JP2017150104A - 織機における経糸開口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で織物の織幅方向両端側の緯糸緩みや耳崩れを防止する。
【解決手段】織幅方向両端側の領域FEの地経糸を保持する綜絖9の糸孔を織幅方向中央側の領域FCの地経糸を保持する綜絖8の糸孔から上下方向にずらして形成することにより、領域FEにおける地経糸の張力差を領域FCの地経糸の張力差より大きく設定する。織幅方向両端側の緯糸は、領域FEの地経糸の張力の大きな方へ引っ張られた状態で筬打ちされる。このため、領域FEの地経糸は、緯糸との接触面積が増大し、緯糸の把持力が増大する。従って、織物を構成する地経糸の一部を使用するのみで、地経糸とは別の経糸を使用する必要が無く、簡単な構成で織物の織幅方向両端側における緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本願発明は、織機における経糸開口装置に関する。
例えば、エアバッグあるいはパラシュート等に使用される織物は、織物の用途に見合う機能を持たせるため、高密度の織物に製織される。高密度の織物では、大きな緯糸張力が付与されるため、織物の織幅方向両端側での緯糸緩みや耳崩れが発生し易い。
例えば、特許文献1には、緯糸緩みや耳崩れを防止して織物の機能を向上させたエアバッグに関する発明が開示されている。特許文献1に開示された発明は、合成繊維織物からなるエアバッグ用の基布として、地糸と絡糸からなる織物の耳端部に、加工糸からなる複数本の増糸をさらに打ち込んだ構成を採用している。
高密度織物であるエアバッグ用織物では、耳端部近傍が波打ち状態になる耳たぶり(耳崩れ)を発生する。耳たぶりの発生は、高密度織物特有の問題であり、緯糸の張力が織物中央部で高く、耳端近傍部で低いことに起因する。このため、緯糸は筬打ちポイントにおいて両耳部でだぶつき、筬打ち応力が耳端近傍部に集中し、耳端近傍の織組織が崩れて耳たぶりを発生する。特許文献1の発明は、織物の耳端部にさらに増糸を打ち込むことにより、耳端部の緯糸の拘束力を高くし、耳たぶりの発生を防止している。
特許文献2には、ウォータジェットルームにおいて、例えば、捨耳のように、緯糸端を補足するために織物から外方に離れて配設される糸端処理糸の開口に関する発明が開示されている。糸端処理糸は、地組織あるいは耳組織と同じヘルドフレームに取り付けたヘルドを用いて開口している。このため、織機回転数が800rpm以上の高速で運転されると、筬打ち運動による風圧により緯糸は上方に向いて飛走する傾向を生じる。上向きで飛走する緯糸は、糸端処理糸の上方に外れて糸端処理糸に把持されなくなり、織機が停止する問題がある。
特許文献2の発明は、糸端処理糸を保持するヘルドにおいて、ヘルドメールの位置を、織物の経糸を保持するヘルドにおけるヘルドメールの位置より5〜15mm上方に配置した構成とした。この構成により、糸端処理糸の上側開口量が大きくなり、緯糸は、上方に偏移して飛走しても糸端処理糸の外側に外れることなく、糸端処理糸に確実に把持される。
特開平9−302550号公報 特開2004−232168号公報
特許文献1の発明は、エアバッグのような高密度織物における緯糸緩みや耳崩れを防止するために、織物の耳端部にさらに複数本の増糸を打ち込む構成であり、増糸供給装置を余分に設置しなければならない。増糸供給装置は、増糸用の糸巻ボビンを複数備えた構成にし、織物の両側に設置しなければならないため、構成が複雑となる。また、増糸用の複数の糸巻ボビンは、定期的な交換が必要であり、メンテナンスのための工数が増大する。
特許文献2の発明は、織物に使用されない糸端処理糸のヘルドメールの位置を変更し、緯糸を確実に補足できるようにした構成であるため、特許文献1に示されたエアバッグのような織物の耳部における緯糸緩みや耳崩れを防止する機能を有していない。特に、緯糸挿入側では、糸端処理糸を必要としないため、特許文献2の発明は、織物の緯糸挿入側耳部における緯糸緩みや耳崩れを防止することはできない。
