JP2014036375A - 無線送受信機、及び送信周波数設定方法 - Google Patents

無線送受信機、及び送信周波数設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スプリット運用において、呼び出し局によるスプリット周波数の設定を簡単にする技術を提供する。
【解決手段】無線送受信機1は、受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶する運用周波数記憶部21と、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報を選択的に入力するテンキー3と、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報と、テンキー3によって入力された1−9数字情報と、に基づいて、運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報を更新する制御部20と、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数で受信し、運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数で送信を行う通信用送信回路30及び通信用受信回路31と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、無線送受信機、及び送信周波数設定方法に関する。
この種の技術として、特許文献1は、アマチュア無線のDX通信でスプリット運用をする際の、無線送受信機のスプリット周波数を設定する方法を開示している。
即ち、アマチュア無線のHF帯のDXペディションの運用においては、DXペディション局(以下、DX局)は、自機が送信に用いる送信周波数から任意の周波数(以下、オフセット周波数)だけ離れた周波数を受信に用いる受信周波数(呼び出し局から見れば送信周波数、以下、スプリット周波数)とする、所謂スプリット運用が利用されている。このオフセット周波数は、DX局が告知し指定する。このとき、DX局は、単一のオフセット周波数を指定する場合もあれば、オフセット周波数としてある範囲を指定する場合もある。
特許文献1は、予めステップ周波数を設定しておき、指定した回数だけステップ周波数を受信周波数に加減算して送信周波数を設定するようにしている。
特開平08-18481号公報
特許文献1の方法では、予めステップ周波数を設定しておくのが煩雑である。
本願発明の目的は、スプリット運用において、呼び出し局によるスプリット周波数の設定を簡単にする技術を提供することにある。
受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶する周波数情報記憶手段と、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報が選択的に入力される入力手段と、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報と、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報と、に基づいて、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記送信周波数情報を更新する更新手段と、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数で受信し、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記送信周波数で送信を行う無線送受信手段と、を備えた、無線送受信機が提供される。
前記更新手段は、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報に、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数情報で前記送信周波数情報を更新し、前記入力手段は、「1〜9」の数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力可能に構成されており、前記更新手段は、前記入力手段によって前記非1−9数字情報が入力され、その後に、前記1−9数字情報が入力された場合は、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報に、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数情報で前記送信周波数情報を更新する。
前記非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む。
受信周波数と、前記受信周波数と周波数が異なる送信周波数と、を用いて無線送受信を行う無線送受信機における、前記送信周波数の設定方法であって、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報を選択的に入力する第1のステップと、前記受信周波数と、入力された前記1−9数字情報と、に基づいて、前記送信周波数情報を設定する第2のステップと、を含む、送信周波数設定方法が提供される。
前記第2のステップにおいて、前記受信周波数に、入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数で前記送信周波数情報を設定し、前記第1のステップにおいて、「1〜9」の何れかの数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力し、その後に、前記1−9数字情報を入力し、前記2のステップにおいて、前記受信周波数に、入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数で前記送信周波数情報を設定する。
