JP2017135503A - 無線通信端末及び無線通信プログラム - Google Patents

無線通信端末及び無線通信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017135503A
JP2017135503A JP2016012496A JP2016012496A JP2017135503A JP 2017135503 A JP2017135503 A JP 2017135503A JP 2016012496 A JP2016012496 A JP 2016012496A JP 2016012496 A JP2016012496 A JP 2016012496A JP 2017135503 A JP2017135503 A JP 2017135503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
terminal
wireless communication
communication terminal
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016012496A
Other languages
English (en)
Inventor
明弘 安田
Akihiro Yasuda
明弘 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank Corp filed Critical SoftBank Corp
Priority to JP2016012496A priority Critical patent/JP2017135503A/ja
Publication of JP2017135503A publication Critical patent/JP2017135503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの手がアンテナを覆うことによるアンテナの性能低下を防いでアンテナ性能を維持する仕組みを提供する。【解決手段】無線通信端末10を手に持って通信を行うとき、端末の持ち方に応じて送信に使用するアンテナを、端末の筐体越しにユーザの手で覆われないアンテナに切り替える。(A)に示すように端末を縦位置で上下持ちする場合は、メインアンテナを送信アンテナとして使用し、(B)に示すように横位置で左手ワの字持ちする場合は、メインアンテナを送信アンテナとして使用し、(C)に示すように横位置で両手ワの字持ちする場合は、サブアンテナを送信アンテナとして使用する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のアンテナを備える無線通信端末において、通信時に使用するアンテナを最適にする無線通信端末及び無線通信プログラムに関する。
ユーザが無線通信端末を手に持つときの持ち方によっては、筐体内部に取り付けられているアンテナが筐体越しにユーザの手で覆われることでアンテナの性能が低下してしまうことがある。アンテナの性能低下を防ぐために、無線通信端末の筐体内部に複数のアンテナを備え、端末の把持状態を検出し、検出した把持状態に基づいて使用するアンテナを選択する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、上記の特許文献1は、無線通信端末の把持状態を検出するために、無線通信端末の主面にタッチスクリーンを備える他、背面や側面には手の接触位置を検出するためのセンサーを備えている。このような無線通信端末では、タッチスクリーンや接触位置検出用センサーを取り付けるための構造上の考慮が必要になり、無線通信端末のハードウェア設計に対する自由度が小さい。
特開2015−033079号公報
本発明は、ユーザが無線通信端末を手に持って通信を行う際に、タッチスクリーンや接触位置検出センサーを備えないでも、ユーザの手がアンテナを覆うことによるアンテナの性能低下を防いでアンテナ性能を維持する仕組みを実現できる無線通信端末及び無線通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態によれば、複数のアンテナと、複数のアンテナの中から送信に使用するアンテナを選択可能に切り替えるスイッチとを備えた無線通信端末であって、無線通信端末の持ち方と送信に使用するアンテナとの対応を設定する第1の設定手段と、無線通信端末の持ち方を設定する第2の設定手段と、第1及び第2の設定手段による設定に従い、無線通信端末の持ち方に応じて、スイッチの切り替え動作を制御する制御手段とを備えた無線通信端末が提供される。この構成によれば、無線通信端末の持ち方を検出するためにタッチパネル等の特別なハードウェアを必要とすることなく、ユーザごとに無線通信端末を手に持つときの持ち方に応じて送信に使用するアンテナを適切に切り替えることができる。
上記の第1の設定手段は、複数のアンテナのうち、無線通信端末の筐体越しにユーザの手によって覆われないアンテナを送信に使用するアンテナとして設定してよい。この構成によれば、ユーザの手がアンテナを覆うことによるアンテナの性能低下を防いで使用するアンテナの性能を維持することができる。