本願発明は、簡単な構成で織物の織幅方向両端側の緯糸緩みや耳崩れを防止することを目的とする。
請求項1は、地経糸を保持する糸孔を有する綜絖を備える織機における経糸開口装置において、織幅方向両端側で上側に開口される地経糸及び下側に開口される地経糸の張力差が織幅方向中央側で上側に開口される地経糸及び下側に開口される地経糸の張力差よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする。
請求項1によれば、織幅方向両端側における上側の地経糸及び下側の地経糸の張力差を織幅方向中央側における上側の地経糸及び下側の地経糸の張力差よりも大きくすることにより、緯糸の両端部が織幅方向両端側の上側の地経糸又は下側の地経糸の張力の大きな方へ引っ張られて筬打ちされる。このため、緯糸の両端部は筬打ち方向に隣接する緯糸との間で上下に重なり合う傾向を生じ、織物の織幅方向両端側における緯糸と地経糸との接触面積が増大し、緯糸把持力が高まる。従って、織物を構成する地経糸の一部を使用するのみで、地経糸とは別の経糸を追加する必要が無く、簡単な構成で織物の織幅方向両端側における緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
請求項2は、前記織幅方向両端側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸において、一方の地経糸の開口量が他方の地経糸の開口量よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする。請求項2によれば、織幅方向両端側の地経糸の張力差は、開口量を異ならせるのみで得ることができ、簡単な構成で緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
請求項3は、前記織幅方向両端側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸において、一方の地経糸の開口量が前記織幅方向中央側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸の開口量よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする。請求項3によれば、織幅方向両端側の地経糸の開口量を、織幅方向中央側に配置される地経糸の開口量よりも大きくすることで、緯糸両端部の上又は下への引っ張り力を増大させることができ、緯糸緩み及び耳崩れ防止機能をより強化することができる。
請求項4は、前記織幅方向両端側の前記地経糸を保持する前記綜絖の前記糸孔の形成位置を、前記織幅方向中央側の前記地経糸を保持する前記綜絖の前記糸孔の形成位置から上下いずれかの方向へずらせて形成したことを特徴とする。請求項4によれば、織幅方向両端側の地経糸を保持する綜絖の糸孔の形成位置を織幅方向中央側の地経糸を保持する綜絖の糸孔の形成位置からずらせるという簡単な構成により、織幅方向両端側における上側の地経糸及び下側の地経糸の張力差を織幅方向中央側における上側の地経糸及び下側の地経糸の張力差よりも大きくし、緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
請求項5は、前記綜絖は綜絖枠に取り付けられ、複数の前記綜絖枠に対して複数の駆動モータを設け、前記複数の駆動モータにより前記複数の綜絖枠に独立した開口運動を付与するように構成した駆動機構を設け、前記織幅方向両端側の前記地経糸のみが保持される前記綜絖枠を前記駆動モータに連結して駆動することを特徴とする。請求項5によれば、織幅方向両端側の地経糸のみを保持する綜絖枠を独立した駆動機構の駆動モータにより駆動する構成により、綜絖枠の開口速度や静止角を自由に設定し、織幅方向両端側における上側の地経糸及び下側の地経糸に必要な張力差を簡単に付与することができる。従って、簡単な構成により緯糸緩み及び耳崩れを防止することができる。
