というユーザアクションとを紐付けさせて、検索履歴情報として記憶するようにしている。
その後に、図1に例示するように、同じ相手の「山田 花子」に電話をしようとして、前回と同様、「山田 営業部」の途中の「山田」まで検索キーワードを入力すると、図11の従来技術の場合のような途中のステップを飛ばして、直ちに、記憶されている検索履歴情報に関する前方一致処理による検索が実行される。
その結果、図1に示すように、「山田 営業部」と「山田 開発部」とが過去の履歴として表示される。ここで、ユーザが、「山田 営業部」を選択するか、あるいは、検索キーワードの次の単語である「営業部」の「営」まで入力すると、検索履歴情報に「山田 営業部」という検索キーワードに紐付けされて保存されているユーザアクションに関する情報、すなわち、営業部の「山田 花子」の電話番号「8−×××−××××に電話」という情報が読み出されて、ユーザが次に取るべきアクションの候補をサジェスト(提案)するサジェストダイアログとして画面表示する。
したがって、ユーザが、画面表示されたサジェスチョン(提案)通りにアクションしたい場合には、図11の従来技術の場合とは異なり、Webサーバの電話帳への反復検索動作を繰り返す必要はなく、サジェストダイアログとして表示されている「8−×××−××××に電話」を選択すれば、営業部の「山田 花子」宛に直ちに電話発信して通話を行うことができる。なお、検索キーワード「山田」に関する検索履歴情報として、営業部の「山田 花子」の電話番号「8−×××−××××に電話」というユーザアクションが、過去に何回実施されていたかということを示す過去履歴回数も保存されており、図1に示すように、サジェストダイアログとして、例えば、カッコ付きで“(過去履歴:10)”と、過去の検索結果のアクション履歴として10回電話発信していたことを、ユーザに提示するようにしている。
なお、図1の場合とは異なり、検索キーワードとして「山田」と入力した場合のユーザのアクションに関する検索履歴として営業部の「山田 花子」の電話番号「8−×××−××××に電話」のみが記憶されていた場合には、ユーザ操作による事前設定等により、サジェストダイアログ画面におけるユーザの選択操作を行うことなく、あるいは、場合によっては、サジェストダイアログ画面の表示を行うこともなく、直ちに、営業部の「山田 花子」の電話番号「8−×××−××××」に電話発信することができるようにしてもよい。この場合は、サジェストダイアログの表示ではなく、現在の状況をユーザに通知するために「8−×××−××××(営業部の山田 花子さん)に電話発信中」と表示するようにしてもよい。
(本発明の実施形態)
次に、本発明の実施形態のWebサイト検索装置について、その一例を説明する。ここで、本実施形態においては、企業内でWeb電話帳、Webメール、Web掲示板等のグループウェアサイトを各Webサイトとして運用しており、これらのWebサイトを、利用者端末(情報端末)としてスマートフォンを用いて検索する場合について詳細に説明する。
(本実施形態の構成例)
本実施形態におけるWebサイト検索装置の構成例を、図2のブロック構成図を参照しながら説明する。図2は、本発明によるWebサイト検索装置のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。このWebサイト検索装置は、情報端末(本実施形態においてはスマートフォン)に搭載されており、ブラウザモジュール1、履歴保存条件設定モジュール2、設定保存用データベース3、履歴保存モジュール4、履歴保存用データベース5、履歴参照モジュール6、サジェストダイアログモジュール7の各要素を含んで構成されている。図2に示すように、Webサイト検索装置のブラウザモジュール1は、外部のWeb電話帳、Webメール、Webキャビネット等の各外部Webサイトにアクセスして、各種の情報の入出力を行うことができる。
ブラウザモジュール1は、外部Webサイトとユーザ(情報端末、この実施形態ではスマートフォン、の使用者)とに対するブラウジング手段として次のような機能を備えている。
(1)外部Webサイト(Web電話帳・Webメール・Webキャビネット等)から取得したHTML(Hypertext Markup Language)情報を用いて情報端末上に画面表示を行う。
(2)本実施形態のWebサイト検索装置を利用するユーザの操作によるPOST/GETイベント(送信/受信イベント)を履歴保存モジュール4に通知する。
(3)ユーザ操作に応じて、履歴参照モジュール6にアクセスして、ユーザに通知すべき検索履歴情報が存在していた場合には、サジェストダイアログモジュール7に対して、ユーザにアクション候補をサジェスト(提案)するためのダイアログ生成を指示する。
また、履歴保存条件設定モジュール2は、履歴保存条件設定手段として次のような機能を備えている。
(1)Webサイト検索装置を管理する管理者の操作に応じて、検索履歴情報を保存する条件となる履歴保存条件設定を設定保存用データベース3に登録する。
また、設定保存用データベース3は、次のような機能を備えている。
(1)履歴保存条件設定モジュール2より与えられた履歴保存条件設定を保存する。
また、履歴保存モジュール4は、履歴保存手段として次のような機能を備えている。
(1)ブラウザモジュール1からPOST/GETイベント通知を受け取った際に、設定保存用データベース3にアクセスして、履歴保存条件に合致しているか否かを確認する。
(2)履歴保存条件に合致している場合には、履歴保存用データベース5にアクセスして、POST/GET対象Webサイトに対する履歴エントリ(検索キーワードと検索結果に基づくユーザのアクション)を登録する。
また、履歴保存用データベース5は、次のような機能を備えている。
(1)履歴保存モジュール4から与えられた履歴エントリ(検索キーワードと検索結果に基づくユーザのアクション)を検索履歴情報として保存する。
また、履歴参照モジュール6は、履歴参照手段として次のような機能を備えている。
(1)ブラウザモジュール1からの履歴参照要求に応じて履歴保存用データベース5にアクセスして、過去の検索履歴情報を検索して、検索履歴情報(検索キーワードと検索結果に基づくユーザのアクション)の中に、履歴検索要求により指定された検索キーワードと同一の検索キーワードに関する検索履歴情報が存在していた場合、該検索履歴情報をブラウザモジュール1に返却する。
また、サジェストダイアログモジュール7は、検索結果表示手段として次のような機能を備えている。
(1)ブラウザモジュール1からのダイアログ生成指示を受け取って、検索結果に基づいてユーザが実行しようとするアクション候補をユーザにサジェスト(提案)するサジェストダイアログ画面の生成を行う。
(本実施形態の動作の説明)
次に、本発明によるWebサイト検索装置の一実施形態として図2に示したWebサイト検索装置の動作について、その一例を、順を追って説明する。
<(A)履歴保存対象の事前設定>
まず、Webサイト検索装置において検索・アクションの履歴を検索履歴情報として保存するためには、該検索履歴情報を保存する際の保存条件を事前設定することが必要である。該保存条件を事前設定するためのモジュールを“履歴保存条件設定モジュール”(図2のブロック構成図には履歴保存条件設定モジュール2として示している)と称する。保存条件の設定は、企業内において利用する場合には、企業内の組織単位で共通の設定とすることが実用的であるため、本実施形態においても、本Webサイト検索装置の管理者が、企業内の全利用者を対象とした共通の設定を行うことを前提としている。
