JP2005318244A - ネットワーク端末 - Google Patents

ネットワーク端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2005318244A
JP2005318244A JP2004133420A JP2004133420A JP2005318244A JP 2005318244 A JP2005318244 A JP 2005318244A JP 2004133420 A JP2004133420 A JP 2004133420A JP 2004133420 A JP2004133420 A JP 2004133420A JP 2005318244 A JP2005318244 A JP 2005318244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
function
network terminal
telephone
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004133420A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ishikawa
徹 石川
Yoshibumi Terashita
義文 寺下
Taichi Sugiyama
太一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Technology Co Ltd filed Critical Hitachi Information Technology Co Ltd
Priority to JP2004133420A priority Critical patent/JP2005318244A/ja
Publication of JP2005318244A publication Critical patent/JP2005318244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】 ブラウザに表示された電話番号に基づいて容易に電話の発信操作をすることができ、また発信先電話番号と関連する情報を発信履歴として残すことができるネットワーク端末を提供する。
【解決手段】 ネットワーク端末3は、インターネット5を経由して閲覧したウェブサイトのコンテンツを表示する機能および電話制御機能を備える。閲覧したウェブサイトのコンテンツ内において電話番号を認識したときは、この電話番号にリンク情報を付加してこの電話番号を本コンテンツ内の他の情報と識別可能なように、例えば電話番号に下線、色分け、図形シンボル、略号化などを施して表示または保存する。この識別可能なように表示された電話番号を選択することにより電話の発信を行う。この電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて閲覧したウェブサイトの識別情報を保存する。
【選択図】 図1

Description

本発明はネットワーク端末に係り、特にインターネットを経由してWeb(ウェブ)サーバ装置へアクセスしてコンテンツを表示するブラウザ機能および電話制御機能を持ったPCなどのネットワーク端末に関するものである。
従来から、インターネットを経由して、ウェブサーバ装置にアクセスして、該当URLのHTMLを取得し、これをクライアント端末(ネットワーク端末)のブラウザ機能を持ったソフトウェアで表示することが行われている。この表示の際、表示内容に、URLやリンク先を表示したい場合、HTML内で、リンクするための文を埋め込むことにより、これを実現している。
また、ネットワーク端末は、ワープロソフトやメールソフトによりURLやメールアドレスを入力した場合は、その形式を自動判定し、URLを制御するブラウザソフト、あるいはメールアドレスを使用するメールソフトなどとの連係動作が行われるようにされている。
例えば特許文献1には、表示したコンテンツに複数のリンク情報が含まれている場合、車の中で選択しやすくするため、リンク情報を項目表示して選択しやすくする技術が開示されている。
特開2004−38342公報
ところで、TCP/IPネットワークを利用して、音声を送ることによるIP電話が普及してきている。これは、ハンドセットを接続しているPC等のネットワーク端末から、SIP、H.323プロトコルなどを利用して、ダイヤル発信を行うものである。これにより、IP電話や通常のアナログ電話との会話が可能となっている。具体的には、ネットワーク端末において、電話制御機能を持ったソフトウェアを持ち、その画面より、発信先のダイヤル番号を入力することにより行われる。ダイヤル入力の手間を省くために、電話帳データベースから、名寄せ機能などを使用して、絞込み検索を行うことが通常行われている。発信先のダイヤル番号が電話帳データベースに登録されていない場合は、画面またはハンドセットより、電話番号を入力し、発信操作を行う。
