JP2017126948A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく幾何特性値を補正することのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像読取手段は、シート搬送装置により搬送されるシートの画像を読み取る第1画像読取領域101と、第1画像読取領域101の幅方向の一側に設けられ、シート以外の画像を読み取る第2画像読取領域106とを有し、第2画像読取領域106により、第1画像読取領域101において読み取ったシート画像情報を補正するための基準となる基準マーカ105を読み取るようにする。【選択図】図4

Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に画像読取手段により読み取った画像情報を補正するための構成に関する。
従来、デジタル複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部と、画像読取装置とを備え、画像読取装置によって読み取った画像情報に基づいて画像形成部により、シートに画像を形成するようにしたものがある。この画像読取装置の読み取り方法として、シートである原稿をプラテンガラス上に載置した後、圧板により原稿をプラテンガラスに密着させ、この状態で画像読取手段を走査させることにより原稿画像を読み取る方法がある。
また、画像読取装置として、ADF(Auto Document Feeder)を備えたものがある。この画像読取装置では、プラテンガラスの所定の画像読取位置の下方に画像読取手段を固定すると共に、画像読取位置上を、ADFにより原稿を一定の速度で搬送することにより、原稿画像を読み取ることができる。
従来、ADFでは省スペース化の目的により小型化が図られており、このような小型化ため原稿搬送経路を屈曲させると共に、屈曲した原稿搬送経路上で画像読取手段により原稿画像を読み取るように構成したものがある(特許文献1参照)。また、近年では、読取生産性向上の目的から、ADF内部にも画像読取手段を設けるようにしたものがある。
ところで、ADFを備えた画像読取装置においては、原稿画像を読み取った際、読み取られた原稿画像の先端である画先や、原稿画像の原稿搬送方向と直交する幅方向の一端である左端の位置がズレたり、読み取られた原稿画像が傾斜したりする場合がある。また、読み取られた原稿画像の幅方向である主走査方向の縮尺及び倍率が変動する場合がある。ここで、原稿画像の画先や左端の位置がズレたり、読み取られた原稿画像の傾きや主走査倍率の変動が発生したりすると、シートに画像を形成する際、画像不良が発生する。
このため、従来は、工場出荷時、読み取られた原稿画像の画先や左端の位置のズレ、読み取られた原稿画像の傾き及び主走査倍率の変動量である幾何特性値を予め測定する。そして、この測定データに基づいて読み取られた原稿画像を補正することにより、シートに画像を適切に形成することができるようにしている。
しかし、工場出荷時に幾何特性値を測定した場合でも、画像読取装置は工場からの輸送時の振動や、使用先での温度や湿度による各種構成部品の膨張や収縮の影響を受けるため、幾何特性値が工場出荷時の値から変化してしまう。また、この幾何特性値は、画像読取装置の長期間の使用による摩耗による部品寸法の変化により、工場出荷時の値から変化してしまう。
そこで、従来は、画像読取手段によって基準マーカを読み取ることにより、変化した幾何特性値を補正するようにしたものがある。このような画像読取装置として、少なくとも2つの基準マーカを、画像読取手段の原稿画像読取領域の主走査方向における外側の両側により読み取ることができる位置に設けたものがある(特許文献2参照)。そして、画像読取手段を移動させ、この基準マーカを読み取ることにより、ユーザ先で変化してしまった幾何特性値を補正するようにしている。
特許第4919216号公報 特開2002−354207号公報