検索履歴を保存する対象となるサブミット(submit)処理(すなわち、検索対象のWebサイトへ検索クエリを送信するための送信情報作成処理)を特定するために、本Webサイト検索装置(例えば、ソフトウェア処理の場合は、ブラウザアプリ)は、対象Webサイトの検索実行ページのURL、および、検索クエリの入力フォーム(Form)を設定情報として保持している。かくのごとき設定情報を、“履歴保存対象検索設定”(検索設定情報)と称し、図2に示す設定保存用データベース3にて、図3に例示するような属性を有するテーブルによって管理している。図3は、図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存条件設定モジュール2により設定保存用データベース3に事前設定される履歴保存対象検索設定および履歴保存対象アクション設定それぞれの構成要素の一例を示すテーブルである。
図3に示すように、履歴保存対象検索設定は、次のような構成要素(属性)を有している。
(a)サイトID:履歴保存の対象とする検索サイトのID(主キー)
(b)サイト名 :履歴保存の対象とする検索サイトの名前(任意)
(c)検索URL:履歴保存の対象とする検索サイトのURL
(d)検索Form名:履歴保存の対象とする検索サイトの検索Form名
(e)検索Formのテキスト(text)フィールド名:履歴保存の対象とする検索サイトの検索キーワード入力フィールド名
図3に記載した履歴保存対象検索設定の設定例においては、例えば、サイトIDが“1”というサイト識別子の場合、サイト名が“Web電話帳”という名前のWebサイトであり、また、検索URLが“https://telbook/search.html”という該Web電話帳サイトのURLであり、また、検索Fom名が“search”という文字列にして該Web電話帳サイトに対するPOST形式の検索フォーム(Form)に付した名前であり、また、検索Formのテキスト(text)フィールド名が“search_string”という検索キーワード入力用のテキストのフィールド名である場合を示している。
さらに、検索結果に対して行われるアクションを検索履歴と紐付けて保存するための条件についても、前述のWebサイトごとに設定し、アクション実行用URLのパターン(アクションのパターン)を設定項目として設けている。該設定項目を、“履歴保存対象アクション設定”(アクション設定情報)と称し、図2に示す設定保存用データベース3にて、図3に例示するような属性を有するテーブルによって管理している。
図3に示すように、履歴保存対象アクション設定は、次のような構成要素(属性)を少なくとも有している。
(a)サイトID :履歴保存対象検索設定と連結させるためのID
(b)アクション名:履歴保存の対象とするアクションの名前
(c)アクションURLパターン:履歴保存の対象とするアクションURLパターン
ここで、アクションURLパターンのうち、次の表1に示すような一般的なパターンについては、本Webサイト検索装置内においてそれぞれのアクション名とアクションURLとをテンプレートとして保持し、例えば、テンプレートのプルダウン操作(展開操作)を行うことによって所望のテンプレートを選択して、テーブルに設定することができるようにすればよい。なお、表1には一般的なパターンの例としてメールと電話との2件について例示しているが、一例を示したものであって、一般的なパターンはかくのごとき2件のみに限るものではない。
Figure 2017151736
これに対して、ユーザ利用環境に特有のアクションURLが存在している場合であって、次の表2に示すようなアクションURLパターンが一般的なパターンではないパターンについては、個別指定パターンとして、個別に、アクション名とアクションURLとを自由に入力して設定することができることにしている。なお、表2には個別指定パターンの例としてWeb会議とファイル閲覧との2件について例示しているが、一例を示したものであって、個別指定パターンについてもかくのごとき2件のみに限るものではない。


Figure 2017151736
また、表1、表2それぞれに記載の「*(アスタリスク)」は、URLのワイルドカードを示しており、表1の“×××*”の場合は、前方一致の場合を示し、表2の“*×××”の場合は、後方一致の場合を示している。ワイルドカードを用いることにより、一つの検索実行ページのURLに対して、アクション実行用のURLを複数設定することを可能にしている。
<(B)履歴保存>
次に、(A)項において前述した履歴保存対象の事前設定があらかじめ実施されていることを前提にして、検索履歴を保存する動作について、図4、図5を参照しながら説明する。図4は、図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存モジュール4により実施される履歴保存の流れの一例を説明するための説明図であり、図5は、履歴保存モジュール4により実施される履歴保存処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下の説明においては、まず、図4の説明図を参照しながら履歴保存の流れについて説明する。
ユーザが本Webサイト検索装置を経由して企業内のいずれかのWebサイトの閲覧を行っている際に、ユーザ操作により何らかのフォーム(Form)のPOSTイベント(検索要求の送信イベント)が発生した場合は、図4の説明図に示すように、履歴保存モジュール4は、ブラウザモジュール1から送信される該POSTイベント(例えば、「山田 営業部」の電話番号の検索をWeb電話帳サイトに要求するPOSTイベント)を検知する(シーケンスSeq1)。履歴保存モジュール4は、検知したPOSTイベントが、(A)項の履歴保存対象の事前設定において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為であるか否かを確認する(シーケンスSeq2)。
検知したPOSTイベントが履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為であると判定した場合は、履歴保存モジュール4は、履歴保存対象として、当該POSTイベントのユーザID、サイトID、検索クエリを取り出し、履歴IDを生成するとともに、ユーザID、サイトID、検索クエリ、履歴IDの他にさらにアクション名、アクションURL、パラメータの各設定枠を含む暫定履歴エントリを作成して、履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))する(シーケンスSeq3)。
ここで、暫定履歴エントリを新規追加する履歴保存用データベース5のテーブルは、次のような構成要素からなっている。なお、参考のために、各構成要素の具体例として、例えば、Aさんが利用者端末(情報端末)からWeb電話帳サイトに対して、営業部の山田さんの電話番号を検索する要求を送信(POST)し、検索した該電話番号に対して電話発信した場合について、以下の各構成要素の説明の最後にカッコ書きで示している。
(1)ユーザID:本Webサイト検索装置(ブラウザアプリ)の利用ユーザを区別するためのID(主キー)(例えば、検索要求元のAさんの識別子(ID))