しかしながら、従来の電話制御機能を有するネットワーク端末には、次のような課題が存在する。
(1)ブラウザ表示状態から表示コンテンツに含まれる電話番号を見ながらダイヤル発信操作を行うことが煩わしい。
(2)発信履歴に関しては、電話帳データベースに登録されている宛先以外に発信する場合、発信先電話番号だけしか履歴が残らない。そのため、何のために、どこに発信したのか分からず履歴管理が難しい。
本発明の目的は、上記課題を解決し、ブラウザに表示された電話番号に基づいて容易に電話の発信操作をすることができるネットワーク端末を提供することにある。また、発信先電話番号と関連する情報を発信履歴として残すことができるネットワーク端末を提供することにある。
上記目的は、ネットワークを経由してウェブサイトを閲覧し前記ウェブサイトのコンテンツを表示する機能および電話制御機能を備えたネットワーク端末であって、前記コンテンツ内において電話番号を認識したとき、前記電話番号にリンク情報を付加して前記電話番号を前記コンテンツ内の他の情報と識別可能なように表示または保存するネットワーク端末により、達成される。ここで、前記コンテンツは、例えばHTML、XMLなどの言語で記述されている。また、前記電話番号を他の情報と識別可能なように表示または保存するとは、例えば前記電話番号に下線、色分け、図形シンボル、略号化などを施して表示または保存することをいう。
本ネットワーク端末では、前記識別可能なように表示された電話番号を選択することによって電話の発信を行うことができる。この場合、前記電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存することができる。
また、本発明に係るプログラムは、ネットワークを経由してウェブサイトを閲覧し前記ウェブサイトのコンテンツを読み込む機能、前記コンテンツ内に含まれる数字列の中から電話番号の形式になっている数字列を識別する機能、前記電話番号の形式として識別された数字列にリンク情報を付加する機能、および前記リンク情報の付加された数字列を電話番号として前記コンテンツ内の他の情報と識別可能なように表示または保存する機能を、コンピュータに実現させるためのものである。
本プログラムは、さらに、前記リンク情報の付加された数字列を選択し保存する機能、および前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存する機能を、コンピュータに実現させるためのものとすることができる。さらに、前記保存された数字列に基づいて電話を発信する機能、および前記電話の終了後に前記電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存する機能を、コンピュータに実現させるためのものとすることができる。
本発明により、下記効果を有するネットワーク端末を得ることができる。
(1)ブラウザ表示状態から、表示コンテンツに含まれる電話番号を指定することにより、電話のダイヤル発信の操作性向上を図ることができる。
(2)電話の発信履歴に、発信先電話番号とともに、それを含むURLなどのウェブサイトの識別情報の履歴を取ることができ、これを電話発信後の履歴管理に役立てることができる。
以下、本発明に係るネットワーク端末の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るネットワーク端末を含むネットワークシステムの全体構成例を示す図である。本ネットワークシステムは、WWWサイトを閲覧提供するWeb(ウェブ)サーバ装置1と、ローカルエリア9におけるサーバ装置2と、サーバ装置2に接続された複数のネットワーク端末(クライアント)3と、各ネットワーク端末に接続されたソフトフォン用ハンドセット4と、Webサーバ装置1およびサーバ装置2が接続されるネットワークとしてのインターネット5と、インターネット5に接続されるゲートウェイ6と、ゲートウェイ6に接続されるPBX7と、PBX7に接続される複数の電話8とを備えて構成される。
図1において、Webサーバ装置1は、インターネット5を経由してWWWサイトを閲覧提供する。サーバ装置2は、オフィスなどのローカルエリア9のネットワーク端末3をインターネット5へ接続するためのものであり、プロキシー、DNSおよびメール機能に加えて、IP電話の接続制御を行うSIP機能も備えている。図1では、1つのサーバ装置2として表示しているが、複数のサーバ装置により、機能分担されていてもよい。ネットワーク端末3は、ネットワークに接続されるコンピュータ、例えばパソコン(PC)などであり、これにハンドセット4を接続することによりソフトフォン機能を備えている。ゲートウェイ6は、IP電話からのメッセージを、従来のPBX7用の情報に変換するものである。電話8は、例えば従来のアナログ電話であるが、それに限定されず、ネットワーク端末3との話相手として同様のソフトフォン機能を持ったネットワーク端末、あるいはIP電話などでもよい。