また、第2の設定手段は、通信種別ごとに無線通信端末の縦位置及び横位置のそれぞれにおける無線通信端末の持ち方を設定してよい。この構成によれば、通信種別ごとに端末の持ち方によって最適なアンテナを使用することができる。
上記の第2の設定手段は、無線通信端末の代表的な持ち方を画面表示するテンプレートを用いてもよい。この構成によれば、ユーザは画面表示を見ながら端末の持ち方を簡単に効率よく設定することができる。
上記の無線通信端末は、端末本体と端末本体に着脱可能なジャケットカバーとから構成して、複数のアンテナはジャケットカバーに備えるようにしてよい。この構成によれば、ユーザはジャケットカバーのカラーリングを楽しむことができる。また、端末本体に多数の周波数バンドに対応した高周波回路を設けて、国や地域ごとの個別の周波数バンドに対応したアンテナをジャケットカバーに設けるようにすれば、訪問地にあわせてジャケットカバーを端末本体に装着することで、グローバルに通信サービスを利用することができる。
また、コンピュータを、上記の無線通信端末として機能させる無線通信プログラムは、無線通信端末に予めプリインストールしてもよいし、通信事業者のサーバからダウンロードしてもよい。
端末の持ち方の代表例を示す説明図である。 端末の持ち方ごとの送信に使用するアンテナの例を示す説明図である。 実施形態に係る複数のサブアンテナを実装した端末における送信に使用するアンテナの例を示す説明図である。 実施形態における端末の持ち方ごとの送信に使用するアンテナの設定例を示す対応表である。 実施形態における端末の持ち方の設定フロー例を示すフローチャート図である。 実施形態における端末の持ち方の設定に用いるテンプレートの例を示す説明図である。 実施形態における端末の持ち方の設定例を示す説明図である。 実施形態における送信に使用するアンテナの切り替えフロー例を示すフローチャート図である。 実施形態における送信に使用するアンテナの切り替えの他のフロー例を示すフローチャート図である。 実施形態における端末の内部構成例を示すブロック図である。 実施形態における切替スイッチの動作例を示す説明である。 実施形態における端末とジャケットカバーの構成例を示す外観図である。 実施形態におけるグローバル端末とジャケットカバーの内部構成例を模式的に示すブロック図である。 実施形態におけるグローバル端末とジャケットカバーの構成例を示す外観図である。
本願発明の実施形態は、無線通信端末に複数のアンテナを備えて、端末の代表的な持ち方ごとに、ユーザの手で覆われない方のアンテナを使用するように予め設定しておき、ユーザが無線通信端末を手に持って通信サービスを利用するときに、その無線通信端末の持ち方に応じて使用するアンテナを切り替える構成になっている。
[第1実施形態]
まず、本願発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、無線通信端末の端末本体に複数のアンテナを備える構成において、その無線通信端末の持ち方に応じて使用するアンテナを切り替える構成例である。
無線通信端末の持ち方は、ユーザごとに異なっているものの、通信種別によって、数種類の代表的な持ち方に集約されることが知られている。図1は、スマホと呼ばれる無線通信端末を手に持つときの代表的な持ち方を示す。図1の(ア)(イ)は縦位置の上下持ちを示し、通話時における代表的な持ち方の例である。図1の(カ)(キ)(ク)(ケ)はストリーミングを視聴するときなど横位置で使用するときの代表的な持ち方の例である。(カ)は横位置の左手ワの字持ち、(キ)は横位置の両手ワの字持ち、(ク)は横位置の両手押え持ち、(ケ)は横位置の両手手置き持ちをそれぞれ示している。
次に、図2を用いて無線通信端末の持ち方と使用するアンテナについて説明する。図2の(A)に示すように、ユーザが無線通信端末10本体を縦位置に持って通信を行うときは、端末本体の筐体越しにユーザの手で覆われていないメインアンテナ11を使用して高周波信号を送受信し、ユーザの手で覆われているサブアンテナ12は受信アンテナとして使用するが送信アンテナとしては使用しない。(B)に示すように、ユーザが無線通信端末10本体を横位置に左手ワの字持ちにして通信を行うときは、筐体越しにユーザの手で覆われていないメインアンテナ11を使用して高周波信号を送受信し、ユーザの手で覆われているサブアンテナ12は受信アンテナとして使用するが送信アンテナとしては使用しない。(C)に示すように、ユーザが無線通信端末10本体を横位置に両手押え持ちにして通信を行うときは、筐体越しにユーザの手で覆われていないサブアンテナ12を使用して高周波信号を送受信し、ユーザの手で覆われているメインアンテナ11は受信アンテナとして使用するが送信アンテナとしては使用しない。
図3は、複数のサブアンテナを実装した端末の持ち方と使用するアンテナを示す。複数のサブアンテナを実装した端末では、無線通信端末10本体にメインアンテナ11の他に、サブアンテナ121、122、123を備える。複数のサブアンテナを実装した端末を横位置に左手上下持ちにして通信を行うときは、筐体越しにユーザの手で覆われていないメインアンテナ11とサブアンテナ122を使用して高周波信号を送受信し、ユーザの手で覆われているサブアンテナ121とサブアンテナ123は受信アンテナとしては使用するが送信アンテナとしては使用しない。このような複数のサブアンテナを実装した端末では、送信に使用するアンテナの選択性が増すことになる。
(端末の持ち方ごとの使用アンテナ設定)
