JP2017133400A - 車両の停止維持装置 - Google Patents

車両の停止維持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017133400A
JP2017133400A JP2016012921A JP2016012921A JP2017133400A JP 2017133400 A JP2017133400 A JP 2017133400A JP 2016012921 A JP2016012921 A JP 2016012921A JP 2016012921 A JP2016012921 A JP 2016012921A JP 2017133400 A JP2017133400 A JP 2017133400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
brake
state
stop
threshold value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016012921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6355071B2 (ja
Inventor
楢原 孝一
Koichi Narahara
孝一 楢原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2016012921A priority Critical patent/JP6355071B2/ja
Publication of JP2017133400A publication Critical patent/JP2017133400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6355071B2 publication Critical patent/JP6355071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】車両の停止状態維持機能と燃費改善機能とを両立可能な車両の停止維持装置を提供する。
【解決手段】アイドルストップ装置2と、DSC装置4と、ブレーキペダル10の踏込操作に応じたブレーキ液圧Pbが閾値t1を超えたときにアイドルストップ装置2を作動させてエンジン7を停止すると共にブレーキ液圧Pbが閾値t3を超えたときにDSC装置4を作動させてホートホールド制御を実行するECU6と、DSC装置4を介したオートホールド制御を許可する許可モードと許可しない禁止モードとを切り替え可能なオートホールドスイッチ60とを有し、ECU6は、DSC装置4を介したオートホールド制御が許可モードのとき、閾値t1に代えて閾値t1よりも低い閾値t2を設定するように構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の停止維持装置に関し、特に車両の停止状態が検出されたときに制動力制御装置を作動させて停止状態を維持可能な車両の停止維持装置に関する。
従来より、車両の制動装置として、ブレーキペダルの踏込操作に応じたブレーキ液圧を液圧ブレーキ機構に供給して車輪を制動可能なフットブレーキ装置と、液圧ブレーキ機構に供給されるブレーキ液圧を加圧する加圧手段を含み且つブレーキペダルの踏込操作と独立して加圧手段を制御して車輪を制動可能な制動力制御装置と、ブレーキペダルの踏込操作と独立して電動アクチュエータで駆動される電動ブレーキ機構を作動させて車輪を制動可能な電動パーキングブレーキ装置とが知られている。
また、車両の停止状態が検出されたとき、アンチロックブレーキシステム(ABS)やダイナミックスタビリティコントロールシステム(DSC)に代表される制動力制御装置を作動させることによって、乗員によるブレーキペダルの踏込操作に伴う負荷を軽減する技術が提案されている。
一方、燃費やエミッションの改善を狙いとして、エンジンの自動停止再始動機構、所謂アイドルストップ機構を備えた車両が知られている。
このような自動停止再始動機構を備えた車両では、走行時、信号待ち等の車両の停止状態が検出されたときには、エンジンへの燃料供給を停止してエンジンを停止させ、アクセルペダルの踏込操作が検出されたときには、エンジンへの燃料供給を開始してエンジンを再始動させるように制御している。
特許文献1の車両制御装置は、ブレーキホールド手段と、複数の始動条件のうちの何れかの条件の成立でエンジンの始動要求を行うエンジン始動手段と、複数の始動条件のうち所定の第1始動条件が成立してもエンジンが始動しない場合にエンジンを強制的に始動させる運転支援手段と、ブレーキホールド手段の作動及び非作動を選択的に切り替え可能なブレーキホールドスタンバイボタンとを備え、ブレーキホールドスタンバイボタンがオン操作されている場合、第1始動条件のうち所定の第2始動条件が成立し且つエンジン始動手段によってエンジンの始動要求が行われないときには運転支援手段を実行しないように構成されている。これにより、乗員の要望に応じてアイドルストップとオートホールドとを協調制御している。
特開2015−113803号公報