しかし、このような従来の画像読取装置においては、基準マーカを設けるためのスペースを原稿画像読取領域の外側の両側に確保する必要がある。また、基準マーカを読み取るためには画像読取手段の主走査方向の長さが長くなるので、画像読取装置が大型化する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく幾何特性値を補正することのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像読取装置において、画像を読み取る画像読取手段と、シートを搬送し、前記画像読取手段がシートの画像を読み取る画像読取位置を通過させるシート搬送装置と、を備え、前記画像読取手段は、前記画像読取位置を通過するシートの画像を読み取るシート搬送方向と直交する幅方向に伸びた第1画像読取領域と、前記第1画像読取領域の幅方向の一方の外側に設けられ、シート以外の画像を読み取る第2画像読取領域とを有し、前記第1画像読取領域において読み取ったシート画像情報を補正するための基準となる基準マーカを設け、前記基準マーカを前記第2画像読取領域により読み取ることを特徴とするものである。
本発明のように、シートの画像を読み取る第1画像読取領域の幅方向の一方の外側に設けられた第2画像読取領域によって基準マーカを読み取ることにより、装置を大型化することなく幾何特性値を補正することができる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の正面図。 上記画像読取装置の斜視図。 上記画像読取装置の構成を説明する断面図。 上記画像読取装置に設けられた基準マーカの位置を説明する図。 上記基準マーカを説明する図。 (a)は上記基準マーカを用いた先端レジスト補正を説明する図、(b)は上記基準マーカを用いた左端レジスト補正を説明する図。 (a)は上記基準マーカの第1の変形例を示した図、(b)は上記基準マーカの第2の変形例を示した図、(c)は上記基準マーカの第3の変形例を示した図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の正面図である。図1に示すように、画像形成装置501は、画像形成装置本体502と、画像形成装置本体502の下部に装着され、シートを積載するための給紙カセット503を備えている。また、画像形成装置501は、画像形成装置本体502の上部に装着され、シートである原稿の画像読取を行う画像読取装置200を備えている。
画像形成装置本体502は、上部に不図示の画像形成部が配置され、その下方に、給紙カセット503に収納されシートを給紙する不図示のシート給送部が配置されている。なお、画像形成部は、周知の電子写真方式によりシートに画像を形成するものであり、レーザ書き込み部、電子写真プロセス部、定着部等を有している。シート給送部は給紙カセット503に載置されたシートを分離給紙するための不図示の給紙ローラ等を備え、画像形成部にシートを給送する。また、画像読取装置200と画像形成装置本体502との間には排紙空間504が設けられており、画像形成部により画像が形成されたシートは、不図示の排紙部により排紙空間504に排出される。
画像読取装置200は、原稿等の読み取り対象の原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして画像形成装置501に入力するものである。この画像読取装置200は、画像読取装置本体200Aと、画像読取装置本体200Aの上部に開閉自在に設けられたシート搬送装置であるADF201を備えている。
このADF201は、複数枚の原稿を分離し、分離した原稿を後述する画像読取位置に搬送するものである。このADF201には、図2に示すように原稿を載置するための原稿トレイ202と、原稿トレイ202に載置された原稿を1枚ずつ分離給紙して搬送するための原稿搬送部203が設けられている。また、ADF201には、原稿搬送部203により搬送され、後述する画像読取手段により画像が読み取られた後の原稿が排出される排紙トレイ204が設けられている。
画像読取装置本体200Aには、図3に示すように上面に透明ガイド部材である第1プラテンガラス311及び第2プラテンガラス317が設けられている。また、画像読取装置本体200Aには、不図示の光を原稿に投射するランプ、反射笠、原稿からの反射光を光電素子まで導き、かつ縮小していく縮小光学系を含んだ本体側画像読取手段である第1画像読取部313が設けられている。この第1画像読取部313は内部に設けられたレール315上を副走査方向316に移動可能に設けられている。
画像読取装置200は、後述するようにADF201によって第1プラテンガラス上の画像読取位置に搬送された原稿画像を第1画像読取部313により読み取る流し読みモードを有している。なお、この流し読みモードの際、第1画像読取部313を第1プラテンガラス311の下方に移動させた状態で原稿画像の読み取りを行う。