次に、図4を用いて、無線通信端末の持ち方ごとの送信に使用するアンテナの設定例について説明する。本実施の形態では、端末本体に複数のアンテナ、例えば、メインアンテナとサブアンテナを備えて、端末の持ち方によって、端末本体の筐体越しにユーザの手で覆われない方のアンテナを送信に使用するアンテナとして予め設定しておく。図4(A)の設定表153は、端末機種X001における端末の持ち方と送信に使用するアンテナの対応づけを示す。図4(B)の設定表153は、複数のサブアンテナを実装した端末である端末機種X002における端末の持ち方と送信に使用するアンテナの対応づけを示す。これらの設定表153は、端末の機種ごとに作成される。なお、後述する第2の実施形態では、端末用のジャケットケースにアンテナを備える場合には、端末機種と同じ設定表153を用いてもよい。また、この設定表153は、端末本体にプリインストールしてもよいし、通信事業者のサーバからダウンロードして端末本体に格納してもよい。
無線通信端末はアプリケーションを備え、アプリケーションがこの設定表153に基づいて端末の持ち方ごとに送信に使用するアンテナを選択するように、後述する切替スイッチの動作を制御する。例えば、図4(A)の端末では、端末の持ち方が(ア)縦位置左手持ちのときは、端末の筐体越しにユーザの手で覆われないメインアンテナが送信に使用するアンテナとして選択される。図4(B)の複数のサブアンテナを実装した端末では、端末の持ち方が(キ)横位置両手ワの字持ちのときは、端末の筐体越しにユーザの手で覆われないサブアンテナ121とサブアンテナ123が、それぞれ送信に使用するアンテナとして選択される。
(端末の持ち方の設定)
次に図5を用いて、端末の持ち方の設定について説明する。図5は、端末の持ち方を設定する手順を示すフローチャートである。端末の持ち方の設定は、アプリケーションが端末のディスプレイに代表的な端末の持ち方を表示して、ユーザが通信種別ごとに普段の持ち方を選択的に設定するように構成されている。
図5において、まず、ユーザがメニュー画面からアプリケーションを起動すると(S101)、アプリケーションは、端末の持ち方の設定に用いるサブメニューを画面表示して、さらにディスプレイに端末の代表的な持ち方を表示する(S102)。この代表的な持ち方として、例えば、図1の(ア)〜(ケ)に示した持ち方をそれぞれイラスト画像にして表示してよい。ユーザはディスプレイに表示された代表的な持ち方を見て、音声通話時の持ち方を選択し設定する(S103)。ユーザは続いて、メール通信時の持ち方を選択し設定する(S104)。以下順に、ユーザはWeb通信時、ストリーミング通信時、ゲーム通信時と、それぞれの通信種別ごとに端末の持ち方を選択し設定する(S105〜S107)。ユーザが通信種別ごとに端末の持ち方の設定を行い、その設定が終了するとアプリケーションは設定動作を停止する(S108)。
(テンプレートを用いた設定)
ここで、端末の持ち方の設定は、アプリケーションがその機能の一つとして備えるテンプレートを用いて設定してもよい。テンプレートは、代表的な端末の持ち方のイラスト画像や説明文を雛形データとして予め作成しておき、アプリケーションによってディスプレイに表示され、ユーザが端末の持ち方を設定する作業をサポートする。
図6と図7を用いて、テンプレートを利用して端末の持ち方を設定する手順について説明する。図6(A)は端末のメニュー画面の一例である。ユーザが、メニュー画面に表示されている「アンテナ切替」のアイコンを選択しクリックすると、図6(B)に示す画面に遷移する。図6(B)は、「アンテナ切替」の説明文と、テンプレートの使用を促す説明文の表示例である。ユーザが画面に表示された「テンプレート」をクリックすると、図7(A)に示す画面に遷移する。
図7(A)は、端末の持ち方を設定するテンプレート152の画面表示例である。テンプレート152は、通信種別ごとの端末の持ち方を、ユーザが設定する作業をサポートする。テンプレート152には、通信種別の各項目と端末の代表的な持ち方のイラスト画像や説明文が保持されており、ユーザによるプルダウンボックス160の上下操作によって、それぞれの持ち方のイラスト画像と説明文を画面表示する。ユーザは通信種別ごとに、テンプレート152が保持している代表的な持ち方の中から普段の持ち方に合ったものを選択し設定する。例えば、「通話」時の端末の持ち方として「縦位置左手持ち」を設定する。以下同様に、図5に示した設定フローに従うように「メール」「Web」「ストリーミング」「ゲーム」等の通信種別ごとに、テンプレート152が保持している代表的な端末の持ち方の中から普段の持ち方を選択的に設定できるようになっている。このようにして設定される通信種別ごとの端末の持ち方は、例えば、図7(B)に示す設定表154として作成される。
なお、テンプレート152には、図示していないが、ポインティングデバイスや「進む」「戻る」「決定(クリック)」「実行(ダブルクリック)」等の操作コマンドを含めてディスプレイ16に画面表示するようにしてもよい。この場合は、テンプレート152の雛形データとして、「進む」「戻る」「決定(クリック)」「実行(ダブルクリック)」等の操作を表す操作データと、それぞれの操作項目を表す画像データが含まれる。
(アンテナの切り替え動作)