(2)サイトID:履歴保存の対象とする検索サイトのID(主キー)(例えば、Web電話帳サイトの識別子(ID))
(3)履歴ID:保存する検索履歴情報を区別するためのID(主キー)(例えば、電話番号の検索要求に関する検索履歴情報の識別子(ID))
(4)検索クエリ:検索サイトに入力(POST)された検索用キーワード(例えば、電話番号の検索対象となる営業部の山田さんを示す「山田 営業部」)
(5)アクション名:履歴保存の対象とするアクションの名前(例えば、検索した営業部の山田さんへ直ちに電話発信した場合は、「電話」)
(6)アクションURL:履歴保存の対象とするアクションURL(例えば、検索した営業部の山田さんへ直ちに電話発信した場合は、「tel:」と営業部の山田さんの電話番号「8−×××−××××」)
(7)パラメータ:履歴保存の対象とするアクションURLのパラメータ部分(例えば、検索した営業部の山田さんへ直ちに電話発信した場合は、営業部の山田さんの電話番号「8−×××−××××」など)
なお、暫定履歴エントリを作成して履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))するという、シーケンスSeq3の段階では、検索結果に対するユーザのアクションがまだ不明であるので、アクション名、アクションURL、パラメータの各設定枠は、空白のままである。
また、暫定履歴エントリの履歴保存用データベース5への新規追加(インサート(insert))後において、同一セッション内で、再度、“履歴保存対象検索設定”において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為が新たなPOSTイベントとして検知された場合、シーケンスSeq3において、先に履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))した暫定履歴エントリを削除(delete)して、新たに検知したPOSTイベントに関する暫定履歴エントリを履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))する。
つまり、暫定履歴エントリの履歴保存用データベース5への新規追加(インサート(insert))後であっても、同一のセッション内であれば、何度、ユーザの検索要求操作に応じた画面遷移が繰り返し挟まれていても、最新の検索要求に関するPOSTイベントを履歴保存の対象とするようにしている。
次に、暫定履歴エントリの履歴保存用データベース5への新規追加(インサート(insert))後において、ブラウザモジュール1が、先に送信した検索要求(例えば、営業部の山田さんの電話番号の検索要求)に対する検索結果(例えば、「小山田 太郎」の電話番号と「山田 花子」の電話番号)を検索要求先のWebサイトから受信すると、当該検索結果を画面表示して、ユーザに通知する。検索結果を視認したユーザが、複数の候補の中からいずれか(例えば、「山田 花子」)を選択する操作を行うと、ブラウザモジュール1は、ユーザによる選択操作を検知して、ユーザが選択した候補(例えば、「山田 花子」)を画面表示し、該候補に対して如何なるアクションを実施しようとしているかを監視する状態に移行する。
ここで、同一セッション内であれば、途中、何らかのユーザ操作が何回もなされても構わないが、最終的に、ユーザが選択した候補に対して実施しようとするアクションに関する情報(例えば、「山田 花子」さんの電話番号宛の電話発信)がユーザ操作により通知されてくると、ブラウザモジュール1は、通知されてきたアクションを当該ユーザが選択した候補に対して直ちに実施する動作を開始する(例えば、「山田 花子」さんの電話番号宛の電話発信を直ちに開始する)。
かくのごときユーザ操作による何らかのGETイベント(検索要求先のWebサイトからの検索結果に対するユーザの最終的なアクションを示す情報の受信イベント)が発生した場合は、図4の説明図に示すように、履歴保存モジュール4は、ブラウザモジュール1にて受信された該GETイベント(例えば、検索要求先のWeb電話帳サイトから送信されてきた電話番号の検索結果のうちいずれか(例えば「山田 花子」)を選択して電話発信したというGETイベント)を検知する(シーケンスSeq4)。履歴保存モジュール4は、検知したGETイベントが、(A)項の履歴保存対象の事前設定において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象アクション設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するアクションであるか否かを確認する(シーケンスSeq5)。
検知したGETイベントが履歴保存対象アクション設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するアクションであると判定した場合は、履歴保存モジュール4は、履歴保存対象として、当該GETイベントと一致するアクションとして設定保存用データベース3に設定登録されていたアクション名(例えば電話)を取り出し、当該GETイベントに設定されているアクションURL(例えば「tel:」と「山田 花子」さんの電話番号「8−×××−××××」)をそのまま取り出す。
さらに、履歴保存モジュール4は、履歴保存対象として、当該GETイベントに設定されているパラメータ(例えば「山田 花子」さんの電話番号「8−×××−××××」)も取り出して、当該GETイベントに対応する暫定履歴エントリとしてシーケンスSeq3において履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))されていた暫定履歴エントリのアクション名、アクションURL、パラメータの各入力枠をそれぞれ更新(Update)して、履歴エントリとして、履歴保存用データベース5に上書き記憶する(シーケンスSeq6)。
ここで、シーケンスSeq6において暫定履歴エントリの“アクション名”、“アクションURL”、“パラメータ”を更新(Update)する際には、前述したように、“アクション名”の属性には、設定保存用データベース3に事前設定されている履歴保存対象アクション設定から得たアクション名を設定(set)し、“アクションURL”の属性には、呼び出したGETイベントに設定されているアクションURLに設定されている情報をそのまま設定(set)し、“パラメータ”の属性には、アクションURL内のアクションパラメータ(例えば電話番号など)を設定(set)している。
以上のような履歴保存動作の実行結果、POSTイベントにて取得した検索行為とGETイベントにて取得した検索結果に対するユーザのアクションとが互いに紐付けされて、履歴エントリとして、履歴保存用データベース5に記憶されることになる。言い換えると、ユーザが利用者端末(情報端末)においてWebサイトを検索した際に、ユーザごと、Webサイトごとの検索キーワードと、検索結果に対してユーザが実施したアクションとを紐付けて履歴管理することになる。
なお、ここで、履歴保存用データベース5に記憶される履歴エントリは、同一セッション内における最新の検索行為と該検索行為による検索結果に対するユーザの最新のアクションとが紐付けされた情報であり、当該セッション内における途中の検索行為や途中のユーザアクションは無視して、履歴保存用データベース5に記憶されている。
