JP2017123705A - 分電盤監視システム、分電盤およびそれらに設置可能な分電盤監視装置 - Google Patents

分電盤監視システム、分電盤およびそれらに設置可能な分電盤監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電流制限器を有するスマートメータを使用するにあたり、使用者が停電に関する情報を知ることができる等の技術を提供すること。【解決手段】分電盤監視装置は、分電盤の主幹一次側センサの測定値に基づいて、スマートメータの電流制限器の開閉状態を模擬判定する。これにより、スマートメータから情報入力がなくても、使用者に過電流(電気の使い過ぎ)を報知することができる。また、分電盤監視装置は、主幹ブレーカの開閉状態や漏電・過電圧トリップ信号の有無に基づいて、停電の要因を判定してもよい。例えば、スマートメータ側が先に遮断したときは過電流と判定し、分電盤側で遮断を検知したときは負荷側に異常があると判定することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、電力会社の商用系統からの電力がスマートメータを介して分電盤に供給される配電設備に備えられ、特にスマートメータによる開閉動作を監視する分電盤監視システム、その分電盤、およびそれらに設置可能な分電盤監視装置に関する。
従来、住宅等の屋内に設置される分電盤には、負荷機器への過電流や配線設備の漏電を検出して電源を遮断するアンペアブレーカやサービスブレーカ(SB)等の電流制限機能が備えられている。電力の供給を受ける使用者が、電力使用の積算量を調べたり、電気の使い過ぎによる停電を回復するためには、通常、分電盤のところまで行かなければならない。そのような煩雑さを解消するために、例えば居間などに設置されているインターホンを使って電力使用量の積算値や使用料金などの表示や、過電流等に基づく警報を知らせる技術が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年、スマートグリッドを構成する重要な要素であるスマートメータやHEMS(Home Energy Management System)の普及に伴い、これらを用いた様々な新サービスの提供が電力会社により推進されている。そのようなスマートグリッド化による新サービスの提供のひとつに、スマートメータを用いた契約アンペアの容量設定があり、それを実現するためには、屋内の分電盤や配電盤に従来あった電流制限機能(サービスブレーカ等の開閉動作機能)を、スマートメータ側に移し替える必要がある。
特許第3904404号公報
ところで、このような電流制限機能を搭載したスマートメータにおいては、電気の使い過ぎによる過電流を検出すると、分電盤の主幹ブレーカよりも先にその電流制限機能を作動させて電力供給を遮断し、一定時間経過後に電源を再投入するように設定されている。従来であれば、停電が起きても、使用者が負荷機器の電力使用状況を見直して、屋内にある分電盤のブレーカを操作すれば容易に通電させることができた。また、停電の際に漏電ブレーカが落ちていれば、電気工事店に連絡して、漏電個所の修理を依頼する等の適切な対応をとることができた。
しかし、スマートメータ側で自動的に電源が遮断されてしまうと、使用者は停電の理由を把握することができないばかりか、スマートメータ側で所定回数再投入が繰り返された後では手動での再投入操作ができなくなる(これを「再投入停止設定」という。)。一旦、再投入停止が設定されてしまうと、使用者は通電を回復するために、電力会社へ連絡してスマートメータの設定解除を依頼しなければならない。
そこで、本発明は、電流制限機能を搭載するスマートメータを使用するにあたり、使用者が停電に関する情報を知ることができ、また停電時に使用者側で迅速・的確な初期対応をとることができる等の技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤に備えられる分電盤監視システムであって、前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する監視装置を備えた分電盤監視システムである。
上記構成において、前記スマートメータが電力供給を遮断し復電した後に、そのときの遮断情報を外部に報知する報知手段を備えることが好ましい。
また、前記監視装置が、前記分電盤の主幹一次側のセンサで検出された過電流値および過電流が継続した時間に基づいて前記遮断情報を取得するものでもよい。
また、前記監視装置が、前記スマートメータが出力する信号に基づいて前記遮断情報を取得するものでもよい。
また、前記監視装置が、前記分電盤の主幹一次側のセンサで検出された測定値と主幹ブレーカの開閉状態との関係から、停電の要因を判定可能に構成されているものでもよい。
また、停電発生時に前記主幹一次側のセンサで検出された電流値が所定値以下であるとき、前記監視装置は、停電の要因が過電流以外の要因によるものであると判定するものでもよい。
また、前記監視装置は、入力される主幹ブレーカのトリップ信号に基づいて、停電の要因が負荷側の異常にあると判定するものでもよい。
また、本発明は、電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤であって、前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する監視装置を備えた分電盤である。