また、画像読取装置200は、第2プラテンガラス上に載置された原稿画像を、第1画像読取部313を副走査方向に走査させて読み取る固定読みモードを有している。この固定読みモードの際には、第1画像読取部313を副走査方向316に移動させることにより、第2プラテンガラス上の原稿画像の読み取りを行う。
なお、画像読取装置200には、図3に示すように原稿画像読取動作及びADF201の原稿搬送動作を制御すると共に、後述する基準マーカにより読み取った補正情報に基づき読み取った画像情報を補正する補正手段である制御部400が設けられている。この制御部400は、画像形成装置本体502に設けても良い。
ADF201は、図3に示すように原稿搬送部203により搬送される原稿が通過する搬送通路Rを有している。この搬送通路Rは湾曲形状を有しており、このように搬送通路Rを湾曲させることによりADF201の小型化が可能となる。原稿搬送部203は、原稿トレイ202に載置された複数枚の原稿を分離して搬送通路Rに送り込むピックアップローラ301を備えている。
このピックアップローラ301の下流には、原稿を1枚ずつ分離する分離部を構成する分離ローラ対302が設けられている。さらに、この分離ローラ対302の下流には分離ローラ対302により1枚ずつ分離されて搬送された原稿を搬送する搬送ローラ303と、搬送ローラ303により搬送された原稿の先端を揃えるためのレジストレーションローラ対304が設けられている。そして、分離ローラ対302により分離された1枚の原稿の先端を静止した状態のレジストレーションローラ対304のニップ部に突き当て、原稿にループを生じさせることにより、原稿の先端を揃えるようにしている。
レジストレーションローラ対304の下流には搬送ローラ305と、第1プラテンローラ309が設けられている。この搬送ローラ305は画像読取位置Pの上流に配置され、第1プラテンローラ309は画像読取位置Pを通過する原稿をガイドするため第1プラテンガラス311に対して所定のギャップを開けて対向配置されている。そして、レジストレーションローラ対304により先端が揃えられた原稿は搬送ローラ305により第1プラテンローラ309に搬送された後、第1プラテンローラ309により画像読取位置Pを通過する。このとき原稿の表面(第1面)の画像情報が第1画像読取部313により読み取られる。
本実施の形態において、ADF201には搬送された原稿の表面とは逆の裏面(第2面)の画像を読み取るための他の画像読取手段である第2画像読取部314が設けられている。この第2画像読取部314は搬送通路Rの上方に設けられており、第2画像読取部314よりも搬送通路側には他の透明ガイド部材である第3プラテンガラス312と、第3プラテンガラス312に対向して第2プラテンローラ310が設けられている。
この第2画像読取部314は、画像読取位置Pを通過する原稿をガイドする第3プラテンガラス312の下方を通過する原稿の裏面に不図示の光源から光を照射した後、原稿からの反射光を受光素子で光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力する。このように、本実施の形態において、画像読取装置200は、ADF201により原稿を搬送する場合には、第1画像読取部313と第2画像読取部314によって原稿の表裏の画像を読み取ることができる。
次に、画像読取装置200による流し読みモードにおける原稿画像読み取り動作について説明する。流し読みモードにより原稿画像を読み取る場合には、ピックアップローラ301により最上位の原稿を分離ローラ対302に搬送する。ここで、原稿が複数枚重なって搬送された場合には、分離ローラ対302により、最上位の原稿を他の原稿から分離して搬送する。
1枚に分離された原稿は、搬送ローラ303により、停止した状態のレジストレーションローラ対304に搬送される。そして、このレジストレーションローラ対304によって先端が揃えられた後、搬送ローラ305及び第1プラテンローラ309により、第1画像読取部313よりも搬送通路側に設けられた第1プラテンガラス311上を搬送される。このとき、原稿の表面の画像情報を第1画像読取部313により読み取る。なお、読取動作は搬送ローラ305の上流に配置されている不図示のリードセンサの原稿先端検知をもって開始される。