本願発明は、簡単な構成で織物の織幅方向両端側の緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
第1の実施形態における綜絖枠を示す正面図である。 2種類の綜絖を拡大して示す説明図である。 緯入れ時の開口状態を示す部分断面図である。 筬打ち時の開口状態を示す部分断面図である。 織幅方向中央側の地経糸と織幅方向両端側の地経糸の状態を示す断面図である。 第2の実施形態における経糸開口装置を示す正面図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1において、経糸開口装置に使用される綜絖枠1は、上枠2、下枠3及び側枠4、5により四角形状の枠に形成されている。上枠2及び下枠3の間には、上枠2側に架設された上側キャリアロッド6が側枠4、5に固定され、下枠3側に架設された下側キャリアロッド7が側枠4、5に固定されている。
上側キャリアロッド6と下側キャリアロッド7との間には、織幅方向中央側の領域FCに綜絖8が吊架され、織幅方向両端側の領域FEに綜絖9が吊架されている。綜絖8は、図2に示すように、支持部10及び糸孔11を有する。支持部10は、綜絖8の上下両端部に長孔で形成され、上側キャリアロッド6及び下側キャリアロッド7に取り付けられる。糸孔11は、綜絖8の中央部に形成され、織幅方向中央側の領域FCにおいて上下に開口される多数の地経糸12A、12B(図3参照)を挿通し、保持する。地経糸12A、12Bは綜絖枠1A、1B(図3参照)に取り付けられた綜絖8を介して互いに逆方向に開口運動を行う。
綜絖9は、図2に示すように、支持部13及び糸孔14を有する。支持部13は、綜絖9の上下両端部に長孔で形成され、上側キャリアロッド6及び下側キャリアロッド7に取り付けられる。糸孔14は、綜絖9の中央部より上方の支持部13側にずらされた位置に形成され、織幅方向両端側の領域FEにおいて上下に開口される複数の地経糸15A、15B(図3参照)を挿通し、保持する。地経糸15A、15Bは綜絖枠1A、1Bに取り付けられた綜絖9を介して互いに逆方向に開口運動を行う。綜絖8の糸孔11と綜絖9の糸孔14との間には、高さHの差が設けられている。
あるタイミングにおいて上側に開口された地経糸12A又は下側に開口された地経糸12Bを挿通する糸孔11は、綜絖8の中央部に形成されているため、地経糸12Aと地経糸12Bは、開口量に差を生じない。しかし、上側に開口される地経糸15A又は下側に開口される地経糸15Bを挿通する糸孔14は、綜絖9の上方の支持部13側にずれて形成されているため、地経糸15Aと地経糸15Bは、開口量に差を生じる。
従って、開口時において、上側の地経糸12Aと下側の地経糸12Bとの間には、張力差が生じないが、上側の地経糸15Aと下側の地経糸15Bとの間には、張力差が生じる。即ち、本実施形態では、糸孔11の形成位置に対して糸孔14の形成位置をずらした綜絖8、9を用いることにより、上側の地経糸15Aと下側の地経糸15Bとの開口量の差及び張力差が、上側の地経糸12Aと下側の地経糸12Bとの開口量の差及び張力差より大きくなるように設定されている。また、織幅方向両端側の領域FEに配置された地経糸15A、15Bの開口量を織幅方向中央側の領域FCに配置された地経糸12A、12Bの開口量よりも大きい。
図3に示した綜絖枠1A、1Bは、綜絖枠毎に独立して連結された駆動モータにより開口運動を付与する経糸開口装置、カムあるいはクランクに連結して開口運動を付与する経糸開口装置又はドビー式経糸開口装置等の種々の経糸開口装置によって駆動することができる。なお、本実施形態では、図示していないが、織幅方向両端側の領域FEよりも外方となる織幅方向両端位置に、もじり耳用の耳糸あるいは絡み耳用の耳糸が配列されている。耳糸は、織物W(図3参照)の耳を形成するために必要であり、地経糸12A、15A、12B、15Bと同期した開口運動を付与される。