このように、ネットワーク端末3は、インターネット5を経由して閲覧したウェブサイトのコンテンツを表示する機能とともに、ソフトフォン機能(電話制御機能)を備える。そして、ネットワーク端末3は、閲覧したウェブサイトのコンテンツ内において電話番号を認識したときは、この電話番号にリンク情報を付加してこの電話番号を本コンテンツ内の他の情報と識別可能なように、例えば電話番号に下線、色分け、図形シンボル、略号化などを施して表示または保存する。本ネットワーク端末では、この識別可能なように表示された電話番号を選択することにより電話の発信を行うことができる。しかも、この電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて閲覧したウェブサイトの識別情報を保存することができる。これらの詳細については後述する。
図2は、図1で示されたネットワーク端末3のハードウェア構成の一例を示す図である。ネットワーク端末3は、図示のように、ネットワーク端末3の全体制御を行なうCPU301と、コンピュータプログラムやテーブルなどを格納しているメモリ302と、サーバ装置2などとの通信を行うLAN通信手段303と、コンピュータプログラムやデータベースを保管しているハードディスク(HDD)304と、キーボードやマウスなどを制御する入力部305と、モニタやディスプレイなどを制御する表示部306と、USBインターフェースで接続されたハンドセット4を制御するUSB制御部307とを備え、各部は相互に接続されている。
図3は、図1で示されたネットワーク端末3の機能ブロックの一例を示す図である。ネットワーク端末3は、図示のように、ネットワーク端末3のブラウザ制御や電話制御を含む全体制御部310を持つ。全体制御部310は、通信制御部311と、ブラウザ制御部312と、表示制御部313と、入力制御部314と、キャッシュ315と、電話番号認識部316と、ソフトフォン制御部317と、ハンドセット制御部318と、発信履歴ファイル319とを備える。
ここで、通信制御部311は、LAN、TCP/IPなどの通信制御を行う。ブラウザ制御部312は、Webサーバ装置1にアクセスした時、該当URLへのアクセス、対応するサイトのHTMLなどを受信し、それに基づき、キャッシングや、表示、入力に対する指示を出す、いわゆるブラウザソフトである。表示制御部313は、ブラウザ制御部312からの指示に基づき表示の制御を行う。入力制御部314は、キーボード、マウスなどにより選択された場所、アクションをイベントにして、ブラウザ制御部312へ伝える。本イベントと、表示内容との組合せにより、ブラウザ制御部312は、選択している部分が、HTML上のどの部分に相当するかを知ることができる。
キャッシュ315には、URL毎に過去参照したHTMLが格納されており、再表示指示時、該当サイトが更新されていない場合の表示時間短縮化を図っている。本発明においても、修正前のHTMLと修正後のHTMLをキャッシュに保存しておき、必要に応じて、切り替え表示することにも利用する。電話番号認識部316は、受信したHTML文の中に、電話番号の形式のものが存在するかどうかを判別するものである。ソフトフォン制御部317は、ブラウザ制御部312から、クリップボード309経由で、発信すべき電話番号を受けて、電話の発信、接続、切断、履歴採取の機能を制御する。これは入力制御部314や表示制御部313を使用して単独でも実行も可能である。ハンドセット制御部318は、ハンドセット4からの入力情報や音声情報を制御する。発信履歴ファイル319は、ソフトフォン制御部317の発信履歴を格納する。
図4は、Webサーバ装置1より受信したオリジナルのHTMLに基づいて、ブラウザ制御部312が表示指示した表示例を示す図である。図示のように、ブラウザ表示画面320には、ウインドウ枠内に、表示画面のタイトルバー321と、ブラウザ制御部312のメニューバー322と、表示内容を示すコンテンツエリア323とが表示される。本例では、図のように、このコンテンツエリア323に、問合せ先として複数の電話番号が表示されている。
図5は、図4の表示内容に相当するオリジナルのHTML文の例を示す図である。図中、タイトル501は、表示画面320のタイトルバー321に表示される内容を示している。また、テキスト502は、それぞれ、コンテンツエリア323内の電話番号の文字列を含んだテキストを示す。この時点では、テキストは、青色や下線などのリンクを示す表示は行われていない。
図6は、オリジナルのHTMLにおいて、メニューバー322の“表示”から、表示詳細メニュー324の“電話番号解析”メニューを表示した表示例を示す図である。ここで、“電話番号解析”メニューを選択すると、現在、表示されているコンテンツエリア323の電話番号の文字列を判別するための認識が開始される。