一般に、アイドルストップ制御は、車両の停止状態に対応した車速、乗員の発進意思に対応したアクセル開度、乗員の停止意思に対応したブレーキ液圧等に夫々閾値を設定し、これらの閾値と車両の運転状態との比較に基づいて実行可否が判定されている。
特に、アイドルストップ中、乗員によるブレーキペダルの踏力変動及びエンジン再始動時に発生するトルク変動が生じた場合、保持されているブレーキ液圧によっては、乗員が予測することができない車両の飛び出しが懸念されるため、ブレーキ液圧のアイドルストップ実行閾値を高い値に設定し、車両の停止状態維持に必要な制動力を確保している。
それ故、安全性の観点から、運転領域全般に対して限られた作動領域でしかアイドルストップ制御を実行することができず、十分な燃費改善効果を期待することができない。
特許文献1の車両制御装置では、エンジンを強制的に始動させる運転支援手段を実行しないため、アイドルストップ制御とオートホールド制御とを実行可能な車両において、乗員の要望に応じたアイドルストップ制御を実行することができる。
しかし、ブレーキ液圧のアイドルストップ実行閾値についての検討が成されていないことから、アイドルストップ制御を実行可能な作動領域を拡大することは不可能であり、燃費改善効果に関して改善の余地が存在している。
本発明の目的は、アイドルストップとオートホールドとを協調制御することによって停止状態維持機能を確保しつつ燃費改善可能な車両の停止維持装置等を提供することである。
請求項1の車両の停止維持装置は、エンジンの駆動トルクが駆動輪に伝達可能な状態で車両の運転状態に応じてエンジンを自動停止・自動再始動可能な自動停止再始動機構と、ブレーキ液圧を制御して車輪を制動可能で且つブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液圧を保持する制動力制御機構と、前記ブレーキペダルの踏込操作に応じたブレーキ液圧が第1閾値を超えたときに前記自動停止再始動機構を作動させてエンジンを停止する制御手段とを備えた車両の停止維持装置において、前記制動力制御機構の作動を許可する許可モードと許可しない禁止モードとを切り替え可能な切替手段を有し、前記制御手段は、前記制動力制御機構が許可モードのとき、前記第1閾値に代えて第1閾値よりも低い第2閾値を設定することを特徴としている。
この車両の停止維持装置では、制御手段は、制動力制御機構が許可モードのとき、第1閾値に代えて第1閾値よりも低い第2閾値を設定するため、乗員によるブレーキペダルの踏込操作と独立してブレーキ液圧を保持することができ、車両の停止状態維持機能を確保しつつ自動停止再始動機構の作動領域を拡大することができ、燃費改善効果を高くすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、エンジンの駆動トルクが駆動輪に伝達可能なギヤイン状態を検出するギヤイン状態検出手段と、アクセルペダルの踏込操作を検出するアクセルペダル操作検出手段とを有し、前記制御手段は、ギヤイン状態で且つアクセルペダルの踏込操作が検出されたときに前記自動停止再始動機構を介してエンジンを再始動させることを特徴としている。
この構成によれば、エンジン再始動時からの車両の発進特性を高くすることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記エンジンの駆動力の安定状態を判定可能な駆動力状態判定手段を有し、前記制御手段は、駆動力安定状態で且つアクセルペダルの踏込操作が検出されたときに前記制動力制御機構を介して前記ブレーキ液圧を開放することを特徴としている。
この構成によれば、車両の不測の飛び出しを防止することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記制動力制御機構は、ブレーキペダルの踏込操作に応じたブレーキ液圧が前記第2閾値よりも低く設定された第3閾値を超えたときにブレーキ液圧を保持することを特徴としている。
この構成によれば、乗員の発進意思に適合した車両の発進特性を得ることができる。
本発明の車両の停止維持装置によれば、車両の停止状態維持機能と燃費改善機能とを両立させることができる。
実施例1に係る車両の停止維持装置を搭載した車両の概略図である。 停止維持装置のブロック図である。 フットブレーキ装置、DSC装置及びEPB装置の一部を示す模式図である。 アイドルストップ実行閾値及びオートホールド実行閾値を示すマップである。 停止維持制御処理のフローチャートである。 制御解除処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明は、本発明を車両の停止維持装置に適用したものを例示したものであり、本発明、その適用物、或いは、その用途を制限するものではない。
以下、本発明の実施例1について図1〜図6に基づいて説明する。
本発明の車両Vには、停止維持装置1が搭載されている。
図1,図2に示すように、停止維持装置1は、アイドルストップ装置2(自動停止再始動機構)と、フットブレーキ装置3と、DSC(Dynamic Stability Control System)装置4(制動力制御機構)と、EPB(Electric Parking Brake)装置5と、ECU(Electronic Control Unit)6(制御手段)等を備えている。