次に、以上のような履歴保存モジュール4における履歴保存動作の流れについて図5のフローチャートを参照してさらに説明する。
図5のフローチャートにおいて、履歴保存モジュール4は、図4のシーケンスSeq1、Seq2に説明したように、ブラウザモジュール1から送信される該POSTイベントを検知すると(ステップS1)、検知したPOSTイベントが、(A)項の履歴保存対象の事前設定において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為であるか否か、すなわち、当該POSTイベントの検索行為が履歴保存対象のイベントであるか否かを確認する(ステップS2)。
検知したPOSTイベントが履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為ではなく、履歴保存対象のイベントではないと判定した場合は(ステップS3のno)、検索履歴情報の保存動作を行うことなく、履歴保存モジュール4の動作を終了する。
一方、検知したPOSTイベントが履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為であり、履歴保存対象のイベントであると判定した場合は(ステップS3のyes)、履歴保存モジュール4は、履歴保存用データベース5に既に暫定履歴エントリが存在しているか否かを確認する(ステップS4)。履歴保存用データベース5に暫定履歴エントリが存在していない場合は(ステップS4のno)、図4のシーケンスSeq3に示したように、履歴保存対象として、当該POSTイベントのユーザID、サイトID、検索クエリを取り出し、さらに、新たに履歴IDを生成するとともに、ユーザID、サイトID、検索クエリ、履歴IDの他に、さらにアクション名、アクションURL、パラメータの空白の各設定枠を含む暫定履歴エントリを作成して、履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))する(ステップS6)。
なお、履歴保存用データベース5に既に暫定履歴エントリが存在していた場合には(ステップS4のyes)、存在している暫定履歴エントリが、同一セッション内の古いPOSTイベントに関するものであると判定して、履歴保存用データベース5から削除(delete)した後(ステップS5)、ステップS6に移行して、最新のPOSTイベントに関する暫定履歴エントリを履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))する。
しかる後、さらに新たなPOSTイベントを受信したか否かを確認し(ステップS7)、新たなPOSTイベントを受信した場合には(ステップS7のyes)、ステップS1に復帰して、新たなPOSTイベントに関する暫定履歴エントリの作成・保存動作を繰り返す。一方、新たなPOSTイベントを受信していない場合には(ステップS7のno)、次に、ユーザ操作により今までのセッションが終了した状態を示すセッション切れが発生したか否かを確認する(ステップS8)。
セッション切れが発生した場合は(ステップS8のyes)、履歴保存モジュール4の動作を終了するが、セッション切れが発生していなかった場合は(ステップS8のno)、ステップS9に移行する。そして、図4のシーケンスSeq4、Seq5に示したように、ユーザ操作による何らかのGETイベントを受信すると(ステップS9)、履歴保存モジュール4は、受信したGETイベントが、(A)項の履歴保存対象の事前設定において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象アクション設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するアクションであるか否か、すなわち、当該GETイベントのアクションが履歴保存対象のアクションであるか否かを確認する(ステップS10)。
受信したGETイベントが履歴保存対象アクション設定として事前設定していた条件に一致(HIT)していないアクションであり、履歴保存対象のアクションではないと判定した場合は(ステップS11のno)、暫定履歴エントリの更新処理を行うことなく、ステップS7に移行して、新たなPOSイベントを受信したか否かを確認する動作に復帰する。
一方、受信したGETイベントが履歴保存対象アクション設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するアクションであり、履歴保存対象のアクションであると判定した場合は(ステップS11のyes)、履歴保存モジュール4は、履歴保存対象として、当該GETイベントと一致するアクションとして設定保存用データベース3に設定登録されているアクション名、当該GETイベントに設定されているアクションURL、パラメータを取り出して、当該GETイベントに対応する暫定履歴エントリとしてステップS6において履歴保存用データベース5に新規追加(インサート(insert))されていた暫定履歴エントリのアクション名、アクションURL、パラメータの各入力枠をそれぞれ更新(Update)して、履歴エントリとして、履歴保存用データベース5に上書き記憶する(ステップS12)。
<(C)履歴参照>
次に、(A)項における履歴保存対象の事前設定、および、(B)項の履歴参照の動作があらかじめ実施されていることを前提にして、検索履歴を参照する動作について、図6、図7を参照しながら説明する。図6は、図2に示すWebサイト検索装置の履歴参照モジュール6およびサジェストダイアログモジュール7により実施される履歴参照の流れの一例を説明するための説明図であり、図7は、履歴参照モジュール6により実施される履歴参照処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下の説明においては、まず、図6の説明図を参照しながら履歴参照の流れについて説明する。
図6の説明図に示すように、ユーザ(利用者)が、ブラウザモジュール1において表示された画面の中で、外部Webサイト(例えばWeb電話帳サイト)から検索キーワードの入力用として取得したHTML形式のフォーム(Form)のテキスト入力フィールドを選択して、該テキスト入力フィールドにフォーカスを当てると、当該ブラウザモジュール1独自のJavascript言語(ブラウザモジュール1の動作を定義するオブジェクト指向のスクリプト言語(Javaは登録商標))にて、履歴参照モジュール6に対して履歴参照要求が送出される(シーケンスSeq11)。この時、該履歴参照要求には、ユーザ(利用者)を示すユーザIDと、対象WebページのURLと、フォーカスが当たっているフォーム(Form)の名前(Form名)およびフィールド名とを引数として与えている。
履歴参照モジュール6は、ブラウザモジュール1からの履歴参照要求に含まれている引数をキー(key)にして、設定保存用データベース3にアクセスして、引数で与えられたフィールドが、設定保存用データベース3の履歴保存条件検索設定として設定されている検索URL、検索Form名、検索Formのtextフィールド名に該当していて、履歴保存対象のフィールドであるか否かを確認する。さらに、履歴保存対象のフィールドであった場合には、設定保存用データベース3の履歴保存条件検索設定から、履歴保存対象となるサイトIDを取得する(シーケンスSeq12)。