図7は、図6の電話番号解析の結果、修正されたHTML文に相当する画面表示例を示す図である。ここで、リンク表示325では、電話番号の部分が、解析により電話番号形式になっていると認識された結果、表示が青色とされ下線が付されている。
図8は、図7の表示内容に相当する修正されたHTML文の例を示す図である。図中、タイトル801は、表示画面320のタイトルバー321に表示される内容を示している。文字列802は、それぞれ電話番号形式として認識され、青色および下線などのリンク表示を指示している文を示す。ここで、リンクされている本例では、対象となる文を、例えば、マウスで選択した時点で、“clipboardDataset”で指定されたHTML用スクリプト言語などの言語を用いて実行がなされるように指定されている。例えば、802の第一行目において、画面の表示では、全角で“03−1234−××××”となっている部分を選択すると、HTML用スクリプト“clipboardDataset”が、“認識TEL:031234xxxx”という形式で、OSのクリップボードに貼り付ける動作を行うことを意味する。
図9は、図7の修正されたHTMLの表示例において、リンクされた電話番号の行の選択メニュー表示例を示す図である。本例では、対象行にマウスを当て、右クリックすると、図示のように、詳細選択メニュー326が表示される。ここで、“発信”メニューを選択すると、対象の電話番号の文字列、本例では、リンク表示325の3行目に相当する文字列802(図8)の“認識TEL:039012xxxx”を選択し、OSのクリップボードに貼り付けることになる。また、“電話帳に登録”メニューを選択すると、選択された対象行の電話番号が電話帳に登録される。この時、電話番号とともに、URL、Webサイトのタイトル、関連する表示テキストなどを、同時に登録することにより、あとで、電話帳参照時に判別しやすくすることができる。
図10は、図3で示された発信履歴を格納している発信履歴ファイル319の構成例を示す図である。図示のように、発信日時フィールド3191は、例えば、発信順にソートされる。関連URLフィールド3192は、参照したWeb(ウェブ)サイトのURLを格納しているものである。発信電話番号フィールド3193は、参照したWebサイトに含まれ、発信に使用した電話番号(発信先電話番号)を格納しているものである。タイトルフィールド3194は、参照したWebサイトのHTML上のタイトル801の内容が格納されている。本例では、“XYZ新聞”を示している。
図11は、図3のネットワーク端末内部における各機能ブロック間の処理流れ図である。まず、ブラウザ制御部312は、指定されたURLのHTMLをダウンロードし(S1101)、その結果はキャッシングにより(S1102)、キャッシュ315に格納する(S1102)。これとともに、表示制御部313に表示指示する(S1103)。これにより、表示制御部313において、受信したオリジナルのHTMLに基づいて、表示が行われる(S1111)。
次に、入力制御部314において、図6で示した手順で、電話番号解析メニューが選択されHTML電話番号解析指示が入力されると(S1121)、これにより電話番号認識部316において、HTML内の電話番号認識処理(S1131)が起動される。ブラウザ制御部312は、電話番号認識部316の電話番号認識処理(S1131)のために表示指示しているHTMLを送信する(S1104)。電話番号認識処理(S1131)では、現在表示しているオリジナルのHTMLを受信し、その内容を解析し、電話番号の形式になっているものを判定識別する。その結果、判定識別された電話番号情報に対して、図8で示したごとく、リンク情報を付加した修正を施し、ブラウザ制御部312へ修正後のHTMLを返信する。ブラウザ制御部312は、修正後のHTMLを受信すると(S1105)、それを使用して、表示指示を行い(S1106)、修正後のHTMLもキャッシングを行う(S1107)。
表示制御部313では、修正HTMLを表示した後(S1112)、入力制御部314において、図9で示した手順で、電話番号を選択発信処理する(S1122)。発信メニューが選択されると、これにより、クリップボードに、所定の形式で選択された文字列が書き込まれ、その文字列を検出することで、ソフトフォン制御部317のソフトフォン処理(S1141)が起動され、本文字列から、電話番号を抽出して発信することになる。
図12は、電話番号認識処理(S1131)の詳細処理流れ図である。まず、オリジナルのHTMLをブラウザ制御部312より受信し読み込み(S1201)、HTML内に含まれる全数字を半角に変換する(S1202)。そして、変換後の数字において、2桁の外線番号に類似のものを探索する(S1203)。一般に、例えば、“03−”または、“(03)”で始まる数字列を探索する。複数の候補が見つかった場合、さらに、その後方に続く文字列が、4桁で、例えば、“1234−”の形式になっているかどうか検査する。次に、最後尾に、4桁で、例えば、“5678”の形式になっているかどうか検査する。