まず、アイドルストップ装置2について説明する。
アイドルストップ装置2は、エンジン7の駆動トルクが駆動輪に伝達可能な状態で車両Vの運転状態に応じてエンジン7を自動停止再始動可能に構成されている。
図2に示すように、アイドルストップ装置2は、Eng制御部6aと、エンジン7等によって構成されている。
エンジン7は、トルクコンバータ(図示略)を介してクラッチ(図示略)の締結により自動変速機8に駆動力を伝達している。
このエンジン7は、Eng制御部6aからエンジン停止実行指令を受信したとき、燃料噴射を停止し、エンジン再始動実行指令を受信したとき、再始動動作を実行する。
自動変速機8は、各センサからの入力信号を受けて、エンジン7から入力された駆動力を走行状態及び乗員が選択したシフトレンジに応じて所定のトルク及び回転数に変換し、ギアトレイン及び差動装置(何れも図示略)を介して駆動輪に伝達している。
Eng制御部6aは、各センサからの入力信号を受けて、エンジン停止条件が成立したと判定された場合、エンジン7を自動停止(アイドルストップ)させ、エンジン7の自動停止後にエンジン再始動条件が成立したと判定された場合、エンジン7を再始動させる実行信号を出力可能に形成されている。
Eng制御部6aは、エンジン回転速度センサ57からの入力信号を受けて、エンジン再始動時、セルモータ(図示略)によって回転駆動されるクランキング状態と、エンジン7の駆動力がハンチングしている不安定状態を経て駆動力が安定した駆動力安定状態とを夫々判定可能に構成されている。
ここで、クランキング状態は、エンジン7の回転数がセルモータの回転数以下の状態、駆動力不安定状態は、駆動力の上限値と下限値との差が所定の閾値以上の状態、駆動力安定状態は、駆動力の上限値と下限値との差が所定の閾値未満の状態である。
このEng制御部6aは、過去実行されたエンジン再始動からクランキング完了状態及び駆動力安定状態までの夫々の移動平均によって求めた時間をクランキング完了状態判定用時間及び駆動力安定状態判定用時間として予め保有し、エンジン7の再始動時、エンジン再始動からの経過時間によってクランキング完了状態及び駆動力安定状態を夫々判定している。
図1に示すように、シフト装置9は、乗員が操作可能なシフトレバー9aと、下から順に設定されたD,N,R,Pレンジに夫々対応したシフトインジケータと、装置内部に設置されたシフトポジションセンサ61(図2参照)(ギヤイン状態検出手段)等を備えている。シフトポジションセンサ61は、シフトレバー9aの移動に応じてスライドするスライダに設けられた可動センサと、スライダを支持する支持部(図示略)に設けられた固定センサとの相対位置に基づいて、乗員が選択したシフトレンジに対応したシフト位置を検出している。シフトレバー9aが、D,Rレンジに操作されたとき、エンジン7の駆動力(駆動トルク)が駆動輪に伝達可能なギヤイン状態である。
次に、フットブレーキ装置3について説明する。
フットブレーキ装置3は、ブレーキペダル10の踏込操作に応じて加圧されたブレーキ液(以下、ブレーキ液圧Pbという)を前後2対の液圧ブレーキ機構20に供給して前後2対の車輪11を制動可能に構成されている。
図1,図3に示すように、フットブレーキ装置3は、ブレーキペダル10と、マスタシリンダ12と、ブースタ13と、液圧ブレーキ機構20等を備えている。
ブースタ13は、ブレーキペダル10に連動して軸方向に移動可能な可動壁(図示略)を有し、この可動壁によって区画された負圧室と大気室との差圧を利用してブレーキペダル10の踏込み力を倍力している。車輪11に夫々設けられた液圧ブレーキ機構20は、管路27によってマスタシリンダ12に接続され、乗員によるブレーキペダル10の踏込操作に応じて各車輪11に制動力を付与している。
図3に示すように、各液圧ブレーキ機構20は、車輪11に一体回転可能に設けられたロータディスク21と、このロータディスク21に制動力を付与可能なキャリパ22等を備えている。キャリパ22は、ロータディスク21に鞍状に跨って配設されたキャリパ本体23と、このキャリパ本体23の内部にてロータディスク21を挟んでその両側に配設されたアウタ側ブレーキパッド24とインナ側ブレーキパッド25とを備えている。
インナ側ブレーキパッド25の内側には、ロータディスク21の軸心方向に移動可能なピストン26が配設され、このピストン26は、キャリパ本体23に形成されたシリンダ孔23aに摺動可能に嵌挿されている。シリンダ孔23aには管路27が接続されている。
乗員がブレーキペダル10を踏込操作すると、ブレーキ液圧が管路27を流れてシリンダ孔23aに供給され、ピストン26を軸心方向外側に向けて前進させる。
これに伴いインナ側ブレーキパッド25がロータディスク21の内側に押し付けられ、この反力により、キャリパ本体23が内側に移動し、アウタ側ブレーキパッド24がロータディスク21の外側に押し付けられる。以上により、フットブレーキ装置3の制動力を発生させている。
次に、DSC装置4について説明する。
DSC装置4は、ブレーキペダル10の踏込操作と独立して車輪11を制動可能に構成され、DSC制御やABS制御のような姿勢制御機能に加えて、車両Vの停止状態を維持するオートホールド制御を実行可能に構成されている。