また、本発明は、電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤に設置可能な分電盤監視装置であって、前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する分電盤監視装置である。
本発明によれば、スマートメータ側で検出した異常により電力供給を遮断した場合でも、電力の使用者側でその停電に関する情報を正確に知ることができる。また、使用者は、報知情報に従って、スマートメータ側で再投入停止設定がされる前に、停電に対する的確な初期対応を迅速にとることができる。
第1の実施形態による分電盤監視システムおよびその周辺のブロック図である。 定格電流比と遮断までの時間との関係であるI−T遮断特性を例示するグラフである。 第2の実施形態による分電盤監視システムおよびその周辺のブロック図である。 第3の実施形態による分電盤監視システムおよびその周辺のブロック図である。 第3の実施形態の分電盤監視装置による停電要因の判定処理を例示するフローチャートである。
本発明の分電盤監視システムは、電流制限機能を搭載したスマートメータを介して商用電力が供給される配電設備(分電盤や配電盤を含む)に搭載されるものであり、所定の条件により作動するスマートメータの開閉動作を直接的にまたは間接的(模擬的)に検出して、停電の要因を判定可能にする分電盤監視装置を備えている。以下、本発明の監視システムの好適な実施形態を、図面を参照しながらいくつか説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による分電盤監視システム10およびその周辺の主要な構成のみを示すブロック図である。
柱上トランスTRから家屋内に引き込まれる引き込み線に接続するスマートメータ60は、通信ユニット61、表示ユニット62、計測ユニット63および電流制限器64(具体的にはサービスブレーカ、「SB」と略称される。)が、それぞれの機能ごとに、例えば四段に組み込まれた構造を有している。
計測ユニット63は、商用系統の供給電力量(買電電力量)を時系列でモニタリングし、その積算値を計測するユニットである。なお、計測ユニット63により検出された1日分または複数日分のモニタリング情報がスマートメータ60のメモリに一時的に蓄積され、定期的にまたはセンターからの指令に応じて、その蓄積された情報を通信ユニット61がセンターに送信可能に構成されている。
電流制限器64は、例えば図2に示すI−T遮断特性に従って、定格(契約アンペア)以上の過電流が所定時間負荷側に供給されたときに電力の供給を遮断するように設定されている。図2によれば、例えば定格電流値に対し300%の過電流の状態が3.5分続くと、その時点で電流制限器64が「開」状態となり、スマートメータ60からの電力供給を遮断する。図2に示すように、電力供給を遮断するまでの時間は、過電流が大きい程、段階的に短くなるように設定されている。
ただし、スマートメータ60は、過電流により電流制限器64を「開」にし電力供給を遮断した場合でも、一定の時間が経過した後に自動的に電流制限器64を「閉」にして、電力を再投入するようにプログラミングされている。通常、電気の使い過ぎなどの簡単に回復可能な理由で停電した場合では、使用者が負荷機器の使用状態を見直して、電流制限器64を手動で操作すれば電源を再投入することができる。しかし、停電の理由が分からず適切な対応ができなかった場合や、或いは使用者が外出中など気付かずにスマートメータ60側で自動再投入が所定回数繰り返された後は、手動での再投入操作ができないように設定される(これを「再投入停止設定」という。)。そうなると使用者は、通電を回復するために、電力会社にスマートメータ60の再投入停止設定を解除する連絡をしなければならない。しかも、使用者は、停電の理由を把握することができず、短絡や漏電等の深刻な原因で停電したにも関わらず電源を再投入してしまう危険性も生じることとなる。
そのため、本発明に係る分電盤監視システム10は、分電盤11に設置可能な分電盤監視装置12を備えており、スマートメータ60側の電流制限器64の開閉動作に関連する遮断情報を、直接的または間接的に取得するように構成されることを特徴とするものである。ここで、分電盤11に「設置可能」とは、分電盤監視装置12が分電盤11内に搭載される場合の他に、分電盤11の外に設置する場合も含むことを意味する。
本発明の第1の実施形態では、分電盤監視装置12が、分電盤11における過電流を模擬判定するように構成される。具体的には、主幹ブレーカ13の一次側センサ14で検出された過電流値および過電流の状態が継続した時間を遮断情報として取得する。
また、分電盤監視装置12は、取得した遮断情報を外部に報知する報知手段を備えている。遮断情報を報知する「外部」とは、分電盤監視システム10以外の例えばHEMSコントローラ70や携帯端末71等が該当する。報知手段は、例えば報知レベルとして、短絡である「警告」または電気の使い過ぎである「注意」などの情報を、HEMSコントローラ70の表示部に表示させることができる。また、使用者が所有するスマートフォンやタブレットPCなどの携帯端末71にメールや専用アプリを使って報知してもよい。