前記非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む。
本願発明によれば、スプリット運用において、呼び出し局によるスプリット周波数の設定が簡単にできる。
図1は、無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図2は、無線送受信機の機能ブロック図である。(第1実施形態) 図3は、通常運用時における無線送受信機の制御フローである。(第1実施形態) 図4は、スプリット運用時における無線送受信機の制御フローである。(第1実施形態) 図5は、スプリット周波数の設定時における無線送受信機の制御フローである。(第1実施形態) 図6は、通常運用時における無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図7は、周波数調整ツマミによる同調操作の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図8は、タッチパネルによる同調操作の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図9は、タッチパネルによる同調操作の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図10は、スプリット運用時における無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図11は、テンキーによるスプリット周波数の設定の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図12は、スプリット周波数の設定を確定させた状態を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図13は、テンキーによるスプリット周波数の設定の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図14は、スプリット周波数の設定を確定させた状態を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図15は、ツマミによるスプリット周波数の設定の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図16は、スプリット周波数の設定を確定させた状態を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図17は、タッチパネルによるスプリット周波数の設定の様子を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図18は、スプリット周波数の設定を確定させた状態を示す無線送受信機の正面図である。(第1実施形態) 図19は、スプリット運用時における無線送受信機の制御フローである。(第2実施形態) 図20は、スプリット周波数の設定時における無線送受信機の制御フローである。(第2実施形態)
(第1実施形態)
以下、図1〜図18を参照して、本願発明の第1実施形態を説明する。
本願明細書において、「通常運用」とは、受信周波数と送信周波数を同一の周波数にして相手局と無線送受信を行う運用を意味する。「スプリット運用」とは、受信周波数と送信周波数を異なる周波数にして相手局と無線送受信を行う運用を意味する。「運用周波数」とは、受信周波数及び送信周波数を意味する。「スプリット周波数」とは、自局が呼び出し局であり相手局がDX局とした場合の、自局の送信周波数を意味する。「スペクトラム波形表示形式」とは、所定の運用周波数を含む所定の周波数範囲の信号強度の周波数分布を、横軸を周波数とし縦軸を信号強度として表示する表示形式を意味する。「ウォーターフォール表示形式」とは、所定の運用周波数を含む所定の周波数範囲の信号強度の周波数分布を、横軸を周波数とし縦軸を時間軸とし信号強度を色彩で表現する表示形式を意味する。なお、横軸と縦軸は適宜入れ替えることができる。
本実施形態の前半では、相手局と通常運用により無線送受信する場合を説明し、後半では、相手局としてのDX局とスプリット運用により無線送受信する場合を説明する。
図1には、本実施形態の無線送受信機1の正面図を示している。無線送受信機1の前面1aには、表示ユニット2、テンキー3(入力手段)、周波数調整ツマミ4、スプリット周波数設定ボタン5が配置されている。
表示ユニット2は、表示画面6aを有するLCD6(Liquid Crystal Display)と、タッチパネル7と、を重ね合わせて構成されている。図1に示すように、LCD6の表示画面6aには、所定の運用周波数に対する所定の周波数範囲の信号強度の周波数分布をスペクトラム波形表示形式で表示するスペクトラム領域8と、信号強度の周波数分布をウォーターフォール表示形式で表示するウォーターフォール領域9と、受信周波数を表示する受信周波数領域10と、送信周波数を表示する送信周波数領域11と、が確保されている。なお、図1には、通常運用時の表示例を示しており、従って、受信周波数領域10に表示される受信周波数と送信周波数領域11に表示される送信周波数は等しく、送信周波数領域11は受信周波数領域10と比べて暗い色調となっている。これは、通常運用時では、受信周波数と送信周波数が常に等しいので、送信周波数領域11を参照する必要がないからである。