また、このDSC装置4は、オートホールド実行条件が成立していると判定されたときにオートホールド制御を開始し、オートホールド解除条件が成立するまで車両Vの停止状態を継続して維持するように形成されている。
図2に示すように、DSC装置4は、DSC制御部6bと、加圧ユニット30(加圧手段)等によって構成されている。
DSC制御部6bは、各センサからの入力信号を受けて、車両Vの旋回時の走行安定性を向上するためにDSC制御を実行する。具体的には、DSC制御部6bは、ヨーレイトセンサ53と、横加速度センサ55と、車輪速センサ56の検出信号に基づき、車両Vの旋回姿勢が所定値以上に崩れたと判定されたとき、加圧ユニット30の作動により各車輪11の制動力を制御し、車体にヨーモーメントを作用させて車両Vの旋回姿勢を目標方向に収束させている。
また、DSC制御部6bは、各センサからの入力信号を受けて、各車輪11のホイールロックを防止するためにABS制御を実行する。具体的には、DSC制御部6bは、車輪速センサ56の検出信号に基づき、各車輪11のスリップ率を算出し、算出したスリップ率が所定の閾値を超えた車輪11を検出したとき、加圧ユニット30の作動を制御して該当する車輪11に作用する制動力を低下させてホイールロックを防止している。
図3に示すように、加圧ユニット30は、液圧ポンプ31と、加圧用バルブ32と、リターン用バルブ33と、管路27内のブレーキ液圧を検出可能なブレーキ液圧センサ34等を備えている。
液圧ポンプ31は、管路27から分岐された第1分岐路27aに配置され、電動モータを駆動源とした電動式ポンプによって構成されている。この液圧ポンプ31は、エンジン運転中はオルタネータから電力供給を受け、エンジン停止中は車載バッテリ(図示略)から電力供給を受け、DSC制御部6bによって制御されている。
加圧用バルブ32は、液圧ポンプ31と管路27の間において第1分岐路27aに配置され、リターン用バルブ33は、管路27から分岐された第2分岐路27bに配置されている。バルブ32,33は、電磁開閉バルブによって構成され、DSC制御部6bにより制御されている。
次に、EPB装置5について説明する。
EPB装置5は、ブレーキペダル10の踏込操作と独立して駆動され、所定の条件が成立したときに車両Vの停止状態を維持するオートパーキング制御を実行するように形成されている。
図2に示すように、EPB装置5は、EPB制御部6cと、電動ブレーキ機構40等によって構成されている。
図3に示すように、電動ブレーキ機構40は、ピストン41と、円環状部材42と、電動モータ43等を備えている。
ピストン41の内端側部分には雄ねじ部41aが形成され、この雄ねじ部41aと円環状部材42の内面部に形成された雌ねじ部42aとが螺合されている。円環状部材42の外面部にはギヤ面部42bが形成され、電動モータ43の駆動軸に一体回転可能に取り付けられたピニオン44と螺合されている。これにより、電動モータ43を駆動することで、円環状部材42が回転駆動され、ピストン41を軸心方向に対して進退移動させている。
次に、ECU6について説明する。
ECU6は、CPU(Central Processing Unit)と、ROMと、RAMと、イン側インタフェースと、アウト側インタフェース等によって構成されている。
ROMには、制動力制御するための種々のプログラムやデータが格納され、RAMには、CPUが一連の処理を行う際に使用される処理領域が設けられている。
ECU6は、エンジン7の自動停止再始動、オートホールド及びオートパーキング可能に構成され、ブレーキペダル10の踏込操作に応じたブレーキ液圧Pbがアイドルストップ実行閾値t1を超えたときにアイドルストップ装置2を作動させてエンジン7を停止させ、オートホールドスイッチ60がオン操作された許可モードのとき、閾値t1に代えて閾値t1よりも低い閾値t2を設定するように形成されている。
図2に示すように、ECU6は、ブレーキランプスイッチ51と、アクセルセンサ52(アクセルペダル操作検出手段)と、ヨーレイトセンサ53と、舵角センサ54と、横加速度センサ55と、車輪速センサ56と、エンジン回転速度センサ57と、勾配センサ58と、パーキングスイッチ59と、オートホールドスイッチ60と、シフトポジションセンサ61と、イグニッションスイッチ62と、ブレーキ液圧センサ34等に電気的に接続されている。
ブレーキランプスイッチ51は、乗員によるブレーキペダル10の踏込操作を検出して検出信号を出力し、アクセルセンサ52は、アクセルペダル14の踏込み量を検出して検出信号を出力する。ヨーレイトセンサ53は、車両Vのヨーレイトに対応した信号を出力し、舵角センサ54は、乗員によるステアリングホイール(図示略)の操舵角に関連する信号を出力する。横加速度センサ55は、車両Vの車幅方向に関連する信号を出力し、車輪速センサ56は、車輪11の回転速度に応じた信号を出力する。
エンジン回転速度センサ57は、エンジンの回転速度(回転数)に応じた信号を出力し、勾配センサ58は、車両Vが停車している路面の傾斜角度に応じた信号を出力し、ブレーキ液圧センサ34は、管路27内のブレーキ液圧に応じた信号を出力する。
シフトポジションセンサ61は、乗員によって選択されたシフトレンジを検出して検出信号を出力し、イグニッションスイッチ62は、イグニッションスイッチのオンオフ状態を検出して検出信号を出力する。