そして、引数で与えられたフィールドが履歴保存対象のフィールドであった場合には、履歴参照モジュール6は、さらに、取得したサイトIDとユーザIDとをキー(key)にして、履歴保存用データベース5にアクセスして、指定されたサイトID、ユーザIDに該当する履歴情報(履歴エントリ)の一覧を履歴保存用データベース5から取得し(シーケンスSeq13)、履歴参照要求に対する応答としてブラウザモジュール1に対して返送する(シーケンスSeq14)。
ブラウザモジュール1は、履歴参照モジュール6から取得した履歴情報の一覧を基にして、図6に例示するように、フォーム(Form)のテキスト入力フィールドにフォーカスが当たっている時点において、履歴保存対象のサイトおよびユーザに関する当該履歴情報の一覧に含まれている検索クエリの履歴一覧を全て画面表示する。しかる後、ユーザが、何らかの文字列(例えば「山田」をテキスト入力フィールドに入力すると、ブラウザモジュール1は、内部処理により、画面表示された検索クエリの履歴一覧を入力文字列によりフィルタリングして前方一致する検索クエリのみに絞って画面表示し直す。ここで、ユーザにより、フィルタリングされて画面表示された履歴一覧の中から、特定の検索クエリ(例えば「山田 営業部」)が選択されると、ブラウザモジュール1は、選択された検索クエリに該当する履歴情報を、サジェストダイアログモジュール7に引き渡して、ダイアログの生成を指示する(シーケンスSeq15)。
サジェストダイアログモジュール7は、ブラウザモジュール1から受け取った履歴情報を用いて、ユーザに対してサジェスト(提案)するためのサジェストダイアログ(例えば、検索した検索クエリ「山田 営業部」に関する過去の履歴情報のアクションとして、「山田 営業部」の電話番号「8−×××−×××」に電話発信していることを示す情報)を生成して画面表示する(シーケンスSeq16)。この時、生成されるサジェストダイアログに関し、図6に例示すように、“過去履歴回数”として、アクションに関する重複数(適用回数)を数字でカッコ付きで画面表示する。例えば、「山田 営業部」の検索結果に対する過去のユーザアクションとして、「山田 営業部」の電話番号「8−×××−×××」に電話発信した回数が5回、「山田 営業部」のメールアドレス「yam@××」にメール送信した回数が2回発生していた場合には、図6に例示するように、「8−×××−×××に電話(過去履歴:5)」と「yam@××にメール(過去履歴:2)」との2つの情報をサジェストダイアログとして画面表示する。
画面表示されたサジェストダイアログ画面を視認したユーザが、画面表示されている履歴情報のアクションのいずれかを選択する操作を行うことにより、選択されたアクションが自動的に実行されることになる(シーケンスSeq17)。
履歴エントリとしてユーザが過去に行った検索行為と該検索行為の検索結果に対するユーザのアクションとが互いに紐付けされて履歴保存用データベース5に記憶されている状況下において、以上のような履歴参照動作を実行した結果として、当該ユーザが、過去の検索行為と同一の検索行為を実施した際には、履歴保存用データベース5に記憶されている履歴エントリを基にして、当該検索行為に対する過去のユーザアクションを、今回のアクション候補として、ユーザにサジェスト(提案)するダイアログを画面表示させて選択することができるので、Webサイト検索に関するユーザの反復動作を回避することができる。
言い換えると、利用者端末(情報端末)を用いてWebサイトの検索を行う際に、過去に検索したキーワードと同じキーワードを用いて検索した場合、当該キーワードに関する過去のアクション履歴を検索結果として表示し、過去に行ったアクションと同じアクションに関する情報をサジェストダイアログとして画面表示してユーザに提示するので、ユーザは途中の作業ステップを省くことができて、ユーザ操作の簡素化が可能になり、作業効率の向上を図ることができる。
なお、前述したように、履歴保存用データベース5に記憶される履歴エントリは、同一セッション内における最新の検索行為と該検索行為による検索結果に対するユーザの最新のアクションとが紐付けされた情報であり、当該セッション内における途中の検索行為や途中のユーザアクションは無視して、履歴保存用データベース5に記憶されている。
また、図6のシーケンスSeq15に示したように、本実施形態においては、過去の履歴情報(履歴エントリ)一覧の中から、ユーザにより特定の検索クエリが選択される際に、ブラウザモジュール1は、選択された検索クエリに該当する履歴情報(履歴エントリ)を、サジェストダイアログモジュール7に引き渡して、当該検索クエリに紐付けされた過去のユーザアクションを今回のユーザアクションとしてユーザにサジェスト(提案)するサジェストダイアログの生成・画面表示を指示する場合について説明した。しかし、例えば、同一の履歴情報に関するユーザアクションが複数種類ではなく、1つのユーザアクション(例えば、検索した電話番号に対する電話発信)のみであった場合には、ユーザが選択条件として事前設定することにより、サジェストダイアログを画面表示してユーザに提示した後のユーザの選択操作を待つこともなく、あるいは、場合によっては、サジェストダイアログ画面としての画面表示を行うこともなく、直ちに、過去のユーザアクションと同じアクションを実施するようにしてもよい。
次に、以上のような履歴参照モジュール6における履歴参照動作の流れについて図7のフローチャートを用いてさらに説明する。
図7のフローチャートにおいて、履歴参照モジュール6は、図6のシーケンスSeq11、Seq12に説明したように、ブラウザモジュール1からの履歴参照要求を受け付けると(ステップS21)、受け付けた履歴参照要求の引数に設定されている検索キーワードの入力用のフォーム(Form)の入力テキストフィールドが、(A)項の履歴保存対象の事前設定において履歴保存条件設定モジュール2が設定保存用データベース3に履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)する検索行為であるか否か、すなわち、当該履歴参照要求の検索キーワード入力用の入力テキストフィールドが履歴保存対象のフィールドであるか否かを確認する(ステップS22)。
引数で与えられた検索キーワード入力用の入力テキストフィールドが履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するフィールドではなく、履歴保存対象のフィールドではないと判定した場合は(ステップS23のno)、検索履歴情報の抽出動作を行うことなく、ブラウザモジュール1に対する履歴応答として無効を示す“null”を返送して(ステップS28)、履歴参照モジュール6の動作を終了する。
一方、引数で与えられた検索キーワード入力用の入力テキストフィールドが履歴保存対象検索設定として事前設定していた条件に一致(HIT)するフィールドであり、履歴保存対象のフィールドであると判定した場合は(ステップS23のyes)、履歴参照モジュール6は、図6のシーケンスSeq13、Seq14に示すように、設定保存用データベース3の履歴保存条件検索設定から、履歴保存対象となるサイトIDを取得し(ステップS24)、さらに、取得したサイトIDとユーザIDとをキー(key)にして、履歴保存用データベース5にアクセスして、指定されたサイトID、ユーザIDに該当する履歴情報(履歴エントリ)の一覧を履歴保存用データベース5から取得する(ステップS25)。
