JP2017130251A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光ムラを生じることなく長手方向に均一に発光する車両用灯具を提供すること。【解決手段】横断面が円形又は楕円形を成す本体部2Bと該本体部2Bの長手方向端部の入光部2Cを備え、該入光部2Cの端面が入射面2aを構成する導光棒2と、該導光棒2の前記入射面2aに対向配置されたLED(光源)3を含んで構成されたポジションランプ(車両用灯具)1において、前記導光棒2の入射面2aの形状を略矩形とし、前記入光部2Cの横断面形状を入射面2aの形状である略矩形から前記本体部2Bの横断面形状である円形又は楕円形へと連続的に変化させる。【選択図】図5
Description
本発明は、光源から入射する光によって発光する導光棒を備える車両用灯具に関するものである。
車両の左右に配置されるポジションランプ等の車両用灯具の光源として、近年、発光効率が高くて長寿命且つ省電力等の利点を有するLED(発光ダイオード)等の半導体発光素子が使用されつつある。
ところが、LEDは、前記利点を有する反面、指向性の強い光を出射するため、この指向性の強い光を導光棒に入射させ、この光によって導光棒の全体を発光させることが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。ここで、従来の導光棒とその発光原理を図6に基づいて説明する。
即ち、図6は従来の導光棒の部分斜視図であり、図示の導光棒102は、横断面が円形の横方向に長い丸棒状の部材であって、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって構成されている。そして、この導光棒102の長手方向一端は、平坦な円形の入射面102aを構成しており、この入射面102aの近傍には、光源であるLED103がその光出射方向が導光棒102の入射面102aに直交するように配置されている。又、この導光棒102の背面には、鋸歯状の不図示のステップが長手方向に沿って複数形成されており、背面を除く正面側の外周面は出射面102cを構成している。
而して、光源であるLED103に不図示の電源から電流が供給されると該LED103が発光し、その光は、導光棒102の入射面102aから該導光棒102の内部に入射する。そして、導光棒102の内部に入射した光は、導光棒102の内部で全反射しながら長手方向(図6の斜め上方向)に導かれる過程で、導光棒102の背面に形成された複数のステップで反射して図6に示すように出射面102cから正面側に向かって出射するため、導光棒102の全体が発光する。
しかしながら、図6に示す従来の導光棒102においては、横断面形状が長手方向全域に亘って円形を成しているため、入射面102aの近傍の入光部102Cの付近に光が集中する箇所が生じ、出射面102cから出射する光が長手方向に不均一となって発光ムラが発生するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、発光ムラを生じることなく長手方向に均一に発光する車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、横断面が円形又は楕円形を成す本体部と該本体部の長手方向端部の入光部を備え、該入光部の端面が入射面を構成する導光棒と、該導光棒の前記入射面に対向配置された光源を含んで構成された車両用灯具において、前記導光棒の入射面の形状を略矩形とし、前記入光部の横断面形状を入射面の形状である略矩形から前記本体部の横断面形状である円形又は楕円形へと連続的に変化させたことを特徴とする。
本発明によれば、導光棒の入射面の形状を略矩形とし、入光部の横断面形状を入射面の形状である略矩形から本体部の横断面形状である円形又は楕円形へと連続的に変化させたため、光源からの光が導光棒の入射面から入光部に均一に入射し、入光部付近に光が集中する箇所が生じることがない。このため、導光棒の出射面から光が長手方向に均一に出射し、該導光棒の全体が均一に発光して発光ムラが発生することがなく、この導光棒を備える車両用灯具の機能が高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具を備えるコンビネーションヘッドランプの正面図、図2は同車両用灯具の導光棒の部分平面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図、図5は本発明に係る車両用灯具の導光棒の部分斜視図である。
図1に示すコンビネーションヘッドランプ10は、車両の前部左右に配置される灯具であって、その基本構成は左右で同じであるため、以下、左側のコンビネーションヘッドランプ10についてのみ図示及び説明する。
図1に示すコンビネーションヘッドランプ10は、ハウジング11とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ12によって画成された灯室内に、左右方向中央に配置された走行ビーム用ランプ13と、その左右に配置されたすれ違いビーム用ランプ14とターンシグナルランプ15、走行ビーム用ランプ13とすれ違いビーム用ランプ14の下方に横方向に長く配置されたポジションランプ1を収容して構成されている。
ここで、上記ポジションランプ1は、本発明に係る車両用灯具を構成するものであって、横方向に長い丸棒状の導光棒2と、該導光棒2の長手方向一端の近傍に配置された光源であるLED3を含んで構成されている。
上記導光棒2は、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって構成されており、図2に示すように、その長手方向一端部には取付用のフランジ部2Aが形成されている。そして、この導光棒2においては、フランジ部2Aを境としてこれの両側に長さの長い本体部2Bと長さの短い入光部2Cがそれぞれ形成されており、本体部2Bは、図3に示すように円形の横断面形状を有している。尚、本実施の形態では、導光棒2の本体部2Bの横断面形状を円形としたが、楕円形としても良い。