図3〜図5において、織幅方向中央側の領域FCに配列された地経糸12A、12B及び織幅方向両端側の領域FEに配列された地経糸15A、15Bの開口動作について説明する。図3には、地経糸12A、15Aを糸孔11、14に挿通して保持する綜絖枠1Aと地経糸12B、15Bを糸孔11、14に挿通して保持する綜絖枠1Bとが示されている。
綜絖枠1Aと織物Wとの間には、スレイ16に固定された筬17が配置されている。筬17は、緯入れされた緯糸Yの案内通路18を備えた変形筬により構成され、図示しない駆動機構により揺動運動を付与される。綜絖枠1A、1Bは、緯入れに先立ち、図示しない開口装置により開口運動を付与されると、綜絖枠1Aが上方に移動され、綜絖枠1Bが下方に移動される。図3では、地経糸12A及び地経糸15Aが上側に開口され、地経糸12B及び地経糸15Bが下側に開口された状態を示している。
図3は、最大開口の状態を示し、織幅方向中央側の領域FCに配列されている上側の地経糸12A及び下側の地経糸12Bは、開口量が均等であるため、一点鎖線で示す閉口位置Xに対して等角度で開口している。織幅方向両端側の領域FEに配列されている上側の地経糸15A及び下側の地経糸15Bは、開口量が均等でないため、閉口位置Xに対して異なる開口角度で開口している。
糸孔14の形成位置が糸孔11より上方にずれているため、上側の地経糸15Aは最大開口位置が上側の地経糸12Aよりも上方に開口され、閉口位置Xに対する上側の地経糸15Aの開口角が上側の地経糸12Aの開口角より大きくなる。しかし、下側の地経糸15Bは最大開口位置が下側の地経糸12Bよりも上方となり、閉口位置Xに対する下側の地経糸15Bの開口角は下側の地経糸12Bより小さくなる。
従って、開口運動において、織幅方向中央側の領域FCに配列されている上側の地経糸12A及び下側の地経糸12Bにおける張力差は零となるが、織幅方向両端側の領域FEに配列されている上側の地経糸15A及び下側の地経糸15Bには、張力差が生じる。
筬17の案内通路18が、上側の地経糸12A、15A及び下側の地経糸12B、15Bの開口内に揺動した時、緯入れが行われ、緯糸Yは案内通路18に沿って飛走する。緯糸Yの緯入れが終了すると、綜絖枠1A及び綜絖枠1Bは、上側の地経糸12A、15A及び下側の地経糸12B、15Bを閉口するために、図3に示した矢印方向と反対の方向に移動する。また、筬17は、緯糸Yを筬打ちするために織物Wの方向へ揺動している。
図4の筬打ち時期では、地経糸12A、15A及び地経糸12B、15Bの閉口時期を経過し、綜絖枠1Aが矢印で示す下方向へ移動中であり、綜絖枠1Bが矢印で示す上方向へ移動中である。地経糸12A、12Bの開口量が同一であるため、閉口位置Xに対する地経糸12A及び地経糸12Bの開口角が同一となる。このため、織幅方向中央側の領域FCに存在する緯糸Yは、地経糸12A及び地経糸12Bにより均等に引っ張られ、地経糸12A及び地経糸12Bによる均等な把持力を受けている。
これに対し、地経糸15A、15Bは、糸孔11に対する糸孔14の形成位置がずれているため、地経糸15A及び地経糸15Bの開口量に差が生じる。即ち、上方に移動する地経糸15Bの開口量が地経糸12Bの開口量よりも大きく、下方に移動する地経糸15Aの開口量が地経糸12Aの開口量よりも小さくなり、地経糸15A及び地経糸15Bの間に張力差が生じる。
図4では、開口量の差により、地経糸15Aよりも大きな張力を付与されている地経糸15Bが、筬17の筬打ち前に、織幅方向両端側に位置する緯糸Yを上方に強く引き上げる。従って、緯糸Yは地経糸15Bにより上方に引っ張られた状態で筬打ちされる。緯入れされた緯糸Yの両端部は、常に、地経糸15B又は地経糸15Aにより上方へ引っ張られながら筬打ちされる。
図3及び図4の開口運動により製織された織物Wの構造を、図5において説明する。織幅方向中央側の領域FCでは、地経糸12Aと地経糸12Bとの間に張力差が無いため、地経糸12A及び地経糸12Bは、緯入れされた全ての緯糸Y、Y1、Y2、Y3・・・(符号は4本の緯糸にのみ表示している)と均等に接触し、緯糸Y、Y1、Y2、Y3を均等に把持する。このため、織物Wを構成する緯糸Y、Y1、Y2、Y3は、閉口位置X上に整列される。