図2に示したように、スマートメータ60側では、過電流が大きい程、遮断するまでの時間が段階的に短くなるように設定されている。この例の場合、分電盤監視装置12は、一次側センサ14から得られる電流値をモニタリングし、例えば定格に対して300%の過電流を検出したとき、スマートメータ60側で電源を遮断する3.5分よりも早い時間(例えば3分)の時点で、HEMSコントローラ70や携帯端末71に、模擬判定した遮断情報(報知レベル[警報、注意]、過電流値[A]、定格電流比[%]、過電流継続時間[秒]等)を報知してもよい。
また、分電盤監視装置12は、一次側センサ14から得られる電流値をモニタリングし、スマートメータ60側で電源を遮断して復電(再投入)した後に、模擬判定した遮断情報を、HEMSコントローラ70や携帯端末71に報知してもよい。
なお、分電盤監視装置12がバッテリを搭載するものであれば、スマートメータ60側で電源を遮断した後であっても、復電する前に停電が起こったことを遮断情報とともに使用者に報知することもできる。
このような第1の実施形態の分電盤監視システム10によれば、スマートメータ60からの情報が得られなくても、分電盤11側のみで過電流等の異常を模擬判定し、電力の使用者等に報知することができる。また、スマートメータ60側で再投入停止が設定される前の段階で、使用者に適切な対応を促すことができる。これにより、使用者は、停電に関する情報を知ることができ、適切な初期対応をとることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態による分電盤監視システム20およびその周辺の主要な構成を示すブロック図である。第2の実施形態による分電盤監視システム20は、第1の実施形態で説明したものと同じスマートメータ60を利用しており、ここではその説明を省略する。
第2の実施形態による分電盤監視システム20は、分電盤11に設置可能な分電盤監視装置22を備えており、分電盤監視装置22が、「Bルート」を介して、スマートメータ60の開閉動作に関連する遮断情報を取得するように構成される。一般に「Bルート」とは、スマートメータ60から、配電設備内(いわゆるローカル)のコントローラ、機器等に情報データを伝送するルートをいう。なお、Bルートでなくても、スマートメータ60の開閉器が出力する接点信号等を分電盤監視装置22が直接入力して、遮断情報を取得する構成であってもよい。
すなわち本実施形態では、スマートメータ60側で過電流を検出し電源を遮断してから一定時間後に復電(再投入)した後に、分電盤監視装置22が、スマートメータ60から出力される信号に基づいてその遮断情報を取得する。分電盤監視装置12は、この遮断情報を解析することにより、停電時の過電流値[A]、定格電流比[%]、過電流継続時間[秒]等の報知情報を、外部のHEMSコントローラ70や携帯端末71(スマートフォン、タブレットPC)等に報知する。
このような第2の実施形態の分電盤監視システム20によれば、スマートメータ60から直接出力される正確な遮断情報に基づいて、停電時の過電流等の内容を使用者に報知することができる。これにより使用者は、停電に関する正確な情報を知ることができ、迅速かつ的確な初期対応をとることができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態による分電盤監視システム30およびその周辺の主要な構成を示すブロック図である。第3の実施形態による分電盤監視システム30は、第1の実施形態で説明したものと同じスマートメータ60を利用しており、ここではその説明を省略する。
第3の実施形態による分電盤監視システム30は、分電盤11に設置可能な分電盤監視装置32を備えており、分電盤監視装置32が、分電盤11の一次側センサ14で得られる測定値(電流値および/または電圧値)と、同じく分電盤11内の主幹ブレーカ13の状態とに基づいて、停電の異常要因を判定可能に構成される。
上述した第1の実施形態のように、分電盤監視装置32は、分電盤11の一次側センサ14の出力(電流値および/または電圧値)をモニタリングすることで、スマートメータ60側の状態を模擬判定することができる。例えば、一次側センサ14で検出された電流値が定格以下であれば、スマートメータ60の電流制限器64は「閉」つまり通電状態であると判定することができる。
また、分電盤監視装置32は、主幹ブレーカ13の開閉状態を、一次側センサ14で検出される電流値および電圧値(つまり供給電力量)から検知することができる。また、分電盤監視装置32は、一次側センサ14および二次側センサ15で検出される測定値に基づいて主幹ブレーカ13の開閉状態を検出してもよい。
更に詳細な停電の要因を判定するために、負荷側の配線設備の漏電や位相バランスの崩れによる過電圧が生じたときに出力されるトリップ信号を、分電盤監視装置32が入力するものでもよい。トリップ信号は、分電盤11に設けられる漏電検出回路や過電圧検出回路から分電盤監視装置32に入力してもよいし、主幹ブレーカ13が漏電検出機能や過電圧検出機能を有するものであれば、主幹ブレーカ13の出力端子から分電盤監視装置32に入力してもよい。また、分電盤監視装置32が漏電検出回路や過電圧検出回路を内蔵するものであれば、主幹ブレーカ13の二次側センサ15で得られる測定値から、負荷側の漏電や過電圧を検出してもよい。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、第3の実施形態の分電盤監視装置32による停電要因の判定処理を更に詳しく説明する。なお、以下の説明で「ON」とは開閉器が「閉」つまり閉回路となる通電状態を意味し、「OFF」とは開閉器が「開」つまり開回路となる遮断状態を意味するものとする。
