JP2017134218A - 発光装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影前に、ユーザーが発光装置の能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができるようにする。【解決手段】ストロボ101は被写体を撮像する際に発光部102を発光させて被写体を照明する。制御部105は温度検出部103によって発光部の温度を検出し、発光部の温度、発光部における発光1回当りの温度上昇を示す温度上昇推定値、発光部における温度上昇の上限値を示す発光部温度上限値、およびカメラ110による撮像の際の設定条件に基づいて、発光部による連続発光可能な撮影条件を算出して、連続発光可能な撮影条件を表示部104に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置およびその制御方法に関し、特に、撮像装置とともに用いられる発光装置に関する。
近年、デジタル一眼カメラなどの撮像装置では、撮像エンジンの高機能化によって連写撮影における秒間コマ数が増加している。一方、LEDを用いた発光装置のように、動画撮影に適した連続照射が可能な発光装置もある。
ところで、LEDを用いた発光装置においては、連写撮影の際に連続発光を行うと、LEDが発熱して発光輝度が低下するばかりでなく、LEDが破損することがある。このような閃光に起因する発熱に対処するため、例えば、発光禁止又は発光制限を行う前に、ユーザーに対して所定の警告を行うようにした発光装置がある(特許文献1参照)。
特開2009−300523号公報
上述の特許文献1においては、連写撮影の際に、LEDなどの発光部の温度上昇を検出して警告を行っているだけで、ユーザーは撮影前に発光装置の能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することはできない。
そこで、本発明の目的は、撮影前に、ユーザーが発光装置の能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる発光装置およびその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による発光装置は、被写体を撮像する撮像装置に接続され、前記被写体を撮像する際に発光部を発光させて前記被写体を照明する発光装置であって、前記発光部の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段で検出された前記発光部の温度、前記発光部における温度上昇を示す温度上昇推定値、前記発光部における温度上昇の上限値を示す発光部温度上限値、および前記撮像装置による撮像の際の設定条件に基づいて、前記発光部による連続発光可能な撮影条件を算出する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、被写体を撮像する撮像装置に接続され、前記被写体を撮像する際に発光部を発光させて前記被写体を照明する発光装置の制御方法であって、温度センサによって前記発光部の温度を検出する温度検出ステップと、前記温度検出ステップで得られた前記発光部の温度、前記発光部における温度上昇を示す温度上昇推定値、前記発光部における温度上昇の上限値を示す発光部温度上限値、および前記撮像装置による撮像の際の設定条件に基づいて、前記発光部による連続発光可能な撮影条件を算出する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影前に連続発光可能な撮影条件を算出するようにしたので、ユーザーは発光装置の能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
本発明の第1の実施形態による発光装置の一例を撮像装置とともに示すブロック図である。 図1に示す記憶部に記憶された連続フル発光1回における温度上昇推定値の一例を示す図である。 図1に示すストロボで行われる連続発光撮影条件算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による発光装置の一例を撮像装置とともに示すブロック図である。 図4に示すストロボで行われる連続発光撮影枚数算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるストロボで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるストロボにおいて記憶部に記憶された連続照射の際の温度上昇推定値の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態によるストロボおよびカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第5の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態によるストロボおよびカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第7の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。 図12に示すストロボおよびカメラで行われる撮影条件設定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第8の実施形態によるカメラの一例を示すブロック図である。 図14に示すカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による発光装置および撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による発光装置の一例を撮像装置とともに示すブロック図である。
発光装置(以下ストロボという)101は、デジタルカメラなどの撮像装置(以下単にカメラという)110に接続される。カメラ110は被写体を撮影する際、必要に応じてストロボ101を発光させて被写体を照明する。