織幅方向両端側の領域FEでは、開口運動において、上側に開口される地経糸の開口量は下側に開口される地経糸の開口量に対して常に大きくなり、張力が大きい。このため、緯糸Y、Y1、Y2、Y3の端部は、上方に引き上げられる力を受けた状態で筬打ちされる。
例として、図5において、4回前に筬打ちされた織幅方向両端側の領域FEにおける緯糸Y3から最新に筬打ちされた織幅方向両端側の領域FEにおける緯糸Yまでの状態を説明する。緯糸Y3は、上側に移動する地経糸15Aにより上方に持ち上げられた状態で筬打ちされるため、閉口位置Xより上方となる上方位置X1上に打ち込まれる。
次に緯入れされた緯糸Y2は、上方に移動する地経糸15Bにより上方に引っ張られて筬打ちされるが、上方位置X1に存在する緯糸Y3により上方への移動を阻まれ、閉口位置X上に留まる。緯糸Y1は、上方に移動する地経糸15Aにより上方へ引っ張られた状態で筬打ちされるが、直前の緯糸Y2が閉口位置Xにあるため、緯糸Y2に阻まれることなく、持ち上げられ、上方位置X1上に筬打ちされる。
緯糸Yは、上方に移動する地経糸15Bにより上方へ引っ張られながら筬打ちされる。しかし、直前に筬打ちされた緯糸Y1が上方位置X1に存在するため、緯糸Yは緯糸Y1に阻まれて上方へ移動できず、閉口位置X上に打ち込まれる。即ち、上方位置X1上に打ち込まれる緯糸Y3、Y1には、上方への引張力に加えて織物Wの巻き取り方向の力が作用するため、緯糸Y3、Y1は斜め上方へ移動した状態で打ち込まれる。一方、緯糸Y2、Yは、上方に移動した緯糸Y3、Y1の下に潜り込む状態となり、緯糸Y3、Y1によって上方への移動を阻まれ、閉口位置X上に打ち込まれる。
織物Wの織幅方向両端側の領域FEでは、緯糸Y3、Y2、Y1、Yは、交互に上下方向にずれて筬打ちされ、織物Wの巻き取り方向に部分的に重なる状態で製織される。このため、織幅方向両端側の領域FEにおける織物Wは、織幅方向中央側の領域FCにおける織物Wと異なる組織となって製織される。
従って、織幅方向両端側の領域FEにおける地経糸15A、15Bは、緯糸Y3、Y2、Y1、Yとの接触面積が織幅方向中央側の領域FCにおける緯糸Y3、Y2、Y1、Yの場合に比べて増大し、緯糸Y3、Y2、Y1、Yの把持力が増大する。緯糸Y3、Y2、Y1、Yの把持力が増大すると、緯糸Y3、Y2、Y1、Yの縮み力に対向することができ、織物Wの両端側における緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
第1の実施形態では、織幅方向両端側における地経糸15A、15Bの張力差を織幅方向中央側における地経糸12A、12Bの張力差よりも大きくすることにより、緯糸Y3、Y2、Y1、Yの両端部が織幅方向両端側の地経糸15A又は地経糸15Bの張力の大きな方へ引っ張られて筬打ちされる。
このため、筬打ち方向に隣接する緯糸Y3、Y2、Y1、Yの両端部は上下に重なり合う傾向を生じ、織物Wの織幅方向両端側における緯糸Y3、Y2、Y1、Yと地経糸15A、15Bとの接触面積が増大し、緯糸把持力が高まる。従って、織物Wを構成する地経糸の一部を使用するのみで、別の経糸を追加する必要が無く、簡単な構成で織物Wの織幅方向両端側における緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
また、織幅方向両端側の地経糸15A、15Bを保持する綜絖9の糸孔14の形成位置を織幅方向中央側の地経糸12A、12Bを保持する綜絖8の糸孔11の形成位置からずらせるという簡単な構成により、開口量を異ならせて織幅方向両端側における地経糸15A、15Bの張力差を織幅方向中央側における地経糸12A、12Bの張力差よりも大きくし、緯糸緩みを防止することができる。さらに、織幅方向両端側の領域FEに配置された地経糸15A又は地経糸15Bの開口量を織幅方向中央側の領域FCに配置された地経糸12A、12Bの開口量よりも大きくしているので、緯糸両端部の上又は下への引っ張り力を増大させることができ、緯糸緩み及び耳崩れ防止機能をより強化することができる。