次に、表面画像の読み取りが終了すると、原稿は、第2リードローラ対306により搬送されて第3プラテンガラス312の下面を通過し、この際、原稿の裏面の画像情報を第2画像読取部314により読み取る。なお、この第2画像読取部130による原稿の裏面画像読み取りが終了すると、原稿は搬送ローラ対307及び排紙ローラ対308により排紙トレイ121上に排紙される。
図4は、第1プラテンガラス311及び第3プラテンガラス312を、第1画像読取部313及び第2画像読取部314側から見た図である。ADF201により原稿搬送方向103に搬送された原稿は、第1画像読取部313によって表面の画像が、第2画像読取部314によって裏面の画像が読み取られる。第1画像読取部313及び第2画像読取部314には、点線で示す主走査方向104に伸びた最大読取可能領域102が存在する。
ここで、第1画像読取部313及び第2画像読取部314は、ADF201によって搬送される全てのサイズの原稿を読取可能でなければならない。このため、最大読取可能領域内に、ADF201によって搬送される原稿のうちの最大サイズの原稿の原稿画像を読み取るための点線で示す主走査方向104における第1画像読取領域101が存在するように設計される。
このように設計した場合、第1画像読取領域101の主走査方向104の一側の外方には、シート搬送方向と直交する主走査方向104において、画像読取は可能だが、搬送された原稿画像の読取には用いられない領域である第2画像読取領域106が存在する。そして、第1画像読取部313及び第2画像読取部314は、この第2画像読取領域106により原稿以外(シート以外)の画像を読み取る。
本実施の形態において、第1プラテンガラス311及び第3プラテンガラス312の、第2画像読取領域106に対応する位置には基準マーカ105が設けられている。この基準マーカ105は、工場出荷時において測定した、読み取られた原稿画像の画先や左端の位置のズレ、傾き等の各種幾何特性値の補正を行うためのものである。この基準マーカ105を第2画像読取領域106により読み取り、得られたデータに基づき工場出荷時における各種幾何特性値の補正を行う。そして、このように各種幾何特性値の補正を行うことにより、第1画像読取領域101において読み取った原稿画像情報(シート画像情報)を補正する。
なお、本実施の形態では、基準マーカ105を原稿搬送方向103に対して左側に配置しているが、基準マーカ105を原稿搬送方向103に対して右側に配置しても構わない。また、本実施の形態では、基準マーカ105を、第1プラテンガラス311及び第3プラテンガラス312に貼り付けている。
次に、この基準マーカ105の構成について説明する。基準マーカ105は、図5に示すように、第1の基準ライン401、第2の基準ライン402及び第3の基準ライン403を有している。第1の基準ライン401は、原稿搬送方向103と平行に引かれた線分である。第2の基準ライン402は、一端が第1の基準ライン401と交差すると共に第1の基準ライン401とのなす角θ1が所定角度(0<θ1<90°)となるように傾斜した線分である。
第3の基準ライン403は第1の基準ライン401と同様に、原稿搬送方向103と平行に引かれた線分であり、第1の基準ライン401と所定距離d離れた位置に設けられている。つまり、第1の基準ライン401と、第1の基準ライン401と所定距離離れた第3の基準ライン403とは平行の関係がある。更に、第3の基準ライン403は、第1の基準ライン401と共に第2の基準ライン402を挟むように設けられると共に、第2の基準ライン402の他端と交差するように設けられている。第3の基準ライン403と第1の基準ライン401が平行であるため、第3の基準ライン403と第2の基準ライン402とのなす角θ2は、第1の基準ライン401と第2の基準ライン402とのなす角θ1と同一角度である。以上より、本実施の形態において、基準マーカ105はアルファベットのZに似た形状となる。
次に、基準マーカ105の原稿搬送方向103における配置に関して説明する。基準マーカ105は第1画像読取部313及び第2画像読取部314の読取ライン409が、第1の基準ライン401、第2の基準ライン402及び第3の基準ライン403と交わるように配置されている。このように配置することにより、第1の基準ライン401、第2の基準ライン402、第3の基準ライン403と読取ライン409との交点の座標を把握することが可能となり、それら座標の値を用いた幾何特性値の補正が可能となる。