又、導光棒2の長手方向一端に形成された入光部2Cの端面は、図4に示すように略矩形とされており、該入光部2Cの横断面形状は、入射面2aの形状である略矩形から本体部2Bの横断面形状である円形へと連続的に変化している。そして、導光棒2の長手方向一端の入射面2aの近傍には、図2に示すように、光源であるLED3がその光出射方向が導光棒2の入射面2aに直交する方向(図2の左方向)となるように配置されている。
更に、導光棒2の本体部2Bの背面には、図2に示すように、鋸歯(三角プリズム)状の複数のステップ2bが長手方向に沿って形成されており、導光棒2の正面側の外周面は出射面2cとされている。
而して、以上のように構成されたポジションランプ1において、不図示の電源からLED3に電流が供給されて該LED3が発光すると、その光は、導光棒2の入射面2aから入光部2Cへと入射するが、本実施の形態では、導光棒2の入射面2aの形状を図4に示すように略矩形とし、入光部2Cの横断面形状を入射面2aの形状である略矩形から本体部2Bの横断面形状である円形へと連続的に変化させたため、LED3からの光が導光棒2の入射面2aから入光部2Cに均一に入射し、入光部2Cの付近に光が集中する箇所が生じることがない。
そして、導光棒2の入射面2aから入光部2Cへと入射した光は、図5に示すように、本体部2Bへと導かれ、該本体部2Bの内部で全反射しながら長手方向(図5の左上方向)へと進む過程で、該導光棒2の背面に形成された複数のステップ2b(図2参照)によって正面側へと反射し、導光棒2の出射面2cから車両前方に向かって出射する。このため、導光棒2の全体が発光し、この導光棒2を備えるポジションランプ1が点灯して本来の機能を発揮する。
而して、本実施の形態に係るポジションランプ1においては、導光棒2の入射面2aの形状を略矩形とし、入光部2Cの横断面形状を入射面2aの形状である略矩形から本体部2Cの横断面形状である円形へと連続的に変化させたため、前述のようにLED3からの光が導光棒2の入射面2aから入光部2Cに均一に入射し、入光部2Cの付近に光が集中する箇所が生じることがない。このため、図5に示すように、導光棒2の出射面2cから光が長手方向に均一に出射し、該導光棒2の全体が均一に発光して発光ムラが発生することがなく、この導光棒2を備えるポジションランプ1の機能が高められるという効果が得られる。
尚、以上は本発明をポジションランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、導光棒を備える他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ポジションランプ(車両用灯具)
2 導光棒
2A 導光棒のフランジ部
2B 導光棒の本体部
2C 導光棒の入光部
2a 導光棒の入射面
2b 導光棒のステップ
2c 導光棒の出射面
3 LED(光源)
10 コンビネーションヘッドランプ
11 ハウジング
12 アウタレンズ
13 走行ビーム用ランプ
14 すれ違いビーム用ランプ
15 ターンシグナルランプ
2 導光棒
2A 導光棒のフランジ部
2B 導光棒の本体部
2C 導光棒の入光部
2a 導光棒の入射面
2b 導光棒のステップ
2c 導光棒の出射面
3 LED(光源)
10 コンビネーションヘッドランプ
11 ハウジング
12 アウタレンズ
13 走行ビーム用ランプ
14 すれ違いビーム用ランプ
15 ターンシグナルランプ
Claims (1)
- 横断面が円形又は楕円形を成す本体部と該本体部の長手方向端部の入光部を備え、該入光部の端面が入射面を構成する導光棒と、該導光棒の前記入射面に対向配置された光源を含んで構成された車両用灯具において、
前記導光棒の入射面の形状を略矩形とし、前記入光部の横断面形状を入射面の形状である略矩形から前記本体部の横断面形状である円形又は楕円形へと連続的に変化させたことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006747A JP2017130251A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006747A JP2017130251A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017130251A true JP2017130251A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59395708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016006747A Pending JP2017130251A (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017130251A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022202232A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | 日本板硝子株式会社 | 導光体、照明装置、イメージセンサおよび読取装置 |
-
2016
- 2016-01-18 JP JP2016006747A patent/JP2017130251A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022202232A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | 日本板硝子株式会社 | 導光体、照明装置、イメージセンサおよび読取装置 |
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