(第2の実施形態)
図6は第2の実施形態を示したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号にて説明し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態は、綜絖枠19A、19B(図6には、前側の綜絖枠19Aのみを表示している)に織幅方向両端側の領域FEに配置される地経糸15A、15B(図3参照)のみを保持させている。織幅方向中央側の領域FCに配置される地経糸12A、12B(図3参照)は図示しない他の綜絖枠の綜絖に保持させている。
綜絖枠19A、19Bには、織幅方向両端側の領域FEにのみ綜絖20が設けられ、綜絖20は上側キャリアロッド6及び下側キャリアロッド7に取り付けられている。綜絖20の糸孔21は、織幅方向中央側の領域FCに配置される地経糸12A、12Bを保持する綜絖(図示せず)の糸孔22(仮想線参照)と同様に綜絖20の中央部に形成されている。
綜絖枠19A、19Bは、上下方向の移動を、織機の両側に配設されているフレーム23に取り付けたブラケット(図示せず)により案内されている。フレーム23の外方には、綜絖枠19A、19Bの駆動機構24が配設されている。駆動機構24は、駆動モータ25と駆動モータ25により回転される偏心カム26を有する。偏心カム26は、連結ロッド27によりフレーム23の一部に回転可能に配設された3方向のアームを備えた揺動レバー28に連結されている。
揺動レバー28は、偏心カム26の回転により連結ロッド27を介して揺動運動を付与される。揺動レバー28は、綜絖枠19A、19Bの側枠4の下端に連結するロッド29に連結されるとともに、連結レバー30及び2方向のアームを備えた揺動レバー31を介して綜絖枠19A、19Bの側枠5の下端に連結するロッド32に連結されている。従って、綜絖枠19A、19Bは、駆動モータ25の回転により上下方向に往復移動し、開口運動を付与される。
なお、駆動モータ25、偏心カム26、連結ロッド27及び揺動レバー28は綜絖枠19A、19Bのみの駆動機構24を構成し、駆動機構24と同様の駆動機構が他に複数設置されている。他の複数の駆動機構は、単独で綜絖枠19A、19B以外の他の複数の綜絖枠に連結され、個々の他の駆動モータにより個々の他の綜絖枠に独立した開口運動を付与することができる。
駆動モータ25の制御装置(図示せず)には、駆動モータ25の回転を制御するプログラムが装備され、綜絖枠19A、19Bの開口速度や静止角の設定及び変更を自由に行うことができる。本実施形態では、制御装置のプログラムに静止角が設定されており、駆動モータ25は、織幅方向両端側の領域FEに配置された地経糸15A、15Bに静止角を持たせた開口運動を付与することができる。
織幅方向両端側の領域FEに配置された地経糸15A、15Bは、静止角を有する開口運動を行うことにより、上側に開口される地経糸15Aと下側に開口される地経糸15Bとの間に張力差を生じさせることができる。このため、地経糸15A、15Bによる緯糸Y、Y1、Y2、Y3・・・(図5参照)の把持力を高め、簡単な構成で織物W(図3参照)の両端側の緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
第2の実施形態は、織幅方向両端側の地経糸15A、15Bのみ保持する綜絖枠19A、19Bを独立した駆動機構24の駆動モータ25により駆動する構成により、綜絖枠19A、19Bの開口速度や静止角を自由に設定し、地経糸15A、15Bに必要な張力差を簡単に付与することができる。従って、第1の実施形態と同様に、簡単な構成により緯糸緩みや耳崩れを防止することができる。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1の実施形態では、織幅方向中央側の領域FCにおける地経糸12A、12B