パーキングスイッチ59は、乗員によって切替操作されたときのみH(論理ハイ)レベルの信号が出力され、それ以外のときはL(論理ロー)レベルの信号が出力されるモーメンタリ式切替スイッチによって構成され、オン状態に操作されてEPB装置5が作動された場合、オフ状態に切替操作されるまでオートパーキング制御が実行される。
オートホールドスイッチ60は、乗員によって切替操作されたときのみHレベルの信号が出力され、それ以外のときはLレベルの信号が出力されるモーメンタリ式切替スイッチによって構成されている。オフ状態に操作された禁止モードのとき、乗員がオートホールドスイッチ60をオン状態に切替操作した場合、オートホールド制御の実行を許可する許可モードが設定され、オン状態に操作された許可モードのとき、乗員がオートホールドスイッチ60をオフ状態に切替操作した場合、オートホールド制御の実行を禁止する禁止モードが設定される。
図2に示すように、ECU6は、Eng制御部6aと、DSC制御部6bと、EPB制御部6c等を一体的に備えている。
Eng制御部6aは、ECU6に予め記憶されたマップMに基づいて、オートホールドスイッチ60がオン状態である許可モードとオフ状態である禁止モードとでエンジン停止条件及びエンジン再始動条件を変更するように構成されている。
ここで、マップMについて説明する。
図4に示すように、マップMには、ブレーキペダル10の踏力Fとこの踏力Fに対応したブレーキ液圧Pbとが規定され、アイドルストップ実行閾値t1(第1閾値),t2(第2閾値)及びオートホールド実行閾値t3(第3閾値)が夫々設定されている(t3<t2<t1)。
閾値t3は、乗員による車両Vの停止意思を反映した踏力F3に対応し、閾値t2は、踏力F3の停止意思よりも強い停止意思を反映した踏力F2に対応し、閾値t1は、踏力F2よりも大きい踏力F1に対応するように設定されている。これら踏力F1〜F3は、乗員が意識的に夫々踏み分け可能な踏力値である。
オートホールドスイッチ60がオフ状態である禁止モードのとき、エンジン停止条件はブレーキ液圧Pbが踏力F1に対応する閾値t1を超えることであり、エンジン再始動条件はブレーキペダル10の踏戻操作である。
オートホールドスイッチ60がオン状態である許可モードのとき、エンジン停止条件はブレーキ液圧Pbが踏力F2に対応する閾値t2を超えることであり、エンジン再始動条件はギヤイン状態でアクセルペダル14の踏込操作である。
尚、本実施例では、ブレーキ液圧Pbのみをエンジン停止条件としたが、ブレーキ液圧Pbの他に車速、アクセル開度、バッテリ電圧、シフトレンジ等の判定条件を選択的に加え、全ての条件が成立したとき、エンジン停止を実行させても良い。
DSC制御部6bは、許可モードのとき、ブレーキ液圧Pbが踏力F3に対応する閾値t3を超えたことを条件としてオートホールド制御を実行し、駆動力安定状態で且つアクセルペダル14の踏込操作実行を条件としてオートホールド制御を解除している。
そして、DSC制御部6bは、オートホールド実行時、乗員によるブレーキペダル10の踏力Fに応じたブレーキ液圧Pbを継続的に保持するように加圧ユニット30を制御し、オートホールド解除時、保持されているブレーキ液圧Pbを所定の開放速度で開放するように加圧ユニット30を制御している。
EPB制御部6cは、オートホールド実行時、Pレンジで且つイグニッションスイッチがオフ操作されたことを条件としてオートパーキング制御を実行している。
このEPB制御部6cは、パーキングスイッチ59のオン信号又はオートパーキング制御の実行信号に基づき、電動ブレーキ機構40の車輪制動力を所定の荷重になるように制御している。
次に、図5,図6のフローチャートに基づいて、停止維持制御処理手順について説明する。尚、図5,図6において、Si(i=1,2…)は、各処理のためのステップを示す。
図5のフローチャートに示すように、停止維持制御処理では、まず、S1にて、各センサの検出値や閾値t1〜t3等の情報を読み込み、S2へ移行する。
S2では、フラグf1〜f3が何れも初期値0か否か判定している。
尚、フラグf1は、アイドルストップ制御及びオートホールド制御の実行で1が設定され、フラグf2は、オートホールド制御のみの実行で1が設定され、フラグf3は、アイドルストップ制御のみの実行で1が設定される。
S2の判定の結果、フラグf1〜f3が何れも0の場合、アイドルストップ制御及びオートホールド制御が共に実行されていない状態であるため、S3に移行して、車両Vが停止状態か否か判定する。S2の判定の結果、フラグf1〜f3のうち何れかが1の場合、アイドルストップ制御とオートホールド制御の少なくとも一方の制御が実行されているため、S13に移行し、制御解除処理を実行し、リターンする。
S3の判定の結果、車両Vが停止状態の場合、S4に移行して、ブレーキ液圧Pbが閾値t3を超えているか否か判定する。これにより、乗員による車両Vの停止意思を判定している。S3の判定の結果、車両Vが停止状態ではない場合、リターンする。
S4の判定の結果、ブレーキ液圧Pbが閾値t3を超えている場合、S5に移行して、乗員によってオートホールドスイッチ60がオン操作されたか否かを判定する。
S4の判定の結果、ブレーキ液圧Pbが閾値t3以下の場合、リターンする。