ストロボ101は発光部102、温度検出部103、表示部104、制御部105、通信部108、および接続部109を有しており、接続部109によってカメラ110に接続される。なお、制御部105は記憶部106および演算部107を有している。カメラ110は、撮影レンズユニットおよび撮像素子を備える撮像部111、操作部112、スイッチ113、撮像制御部114、通信部115、および接続部116を備えており、接続部116によってストロボ101に接続される。そして、ストロボ101は、接続部109および116を接続することによってカメラ110に固定される。
温度検出部103は、発熱部である発光部102の温度を検出する。そして、温度検出部(温度センサ)103で検出された発光部102の温度は検出温度として制御部105に送られる。制御部105は、検出温度に基づいて、記憶部106に予め記憶された温度上昇推定値(発光部温度上昇推定値)および温度上限値(発光部温度上限値)を参照して、後述するようにして、連続発光可能撮影条件を求める。
図2は、図1に示す記憶部106に記憶された連続フル発光1回における温度上昇推定値の一例を示す図である。
図2に示す例では、秒間コマ数3回で連続フル発光を行った場合に、発光1回について発光部102の温度が0.5K上昇する。つまり、ここでは、秒間コマ数の設定値に対して連続フル発光1回の温度上昇推定値(発光部温度上昇推定値)が規定されている。そして、温度上昇推定値は、連続点灯時における単位時間当たりの発光部の温度上昇を示す値である。
図2に示す温度上昇推定値テーブルにない秒間コマ数の場合には、制御部105は補間計算によって連続フル発光1回当りの温度上昇改定値を求める。例えば、秒間コマ数が6枚の場合には、連続フル発光1回当りの温度上昇値は、〔{(秒間7コマ―秒間5コマ)/2}+秒間5コマ〕によって求められる。なお、ストロボで用いられる発光素子の特性に応じた温度上昇推定値が記憶部106に予め記憶される。
制御部105は、通信部108および115を介して撮像制御部114と通信を行ってカメラ110から設定条件情報を取得する。この設定条件情報は、例えば、フル発光に対する発光割合および秒間コマ数などを示す情報である。そして、制御部105は設定条件情報に基づいて温度上昇推定値を補正する。例えば、設定条件情報において発光割合が80%であると、制御部105は連続フル発光1回の温度上昇推定値に0.8乗じて、補正温度上昇推定値とする。設定条件情報における秒間コマ数が6コマであり、発光割合が80%の場合には、その温度上昇推定値は、連続フル発光1回当りの温度上昇推定値×連続フル発光1回の温度上昇割合=〔{(0.6−0.55)/2}+0.55〕×0.8=0.46となる。
さらに、制御部105は、発光部102の検出温度および温度上限値に基づいて連続発光可能な撮影条件(つまり、撮影枚数)を求める。例えば、発光部102の検出温度が25℃であって、発光部102の温度上限値が100℃である場合には、連続発光可能な撮影枚数は、(温度上限値−検出温度)/補正温度上昇推定値=(100−25)/0.46=163枚となる。そして、制御部105は表示部104に連続発光可能な撮影枚数を撮影条件として表示する。
発光部102における温度上昇のばらつきを補正するため、温度検出部103による温度測定(温度検出)は必要に応じて随時行うようにしてもよい。ストロボ101とカメラ110との通信は有線通信ばかりでなく、電波通信、赤外通信、又は磁気通信などの無線通信で行うようにしてもよい。なお、制御部105および撮像制御部114の少なくとも一部はメモリ機能を有するマイクロコンピュータによって構成するようにしてもよい。
図3は、図1に示すストロボで行われる連続発光撮影条件算出処理を説明するためのフローチャートである。
トリガスイッチの半押しなどの撮影を意図するユーザー操作があるか又はタイマー割り込みなどの予め設定された条件となると、制御部105は、温度検出部103によって発光部(発熱部)102の温度を検出する(ステップS102)。そして、制御部105は記憶部106に記憶された温度上限値を参照する(ステップS103)。
続いて、制御部105は記憶部106に記憶された温度上昇推定値(温度上昇推定データ)を参照する(ステップS104)。そして、制御部105は、撮像制御部114からフル発光に対する発光割合および秒間コマ数を示す設定条件情報を受ける(ステップS105)。
次に、制御部105は演算部107によって、前述したようにして連続発光可能な撮影条件を算出する(ステップS106)。そして、制御部105は当該連続発光可能な撮影条件を表示部104に表示して(ステップS107)、連続発光撮影条件算出処理を終了する。
このように、本発明の第1の実施形態では、設定条件情報に応じて連続発光可能な撮影条件をストロボ101に備えられた表示部104に表示する。これによって、ユーザーはストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。なお、図4において、図1に示すストロボおよびカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
ストロボ101は接続部109および116によってカメラ203に接続される。カメラ203は撮像制御部202を備えており、撮像制御部202には記憶部201が内蔵されている。記憶部201には、カメラ203で設定可能な秒間コマ数の上限値(秒間コマ数上限値)が予め記憶されており、撮像制御部202は通信部115および108を介して秒間コマ数上限値を制御部105に送る。そして、制御部105は、秒間コマ数上限値に応じて連続発光可能な撮影条件(例えば、連続発光可能な撮影枚数)を求める。
例えば、秒間コマ数上限値が5コマの場合には、図2によって連続フル発光1回当りの温度上昇推定値は0.55Kである。そして、発光部102の温度が23℃であって発光部102の温度上限値が100℃であるとすると、秒間5コマで連続フル発光を行う場合の連続発光可能な撮影枚数は、(温度上限値―発光部の温度)/発光1回の温度上昇値=(100−23)/0.55=140枚となる。