しかる後、履歴参照モジュール6は、履歴保存用データベース5に該当する履歴情報(履歴エントリ)が存在していたか否かを確認し(ステップS26)、存在していなかった場合には(ステップS26のno)、ステップS28に移行して、ブラウザモジュール1に対する履歴応答として無効を示す“null”を返送して、履歴参照モジュール6の動作を終了する。一方、履歴保存用データベース5に該当する履歴情報(履歴エントリ)が存在していた場合には(ステップS26のyes)、履歴保存用データベース5から取得した履歴情報(履歴エントリ)の一覧を、履歴参照要求に対する応答として、ブラウザモジュール1に対して返送する(ステップS27)。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態においては、外部Webサイト側には改修を一切必要とすることもなく、既存のHTML仕様の仕組みの中で、柔軟な条件指定により、検索からユーザのアクションまでの間に存在する複数の操作(例えば、同一セッション内で検索クエリを変更して再検索の操作を行うことも含む)を省略して、“検索行為”と“アクション”とを紐付ける汎用的な履歴化を実現しており、ユーザ、Webサイトごとの検索キーワードと、該検索キーワードによる検索結果に対するユーザの情報端末操作(アクション)とを履歴管理することによって、Webサイトの検索における同一目的・同一条件の反復操作(検索・アクション)の回数を低減し、ユーザの作業効率の向上を可能にすることができる。
(本実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本実施形態におけるWebサイト検索装置(ブラウザアプリ)においては、次のような効果が得られる。
第1に、本実施形態によれば、Webサイトに対するユーザによる反復検索回数が低減されることにより、ユーザの手間を省くことが可能になり、ユーザがアクションするまでの時間を短縮することができるとともに、作業効率の向上を図ることができる。
例えば、以下のようなWeb電話帳検索時の試算を行うことにより、企業の社員の工数低減量を定量的に表すことができる。
≪試算条件≫
(1)社員数1万人の企業を想定する。
(2)Web電話帳で過去に検索したことがある人物への連絡を目的に検索する回数が1ユーザ当たり100回/月と想定する。
(3)本実施形態を適用しない通常の場合における1回当たりのWeb電話帳検索開始から目的の相手への連絡アクションの実施までの時間を60秒と想定する。
(4)本実施形態の実施による、1回当たりのWeb電話帳検索開始から目的の相手への連絡アクションの実施までの時間を10秒と想定する。
(5)企業における1人月を691,200秒(=60秒×60分×8時間×24日)と想定する。
≪試算結果≫
工数低減量={60−10(秒)} × 100(回/月) × 10,000(人)
=50,000,000人秒/月≒72人月/月
ここで、例えば、企業における1人月当たりの人件費を100万円と想定すると、1月当たり7,200万円の経費削減となる。Web電話帳以外のWebサイトも対象に計算すると、さらに大きな工数低減効果を期待することができる。
第2に、本実施形態によれば、Webサイトに対するユーザによる反復検索回数が低減されることにより、企業内ネットワークの通信トラフィックの低減に寄与することができる。
例えば、以下のようなWeb電話帳検索時の試算を行うことにより、企業内ネットワークの通信トラフィック低減量を定量的に表すことができる。
≪試算条件≫
(1)社員数1万人の企業を想定する。
(2)本実施形態の適用時に不要になるが、本実施形態を適用しない通常の場合において必要になる、Web電話帳サイトによって過去に検索したことがある相手への連絡を目的にWeb電話帳サイトを検索する回数を1ユーザ当たり5回/日と想定する。
(3)本実施形態を適用しない通常の場合における1回当たりの検索によって発生する利用者端末・Web電話帳サーバ間の上下の通信量を次の通りと想定する。
(上り): 1Kバイト(初回検索およびその後のメンバ詳細画面リクエスト)
(下り):200Kバイト(初回一覧応答およびその後のメンバ詳細画面レスポンス)
≪試算結果≫
トラフィック低減量=201Kバイト/秒×5(回/日)×10,000(人)
=10,050,000Kバイト/日≒10Gバイト/日
例えば、企業における1日を60秒×60分×8時間と想定して、トラフィック低減量を1秒当たりの平均に換算すると、約349Kbpsの低減となる。Web電話帳以外のWebサイトも対象に計算すると、さらに大きなトラフィック量低減効果を期待することができる。
(本発明の他の実施形態)
図2ないし図7を参照して先に示した実施形態においては、企業内のネットワーク上に存在するWebサイトを利用する場合について説明した。しかし、本発明は、かかる場合に限るものではなく、他の実施形態も、前述の実施形態同様に可能である。以下に、その他の実施形態について、第1ないし第3の実施例を挙げ、具体的に説明する。第1の実施例は、利用者端末(情報端末)がスマートフォンであり、Webサイトがインターネット上に存在する例である。第2の実施例は、利用者端末(情報端末)がスマートフォンであり、ユーザが多様なWebサイトを種々検索し、種々のアクションを実行した例である。第3の実施例は、利用者端末(情報端末)がスマートフォン以外の他の情報端末(例えば、タブレットやPC)である例である。
<本発明の他の実施形態における第1の実施例>
例えば、図8に示すように、インターネット上に存在するWebサイトを利用する場合についても全く同様に実施することが可能である。図8は、インターネット上のWeb地図サイトの検索の場合を例にとって、本発明の他の実施形態に係る第1の実施例によるWebサイト検索方法の例を説明するための説明図であり、発信相手として○×電機の東京事業所の所在場所を検索するために「○×電機 拠点 東京」を検索キーワードとして、インターネット上のWeb地図サイトを検索して、地図アプリにより指定した○×電機事東京業所の所在場所を地図上に表示する場合について説明している。
図8に示すように、利用者端末(情報端末)例えばスマートフォンからインターネット上の或る検索サイトにアクセスして、例えば「○×電機 拠点 東京」という特定の検索キーワードを検索クエリとして入力して、該当するWebサイトの候補を検索する。しかる後、検索結果として表示された候補一覧の中からいずれかのWebサイトを選択し、さらに、当該Webサイト内の所在場所を示すWebページを選択して、「○×電機 東京事業所」の所在場所を示す地図を、地図アプリを起動して画面表示する。
この時、図2ないし図7を参照して先に示した実施形態の場合と同様、さらに、「○×電機 拠点 東京」(検索キーワード)の所在場所の検索という検索クエリと「○×電機 東京事業所」の所在場所を示す地図を開く地図アプリ起動用のアクションURLとを紐付けさせて、履歴エントリとして、履歴保存しておく。
後に、同じ「○×電機 拠点 東京」の所在場所を検索しようとして、前回と同様、「○×電機 拠点 東京」の途中の「○×電機」まで検索キーワードを入力すると、図1の場合と同様、従来技術のような途中のステップを飛ばして、直ちに、記憶されている検索履歴情報に関する前方一致処理による検索が実行され、図8に示すように、「○×電機 拠点 東京」が過去の履歴として表示される。ここで、ユーザが、「○×電機 拠点 東京」を選択すると、検索履歴情報に「○×電機 拠点 東京」という検索キーワードに紐付けされて保存されているアクション、すなわち、「○×電機 東京事業所」の所在場所を示す地図を開く地図アプリ起動用のアクションURLに関する情報が読み出されて、ユーザが次に取るべきアクションをサジェスト(提案)するサジェストダイアログとして、「検索結果を地図アプリで開く」と画面表示される。