まず、分電盤監視装置32は、スマートメータ60の電流制限器64が先にOFFし、分電盤11の主幹ブレーカ13がONした状態で停電した場合には(ステップS11:YES)、負荷側の過電流が要因で停電したと判定する(ステップS12)。その場合、分電盤監視装置32の報知手段は、過電流、つまり電気の使い過ぎによる停電が発生したことを使用者に報知する(ステップS13)。これにより、使用者に負荷機器の使用状態を見直しする等の対応を促すことができる。
また、スマートメータ60の電流制限器64がONした状態で、主幹ブレーカ13がOFFして停電した場合には(ステップS14:YES)、分電盤監視装置32は、少なくとも過電流が要因ではなく、負荷側の何らかの配線異常が要因で停電したと判定する(ステップS15)。スマートメータ60の電流制限器64の開閉状態は、一次側センサ14で検出される電流値で模擬判定することができる。例えば、停電時の直前に一次側センサ14で検出された電流値が定格以下であれば、スマートメータ60の電流制限器64がON状態であると判定することができる。
この場合、分電盤監視装置32は、更にトリップ信号の有無により、停電の要因を判定することができる。分電盤監視装置32の報知手段は、分電盤11に漏電または過電圧のトリップ信号が発生していれば、漏電または過電圧の異常であることを使用者に警報する(ステップS16)。これにより、使用者に、電気工事会社へ修理を依頼する等の対応を早急に促し、ブレーカの再投入を控えさせる等、危険を回避することができる。
また、スマートメータ60の電流制限器64と主幹ブレーカ13とが共にONの状態で停電が発生した場合には(ステップS17:YES)、分電盤監視装置32は、系統の異常であると判定する(ステップS18)。この場合、報知手段は、使用者の携帯端末71とともに、HEMSコントローラ70を介して電力会社に停電発生を通知することができる(ステップS19)。
このような第3の実施形態の分電盤監視システム30によれば、停電が発生した時に、スマートメータ60から情報が得られなくても、停電の要因が系統側にあるのか、または負荷側にあるのか、より詳細に判定し使用者等に報知することができる。これにより使用者は、停電に関する正確な情報を知ることができ、迅速かつ的確な初期対応をとることができる。
以上の他、分電盤11側でのスマートメータ60の遮断の判定として、所定時間ごとに一次主幹電流を計測するようにしてもよい。分電盤監視装置は、所定時間ごとに測定した電流値が定格以上である状態が継続していた場合に、過電流により電流制限器64が遮断したと模擬判定することができる。
10、20、30 分電盤監視システム
11 分電盤
12 分電盤監視装置
13 主幹ブレーカ
14 一次側センサ
15 二次側センサ
60 スマートメータ
61 通信ユニット
62 表示ユニット
63 計測ユニット
64 電流制限器
70 HEMSコントローラ
71 携帯端末(スマートフォン、タブレットPC)

Claims (9)

  1. 電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤に備えられる分電盤監視システムであって、
    前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する監視装置を備えた分電盤監視システム。
  2. 前記スマートメータが電力供給を遮断し復電した後に、そのときの遮断情報を外部に報知する報知手段を備える、請求項1に記載の分電盤監視システム。
  3. 前記監視装置が、前記分電盤の主幹一次側のセンサで検出された過電流値および過電流が継続した時間に基づいて前記遮断情報を取得する、請求項1または2に記載の分電盤監視システム。
  4. 前記監視装置が、前記スマートメータが出力する信号に基づいて前記遮断情報を取得する、請求項1または2に記載の分電盤監視システム。
  5. 前記監視装置が、前記分電盤の主幹一次側のセンサで検出された測定値と主幹ブレーカの開閉状態との関係から、停電の要因を判定可能に構成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の分電盤監視システム。
  6. 停電発生時に前記主幹一次側のセンサで検出された電流値が所定値以下のとき、前記監視装置は、停電の要因が過電流以外の要因によるものであると判定する、請求項5に記載の分電盤監視システム。
  7. 前記監視装置は、入力される主幹ブレーカのトリップ信号に基づいて、停電の要因が負荷側の異常にあると判定する、請求項6に記載の分電盤監視システム。
  8. 電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤であって、
    前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する監視装置を備えた分電盤。
  9. 電流制限機能を有するスマートメータを介して商用系統から電力が供給される分電盤に設置可能な分電盤監視装置であって、
    前記スマートメータの開閉動作に関連する遮断情報を取得する分電盤監視装置。
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