次に、基準マーカ105を用いた幾何特性値の補正に関して説明する。本実施の形態において行う幾何補正は、読み取った原稿画像を縮小及び拡大する際の、原稿画像の主走査方向の縮尺及び倍率を補正する主走査倍率補正、読み取った原稿画像の画先の位置を補正する先端レジスト補正である。また、本実施の形態において行う幾何補正は、読み取った原稿画像の左端の位置を補正する左端レジスト補正、読み取った原稿画像の原稿搬送方向103に対する傾きを補正する傾斜補正である。
まず、主走査倍率補正に関して説明する。ここでは、図5に示すように便宜上第1の基準ライン401と第3の基準ライン403との間の距離を基準距離であるdとしており、工場調整時、距離がdとして読み取られた場合を仮定する。ここで、第1の基準ライン401と第3の基準ライン403との間の距離に基づく基準値となる工場調整時の距離dは、画像読取装置200の制御部400の不図示のメモリに保存され、ユーザ使用時に参照することが可能なものである。なお、後述する他の基準値も、同様に制御部400の不図示のメモリに保存される。
ユーザ使用時に、環境変動や耐久等による部品寸法変動の影響により、第1画像読取部313及び第2画像読取部314で読み取った距離がd+Δdであった場合を考える。この場合、基準距離dと読み取った距離d+Δdを比較すると、基準距離dに対してΔdだけ変動している。これは、実際には距離dとして読み取られなければならないものが、部品寸法変動の影響により、距離d+Δdとして読み取られてしまうことを意味している。この状態でADF201によって搬送された原稿画像を読み取ると、原稿画像も実際の幅とは異なった大きさに読み取られてしまう。
それを補正するために、基準距離dと、ユーザ使用時に読み取った距離d+Δdの値を用い、ユーザ使用時に読み取った原稿画像の主走査方向104の距離に対してd/(d+Δd)を乗じて主走査倍率補正を実施する。これにより、部品寸法変動の影響による主走査倍率変動を補正することができる。
次に、読み取った原稿画像の原稿搬送方向103に対する傾斜の補正に関して説明する。ここでは、傾斜の補正を第1の基準ライン401を基準にして行うものとし、便宜上第1の基準ライン401の一端406を基準とし、その座標を(0,0)とする。第1の基準ライン401の他端407の一端406に対する相対座標を(x2,y2)と表現する。ここで、主走査方向104をx軸、原稿搬送方向103をy軸としている。この場合、第1の基準ライン401は原稿搬送方向103に対して平行に引かれているため、他端407の座標は(0,y2)となる。
ここで、本実施の形態では、第1の基準ライン401の長さをa(=y2)、第3の基準ラインの長さをbとしたとき、第1の基準ライン401の長さを第3の基準ラインの長さ以上、即ちa≧bとしている。このように、傾斜補正に用いる第1の基準ライン401の長さに基づく基準値である第1の基準ラインの長さaを長くすることにより、傾斜補正の精度を高めることができる。さらにこの長さaを設計上可能な長さとすることが、傾斜補正の精度を高める上で好ましい。
工場調整時、第1画像読取部313を副走査方向316に移動走査して基準マーカ105を読み取り、この際、一端406の座標を(0,0)、他端407の座標を(0,y2)と読み取った場合を仮定する。そして、ユーザ使用時、基準マーカ105を読み取ったとき、環境変動や耐久などによる部品寸法変動の影響により、読み取った基準マーカ105の一端406の座標が(0,0)、他端407の座標が(x21,y21)であった場合を考える。ここで、一端406の座標も工場調整時に対して変化していることが考えられるが、ここでは第の1基準ライン401の傾きを計算することが目的であるため、他端407に対する基準として、一端406側は常に(0,0)としている。
傾斜補正を行わない場合は、ユーザ使用時にADF201によって搬送された原稿画像を読み取ると傾いた状態で読み取られてしまう。そこで、第1の基準ライン401の工場調整時に対する傾き角度を求める。ここで、第1の基準ライン401の工場調整時に対する傾き角度をφ、ユーザ使用時に測定した他端407の座標を(x21,y21)とすると、tanφ=x21/y21の関係が成立する。したがって、傾き角度φは、その逆関数よりatan(x21/y21)として求められる。そして、このようにして求めた角度φだけ補正を実施することにより、部品寸法変動の影響による傾斜の変動を補正することができる。