図5は、図4に示すストロボで行われる連続発光撮影枚数算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図5において、図3に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS104の処理の後、制御部105は撮像制御部202から秒間コマ数上限値を受ける(ステップS201)。そして、制御部105は演算部107によって秒間コマ数上限値を条件として連続発光可能な撮影枚数を求める(ステップS202)。その後、制御部105は、ステップS107において当該連続発光可能な撮影枚数を表示部104に表示する。
このように、本発明の第2の実施形態では、秒間コマ数上限値を考慮して連続発光可能な撮影枚数をストロボ101に備えられた表示部104に表示する。これによって、ユーザーはストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。なお、第3の実施形態によるストロボおよびカメラの構成は図4に示すストロボおよびカメラと同様である。
なお、第3の実施形態のストロボは、動画撮影に用いるために連続点灯(以下、連続照射という)が可能な(つまり、連続点灯可能な)ストロボを前提としている(例えば、LEDストロボ)。
図6は、本発明の第3の実施形態によるストロボで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図6において、図3および図5に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS202の処理の後、制御部105は、後述するようにして、発光部102による連続照射可能な時間(連続照射可能時間)を求める(ステップS301)。そして、制御部105は、ステップS107において当該連続照射可能時間を表示部104に表示する。
図7は、本発明の第3の実施形態によるストロボにおいて記憶部に記憶された連続照射の際の温度上昇推定値の一例を示す図である。
図7に示す例では、所定の時間連続発光した場合(例えば、1秒間連続照射した場合)の温度上昇推定値(連続発光温度上昇推定値又は連続点灯温度推定値)が示されており、ここでは、定格出力で連続照射を1秒間行うと、発光部102の温度が0.3K上昇する。例えば、発光部102の温度が25℃であって、発光部102の温度上限値が100℃であるとすると、(100−25)/0.3=250となり、連続照射可能な時間は250秒となる。
なお、定格出力で照射を行わない場合には、照射強度に応じて温度上昇推定値を補正して連続照射可能な時間が算出される。
このように、本発明の第3の実施形態では、表示部104に連続照射可能な時間を表示するようにしたので、ユーザーはストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。
図8は、本発明の第4の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。なお、図8において、図1および図4に示すストロボおよびカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
ストロボ101は接続部109および116によってカメラ303に接続される。カメラ303は撮像制御部301を備えており、撮像制御部301には記憶部201が内蔵されている。また、図示のカメラ303には表示部302が備えられている。
ここでは、制御部101は、前述のようにして、連続発光可能な撮影条件(撮影枚数)および連続照射可能な時間を求める。そして、制御部101は通信部108および115を介して撮像制御部301に連続発光可能な撮影枚数および連続照射可能な時間を送る。撮像制御部301は、当該連続発光可能な撮影枚数および連続照射可能な時間を表示部302に表示する。
図9は、本発明の第4の実施形態によるストロボおよびカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図9において、図6に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
前述のようにして、制御部101はステップS202およびS301においてそれぞれ連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を求める。そして、制御部101は連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を算出データとして撮像制御部301に送る(ステップS401)。撮像制御部301は、連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を表示部302に表示する。その後、撮像制御部301は連続照射可能時間算出処理を終了する。
このように、本発明の第4の実施形態では、カメラ303に備えられた表示部302に連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を表示するようにしたので、ユーザーはストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。
図10は、本発明の第5の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。なお、図10において、図8に示すストロボおよびカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
ストロボ403は接続部109および116によってカメラ303に接続される。ストロボ403は制御部402を備えており、制御部402には記憶部106および演算部107が備えられている。さらに、ストロボ403には専用スイッチ401が設けられている。
ユーザーが専用スイッチ401を押し下げると、図9で説明したようにして、制御部402は連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を算出する。
このように、本発明の第5の実施形態では、ストロボ403に備えられた専用スイッチ401の操作によって連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間の算出が開始される。よって、ユーザーは容易にストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。なお、第6の実施形態によるストロボおよびカメラの構成は図10に示すストロボおよびカメラの構成と同様である。