上記条件が揃った場合は、本数字列を電話番号と見なして、リンク情報を付加するように修正し(S1204)、その中に、半角の数字列、例えば、“0312345678”を、発信用の電話番号として、図8の“認識TEL:0312345678”として、リンク情報に合わせて貼り付ける。ここで、“(”、“)”、“−”の区切り文字は半角でも全角でもよく、さらに、スペースも同様に扱うことで認識の幅を広げることができる。また、本例では、リンク後の表示に関して、“03−1234−××××”という表示がなされる指定をしているが、ここで、電話番号そのものでなく、略号や図形シンボルによる表示でも差し支えない。HTML内の802の各文が、リンクされている電話番号情報として使用される。
以下、外線番号が3桁のケース(S1205、S1206)、外線番号が4桁のケース(S1207,S1208)に関しても、上記と同様に、判定識別動作、リンク情報を付加する修正動作が行われる。以上、S1203からS1207までのステップを全数字列に関して実行する(S1209)。
図13は、電話番号選択発信処理(S1122)の詳細処理流れ図である。画面上でマウスを当てた部分の座標より、本座標に相当するHTML文を選択する。選択されたHTML文の中から、“認識TEL:nnnnnnnnnn”の形式の文字列が含まれるかどうかを検索する(S1301)。ここで、“nnnnnnnnnn”は、半角の数字で、“0312345678”のような電話番号を示す。上記文字列が含まれているときは、“認識TEL:nnnnnnnnnn”(例えば、“認識TEL:0312345678”)の文字列をOSのクリップボードにコピーをする(S1302)。同時に、該当HTMLのtitleタグではさまれたタイトル文字列をOSのクリップボードにコピーをする(S1303)。また、該当HTMLを受信したWebサイトのURLをOSのクリップボードにコピーをする(S1304)。URL情報は、一般に、HTML受信時、キャッシュ315に格納されている。
図14は、図13の結果によりクリップボードにコピーされた形式を示す図である。図示のように、選択された認識電話番号1401、タイトル1402、および参照した関連URL1403が格納される。
図15は、ソフトフォン処理(S1141)の詳細処理流れ図である。本処理では、図14のクリップボード内の認識電話番号1401の“認識TEL:”という文字列が含まれているかどうかを一定周期で監視する(S1501)。本文字列を検出した場合、本“認識TEL:”の後方に続く数字列“nnnnnnnnnn”を切り出し、それを用いて、電話の発信を行う(S1502)。電話の発信により相手と接続後、音声による会話がハンドセットを用いて行われる(S1503)。会話終了後、電話の発信日時、関連URL1403、認識電話番号1401、タイトル1402のそれぞれを発信履歴ファイルの発信日時3191、関連URL3192、発信電話番号3193、タイトル3194の各フィールドへ書き込みを行う(S1504)。最後に、クリップボードをクリアして終了する(S1505)。
以上の例で、図12の電話番号認識処理および図13の電話番号選択発信処理は、あらかじめ、ブラウザソフトウェアの中に、アドインソフトウェアとして、各ネットワーク端末(クライアント)にそのコンピュータプログラムがインストールされていても良く、また、HTML受信時、Webサーバ装置から、そのコンピュータプログラムをダウンロードして入手し実行する方法でも良い。後者の場合、本例では、ブラウザソフトウェアの機能として、メニューから選択する方式としたが、HTMLの中に、電話番号認識処理および電話番号選択処理の選択実行ボタン、同様の機能を持ったスクリプト文が含まれていることになる。
さらに、また、電話番号認識処理および電話番号選択発信処理の選択実行ボタンを押すことにより、Webサーバ装置に、要求メッセージを送り、それに基づいて、Webサーバ装置より、修正されたHTMLを受信したり、選択された電話番号を送り返す方法も可能である。
以上の説明では、ソフトフォン処理とのインターフェースをクリップボード経由としたが、これに限るものでなく、ファイル経由、さらに、検出した電話番号を用いて、OS経由、ソフトフォン制御部へ、要求イベントを発生する方法でもよい。
本発明は、例えばインターネットを経由してWebサーバ装置へアクセスしてコンテンツを表示するブラウザ機能および電話制御機能を持ったPCなどのネットワーク端末に関するものであり、産業上の利用可能性がある。