S5の判定の結果、乗員によってオートホールドスイッチ60がオン操作された場合、オートホールド実行条件が成立しているため、S6に移行して、オートホールド制御を実行する。
S7では、ブレーキ液圧Pbが閾値t2を超えているか否か判定する。
S7の判定の結果、ブレーキ液圧Pbが閾値t2を超えている場合、S8に移行して、フラグf1を1に設定した後、エンジン7が停止され(S9)、リターンする。
S7の判定の結果、ブレーキ液圧Pbが閾値t2以下の場合、乗員による強い停止意思を反映した踏力ではないため、フラグf2を1に設定した後(S10)、エンジン7を停止することなく、リターンする。これにより、例えば、右折時、高い発進特性を得ることができる。
S5の判定の結果、乗員によってオートホールドスイッチ60がオン操作されていない場合、S11に移行して、ブレーキ液圧Pbが閾値t1を超えているか否か判定する。
S11の判定の結果、ブレーキ液圧Pbが閾値t1を超えている場合、オートホールド制御が実行されていないため、フラグf3を1に設定した後(S12)、S9に移行してエンジン7を停止する。これにより、禁止モードのアイドルストップであっても、車両Vの不測の飛び出しを回避でき、高い安全性を確保することができる。
図6のフローチャートに基づき、制御解除処理について説明する。
まず、S21にて、ブレーキペダル10が踏戻操作されたか否か判定する。
S21の判定の結果、ブレーキペダル10が踏戻操作された場合、S22に移行し、フラグf3が1に設定されているか否か判定する。
S21の判定の結果、ブレーキペダル10が踏戻操作されていない場合、終了する。
S22の判定の結果、フラグf3が1に設定されている場合、禁止モードのアイドルストップにおけるエンジン7の再始動条件が成立しているため、S23に移行し、エンジン7を再始動させる。
次に、S24に移行し、フラグf3を0に設定し、終了する。
S22の判定の結果、フラグf3が1に設定されていない場合、S25に移行し、アクセルペダル14が踏込操作されたか否か判定する。
S25の判定の結果、アクセルペダル14が踏込操作された場合、S26に移行し、フラグf2が1に設定されているか否か判定する。
S26の判定の結果、フラグf2が1に設定されている場合、オートホールドのみが実行中で且つオートホールド解除条件が成立しているため、フラグf2を0に設定し(S27)、オートホールドを解除した後(S28)、終了する。
S26の判定の結果、フラグf2が1に設定されていない場合、許可モードのアイドルストップ実行中であるため、S29に移行し、Dレンジ又はRレンジが選択されている(ギヤイン状態)か否か判定する。
S29の判定の結果、Dレンジ又はRレンジが選択されている場合、許可モードのアイドルストップにおけるエンジン7の再始動条件が成立しているため、S30に移行し、エンジン7が停止中か否か判定する。
S30の判定の結果、エンジン7が停止中の場合、S31に移行し、エンジン7を再始動させる。
次に、S32にて、駆動力安定状態か否か判定する。
S32の判定の結果、駆動力安定状態の場合、オートホールド解除条件が成立しているため、フラグf1を0に設定し(S33)、S28に移行する。
S30の判定の結果、エンジン7が停止中ではない場合、既にエンジン7を再始動して駆動力安定を待っている状態であるため、S32に移行する。
S25の判定の結果、アクセルペダル14が踏込操作されていない場合、S29の判定の結果、Dレンジ又はRレンジが選択されていない場合、S32の判定の結果、駆動力安定状態ではない場合、終了する。
次に、上記停止維持装置1の作用、効果について説明する。
本停止維持装置1によれば、ECU6は、DSC装置4が許可モードのとき、閾値t1に代えて閾値t1よりも低い閾値t2を設定するため、乗員によるブレーキペダル10の踏込操作と独立してブレーキ液圧Pbを保持することができ、車両Vの停止状態維持機能を確保しつつアイドルストップ装置2のアイドルストップ作動領域を拡大することができ、燃費改善効果を高くすることができる。
エンジン7の駆動トルクが駆動輪に伝達可能なギヤイン状態を検出するシフトポジションセンサ61と、アクセルペダル14の踏込操作を検出するアクセルセンサ52とを有し、ECU6は、ギヤイン状態で且つアクセルペダル14の踏込操作が検出されたときにアイドルストップ装置2を介してエンジン7を再始動させるため、エンジン再始動時からの車両Vの発進特性を高くすることができる。
エンジン7の駆動力の安定状態を判定可能なEng制御部6aを有し、ECU6は、駆動力安定状態で且つアクセルペダル14の踏込操作が検出されたときにDSC装置4を介してブレーキ液圧Pbを開放するため、車両Vの不測の飛び出しを防止することができる。
DSC装置4は、ブレーキペダル10の踏込操作に応じたブレーキ液圧Pbが閾値t2よりも低く設定された閾値t3を超えたときにブレーキ液圧Pbを保持するため、乗員の発進意思に適合した車両Vの発進特性を得ることができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施形態においては、アイドルストップ制御を標準的に実行する車両を例に説明したが、オートホールド制御を許可モードと禁止モードに選択的に切り替えるオートホールドスイッチと同様に、アイドルストップ制御を許可モードと禁止モードに選択的に切り替えるアイドルストップスイッチを設けても良い。