図11は、本発明の第6の実施形態によるストロボおよびカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図11において、図9に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS402において連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を表示部302に表示した後、撮像制御部301は連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を参照して、ISO感度、レンズの絞り値、秒間コマ数、および連続照射時間を設定する(ステップS501)。そして、撮像制御部301は連続照射可能時間算出処理を終了する。
このように、本発明の第6の実施形態では、ISO感度、レンズの絞り値、秒間コマ数、および連続照射時間を自動的に設定するようにしたので、ユーザーは煩わしい操作をすることなく容易にストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを設定することができる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第7の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。
図12は、本発明の第7の実施形態によるストロボの一例をカメラとともに示すブロック図である。なお、図12において、図10に示すストロボおよびカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
ストロボ403は接続部109および116によってカメラ503に接続される。カメラ503は撮像制御部502を備えており、撮像制御部502には記憶部201および比較部501が備えられている。
制御部402から連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を受けると、撮像制御部502は比較部501によって操作部112によって設定された設定条件(ユーザー設定条件)がストロボ403の発光可能条件を満たしているか否かを判定する。そして、当該ユーザー設定条件がストロボ403の発光可能条件を満たさないと、後述するように、撮像制御部502は表示部302に警告表示を行うとともに、ユーザーに対してストロボ403で発光可能な条件を提示する。
図13は、図12に示すストロボおよびカメラで行われる撮影条件設定処理を説明するためのフローチャートである。なお、図13において、図11に示すフローチャートのステップと同一のステップについは同一の参照番号を付して説明を省略する。
ステップS402の処理を行った後、撮像制御部502は撮影モードが自動設定(オート)であるか否かを判定する(ステップS601)。撮影モードがオートであると(ステップS601において、YES)、撮像制御部502は、前述のステップS501の処理を行って、撮影条件設定処理を終了する。
一方、撮影モードが手動設定(マニュアルモード)であると(ステップS601において、NO)、撮像制御部502はユーザーが設定部112で設定したユーザー設定条件を確認する(ステップS602)。そして、撮像制御部502はユーザー設定条件がストロボ403において設定可能な条件であるか否かを判定する(ステップS603)。ユーザー設定条件が設定可能な条件であると(ステップS603において、YES)、撮像制御部502は撮影条件設定処理を終了する。
ユーザー設定条件が設定可能な条件でないと(ステップS603において、NO)、撮像制御部502は表示部302に警告を表示するとともに、ユーザーに対して設定可能な条件を表示(報知)する(ステップS604)。そして、ユーザーが表示部302に表示された設定可能な条件から撮影条件を選択すると(ステップS605)、撮像制御部502は当該選択された設定可能な条件に撮影条件を変更して、撮影条件設定処理を終了する。
このように、本発明の第7の実施形態では、ユーザー設定条件が設定可能な条件でないと、ユーザーに対して設定可能な条件を提示する。よって、ユーザーは容易にストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを設定することができる。
[第8の実施形態]
次に、本発明の第8の実施形態によるストロボおよびカメラの一例について説明する。
図14は、本発明の第8の実施形態によるカメラの一例を示すブロック図である。なお、図14において、図12に示すストロボおよびカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付して説明を省略する。
図示のカメラ605には、ストロボが内蔵されている。カメラ605は内蔵発光部601、温度検出部602、および撮像制御部604を有しており、撮像制御部604には記憶部201、比較部501、および演算部603が備えられている。そして、温度検出部602は内蔵発光部601の温度を検出して検出温度して撮像制御部604に送る。演算部603は、記憶部201に記憶された温度上昇推定値および温度上限値を参照して、内蔵発光部601における連続発光可能な撮影条件(撮影枚数)および連続照射可能な時間を求める。
図15は、図14に示すカメラで行われる連続照射可能時間算出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図15において、図11に示すフローチャートのステップと同一のステップについは同一の参照番号を付して説明を省略する。
トリガスイッチの半押しなどの撮影を意図するユーザー操作があるか又はタイマー割り込みなどの予め設定された条件となると、撮像制御部604は、温度検出部602によって内蔵発光部601の温度を検出する(ステップS701)。そして、撮像制御部604は記憶部201に記憶された温度上限値を参照する(ステップS702)。