本発明に係るネットワーク端末を含むネットワークシステムの全体構成例を示す図である。 図1で示されたネットワーク端末3のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1で示されたネットワーク端末3の機能ブロックの一例を示す図である。 Webサーバ装置1より受信したオリジナルのHTMLに基づいて、ブラウザ制御部312が表示指示した表示例を示す図である。 図4の表示内容に相当するオリジナルのHTML文の例を示す図である。 オリジナルのHTMLにおいて、メニューバー322の“表示”から、表示詳細メニュー324の“電話番号解析”メニューを表示した表示例を示す図である。 図6の電話番号解析の結果、修正されたHTML文に相当する画面表示例を示す図である。 図7の表示内容に相当する修正されたHTML文の例を示す図である。 図7の修正されたHTMLの表示例において、リンクされた電話番号の行の選択メニュー表示例を示す図である。 図3で示された発信履歴を格納している発信履歴ファイル319の構成例を示す図である。 図3のネットワーク端末内部における各機能ブロック間の処理流れ図である。 電話番号認識処理(S1131)の詳細処理流れ図である。 電話番号選択発信処理(S1122)の詳細処理流れ図である。 図13の結果によりクリップボードに複写された形式を示す図である。 ソフトフォン処理(S1141)の詳細処理流れ図である。
符号の説明
1:Webサーバ装置
2:サーバ装置
3:ネットワーク端末(クライアント)
4:ハンドセット
5:インターネット
6:ゲートウェイ
7:PBX
8:電話
301:CPU
302:メモリ
303:LAN通信部
304:HDD
305:入力部
306:表示部
307:USB制御部
309:クリップボード
310:全体制御部
311:通信制御部
312:ブラウザ制御部
313:表示制御部
314:入力制御部
315:キャッシュ
316:電話番号認識部
317:ソフトフォン制御部
318:ハンドセット制御部
319:発信履歴ファイル
320:ブラウザ表示画面
321:タイトルバー
322:メニューバー
323:コンテンツエリア
324:表示詳細メニュー
325:リンク表示
326:詳細選択メニュー
501:タイトル
502:テキスト
801:タイトル
802:リンク文
3191:発信日時
3192:関連URL
3193:発信電話番号
3194:タイトル
1401:認識電話番号
1402:タイトル
1403:関連URL

Claims (6)

  1. ネットワークを経由してウェブサイトを閲覧し前記ウェブサイトのコンテンツを表示する機能および電話制御機能を備えたネットワーク端末であって、前記コンテンツ内において電話番号を認識したとき、前記電話番号にリンク情報を付加して前記電話番号を前記コンテンツ内の他の情報と識別可能なように表示または保存することを特徴とするネットワーク端末。
  2. 前記識別可能なように表示された電話番号を選択することによって電話の発信を行うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末。
  3. 前記電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存することを特徴とする請求項2記載のネットワーク端末。
  4. ネットワークを経由してウェブサイトを閲覧し前記ウェブサイトのコンテンツを読み込む機能、前記コンテンツ内に含まれる数字列の中から電話番号の形式になっている数字列を識別する機能、前記電話番号の形式として識別された数字列にリンク情報を付加する機能、および前記リンク情報の付加された数字列を電話番号として前記コンテンツ内の他の情報と識別可能なように表示または保存する機能を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
  5. さらに、前記リンク情報の付加された数字列を選択し保存する機能、および前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存する機能を、コンピュータに実現させるための請求項4記載のプログラム。
  6. さらに、前記保存された数字列に基づいて電話を発信する機能、および前記電話の終了後に前記電話の発信日時および発信先電話番号に関連付けて前記閲覧したウェブサイトの識別情報を保存する機能を、コンピュータに実現させるための請求項5記載のプログラム。
JP2004133420A 2004-04-28 2004-04-28 ネットワーク端末 Pending JP2005318244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133420A JP2005318244A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 ネットワーク端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004133420A JP2005318244A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 ネットワーク端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005318244A true JP2005318244A (ja) 2005-11-10