したがって、ユーザが、画面表示されたサジェスチョン(提案)通りにアクションしたい場合には、図1の場合と同様、サジェストダイアログとして表示されている「検索結果を地図アプリで開く」を選択すれば、インターネット上の検索サイトへの反復検索動作を繰り返す必要はなく、直ちに、地図アプリが起動されて、「○×電機 東京事業所」の所在場所を示す地図を表示することができる。つまり、インターネット上の検索サイトで先の検索と同じ検索クエリを入力した時点で、検索動作を行うことなく、直ちに、地図アプリを起動させることが可能である。
なお、先に図2ないし図7を参照して説明した実施形態の場合と同様、検索キーワード「○×電機」に関する検索履歴情報として、「検索結果を地図アプリで開く」というユーザアクションが、過去に何回実施されていたかということを示す過去履歴回数も保存されており、図8に示すように、サジェストダイアログとして、例えば、カッコ付きで「過去履歴:1」と、過去の検索結果のアクション履歴として、1回、地図アプリを起動して「○×電機 東京事業所」の所在場所を示す地図を表示していたことを、ユーザに提示するようにしている。
かくのごときインターネット上のWebサイトを検索するという本発明の他の実施形態においては、管理者は、インターネット上の検索サイトのURLを対象として、検索履歴情報を保存する際の保存条件を事前設定することが必要である。図9は、本発明の他の実施形態に係る上述の第1の実施例において、図2に示すWebサイト検索装置の履歴保存条件設定モジュール2により設定保存用データベース3に事前設定される履歴保存対象検索設定および履歴保存対象アクション設定それぞれの構成要素の一例を示すテーブルである。
図9に例示するように、管理者は、設定保存用データベース3に事前設定処理を行い、“履歴保存対象検索設定”として、例えば、サイトIDが“1”というサイト識別子(サイトID)の場合、サイト名には、インターネット上のWebサイトを検索するためのインターネット上の検索サイトであることを示す任意の名前として“インターネット検索”という名前を設定し、検索URLには、インターネット上の検索サイトを特定する例えば“https://xxxsearch/search.html”というURLを設定する。また、“履歴保存対象アクション設定”として、例えば、前述のように、検索結果のアクションとして地図アプリを起動して、検索結果として特定した所在場所を地図上に表示する場合であれば、そのアクション名には、“地図を開く”という名前を設定し、アクションURLパターンには、地図アプリを特定するURLを設定する。
以上のような本発明の他の実施形態における第1の実施例によれば、自社の拠点や得意先の事業所など、ユーザがしばしば訪れる場所の地図を素早く表示することができるという効果が得られる。
<本発明の他の実施形態における第2の実施例>
図3ないし図7を参照して前述した実施形態においては、(A)項の履歴保存対象の事前設定において説明した通り、例えば、次の表3に示すように、履歴参照モジュール6において履歴参照機能を呼び出す箇所は、履歴保存対象検索設定として事前に設定された検索サイトのみであった。
Figure 2017151736
しかし、第2の実施例においては、例えば、図10に示すように、図2に示したWebサイト検索装置の履歴参照モジュール6に専用の統合検索履歴表示フィールドを、履歴保存対象検索設定として事前に設定された検索サイトの前段に用意しておき、統合検索履歴表示フィールドに全ての履歴保存対象サイトの履歴情報を表示することが可能になるように設定する。図10は、図2に示すWebサイト検索装置の履歴参照モジュール6により実施される履歴参照の流れに関する本発明の他の実施形態における第2の実施例を説明するための説明図であり、全ての履歴保存対象サイトの履歴情報を表示することを可能にする統合検索履歴表示フィールドを適用する場合について示している。
すなわち、履歴参照モジュール6は、ブラウザモジュール1から履歴参照要求を受け取った際に、引数で指定されたフィールドが履歴保存対象のフィールドであった場合には、設定保存用データベース3の履歴保存条件検索設定から、履歴保存対象となる全てのサイトIDを取得する。そして、履歴参照モジュール6は、さらに、履歴保存対象となる全てのサイトIDとユーザIDとをキー(key)にして、履歴保存用データベース5にアクセスして、履歴保存対象となる全てのサイトIDとユーザIDとに該当する履歴情報(履歴エントリ)の一覧を履歴保存用データベース5から取得し、履歴参照要求に対する応答としてブラウザモジュール1に対して返送する。
そして、ユーザが、何らかの文字列(例えば「○×事業部」)を入力すると、ブラウザモジュール1は、内部処理により、履歴参照モジュール6から返送されてきた履歴情報一覧を入力文字列によりフィルタリングして前方一致する履歴情報のみに絞って画面表示する。図10に示した例においては、「○×事業部 新製品 カタログ」と「○×事業部 代表電話」との2つの履歴情報が前方一致した検索クエリとして画面表示されている。
しかる後に、フィルタリングされて画面表示された履歴情報一覧の中から、ユーザにより、特定の検索クエリ(例えば「○×事業部 新製品 カタログ」)が選択されると、ブラウザモジュール1は、選択された検索クエリに該当する履歴情報(ユーザアクションに関する情報)を、サジェストダイアログモジュール7に引き渡して、ダイアログの生成を指示する。図10に示した例においては、サイトID:2(Webメール)の履歴情報である「メール添付ファイル閲覧(過去履歴:1)」と、サイトID:3(Webキャビネット)の履歴情報である「キャビネット保管ファイル閲覧(過去履歴:1)」と、の2つの履歴情報(ユーザアクション情報)が、サジェストモジュール7に引き渡される。
サジェストダイアログモジュール7は、ブラウザモジュール1から受け取った履歴情報を用いて、ユーザに対してサジェスト(提案)するためのダイアログを生成して画面表示する。画面表示された履歴情報を視認したユーザは、画面表示されたいずれかの履歴情報を選択する操作を行うと、選択された履歴情報のアクションが自動的に実行されることになる。図10に示した例においては、「キャビネット保管ファイル閲覧(過去履歴:1)」がユーザによって選択されると、ファイルビューアが起動されて、キャビネット保管ファイルの内容が、ユーザの利用者端末に画面表示される。
以上のように、本発明の他の実施形態における第2の実施例においては、過去に、ユーザが多様なWebサイトを種々検索し、実行していた種々のアクションのいずれについても、一つの検索キーワードを入力するだけで呼び出すことができるという効果が得られる。
<本発明の他の実施形態における第3の実施例>
前述したそれぞれの実施形態(第1、第2の実施例も含む)においては、ユーザが使用する利用者端末(情報端末)として、スマートフォンを使用する場合について説明したが、本発明において、ユーザが使用する利用者端末(情報端末)は、スマートフォン以外の他の情報端末(例えば、タブレットやPC)を用いた場合であっても全く同様に実施することができることは言うまでもない。このように、本発明では、利用者端末(情報端末)が、スマートフォン以外の他の情報端末(例えば、タブレットやPC)であっても実施でき、この実施例を本発明の他の実施形態における第3の実施例とする。