次に、図8を用いて、端末のアンテナの切り替えについて説明する。図8において、ユーザが端末を操作して通信を開始する(S201)と、アプリケーション151は動作している通信ベアラから通信種別を特定する(S202)。アプリケーション151は通信種別を特定すると、図7(B)に示した設定表154に基づいて、そのユーザの無線通信端末10本体の持ち方を特定する(S203)。アプリケーション151は端末10本体の持ち方を特定すると、図4(A)(B)に示した設定表153、この場合は自己の機種に適合した設定表153に基づいて送信に使用するアンテナを決定して、後述する切替スイッチを制御して送信に使用するアンテナを選択的に切り替える(S204)。この後ユーザが通信を終了すると、アプリケーション151は送信に使用するアンテナをデフォルトのアンテナにする(S205)。デフォルトのアンテナは、メインアンテナにしてもよい。
端末のアンテナの切り替えは、端末の実際の向き(縦位置、横位置)を確認してから実行するようにしてもよい。また、通信中にユーザが端末の向きを変更した場合に、あらためて送信に使用するアンテナを決定し切り替えるようにしてもよい。次に、端末の実際の向きを考慮する例について説明する。
図9において、ユーザが無線通信端末10本体を操作して通信を開始する(S301)と、アプリケーション151は、無線通信端末10本体に備えられている姿勢センサーや加速度センサーの測定値から無線通信端末10本体が縦位置か横位置かを判断する(S302)。次にアプリケーション151は、動作している通信ベアラから通信種別を特定して(S303)、図7(B)に示した設定表154を参照して、端末の向きが予め設定した端末の持ち方の向きと矛盾がないか確認する(S304)。アプリケーション151は、実際の端末の向きが設定表154と矛盾がなければ、図4(A)(B)に示した設定表153に基づいて送信に使用するアンテナを決定して、後述する切替スイッチを制御して送信に使用するアンテナを選択的に切り替える(S305)。なお、実際の端末の向きが設定表154と矛盾している場合には、デフォルトのアンテナを使用して、通信終了後に無線通信端末10本体の持ち方が予め設定した持ち方と異なっていたことの注意文を画面表示してもよい。
アプリケーション151は、姿勢センサーや加速度センサーによって通信中に端末の向きが変化したことを検出したときは(S309)、ステップS302に戻って、端末10本体の向き(縦位置、横位置)を再度判断した後、通信種別を再度特定し(S306)、端末の持ち方を再度確認して(S307)、送信に使用するアンテナを適宜選択的に切り替える(S308)。この後ユーザが通信を終了すると、アプリケーション151は送信に使用するアンテナをデフォルトのアンテナにする(S310)。デフォルトのアンテナは、メインアンテナにしてもよい。
(端末の内部構成)
次に、図10を用いて無線通信端末10の内部構成について説明する。図10において、11はメインアンテナ、12はサブアンテナ、13は切替スイッチ、14はRF部、15は制御部、16はディスプレイ、17は入出力操作部、18はセンサー、19は電源部を示す。
メインアンテナ11とサブアンテナ12は、ともに無線通信端末10の高周波回路の一部であり切替スイッチ13を介してRF部14に接続されている。メインアンテナ11とサブアンテナ12は同じアンテナ性能を持ち、それぞれ第1アンテナ、第2アンテナと称してもよい。メインアンテナ11とサブアンテナ12は、図2(A)に示したように、無線通信端末10の正面下部にメインアンテナを、正面右上部にサブアンテナを配置してよい。
切替スイッチ13は、メインアンテナ11を用いて送信する場合とサブアンテナ12を用いて送信する場合のそれぞれにおいて、各アンテナとRF部14の送信部・受信部の接続を切り替える。図11(A)に示すように、メインアンテナ11を用いて送信する場合は、メインアンテナ11はRF部14の送信部と受信部に接続され、サブアンテナ12はRF部14の受信部に接続される。また、図11(B)に示すように、サブアンテナ12を用いて送信する場合は、サブアンテナ12はRF部14の送信部と受信部に接続され、メインアンテナ11はRF部14の受信部に接続される。
RF部14は、無線通信端末10の高周波回路の一部であり、帯域通過フィルタや増幅器から構成されている。メインアンテナ11とサブアンテナ12は、RF部14を共用してよい。RF部14は送信部と受信部を備えている。
制御部15は、無線通信端末10の動作全体を制御し管理する。CPUやメモリ等のハードウェアと各種のソフトウェアから構成されている。制御部15は、一般のOSやファームウェア、ソフトウェア、アプリケーションプログラムなどの所定のコンピュータ言語で記載されたプログラムを実行するモジュールであり、通常はCPU等により実現される。なお、本実施形態では、この制御部15で、本発明の無線通信プログラムを実行することによって、汎用的な無線通信端末を、本発明に係る無線通信端末として機能させることができ、必要な機能モジュールが制御部15のCPU上に仮想的に構築される。具体的には、制御部15は、アプリケーション151、テンプレート152、設定表153、設定表153を備える。
アプリケーション151は、無線通信端末10の持ち方と使用するアンテナとを対応づける。この対応づけは、図4(A)(B)の設定表153のように設定してよい。また、アプリケーション151は、テンプレート152を用いて、通信種別ごとに無線通信端末10の持ち方を対応づける。この対応づけは、図7(B)の設定表154のように設定してよい。