テンキー3は、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報と、「1〜9」の数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報と、を選択的に入力するための入力手段である。テンキー3は、「1〜9」の何れかの数字がキートップに印刷された9つの非ゼロキー12と、「0」の数字がキートップに印刷された1つのゼロキー13と、を備えている。何れかの非ゼロキー12を押下すると、押下された非ゼロキー12に対応する1−9数字情報が入力される。また、ゼロキー13を押下すると、非1−9数字情報が入力される。本実施形態において、非1−9数字情報とは、「0」の数字情報としたが、これに代えて、「―」や「*」などといった記号情報であってもよい。
周波数調整ツマミ4は、受信周波数又は送信周波数を微調整するためのツマミである。本実施形態において、周波数調整ツマミ4を時計回りに回転させると、受信周波数又は送信周波数が高くなる。同様に、周波数調整ツマミ4を反時計回りに回転させると、受信周波数又は送信周波数が低くなる。
スプリット周波数設定ボタン5は、スプリット運用を開始するトリガーとしてのボタンである。スプリット周波数設定ボタン5は、LED(Light Emitting Diode)を内蔵しており、後述する制御部20の制御によって点灯又は消灯することができるようになっている。
無線送受信機1の上面1bには、電源スイッチ14が配置されている。
次に、図2を参照して、無線送受信機1の電気的構成を説明する。
無線送受信機1は、制御部20(更新手段)、運用周波数記憶部21(周波数情報記憶手段)、補助周波数記憶部22(補助周波数情報記憶手段)、LCD制御部23(表示制御手段)、LCD制御情報記憶部24(LCD制御情報記憶手段)、タッチパネル制御部25、信号強度用受信回路27、信号強度生成部28、信号強度記憶部29、通信用送信回路30、通信用受信回路31を更に備えている。無線送受信機1の周辺機器として、マイク32、スピーカ33、アンテナ34が備えられている。本実施形態において、操作検出手段は、タッチパネル7とタッチパネル制御部25によって実現されている。
運用周波数記憶部21は、受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶するための記憶部である。運用周波数記憶部21は、制御部20に接続されている。
補助周波数記憶部22は、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を一時的に記憶するための記憶部である。補助周波数記憶部22は、制御部20に接続されている。
LCD制御部23は、LCD6を制御する制御部である。
LCD制御情報記憶部24は、LCD制御部23がLCD6を制御する際に参照する制御情報を記憶するための記憶部である。LCD制御情報記憶部24には、LCD6の表示画面6aのスペクトラム領域8やウォーターフォール領域9の横軸の上限値及び下限値を記憶する。LCD制御情報記憶部24は、制御部20に接続されている。
タッチパネル制御部25は、タッチパネル7を制御する制御部である。タッチパネル制御部25は、タッチパネル7からの信号に基づいて、タッチパネル7上におけるユーザーの接触操作の操作位置に対応する座標情報を生成し、生成した座標情報及び操作状況情報を制御部20に出力する。操作状況情報は、接触操作の開始に関する情報、接触操作中に関する情報、接触操作の終了に関する情報を含む。
信号強度用受信回路27は、アンテナ34から信号を受信するための回路である。信号強度用受信回路27は、アンテナ34から受信した信号を信号強度生成部28に出力する。
信号強度生成部28は、信号強度用受信回路27から入力された受信信号を解析することで、受信信号の信号強度の周波数分布に対応する周波数分布情報を生成する。信号強度生成部28は、生成した周波数分布情報を信号強度記憶部29及びLCD制御部23に出力する。
信号強度記憶部29は、信号強度生成部28から入力された周波数分布情報を記憶する。信号強度記憶部29は、現在から遡って例えば20秒前から、現在に至るまでの、複数の周波数分布情報を時系列で記憶する。
LCD制御部23は、信号強度生成部28から入力された周波数分布情報に基づいて、スペクトラム領域8に、受信信号の信号強度の周波数分布をスペクトラム波形表示形式で表示するよう、LCD6を制御する。同様に、LCD制御部23は、信号強度記憶部29を適宜参照することで、ウォーターフォール領域9に、受信信号の信号強度の周波数分布をウォーターフォール表示形式で表示するよう、LCD6を制御する。
通信用送信回路30は、運用周波数記憶部21から出力された送信周波数情報に対応する送信周波数で、アンテナ34を経由して無線送信するための送信回路である。通信用送信回路30には、音声入力手段としてのマイク32が接続されている。
通信用受信回路31は、運用周波数記憶部21から出力された受信周波数情報に対応する受信周波数で、アンテナ34を経由して無線受信するための受信回路である。通信用受信回路31には、音声出力手段としてのスピーカ33が接続されている。
テンキー3及び周波数調整ツマミ4、スプリット周波数設定ボタン5は、制御部20に接続されている。
(作動)
次に、無線送受信機1の作動について説明する。先ず、図3を参照して通常運用時における作動を説明し、次に、図4及び図5を参照してスプリット運用時における作動を説明する。