2〕前記実施形態においては、禁止モードにおけるブレーキ液圧Pbのアイドルストップ実行閾値t2を固定値に設定した例を説明したが、少なくとも閾値t1よりも小さい閾値t2であれば良く、乗員のブレーキペダル10の操作状態に応じて変動値としても良い。
例えば、ブレーキペダル10の踏込速度が速い程、閾値t2を大きくなるように設定することで、一層発進特性を高くすることができる。ブレーキペダル10の踏込速度が速い程、閾値t2を小さくなるように設定することで、一層燃費改善を図ることができる。
また、路面の勾配によって、閾値t2を変動値としても良い。
具体的には、前下り停車の場合、勾配が大きい程、閾値t2を大きくなるように設定することで、飛び出しを回避し、安全性を高めることができる。
3〕前記実施形態においては、ECUにDSC制御部とEPB制御部とを一体的に組み込んだ例を説明したが、DSC制御部とEPB制御部とをECUから独立させてDSC装置及びEPB装置を夫々構成しても良い。この場合、夫々の停止モード実行指令は、ECUからDSC制御部とEPB制御部とに夫々出力される。
また、加圧ユニットとDSC制御部とを一体化形成し、第1停止モードの実行指令をECUから加圧ユニットに直接出力することも可能である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
V 車両
1 停止維持装置
2 アイドルストップ装置
4 DSC装置
6 ECU
6a Eng制御部
10 ブレーキペダル
11 車輪
14 アクセルペダル
52 アクセルセンサ
60 オートホールドスイッチ
61 シフトポジションセンサ
Pb ブレーキ液圧
t1〜t3 閾値

Claims (4)

  1. エンジンの駆動トルクが駆動輪に伝達可能な状態で車両の運転状態に応じてエンジンを自動停止・自動再始動可能な自動停止再始動機構と、ブレーキ液圧を制御して車輪を制動可能で且つブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液圧を保持する制動力制御機構と、前記ブレーキペダルの踏込操作に応じたブレーキ液圧が第1閾値を超えたときに前記自動停止再始動機構を作動させてエンジンを停止する制御手段とを備えた車両の停止維持装置において、
    前記制動力制御機構の作動を許可する許可モードと許可しない禁止モードとを切り替え可能な切替手段を有し、
    前記制御手段は、前記制動力制御機構が許可モードのとき、前記第1閾値に代えて第1閾値よりも低い第2閾値を設定することを特徴とする車両の停止維持装置。
  2. エンジンの駆動トルクが駆動輪に伝達可能なギヤイン状態を検出するギヤイン状態検出手段と、
    アクセルペダルの踏込操作を検出するアクセルペダル操作検出手段とを有し、
    前記制御手段は、ギヤイン状態で且つアクセルペダルの踏込操作が検出されたときに前記自動停止再始動機構を介してエンジンを再始動させることを特徴とする請求項1に記載の車両の停止維持装置。
  3. 前記エンジンの駆動力の安定状態を判定可能な駆動力状態判定手段を有し、
    前記制御手段は、駆動力安定状態で且つアクセルペダルの踏込操作が検出されたときに前記制動力制御機構を介して前記ブレーキ液圧を開放することを特徴とする請求項2に記載の車両の停止維持装置。
  4. 前記制動力制御機構は、ブレーキペダルの踏込操作に応じたブレーキ液圧が前記第2閾値よりも低く設定された第3閾値を超えたときにブレーキ液圧を保持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の停止維持装置。
JP2016012921A 2016-01-27 2016-01-27 車両の停止維持装置 Active JP6355071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012921A JP6355071B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 車両の停止維持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016012921A JP6355071B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 車両の停止維持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017133400A true JP2017133400A (ja) 2017-08-03
JP6355071B2 JP6355071B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=59502421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016012921A Active JP6355071B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 車両の停止維持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6355071B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021025464A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 株式会社Subaru 車両