テンプレート152は、アプリケーション151が通信種別ごとに無線通信端末10の持ち方を対応づけるときのユーザ支援機能である。図6及び図7(A)に示すように、ディスプレイ16に無線通信端末10の代表的な持ち方のイラスト画像と説明文を表示させて、ユーザが無線通信端末10の持ち方の設定を容易に行えるようにする。なお、このテンプレート152は、予め複数種類用意しておき、通信種別や無線通信端末10の機種に応じて自動的に、若しくはユーザ操作に応じて選択されて画面表示するようにしてもよい。
設定表153は、無線通信端末10の持ち方と送信に使用するアンテナとを対応づけたものであり、無線通信端末10の機種ごとに作成される。この設定表153は、無線通信端末10の筐体越しにユーザの手で覆われない方のアンテナを送信に使用するように予め通信事業者が設定してもよい。設定表153は、携帯通信事業者のサイトにダウンロード可能に配置して、無線通信端末10にダウンロードしてもよい。
設定表154は、無線通信端末10の通信種別ごとに無線通信端末10の持ち方を設定したものである。設定表154は、アプリケーション151によってテンプレート152を用いて無線通信端末10の通信種別ごとに無線通信端末10の持ち方を設定してもよい。
ディスプレイ16は、無線通信端末10のメニュー画面やテンプレートの画面表示を行う。
入出力操作部17は、ユーザが通信の開始や終了の操作を行う他、テンプレート152を用いて無線通信端末10の持ち方を設定する際の操作を行う。
センサー部18は、姿勢センサーや加速度センサーを備えており、無線通信端末1010の向き(縦位置、横位置)を検出する。
電源部19は、無線通信端末10の各部に電気を供給するバッテリである。
[第2実施形態]
次に、本願発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、無線通信端末の端末本体にアンテナを取り付けないで、ジャケットカバーにアンテナを取り付ける構成である。
図12に示すように、第2の実施形態の無線通信端末100は、端末本体20とジャケットカバー30とから構成される。ジャケットカバー30は、端末本体20に着脱可能に装着されるカバーである。端末本体20は、第1の実施例における無線通信端末10とほぼ同様の構成であるが、メインアンテナ11とサブアンテナ12が取り付けられていない点が異なる。ジャケットカバー30には、そのメインアンテナ11とサブアンテナ12が取り付けられている。端末本体20とジャケットカバー30との間は、コネクタ等が嵌合することによって電気的インタフェースが接続され、メインアンテナ11とサブアンテナ12によって高周波信号が送受信されるようになっている。
図13は、無線通信端末100の概略構成を示し端末本体20とジャケットカバー30のそれぞれの内部構成を示す。端末本体20の各部の構成と、ジャケットカバー30の各部の構成は、第1の実施形態における各部の構成とそれぞれ同一の機能を備えており、詳細説明は省略する。
ジャケットカバー30におけるメインアンテナ11とサブアンテナ12の切り替えは、第1の実施形態にけるアンテナの切り替え動作と同一の動作であり、詳細は省略する。なお、本実施形態においては、テンプレート152は、予め複数種類用意しておき、通信種別や無線通信端末10の機種、ジャケットカバー30の種類を検出するようにして、その検出結果に応じて自動的に、若しくはユーザ操作に応じて選択されて画面表示するようにしてもよい。
無線通信端末100は、海外の周波数バンドにも対応するグローバル無線通信端末として構成してもよい。端末本体20に多数の周波数バンドに対応したRF部14を複数備え、さらにそれらのRF部14に適合したアンテナを取り付けてもよいが、そうすると端末本体20の回路規模が大きくなるうえ、アンテナの本数が増えることで手でアンテナが覆われやすくなりアンテナの性能劣化を招く原因となる。このような場合には、個別の周波数バンドに対応したアンテナをジャケットカバー30に取り付けることで、グローバル対応の無線通信端末の製作を容易にすることができる。
図14は、グローバル無線通信端末200の概略構成を示す。端末本体21は、各国や地域で使用されている周波数バンドにそれぞれ適合したRF部を備えている。ジャケットカバー31は、特定の国や地域において使用されている個別の周波数バンドに対応したアンテナを備える。このようなジャケットカバー31を国や地域ごとに用意して、ユーザが使用地に合わせてジャケットカバー31を取り換えながら端末本体21に装着することで、一台の端末本体21をグローバルに使用して通信サービスを利用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、特許請求の範囲、明細書及び図面中において示した無線通信端末の動作フロー及び各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうる。また、特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 無線通信端末(第1の実施形態)
11 メインアンテナ
12(121,122,123) サブアンテナ
13 切替スイッチ