図3において、電源スイッチ14を押下することで、無線送受信機1の電源を投入する(S100)。すると、制御部20は、通常運用時における運用周波数情報f_normalを初期化する(S110)。図6には、無線送受信機1の電源投入直後の初期画面を示している。ここでは、運用周波数情報f_normalは、1MHzに設定されている。次に、制御部20は、周波数調整ツマミ4の回転が有ったか判定する(S120)。S120で、周波数調整ツマミ4の回転が無かったと判定した場合は(S120:NO)、制御部20は、タッチパネル7に対するタップ操作が有ったか判定する(S130)。S130で、タッチパネル7に対するタップ操作が無かったと判定した場合は(S130:NO)、制御部20は、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始したか判定する(S140)。S140で、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始しなかったと判定した場合は(S140:NO)、制御部20は、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたか判定する(S150)。S150で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されなかったと判定した場合は(S150:NO)、制御部20は、電源スイッチ14が押下されたか判定する(S160)。S160で、電源スイッチ14が押下されたと判定した場合は(S160:YES)、制御部20は、処理を終了する(S170)。S160で、電源スイッチ14が押下されなかったと判定した場合は(S160:NO)、制御部20は、処理をS120に戻す。
S120で、図7に示すように、周波数調整ツマミ4の回転が有ったと判定した場合は(S120:YES)、制御部20は、周波数調整ツマミ4の回転角θに対応する周波数情報f(θ)を現在の運用周波数情報f_normalに加減算させ、加減算後の運用周波数情報f_normalを運用周波数記憶部21に記憶させ(S180)、処理をS150に進める。図7の例では、周波数調整ツマミ4を時計回りに若干回転させることで、運用周波数情報f_normalが1MHzから1.000007MHzに変更されている。
S130で、図8で符号Tで示すように、タッチパネル7に対するタップ操作が有ったと判定した場合は(S130:YES)、制御部20は、タッチパネル制御部25からの座標情報と、LCD制御情報記憶部24から読み込んで取得した上限値及び下限値と、に基づいてタップ操作の操作位置に対応する周波数情報f_tapを取得し、取得した周波数情報f_tapを運用周波数情報f_normalとして運用周波数記憶部21に記憶させる(S190)。次に、LCD制御部23は、更新後の運用周波数情報f_normalに対応する周波数がLCD6の表示画面6aの略中央となるようにLCD6を制御する(S200)。図9の例では、運用周波数情報f_normalが1.000026MHzに設定され、1.000026MHzがLCD6の表示画面6aの略中央となるようにLCD6の表示内容が紙面左へとスクロールされている。その後、制御部20は、処理をS150に進める。
S140で、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始したと判定した場合は(S140:YES)、制御部20は、タッチパネル制御部25からの座標情報と、LCD制御情報記憶部24から読み込んで取得した上限値及び下限値と、に基づいてタッチ操作の操作位置に対応する周波数情報f_touchを取得し、取得した周波数情報f_touchを運用周波数情報f_normalとして運用周波数記憶部21に記憶させる(S210)。次に、制御部20は、タッチパネル7に対するタッチ操作が終了したか判定する(S220)。タッチパネル7に対するタッチ操作が終了していないと判定した場合は(S220:NO)、制御部20は、処理をS210に戻す。タッチパネル7に対するタッチ操作が終了したと判定した場合は(S220:YES)、制御部20は、処理をS150に進める。従って、ユーザーがタッチパネル7に対してドラッグ操作をした場合は、運用周波数情報f_normalがドラッグ操作に追従して刻々と変化することになる。なお、必ずしも、タップ操作とタッチ操作によるドラッグ操作との双方が可能でなくてもよい。
S150で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたと判定した場合は、制御部20は、処理を図4のS300に進める(S150:YES)。ここで、スプリット運用について説明すると、先ず、ユーザーは、タッチパネル7や周波数調整ツマミ4を操作することで、図3に示すように運用周波数を相手局(DX局)の送信周波数に合わせる。このとき、タッチパネル7は同調操作の粗調整に、周波数調整ツマミ4は同調操作の微調整に好適である。そして、相手局の指示に基づいて、自局の送信周波数、即ちスプリット周波数の設定を開始する。従って、スプリット周波数設定ボタン5は、スプリット周波数の設定を開始するタイミングで押下されることになる。
図3のS150で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたと判定したら(S150:YES)、制御部20は、スプリット周波数設定ボタン5を点灯させる(S300)。次に、制御部20は、現在の受信周波数情報f_RXを復元用受信周波数情報oldf_RXとして補助周波数記憶部22に一時的に待避させておく(S310)。この状態で、ユーザーは、現在の受信周波数情報f_RXを変更する(S320)。そして、制御部20は、スプリット周波数設定ボタン5が再度、押下されたか判定する(S330)。S330で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されなかったと判定した場合は(S330:NO)、制御部20は、処理をS320に戻す。一方、S330で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたと判定した場合は、制御部20は、現在の受信周波数情報f_RXを送信周波数情報f_TXに複写し(S340)、復元用受信周波数情報oldf_RXを用いて受信周波数情報f_RXを復元し(S350)、スプリット周波数設定ボタン5を消灯させ(S360)、電源スイッチ14が押下されたか判定する(S370)。そして、電源スイッチ14が押下されたと判定したら(S370:YES)、制御部20は、処理を終了する(S380)。