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020175391A1 (ja) * 2019-02-25 2020-09-03 株式会社アドヴィックス ブレーキ制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199444A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Nissan Motor Co Ltd アイドルストップシステムのブレ―キ操作検出方法
JP2015030433A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 日産自動車株式会社 車両用制御装置
JP2017061909A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 三菱自動車工業株式会社 車両の制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199444A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Nissan Motor Co Ltd アイドルストップシステムのブレ―キ操作検出方法
JP2015030433A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 日産自動車株式会社 車両用制御装置
JP2017061909A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 三菱自動車工業株式会社 車両の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021025464A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 株式会社Subaru 車両
JP7328821B2 (ja) 2019-08-06 2023-08-17 株式会社Subaru 車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP6355071B2 (ja) 2018-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7600827B2 (en) Rollback reduction in hybrid or conventional powertrain vehicle via vehicle stability enhancement system (VSES)
US9731722B2 (en) Brake control for stop/start vehicle
JP5278014B2 (ja) 車両の走行制御装置
JP5736705B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
US10017183B2 (en) Method and apparatus for controlling restart of vehicle having ISG-auto hold system
JP6256456B2 (ja) 車両の停止維持装置
JP5776153B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JPWO2014102884A1 (ja) 車両の制御装置
JP6637006B2 (ja) 車両の制御装置
JP6807720B2 (ja) 電動ブレーキ装置
JP6579497B2 (ja) 車両用制動装置
US20170151936A1 (en) Stop maintaining system of vehicle
JP2010120601A (ja) 車両制動制御装置
JP6355071B2 (ja) 車両の停止維持装置
JP6252804B2 (ja) 車両の停止維持装置
JP6366007B2 (ja) 車両の制御装置
JP6355070B2 (ja) 車両の停止維持装置
JP2017149215A (ja) 車両の停止維持装置
JP7383344B2 (ja) 車両用制御装置
JP2017180205A (ja) エンジンの制御装置
JP2018122803A (ja) 電動パーキングブレーキ制御装置
JP6447961B2 (ja) 車両の制御装置
JP6395119B2 (ja) 車両の制御装置
JP2022002913A (ja) ブレーキ制御装置
JP2002337682A (ja) 車両の制動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6355071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180603