14 RF部
15 制御部
151 アプリケーション
152 テンプレート
153 設定表
154 設定表
100 無線通信端末(第2の実施形態)
20 端末本体
30 ジャケットカバー
200 グローバル無線通信端末

Claims (6)

  1. 複数のアンテナと、前記複数のアンテナの中から送信に使用するアンテナを選択可能に切り替えるスイッチと、を備えた無線通信端末であって、
    前記無線通信端末の持ち方と前記送信に使用するアンテナとの対応を設定する第1の設定手段と、
    前記無線通信端末の持ち方を設定する第2の設定手段と、
    第1及び第2の設定手段による設定に従い、前記無線通信端末の持ち方に応じて、前記スイッチの切り替え動作を制御する制御手段と、を備えた無線通信端末。
  2. 前記第1の設定手段は、前記複数のアンテナのうち、前記無線通信端末の筐体越しにユーザの手によって覆われないアンテナを前記送信に使用するアンテナとして設定する、請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記第2の設定手段は、通信種別ごとに前記無線通信端末の持ち方を設定する、請求項1又は2に記載の無線通信端末。
  4. 前記第2の設定手段は、前記無線通信端末の代表的な持ち方を示すテンプレートを画面表示する、請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 前記無線通信端末は、端末本体と前記端末本体に着脱可能なジャケットカバーとから構成され、前記複数のアンテナは前記ジャケットカバーに備えるようにした、請求項1乃至4のいずれかに記載の無線通信端末。
  6. コンピュータを、請求項1乃至5に記載の無線通信端末として機能させることを特徴とする無線通信プログラム。
JP2016012496A 2016-01-26 2016-01-26 無線通信端末及び無線通信プログラム Pending JP2017135503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012496A JP2017135503A (ja) 2016-01-26 2016-01-26 無線通信端末及び無線通信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012496A JP2017135503A (ja) 2016-01-26 2016-01-26 無線通信端末及び無線通信プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017135503A true JP2017135503A (ja) 2017-08-03

Family

ID=59503828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016012496A Pending JP2017135503A (ja) 2016-01-26 2016-01-26 無線通信端末及び無線通信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017135503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019077988A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 ソフトバンク株式会社 無線通信端末及びプログラム
WO2020080817A1 (en) * 2018-10-16 2020-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Detection and ranging using multi-radio mobile devices

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013021791A1 (ja) * 2011-08-11 2013-02-14 日本電気株式会社 電子機器の収納ケース
JP2014093537A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Kyocera Corp 電子機器
JP2014187647A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Nec Casio Mobile Communications Ltd アンテナ制御装置、アンテナの制御方法、プログラム及び通信装置
JP2015507861A (ja) * 2011-12-15 2015-03-12 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッドAmazon Technologies, Inc. ユーザデバイスのデータ通信のためのアンテナ展開スイッチング
WO2015037401A1 (ja) * 2013-09-13 2015-03-19 シャープ株式会社 携帯端末

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013021791A1 (ja) * 2011-08-11 2013-02-14 日本電気株式会社 電子機器の収納ケース