なお、この傾斜補正では、第1の基準ライン401の全域を読み取る必要があったため、副走査方向316に移動可能な第1画像読取部313を用いて説明した。一方、第2画像読取部314はADF201に固定されており、移動可能な構成ではない。このため、第2画像読取部314に対して傾斜補正を実施するためには、第3プラテンガラス312を移動可能にするなど、基準マーカ105を第2画像読取部314に対して相対移動可能な構成にする必要がある。
そして、第3プラテンガラス312を移動可能にする構成は、第2画像読取部314のシェーディング補正などの目的により、一般的に知られている技術である。これを用いれば、第2画像読取部314に対しても、前述した傾斜補正と同様な補正が実現可能である。
次に、読み取った原稿画像のシート搬送方向下流端のシート搬送方向の位置ズレを補正する先端レジスト補正に関して説明する。ここでは、図6の(a)に示すように便宜上工場調整時における第1の基準ライン401と読取ライン409との交点408及び第2の基準ライン402と読取ライン409との交点410の間の距離がcであった場合を仮定する。そして、ユーザ使用時に、環境変動や耐久などによる部品寸法変動の影響により、工場調整時における読取ライン409に対してユーザ使用時の読取ライン413が原稿搬送方向103にΔyだけ変化した場合を考える。
ユーザ使用時、第1の基準ライン401と読取ライン413との交点408a及び第2の基準ライン402と読取ライン413との交点410aの幅方向の距離はc+Δcに変化している。つまり、第1の基準ライン401と第2の基準ライン402の幅方向の距離に基づく基準値であるcに比べてΔcだけ変化している。ユーザ使用時にこの画先位置のズレが存在する状態で、ADF201により搬送された原稿を読み取ると、読み取られた原稿画像の画先位置はΔyだけズレて読み取られてしまう。
工場調整時における交点間距離cに対する変動量を表しているΔcと第2の基準ライン402と第1の基準ライン401及び第3の基準ライン403とのなす角θ1,θ2により、画先位置のズレ、つまりΔyの値は、Δc/tanθにより計算する。そして、ユーザ使用時に読み取られた原稿画像の画先位置を、Δc/tanθだけ原稿搬送方向103側にオフセットさせることにより、先端レジスト補正を実施する。これにより、前記部品寸法変動の影響による画先位置の変動を補正することができる。
次に、読み取った原稿画像の幅方向の第1の基準ライン側の端の幅方向の位置ズレを補正する左端レジスト補正に関して説明する。ここでは、図6の(b)に示すように便宜上第1の基準ライン401と読取ライン409との交点408の座標を(x1,y1)とする。ここで、第1の基準ライン401は原稿搬送方向103と平行に引かれているため、x1=0である。そして、ユーザ使用時に、環境変動や耐久などによる部品寸法変動の影響により、交点408のx座標がΔx1だけ変化した場合を考える。ユーザ使用時にこの左端のズレΔx1が存在する状態で、ADF201により搬送された原稿を読み取ると、読み取られた原稿画像の左端位置は上記Δxだけズレて読み取られてしまう。そのため、ユーザ使用時に読み取られた原稿画像の左端位置を、第1の基準ライン401の幅方向の位置に基づく基準値としてのxをΔx1だけオフセットさせることにより、左端レジスト補正を実施する。これにより、前記部品寸法変動の影響による左端位置の変動を補正することができる。
なお、これら幾何特性値の補正を実施するためには、補正を実施する順番が重要となる。このため、本実施の形態においては、最初に傾斜補正を行う。これは、基準マーカ105と第1画像読取部313及び第2画像読取部314との間に部品寸法変動の影響による傾きが存在すると、その傾きの影響により主走査倍率変動補正に用いる距離d+Δdの値を正確に読み取ることができないためである。
次に主走査倍率変動補正を行う。ここで、基準マーカ105を読み取った際、主走査倍率が正しくないと、読み取った基準マーカ105が主走査倍率変動により僅かに大きく又は小さく読み取られる。この場合、先端レジスト補正や左端レジスト補正に用いられる交点408,410等の座標が影響を受けることから、傾斜補正の後、主走査倍率変動補正を行う。この後、先端レジスト補正と左端レジスト補正を行うが、傾斜補正と主走査倍率補正が完了していれば、実施する順番はどちらが先でも構わない。