従って、本実施形態では、スプリット周波数を設定するに際し、電波の使用状況を実際に視聴することが簡単にでき、DX局との無線送受信を希望する他局との間での混信を効率良く回避することができる。また、スプリット設定後は、受信周波数が上記視聴前の元の周波数に戻るので、DX局からの呼びかけを聞き逃すこともない。
次に、図4のS320の、受信周波数情報f_RXの変更手順について、図5及び図10〜図18を参照して説明する。
図10には、図4のS310からS320へ処理が移行した時点での状態を示している。図10に示すように、S320において、スプリット周波数設定ボタン5は点灯した状態となっている。
図5において、受信周波数情報f_RXの変更が開始すると(S400)、制御部20は、何れかの非ゼロキー12が押下されたか判定する(S410)。S410で、何れの非ゼロキー12も押下されていないと判定した場合は(S410:NO)、制御部20は、ゼロキー13が押下されたか判定する(S420)。S420で、ゼロキー13が押下されていないと判定した場合は(S420:NO)、制御部20は、周波数調整ツマミ4の回転が有ったか判定する(S430)。S430で、周波数調整ツマミ4の回転が無かったと判定した場合は(S430:NO)、制御部20は、タッチパネル7に対するタップ操作が有ったか判定する(S440)。S440で、タッチパネル7に対するタップ操作が無かったと判定した場合は(S440:NO)、制御部20は、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始したか判定する(S450)。S450で、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始しなかったと判定した場合は(S450:NO)、制御部20は、処理を図4のS330に進める(S460)。
S410で、図11に示すように、何れかの非ゼロキー12が押下されたと判定した場合は(S410:YES)、制御部20は、押下された非ゼロキー12に対応する非ゼロ値を受信周波数情報f_RXに加算し、加算後の受信周波数情報f_RXを運用周波数記憶部21に記憶させ(S470)、処理をS460に進める。図11の例では、「5」が印刷された非ゼロキー12が押下されているので、制御部20は、受信周波数情報f_RXに5×10=50Hzを加算している。なお、「5」が印刷された非ゼロキー12が押下された際に、制御部20が、受信周波数情報f_RXに、5Hzを加算するか、50Hzを加算するか、500Hzを加算するか、即ち受信周波数情報f_RXのどの桁に「5」を加算するかは適宜選択可能である。この状態で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されると(S330:YES)、制御部20は、図12に示すように、現在の受信周波数情報f_RX(1.000050MHz)を送信周波数情報f_TXに複写し(S340)、復元用受信周波数情報oldf_RX(1.000000MHz)を用いて受信周波数情報f_RXを復元する(S350)。図12において、スペクトラム領域8の細い縦棒50はスプリット周波数を示し、太い縦棒51は受信周波数を示している。
S420で、図13に示すように、ゼロキー13が押下されたと判定した場合は(S420:YES)、制御部20は、非ゼロキー12の押下を待つ(S480)。何れかの非ゼロキー12が押下されると(S480)、制御部20は、押下された非ゼロキー12に対応する非ゼロ値を受信周波数情報f_RXから減算し、減算後の受信周波数情報f_RXを運用周波数記憶部21に記憶させ(S490)、処理をS460に進める。図13の例では、「0」が印刷されたゼロキー13が押下された後に、「5」が印刷された非ゼロキー12が押下されているので、制御部20は、受信周波数情報f_RXから5×10=50Hzを減算している。なお、「5」が印刷された非ゼロキー12が押下された際に、制御部20が、受信周波数情報f_RXから、5Hzを減算するか、50Hzを減算するか、500Hzを減算するか、即ち受信周波数情報f_RXのどの桁に「5」を加算するかは適宜選択可能である。この状態で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されると(S330:YES)、制御部20は、図14に示すように、現在の受信周波数情報f_RX(0.999950MHz)を送信周波数情報f_TXに複写し(S340)、復元用受信周波数情報oldf_RX(1.000000MHz)を用いて受信周波数情報f_RXを復元する(S350)。
S430で、図15に示すように、周波数調整ツマミ4の回転が有ったと判定した場合は(S430:YES)、制御部20は、周波数調整ツマミ4の回転角θに対応する周波数情報f(θ)を現在の受信周波数情報f_RXに加減算させ、加減算後の受信周波数情報f_RXを運用周波数記憶部21に記憶させ(S500)、処理をS460に進める。図15の例では、周波数調整ツマミ4を時計回りに若干回転させることで、受信周波数情報f_RXが1MHzから1.000007MHzに変更されている。この状態で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されると(S330:YES)、制御部20は、図16に示すように、現在の受信周波数情報f_RX(1.000007MHz)を送信周波数情報f_TXに複写し(S340)、復元用受信周波数情報oldf_RX(1.000000MHz)を用いて受信周波数情報f_RXを復元する(S350)。