JP2015507861A (ja) * 2011-12-15 2015-03-12 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッドAmazon Technologies, Inc. ユーザデバイスのデータ通信のためのアンテナ展開スイッチング
JP2014093537A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Kyocera Corp 電子機器
JP2014187647A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Nec Casio Mobile Communications Ltd アンテナ制御装置、アンテナの制御方法、プログラム及び通信装置
WO2015037401A1 (ja) * 2013-09-13 2015-03-19 シャープ株式会社 携帯端末

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019077988A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 ソフトバンク株式会社 無線通信端末及びプログラム
WO2020080817A1 (en) * 2018-10-16 2020-04-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Detection and ranging using multi-radio mobile devices
US11031978B2 (en) 2018-10-16 2021-06-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Detection and ranging using multi-radio mobile devices
CN113167878A (zh) * 2018-10-16 2021-07-23 三星电子株式会社 使用多无线电移动设备的检测和测距

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10097295B2 (en) Method of linkage-viewing TV broadcasting program between mobile communication apparatus and digital TV, and mobile communication apparatus and digital TV thereof
US11888568B2 (en) Apparatus and method for providing diversity service antenna in portable terminal
JP4003746B2 (ja) 表示装置
US20110227843A1 (en) Control system for controlling mobile device of automobile
US9380141B2 (en) Method for setting characteristic of accessory and accessory operation system supporting the same
CN102210178A (zh) 用于经由基于上下文的通信来节省功率的***和方法
JP2013153346A (ja) 遠隔操作システム
CN103475917A (zh) 一种同步播放信息的方法、装置及终端设备
JP2014036374A (ja) 無線送受信機、及び運用周波数設定方法
CN106708390B (zh) 一种截屏的方法、装置和***
KR20120067461A (ko) 휴대 단말기의 복합 기능 일체형 안테나 및 이를 포함하는 휴대 단말기
JP2017135503A (ja) 無線通信端末及び無線通信プログラム
KR200382089Y1 (ko) 휴대폰과 인터페이스가 가능한 표시장치
CN110011035B (zh) 天线结构和电子设备
CN109687150B (zh) 一种天线结构和电子设备
KR20110113912A (ko) 휴대 단말기 및 그의 다중 입력 다중 출력 안테나 운용 방법
CN110829039A (zh) 一种移动终端天线***、控制方法及移动终端
CN113364480A (zh) 一种射频前端、芯片及设备
CN108594938B (zh) 移动终端的扩展设备及移动组合设备
KR100436894B1 (ko) 오디오/비디오 기능을 가진 전자레인지
CN106559689B (zh) 节目播放装置、移动终端及方法
JP2005175814A (ja) 送受信システム及び送受信制御方法
JP2014036375A (ja) 無線送受信機、及び送信周波数設定方法
JP2013090051A (ja) 制御装置
US20120082092A1 (en) Communication terminal and method of operating the same

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171010