の張力差が零の場合を示したが、所定の張力差を有する構成においても実施することができる。織幅方向中央側の領域FCにおける地経糸12A、12Bが張力差を有する場合、織幅方向両端側の領域FEにおける地経糸15A、15Bの張力差を織幅方向中央側の領域FCにおける張力差以上に設定すればよい。
(2)第1の実施形態において、綜絖9の糸孔14は、綜絖8の糸孔11に対して綜絖9の下方の支持部13側に高さHだけずらせて形成しても良い。
(3)第1及び第2の実施形態において、織幅方向両端側の領域FEにおける地経糸15A、15Bは、数本から数十本あるいはそれ以上の本数を使用することができる。
(4)第1及び第2の実施形態において、綜絖8、9の上下の支持部10、13の構成は、孔形状に限らず、ライダーレス等の綜絖枠の綜絖に使用される鉤型形状で形成しても構わない。
(5)第1及び第2の実施形態において、綜絖8、9を綜絖枠1、1A、1B、19A、19Bに取り付け、綜絖枠1、1A、1B、19A、19Bを介して開口運動させるのに代えて、ジャカード装置により綜絖8、9を直接開口運動させてもよい。
(6)第1及び第2の実施形態に示した開口装置は、ウォータジェット織機、エアジェ
ット織機、レピア織機等の織機において実施することができる。
1、1A、1B、19A、19B 綜絖枠
6 上側キャリアロッド
7 下側キャリアロッド
8、9、20 綜絖
10、13 支持部
11、14、21、22 糸孔
12A、15A 地経糸
12B、15B 地経糸
17 筬
24 駆動機構
25 駆動モータ
26 偏心カム
FC 織幅方向中央側の領域
FE 織幅方向両端側の領域
H 高さ
W 織物
X 閉口位置
X1 上方位置
Y、Y1、Y2、Y3 緯糸

Claims (5)

  1. 地経糸を保持する糸孔を有する綜絖を備える織機における経糸開口装置において、
    織幅方向両端側で上側に開口される地経糸及び下側に開口される地経糸の張力差が織幅方向中央側で上側に開口される地経糸及び下側に開口される地経糸の張力差よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする織機における経糸開口装置。
  2. 前記織幅方向両端側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸において、一方の地経糸の開口量が他方の地経糸の開口量よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする請求項1に記載の織機における経糸開口装置。
  3. 前記織幅方向両端側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸において、一方の地経糸の開口量が前記織幅方向中央側の前記上側の地経糸及び前記下側の地経糸の開口量よりも大きくなるように前記綜絖を開口運動させることを特徴とする請求項2に記載の織機における経糸開口装置。
  4. 前記織幅方向両端側の前記地経糸を保持する前記綜絖の前記糸孔の形成位置を、前記織幅方向中央側の前記地経糸を保持する前記綜絖の前記糸孔の形成位置から上下いずれかの方向へずらせて形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の織機における経糸開口装置。
  5. 前記綜絖は綜絖枠に取り付けられ、複数の前記綜絖枠に対して複数の駆動モータを設け、前記複数の駆動モータにより前記複数の綜絖枠に独立した開口運動を付与するように構成した駆動機構を設け、前記織幅方向両端側の前記地経糸のみが保持される前記綜絖枠を前記駆動モータに連結して駆動することを特徴する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の織機における経糸開口装置。
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