Family

ID=35445220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004133420A Pending JP2005318244A (ja) 2004-04-28 2004-04-28 ネットワーク端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005318244A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195054A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd 電話通信システム
JP2011512050A (ja) * 2007-12-20 2011-04-14 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー メッセージ送信による共有ウェブフィード
JP2016086261A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理システム
JP5976974B1 (ja) * 2016-04-11 2016-08-24 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理装置及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195054A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd 電話通信システム
JP2011512050A (ja) * 2007-12-20 2011-04-14 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー メッセージ送信による共有ウェブフィード
JP2016086261A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理システム
JP5976974B1 (ja) * 2016-04-11 2016-08-24 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6381599B2 (ja) ホバーに応答した発呼
US8374651B2 (en) System and method for generating a graphical user interface
JP4234149B2 (ja) マークアップ言語ページのナビゲート方法、ブラウザおよび無線通信装置
US8635362B2 (en) Communication system and method
US20080222543A1 (en) Information terminal, server and information processing method
US20070136433A1 (en) Intelligent buffer and related applications
JP3944949B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、媒体
JPWO2005121982A1 (ja) 情報提供システム、方法、プログラム、情報通信端末、および情報表示切り替えプログラム
JP3679783B2 (ja) コールセンタ支援装置、および、プログラム
US8473009B2 (en) Communication terminal and computer readable medium
JP2012128577A (ja) 連携支援装置、プログラム、連携支援方法、連携支援システム及び通信装置
JP2005318244A (ja) ネットワーク端末
KR100884196B1 (ko) 전화 자동 연결을 지원하는 웹 검색 결과 표시 방법
JP5359431B2 (ja) ブックマーク機能を含む携帯端末
JP6116034B1 (ja) Webサイト検索装置、Webサイト検索方法およびWebサイト検索プログラム
JP2007251488A (ja) コールセンタシステム及び履歴保存方法
JP2008083968A (ja) ウェブページ保存管理方法及び情報通信端末装置
JP2007318633A (ja) ネットワークシステム
WO2006001200A1 (ja) 通信装置、通信方法、および通信用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061122

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02