S440で、図17で符号Tで示すように、タッチパネル7に対するタップ操作が有ったか判定した場合は(S440:YES)、制御部20は、タッチパネル制御部25からの座標情報と、LCD制御情報記憶部24から読み込んで取得した上限値及び下限値と、に基づいてタップ操作の操作位置に対応する周波数情報f_tapを取得し、取得した周波数情報f_tapを受信周波数情報f_RXとして運用周波数記憶部21に記憶させ(S510)、処理をS460に進める。図17の例では、受信周波数情報f_RXが1MHzから0.999962MHzに変更されている。この状態で、スプリット周波数設定ボタン5が押下されると(S330:YES)、制御部20は、図18に示すように、現在の受信周波数情報f_RX(0.999962MHz)を送信周波数情報f_TXに複写し(S340)、復元用受信周波数情報oldf_RX(1.000000MHz)を用いて受信周波数情報f_RXを復元する(S350)。
S450で、タッチパネル7に対するタッチ操作が開始したと判定した場合は(S450:YES)、制御部20は、タッチパネル制御部25からの座標情報と、LCD制御情報記憶部24から読み込んで取得した上限値及び下限値と、に基づいてタッチ操作の操作位置に対応する周波数情報f_touchを取得し、取得した周波数情報f_touchを受信周波数情報f_RXとして運用周波数記憶部21に記憶させる(S520)。次に、制御部20は、タッチパネル7に対するタッチ操作が終了したか判定する(S530)。タッチパネル7に対するタッチ操作が終了していないと判定した場合は(S530:NO)、制御部20は、処理をS520に戻す。タッチパネル7に対するタッチ操作が終了したと判定した場合は(S530:YES)、制御部20は、処理をS460に進める。従って、ユーザーがタッチパネル7に対してドラッグ操作をした場合は、受信周波数情報f_RXがドラッグ操作に追従して刻々と変化することになる。
以上に、本願発明の第1実施形態を説明した。上記第1実施形態は、以下の特長を有している。
(1−1)無線送受信機1は、表示画面6aを有するLCD6(表示手段)と、表示画面6aに、受信した信号の信号強度の周波数分布を表示するようにLCD6を制御するLCD制御部23(表示制御手段)と、表示画面6aに対するユーザーの操作を検出するタッチパネル7及びタッチパネル制御部25(操作検出手段)と、受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶する運用周波数記憶部21(周波数情報記憶手段)と、タッチパネル7及びタッチパネル制御部25によって検出された操作の操作位置に対応する周波数情報に基づいて、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報又は運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報を更新する制御部20(更新手段)と、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報及び運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報に基づいて無線送受信を行う通信用送信回路30及び通信用受信回路31(無線送受信手段)と、を備える。以上の構成によれば、無線送受信機1における運用周波数の調整の利便性が向上する。
(1−2)また、LCD制御部23は、表示画面6aに、周波数分布をスペクトラム波形表示形式又はウォーターフォール表示形式で表示するようにLCD6を制御する。特に、周波数分布をウォーターフォール表示形式で表示する場合は、過去の電波状況を把握できるので、目的に応じた設定が可能となる。
つまり、タップ操作及びタッチ操作は、スペクトラム領域8だけでなく、ウォーターフォール領域9でも可能である。半二重方式の交信である場合には現時点で信号を検出していない場合もあり、現時点での信号が検出できない周波数であっても過去において信号を検出した周波数を選択することが可能となる。
(1−3)また、LCD制御部23は、操作位置に対応する周波数が表示画面6aの略中央となるようにLCD6を制御する。
(1−4)また、LCD6に対するユーザーの操作は、表示画面6aに対する接触操作である。
(1−5,1−6)また、制御部20は、接触操作が開始したら、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を更新し、接触操作の終了以降、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたら、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報に複写する。以上の構成によれば、スプリット運用において送信周波数を設定するに際し、電波の使用状況を実際に視聴することが簡単にできる。
また、制御部20は、接触操作が開始したら、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を更新し、接触操作の終了以降、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたら、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報に複写することに代えて、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報を更新するようにしてもよい。