以上説明したように本実施の形態では、第1画像読取領域101の幅方向の一方の外側に設けられた第2画像読取領域106によって基準マーカ105を読み取ることにより、幾何特性値の補正を行うようにしている。そして、第2画像読取領域106によって1つの基準マーカ105を読み取り、読み取った情報に基づいて幾何特性値の補正を行うことにより、第1画像読取領域101の幅方向の他方の外側の領域を最小限に設計することができる。これにより、第1プラテンガラス311及び第3プラテンガラス312、更に、第1画像読取部313及び第2画像読取部314の主走査方向104の長さを小さく設計することが可能となり、装置の小型化及びそれに伴うコストダウンが可能となる。また、この幾何特性値の補正を所定のタイミング、例えば定期点検時に行うようにすることにより、シートに常に画像を適切に形成することができる。
ところで、これまでは基準マーカ105の形状として、既述した図5に示すように、第1の基準ライン401の長さaが、第3の基準ライン403の長さbより長く、かつ第2の基準ライン402が左下から右上方向に向けて傾いた例を示した。しかし、基準マーカ105の形状は、これに限らない。例えば、図7の(a)に示すように、第1の基準ライン401の長さaを、第3の基準ライン403の長さbより短くしても良い。この場合、第3の基準ライン403が傾斜補正の基準となる。
また、図7の(b)に示すように、第2の基準ライン402が左上から右下方向に向けて傾いていても良い。更に、図7の(c)に示すように、第1の基準ライン401の長さaを第3の基準ライン403の長さbより短くすると共に、第2の基準ライン402が左上から右下方向に向けて傾いていても良い。
また、基準マーカ105は、少なくとも第1の基準ライン401と第2の基準ライン402を有していれば、主走査倍率変動補正以外の補正は可能である。したがって、主走査倍率変動補正を行わない場合には、基準マーカ105は、第3の基準ライン403を有さなくても良い。さらに、第1の基準ライン401と第2の基準ライン402、第2の基準ライン402と第3の基準ライン403は、必ずしも交わる必要もない。
さらに、本発明は、本実施の形態の画像形成装置501に限定されず、ADF201と画像読取装置205を備えたファクシミリ装置やインクジェットプリンタ、複合機等にも適用することができる。また、これまでは第1プラテンガラス及び第3プラテンガラスに基準マーカを配置した例を説明したが、基準マーカは第1画像読取手段及び第2画像読取手段が読み取ることができれば画像読取装置やADFのフレーム等に設けても良い。
101…第1画像読取領域、105…基準マーカ、106…第2画像読取領域、200…画像読取装置、200A…画像読取装置本体、201…ADF(シート搬送装置)、311…第1プラテンガラス(透明ガイド部材)、312…第3プラテンガラス(他の透明ガイド部材)、313…第1画像読取部(本体側画像読取手段)、314…第1画像読取部(他の画像読取手段)、400…制御部(補正手段)、401…第1の基準ライン、402…第2の基準ライン、403…第3の基準ライン、501…画像形成装置、502…画像形成装置本体、P…画像読取位置、R…搬送通路

Claims (14)

  1. 画像を読み取る画像読取手段と、
    シートを搬送し、前記画像読取手段がシートの画像を読み取る画像読取位置を通過させるシート搬送装置と、を備え、
    前記画像読取手段は、前記画像読取位置を通過するシートの画像を読み取るシート搬送方向と直交する幅方向に伸びた第1画像読取領域と、前記第1画像読取領域の幅方向の一方の外側に設けられ、シート以外の画像を読み取る第2画像読取領域とを有し、
    前記第1画像読取領域において読み取ったシート画像情報を補正するための基準となる基準マーカを設け、前記基準マーカを前記第2画像読取領域により読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記基準マーカにより読み取った情報に基づきシート画像情報を補正する補正手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記基準マーカは、シート搬送方向と平行な第1の基準ラインと、前記第1の基準ラインに対して所定角度で傾斜した第2の基準ラインとを有することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記画像読取手段により前記第1の基準ラインの長さを読み取り、