続いて、撮像制御部604は記憶部201に記憶された温度上昇推定値(温度上昇推定データ)を参照する(ステップS703)。そして、撮像制御部604は、記憶部201に記憶された秒間コマ数上限値を参照する(ステップS704)。撮像制御部604は演算部603によって内蔵発光部601の温度、温度上限値、温度上昇推定値、および秒間コマ数上限値に基づいて連続発光可能な撮影枚数を求める(ステップS705)。
続いて、撮像制御部604は演算部603によって、図6で説明したようにして、内蔵発光部601による連続照射可能な時間(連続照射可能時間)を求める(ステップS706)。そして、撮像制御部604は、ステップS402において連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を表示部302に表示して、連続照射可能時間算出処理を終了する。
なお、図15に示すステップS402の処理の後、図13に示すステップS601〜S605およびS501の処理を行うようにしてもよい。
このように、本発明の第8の実施形態では、カメラ605が内蔵ストロボを備える場合に、カメラ605に備えられた表示部302に連続発光可能撮影枚数および連続照射可能時間を表示するようにしたので、ユーザーは内蔵ストロボの能力に合わせて適切な発光量および発光タイミングを選択することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を発光装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを発光装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 発光装置(ストロボ)
102 発光部
103 温度検出部
104 表示部
105 制御部
110 撮像装置(カメラ)
111 撮像部
112 操作部
113 スイッチ
114 撮像制御部

Claims (12)

  1. 被写体を撮像する撮像装置に接続され、前記被写体を撮像する際に発光部を発光させて前記被写体を照明する発光装置であって、
    前記発光部の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段で検出された前記発光部の温度、前記発光部における温度上昇を示す温度上昇推定値、前記発光部における温度上昇の上限値を示す発光部温度上限値、および前記撮像装置による撮像の際の設定条件に基づいて、前記発光部による連続発光可能な撮影条件を算出する制御手段と、
    を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記制御手段は表示部に前記連続発光可能な撮影条件を表示することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記撮像の際の設定条件は前記撮像装置から前記制御手段に送られることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記撮像の際の設定条件として秒間コマ数の設定値が用いられ、
    前記制御手段は前記連続発光可能な撮影条件として連続発光可能な撮影枚数を求めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記制御手段は、所定の時間連続発光した際の前記発光部の温度上昇を連続発光温度上昇推定値として、当該連続発光温度上昇推定値、および前記温度検出手段で検出された前記発光部の温度に基づいて、前記発光部が連続発光可能な時間を前記連続発光可能な撮影条件として求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記温度上昇推定値は、連続点灯時における単位時間当たりの前記発光部の温度上昇を示す値であり、
    前記制御手段は、前記温度上昇推定値、および前記温度検出手段で検出された前記発光部の温度に基づいて、前記発光部が連続点灯可能な時間を前記連続点灯可能な撮影条件として求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記制御手段は前記連続発光可能な撮影条件又は前記連続点灯可能な撮影条件を前記撮像装置に送り、前記撮像装置において表示部に前記連続発光可能な撮影条件または前記連続点灯可能な撮影条件を表示することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記撮像装置は前記制御手段から送られた前記連続発光可能な撮影条件又は前記連続点灯可能な撮影条件に基づいて前記被写体を撮影する際の撮影条件を設定可能にすることを特徴とする請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記撮像装置は、ユーザーによって設定された撮影条件が前記連続発光可能な撮影条件又は前記連続点灯可能な撮影条件から外れた場合にユーザーに報知を行うことを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記発光装置は前記撮像装置に内蔵されており、前記制御手段は前記撮像装置に備えられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記発光装置に備えられた専用スイッチが操作されると、前記制御手段は前記連続発光可能な撮影条件又は前記連続点灯可能な撮影条件の算出を開始することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の発光装置。
  12. 被写体を撮像する撮像装置に接続され、前記被写体を撮像する際に発光部を発光させて前記被写体を照明する発光装置の制御方法であって、
    温度センサによって前記発光部の温度を検出する温度検出ステップと、
    前記温度検出ステップで得られた前記発光部の温度、前記発光部における温度上昇を示す温度上昇推定値、前記発光部における温度上昇の上限値を示す発光部温度上限値、および前記撮像装置による撮像の際の設定条件に基づいて、前記発光部による連続発光可能な撮影条件を算出する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
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