(1−7、1−8)また、無線送受信機1は、受信周波数情報を記憶するための補助周波数記憶部22(補助周波数情報記憶手段)を更に有する。制御部20は、接触操作が開始したら、開始時に運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を補助周波数記憶部22に保存し、その後、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を更新し、接触操作の終了以降、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたら、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を送信周波数情報に複写し、その後、補助周波数記憶部22に記憶されている受信周波数情報を用いて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を接触操作前の状態に復元する。以上の構成によれば、送信周波数の設定後、受信周波数を手動で復元する手間が省ける。
なお、制御部20は、接触操作の終了以降、スプリット周波数設定ボタン5が押下されたら、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を送信周波数情報に複写し、その後、補助周波数記憶部22に記憶されている受信周波数情報を用いて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を接触操作前の状態に復元することに代えて、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報を更新し、その後、補助周波数記憶部22に記憶されている受信周波数情報を用いて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を接触操作前の状態に復元するようにしてもよい。
(1−9)また、制御部20は、接触操作中、接触操作の操作位置に基づいて運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報を更新する。以上の構成によれば、受信周波数がドラッグ操作に追従して刻々と変化するようになる。
(1−10)また、ユーザーが、受信した信号の信号強度の周波数分布が表示された表示画面6aに対して操作するステップ(S130、S140)と、操作の操作位置に対応する周波数情報に基づいて、受信周波数に対応する受信周波数情報を更新するステップ(S190、S210)と、受信周波数情報に基づいて無線送受信を行うステップと、を含む。
(2−1)無線送受信機1は、受信周波数と、受信周波数と周波数が異なる送信周波数と、を用いて無線送受信を行う。無線送受信機1は、受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶する運用周波数記憶部21と、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報が選択的に入力されるテンキー3(入力手段)と、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報と、テンキー3によって入力された1−9数字情報と、に基づいて、運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数情報を更新する制御部20と、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数及び運用周波数記憶部21に記憶されている送信周波数で無線送受信を行う通信用送信回路30及び通信用受信回路31(無線送受信手段)と、を備える。以上の構成によれば、スプリット運用において、呼び出し局によるスプリット周波数の設定が簡単にできる。
(2−2)また、制御部20は、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報f_RXに、テンキー3によって入力された1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数情報で送信周波数情報を更新する。
(2−3)また、テンキー3は、「1〜9」の数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力可能に構成されている。制御部20は、テンキー3によって非1−9数字情報が入力され、その後に、1−9数字情報が入力された場合は、運用周波数記憶部21に記憶されている受信周波数情報に、テンキー3によって入力された1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数情報で送信周波数情報を更新する。以上の構成によれば、受信周波数情報f_RXよりも低い周波数を簡単な操作で前記送信周波数として設定することができる。
(2−4)また、非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む。
(2−5)また、受信周波数と、受信周波数と周波数が異なる送信周波数と、を用いて無線送受信を行う無線送受信機1における、送信周波数の設定方法は、「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報を選択的に入力する第1のステップ(S410)と、受信周波数情報f_RXと、入力された1−9数字情報と、に基づいて、送信周波数情報f_TXを設定する第2のステップ(S470、S340)と、を含む。以上の方法によれば、呼び出し局によるスプリット周波数の設定を簡単に行うことができる。
(2−6)第2のステップにおいて、受信周波数情報f_RXに、入力された1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数で送信周波数情報f_TXを設定する。