    前記補正手段は、前記画像読取手段により読み取った前記第1の基準ラインの長さを、前記第1の基準ラインの長さに基づく基準値と比較して前記読み取ったシート画像情報のシート搬送方向に対する傾斜を補正することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記画像読取手段により前記第1の基準ラインと前記第2の基準ラインの幅方向の距離を読み取り、
    前記補正手段は、前記画像読取手段により読み取った前記第1の基準ラインと前記第2の基準ラインの幅方向の距離を、前記第1の基準ラインと前記第2の基準ラインの幅方向の距離に基づく基準値と比較して前記読み取ったシート画像情報のシート搬送方向下流端のシート搬送方向の位置ズレを補正することを特徴とする請求項3又は4記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取手段により前記第1の基準ラインの幅方向の位置を読み取り、
    前記補正手段は、前記画像読取手段により読み取った前記第1の基準ラインの幅方向の位置を、前記第1の基準ラインの幅方向の位置に基づく基準値と比較して前記読み取ったシート画像情報の幅方向の位置ズレを補正することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記基準マーカは、前記第1の基準ラインと平行に所定距離離れて、かつ前記第1の基準ラインとの間で前記第2の基準ラインを挟むように設けられた第3の基準ラインを有することを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記第1の基準ラインの長さを前記第3の基準ラインの長さ以上とすることを特徴とする請求項7記載の画像読取装置。
  9. 前記画像読取手段により前記第1の基準ラインと前記第3の基準ラインの幅方向の距離を読み取り、
    前記補正手段は、前記画像読取手段により読み取った前記第1の基準ラインと前記第3の基準ラインの幅方向の距離を、前記第1の基準ラインと前記第3の基準ラインの幅方向の距離に基づく基準値と比較して前記読み取ったシート画像情報を縮小及び拡大する際の縮尺及び倍率を補正することを特徴とする請求項7又は8記載の画像読取装置。
  10. 前記補正手段は、前記シート画像情報のシート搬送方向下流端のシート搬送方向の位置ズレ及び前記幅方向の位置ズレを補正する前に、前記シート画像情報の前記傾斜の補正及び前記縮尺及び倍率の補正の順で前記シート画像情報の補正を行うことを特徴とする請求項9記載の画像読取装置。
  11. 前記画像読取手段は、画像読取装置本体にシート搬送方向に移動可能に設けられた本体側画像読取手段であり、
    前記本体側画像読取手段を移動させて前記基準マーカを読み取ることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記シート搬送装置により搬送されるシートが通過する搬送通路を備え、
    前記画像読取手段よりも搬送通路側に前記画像読取位置を通過するシートをガイドする透明ガイド部材を設け、前記透明ガイド部材に前記基準マーカを設けることを特徴とする請求項11記載の画像読取装置。
  13. 前記画像読取手段は、前記シート搬送装置に設けられ、前記本体側画像読取手段により読み取られるシートの第1面とは逆の第2面の画像を読み取る他の画像読取手段であり、
    前記他の画像読取手段よりも搬送通路側にシート搬送方向に移動可能に配置され、前記画像読取位置を通過するシートをガイドする他の透明ガイド部材を備え、
    前記他の透明ガイド部材に前記基準マーカを設け、前記他の透明ガイド部材を移動させて前記基準マーカを読み取ることを特徴とする請求項12記載の画像読取装置。
  14. シートの画像を読み取る請求項1乃至13の何れか1項に記載の画像読取装置を備え、前記画像読取装置により読み取られた画像情報に基づいて画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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