なお、以上の説明ではWebサイト検索装置の例として、スマートフォン、タブレット等の携帯端末において多く呼称されるブラウザアプリを挙げて説明したが、本発明は、ブラウザアプリと称されるWebブラウザに限らず、PC用を含むWebブラウザ全般に適用可能であることは勿論である。
以上、好適な実施形態を挙げ、本発明を具体的に説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
1 ブラウザモジュール
2 履歴保存条件設定モジュール
3 設定保存用データベース
4 履歴保存モジュール
5 履歴保存用データベース
6 履歴参照モジュール
7 サジェストダイアログモジュール

Claims (10)

  1. ユーザが使用する情報端末から入力された検索キーワードに基づいて、ネットワーク内のWebサイトを検索し、検索結果をユーザに返送するWebサイト検索装置において、
    検索キーワードと該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として保存する履歴保存手段と、
    検索キーワードが入力された際に、入力された該検索キーワードと前記履歴保存手段によって保存されている前記検索履歴情報との照合をする履歴参照手段と、
    前記照合により、前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した際に、検知した当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを取り出し、当該過去のユーザのアクションを、ユーザに対するアクション候補として提案するサジェストダイアログ画面に編集し、当該サジェストダイアログ画面を検索結果として前記情報端末に返送し、当該サジェストダイアログ画面を前記情報端末に画面表示させる検索結果表示手段と
    を有することを特徴とするWebサイト検索装置。
  2. 前記照合により、複数の前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した場合、前記検索結果表示手段は、同一の検索キーワードが含まれている前記検索履歴情報それぞれの検索キーワードと紐付けて保存されているそれぞれの過去のユーザのアクションをアクション候補として前記サジェストダイアログ画面に画面表示させ、複数の過去のユーザのアクションのうち、ユーザが選択したいずれかのアクションを実行させることを特徴とする請求項1に記載のWebサイト検索装置。
  3. 前記照合により、ただ一つの前記検索履歴情報のみに同一の検索キーワードが含まれていることを検知した場合、同一の検索キーワードが含まれている当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを、ユーザの実行指示により実行させるか、または、ユーザの選択操作がなくても直ちに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のWebサイト検索装置。
  4. 前記検索履歴情報を前記履歴保存手段における保存の対象とするか否かを示す保存条件として、Webサイト、Webページおよび検索キーワードの入力フィールドを特定する情報を含む検索設定情報と、検索結果に対するアクションのパターンを特定する情報を含むアクション設定情報と、を事前に設定する履歴保存条件設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のWebサイト検索装置。
  5. 前記履歴保存手段は、同一セッション内において検索行為が反復して繰り返されている場合、最新の検索キーワードに関する検索クエリを、当該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションと紐付けて前記検索履歴情報として保存することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のWebサイト検索装置。
  6. ユーザが使用する情報端末から入力された検索キーワードに基づいて、ネットワーク内のWebサイトを検索し、検索結果をユーザに返送するWebサイト検索方法であって、
    検索キーワードと該検索キーワードによる検索結果に対するユーザのアクションとを紐付けて検索履歴情報として保存する履歴保存ステップと、
    検索キーワードが入力された際に、入力された該検索キーワードと前記履歴保存ステップによって保存されている前記検索履歴情報との照合をする履歴参照ステップと、
    前記照合により、前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した際に、検知した当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを取り出し、当該過去のユーザのアクションを、ユーザに対するアクション候補として提案するサジェストダイアログ画面に編集し、当該サジェストダイアログ画面を検索結果として前記情報端末に返送し、当該サジェストダイアログ画面を前記情報端末に画面表示させる検索結果表示ステップと
    を有することを特徴とするWebサイト検索方法。
  7. 前記照合により、複数の前記検索履歴情報に同一の検索キーワードが含まれていることを検知した場合、前記検索結果表示ステップは、同一の検索キーワードが含まれている前記検索履歴情報それぞれの検索キーワードと紐付けて保存されているそれぞれの過去のユーザのアクションをアクション候補として前記サジェストダイアログ画面に画面表示させ、複数の過去のユーザのアクションのうち、ユーザが選択したいずれかのアクションを実行させることを特徴とする請求項6に記載のWebサイト検索方法。
  8. 前記照合により、ただ一つの前記検索履歴情報のみに同一の検索キーワードが含まれていることを検知した場合、同一の検索キーワードが含まれている当該検索履歴情報の検索キーワードと紐付けて保存されている過去のユーザのアクションを、ユーザの実行指示により実行させるか、または、ユーザの実行指示がなくても直ちに実行させることを特徴とする請求項6または7に記載のWebサイト検索方法。
  9. 前記検索履歴情報を前記履歴保存手段における保存の対象とするか否かを示す保存条件として、Webサイト、Webページおよび検索キーワードの入力フィールドを特定する情報を含む検索設定情報と、検索結果に対するアクションのパターンを特定する情報を含むアクション設定情報と、を事前に設定する履歴保存条件設定ステップをさらに有することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のWebサイト検索方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれかに記載のWebサイト検索方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とするWebサイト検索プログラム。
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