(2−7)第1のステップにおいて、「1〜9」の何れかの数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力し(S420)、その後に、前記1−9数字情報を入力し(S480)、
2のステップにおいて、受信周波数情報f_RXに、入力された1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数で送信周波数情報f_TXを設定する(S490、S340)。以上の方法によれば、受信周波数情報f_RXよりも低い周波数を簡単な操作で送信周波数情報f_TXとして設定することができる。
(2−8)非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む。
(第2実施形態)
次に、図19及び図20を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態では、S320で受信周波数情報f_RXが変更された際、S330でスプリット周波数設定ボタン5の押下が確認されたら、受信周波数情報f_RXの変更を確定して、S340以降の処理を実行するようにしていた。しかし、これに代えて、本実施形態では、図19及び図20に示すように、S470、S490、S510、S530の処理が完了したら、スプリット周波数設定ボタン5が押下されていなくても、受信周波数情報f_RXの変更を確定して、S340以降の処理を実行するようにしている。ただし、LCD6に対するタップ操作はあくまで粗調整の位置付けであるから、S500の処理が完了したら、上記第1実施形態と同様、制御部20は、処理をS460に進める。
1 無線送受信機
2 表示ユニット
3 テンキー
4 周波数調整ツマミ
5 スプリット周波数設定ボタン
6 LCD
7 タッチパネル
20 制御部
21 運用周波数記憶部
22 補助周波数記憶部
23 LCD制御部

Claims (6)

  1. 受信周波数に対応する受信周波数情報と、送信周波数に対応する送信周波数情報と、を記憶する周波数情報記憶手段と、
    「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報が選択的に入力される入力手段と、
    前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報と、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報と、に基づいて、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記送信周波数情報を更新する更新手段と、
    前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数で受信し、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記送信周波数で送信を行う無線送受信手段と、
    を備えた、
    無線送受信機。
  2. 請求項1に記載の無線送受信機であって、
    前記更新手段は、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報に、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数情報で前記送信周波数情報を更新し、
    前記入力手段は、「1〜9」の数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力可能に構成されており、
    前記更新手段は、前記入力手段によって前記非1−9数字情報が入力され、その後に、前記1−9数字情報が入力された場合は、前記周波数情報記憶手段に記憶されている前記受信周波数情報に、前記入力手段によって入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数情報で前記送信周波数情報を更新する、
    無線送受信機。
  3. 請求項2に記載の無線送受信機であって、
    前記非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む、
    無線送受信機。
  4. 受信周波数と、前記受信周波数と周波数が異なる送信周波数と、を用いて無線送受信を行う無線送受信機における、前記送信周波数の設定方法であって、
    「1〜9」の何れかの数字情報に相当する1−9数字情報を選択的に入力する第1のステップと、
    前記受信周波数と、入力された前記1−9数字情報と、に基づいて、前記送信周波数情報を設定する第2のステップと、
    を含む、送信周波数設定方法。
  5. 請求項4に記載の送信周波数設定方法であって、
    前記第2のステップにおいて、前記受信周波数に、入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を加算して得た周波数で前記送信周波数情報を設定し、
    前記第1のステップにおいて、「1〜9」の何れかの数字情報以外の情報に相当する非1−9数字情報を入力し、その後に、前記1−9数字情報を入力し、
    前記2のステップにおいて、前記受信周波数に、入力された前記1−9数字情報に相当する数字情報を減算して得た周波数で前記送信周波数情報を設定する、
    送信周波数設定方法。
  6. 請求項5に記載の送信周波数設定方法であって、
    前記非1−9数字情報は、「0」の数字情報を含む、
    送信周波数設定方法。
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